...

別紙11−2 中部運転免許センター技能試験コース設置基準

by user

on
Category: Documents
44

views

Report

Comments

Transcript

別紙11−2 中部運転免許センター技能試験コース設置基準
別 紙 11− 2
中部運転免許センター技能試験コース設置基準
中部運転免許センター整備に係る運転免許技能試験場内コースについては、平成14年
5月13日付け警察庁交通局長通達「運転免許技能試験実施基準の制定について」※(警
察庁丙運発第19号)に基づくほか、次の基準によるものとする。なお、前記警察庁交通
局長通達と本書の内容が異なる場合は、本書の内容を優先するものとする。
1
周回コース
①
おおむね長円形で、80㍍以上の距離を直線走行することができる部分を有し幅員
8㍍以上であること。
②
舗装されていること。(舗装の規格は別途記載)
③
周回コースの外側に他のコースが設置されていても差し支えない。
④
周 回 コ ー ス の す み 切 り 半 径 は 5 ㍍ ( 5R ) 以 上 と し さ ら に 1 箇 所 は で き る だ け 1 0
㍍ ( 10R ) 以 上 と す る こ と 。
2
幹線コース
①
おおむね直線で、周回道路と連絡し、幅員7㍍以上であるコースが十字形に交差す
るものであること。
②
舗装されていること。
③
周回コースから交差点までの距離については、試験車両の進路変更が容易にできる
程度の距離を確保していること。
④
3
交 差 点 の す み 切 り 半 径 に つ い て は 3 ㍍ ( 3R ) 以 上 と す る こ と 。
坂道コース
①
2以上の坂道を有すること。
②
幅員は7㍍以上であること。
③
こう配の起点から頂上までの高さは、1.5㍍以上であること。
④
こう配は緩坂路において6.5%から9.0%まで急坂路においては10.0%か
ら12.5%までであること。
⑤
頂上平たん部の長さは4㍍以上であること。
⑥
舗装されていること。
⑦
最低1箇所は、大型貨物自動車(長さ12m、幅2.5m、軸距7.2m程度、
車 両 総 重 量 20t 、 3 軸 ) が 路 面 に 接 触 せ ず に 通 過 で き る こ と 。
4
屈折コース
場所
幅
曲角間の
出入り口部の長 すみ切り
出入り口
縁石の高
長さ
さ
部のすみ
さ
半径
切り半径
記号
A
B
C
D
E
5㍍
20㍍
6㍍以上
2.5㍍
3㍍
大コース
4.5㍍
15㍍
6㍍以上
1.5㍍
3㍍
中コース
3.5㍍
12㍍
4㍍以上
1㍍
2㍍
小コース
2㍍
10㍍
3㍍以上
1㍍
1㍍
特大コース
※舗装されていること。
- 1 -
F
10㌢
B
A
D
縁石部
A
E
F
D
E
B
(1) す み 切 り 半 径 と は 、 曲 角 部 の 内 側 を 円 形 に 切 っ た 場 合 の そ の 円 半 径 を い う 。
(2) 自 動 二 輪 車 の 立 体 障 害 物 ( ロ ー ド コ ン 小 ) を コ ー ス の 内 側 に 接 し て 1 ㍍ 間 隔
に24個設けているものであること。(大コース及び中コースを除く。)
(3) 立 体 障 害 物 ( ロ ー ド コ ン 小 ) は 0 . 4 5 ㍍ の 円 す い 形 の も の で あ る こ と 。
(4) 舗 装 さ れ て い る こ と 。
【立体障害物の設置基準】
特大コース、大コース及び中コース
立体障害物
(m)
A
A
B
特大コース 1.80 5.0以上
B
大コース
0.75 5.0以上
中コース
0.25 4.0以上
小コース
0.00
A
B
立体障害物
小コース
- 2 -
5
曲線コース
出入り口
場所
幅
記号
半径
弧の長さ
A
B
特 大 コース
5㍍
12.25 ㍍
大コース
4㍍
10㍍
中コース
3.5㍍
7.5㍍
小コース
2㍍
5.5㍍
部のすみ
縁石の
切り半径
高さ
D
E
C
3㍍
円周の3/8
3㍍
2㍍
10㌢
1㍍
※舗装されていること。
D
A
C
D
B
縁石部
B
E
A
C
6
縦列駐車コース
A
B
C
D(障害物長さ)
超特大コース
3.0㍍
16.5㍍
12㍍以上
3.0㍍以上
特大コース
3.0㍍
15.0㍍
11㍍以上
3.0㍍以上
大コース
3.0㍍
13.0㍍
10㍍以上
3.0㍍以上
中コース
2.2㍍
7.5㍍
5㍍以上
2.0㍍以上
E
10㌢
※舗装されていること。
※Bについては後方の障害物の移動でも可
縁石部
障害物の移動
でも可
D
C
E
A
B
A
(1)
障害物をポールとした場合のポール間の距離は0.3㍍以下とする。
(2)
障害物の高さは、運転者が視認できる高さとする。
- 3 -
7
方向変換コース
出入口部
場
所
幅
幅
奥行
の長さ
すみ切り
出入口部
縁石の
半径
のすみ切
高さ
り半径
記号
特 大 コース
A
A’
B
C
D
E
6 (5 )㍍
5㍍
10㍍
10㍍以上
2.5㍍
3㍍
5㍍
5㍍
8㍍
8㍍以上
1.5㍍
3㍍
5㍍
5㍍以上
1㍍
2㍍
大 コース
中 コース
3.5㍍ 3.5㍍
F
10㌢
特大コースには、幅5mの位置に白線を引く(大型二種用)
C
B
D
縁石部
A’
D
A
E
F
C
E
(1)
すみ切り半径とは、曲角部を円形に切った場合の、その円の半径をいう。
(2)
図の上側及び下側のいずれの出入口部からも進入することができるものであるこ
と。ただし、上側の出入口部からだけ進入することができるコースと下側の出入口部
からだけ進入することができるコースの双方を設けることにより、これに代えること
ができる。
(3)
舗装されていること。
【立体障害物の設置基準】
すみ切りの起点
(m)
A
C
A
C
A
B
B
C
特大コース
0.5
1.0
5.0
大コース
0.5
1.0
5.0
中コース
0.25
0.5∼0.8
3.0
注1
障害物をポールとした場合のポール間の距離は
0.3㍍以下とする。
注2
障害物の高さは、運転者が視認できる高さとす
る。
- 4 -
8
直線狭路コース(二輪車専用)
区
分
寸
法
幅
A
0.3㍍以上0.4㍍以下
高さ
B
0.03㍍以上0.05㍍以下
平たん部の長さ
傾斜部の長さ
C
13㍍以上15㍍以下
D
0.3㍍以上0.4㍍以下
A
B
正面図
C
側面図
9
連続進路転換コース
区
分
寸
法
入口・出口の幅
A
2.0㍍以上3.0㍍以下
立体障害物の間隔
B
4.0㍍以上6.0㍍以下
全体の長さ
C
26.0㍍以上28.0㍍以下
C
B
(1)
B
B
B
B
B
障 害 物 は 、 ロ ー ド ・ コ ン 大 ( 高 さ 概 ね 0.70 メ ー ト ル で 底 辺 の 一 辺 が 概 ね 0.37 メ ー ト ル
の も の を い う 。 以 下 同 じ 。 ) 又 は ロ ー ド ・ コ ン 小 ( 高 さ 概 ね 0.45 メ ー ト ル で 底 辺 の 一 辺
が 概 ね 0.27 メ ー ト ル の も の を い う 。 以 下 同 じ 。 ) と し 、 図 の よ う に 中 心 線 上 に ロ ー ド ・
コン大を5本、その他にロード・コン小を設置する。
(2)
進入方向は、左右いずれでもよいが、図示のとおり入口及び出口には中心線を挟み
2メートルの間隔でロード・コン小を設置する。
(3)
試験車にバンパー(セーフティー・パイプ)が装備されていない場合の障害物間の
距 離 は 、 図 の 障 害 物 の 間 隔 か ら 0.5 メ ー ト ル 減 じ て 4.0 メ ー ト ル と す る が 、 入 口 か ら 最 初
の ロ ー ド ・ コ ン 大 ま で 及 び 最 後 の ロ ー ド ・ コ ン 大 ま で の 距 離 を 5.5 メ ー ト ル と し 、 全 長
は同じとする。
- 5 -
(4)
中 心 線 の 設 定 位 置 は 、 縁 石 等 か ら 概 ね 2.0 メ ー ト ル 以 上 に 設 け る こ と 。
(5)
舗装されていること。
10
波状路コース
1.3m
9.5m
1.3m
1.0m
1.3m
1.15m
1.0m
1.3m
1.15m
平面図
突起部の断面図
0.06m
45°
0.05m
0.01m
0.14m
注
コースの側端は、白色の線又は金属製の枠により表示されているものであること。
11
指定速度からの急停止コース
急停止区間
0.15m
0.25m
8.0m
急停止限界線
急制動開始線
(1)
11.0m 14.0m
急停止区間は、それぞれの指定速度について、路面の乾燥時又は湿潤時ごとに次の
表のとおりとする。
区分
指定速度
急 停 止 区 間 ( メートル )
(キロメートル毎時)
乾燥時
湿潤時
大型二輪
40
11
14
普通二輪
40
11
14
小型二輪
30
8
11
(2)
急制動開始線は、ロード・コン大とする。
(3)
急停止限界線の表示は図示のとおりとする。
(4)
舗装されていること。
- 6 -
12
鋭角コース
C
D
B
D
A
A
幅
切取線の長さ
角度
奥行
A
B
C
D
5㍍
1㍍
60度
11㍍以上
3.5㍍
0.1㍍
60度
5㍍以上
特 大 (大 型 二 種 )
中 (普 通 二 種 )
(1)
切取線の長さとは、コースの内側の曲角部を直線に切った時に生じる切取線の長さ
をいう。
(2)
コースの外側の曲角部については、コースの内側の切取線と平行に切り取ることが
できるが、切取線の長さは、大型第二種免許については、2.5メートル、普通第二種
免許については、1.8メートル以内とする。
13
小道路への進入(車両誘導)
免許の種類
新大型用
中型用
A
B
C
3㍍
6㍍
12㍍以上
2.7㍍
6㍍
8㍍以上
12㍍
8㍍
D
C
E
D
B
D
A
※・路面にラインを引く。
・進入方向は、右左折の二方向とする。
・右左折別々に設置も可能
- 7 -
E
2㍍
1.5㍍
【参考】
平成14年5月13日付け警察庁交通局長通達「運転免許技能試験実施基準の制定につ
いて」(警察庁丙運発第19号)は、
警察庁ホームページ
http://www.pdc.npa.go.jp/pub_docs/notification/index.htm
にて公表しています。
- 8 -
Fly UP