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連結 - 三菱UFJフィナンシャル・グループ
平成17年3月期 決算短信(連結) 平成 17 年 5 月 25 日 上場会社名 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グル-プ コード番号 8306 (URL http://www.mtfg.co.jp ) 代 表 者 取 締 役 社 長 畔 柳 信 雄 問合せ先責任者 財務政策部 主計室長 山 口 勝 美 決算取締役会開催日 平成 17 年 5 月 25 日 米国会計基準採用の有無 無 上場取引所 本社所在都道府県 東・大 東京都 TEL (03) 3240 - 8153 特定取引勘定の設置の有無 有 1.17年3月期の連結業績(平成16年4月1日~平成17年3月31日) (1)連結経営成績 (記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。) 経常収益 経常利益 % 百万円 2,628,509 2,555,183 17 年 3 月 期 16 年 3 月 期 当期純利益 百万円 593,291 578,371 ( 2.9 ) ( △ 7.8 ) % ( ( 2.6 百万円 338,416 560,815 ) ) % ( △ 39.7 ) ( ) 1 株 当 た り 潜 在 株 式 調 整 後株 主 資 本総 資 本経 常 収 益 当 期 純 利 益 1株当たり当期純利益当 期 純 利 益 率経 常 利 益 率経 常 利 益 率 円 銭 円 銭 % % % 51,086 87,156 17 年 3 月 期 16 年 3 月 期 (注) ①持分法投資損益 02 63 85,017 17年3月期 17,686百万円 ②期中平均株式数(連結) 7.9 16.7 34 0.5 0.6 22.6 22.6 16年3月期 3,595百万円 17年3月期 普通株式 6,510,652株 第一種優先株式 60,779株 第二種優先株式 4,109株 第三種優先株式 11,780株 16年3月期 普通株式 6,349,929株 第一種優先株式 81,022株 第二種優先株式 58,039株 ③会計処理の方法の変更 無 ④経常収益、経常利益、当期純利益におけるパーセント表示は、対前期増減率 (2)連結財政状態 株主資本 総 資 産 百万円 17 年 3 月 期 16 年 3 月 期 百万円 110,285,508 106,615,487 (注) 期末発行済株式数(連結) 株主資本比率 % 円 4.3 4.0 4,777,825 4,295,243 連結自己資本比率 (国際統一基準) % 1株当たり株主資本 673,512 620,797 銭 65 48 (速報値) 11.76 12.95 17年3月期 普通株式 6,538,751株 第一種優先株式 40,482株 第三種優先株式 100,000株 16年3月期 普通株式 6,473,306株 第一種優先株式 81,022株 第二種優先株式 15,000株 (3)連結キャッシュ・フローの状況 営 業 活 動 に よ キ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ る投 資 活 動 に よ る財 務 活 動 に よ る現 金 及 び 現 金 同 等 物 ーキ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ーキ ャ ッ シ ュ ・ フ ロ ー期 末 残 高 百万円 17 年 3 月 期 16 年 3 月 期 1,289,492 2,999,790 百万円 百万円 △ 402,229 △ 3,893,910 (4)連結範囲及び持分法の適用に関する事項 連結子会社数 146社 持分法適用非連結子会社数 百万円 4,243,076 3,034,525 331,922 △ 71,269 0社 持分法適用関連会社数 25社 (5)連結範囲及び持分法の適用の異動状況 連結 (新規) 7社 (除外) 13社 持分法 (新規) 2社 (除外) 1社 2.18年3月期の連結業績予想(平成17年4月1日~平成18年3月31日) 経 常 収 益 経 常 利 益 百万円 中 通 間 期 期 1,300,000 3,850,000 (参考) 1株当たり予想当期純利益(通期) 当 期 純 利 益 百万円 300,000 900,000 百万円 140,000 400,000 47,008円 13銭 (注) 通期の連結業績予想値は、平成17年10月1日の株式会社UFJホールディングスとの合併を前提とし、中間期は当社単独、 通期は合併後の予想値としております。 上記の予想の前提条件その他の関連する事項については、13ページをご参照下さい。 「17 「17年 17年3月期の 月期の連結業績 連結業績」 業績」指標算式 ○ 1株当たり当期純利益 連結損益計算書上の当期純利益−普通株主に帰属しない金額*1 期中平均普通株式数*2 ○ 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 連結損益計算書上の当期純利益−普通株主に帰属しない金額*1+当期純利益調整額 期中平均普通株式数*2+普通株式増加数 ○ 株主資本当期純利益率 連結損益計算書上の当期純利益−普通株主に帰属しない金額*1 {(期首株主資本−期首発行済優先株式数×発行価額)+(期末株主資本−期末発行済優先株式数×発行価額)}÷2 ×100 ○ 1株当たり株主資本 連結貸借対照表の資本の部の合計額−控除する金額*3 期末発行済普通株式数*2 「18 「18年 18年3月期の 月期の連結業績予想」 連結業績予想」指標算式 ○ 1株当たり予想当期純利益 *1 *2 *3 *4 予想当期純利益*4−予想優先株式配当金総額*4 予想期中平均普通株式数*2 利益処分による優先株式配当金総額等 自己株式及び子会社の所有する親会社株式を除く 優先株式発行金額及び利益処分による優先株式配当金総額等 平成17年10月1日の株式会社UFJホールディングスとの合併を前提とし、合併後の予想値による 本決算短信及びその説明資料には、当社又は当社グループの業績、財政状態その他経営全般に関する予想、見通し、目標、 計画等の将来に関する記述が含まれています。かかる記述は、現時点における予測、認識、評価等を基礎として記載されていま す。また、将来の予想、見通し、目標、計画等を策定するためには、一定の前提(仮定)を使用しています。これらの記述ないし前 提(仮定)は、その性質上、将来その通りに実現するという保証はなく、客観的には不正確であったり、実際の結果と大きく乖離す る可能性があります。例えば、経営統合後の新会社に関する予想・見通し等は経営統合計画が順調に実施されることを前提に策 定されています。また、繰延税金資産の回収可能性に関する記述等も、当社の経営計画及びその前提条件その他の予測等に基 づくものであり、そのような事態の一例と考えられます。そのような事態の原因となりうる不確実性やリスクの要因は多数あります。 その内、現時点において想定しうる主な事項については、本決算短信の「3. 経営成績及び財政状態、(1)経営成績」、有価証券 報告書、ディスクロージャー誌、Annual Report、米国証券取引委員会に提出したForm F-4登録届出書をはじめとした当社の公 表済みの各種資料の最新のものをご参照ください。 米国証券取引委員会( )への文書提出 米国証券取引委員会(SEC) への文書提出 株式会社三菱東京フィナンシャル・グループ(「MTFG」)は、株式会社 UFJ ホールディングス(「UFJ」)と MTFG の経営統合に伴い、Form F-4 による登録届出書を米国証券取引委員会(「SEC」:U.S. Securities and Exchange Commission) に提出いたしました。Form F-4 には、目論見書(prospectus)及びその他の文書が含まれています。 UFJ は、当該経営統合を承認するための投票が行われる予定である株主総会の実施日前に、Form F-4 の一部として 提出された目論見書をその米国株主各位に対して発送する予定です。Form F-4 及び目論見書には、MTFG に関する 情報、UFJ に関する情報、本経営統合、及びその他の関連情報などの重要な情報が含まれています。UFJ の米国株 主におかれましては、UFJ 株主総会において本経営統合について決定なさる前に、本経営統合に関連して SEC に対 して提出された Form F-4、目論見書、及びその他の文書を注意してお読みになるようお願いいたします。Form F-4、 目論見書、及びその他、本経営統合に関連して SEC に提出される全ての文書は、提出後に SEC のホームページ (www.sec.gov)にて無料で公開されます。なお、株主の皆様には、本経営統合に関連して SEC に提出される目論 見書及びその他全ての文書を無料にて配布させて頂きます。配布のお申し込みは、お電話・お手紙・電子メールに て承ります。 MTFG担当者 担当者: 担当者: UFJ担当者 担当者: 担当者: Mr. Hirotsugu Hayashi 〒100-6326 東京都千代田区丸の内2丁目4番1号 丸の内ビル26F 電話:81-3-3240-9066 メール:[email protected] Mr. Shiro Ikushima 〒100-8114 東京都千代田区大手町1丁目1番1号 電話:81-3-3212-5458 メール:[email protected] さらに、MTFG は、Form F-4、目論見書、及びその他、本経営統合に関連して SEC に提出する全ての文書に追加し て、年次報告書(アニュアル・レポート)及びその他の情報を SEC に提出することが義務づけられます。これら の SEC に提出される報告書及びその他の情報等については、SEC 内に設置されている公開閲覧室(public reference rooms 住所:450 Fifth Street, N.W., Washington, D.C. 20549)又はニューヨーク州ニューヨーク市・イリノイ州シカ ゴ市の公開閲覧室において閲覧・コピーが可能です。公開閲覧室に関する詳しい情報については、SEC までお電話 にてお問い合わせ下さるようお願いいたします。(電話番号:1-800-SEC-0330 )なお、SEC に提出された文書は、 SEC のホームページ(www.sec.gov)又は民間の文書検索サービスを通しても入手可能です。 将来の 将来の見通しに 見通しに関 しに関する記述 する記述 本書には、MTFG、UFJ、及び本経営統合完了後の事業についての将来の見通しに関する情報及び記述が含まれて います。将来の見通しに関する記述とは、歴史的事実を述べるものではない記述を意味します。こうした記述には 財政状態に関する見通し及び予測(financial projections and estimates)及びその前提、将来の事業・製品・サー ビス等に関する計画・目的・期待に関する記述、並びに将来のパフォーマンスに関する記述が含まれます。将来の 見通しに関する記述は、一般に、期待する("expect," )予想する("anticipates,")考える("believes")、意図す る("intends,") 、予測する("estimates" )又はその他これに類似した表現により特定されます。MTFG 及び UFJ の経営陣は、そうした将来の見通しに関する記述に反映されている期待は合理的なものであると考えますが、将来 の見通しに関する情報及び記述は、様々なリスクや不確実要素により影響を受ける事にご注意下さい。その多くは 予測困難かつ MTFG 及び UFJ の統御を越えたものである為、将来の見通しに関する記述の中で言及・示唆・予測 されている情報及び記述は、実際の結果や状態と大きく異なる可能性があります。かかるリスクと不確実要素には、 MTFG が SEC に提出した Form F-4 登録届出書に含まれる目論見書の"Cautionary Statement Concerning Forward-Looking Statements"(将来の見通しに関する記述についての注意事項)及び"Risk Factors"(リスク 要因)の項に列挙されたもの等を含めて、MTFG 及び UFJ が SEC 又はその他の現地当局へ公式に提出した文書 中で検討又は指摘されている事項が含まれます。MTFG 及び UFJ は、適用法により義務づけられている場合を除 き、将来の見通しに関するいかなる情報及び記述もそれを更新又は改定する義務を一切負わないものとします。 1.企業集団の 企業集団の状況 当社グループは、銀行業務を中心に、信託業務、証券業務、資産運用・管理業務、その他 金融関連業務を行っております。 当社の経営体制、主な関係会社を図示すると以下のとおりとなります。 株主総会 監 査 役 監査役会 アドバイザリー・ボード 取締役会 業務監査委員会 経営会議 各種委員会 政策検討会 本部長 本部長 リテール 連結事業本部 役員 コーポレート・ リスク・マネジメント機能 コーポレート・ スタッフ機能 る大 事企 項業 等 に 対 す る 業 務 戦 略 に 関 す 略中 に堅 関・ す中 る小 事企 項業 等 に 対 す る 業 務 戦 す受 る託 事財 項産 業 務 の 事 業 戦 略 全 般 に 関 に株 関主 す総 る会 事 項役 員 秘 書 画グ にル 関 すプ る全 事体 項の 経 広営 報戦 ・略 I R経 営 計 理自 己 主資 計本 等調 に達 関 す財 る務 事戦 項略 、 的グ 管ル 理 ・プ 法全 令体 等の 遵各 守種 にリ 関ス すク るの 事総 項合 、 、 、 庶 務 、 、 ︶ 連 結 事 業 本 部 人 事 投 資 管 事グ 項ル ポグ ル ト フプ 全 リ体 オの 管信 理用 にリ 関ス すク る 事与 項信 コ ー ポ レ ー ト セ ン タ ー <主な関係会社> ㈱東京三菱銀行 三菱信託銀行㈱ 三菱証券㈱ ー す法 る人 事取 項引 業 信務 託の 業事 務業 含戦 む略 全 般 に 関 監 査 部 、 す法 る人 事取 項引 業 信務 託の 業事 務業 除戦 く略 全 般 に 関 投 融 資 企 画 部 ォ リ ス ク 統 括 部 ー 財 務 政 策 部 ー 経 営 政 策 部 ー 総 合 管 理 部 、 受 託 業 務 企 画 部 ー 法 人 業 務 第 二 部 、 法 人 業 務 第 一 部 ︵ 信 託 企 画 部 ︶ 教 育 ・ 研 修 等 に 関 す る 事 項 受託財産 連結事業本部 リスク管理担当 法 人 業 務 企 画 部 ︵ ド 業 務 戦 略 に 関 す る 事 項 ル ア カ デ ミ ー ー 取 引 戦 略 に 関 す る 事 項 総 合 カ ー ナ ド 事 業 部 リ テ ー オ ー ー ー 戦投 略資 に信 関託 すお るよ 事び 項信 託 性 投 資 商 品 ー 略リ おテ よ びル 拠商 点品 管・ 理業 に務 関・ すサ る 事ビ 項ス 戦 取 引 推 進 部 ー すリ るテ 事 項ル 業 務 の 事 業 戦 略 全 般 に 関 オ 総 合 ナ カ ー ル 業 務 推 進 部 投 資 商 品 推 進 部 ー ル 企 画 部 ー リ テ ー リ テ 法 人 連結事業本部 財務担当 役員 企画担当 役員 本部長 プ 全 体 の 内 部 監 査 に 関 す る 2.経営方針 (1) 会社の 会社の経営の 経営の基本方針 当社グループは、以下の経営理念を、経営戦略の策定や経営の意思決定の拠りどころとな る諸活動の基本方針と位置付けております。 【MTFG経営理念】 三菱東京フィナンシャル・グループは、 信頼と信用を旨とし、 多角的金融サービスを提供することを通じ、 国内外のお客様と社会の繁栄に貢献すると共に、 その社会的・経済的な企業価値を 創造し続ける。 (2) 会社の 会社の利益配分に 利益配分に関する基本方針 する基本方針 当社は、銀行持株会社の公共性に鑑み、健全経営の観点から企業体質を強化するために、 グループ全体の内部留保の充実に一層留意しつつ、安定的な配当を維持することに努める 方針です。 16 年度の期末配当は、普通株式は 1 株につき 6,000 円、第一種優先株式は 1 株につき 41,250 円(中間配当金と合計で当期の年間配当は 1 株につき 82,500 円)、第三種優先株式 は 1 株につき 7,069 円(17 年 2 月 17 日発行のため、16 年度においては、日割配当)とさせて いただく予定です。 (3) 投資単位の 投資単位の引下げに 引下げに関 げに関する考 する考え方及び 方及び方針等 当社株式投資単位の引下げにつきましては、株価水準、株主数、株式の流動性及び費用 対効果などに照らして、直ちに実施すべき状況にないと考えておりますが、投資家のニーズ や上記諸要素の状況の推移等を考慮し、適宜検討する所存です。 (4) 目標とする 目標とする経営指標 とする経営指標 当社と株式会社 UFJ ホールディングスは、各社の株主総会の承認と関係当局の許認可等を 前提に、本年 10 月のグループ経営統合に向けて鋭意準備をすすめておりますが、統合後の 新グループは、下記の経営指標を平成 21 年 3 月期目標としております。 平成 21 年 3 月期 注1 連結営業純益 約 2 兆 5000 億円 連 結 経 費 率 40%台前半 連結当期利益 連 結 RO E 約 1 兆 1000 億円 注2 17%程度 注 1 連結業務純益の内部取引消去等、連結調整前(管理ベース。但し、子会社からの配当収 入のみ消去) 注 2 連結 ROE は、次の算式を前提としております。 連結当期純利益-非転換型優先株式配当 ×100 {(期首連結株主資本-期首発行済非転換型優先株式数×発行価額-期首 土地再評価差額金-期首株式等評価差額金)+(期末連結株主資本-期末 発行済非転換型優先株式数×発行価額-期末土地再評価差額金-期末株式 等評価差額金)}÷2 上記目標の前提となるマクロ経済シナリオは、以下のとおりです。 平成 18 年 3 月期 平成 19 年 3 月期 平成 20 年 3 月期 平成 21 年 3 月期 3MTibor(期中平均) 0.13% 0.29% 0.41% 0.46% 10 年 JGB(期中平均) 1.81% 2.22% 2.29% 2.29% ド ル 円 ( 期 末 値 ) 105 円 105 円 105 円 105 円 1.1% 1.9% 1.0% 1.8% 実質 GDP 成長率(年率) (5) 中長期的な 中長期的な会社の 会社の経営戦略 当社グループは、平成 16 年度からスタートした「第一次中期戦略計画」および「中期経営計 画(平成 16 年度版)」において、「3 年以内に、グローバルな金融機関の時価総額ランキング で、トップ 10 入りする」という到達目標を掲げ、リテール・法人・受託財産(資産運用・管理)業 務を「主要 3 事業」と位置付け、平成 16 年 4 月より主要 3 事業に連結事業本部制度を導入い たしました。この連結事業本部が立案したマーケット別戦略をもとに、傘下の銀行、信託、証 券が業務を執行しております。 当社グループは、総合金融グループとして一段の飛躍を目指し、さらに質の高い商品・サー ビスを幅広くご提供し、お客さまのご満足度を一層高めるとともに、株主価値の更なる向上を 図るため、平成 16 年 8 月に、UFJ グループと経営統合について基本合意し、平成 16 年 9 月 には、「平成 20 年度までに、グローバルな金融機関の時価総額ランキングで、トップ 5 入りす る」という新しい到達目標を掲げました。 上記の新しい到達目標を掲げるに当り、推進していく経営戦略の概要は、以下の通りです。 ①グループ連結戦略の推進 上述の連結事業本部制度を一段と強化、高度化することで、傘下の子会社が「お客さま のニーズ」に更に迅速かつ十分にお答えできる態勢に整備してまいります。グループの商 業銀行、信託銀行、証券会社の諸機能の融合を図り、革新的かつ高品質な商品・サービス を提供することで、お客さまの様々なニーズにお応えしてまいります。また、経営管理手法と してバランストスコアカード(BSC)を導入するなど、連結経営における戦略、施策のモニタリ ング体制を整備してまいります。 ②グループ連結の効率性追求 新グループの経営統合・システム統合を着実に進めることで、経費の削減など効率化効 果の早期実現を目指すとともに、グループ内の資源配分、資金の運用・調達の最適化を図 り、グループ連結での効率性を追求してまいります。 ③信頼と信用の創造 透明性、実効性の高いコーポレート・ガバナンス態勢の構築、的確な情報開示、リスク管 理・内部統制の高度化を図り、お客さま・株主・社会などの幅広いステークホルダー(利害 関係者)からの信頼と信用を創造してまいります。 (6) 会社の 会社の対処すべき 対処すべき課題 すべき課題 当社グループは、株主の皆さまのご承認と関係当局の認可等を前提に、平成 17 年 10 月の UFJ グループとの経営統合に向けて着実に準備を進めてまいります。新しく誕生するグルー プは、お客さま本位の考え方を徹底し、お客さまから強い支持をいただける総合金融グルー プとして、「グローバルトップ 5」という到達目標の実現を目指してまいります。 連結事業本部制度の下、リテール業務では、グローバルな戦略的業務提携を通じた商品開 発力などを背景に、日本に居ながらにして世界トップ水準の商品・サービスを提供し、お客さ まの多様なニーズにお応えしてまいります。具体的には、投資商品、ローン、コンシューマー ファイナンス、相続・不動産業務に注力するとともに、営業拠点は、銀行・信託・証券の各サー ビスを一つの場所で提供可能とする融合型店舗を展開してまいります。 法人業務では、銀行・信託・証券・グローバルといったフルラインの業務基盤をベースに、 「最高品質のサービス」と「革新的なプロダクト」を提供してまいります。具体的には、大企業の お客さまには経営課題に即したソリューションのタイムリーな提案を、中堅企業のお客さまに は株式公開(IPO)のご提案やビジネスマッチングなどの推進を、そして中小企業のお客さま に対しては、迅速かつ簡便な審査モデルをさらに高度化させ、お客さまにとってもメリットのあ る定型的・効率的な小口融資をご提供いたします。 受託財産業務では、資産運用・資産管理の両面において、商品ラインナップの充実を図り、 あらゆるお客さまのニーズにお応えできるフルラインサービスを、規模の利益を生かした効率 的な体制のもとで提供してまいります。 一方、世界最大の資産規模と多様な子会社を有する新グループを的確かつ適切に経営し ていくため、安定的で実効性の高いコーポレート・ガバナンス態勢を構築してまいります。具 体的には、新持株会社は、経営の透明性を高め、株主の皆さまへの説明責任をより的確かつ 十分に果たすため、監査役と取締役を併置する制度のもと、社外の視点を一段と取り込むとと もに、任意の委員会制度を導入いたします。 グループ全体のガバナンスについても、グループ横断的なリスク管理や内部監査体制の構 築、主要子会社への役員派遣などを通じた経営監督機能の強化を図り、「グローバルトップ 5」を目指す金融グループに相応しいガバナンス態勢を整備してまいります。 当社グループは、UFJ グループとの経営統合により、グローバルな競争を勝ち抜く「世界屈 指の総合金融グループ」を新たに創造し、株主価値の増大を図ってまいります。 (7) コーポレート・ コーポレート・ガバナンスに ガバナンスに関する基本的 する基本的な 基本的な考え方及びその 方及びその施策 びその施策の 施策の実施状況 <コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方> 当社は、前述の通り「MTFG 経営理念」を経営戦略の策定や経営の意思決定の拠りどころ となる基本方針と位置付けております。また、グループとしての基本的な価値観や倫理観を共 有し、業務に反映させていくための行動規範として、以下の通り「MTFG 倫理綱領」を制定し ております。 当社は、「MTFG 経営理念」および「MTFG 倫理綱領」の考え方を実現するために、コーポ レート・ガバナンスの充実につとめております。 【MTFG 倫理綱領】 ・ 信頼の確立 グループの社会的責任と公共的使命の重みを十分認識し、自己責任原則に基づく健 全かつ適切な業務運営を通じて、社会から揺るぎない信頼の確立を図ります。 ・ お客様の尊重 MTFG の存立基盤は、お客様の満足と信頼により成り立っていることを認識し、常にお 客様のニーズに適合する最高の商品やサービスを提供することを心掛けます。 ・ 透明かつ健全な経営 お客様や株主、投資家等のステークホルダーと適切で調和のとれた関係を保ち、経営 情報の公正かつ適時適切な開示を含め、透明で健全な経営に徹します。 ・ 法令等の厳格な遵守 法令やルールを厳格に遵守し、社会の良識に沿った公正で誠実な行動を行うとともに、 グローバルな総合金融グループとして国際的な基準を尊重してまいります。 ・ 人権および環境の尊重 人権および環境を尊重しつつ、社会との調和を図ります。 ・ 反社会的勢力との対決 市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力とは、断固として対決します。 <コーポレート・ガバナンスに関する施策の実施状況> ①会社の経営上の意思決定、執行及び監督に係る経営管理組織その他のコーポレート・ガバ ナンス体制の状況 取締役会は、取締役 11 名(うち社外取締役 2 名)で構成され、当社の業務執行を決定し、取 締役の職務の執行を監督しております。 当社は監査役制度を採用しており、監査役会は、監査役 5 名(うち社外監査役 2 名)で構成 されております。各監査役は、監査役会で策定された監査方針および監査計画に基づき、取 締役会をはじめとする重要な会議への出席や、業務および財産の状況調査を通して、取締役 の職務遂行を監査しております。 社外役員に対するスタッフの配置状況としましては、総合管理部が社外取締役及び社外監 査役を含めた取締役・監査役のサポートをしております。 また、当社は、コーポレート・ガバナンス強化の観点から、監督と執行の機能を明確に分離 するため、執行役員制度を導入しております。連結事業本部の本部長・副本部長や主要なラ イン長等は執行役員としており、常務執行役員 7 名および執行役員 13 名が、取締役会が定め た業務執行に従事しております。 取締役会の下に、取締役会長、取締役社長、取締役副社長を含む専任取締役 5 名およ び取締役社長が指名する取締役 2 名の、合計 7 名を構成員とする経営会議を設置し、取 締役会で決定した基本方針に基づき、経営に関する全般的重要事項を協議決定しておりま す。 さらに経営会議の諮問機関である各種委員会・政策検討会、外部の弁護士等からなる業 務監査委員会、および社外の有識者からなるアドバイザリーボードを設置しております。 主要な委員会等の概要は以下の通りです。 ・ 経営計画委員会(原則年 4 回開催) グループ全体の施策、計数計画および資本政策の審議、フォローを行う。 ・ 監査委員会(原則年 4 回開催) グループ全体の内部監査に関する重要な事項の審議を行う。 (16 年 10 月、別途コンプライアンス委員会を設置し、グループ全体の法令等遵守に関 する事項については、同委員会に継承。) ・ 情報開示委員会(最低年 4 回開催) 開示内容の適正性、開示に係る内部統制に関する審議を行う。 ・ 統合リスク管理委員会(原則年 4 回開催) グループ全体の各種リスクの管理等に関する重要な事項の審議を行う。 ・ 投融資委員会(原則年 2 回開催) グループ全体の信用リスクの管理等に関する重要な事項の審議を行う。 ・ 人事検討委員会(随時開催) 連結事業本部制度の運営のために必要な人事施策に関する事項の審議を行う。 ・ ALM 政策委員会(原則年 2 回開催) グループ全体の資金の運用・調達等に関する重要な事項の審議を行う。 ・ 事務・システム統合検討委員会(原則年 2 回開催) グループ内の事務・システムの統合に関する事項の審議を行う。 ・ 与信委員会(原則月 1 回開催) グループ全体のポートフォリオの与信集中状況等に関する重要な事項の審議を行う。 ・ コンプライアンス委員会(原則年 4 回開催) グループ全体の法令等遵守に関する事項の審議を行う。 (従来、本事項については監査委員会にて審議を行ってきたが、16 年 10 月、本委員 会を設置し継承) ・ 政策検討会(随時開催) グループ連結経営に関する重要事項や連結ベースの事業運営上の重要事項に関し、 基本的な方向性について幅広い観点から意見交換・討議を行う。 ・ 業務監査委員会(原則年 4 回開催) グループの業務執行に係わる全ての組織から独立した組織であり、グループ全体のコ ンプライアンス体制の充実・強化のために、取締役会に必要な提言と助言を行う。 ・ アドバイザリーボード(原則年 2 回開催) 経営全般について、独立した立場から経営会議に助言を行う。 ②内部監査及び監査役監査、会計監査の状況 グループの経営目的を達成するための内部管理態勢の適切性や有効性を、これらの業務 部門から独立した内部監査部門が評価・検証し、結果を統治機関に報告するとともに、必要に 応じ問題点の改善・是正に関する提言を行うため、グループ内部監査部門の統括部署として 監査部を当社に設置しています。監査部は、10 名の当社専任の内部監査スタッフのほか、多 数の銀行子会社監査部室の兼任者により構成されており、いわゆる COSO 基準に基づくプロ セスチェック型のリスクベース監査の確立を目指し、グループ全体の内部監査の企画立案と子 会社等の内部監査状況のモニタリング(監視)、子会社等の内部監査機能を通じ検証された内 部管理態勢の有効性に係る情報の受領と評価、当社内各部署に対する内部監査の実施等の 機能を担っています。一方、これらグループ全体の内部監査態勢の整備や内部監査施策の 基本方針に係る重要事項を審議し、内部監査の結果検証された問題点や改善案を報告する ことを目的として、監査委員会が設置されています。審議された事項のうち重要な施策につい ては、経営会議・取締役会に付議もしくは報告がされています。 監査役会および監査役は、上述〔①会社の経営上の意思決定、執行及び監督に係る経営 管理組織その他のコーポレート・ガバナンス体制の状況〕に記載の通り、監査方針および監査 計画に基づき、取締役の職務遂行を監査しております。 また、当社ではほぼ毎月 1 回の頻度で、監査部と常勤監査役、監査部と会計監査人との意 見交換会の開催、および監査役会と会計監査人とが緊密な連携をし、必要に応じて監査施策 や実施した監査結果に係る情報を共有しています。 会計監査の状況につきましては、下記のとおりであります。 当社の会計監査業務を執行した公認会計士は井口芳夫氏、小暮和敏氏、園生裕之氏であり、 監査法人トーマツに所属しております。また、当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会 計士 9 名、会計士補 6 名、その他 1 名であります。 業務執行・監査の仕組み、内部統制の仕組みの模式図は以下の通りです。 株主(海外・国内、法人・個人) 三菱東京フィナンシャル・グループ 提言・助言 監査役会 取締役会 業務監査委員会 社外監査役 社外取締役 経営会議 アドバイザリー 助言 ボード 各種委員会 諮問 リテール 法人 受託財産 連結事業本部 連結事業本部 連結事業本部 所属各部 所属各部 所属各部 政策検討会 コーポレートセンター 所属各部 なお、弁護士・会計監査人等の第三者からは、業務執行上の必要に応じ、適宜アドバ イスを受けております。 ③会社と会社の社外取締役及び社外監査役の人的関係、資本的関係又は取引関係その他 の利害関係の概要 社外取締役及び社外監査役は、当社のその他の取締役、監査役と人的関係を有さず、当 社との間に特に利害関係はございません。 また、社外取締役金子亮太郎氏は明治安田生命保険相互会社代表取締役社長であり、当 社のグループ会社は同社と営業取引関係がございます。社外取締役大歳卓麻氏は日本アイ・ ビー・エム株式会社代表取締役社長執行役員であり、当社及び当社グループ会社は同社と営 業取引関係がございます。 ④会社のコーポレート・ガバナンス充実に向けた取組みの最近 1 年間(最近事業年度末日か らさかのぼって 1 ヶ年)における実施状況 16 年度は、取締役会を 26 回開催し、当社の業務執行を決定いたしました。また、経営会議 を 48 回開催し、経営に関する全般的重要事項を協議決定いたしました。 監査役会は 20 回開催され、監査方針および監査計画を協議決定いたしました。また、各監 査役は、監査方針および監査計画に基づき、取締役会をはじめとする重要な会議への出席や、 業務および財産の状況調査を通して、取締役の職務遂行を監査いたしました。 各委員会等については、経営計画委員会は 4 回、監査委員会は 4 回、情報開示委員会は 6 回、統合リスク管理委員会は 4 回、人事検討委員会は 1 回、ALM 政策委員会は 1 回、 事務・システム統合検討委員会は 1 回、与信委員会は 9 回、コンプライアンス委員会は 2 回、政策検討会は 10 回開催しました。業務監査委員会は 4 回開催し、取締役会に提言、 助言を行いました。 アドバイザリーボードは 3 回開催し、 経営会議に助言を行いました。 UFJ グループとの経営統合に向けて、新グループのコーポレート・ガバナンス態勢に ついて検討を行い、両グループは、監査役と取締役を併置する制度のもと、「社外の視 点」を導入するなどした安定的で実効性の高い態勢を構築することとし、平成 17 年 4 月に公表いたしました。具体的には、監査役会の過半数を社外監査役とするとともに、 複数の社外取締役を任用し取締役会出席者の 3 割以上を社外の人材といたします。また、 取締役会傘下の機関として、社外取締役を委員長とし社外委員を主体とする任意の監査 委員会、指名委員会、報酬委員会を設置いたします。 企業情報の開示については、16 年度より四半期ごとの「業績のお知らせ」を作成する こととし、お客さまおよび株主の皆さまにご提供したほか、15 年度版および 16 年度中 間期版ディスクロージャー誌の発行、個人のお客さまを対象とした 15 年度版および 16 年度中間期版ミニ・ディスクロージャー誌の発行、ホームページにおける UFJ との経営 統合に関する情報の公開など、積極的に取り組みました。 (役員報酬の内容) 取締役の年間報酬総額 331 百万円(うち社外取締役 12 百万円) 監査役の年間報酬総額 64 百万円(うち社外監査役 19 百万円) (注)1.役員報酬は当社役員に対して当社および連結子会社が支払った役員報酬の 合計を記載しております。 2.上記以外に当社および連結子会社が支払った退職慰労金は、取締役 104 百 万円、監査役 17 百万円であります。 (監査報酬の内容) 監査法人トーマツへの公認会計士法(昭和 23 年 法律第 103 号)第 2 条第 1 項に規定す る業務に基づく報酬総額 1,343 百万円 監査法人トーマツへの上記以外の業務に基づく報酬総額 1,544 百万円 (注)報酬総額は、当社および連結子会社の合計を記載しております。 (8) 親会社等に 親会社等に関する事項 する事項 親会社等を有していないため、記載を省略しております。 3.経営成績 経営成績及 成績及び財政状態 (1)経営成績 当年度の金融経済環境でありますが、海外では前半こそ景気の回復傾向が強まりましたが、 その後は米国や中国での利上げのほか、原油価格の高騰も加わって、景気は緩やかながら減 速傾向を辿りました。わが国でも、当初こそ輸出や設備投資を中心に景気回復の動きが強まり ましたが、年度半ば頃から先行きの不透明感が広がり、デフレも続きました。 金融情勢に目を転じますと、ユーロ圏では、ヨーロピアンセントラルバンクレートが 2%に据え置 かれ、米国では、フェデラルファンドレートが 1%から 2.75%にまで引き上げられました。一方、わ が国では、日銀が量的緩和を続け、短期市場金利はほぼゼロ%で推移しました。また、長期市 場金利も、前半こそ一時的に上昇しましたが、その後は水準を切り下げました。この間、株価は 総じて底堅く推移し、円の対ドル相場は、米国の双子の赤字への懸念を背景に年度半ば頃から 円高が進行しました。 このような経営環境のもと、当年度の経常利益は前年比 149 億円増の 5,932 億円、連結当期 純利益は前年度比 2,223 億円減の 3,384 億円となりました。主な要因は以下のとおりです。 1 点目は、当年度の与信関係費用総額が、貸倒引当金の戻入れ益が減少したため、前年度 比 2,220 億円増加し 1,490 億円となったことです。 2 点目は、当年度の連結業務純益(償却・繰入前)が、前年度比 476 億円増加し、8,407 億円と なったことです。これは、役務取引等利益が増加したことによるものです。 3 点目は、前年度特別利益として計上した東京都事業税還付金 419 億円および厚生年金の 代行返上に伴う利益 265 億円が、当年度には無かったためです。 また、当期の経常利益を事業の種類別に見ますと、銀行業 4,367 億円、信託銀行業 1,415 億 円、証券業 96 億円となりました。地域別の経常利益は、日本で 4,435 億円、北米で 1,315 億円、 欧州・中近東で 124 億円、アジア・オセアニアで 291 億円の利益、中南米では 61 億円の損失と なりました。 なお、18 年 3 月の業績は以下の通り予想* しております。 連結経常収益 連結経常利益 連結当期純利益 3,850,000 百万円 900,000 百万円 400,000 百万円 * 三菱東京フィナンシャル・グループの中間期(4 月~9 月)業績予想と、合併後三菱 UFJ フ ィナンシャル・グループ(10 月~3 月)の業績予想の合算。 (参考)1.1 株当たり予想当期純利益(連結) 47,008 円 13 銭 2.1 株当たり予想当期純利益(単独) 32,871 円 83 銭 3.1 株当たり予定年間配当額(単独) 普通株式 6,000 円 第三種優先株式 60,000 円 第八種優先株式 15,900 円 第九種優先株式 18,600 円 第十種優先株式 19,400 円 第十一種優先株式 5,300 円 第十二種優先株式 11,500 円 (注)配当予想における第八種、第九種、第十種、第十一種及び第十二種優先株式は株 式会社 UFJ ホールディングスとの合併に際し発行する株式です。 (2)財政状態 当期末の貸出金は、前期末比 1,434 億円減少し、46 兆 4,466 億円となりました。主な内訳は、 国内貸出が前期末比 1 兆 1,757 億円減少、海外支店が前期末比 3,331 億円増加、海外子会社 (ユニオンバンカル・コーポレーション、東京三菱銀行信託会社)が前期末比 4,289 億円増加、 住宅ローンが 2,807 億円増加等です。 当期末の有価証券は、前期末比 4,938 億円増加し、28 兆 8,234 億円となりました。 当期末の資本の部合計は、前期末比 4,825 億円増加し、4 兆 7,778 億円となりました。 当期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが 1 兆 2,894 億円の収入となり ました。投資活動によるキャッシュ・フローは 4,022 億円の支出となりました。財務活動によるキャ ッシュ・フローは 3,319 億円の収入となりました。以上の結果、現金及び現金同等物の当期末残 高は 4 兆 2,430 億円となりました。 当期末の連結自己資本比率(国際統一基準)は、11.76%(速報値)となりました。最近の連結自 己資本比率の推移は以下の通りです。 (単位:億円) 16 年 3 月末 16 年 9 月末 17 年 3 月末 (速報値) TierⅠ 38,594 40,259 42,867 TierⅡ(注) 31,578 28,180 32,509 TierⅢ(注) 300 - - 控除項目 545 8,943 9,150 69,927 59,496 66,226 リスク・アセット 539,967 544,571 562,705 連結自己資本比率 12.95% 10.92% 11.76% 自己資本額 (国際統一基準) (注)TierⅡ、TierⅢの額は自己資本額への算入額です。 (3)事業等の 事業等のリスク 当社及び当社グループの事業その他(投資者の投資判断上重要であると考えられる事項を含 む。)に関するリスク要因となりうる主な事項は以下の通りです。 UFJ ホールディングスとの経営統合に係 るリスク 国内並びに海外(特にアジア及びラ テンアメリカ諸国)経済の動向 不良債権問題の動向 外国為替の変動リスク 当社グループ保有の株式ポートフォリオ の動向 年金債務の増加リスク トレーディング/投資活動に伴うリスク 元本補填契約のある信託商品にお ける補填義務の発生リスク 国内並びに海外における金利の変動リ スク 外的要因(被災、テロ等を含む。)に より業務に支障を来すリスク 自己資本比率の悪化リスク 情報漏洩に係るリスク 格付の低下/与信条件の悪化リスク 各種規制の変更リスク 当社グループのビジネス戦略の不奏功 リスク 競争環境の激化 持株会社形態に固有の制約 当社グループの業務範囲の拡大に伴う リスク 当社株式の価格下落リスク 当社グループ会社の業績等の悪化リス ク 上記のリスク要因については、最新のディスクロージャー誌、Annual Report、米国証券取引 委員会に提出した Form F-4 登録届出書をはじめとした当社の公表済みの各種資料にて詳細 な検討を行っておりますのでご参照ください。 比較連結貸借対照表 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グル-プ (単位:百万円) 科 平成16年度末 (A) 目 ( 資 産 の 部 現 金 預 け コ ー ル ロ ー ン 及 び 買 入 手 買 現 先 勘 債 券 貸 借 取 引 支 払 保 証 買 入 金 銭 債 特 定 取 引 資 金 銭 の 信 有 価 証 投 資 損 失 引 当 貸 出 外 国 為 そ の 他 資 動 産 不 動 繰 延 税 金 資 支 払 承 諾 見 貸 倒 引 当 資 産 の 部 合 ( 負 債 の 部 預 譲 渡 性 預 債 コ ー ル マ ネ ー 及 び 売 渡 手 売 現 先 勘 債 券 貸 借 取 引 受 入 担 保 コ マ ー シ ャ ル ・ ペ ー パ 特 定 取 引 負 借 用 外 国 為 短 期 社 社 新 株 予 約 権 付 社 信 託 勘 定 そ の 他 負 賞 与 引 当 退 職 給 付 引 当 日 本 国 際 博 覧 会出 展引 当 特 別 法 上 の 引 当 繰 延 税 金 負 再 評 価 に 係 る 繰 延 税 金 負 支 払 承 負 債 の 部 合 ( 少 数 株 主 持 分 少 数 株 主 持 ( 資 本 の 部 資 本 資 本 剰 余 利 益 剰 余 土 地 再 評 価 差 額 株 式 等 評 価 差 額 為 替 換 算 調 整 勘 自 己 株 資 本 の 部 合 負 債 、 少 数 株 主 持 分 及 資 本 の 部 合 ) 金 形 定 金 権 産 託 券 金 金 替 産 産 産 返 金 計 ) 金 金 券 形 定 金 ー 債 金 替 債 債 債 借 債 金 金 金 金 債 債 諾 計 ) 分 ) 金 金 金 金 金 定 式 計 び 計 平成15年度末 (B) 比較 (A-B) △ △ 8,655,835 930,495 500,490 5,791,884 2,055,184 7,552,891 456,481 28,823,427 1,198 46,446,670 677,907 3,203,407 851,166 485,078 4,595,401 739,617 110,285,508 △ △ 6,511,422 893,805 1,336,995 5,572,154 1,338,092 6,572,110 469,377 28,329,543 1,948 46,590,131 559,382 3,217,991 889,580 711,680 4,457,806 832,638 106,615,487 △ △ △ △ △ △ 2,144,412 36,690 836,504 219,729 717,092 980,781 12,896 493,883 750 143,461 118,525 14,583 38,413 226,602 137,594 93,020 3,670,021 67,548,724 2,824,981 9,169,566 2,908,795 2,923,613 495,034 3,364,589 1,258,600 927,845 905,700 4,161,181 49,165 1,231,315 2,514,606 20,444 39,483 265 1,457 56,792 133,149 4,595,401 105,130,715 66,097,591 2,819,588 265,056 6,879,141 3,316,268 3,415,952 637,006 2,824,399 1,342,691 1,081,271 340,200 3,734,610 50,000 1,380,268 3,079,852 16,881 34,932 158 1,160 56,131 138,926 4,457,806 101,969,895 △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 1,451,133 5,392 265,056 2,290,425 407,472 492,339 141,971 540,190 84,091 153,425 565,500 426,571 835 148,953 565,245 3,562 4,551 107 296 661 5,776 137,594 3,160,820 376,966 350,347 26,619 △ △ 1,383,052 955,067 1,824,292 149,583 591,142 121,752 3,559 4,777,825 △ △ 1,258,052 931,309 1,506,576 158,044 560,316 115,424 3,631 4,295,243 △ △ 125,000 23,758 317,716 8,461 30,826 6,328 71 482,582 110,285,508 106,615,487 3,670,021 比較連結損益計算書 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グル-プ (単位:百万円) 平成16年度 (A) 平成15年度 (B) 比較 (A-B) 益 2,628,509 2,555,183 73,326 益 1,426,668 1,417,724 8,944 科 目 経 常 資 収 金 (う 運 ち 用 貸 収 息) ( 849,596 ) ( 873,427 ) ( △ 23,830 ) (う ち 有 価 証 券 利 息 配 当 金) ( 350,725 ) ( 340,494 ) ( 10,230 ) 信 出 金 託 役 務 特 報 取 定 利 引 取 等 収 引 収 酬 100,959 86,461 14,497 益 567,954 487,786 80,167 益 126,712 135,647 △ 8,934 そ の 他 業 務 収 益 211,297 243,377 △ 32,079 そ の 他 経 常 収 益 194,917 184,186 10,730 用 2,035,218 1,976,811 58,406 費 用 29,195 経 常 資 金 調 達 419,691 390,496 (う ち 預 金 利 息) ( 198,454 ) ( 161,921 ) ( 36,532 ) (う ち 債 券 利 息) ( 351 ) ( 4,030 ) ( △ 3,679 ) 役 務 特 そ 取 定 の 営 そ 費 引 取 他 等 引 業 他 費 務 業 の 費 費 経 経 常 費 用 68,402 66,102 2,300 用 1,385 - 1,385 用 113,072 152,803 △ 39,731 費 1,046,421 1,047,735 △ 1,314 用 386,245 319,674 66,571 経 常 利 益 593,291 578,371 14,919 特 別 利 益 76,855 339,286 △ 262,431 特 別 損 失 14,670 37,754 △ 23,084 税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 益 655,475 879,903 △ 224,427 法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税 69,321 45,956 23,365 法 額 208,966 230,650 △ 21,684 益 38,771 42,480 △ 3,709 益 338,416 560,815 △ 222,398 少 当 人 税 数 期 等 株 調 主 純 整 利 利 比較連結剰余金計算書 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グル-プ (単位:百万円) 平成16年度 (A) 平成15年度 (B) 高 931,309 932,016 高 146,005 - 146,005 行 125,000 - 125,000 株 式 交 換 に よ る 新 株 の 発 行 21,005 - 21,005 高 122,246 707 121,538 優 先 株 式 の 償 還 に よ る 減 少 高 122,100 - 122,100 科 目 比較 (A-B) (資 本 剰 余 金 の 部) 資 本 資 剰 本 増 資 資 剰 資 よ 剰 己 金 余 に 本 自 余 金 る 金 加 株 の 減 発 少 △ 損 146 707 末 残 高 955,067 931,309 23,758 残 高 1,506,576 962,347 544,228 高 363,470 577,123 △ 213,653 益 338,416 560,815 △ 222,398 持 分 法 適 用 会 社 の 増 加 に 伴 う 増 加 高 16,802 - 16,802 土 地 再 評 価 差 額 金 取 崩 額 8,057 16,286 連 結 子 会 社 の 減 少 に 伴 う 増 加 高 195 22 172 高 45,754 32,895 12,859 金 45,674 32,891 12,782 与 80 3 76 高 1,824,292 1,506,576 317,716 余 金 期 △ 707 差 剰 処 残 分 本 式 首 増 新 余 株 期 561 (利 益 剰 余 金 の 部) 利 益 利 益 剰 剰 当 利 余 金 余 期 益 剰 増 余 加 利 金 減 少 当 役 益 金 首 純 配 利 期 員 剰 余 賞 金 期 末 残 △ 8,228 比較連結キャッシュ・フロー計算書 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グループ (単位:百万円) 科 平成16年度 (A) 目 Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益 減価償却費 減損損失 連結調整勘定償却額 持分法による投資損益(△) 貸倒引当金の増加額 投資損失引当金の増加額 賞与引当金の増加額 退職給付引当金の増加額 日本国際博覧会出展引当金の増加額 資金運用収益 資金調達費用 有価証券関係損益(△) 金銭の信託の運用損益(△) 為替差損益(△) 動産不動産処分損益(△) 特定取引資産の純増(△)減 特定取引負債の純増減(△) 約定済未決済特定取引調整額 貸出金の純増(△)減 預金の純増減(△) 譲渡性預金の純増減(△) 債券の純増減(△) 借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減(△) 預け金(現金同等物を除く)の純増(△)減 コールローン等の純増(△)減 債券貸借取引支払保証金の純増(△)減 コールマネー等の純増減(△) コマーシャル・ペーパーの純増減(△) 債券貸借取引受入担保金の純増減(△) 外国為替(資産)の純増(△)減 外国為替(負債)の純増減(△) 短期社債の発行・償還による純増減(△) 普通社債の発行・償還による純増減(△) 信託勘定借の純増減(△) 資金運用による収入 資金調達による支出 その他 小計 法人税等の支払額 営業活動によるキャッシュ・フロー Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー 有価証券の取得による支出 有価証券の売却による収入 有価証券の償還による収入 金銭の信託の増加による支出 金銭の信託の減少による収入 動産不動産の取得による支出 動産不動産の売却による収入 子会社による営業譲渡による支出 子会社株式の追加取得による支出 連結範囲の変動を伴う子会社株式の売却による収入 投資活動によるキャッシュ・フロー Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー 劣後特約付借入による収入 劣後特約付借入金の返済による支出 劣後特約付社債・新株予約権付社債の発行による収入 劣後特約付社債・新株予約権付社債の償還による支出 株式の発行による収入 少数株主への株式の発行による収入 優先株式の償還による支出 配当金支払額 少数株主への配当金支払額 自己株式の取得による支出 自己株式の売却による収入 子会社による当該会社の自己株式の取得による支出 子会社による当該会社の自己株式の売却による収入 財務活動によるキャッシュ・フロー Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額 Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額 Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高 Ⅶ 連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 Ⅷ 現金及び現金同等物の期末残高 △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 655,475 109,558 5,059 6,301 17,686 89,569 523 3,560 6,403 107 1,426,668 419,691 13,414 2,091 109,940 4,277 962,201 526,116 435,610 134,069 1,430,647 5,295 265,056 45,093 934,998 112,285 231,517 1,830,923 138,458 475,861 118,525 153,425 565,500 150,572 148,953 1,437,507 370,437 81,723 1,408,420 118,928 1,289,492 73,847,581 38,695,854 34,765,675 42,996 56,450 38,372 24,782 14,739 1,319 17 402,229 128,200 118,150 349,028 88,540 252,683 7,852 122,100 45,645 10,499 921 1,163 21,436 287 331,922 8,208 1,210,977 3,034,525 2,425 4,243,076 平成15年度 (B) △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 比較 (A-B) 879,903 106,495 21,586 551 3,595 455,972 1,194 147 1,467 107 1,417,724 390,496 20,149 6,992 495,113 11,395 966,983 1,260,653 140,034 41,889 3,894,086 1,224,926 371,003 89,963 597,067 1,592,137 3,152,785 3,315,174 117,078 399,401 50,562 548,324 330,200 255,847 21,349 1,466,611 442,499 428,749 3,050,886 51,096 2,999,790 △ 47,839,599 29,004,862 14,981,518 65,949 9,349 49,867 59,827 5,948 3,893,910 △ 112,499 174,999 304,155 323,285 10,000 38,407 32,850 5,678 467 949 71,269 49,616 1,015,005 4,049,530 3,034,525 △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 224,427 3,062 16,527 5,749 14,091 366,403 1,717 3,707 7,871 0 8,944 29,195 6,734 4,901 605,053 7,118 4,782 734,537 575,645 175,958 2,463,439 1,230,221 105,947 44,870 1,532,066 1,704,422 2,921,267 1,484,251 21,380 76,459 169,088 701,749 235,300 105,274 127,604 29,104 72,061 347,025 1,642,466 67,832 1,710,298 26,007,981 9,690,991 19,784,156 22,953 47,101 11,494 35,045 14,739 1,319 5,930 3,491,681 15,700 56,849 44,873 234,744 242,683 30,554 122,100 12,795 4,820 454 214 21,436 287 403,192 41,407 2,225,982 1,015,005 2,425 1,208,551 連結貸借対照表 平成17年3月31日現在 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グル-プ (単位:百万円) 科 目 金 ( 資 産 の 部 ) 現 金 預 け 金 コールローン及び買入手形 買 現 先 勘 定 債 券 貸 借取 引支 払保 証金 買 入 金 銭 債 権 特 定 取 引 資 産 金 銭 の 信 託 有 価 証 券 投 資 損 失 引 当 金 貸 出 金 外 国 為 替 そ の 他 資 産 動 産 不 動 産 繰 延 税 金 資 産 支 払 承 諾 見 返 貸 倒 引 当 金 額 8,655,835 930,495 500,490 5,791,884 2,055,184 7,552,891 456,481 28,823,427 1,198 △ 46,446,670 677,907 3,203,407 851,166 485,078 4,595,401 739,617 △ 資 産 の 部 合 計 110,285,508 科 目 ( 負 債 の 部 ) 預 金 譲 渡 性 預 金 コールマネー及び売渡手形 売 現 先 勘 定 債 券 貸 借取 引受 入担 保金 コマ-シャル・ペ-パ- 特 定 取 引 負 債 借 用 金 外 国 為 替 短 期 社 債 社 債 新 株 予 約 権 付 社 債 信 託 勘 定 借 そ の 他 負 債 賞 与 引 当 金 退 職 給 付 引 当 金 日本国際博覧会出展引当金 特 別 法 上 の 引 当 金 繰 延 税 金 負 債 再評価に係る繰延税金負債 支 払 承 諾 負 債 の 部 合 計 ( 少 数 株 主 持 分 ) 少 数 株 主 持 分 ( 資 本 の 部 ) 資 本 金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 土 地 再 評 価 差 額 金 株 式 等 評 価 差 額 金 為 替 換 算 調 整 勘 定 自 己 株 式 資 本 の 部 合 計 負債、少数株主持分及び 資 本 の 部 合 計 金 額 67,548,724 2,824,981 9,169,566 2,908,795 2,923,613 495,034 3,364,589 1,258,600 927,845 905,700 4,161,181 49,165 1,231,315 2,514,606 20,444 39,483 265 1,457 56,792 133,149 4,595,401 105,130,715 376,966 △ △ 1,383,052 955,067 1,824,292 149,583 591,142 121,752 3,559 4,777,825 110,285,508 注1. 2. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 金利、通貨の価格、有価証券市場における相場その他の指標に係る短期的な変動、市場間の格差等を利用し て利益を得る等の目的(以下「特定取引目的」という)の取引については、取引の約定時点を基準とし、連 結貸借対照表上「特定取引資産」及び「特定取引負債」に計上しております。 特定取引資産及び特定取引負債の評価は、時価法により行っております。 3. 有価証券の評価は、満期保有目的の債券については移動平均法による償却原価法(定額法)、その他有価証 券のうち時価のあるものについては連結決算日の市場価格等に基づく時価法(売却原価は主として移動平均 法により算定)、時価のないものについては主として移動平均法による原価法又は償却原価法により行って おります。なお、その他有価証券の評価差額については、組込デリバティブを一体処理したことにより損益 に反映させた額を除き、全部資本直入法により処理しております。 4. 有価証券運用・投資を主目的とする単独運用の金銭の信託の信託財産の構成物である有価証券の評価は、上 記2.及び3.と同じ方法によっております。なお、運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託の信託財 産の構成物である有価証券の評価差額については、全部資本直入法により処理しております。 5. デリバティブ取引(特定取引目的の取引を除く)の評価は、原則として時価法により行っております。 6. 当社並びに国内の連結される銀行子会社及び信託銀行子会社の動産不動産の減価償却は、定率法を採用して おります。 なお、主な耐用年数は次のとおりであります。 建 物 15 年∼50 年 動 産 4 年∼15 年 また、その他の連結される子会社及び子法人等の動産不動産については、資産の見積耐用年数に基づき、主 として定額法により償却しております。 7. 自社利用のソフトウェアについては、当社並びに連結される子会社及び子法人等で定める利用可能期間(主 として 5 年から 10 年)に対応して定額法により償却しております。 8. 社債発行差金は、償還期限までの期間に対応して償却しております。 また、社債発行費及び新株発行費は、支出時に全額費用として処理しております。 9. 国内の連結される銀行子会社及び信託銀行子会社の外貨建資産・負債及び海外支店勘定は、取得時の為替相 場による円換算額を付す関連法人等株式を除き、主として連結決算日の為替相場による円換算額を付してお ります。その他の連結される子会社及び子法人等の外貨建資産・負債については、それぞれの決算日等の為 替相場により換算しております。 10. 主要な国内の連結される子会社及び子法人等の貸倒引当金は、予め定めている資産の自己査定基準及び償却・ 引当基準に則り、次のとおり計上しております。 破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実が発生している債務者 (以下「破綻先」という)に対する債権及び実質的に経営破綻に陥っている債務者(以下「実質破綻先」と いう)に対する債権については、下記直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能見込額及び保証による回収 が可能と認められる額を控除し、その残額を引き当てております。今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと 認められる債務者に対する債権(以下「破綻懸念先債権」という)のうち、債権の元本の回収及び利息の受 取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積ることができない債権については、債権額から担保の処分可 能見込額及び保証による回収が可能と認められる額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的 に判断して必要と認められる額を引き当てております。破綻懸念先債権及び今後の管理に注意を要する債務 者に対する債権のうち、債権の元本の回収及び利息の受取りに係るキャッシュ・フローを合理的に見積るこ とができる債権については、当該キャッシュ・フローを当初の約定利子率で割り引いた金額と債権の帳簿価額 との差額を引き当てております。上記以外の債権については、過去の一定期間における貸倒実績等から算出 した貸倒引当率を債権額に乗じた額を引き当てております。特定海外債権については、対象国の政治経済情 勢等に起因して生ずる損失見込額を特定海外債権引当勘定として引き当てております。 すべての債権は、資産の自己査定基準に基づき、営業部店及び審査所管部が資産査定を実施し、当該部署か ら独立した与信監査部署が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて上記の引当を行っております。 また、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等については、債権額から担保の評価額及び保証に よる回収が可能と認められる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減額しており、その 金額は 424,707 百万円であります。 その他の連結される子会社及び子法人等の貸倒引当金は、一般債権については過去の貸倒実績率等を勘案し て必要と認められる額を、貸倒懸念債権等特定の債権については、個別に回収可能性を勘案し、回収不能見 込額をそれぞれ引き当てております。 11. 投資損失引当金は、時価のない債券に対し、将来発生する可能性のある損失を見積り、必要と認められる額 を計上しております。 12. 賞与引当金は、従業員への賞与の支払いに備えるため、従業員に対する賞与の支給見込額のうち、当連結会 計年度に帰属する額を計上しております。 13. 退職給付引当金は、従業員の退職給付に備えるため、当連結会計年度末における退職給付債務及び年金資産 の見込額に基づき、必要額を計上しております。また、過去勤務債務及び数理計算上の差異の費用処理方法 は以下のとおりであります。 過去勤務債務 その発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主として10年)によ る定額法により費用処理 数理計算上の差異 各連結会計年度の発生時の従業員の平均残存勤務期間内の一定の年数(主とし て10年)による定額法により按分した額をそれぞれ主として発生の翌連結会計 年度から費用処理 なお、会計基準変更時差異については、主として5年による按分額を費用処理しております。 また、当連結会計年度より、企業会計基準第3号「『退職給付に係る会計基準』の一部改正」(平成17年3月16日 企業 会計基準委員会)及び企業会計基準適用指針第7号「『退職給付に係る会計基準』の一部改正に関する適用指針」 (平成17年3月16日 企業会計基準委員会)が、平成17年3月31日に終了する連結会計年度に係る連結財務諸表から 適用できることになったことに伴い、当連結会計年度から同会計基準及び同適用指針を適用しております。これにより 経常利益及び税金等調整前当期純利益は4,844百万円増加しております。 14. 当社並びに国内の連結される子会社及び子法人等のリース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの 以外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に準じた会計処理によっております。 15. 国内の連結される銀行子会社及び信託銀行子会社の金融資産及び金融負債から生じる金利リスクを対象とす るヘッジ会計のヘッジ対象を識別する方法は、主として、業種別監査委員会報告第24号「銀行業における金 融商品会計基準適用に関する会計上及び監査上の取扱い」(平成14年2月13日 日本公認会計士協会。以下 「業種別監査委員会報告第24号」という)及び会計制度委員会報告第14号「金融商品会計に関する実務指針」 (平成12年1月31日 日本公認会計士協会)に示されている取扱いによる包括ヘッジ又は個別ヘッジによっ ております。ヘッジ会計の方法は繰延ヘッジによっております。 固定金利の預金・貸出金等の相場変動を相殺するヘッジにおいては、個別に又は業種別監査委員会報告第24 号に基づき一定の残存期間毎にグルーピングしてヘッジ対象を識別し、金利スワップ取引等をヘッジ手段と して指定しております。その他有価証券に区分している固定金利の債券の相場変動を相殺するヘッジにおい ては、同一種類毎にヘッジ対象を識別し、金利スワップ取引等をヘッジ手段として指定しております。ヘッ ジ対象とヘッジ手段に関する重要な条件がほぼ同一となるようなヘッジ指定を行っているため、高い有効性 があるとみなしており、これをもって有効性の判定に代えております。 変動金利の預金・貸出金等及び短期固定金利の預金・貸出金等に係る予定取引のキャッシュ・フローを固定す るヘッジにおいては、業種別監査委員会報告第24号に基づき金利インデックス及び一定の金利改定期間毎に グルーピングしてヘッジ対象を識別し、金利スワップ取引等をヘッジ手段として指定しております。ヘッジ 対象とヘッジ手段に関する重要な条件がほぼ同一となるようなヘッジ指定を行っているため、高い有効性が あるとみなしており、これをもって有効性の判定に代えているほか、金利変動要素の相関関係により有効性 の評価を行っております。 なお、平成14年度末の連結貸借対照表に計上した、業種別監査委員会報告第15号「銀行業における金融商品 会計基準適用に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12年2月15日 日本公認会計士協会)を適 用して実施しておりました、多数の預金・貸出金等から生じる金利リスクをデリバティブ取引を用いて総体 で管理する、従来の「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損失及び繰延ヘッジ利益は、当該「マクロヘッジ」 におけるヘッジ手段の残存期間に応じ平成15年度から最長15年間にわたり費用又は収益として認識しており ます。当連結会計年度末における「マクロヘッジ」に基づく繰延ヘッジ損失は109,297百万円、繰延ヘッジ利益 は139,766百万円であります。 16. 国内の連結される銀行子会社及び信託銀行子会社の外貨建の金融資産及び金融負債から生じる為替変動リス クに対するヘッジ会計について、業種別監査委員会報告第 25 号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に 関する会計上及び監査上の取扱い」(平成 14 年7月 29 日 日本公認会計士協会。以下「業種別監査委員会 報告第 25 号」という)に基づき、外貨建金銭債権債務等を通貨毎にグルーピングしてヘッジ対象を識別し、 同一通貨の通貨スワップ取引及び為替予約(資金関連スワップ取引)をヘッジ手段として指定しており、ヘ ッジ会計の方法は、繰延ヘッジによっております。 また、外貨建関連法人等株式及び外貨建その他有価証券(債券以外)の為替変動リスクをヘッジするため、 同一通貨の外貨建金銭債務及び為替予約をヘッジ手段として包括ヘッジを行っており、外貨建関連法人等株 式については繰延ヘッジ、外貨建その他有価証券(債券以外)については時価ヘッジを適用しております。 17. デリバティブ取引のうち連結会社間及び特定取引勘定とそれ以外の勘定との間(又は内部部門間)の内部取 引については、ヘッジ手段として指定している金利スワップ取引及び通貨スワップ取引等に対して、業種別 監査委員会報告第 24 号及び同第 25 号に基づき、恣意性を排除し厳格なヘッジ運営が可能と認められる対外 カバー取引の基準に準拠した運営を行っているため、当該金利スワップ取引及び通貨スワップ取引等から生 じる損益又は評価差額を消去せずに当連結会計年度の損益として処理し、あるいは資産又は負債として繰延 べております。 18. 当社並びに国内の連結される子会社及び子法人等の消費税及び地方消費税(以下「消費税等」という)の会 計処理は、税抜方式によっております。なお、動産不動産に係る控除対象外消費税等は発生した連結会計年 度の費用に計上しております。 19. 「2005 年日本国際博覧会」(愛知万博)への出展費用の支出に備えるため、出展契約に基づいた出展費用見積額を期 間配分方式により、「日本国際博覧会出展引当金」として計上しております。なお、この引当金は商法施行規則第 43 条 に規定する引当金であり、租税特別措置法第 68 条の 52 の準備金を含んでおります。 20. 特別法上の引当金は、次のとおり計上しております。 金融先物取引責任準備金 証券取引責任準備金 21. 31 百万円 1,426百万円 金融先物取引法第 82 条の規定に基づく準備金であります。 証券取引法第51条の規定に基づく準備金であります。 当社及び国内の一部の連結される子会社は、当社を連結納税親会社として、連結納税制度を適用しておりま す。なお、平成17年度より連結納税制度の適用を取止めることについて承認を受けております。 22. 「固定資産の減損に係る会計基準」(平成 14 年8月9日 企業会計審議会)及び企業会計基準適用指針第6 号「固定資産の減損に係る会計基準の適用指針」(平成 15 年 10 月 31 日 企業会計基準委員会)が平成 16 年3月 31 日に終了する連結事業年度に係る連結財務諸表から適用できることになったことに伴い、前連結会 計年度から同会計基準及び同適用指針を適用しております。 23. 当社の取締役及び監査役に対する金銭債権総額 87 百万円 24. 動産不動産の減価償却累計額 25. 動産不動産の圧縮記帳額 26. 連結貸借対照表に計上した動産不動産のほか、電子計算機の一部については、リース契約により使用してお 611,981 百万円 42,676 百万円 ります。 27. 貸出金のうち、破綻先債権額は 18,136 百万円、延滞債権額は 779,424 百万円であります。 但し左記債権額の うち、オフバランス化につながる措置である株式会社整理回収機構への信託実施分は 581 百万円であります。 なお、破綻先債権とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又 は利息の取立て又は弁済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部 分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という)のうち、法人税法施行令(昭和 40 年政令第 97 号)第 96 条第1項第3号のイからホまでに掲げる事由又は同項第4号に規定する事由が生じている貸出金でありま す。 また、延滞債権とは、未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権及び債務者の経営再建又は支援を図るこ とを目的として利息の支払を猶予した貸出金以外の貸出金であります。 28. 貸出金のうち、3ヵ月以上延滞債権額は 10,412 百万円であります。 なお、3ヵ月以上延滞債権とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から3ヵ月以上遅延している貸出 金で破綻先債権及び延滞債権に該当しないものであります。 29. 貸出金のうち、貸出条件緩和債権額は 427,715 百万円であります。 なお、貸出条件緩和債権とは、債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支 払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他債務者に有利となる取決めを行った貸出金で破綻先債権、延滞債 権及び3ヵ月以上延滞債権に該当しないものであります。 30. 破綻先債権額、延滞債権額、3ヵ月以上延滞債権額及び貸出条件緩和債権額の合計額は 1,235,689 百万円で あります。但し上記債権額のうち、オフバランス化につながる措置である株式会社整理回収機構への信託実 施分は 581 百万円であります。 なお、上記 27.から 30.に掲げた債権額は、貸倒引当金控除前の金額であります。 31. 手形割引は、業種別監査委員会報告第 24 号に基づき金融取引として処理しております。これにより受け入れ た銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替は、売却又は担保差入という方法で自由に処分 できる権利を有しておりますが、その額面金額は 751,857 百万円であります。 32. 担保に供している資産は次のとおりであります。 担保に供している資産 現金預け金 1,675 百万円 買入金銭債権 4,398 百万円 特定取引資産 245,293 百万円 有価証券 3,683,744 百万円 貸出金 4,379,872 百万円 動産不動産 5,243 百万円 担保資産に対応する債務 預金 コールマネー及び売渡手形 借用金 社債 217,312 百万円 7,823,636 百万円 6,732 百万円 88,661 百万円 その他負債 6,271 百万円 支払承諾 1,672 百万円 上記のほか、為替決済等の担保あるいは先物取引証拠金等の代用として、現金預け金 236,218 百万円、買入 金銭債権 14 百万円、特定取引資産 858 百万円、有価証券 5,761,340 百万円、貸出金 1,179,761 百万円及びそ の他資産 2,773 百万円を差し入れております。また、売現先取引による買戻し条件付の売却又は現金担保付 債券貸借取引による貸出を行っている買入金銭債権は 128,790 百万円、特定取引資産は 2,252,767 百万円、 有価証券は 2,217,706 百万円であり、対応する売現先勘定は 1,989,470 百万円、債券貸借取引受入担保金は 2,068,557 百万円であります。 なお、手形の再割引は、業種別監査委員会報告第 24 号に基づき金融取引として処理しておりますが、これに より引き渡した銀行引受手形、商業手形、荷付為替手形及び買入外国為替の額面金額は 5,721 百万円であり ます。 33. 土地の再評価に関する法律(平成 10 年 3 月 31 日 法律第 34 号)に基づき、国内の子会社等の事業用の土地 の再評価を行い、評価差額については、当該評価差額に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」と して負債の部に計上し、これを控除した金額に、持分法適用の関連法人等に生ずる土地再評価差額金のうち 親会社持分相当額を加えた金額を「土地再評価差額金」として資本の部に計上しております。 再評価を行った年月日 国内の連結される銀行子会社 平成 10 年3月 31 日 国内の連結される信託銀行子会社 平成 14 年3月 31 日 その他の国内の連結される子会社 平成 13 年 12 月 31 日 同法律第3条第3項に定める再評価の方法 土地の再評価に関する法律施行令(平成 10 年3月 31 日 政令第 119 号)第2条第4号に定める 「地価税法第 16 条に規定する地価税の課税価格の計算の基礎となる土地の価額を算定するために 国税庁長官が定めて公表した方法により算定した価額」に奥行価格補正及び時点修正等を行って 算定したほか、同条第5号に定める不動産鑑定士による鑑定評価に時点修正を行って算定。 同法律第 10 条に定める再評価を行った事業用土地の当連結会計年度末における時価の合計額と当該事業用土 地の再評価後の帳簿価額の合計額との差額 95,796 百万円 なお、一部の持分法適用の関連法人等は、平成 14 年3月 31 日に事業用の土地の再評価を行っております。 34. 借用金には、他の債務よりも債務の履行が後順位である旨の特約が付された劣後特約付借入金 718,273 百万 円が含まれております。 35. 社債には、劣後特約付社債 1,768,667 百万円が含まれております。 36. 国内の連結される信託銀行子会社の受託する元本補てん契約のある信託の元本金額は、合同運用指定金銭信 託 947,087 百万円、貸付信託 843,311 百万円であります。 37. 1株当たりの純資産額 673,512 円 65 銭 38. 当社並びに国内の連結される子会社及び子法人等は、売買目的有価証券以外の市場価格又は合理的に算定さ れた価額のある有価証券のうち、当該有価証券の時価が取得原価に比べて著しく下落したものについては、 当連結会計年度末において時価が取得原価まで回復する見込みがないと判断し、時価をもって貸借対照表価 額とするとともに、評価差額を当連結会計年度の損失として処理しております。「時価が著しく下落した」 と判断する基準は、予め定めている資産の自己査定基準に有価証券の発行会社の区分ごとに次のとおり定め ております。 破綻先、実質破綻先、破綻懸念先 時価が取得原価に比べて下落 要注意先 時価が取得原価に比べて 30%以上下落 正常先 時価が取得原価に比べて 50%以上下落 なお、破綻先とは、破産、特別清算、手形交換所における取引停止処分等、法的・形式的に経営破綻の事実 が発生している発行会社、実質破綻先とは、実質的に経営破綻に陥っている発行会社であります。破綻懸念 先とは、今後、経営破綻に陥る可能性が大きいと認められる発行会社、要注意先とは、今後の管理に注意を 要する発行会社であります。正常先とは、上記破綻先、実質破綻先、破綻懸念先及び要注意先以外の発行会 社であります。 39. 有価証券の時価及び評価差額等に関する事項は次のとおりであります。これらには「有価証券」のほか「特 定取引資産」中の商品有価証券、特定取引有価証券、コマーシャル・ペーパー及び短期社債、「現金預け金」 中の譲渡性預け金、並びに「買入金銭債権」中の商品投資受益権等が含まれております。以下42.まで同様で あります。 売買目的有価証券 連結貸借対照表計上額 6,698,934百万円 当連結会計年度の損益に含まれた評価差額 15,850百万円 満期保有目的の債券で時価のあるもの 連結貸借対照表計上額 債券 時価 差額 うち益 うち損 2,129,512百万円 2,151,597百万円 22,084百万円 22,084百万円 ─ 百万円 1,998,988 2,015,408 16,419 16,419 ─ 地方債 91,063 95,070 4,006 4,006 ─ 社債 39,460 41,119 1,658 1,658 ─ 281,510 282,991 1,480 1,652 171 45,276 46,757 1,480 1,652 171 236,233 236,233 ─ ─ ─ 2,411,022 2,434,588 23,565 23,737 171 国債 その他 外国債券 その他 合計 その他有価証券で時価のあるもの 取得原価 株式 連結貸借対照表計上額 2,433,742百万円 債券 3,327,798百万円 評価差額 うち益 894,056百万円 961,169百万円 うち損 67,113百万円 14,992,366 15,046,461 54,095 60,823 6,728 13,031,392 13,073,529 42,136 48,616 6,479 138,727 140,290 1,563 1,647 83 1,822,246 1,832,641 10,394 10,560 165 7,599,196 7,636,994 37,797 97,301 59,503 外国株式 32,449 47,879 15,430 15,842 411 外国債券 5,203,857 5,207,276 3,418 45,567 42,149 その他 2,362,890 2,381,839 18,948 35,891 16,942 25,025,305 26,011,255 985,949 1,119,294 133,345 国債 地方債 社債 その他 合計 なお、上記の評価差額のうち、組込デリバティブを一体処理したことにより95百万円(収益)を損益 に反映させた結果、資本直入処理の対象となる額は985,853百万円であります。また、同対象額に組 合等の構成資産であるその他有価証券に係る評価差額8,002百万円を加えた993,856百万円から繰延 税金負債403,297百万円を控除した額590,558百万円のうち、少数株主持分相当額2,118百万円を控除 した額に、持分法適用の関連法人等が所有するその他有価証券に係る評価差額金のうち親会社持分相 当額2,702百万円を加えた額591,142百万円を、「株式等評価差額金」 に計上しております。 40. 当連結会計年度中に売却したその他有価証券は次のとおりであります。 売却額 38,739,453百万円 41. 売却益 売却損 199,890百万円 103,745百万円 時価評価されていない有価証券のうち、主なものの内容と連結貸借対照表計上額は次のとおりであります。 内容 連結貸借対照表計上額 満期保有目的の債券 外国債券 15,849百万円 その他有価証券 株式 1,048,627百万円 社債 627,113百万円 外国債券 40,202百万円 42. その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の期間ごとの償還予定額は次のとおりであり ます。 1年以内 債券 1年超5年以内 5年超10年以内 5,384,414百万円 9,967,512百万円 4,774,819 8,057,427 984,121 1,256,149 39,411 136,975 58,502 ─ 社債 570,183 1,773,109 125,704 30,217 その他 800,946 2,432,203 1,247,465 2,704,244 外国債券 498,253 2,227,960 958,137 1,585,857 その他 302,693 204,242 289,328 1,118,387 6,185,361 12,399,715 2,415,793 3,990,611 国債 地方債 合計 1,168,328百万円 10年超 1,286,366百万円 43. 金銭の信託の保有目的別の内訳は次のとおりであります。 運用目的の金銭の信託 連結貸借対照表計上額 323,683百万円 当連結会計年度の損益に含まれた評価差額 3,311百万円 運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託 取得原価 132,797百万円 44. 連結貸借対照表計上額 132,797百万円 評価差額 ─百万円 うち益 うち損 ─百万円 ─百万円 無担保の消費貸借契約により貸し付けている有価証券が、「有価証券」に1,116百万円含まれております。 消費貸借契約により借り入れている有価証券及び買現先取引により売戻し条件付で購入した有価証券等のう ち、売却又は再担保という方法で自由に処分できる権利を有する有価証券で、再担保に差し入れている有価 証券は2,144,838百万円、再貸付に供している有価証券は315,158百万円、当連結会計年度末に当該処分をせ ずに所有しているものは4,978,227百万円であります。 45. 当座貸越契約及び貸付金に係るコミットメントライン契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、 契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで資金を貸し付けることを約する契約であ ります。これらの契約に係る融資未実行残高は、32,166,498百万円であります。 なお、これらの契約の多くは、融資実行されずに終了するものであるため、融資未実行残高そのものが必ず しも当社並びに連結される子会社及び子法人等の将来のキャッシュ・フローに影響を与えるものではありま せん。これらの契約の多くには、金融情勢の変化、債権の保全、その他相当の事由があるときは、当社並び に連結される子会社及び子法人等が実行申し込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることがで きる旨の条項が付けられております。また、契約時において必要に応じて不動産・有価証券等の担保を徴求 するほか、契約後も定期的に予め定めている社内手続に基づき顧客の業況等を把握し、必要に応じて契約の 見直し、与信保全上の措置等を講じております。 46. 当連結会計年度末の退職給付債務等は以下のとおりであります。 退職給付債務 年金資産(時価) 未積立退職給付債務 未認識数理計算上の差異 未認識過去勤務債務(債務の減額) 連結貸借対照表計上額の純額 前払年金費用 退職給付引当金 △1,039,504 百万円 1,009,866 △29,637 225,854 △33,436 162,780 202,264 △39,483 連結損益計算書 自平成16年4月1日 至平成17年3月31日 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グループ (単位:百万円) 科 目 経 常 金 額 収 益 金 運 用 収 益 貸 出 金 利 息 有 価 証 券 利 息 配 当 金 コールローン利息及び買入手形利息 買 現 先 利 息 債 券 貸 借 取 引 受 入 利 息 預 け 金 利 息 そ の 他 の 受 入 利 息 信 託 報 酬 1,426,668 849,596 350,725 5,510 20,753 21,406 66,149 112,525 100,959 役 益 567,954 益 126,712 資 務 特 取 定 引 取 等 収 引 収 務 収 益 211,297 常 収 益 194,917 用 用 預 金 利 息 債 券 利 息 譲 渡 性 預 金 利 息 コールマネー利息及び売渡手形利息 売 現 先 利 息 債 券 貸 借 取 引 支 払 利 息 コマーシャル・ペーパー利息 借 用 金 利 息 短 期 社 債 利 息 社 債 利 息 新 株 予 約 権 付 社 債 利 息 そ の 他 の 支 払 利 息 役 務 取 引 等 費 用 419,691 198,454 351 12,356 7,308 33,730 37,409 2,290 29,438 102 63,110 123 35,013 68,402 特 用 1,385 用 113,072 費 1,046,421 用 386,245 386,245 そ の そ の 経 他 業 他 経 常 資 費 金 調 定 そ の 取 他 営 達 引 業 の そ 他 の 他 常 経 特 費 務 業 そ 費 費 経 経 常 の 経 常 利 別 費 費 2,035,218 593,291 76,855 益 益 益 益 益 失 損 失 額 益 655,475 法 人 税 、 住 民 税 及 び 事 業 税 69,321 法 額 208,966 益 38,771 益 338,416 動 償 貸 そ 利 用 益 2,628,509 産 不 動 産 処 分 却 債 権 取 立 倒 引 当 金 戻 入 の 他 の 特 別 利 別 損 特 動 産 不 動 産 処 分 減 損 損 証券取引責任準備金繰入 税 金 等 調 整 前 当 期 純 利 少 当 人 税 数 期 等 株 調 主 純 整 利 利 5,037 26,182 45,091 543 9,314 5,059 296 14,670 注1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 2. 1株当たり当期純利益金額 51,086円02銭 3. 特定取引目的の取引については、取引の約定時点を基準とし、当該取引からの損益(利息配当金、売却損益及 び評価損益)を連結損益計算書上「特定取引収益」及び「特定取引費用」に計上しております。 4. 「その他経常収益」には、株式等売却益86,386百万円を含んでおります。 5. 「その他の経常費用」には、貸出債権等の売却・交換に係る損失111,962百万円、株式等償却109,078百万円、 貸出金償却83,863百万円を含んでおります。 6. 「地方税法等の一部を改正する法律」(平成15年3月 法律第9号)が平成15年3月31日に公布され、平成16 年4月1日以後開始する連結会計年度より法人事業税に係る課税標準の一部が「付加価値額」及び「資本等の 金額」に変更されることになりました。これに伴い、当社並びに国内の一部の連結される子会社及び子法人等 は、実務対応報告第12号「法人事業税における外形標準課税部分の損益計算書上の表示についての実務上の取 扱い」(平成16年2月13日 企業会計基準委員会)に基づき、「付加価値額」及び「資本等の金額」に基づき 算定された法人事業税について、当連結会計年度から連結損益計算書中の「営業経費」に含めて表示しており ます。 連結剰余金計算書 自平成16年4月1日 至平成17年3月31日 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グル-プ (単位:百万円) 科 目 金 額 (資 本 剰 余 金 の 部) 資 資 本 高 931,309 高 146,005 行 125,000 行 21,005 高 122,246 優 先 株 式 の 償 還 に よ る 減 少 高 122,100 本 増 株 資 余 剰 資 式 交 金 余 に 本 自 資 剰 よ 換 首 金 る に 剰 期 余 増 新 よ 残 加 株 る の 新 金 株 発 の 減 発 少 己 株 式 処 分 差 損 146 剰 余 金 期 末 残 高 955,067 残 高 1,506,576 高 363,470 益 338,416 持 分 法 適 用 会 社 の 増 加 に 伴 う 増 加 高 16,802 本 (利 益 剰 余 金 の 部) 利 利 益 剰 益 余 剰 当 土 利 金 余 金 期 再 増 純 評 利 連 結 子 会 社 の 減 少 に 伴 う 増 加 高 195 余 額 金 金 取 減 崩 少 当 役 益 差 加 8,057 剰 価 配 利 首 額 益 地 期 員 剰 余 賞 金 期 末 (注) 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 残 高 45,754 金 45,674 与 80 高 1,824,292 連結キャッシュ・フロー計算書 自平成16年4月1日 至平成17年3月31日 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グループ (単位:百万円) 科 金 目 Ⅰ 営業活動によるキャッシュ・フロー 税金等調整前当期純利益 減価償却費 減損損失 連結調整勘定償却額 持分法による投資損益(△) 貸倒引当金の増加額 投資損失引当金の増加額 賞与引当金の増加額 退職給付引当金の増加額 日本国際博覧会出展引当金の増加額 資金運用収益 資金調達費用 有価証券関係損益(△) 金銭の信託の運用損益(△) 為替差損益(△) 動産不動産処分損益(△) 特定取引資産の純増(△)減 特定取引負債の純増減(△) 約定済未決済特定取引調整額 貸出金の純増(△)減 預金の純増減(△) 譲渡性預金の純増減(△) 債券の純増減(△) 借用金(劣後特約付借入金を除く)の純増減(△) 預け金(現金同等物を除く)の純増(△)減 コールローン等の純増(△)減 債券貸借取引支払保証金の純増(△)減 コールマネー等の純増減(△) コマーシャル・ペーパーの純増減(△) 債券貸借取引受入担保金の純増減(△) 外国為替(資産)の純増(△)減 外国為替(負債)の純増減(△) 短期社債の発行・償還による純増減(△) 普通社債の発行・償還による純増減(△) 信託勘定借の純増減(△) 資金運用による収入 資金調達による支出 その他 小計 法人税等の支払額 営業活動によるキャッシュ・フロー Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー 有価証券の取得による支出 有価証券の売却による収入 有価証券の償還による収入 金銭の信託の増加による支出 金銭の信託の減少による収入 動産不動産の取得による支出 動産不動産の売却による収入 子会社による営業譲渡による支出 子会社株式の追加取得による支出 連結範囲の変動を伴う子会社株式の売却による収入 投資活動によるキャッシュ・フロー Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー 劣後特約付借入による収入 劣後特約付借入金の返済による支出 劣後特約付社債・新株予約権付社債の発行による収入 劣後特約付社債・新株予約権付社債の償還による支出 株式の発行による収入 少数株主への株式の発行による収入 優先株式の償還による支出 配当金支払額 少数株主への配当金支払額 自己株式の取得による支出 自己株式の売却による収入 子会社による当該会社の自己株式の取得による支出 子会社による当該会社の自己株式の売却による収入 財務活動によるキャッシュ・フロー Ⅳ 現金及び現金同等物に係る換算差額 Ⅴ 現金及び現金同等物の増加額 Ⅵ 現金及び現金同等物の期首残高 Ⅶ 連結除外に伴う現金及び現金同等物の減少額 Ⅷ 現金及び現金同等物の期末残高 △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ △ 額 655,475 109,558 5,059 6,301 17,686 89,569 523 3,560 6,403 107 1,426,668 419,691 13,414 2,091 109,940 4,277 962,201 526,116 435,610 134,069 1,430,647 5,295 265,056 45,093 934,998 112,285 231,517 1,830,923 138,458 475,861 118,525 153,425 565,500 150,572 148,953 1,437,507 370,437 81,723 1,408,420 118,928 1,289,492 73,847,581 38,695,854 34,765,675 42,996 56,450 38,372 24,782 14,739 1,319 17 402,229 128,200 118,150 349,028 88,540 252,683 7,852 122,100 45,645 10,499 921 1,163 21,436 287 331,922 8,208 1,210,977 3,034,525 2,425 4,243,076 注 1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。 2. 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲は、連結貸借対照表上の「現金預け金」のうち、定期性預け金と譲渡性預け 金以外のものであります。 3. 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は次のとおりであります。 現金預け金勘定 定期性預け金及び譲渡性預け金 現金及び現金同等物 8,655,835 百万円 △4,412,758 百万円 4,243,076 百万円 4. 子会社による営業の譲受により増加した資産及び負債の主な内訳は以下のとおりであります。 貸出金 127,841 百万円 預金 113,627 百万円 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項( 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項(抄) 財務諸表作成のための基本となる重要な事項(抄) 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グループ (1)連 (1)連結の範囲に関する事項 ①連結子会社 146 社 主要な会社名 株式会社東京三菱銀行 三菱信託銀行株式会社 ②非連結子会社 会社名 コクサイ・ヨーロッパ・リミティッド コクサイ・アメリカ・インコーポレイティッド 非連結子会社は、その資産、経常収益、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う 額)等からみて、連結の範囲から除いても企業集団の財政状態及び経営成績に関する合理的な判断を 妨げない程度に重要性が乏しいため、連結の範囲から除外しております。 (2)持分法の適用に関する事項 (2)持分法の適用に関する事項 ①持分法適用の関連会社 25 社 主要な会社名 アコム株式会社 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 エムアンドティー・インフォメーション・テクノロジー株式会社 ダイヤモンドリース株式会社 ダイヤモンドコンピューターサービス株式会社 MTBC Bank Deutschland GmbH 東銀リース株式会社 なお、アコム株式会社については、新たに株式を取得したことにより、当連結会計年度から持分法適用 の関連会社に含めております。 ②持分法非適用の非連結子会社 会社名 コクサイ・ヨーロッパ・リミティッド コクサイ・アメリカ・インコーポレイティッド 持分法非適用の非連結子会社は、当期純損益(持分に見合う額)及び利益剰余金(持分に見合う額)等 からみて、持分法の対象から除いても連結財務諸表に重要な影響を与えないため、持分法の対象から 除いております。 (3)連結子会社 (3)連結子会社の事業年度等に関する事項 連結子会社の事業年度等に関する事項 ①連結子会社の決算日は次のとおりであります。 10 月末日 2社 12 月末日 98 社 2 月末日 1社 3 月末日 45 社 ②10 月末日を決算日とする子会社は、1月末日現在で実施した仮決算に基づく財務諸表により、またその 他の子会社は、それぞれの決算日の財務諸表により連結しております。 連結決算日と上記の決算日等との間に生じた重要な取引については、必要な調整を行っております。 (4)連結子会社 (4)連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項 連結子会社の資産及び負債の評価に関する事項 連結子会社の資産及び負債の評価については、全面時価評価法を採用しております。 (5)連結調整勘定の償却に関する事項 連結調整勘定は、発生年度に全額償却しております。また、持分法適用の関連会社に係る連結調整勘 定相当額については、連結調整勘定に準じて償却しております。なお、アコム株式会社に係る連結調整 勘定相当額の償却については、発生年度以降 10 年間で均等償却しております。 (6)利益処分項目等の取扱いに関する事項 連結剰余金計算書は、連結会計期間において確定した利益処分に基づいて作成しております。 セ グ メ ン ト 情 報 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グル-プ 1.事業の種類別セグメント情報 当連結会計年度(自 平成16年4月1日 至 平成17年3月31日) 銀 行 業 Ⅰ 経 常 収 (2)セグメント間の内部経常収益 費 経 常 利 証券業 そ の 他 計 消去又は全社 連 結 Ⅱ 資 1,838,729 475,148 175,469 139,161 2,628,509 - 2,628,509 34,438 16,653 16,064 230,217 297,374 (297,374) 1,873,168 491,801 191,534 369,379 2,925,884 (297,374) 2,628,509 用 1,436,466 350,262 181,858 141,728 2,110,316 (75,098) 2,035,218 計 常 信託銀行業 益 (1)外部顧客に対する経常収益 経 (単位:百万円) - 益 436,702 141,539 9,675 227,650 815,567 (222,276) 593,291 産 (3,595,320) 110,285,508 87,636,361 16,482,412 7,727,317 2,034,737 113,880,828 減 価 償 却 費 77,150 17,141 12,296 2,970 109,558 - 109,558 資 本 的 支 出 76,512 17,060 7,732 7,260 108,566 - 108,566 (注)1.一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。 2.その他には、クレジットカード業、リース業等が属しております。 3.その他における経常利益には、当社が国内の連結される銀行子会社及び信託銀行子会社から受け取った配当金214,015百万円が含まれております。 4.当連結会計年度より、企業会計基準第3号「『退職給付に係る会計基準』の一部改正」(平成17年3月16日 企業会計基準委員会)及び企業会計基準 適用指針第7号「『退職給付に係る会計基準』の一部改正に関する適用指針」(平成17年3月16日 企業会計基準委員会)が、平成17年3月31日に 終了する連結会計年度に係る連結財務諸表から適用できることになったことに伴い、当連結会計年度から同会計基準及び同適用指針を適用しております。 これにより経常利益及び税金等調整前当期純利益は4,844百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ信託銀行業によるものが4,799百万円、その他に よるものが45百万円であります。 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グル-プ 前連結会計年度(自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日) 銀 行 業 Ⅰ 経 常 収 (1)外部顧客に対する経常収益 費 経 常 利 証券業 そ の 他 計 消去又は全社 連 結 Ⅱ 資 1,758,067 483,201 179,776 134,137 2,555,183 - 2,555,183 26,576 15,920 16,177 73,836 132,510 (132,510) 1,784,643 499,122 195,954 207,973 2,687,694 (132,510) 2,555,183 用 1,392,766 368,205 152,144 129,868 2,042,984 (66,173) 1,976,811 計 常 信託銀行業 益 (2)セグメント間の内部経常収益 経 (単位:百万円) - 益 391,877 130,916 43,810 78,104 644,709 (66,337) 578,371 産 (3,399,381) 106,615,487 82,744,892 19,245,673 6,263,561 1,760,740 110,014,868 減 価 償 却 費 75,220 15,984 12,927 2,363 106,495 - 106,495 資 本 的 支 出 124,701 22,154 9,216 5,235 161,308 - 161,308 (注)1.一般企業の売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。 2.その他には、クレジットカード業、リース業等が属しております。 3.国内の連結される銀行子会社及び信託銀行子会社は、前連結会計年度は、業種別監査委員会報告第25号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に 関する会計上及び監査上の取扱い」(平成14年7月29日 日本公認会計士協会。以下「業種別監査委員会報告第25号」という。)に規定する経過措置を適用 し、異なる通貨での資金調達・運用を動機とする通貨スワップ取引及び資金関連スワップ取引については、業種別監査委員会報告第20号「銀行業における外 貨建取引等の会計処理に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12年11月14日 日本公認会計士協会)に基づき、資金取引として発生主義による 期間損益計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、業種別監査委員会報告第25号の本則規定に基づき、デリバティブ取引として時価評価し、正味 の債権及び債務を連結貸借対照表に計上しております。 この結果、従来の方法によった場合と比較して、資産は62,207百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ銀行業によるものが59,734百万円、信託銀行 業によるものが2,473百万円であります。 国内の連結される銀行子会社の上記以外の先物外国為替取引等に係る円換算差金は、前連結会計年度は、業種別監査委員会報告第25号に規定する経 過措置を適用し、相殺のうえ「その他資産」中のその他の資産又は「その他負債」中のその他の負債で純額表示しておりましたが、当連結会計年度からは、 同報告の本則規定に基づき総額で表示するとともに、「特定取引資産」及び「特定取引負債」中の特定金融派生商品、並びに「その他資産」及び「その他負債」 中の金融派生商品に含めて計上しております。また、国内の連結される信託銀行子会社の上記以外の先物外国為替取引等に係る円換算差金は、従来、 「その他資産」中のその他の資産又は「その他負債」中のその他の負債に表示しておりましたが、当連結会計年度からは、同報告の本則規定に基づき「特定 取引資産」及び「特定取引負債」中の特定金融派生商品、並びに「その他資産」及び「その他負債」中の金融派生商品に含めて計上しております。これらの 変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、資産は467,635百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ銀行業によるものが466,600百万円、信託 銀行業によるものが1,034百万円であります。 4.組込デリバティブを区分して処理する必要のない複合金融商品については、従来、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債と区分せず 一体として発生主義による期間損益計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、組込デリバティブを区分管理している場合には、組込デリバティブを 組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価し、評価差額を当連結会計年度の損益として処理しております。 これは、従来、当該複合金融商品はマクロヘッジにおけるリスク調整の対象となっており、そのリスク調整手段であるデリバティブ取引について、業種別監査 委員会報告第24号の本則規定の適用に伴い、当連結会計年度より、評価差額を当連結会計年度の損益として処理することになったことに対応し、従来、 組込対象である金融資産又は金融負債と区別せず一体として処理していた組込デリバティブについても、区分管理している場合には、組込対象である金融 資産又は金融負債とは区分して時価評価し、評価差額を当連結会計年度の損益として処理することが合理的であるため、会計処理を変更したものであります。 なお、この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、経常利益は10,435百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ銀行業によるものが8,885百 万円、信託銀行業によるものが1,550百万円であります。 5.当連結会計年度において、国内の連結される銀行子会社のデリバティブトレーディング業務の一部を、三菱証券に移植しております。従って、証券業セグメント の経常収益、経常費用には、移植された業務によるものが含まれております。 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グル-プ 2.所在地別セグメント情報 当連結会計年度(自 平成16年4月1日 至 平成17年3月31日) 日 Ⅰ 経 常 収 (2)セグメント間の内部経常収益 計 常 費 用 経 常 利 益 ( △ は 経 常 損 失 ) Ⅱ 資 北 米 中南米 アジア・ オセアニア 計 消去又は 全社 連 結 益 (1)外部顧客に対する経常収益 経 本 (単位:百万円) 欧 州・ 中近東 産 1,875,500 453,987 5,945 194,156 98,918 2,628,509 - 2,628,509 48,638 17,629 21,818 30,545 23,713 142,346 (142,346) - 1,924,139 471,617 27,764 224,702 122,632 2,770,856 (142,346) 2,628,509 1,480,549 340,051 33,909 212,207 93,459 2,160,177 (124,959) 2,035,218 443,590 131,565 △ 6,144 12,494 29,172 610,678 (17,387) 593,291 93,822,187 12,381,414 1,606,169 7,556,906 5,211,107 120,577,784 (10,292,276) 110,285,508 (注)1.当社及び連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と地域ごとに区分の上、一般企業の 売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。 2.北米には米国、カナダが属しております。中南米にはカリブ海地域、ブラジル等が属しております。欧州・中近東には英国、ドイツ、オランダ等 が属しております。アジア・オセアニアには香港、シンガポール、中国等が属しております。 3.当連結会計年度より、企業会計基準第3号「『退職給付に係る会計基準』の一部改正」(平成17年3月16日 企業会計基準委員会)及び企業会計基 準適用指針第7号「『退職給付に係る会計基準』の一部改正に関する適用指針」(平成17年3月16日 企業会計基準委員会)が、平成17年3月31日に 終了する連結会計年度に係る連結財務諸表から適用できることになったことに伴い、当連結会計年度から同会計基準及び同適用指針を適用しております。 これにより経常利益及び税金等調整前当期純利益は4,844百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ日本におけるものが4,699百万円、北米におけ るものが58百万円、欧州・中近東におけるものが43百万円、アジア・オセアニアにおけるものが43百万円であります。 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グル-プ 前連結会計年度(自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日) 日 Ⅰ 経 常 収 (2)セグメント間の内部経常収益 計 常 費 用 経 常 利 益 ( △ は 経 常 損 失 ) Ⅱ 資 (単位:百万円) 北 米 中南米 欧 州・ 中近東 アジア・ オセアニア 消去又は 全社 計 連 結 益 (1)外部顧客に対する経常収益 経 本 産 1,791,099 445,309 12,734 93,982 212,057 2,555,183 - 2,555,183 75,041 8,111 21,897 39,537 11,193 155,780 (155,780) - 1,866,140 453,420 34,632 251,594 105,176 2,710,964 (155,780) 2,555,183 1,480,462 316,804 40,581 198,885 75,377 2,112,111 (135,299) 1,976,811 385,678 136,616 △ 5,949 52,709 29,798 598,853 (20,481) 578,371 89,689,123 12,381,390 1,448,174 8,874,638 4,844,420 117,237,747 (10,622,260) 106,615,487 (注)1.当社及び連結子会社について、地理的な近接度、経済活動の類似性、事業活動の相互関連性等を考慮して国内と地域ごとに区分の上、一般企業の 売上高及び営業利益に代えて、それぞれ経常収益及び経常利益を記載しております。 2.北米には米国、カナダが属しております。中南米にはカリブ海地域、ブラジル等が属しております。欧州・中近東には英国、ドイツ、オランダ等 が属しております。アジア・オセアニアには香港、シンガポール、中国等が属しております。 3.国内の連結される銀行子会社及び信託銀行子会社は、前連結会計年度は、業種別監査委員会報告第25号「銀行業における外貨建取引等の会計 処理に関する会計上及び監査上の取扱い」(平成14年7月29日 日本公認会計士協会。以下「業種別監査委員会報告第25号」という。)に規定する 経過措置を適用し、異なる通貨での資金調達・運用を動機とする通貨スワップ取引及び資金関連スワップ取引については、業種別監査委員会報告 第20号「銀行業における外貨建取引等の会計処理に関する当面の会計上及び監査上の取扱い」(平成12年11月14日 日本公認会計士協会)に基づき、 資金取引として発生主義による期間損益計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、業種別監査委員会報告第25号の本則規定に基づき、 デリバティブ取引として時価評価し、正味の債権及び債務を連結貸借対照表に計上しております。 この結果、従来の方法によった場合と比較して、資産は62,207百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ日本におけるものが22,231百万円、 北米におけるものが398百万円、欧州・中近東におけるものが38,159百万円、アジア・オセアニアにおけるものが1,418百万円であります。 国内の連結される銀行子会社の上記以外の先物外国為替取引等に係る円換算差金は、前連結会計年度は、業種別監査委員会報告第25号に規定 する経過措置を適用し、相殺のうえ「その他資産」中のその他の資産又は「その他負債」中のその他の負債で純額表示しておりましたが、当連結会計 年度からは、同報告の本則規定に基づき総額で表示するとともに、「特定取引資産」及び「特定取引負債」中の特定金融派生商品、並びに「その他資産」 及び「その他負債」中の金融派生商品に含めて計上しております。また、国内の連結される信託銀行子会社の上記以外の先物外国為替取引等に係る 円換算差金は、従来、「その他資産」中のその他の資産又は「その他負債」中のその他の負債に表示しておりましたが、当連結会計年度からは、同報告 の本則規定に基づき「特定取引資産」及び「特定取引負債」中の特定金融派生商品、並びに「その他資産」及び「その他負債」中の金融派生商品に含め て計上しております。これらの変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、資産は467,635百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ日本に おけるものが231,352百万円、北米におけるものが33,880百万円、中南米におけるものが1,937百万円、欧州・中近東におけるものが168,528百万円、 アジア・オセアニアにおけるものが31,935百万円であります。 4.組込デリバティブを区分して処理する必要のない複合金融商品については、従来、組込デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債と区分 せず一体として発生主義による期間損益計算を行っておりましたが、当連結会計年度からは、組込デリバティブを区分管理している場合には、組込 デリバティブを組込対象である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価し、評価差額を当連結会計年度の損益として処理しております。 これは、従来、当該複合金融商品はマクロヘッジにおけるリスク調整の対象となっており、そのリスク調整手段であるデリバティブ取引について、業種別 監査委員会報告第24号の本則規定の適用に伴い、当連結会計年度より、評価差額を当連結会計年度の損益として処理することになったことに対応し、 従来、組込対象である金融資産又は金融負債と区別せず一体として処理していた組込デリバティブについても、区分管理している場合には、組込対象 である金融資産又は金融負債とは区分して時価評価し、評価差額を当連結会計年度の損益として処理することが合理的であるため、会計処理を変更 したものであります。 なお、この変更に伴い、従来の方法によった場合と比較して、経常利益は10,435百万円増加しておりますが、この影響はそれぞれ日本におけるものが 9,974百万円、北米におけるものが461百万円であります。 3.海外経常収益 (単位:百万円) 期 当 別 連 結 会 計 年 自 平成16年4月 1日 至 平成17年3月31日 前 連 結 会 計 年 自 平成15年4月 1日 至 平成16年3月31日 海外経常収益 連結経常収益 海外経常収益の 連結経常収益に占める割合 度 753,008 2,628,509 28.6% 764,083 2,555,183 29.9% 度 (注)1.一般企業の海外売上高に代えて、海外経常収益を記載しております。 2.海外経常収益は、国内の連結される銀行子会社及び信託銀行子会社の海外店取引、並びに海外連結子会社の取引に係る経常収益 (ただし、連結会社間の内部経常収益を除く)で、こうした膨大な取引を相手先別に区分していないため、国又は地域ごとのセグメント 情報は記載しておりません。 生産、受注及び販売の状況 該当する情報がないので記載しておりません。 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グループ (有価証券関係) 連結貸借対照表の「有価証券」のほか、「特定取引資産」中の商品有価証券、特定取引有価証券、 コマーシャル・ペーパー及び短期社債、「現金預け金」中の譲渡性預け金、並びに「買入金銭債権」 中の商品投資受益権等を含めて記載しております。 1.売買目的有価証券 種 類 売買目的有価証券 (単位 : 百万円) 前連結会計年度末(平成16年3月31日現在) 当連結会計年度の損益 連結貸借対照表計上額 に含まれた評価差額 5,655,999 △ 3,823 2.満期保有目的の債券で時価のあるもの (単位:百万円) 前連結会計年度末(平成16年3月31日現在) 種 類 国内債券 国債 地方債 社債 外国債券 その他 合 計 連結貸借対照表 計上額 1,159,458 998,942 108,526 51,988 時 価 差 額 うち益 うち損 1,218 1,217 0 - 1,165,842 999,449 112,230 54,162 6,383 507 3,703 2,173 7,602 1,724 3,704 2,173 74,239 76,825 2,586 2,592 5 168,118 1,401,815 168,152 1,410,820 34 9,004 34 10,228 - 1,224 3.その他有価証券で時価のあるもの (単位:百万円) 種 類 国内株式 国内債券 国債 地方債 社債 外国株式 外国債券 その他 合 計 取得原価 2,768,443 15,703,795 13,989,184 243,459 1,471,150 15,012 6,316,837 1,475,136 26,279,224 前連結会計年度末(平成16年3月31日現在) 連結貸借対照表 評価差額 計上額 うち益 3,553,772 785,328 891,328 15,707,190 3,394 40,723 13,986,921 △ 2,263 31,617 244,981 1,522 2,734 1,475,286 4,136 6,371 29,518 14,506 14,827 6,424,133 107,296 115,867 1,512,124 36,987 51,846 27,226,739 947,514 1,114,592 うち損 105,999 37,328 33,880 1,212 2,235 321 8,570 14,858 167,078 4.当該連結会計年度中に売却したその他有価証券 種 類 その他有価証券 前連結会計年度 売 却 額 28,653,515 (単位 : 百万円) (自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日) 売却益の合計額 売却損の合計額 224,278 211,230 5.時価評価されていない有価証券の主な内容及び連結貸借対照表計上額(2.を除く) (単位:百万円) 前連結会計年度末(平成16年3月31日現在) 満期保有目的の債券 外国債券 13,749 その他有価証券 国内株式 182,534 社債 410,366 外国債券 18,935 6.その他有価証券のうち満期があるもの及び満期保有目的の債券の償還予定額 (単位:百万円) 前連結会計年度末(平成16年3月31日現在) 種 類 1年以内 1年超5年以内 5年超10年以内 10年超 国内債券 8,211,601 6,917,038 1,020,579 1,132,321 国債 7,818,442 5,246,113 793,757 1,127,550 地方債 92,371 168,187 97,475 社債 300,787 1,502,737 129,346 4,771 外国債券 1,047,316 4,350,417 447,576 653,007 その他 261,669 232,304 188,395 501,545 合 計 9,520,586 11,499,760 1,656,551 2,286,875 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グループ (金銭の信託関係) 1.運用目的の金銭の信託 (単位 : 百万円) 前連結会計年度末(平成16年3月31日現在) 種 類 連結貸借対照表 当連結会計年度の損益 計上額 に含まれた評価差額 運用目的の金銭の信託 8,247 334,316 2.運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託 (単位 : 百万円) 種 類 運用目的及び満期保有目的 以外の金銭の信託 取得原価 134,664 前連結会計年度末(平成16年3月31日現在) 連結貸借対照表 評価差額 計上額 うち益 135,061 396 うち損 396 (株式等評価差額金) 連結貸借対照表に計上されている「株式等評価差額金」の内訳は、次のとおりであります。 (単位 : 百万円) 前連結会計年度末(平成16年3月31日現在) 評価差額 その他有価証券 運用目的及び満期保有目的以外の金銭の信託 繰延税金負債 株式等評価差額金(持分相当額調整前) 少数株主持分相当額 持分法適用会社が所有するその他有価証券に係る 評価差額金のうち親会社持分相当額 株式等評価差額金 947,719 947,322 396 △ 386,457 561,261 △ 3,001 2,056 560,316 - デリバティブ取引の契約額等、時価及び評価損益 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グループ EDINETによる開示を行うため記載を省略しております。 <参考> 1.ヘッジ会計適用分デリバティブ取引の状況(連結) 種 類 (単位:億円) 当連結会計年度末 (平成17年3月31日現在) 契約額等 金利先物 金利スワップ 通貨スワップ等 時価 46,536 △4 298,405 996 48,851 △ 518 5,989 11 その他(金利関連) 合 計 485 (注) ヘッジ会計適用分デリバティブ取引(「金融商品に係る会計基準」に基づく金利スワップの特例処理により、発 生主義で損益認識している取引を除く。)の契約額等及び時価について記載しております。 なお、上記金利スワップ取引の残存期間別想定元本は以下のとおりであります。 (単位:億円) 当連結会計年度末 (平成17年3月31日現在) 金利種類 1年超~ 5年超 合計 1年以内 5年以内 受取固定・支払変動 82,098 130,085 15,065 227,249 受取変動・支払固定 29,147 26,853 15,054 71,055 受取変動・支払変動 合 計 - 100 111,245 157,038 - 100 30,120 298,405 2.デリバティブ取引に係る繰延損益の状況(連結) (単位:億円) 当連結会計年度末 (平成17年3月31日現在) 種 類 金利先物 金利スワップ 通貨スワップ等 その他(金利関連) その他(金利関連以外) 合 計 繰延利益 繰延損失 ネット繰延損益 (A) (B) (A)-(B) 69 93 △ 24 2,243 2,152 90 243 266 △ 22 3 4 △0 11 11 0 2,571 2,528 43 (注) ヘッジ会計適用分デリバティブ取引(「金融商品に係る会計基準」に基づく金利スワップの特例処理により、発 生主義で損益認識している取引を除く。)に係る繰延利益・繰延損失のほか、従来の「マクロヘッジ」に基づく繰 延損失及び繰延利益の当連結会計年度末における残高について記載しております。 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グループ <参考> 1.ヘッジ会計適用分デリバティブ取引の状況(連結) 種 類 (単位:億円) 前連結会計年度末 (平成16年3月31日現在) 契約額等 金利先物 金利スワップ 通貨スワップ等 時価 59,212 24 269,220 914 39,949 179 38 0 6 6 その他(金利関連) その他(金利関連以外) 合 計 1,125 (注) ヘッジ会計適用分デリバティブ取引(「金融商品に係る会計基準」に基づく金利スワップの特例処理により、 発生主義で損益認識している取引を除く。)の契約額等及び時価について記載しております。 なお、上記金利スワップ取引の残存期間別想定元本は以下のとおりであります。 (単位:億円) 前連結会計年度末 (平成16年3月31日現在) 金利種類 1年超~ 1年以内 5年超 合計 5年以内 受取固定・支払変動 60,895 122,832 13,184 196,912 受取変動・支払固定 30,425 26,855 14,927 72,208 受取変動・支払変動 合 計 91,320 100 149,787 28,112 100 269,220 2.デリバティブ取引に係る繰延損益の状況(連結) (単位:億円) 前連結会計年度末 (平成16年3月31日現在) 種 類 金利先物 金利スワップ 通貨スワップ等 その他(金利関連) その他(金利関連以外) 合 計 繰延利益 繰延損失 ネット繰延損益 (A) (B) (A)-(B) 177 138 38 3,252 3,051 200 372 391 △ 19 1 1 - 40 44 △3 3,843 3,626 216 (注) ヘッジ会計適用分デリバティブ取引(「金融商品に係る会計基準」に基づく金利スワップの特例処理により、 発生主義で損益認識している取引を除く。)に係る繰延利益・繰延損失のほか、従来の「マクロヘッジ」に基づ く繰延損失及び繰延利益の前連結会計年度末における残高について記載しております。 関連当事者との取引 株式会社 三菱東京フィナンシャル・グループ 当連結会計年度(自 平成 16 年 4 月 1 日 至 平成 17 年 3 月 31 日) 関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。 前連結会計年度(自 平成 15 年 4 月 1 日 至 平成 16 年 3 月 31 日) 関連当事者との取引について記載すべき重要なものはありません。