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7.しゃっこい水だから、 安全装備は気にかけれ!
ダウンザテッシ大会装備品 第一種安全装備(必須) 船艇検査で確認し、整備無き場合は失格です。 1. 浮力袋 2. レスキューロープ(船に 1 つ以上) 3. ホイッスル (各クルーに 1 つ) 4. ペインターロープ (前・後に装備) 5. ライフジャケット (各クルーに1つ) 6. パドル 7. 帽子 8. 天候・気温・水温に適したウェアリング 第2種安全装備(推奨) 艇長が装備すべきもの 1. ロープカッター用ナイフ 2. ベイラーまたは水抜きスポンジ 第3種安全装備(推奨) 有るとより安全なもの 1. ヘルメット 2. 手袋 3. ニーパッド 4. スカート(カヤックの場合) 5. カヌー用シューズ 第 4 種安全装備(推奨) あると快適なもの 1. 防水バック 2. 防雨・防寒対策 禁止装備 以下の物は特性上危険を伴うものです。 カヌーイング中は禁止です。 1. 長靴 2. ウエダー 3. ジーンズ 4. つり用のライフジャケット (成人用で 7 キロ以上の浮力のないものや、 ガスで膨らませるものは危険とみなします) 5. カモフラージュまたは認識しづらい色 装備品の解説 装備はご自分や家族・仲間の命を守るものです。 必ず全ての装備は記名、PFDは裏面に血液型・緊急連絡場所などを記載 第一種安全装備 必須 ないと参加できないもの フローテーションバック(エアーバック・浮力袋・市販のもの) オープンカヌー(カヤックで開口部が多いなどオープンな場合も)必要 装備されてい無い舟艇については、失格となりツアーに参加できません。 その際は参加者の不注意ということで、参加規程にあるとおり「参加費の返 金」はしません。 浮力袋がない方は、カヌーの基礎的常識に欠け、他の参加者に甚大な危 険を及ぼすということで、今後についても当大会参加はお断りいたします。。 市販の浮力袋の代わりにタイヤチューブを付けることがないようにお願いい たします。 カナディアンカヌーの場合、すべての浮力袋は船体底部に固定ベルトととも に浮きかがらないようにしてください。 (レーシングアイなどを利用して固定すること。固定の無いものは不備という ことで失格です。沈脱時浮力袋が流れて機能しなかったり人体に巻きつく窒 息や事故の原因になります。) スローロープ(レスキューロープ) 15メートルから25メートルの体にあった取り扱いしやすく、実際に本人が投 げ操作できるものを装着してください。水を吸った場合は重くなるのを考慮し てください。 船に縛り付けている方が見受けられますが、船体に付けておいては意味が ありません、必要なときにとっさに利用できないので、腰につけるなど携行 の方法を工夫してください。 ホイッスル(警笛) 必ず参加者は各自1個ずつお持ち下さい。 すぐに取り出しやすいところに取り付けて下さい。 大音量で水が入っても機能するものでなければ失格です。 大会時は警笛での指示も多くあります、パートナーとともに緊急時のシグナ ルを確認しておいてください。 ペインターロープ 沈して再上艇する場合やレスキュー時に必要になり、カヌーの流出を防ぐ 装備になります。(沈脱した場合泳ぎながら自艇を自分で引いて安全に上 陸出来るところにカヌーを運ぶためのロープ)。 カヌーの前後に牽引用ロープをつけてください。3 メートルが目安 浮くものでなければ失格です。(レスキューロープと同じ素材の浮き視認性 が高く、牽引する場合に手を傷めないもの) 漕艇中は水中に垂らしたり、落ちないように船に装備してください。 ライフジャケット 必ずカヌー用に製作されていて、成人の場合 7 キロ以上(自分の体重の10 分の1または頭の重さ程度以上)浮力があること。 使用目的・浮力が内側や購入時のタグに明確に記されているもの 体に合ったサイズで、流水での沈脱時も体から抜ける事がない実証実験を したもの。視認性の高いカラー 低学年の子供用ライフジャケット 低学年の子供が参加する場合は落水時にジャケットが抜けないようにまた ベルトついてさらに意識を失ったときでも呼吸できるように後部にピローが ついて頭を起こす機能があるものでさらにどんな天候や状況でも視認性が 高い物でなければならない 同乗する場合の犬の装備 乗艇に慣れた犬でなければ参加資格は無い。 陸上で連れ歩く場合においても必ず申し込み時に登録すること 犬が大会期間中に、水辺に出ることがある場合は犬用のサイズにあったジ ャケットを着用させなければならない。 水上ではロープなどでつなぐことはしてはならない。 陸上では他の迷惑にならないように食事中などの集団を避け、必ずリード などでつながなければならない。 特に本部テントや暖房用のテント内に入れないこと。 他の参加者に嫌悪感を与えたり、危害を加えたり、大会に危険を及ぼ すと判断した場合は、飼い主およびそのチームはその時点で失格とす る パドル 流出防止のため船体や人体に紐などで繋いではいけない。 (紐をつけることで体に巻きつくなど事故を誘発する。過去大会では転覆し たカヌーに張り付き絡んだ紐で船体を引き起こせない事例もあった) 簡単に帽子でUV防止と雨対策 炎天下の熱中症防止及・怪我・雨・紫外線から身を守ります。 雨で髪の毛が濡れると体力も体温をも必要以上に奪われます。 水に落ちなくても低体温になる危険性をはらんでいます。 しっかり頭の雨対策も立てましょう。 さえぎるものがひとつも無い川の上、熱中症などを予防できるばかりか、紫 外線からの傷害をも抑えます。水の反射で尋常では無い量。しっかりUV対 策を立てましょう。 天候・水温・気温に合わせたウェアリング 木綿など水を含み低体温を誘発したり、重くなる素材では危険です。 速乾性や揮水性の高い衣類を着てください。夏場でも時には保温性や天候 の変化に適した防寒防水素材も必要です。 また炎天下は露出部分は極度の熱傷のような日焼けが起こります、長袖な どUVケアを徹底して下さい。 あまりの明るさにホワイトアウトにならないように、サングラスも大事です。 ファッション性の高いものより沈脱時にも見つけやすい「安全色」にも留意く ださい 第2種安全装備艇長が装備すべきもの(推奨) ロープカッター用ナイフ レスキューロープやペインターロープを使用する場合は水中で体に巻きつく などの事故が想定されます。事故を未然に防ぐためにロープカッターやナイ フを装備することが大事です。 ナイフは必要以上に大きいものを持ち歩いたり、目立させたり仕舞いこんだ り、安全を常に心がけてくれぐれも危険な使い方をしないで下さい。 ロープカッターやカヌー専用のナイフをできるだけ装備してください。 ベーラー(あかくみ)またはスポンジ・ヒルジポンプ 明治時代大英帝国海軍に習って海軍を創設した時代に船にたまった水(ア クア)を汲む事から「アカクミ」の語源となる。 沈脱ばかりではなくパドルから滴る水や、通常の波ですぐに船の中は水び だし。水を簡単に排出することで船の安定性が増しスピードも出、体力消耗 も少なくなる。 市販の物もあるが洗車用のスポンジやシリコンバケツや百均の柔らかな素 材のバケツなど、水を汲めるものを一つ用意するだけで大変機能的。カナ ディアンカヌーには必須な道具。 第3種安全装備(推奨)有るとより安全なもの ヘルメット テッシや岩盤地帯も多く、沈脱時やカヌーイング中の事故防止のため ヘルメットを装備しましょう。 なお土木用ヘルメットは不可。内装のパッド類はスポンジなど沈脱時に 水を吸うものは物もありますので気をつけて選んでください。 手袋 長時間のパドリングで手にはまめが出来、それが裂けるのも当たり前なハ ードな行程。手袋自体も破けるくらい漕ぐ漕ぐの連続! カヌー用に手袋はぜひとも必要。カヌー専用の物はともか、く最近ではホー ムセンターで撥水や防水、ウエッと素材なども安価なものが手に入ります ニーパット カナディンカヌーイストにはニーパッドが膝の故障を防いでくれる。 船底に膝立ちしても滑らない素材がグッド! スカート カヤックはスカートなしでは、波の中で大量に水を船体に入れることも多く沈 脱を招きやすい。また風の巻き込みも多く漕艇に抵抗がかかりやすき船体 内側に受けた風で沈しやすくなる。 一般に初心者は沈した場合、離脱しづらいと考え、使用しない方が多いが、 長距離ツーリングでは船底にたまる水を防ぐため必要不可欠なアイテムで ある。 多数乗艇する船の場合でオプション販売ないものも自作できればすごく役 に立つのだが。 カヌー用シューズ 川旅を楽しくするのも辛くするのも足の故障・疲労です。 水抜けがいい物、場合によっては保温性の高いもの。 水の中より川岸での転倒事故や怪我が一番多いので滑らないことが大事。 泥でも苔のついた石の上でもどんなところでも滑らないそれがカヌーの靴の 命題 第 4 種安全装備(推奨)あると快適なもの 防水バック 旅行保険に参加者全員加入しますが、水辺に立つ者は、いつでも落水など 事故を想定して活動するべきです。 水濡れに弱い道具を使用する場合は、未然に防止できるように防水バック を用意するのはカヌーをする者の常識です 防雨・防寒対策(気温・気候に適したカヌーウェアリング) 長時間低温や降雨にさらされる場合と、紫外線の多い炎天下にさらされる 常にまったく相反する場合を考え漕艇するのが天塩川です。 機能的な濡れても体温を奪わないものまた、灼熱でも熱中症対策の出来る 2 通りの装備が必要になります。 ウエット・ドライ・ロング・ショートさまざまないつでも水の落ちても安全なウェ アリングを心がけてください。 もし良い素材の物をお持ちで無いなら、沈脱を漕艇し防水バックに着替えは 必需品です。機能的な濡れて大丈夫なカヌー用衣料が基本です。 夜間の防寒対策 夏とはいえ、北に流れる川は、普段の夜でも秋のように冷える。 もし雨の夜ならまるで初冬の寒さ、吐く息も白く変わる。必ず重ね着できるよ うに荷物の中には薄いフリースのほか、マウンテンパーカーなどジャケット 類を入れておくことが肝心です。 翌日に風邪で棄権しないように寒さ対策しましょう。 禁止装備 以下の物は特性上カヌー時使用は禁止です。 以上のことから大会時この装備でカヌーに乗ると失格です。 ウエダー(胴つき長靴) 沈した場合は靴の中に浸水し泳ぐことも水からあがることも出来なくなりま す。レスキューも危険なため不可能になります。 これをはいて参加することは即失格です。 長靴は陸の上だけにして下さい 長靴でカヌーに乗るのはもうやめましょう。 川では突然の沈脱を考えていつでも泳げる事靴が大切。 長靴に水が入ると体は思ったより沈み、事故の元です。 長靴も流失し最後の数 10 キロは裸足のままなんて怪我の元です。 一部「田植え靴」のような水の入らない長くつは問題ありません。 ジーパンは危険 ジーンズは濡れると重くない沈脱時は泳げなくなり、深みに引きこまれま す。着用してカヌーに乗ることは命にかかわります。 Tシャツも綿の物は濡れると重くなるばかりか水分蒸発時に 気化熱で低体 温を起こします。化繊の水にぬれても速乾性があり体温を奪わないものに してください。 つり用のジャケットは不可 成人で 7 キロ以上の浮力のないジャケットは危険です。 またガス注入式で膨らむジャケットは、流出時に川の障害物から体を守る 機能がないため危険です。 釣り用の落水事故から守る簡易なオレンジ色の非常に安価なものはカヌー 用と認められないばかりか浮力に疑問があり、水中で泳ぐことが出来ない ため着用を認めません。 必ずカヌー用で浮力があり動きやすいものしてください カモフラージュまたは認識しづらい色 自然の中で着用者の位置を特定できない模様やカラー(色)では沈脱時や 事故時に危険であります。 姿が確認できず捜索もできないので着用は控えてください。 ※カヌー使用を特定して作成され、危険回避のために泳げるなどセルフレ スキュー機能を有し、濁った水中でも視認性の高いものを使用すること