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第 70 期 報 告 書 - 株式会社SCREENホールディングス

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第 70 期 報 告 書 - 株式会社SCREENホールディングス
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2011/05/11 17:11印刷 1/2
(証券コード:7735)
[第70回定時株主総会招集ご通知 添付書類]
第 70 期 報 告 書
(平成22年4月1日から平成23年3月31日まで)
事
業
報
告
連
結
貸
借
対
照
表
連
結
損
益
計
算
書
連 結 株 主 資 本 等 変 動 計 算 書
連
結
注
記
表
連結計算書類に係る会計監査人の監査報告書 謄本
貸
借
対
照
表
損
益
計
算
書
株
主
資
本
等
変
動
計
算
書
個
別
注
記
表
会 計 監 査 人 の 監 査 報 告 書 謄 本
監 査 役 会 の 監 査 報 告 書
謄 本
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[添付書類]
事業報告
平成22年4月 1 日から
( 平成23年3月31日まで
)
1.企業集団の現況に関する事項
(1)事業の経過およびその成果
当連結会計年度における世界経済は、欧米での失業率の高止まりや欧州の金融シ
ステム不安など景気下振れのリスクが懸念されたものの、中国など新興国の内需拡
大を背景に緩やかながら回復基調で推移しました。わが国経済におきましても、期
の前半はアジア向けを中心に輸出・生産が増加し企業収益に改善が見られるなど景
気は回復基調で推移しましたが、期の後半に入りその回復もやや鈍化傾向を示しま
した。さらに、平成23年3月11日に発生した東日本大震災の影響は大きく、先行
き予断を許さない状況となりました。
当社を取り巻く事業環境では、半導体業界において、パソコン需要に減速が見ら
れましたが、スマートフォン(高機能携帯電話)やタブレット型端末(携帯情報端
末)などの需要増加を背景に、半導体メーカーの設備投資は活発に推移しました。
このような環境のなか、当社グループは、半導体機器事業を中心に売上・受注の
拡大に努めるとともに、これまで取り組んできた再建策をさらに推し進めました。
当連結会計年度における当社グループの業績につきましては、半導体機器事業が
好調に推移し、売上高は2,549億5千2百万円と前連結会計年度に比べ908億2千
3百万円増加しました。利益面では、売上の増加に加え、コスト削減や工場操業度
改善の効果が寄与するとともに、たな卸資産評価損が減少したことから、営業利益
は268億1千1百万円(前連結会計年度比408億5千7百万円の改善)、経常利益は
265億3千1百万円(前連結会計年度比437億8千9百万円の改善)となりました。
また、特別損失において、メディアアンドプレシジョンテクノロジー事業(印刷
関連機器およびプリント配線板関連機器事業)の固定資産に係る減損損失を計上し
たほか、事業所統廃合に伴う費用を事業構造改善費用として計上しました。
以上の結果、当期純利益は256億8千6百万円(前連結会計年度比336億8千9百
万円の改善)となりました。
なお、東日本大震災により当社グループの部品製造拠点および営業・サービス拠
点の一部が被災しましたが、その影響は軽微であり既に概ね復旧しております。ま
た、懸念された納期延期等の発生もなく、当連結会計年度の業績に大きな影響はあ
りませんでした。
セグメント区分別の概況は次のとおりであります。
なお、当連結会計年度より、当社グループは「半導体機器事業」、「FPD(フ
ラットパネルディスプレー)機器事業」および「メディアアンドプレシジョンテク
ノロジー事業」の3つを報告セグメントとしております。
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半導体機器事業
半導体機器事業では、スマートフォンやタブレット型端末などの需要増加を背景
に、半導体メーカーの設備投資が活発に推移し、半導体製造装置の売上が前連結会
計年度に比べ大幅に増加しました。製品別では、洗浄装置の売上が増加するととも
に、コーターデベロッパー(塗布現像装置)も売上を伸ばしました。地域別では、
北米向けの売上が増加するとともに、国内、欧州、アジア向けも堅調に推移しまし
た。その結果、当セグメントの売上高は1,742億7千8百万円と前連結会計年度に
比べ733億4千6百万円増加しました。
FPD機器事業
FPD機器事業では、設備投資が低調であった前連結会計年度に比べFPD製造装置
の売上が増加しました。製品別では、大型ガラス基板に対応するコーターデベロッ
パーの売上が伸びたほか、中小型の高精細液晶パネル向け装置も堅調に推移しまし
た。その結果、当セグメントの売上高は327億1千1百万円と前連結会計年度に比
べ128億1千3百万円増加しました。
メディアアンドプレシジョンテクノロジー事業
メディアアンドプレシジョンテクノロジー事業では、印刷関連機器は、国内向け
は低調であったものの、北米や新興国を中心に海外向けが伸び、前連結会計年度に
比べ売上が増加しました。プリント配線板関連機器は、関連メーカーの設備投資再
開を受け、設備投資が低調であった前連結会計年度に比べ売上が増加しました。そ
の結果、当セグメントの売上高は473億6百万円と前連結会計年度に比べ46億2百
万円増加しました。
セグメント区分別の売上高は、次のとおりであります。
(単位:百万円未満切捨)
区
分
売 上 高
百万円
構 成 比
半 導 体 機 器 事 業
174,278
F P D 機 器 事 業
メディアアンドプレシジョン
テクノロジー事業
そ
の
他
32,711
12.8
164.4
47,306
18.5
110.8
656
0.3
110.3
254,952
100.0
155.3
合
計
68.4
前連結会計年度比
%
172.7
%
(注)当連結会計年度より、「セグメント情報等の開示に関する会計基準」(企業会計基準第17号 平成21年3月
27日)および「セグメント情報等の開示に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第20号 平
成20年3月21日)を適用しており、前連結会計年度比につきましては、前連結会計年度を新セグメント区分
に組み替えて算出しております。
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(2)資金調達の状況
当連結会計年度の所要資金は、主として営業活動から得られる資金にて賄い、新
たな資金調達は実施いたしませんでした。
なお、将来への資金の安定確保を目的として、平成23年9月29日期限のコミッ
トメントライン契約を平成23年3月28日付にて前倒し更新し、既存の実行可能期
間付シンジケーション方式のタームローン契約と合わせて、総額400億円の資金枠
を確保しております。
(3)設備投資の状況
当連結会計年度において実施しました設備投資の総額は36億1千2百万円で、そ
の主なものは経常的な設備更新等であり、重要な設備の新設・拡充はございま
せん。
(4)対処すべき課題
当社グループは、リーマン・ショック以降の急激な業績悪化に対処すべく、約
2年間にわたり損益分岐点売上高の大幅な引き下げを目指した再建策に取り組んで
まいりました。再建策では、原価低減や販売費・一般管理費の削減のほか、工場の
一時休止、事業所の統廃合、グループ企業の整理・統合、希望退職等による人員削
減などを推し進め、コスト削減において一定の成果を収めました。しかしながら、
当期の業績回復は半導体関連市場の予想以上の回復に支えられた面もあり、「安定
した収益構造の確立」、「新規事業の創出」といった課題については継続して取り
組んでいく必要があると認識しております。また、東日本大震災を教訓に、BCP
(事業継続計画)を含めリスクマネジメントの強化・徹底を図っていく必要がある
と考えております。
このような状況のなか、当社グループは、新たな飛躍を目指し中期3ヵ年経営計
画『NextStage70 』(平成24年3月期~平成26年3月期)をスタートいたしまし
た。
『 NextStage70 』では、「ダウンサイドにおける収益性の確保」および「純資
産の回復(自己資本比率の向上)」を経営目標に、「安定した収益構造の確立」と
「新たな成長への基盤づくり」に注力してまいります。
中期3ヵ年経営計画『NextStage70』の骨子
1.経営目標
(1)ダウンサイドにおける収益性の確保
・収益構造確立への継続的アプローチ
・既存製品の高付加価値化とコスト削減の継続
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(2)純資産の回復
・「利益率の向上」および「資本効率の向上」を追究し、自己資本比率を高
める
2.基本方針
「収益構造確立と新たな成長への基盤づくり」
(1)安定した収益構造の確立
・価格競争力の強化
・高収益製品の強化と顧客価値創出型製品の育成
・外部環境の変化に応じた事業構造転換力の強化
(2)新たな成長へ
・新事業の展開へ開発投資を進め、新たな成長を目指す
・グローバル化への基盤整備(リスクマネジメントの強化・徹底を含む)
3.数値目標
「自己資本比率 50.0%以上、純有利子負債ゼロへ」 平成26年3月末
・利 益 率 の 向 上:売上高当期純利益率 7.5% 以上
・資本効率の向上:総資産回転率 1.1回転 以上
当社は、この中期3ヵ年経営計画の最終年度、平成26年3月期に会社設立70周
年を迎えます。当社グループは、その節目の年に、さらに次の新しいステージを
迎えられるよう、目標の達成に向けグループの総力をあげて取り組んでまいりま
す。
なお、上記における将来数値は、当社が現時点において入手している情報およ
び合理的と判断する一定の前提にもとづいており、今後の世界経済やエレクトロ
ニクス業界の技術変化、半導体・FPDパネルの市況などにより、実際の業績等と
大きく異なる可能性があります。
株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう
お願い申しあげます。
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(5)財産および損益の状況の推移
(単位:百万円未満切捨)
平成19年度
平成20年度
平成21年度
平成22年度
(当連結会計年度)
高
279,816
219,049
164,128
254,952
経 常 利 益 又 は
経 常 損 失(△)
7,540
△11,743
△17,258
26,531
当 期 純 利 益 又 は
当 期 純 損 失(△)
4,577
△38,190
△8,002
25,686
1株当たり当期純利益
又 は 当 期 純 損 失(△)
18円81銭
△160円86銭
△33円71銭
108円21銭
区
売
分
上
総
資
産
291,114
246,917
216,622
253,126
純
資
産
122,874
69,714
65,040
87,600
(注) 平成20年度は、FPD製造装置は、液晶パネルメーカーの設備投資が堅調に推移し売上を大きく伸ばし
ましたが、半導体製造装置は半導体メーカーの設備投資抑制の影響を受け、売上が大きく減少しました。
印刷関連機器は、デジタル印刷機の売上が堅調に推移する一方で、CTP関連製品については景気後退によ
る販売台数減少や円高による為替の影響を受け、売上が減少しました。利益面では、売上高の減少に加え、
事業構造改善費用の計上や繰延税金資産の取り崩しにより、大幅な当期純損失となりました。
平成21年度は、半導体メーカーの設備投資が年度後半にかけて回復し、半導体製造装置の売上が増加し
ましたが、FPD製造装置は設備投資抑制の影響を受け、売上が大幅に減少しました。印刷関連機器は、
CTP関連製品の売上が減少し、POD製品、大型インクジェットプリンターについても売上が低調に推移
しました。利益面では、下半期において半導体製造装置の急回復がありましたが、上半期における売上低
迷やたな卸資産評価損の計上により当期純損失となりました。
平成22年度(当連結会計年度)の状況は、「(1)事業の経過およびその成果」に記載のとおりであり
ます。
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(6)重要な子会社の状況
①
重要な子会社の状況
会 社 名
株式会社テックインテック
資本金
半導体製造装置の開発・
製造
100.0
印刷関連機器の販売
%
百万円
300
株 式 会 社 S O K U D O
90
DNS ELECTRONICS, LLC
18,876
主要な事業内容
100.0
百万円
480
株式会社メディアテクノロジー ジャパン
②
当社の議決権比率
百万円
81.0
千米ドル
100.0
半導体製造装置の開発・
製造・販売・保守サービス
半導体製造装置の販売
支援・保守サービス
企業結合の経過および成果
当連結会計年度において、D.S.NORTH AMERICA HOLDINGS, INC.は
D.S.VENTURE INVESTMENTS INTERNATIONAL, INCORPORATEDに
吸 収 合 併 さ れ 、 ま た S.TEN NINES CALIFORNIA, LLC は DAINIPPON
SCREEN GRAPHICS(USA), LLCに吸収合併されたため、それぞれ連結の
範囲から除外しております。
また、関連会社であったSEMES CO., LTD.は、当社保有の全株式を売却し
たため、持分法の適用の範囲より除外しております。
この結果、当社グループの構成は、当社、連結子会社43社および関連会社
1社となりました。
当連結会計年度の成果は、「(1)事業の経過およびその成果」に記載のとお
りであります。
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(7)主要な事業セグメント
当社グループの主要な事業内容は、半導体機器事業、FPD機器事業、メディア
アンドプレシジョンテクノロジー事業であり、その主な販売品目は次のとおりであ
ります。
区
分
主要販売品目
半 導 体 機 器 事 業
半導体製造装置
保守サービス
F P D 機
FPD製造装置
保守サービス
器
事
業
印刷関連機器
プリント配線板関連機器
保守サービス
メディアアンドプレシジョン
テクノロジー事業
そ
の
他
ソフトウエアの開発、印刷物の企画・製作、物流事業等
(8)主要拠点等
・ 当 社 本 社 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神北町1番地の1
・ 当 社 支 店 東京支店(東京都千代田区)
事 業 所 名 ・ 会 社 名
主要な業務・事業内容
所 在 地
当社事業所
所
開
発
京都市伏見区
所
開 発 ・ 製 造
京都府久御山町
所
開 発 ・ 製 造
滋賀県野洲市
所
開 発 ・ 製 造
滋賀県彦根市
所
製
造
滋賀県多賀町
株 式 会 社 テ ッ ク イ ン テ ッ ク
開 発 ・ 製 造
京都市南区
株 式 会 社 ク ォ ー ツ リ ー ド
部
造
福島県郡山市
株
開発・製造・販売等
京都市下京区
株式会社メディアテクノロジー ジャパン
販
売
東京都千代田区
DNS ELECTRONICS, LLC
販売支援・保守サービス
ア メ リ カ
INCA DIGITAL PRINTERS LTD.
開発・製造・販売
イ ギ リ ス
DAINIPPON SCREEN( DEUTSCHLAND) GmbH
販売支援・保守サービス等
ド
DAINIPPON SCREEN MT( HANGZHOU) CO., LTD.
製
造
中
国
DAINIPPON SCREEN ELECTRONICS (TAIWAN) CO., LTD.
販売支援・保守サービス
台
湾
洛
久
西
御
野
彦
事
山
洲
根
多
事
業
事
地
区
賀
国内子会社
式
業
会
事
社
業
事
業
業
S O K U D O
海外子会社
-7-
品
製
イ
ツ
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(9)従業員の状況
①
企業集団の従業員数
従業員数(対前期末比較増減)
4,732名(53名増)
(注)従業員数は就業人員数であります。
②
事業報告作成会社の従業員数
従業員数(対前期末比較増減)
平均年齢
平均勤続年数
2,067名(57名減)
42.5歳
17.9年
(注)従業員数は就業人員数であります。
(10)主要な借入先および借入額
(単位:百万円未満切捨)
借 入 先
借 入 額
株 式 会 社 日 本 政 策 投 資 銀 行
12,215
株 式 会 社 三 菱 東 京 U F J 銀 行
6,977
日
本
株
式
生
命
会
保
社
険
り
相
そ
互
な
会
社
6,933
銀
行
3,448
株
式
会
社
京
都
銀
行
2,835
株
式
会
社
滋
賀
銀
行
2,375
-8-
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2.会社の株式に関する事項
(1)発行済株式の総数
253,974,333 株 (自己株式16,598,341株を含む)
(2)株主数
16,186 名
(3)大株主
株 主 名
持 株 数
持株比率
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)
21,757
9.2
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口)
16,694
7.0
日
社
10,170
4.3
行
6,730
2.8
日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社(信託口9)
6,620
2.8
株
行
4,562
1.9
モルガン スタンレー アンド カンパニー インク
4,376
1.8
株
行
4,241
1.8
大日本スクリーン取引先持株会シンクロナイズ
4,231
1.8
大日本スクリーン製造従業員持株会
3,858
1.6
千株
株
本
式
式
式
生
命
会
会
会
保
険
社
社
京
り
社
相
都
そ
滋
互
な
賀
会
銀
銀
銀
%
(注)1. 当社は、自己株式16,598,341株を保有しておりますが、上記大株主からは除いております。
2. 持株比率は、自己株式を控除して計算しております。
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3.会社役員に関する事項
(1)取締役および監査役の氏名等
(平成23年3月31日現在)
氏
名
地位および担当
重要な兼職の状況
明
代表取締役
取締役会長
最高経営責任者(CEO)
橋 本 正 博
代表取締役
取締役社長
最高執行責任者(COO)
領 内
専務取締役
最高財務責任者(CFO)
経営戦略/財務・経理/
総務担当
経営戦略本部長
ビジネスサービスセンター長
石 田
修
有 田 正 司
取締役
最高技術責任者(CTO)
技術開発センター長
立 石 義 雄
取 締 役
伊佐山 建 志
取 締 役
松 本
取 締 役
徹
野 栗 和 哉
常任監査役(常勤)
山 本
博
監 査 役
城 田 秀 明
監 査 役
森
監 査 役
幹 生
財団法人京都産業21 理事長
オムロン株式会社 代表取締役会長
京都商工会議所 会頭
カーライル・ジャパン・エルエルシー シニアアドバイザー
テルモ株式会社 社外取締役
国立大学法人東京農工大学大学院技術経営研究科
(現 同 大学院工学府) 客員教授
仏国ルノー社(Renault S.A.S.) 社外取締役
アクア淀屋橋法律事務所 弁護士
株式会社滋賀ディーシーカード 代表取締役社長
株式会社しがぎんジェーシービー 代表取締役社長
(注)1. 取締役 立石義雄、伊佐山建志および松本 徹は、社外取締役であり、当社は株式会社東京証券取引
所および株式会社大阪証券取引所に対して、独立役員としての届け出を行っております。
2. 監査役 城田秀明および森 幹生は、社外監査役であり、当社は株式会社東京証券取引所および株式
会社大阪証券取引所に対して、独立役員としての届け出を行っております。
3. 監査役 山本 博は長年当社の経理業務を経験し、財務および会計に関する相当程度の知見を有して
おります。
4. 当事業年度中の取締役および監査役の異動は次のとおりであります。
(1)平成22年6月25日付にて退任
取締役
津 田 雅 也
(2)平成22年6月25日付にて就任
取締役
有 田 正 司
監査役
森
幹 生
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(3)平成22年6月25日付にて退任(辞任)
監査役
前 川 昭 彦
5. 平成23年4月1日付で、取締役の担当が次のとおり変更されました。
専務取締役
領 内
修
最高財務責任者(CFO)
グループ監査/広報担当
6. 平成22年6月23日付で、取締役 立石義雄は、西日本旅客鉄道株式会社 社外取締役を退任いたしま
した。
7. 取締役 伊佐山建志は、平成22年6月30日付でカーライル・ジャパン・エルエルシー 会長を退任し、
同年7月1日付で同 シニアアドバイザーに就任いたしました。
8. 平成22年6月30日付で、監査役 城田秀明は、京銀リース・キャピタル株式会社 代表取締役社長を
退任いたしました。
(2)取締役および監査役の報酬等の額
(単位:百万円未満切捨)
区
分
人
員
報 酬 等 の 額
取
締
役
8名
230百万円
監
査
役
5名
39百万円
計
13名
269百万円
合
(注)1. 上記報酬等の額のうち、社外取締役3名、社外監査役3名の報酬の合計額は31百万円であります。
2. 取締役の人員および報酬等の額につきましては、平成22年6月25日付にて退任いたしました取締役1名
を含めております。
3. 監査役の人員および報酬等の額につきましては、平成22年6月25日付にて退任(辞任)いたしました
社外監査役1名を含めております。
(3)社外役員に関する事項
①
当事業年度における主な活動状況
区 分
氏 名
主な活動状況
取締役
立 石 義 雄
取締役
伊佐山 建 志
取締役
松 本
監査役
城 田 秀 明
監査役
森
徹
幹 生
当事業年度に開催された取締役会17回のうち12回に出席し、
永年にわたる経営者としての高い見識と財界活動における幅広
い経験から意見を述べております。
当事業年度に開催された取締役会17回のうち16回に出席し、
中央官庁をはじめ企業経営等さまざまな分野における豊富な経
験にもとづき、多様な視点から意見を述べております。
当事業年度に開催された取締役会17回のうち16回に出席し、
主に弁護士としての専門的見地から意見を述べております。
当事業年度に開催された取締役会17回のうち16回に出席し、
また監査役会26回すべてに出席し、当社の経営上有用な意見
を述べております。
平成22年6月25日就任以来、開催された取締役会14回のうち
13回に出席し、また監査役会19回すべてに出席し、当社の経
営上有用な意見を述べております。
-11-
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②
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重要な兼職先と当社との関係
区 分
取締役
氏 名
重要な兼職の状況
当社との関係
オムロン株式会社 代表取締役会長
当社と同社との間に購入、販売等の
取引関係がありますが、その取引高
は僅少であります。
立 石 義 雄 京都商工会議所 会頭
西日本旅客鉄道株式会社 社外取締役
(平成22年6月23日 退任)
カーライル・ジャパン・エルエルシー 会長
(平成22年7月1日 シニアアドバイザーに就任)
当社は京都商工会議所の会員で
あります。
特別の関係はありません。
特別の関係はありません。
テルモ株式会社 社外取締役
特別の関係はありません。
取締役 伊佐山 建 志 国立大学法人東京農工大学大学院技術経営研究科
特別の関係はありません。
(現 同 大学院工学府)客員教授
仏国ルノー社(Renault S.A.S.)
社外取締役
取締役
監査役
監査役
③
特別の関係はありません。
当社と同事務所との間に法律業務委
託等の取引関係がありますが、その
取引高は僅少であります。
当社と同社との間にリース取引があ
りますが、その取引高は僅少であり
ます。また、当社の取引先と同社と
京銀リース・キャピタル株式会社
の間で締結されたリース契約に対し
城 田 秀 明
代表取締役社長(平成22年6月30日 退任)
て、当社は一定割合を限度とする債
務保証を行っておりますが、その保
証額も僅少であります。
松 本
森
徹 アクア淀屋橋法律事務所 弁護士
幹 生
株式会社滋賀ディーシーカード
代表取締役社長
特別の関係はありません。
株式会社しがぎんジェーシービー
特別の関係はありません。
代表取締役社長
責任限定契約の内容の概要
当社と社外取締役および社外監査役は、会社法第427条第1項にもとづき、
同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該
契約にもとづく損害賠償責任の限度額は、法令に定める額としております。
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4.会計監査人に関する事項
(1)会計監査人の名称
有限責任 あずさ監査法人
(注)あずさ監査法人は、平成22年7月1日付で監査法人の種類の変更により、有限責任 あずさ監査法人
となりました。
(2)報酬等の額
①
当事業年度に係る報酬等の額
80百万円
② 当社および子会社が会計監査人に支払うべき金銭その他の財産上の利益の合計額
85百万円
(注)1. 当社は、会計監査人との契約において、会社法上の会計監査人の監査に対する報酬等の額と金融商品
取引法上の監査に対する報酬等の額を明確に区分しておらず、かつ、実質的にも区分できないため、
これらの合計金額を記載しております。
2. 当社は、会計監査人に対して、監査証明業務以外の業務である、国際財務報告基準への移行に関する
指導・助言業務についての対価を支払っております。
3. 当社の子会社のうちDNS ELECTRONICS, LLCほか13社は、当社の会計監査人以外の公認会計士
(または監査法人)の監査を受けております。
(3)会計監査人の解任または不再任の決定の方針
取締役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると
判断した場合は、監査役会の同意を得たうえで、または監査役会の請求にもとづ
いて、 会計監査人の解任または不再任の議案を株主総会の目的とすることとしま
す。
監査役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると
判断した場合は、取締役会に、会計監査人の解任または不再任の議案を株主総会
の目的とすることを請求します。
また、監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該
当すると認められる場合は、監査役全員の同意にもとづき、会計監査人を解任し
ます。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総
会におきまして、会計監査人を解任した旨および解任の理由を報告いたします。
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5.業務の適正を確保するための体制等の整備に関する事項
当社は、取締役会において、「取締役の職務の執行が法令および定款に適合するこ
とを確保するための体制その他株式会社の業務の適正を確保するために必要なもの
として法務省令で定める体制の整備」につき、以下のとおり決議しております。
当社は、「未来共有」「人間形成」「技術追究」の企業理念のもと、株主、顧客、
投資家、地域社会などステークホルダーとのさらなる信頼関係を築き、企業として
の社会的責任を全うする。この企業理念に従い、国内外の法令と社会規範を順守し、
より高い倫理観を持って事業活動を進めていく。
この基本的な考え方にもとづいて、当社の内部統制の体制を以下のとおり整備す
る。
(1)取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制
① 取締役の職務の執行に係る情報・文書の取り扱いを社内規定に定め、これにも
とづいて記録し、保存する。
② 情報資産を保護するために情報セキュリティ・マネジメントシステムを構築
する。
(2)損失の危険の管理に関する規程その他の体制
当社グループに影響を及ぼすリスクの低減に向け要綱を定めて、各担当の取締役
および執行役員がこれを管理し、責任権限規定にもとづき経営会議、取締役会の審
議、決議を得て対応を行う。リスクが顕在化した場合には、必要に応じて最高執行
責任者を本部長とする対策本部を設置し、緊急時対策および復旧対策を実施する。
(3)取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
① 取締役会を月1回開催するほか、必要に応じ臨時に開催し、重要事項の決定
の迅速化および取締役の業務執行状況の監督強化等を行う。
② 効率的な業務執行ができるように各取締役の委嘱業務を取締役会で決議する。
③ 執行役員制および社内カンパニー制を採用し、権限委譲と迅速な意思決定を図
る。
④ 常勤取締役、執行役員およびファーストランク長等で構成する経営会議を原則
月2回開催して経営執行の審議を行い、取締役会および代表取締役の意思決定
を補佐する。
(4)取締役および使用人の職務の執行が法令・定款に適合することを確保するための体制
① コンプライアンス委員会を定期的に開催し、全社の取り組みを充実させるとと
もに、定期的に担当の取締役または執行役員に報告を行う。
② 経営監視機能を強化するために社外取締役を選任する。
-14-
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③
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職務の執行にあたっては、「責任権限規定」にもとづいて、個々の案件につい
て関連する専門部署がチェックした後に決裁する仕組みを運用することによ
り、法令・定款に適合することを確保する。
④
代表取締役の直轄下にグループ監査室を設置し、事業活動全般について管理
の仕組みと運営状況を監査させ、内部統制の体制整備を推進する。
⑤
「大日本スクリーングループ倫理要綱」を定めて倫理憲章および行動基準を示
し、取締役、執行役員および従業員に周知徹底を図り、公正で透明性の高い企
業経営を推進する。併せて、内部通報制度を設ける。
⑥
「反社会的勢力への毅然たる対応」の方針を「大日本スクリーングループ倫
理要綱」の倫理憲章に定めて実践する。
⑦
取締役、執行役員および従業員に対し企業倫理、コンプライアンスに関する研
修を実施する。
(5)当社および子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制
①
取締役、監査役、執行役員、ファーストランク長およびグループ会社の社長等
で構成する連結経営会議を開催するとともに、各カンパニー等は主管するグ
ループ会社の社長を含む会議を定期的に開催し、グループ経営基本方針を具体
化して伝達し、また各グループ会社から業務執行に関する主要な報告を受け、
グループ内の意識の統一を図る。
②
「グループ会社管理規定」を定め、グループ会社の管理・運営の基本原則を
明らかにする。
③
グループ会社の取締役または監査役に当社の取締役、執行役員または従業員を
派遣し、経営状況を定常的に監督する。
④
グループ監査室は、当社および全てのグループ会社の監査を行い、問題点の改
善を求める。
(6)監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制
①
監査役の職務を補助するため専任の従業員を配置する。当該従業員は監査役の
指揮命令に服し、当該従業員の異動、評価等人事に関する事項の決定は監査役
の同意を要するものとする。
②
取締役、執行役員および従業員は、法令および「監査役監査基準」の定めると
ころに従い、監査役または監査役会に業務報告および情報提供を行う。
③
監査役は、代表取締役、監査法人およびグループ監査室とそれぞれ定期的に意
見交換を行う。
④
内部通報制度の通報状況については遅滞なく監査役に報告する。
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6.株式会社の支配に関する基本方針
Ⅰ 当社の財務および事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当社は、株式を上場している者として、大規模買付者の行う大規模買付行為で
あっても、株主がこれを受け容れて大規模買付行為に応じるか否かは、最終的に株
主の判断に委ねられるべきものであると考えております。しかしながら、大規模買
付行為は、それが成就すれば、当社グループの経営に直ちに大きな影響を与えうる
だけの支配権を取得するものであり、当社の企業価値ひいては株主共同の利益に重
大な影響を及ぼす可能性を内包しております。それだけに、当社の財務および事業
の方針の決定を支配する者は当社の企業価値の源泉を理解し、当社の企業価値ひい
ては株主共同の利益を継続的に確保、向上させていくことができる者であることが
必要であると認識しております。このため、当社の財務および事業の方針の決定を
支配する者として相応しくない者が現れた場合に対する一定の備えを設ける必要が
あると考えております。
Ⅱ 基本方針の実現に資する特別な取り組み
1.当社の企業価値の源泉について
当社は、設立以来、写真製版用ガラススクリーンの製造で培われてきたコア技術
『フォトリソグラフィー(注1)』を応用展開することで、印刷関連機器分野から
半導体製造装置やFPD製造装置などのエレクトロニクス分野へ事業展開を果たして
まいりました。現在では、創業の印刷関連分野における印刷版出力装置をはじめ、
半導体分野でのシリコンウエハー洗浄装置、フラットパネルディスプレー分野での
大型ガラス基板対応の製造装置など、複数の製品において世界トップシェアの地位
を得るに至っております。
当社の経営理念は、コア技術を基礎に新しい事業や技術、製品の創造に常にチャ
レンジする「思考展開」にあります。この理念は、IT化、デジタル化の進む今日に
おきましても、環境に配慮したオンデマンドデジタル印刷システムや最先端の半導
体・FPD製造装置の開発にしっかりと根付き、時代の環境変化を新たなチャンスに
変えていく精神として脈々と受け継がれています。
このように、当社の企業価値は、中長期的な視点に立ちつつ、時代の環境変化に
素早く対応し、フォトリソグラフィーをコア技術として社会から求められる製品群
を開発、製造してきた総合的な技術力によって確保、向上されるべきものであり、
また、それを支える顧客、取引先、従業員等の一体性こそが、当社の企業価値の源
泉であると考えております。
(注1) フォトリソグラフィーとは、写真現像技術を応用して微細なパターンを形成する技術をいいます。
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2.企業価値向上のための取り組みについて
当社グループは、リーマン・ショック以降の急激な業績悪化に対処すべく、約
2年間にわたり損益分岐点売上高の大幅な引き下げを目指した再建策に取り組み、
一定の成果を収めたものの、「安定した収益構造の確立」、「新規事業の創出」と
いった課題については継続して取り組んでいく必要があると認識しております。
当社グループは、「ダウンサイドにおける収益性の確保」および「純資産の回復
(自己資本比率の向上)」を経営目標とする中期3ヵ年経営計画『NextStage70』
(平成24年3月期~平成26年3月期)を策定し、この経営計画にグループ一丸と
なって取り組むことにより、当社の企業価値ひいては株主共同の利益の向上を図っ
てまいります。
Ⅲ 会社支配に関する基本方針に照らして不適切な者によって当社の財務および事業の
方針の決定が支配されることを防止するための取り組み(本施策)
当社は、平成21年6月25日開催の当社第68回定時株主総会において、平成19年
6月27日開催の第66回定時株主総会にて株主の皆様のご承認にもとづき導入いた
しました「大規模買付行為に関する対応策(買収防衛策)」につき、その内容を
一部変更して再導入いたしました。
本施策は、特定株主グループの議決権保有割合を20%以上とすることを目的と
する、または結果として同割合が20%以上となる当社株券等の大規模買付行為が
当社グループの企業価値に重大な影響を及ぼす場合において、当社グループの企業
価値を確保しまたは向上させるため、大規模買付行為に適切な対応を行うことを目
的としております。当社は、本施策をもって、大規模買付ルールおよび大規模買付
対抗措置について、以下のとおり定めております。
(1)大規模買付ルールの概要
・ 大規模買付者は、事前に大規模買付行為に関する情報を当社取締役会に提供
すること
・ 当社取締役会による検討、交渉、意見形成および代替的提案を行う期間を設
定すること
・ 独立委員会を設置し、同委員会の勧告を最大限尊重したうえで、当社取締役
会としての意見を公表すること
・ 独立委員会の勧告があった場合、株主意思確認総会において株主意思の確認
を行うこと
・ 当社取締役会による大規模買付対抗措置の発動または不発動の決議は、独立
委員会の勧告を最大限尊重し、株主意思確認総会の決定に従って行うこと
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・ 大規模買付対抗措置の発動を決議した後または発動後においても、独立委員
会の勧告を最大限尊重し、中止または発動の停止に関する決議を行うことが
できること
(2)大規模買付対抗措置の概要
・ 大規模買付者が大規模買付ルールに定める手続きを順守しない場合または大
規模買付行為によって当社グループの企業価値が著しく毀損される場合に、
当社取締役会は大規模買付対抗措置を決議できること
・ 具体的な大規模買付対抗措置として、特定株主グループに属さないことなど
の行使条件を付した新株予約権の無償割当のほか、法令および定款が認める
相当な措置を行うことができること
・ 当社取締役会が具体的な大規模買付対抗措置発動を決議するにあたっては、
独立委員会の意見、勧告を最大限尊重し、当社監査役会の賛同を得るものと
し、株主意思確認総会の決定がある場合には当該決定に従うこと
(3)本施策の有効期間ならびに廃止および変更
・ 有効期間は平成21年6月25日開催の当社定時株主総会から平成23年6月に開
催予定の当社定時株主総会終結の時まで
・ 本施策の有効期間満了前であっても、定時株主総会または臨時株主総会にお
いて本施策を廃止または変更する旨の決議が行われた場合、もしくは当社取
締役会において本施策を廃止または変更する旨の決議が行われた場合には、
本施策は廃止または変更されること
本施策の詳細につきましては、インターネット上の当社ホームページ
(http://www.screen.co.jp/ir/)に掲載しております平成21(2009)年5月11
日付「大規模買付行為に関する対応策(買収防衛策)のお知らせ」をご覧ください。
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Ⅳ 本施策が会社支配に関する基本方針に沿うものであり、株主共同の利益を損なうも
のではないこと、会社役員の地位の維持を目的とするものではないことおよびその
理由
1.企業価値・株主共同の利益の確保・向上の目的
本施策は、株主をして大規模買付行為に応じるか否かについての適切な判断を可
能ならしめ、かつ当社グループの企業価値ひいては株主共同の利益に対する明白な
侵害を防止するため、大規模買付者が従うべき大規模買付ルール、ならびに当社が
発動しうる大規模買付対抗措置の要件および内容を予め設定するものであり、当社
グループの企業価値ひいては株主共同の利益の確保および向上を目的とするもので
す。
また、大規模買付ルールの内容ならびに大規模買付対抗措置の内容および発動要
件は、当社グループの企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上という目的に
照らして合理的であり、当社グループの企業価値ひいては株主共同の利益の確保・
向上に資するような大規模買付行為までも不当に制限するものではないと考えます。
2.事前開示
本施策における大規模買付ルールの内容ならびに大規模買付対抗措置の内容およ
び発動要件は、株主、投資家および大規模買付者にとって十分な予見可能性を与え
るものであると考えます。また、本施策においては、適宜株主の皆様に情報開示を
行うこととされており、本施策の透明な運営が行われる仕組みを確保しています。
3.株主意思の反映
本施策の有効期間は、平成23年6月開催予定の当社定時株主総会の終結の時まで
であり、それ以降も当社株主総会において本施策の継続等に関して株主の皆様の意
思を確認させていただくことを予定しております。したがって、本施策の継続、廃
止または変更の是非の判断には、株主総会における決議を通じて株主の皆様の意思
が反映されるものと考えます。また、本施策の実施にあたっては、独立委員会の勧
告がある場合に、大規模買付者による大規模買付行為に対する大規模買付対抗措置
発動の是非について、株主の皆様の意思を直接確認することとなります。したがっ
て、大規模買付対抗措置発動の是非等の判断についても可及的に株主の皆様の意思
が反映されるものと考えます。
4.取締役会の判断の客観性・合理性の確保
本施策においては、当社取締役会の判断の合理性および公正性を担保するため、
当社取締役会から独立した独立委員会を設置しております。当社取締役会は、独立
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委員会の勧告を最大限尊重したうえで決議を行うことにより、また、大規模買付対
抗措置の発動の要件として、客観的かつ明確な要件を定めることにより、発動の要
件に該当するか否かの判断に当社取締役会の恣意的判断の介入する余地を排除して
おります。加えて、本施策においては、大規模買付対抗措置の発動の手続きを定め、
当社取締役会の恣意的な判断を排除しております。
したがって、本施策においては、当社取締役会が大規模買付対抗措置の発動を決
議するにあたり、その判断の客観性・合理性を担保するための十分な仕組みが確保
されているものと考えます。
5.デッドハンド型もしくはスローハンド型の買収防衛策ではないこと
本施策は、当社取締役会によりいつでも廃止することができるとされており、
デッドハンド型の買収防衛策(注2)ではありません。また、当社は取締役の任期
について期差任期制度を採用していないため、本施策はスローハンド型の買収防衛
策(注3)でもありません。
(注2)デッドハンド型の買収防衛策とは、取締役会の構成員の過半数を交代させてもなお廃止できず、また発動
を阻止できないため、株主の権利行使が不当に制限される買収防衛策をいいます。
(注3)スローハンド型の買収防衛策とは、取締役会の構成員の交代を一度に行うことができないことにより、廃
止する、または発動を阻止するために時間を要する買収防衛策をいいます。
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連 結 貸 借 対 照 表
(平成23年3月31日現在)
(単位:百万円未満切捨)
資
科
産
の
部
目
負
金
額
科
債
の
部
目
金
額
動
資
産
現 金 及 び 預 金
受取手形及び売掛金
た な 卸 資 産
繰 延 税 金 資 産
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
183,522
39,985
70,979
61,212
7,612
4,739
△1,007
流
動
負
債
支払手形及び買掛金
短 期 借 入 金
1年内返済予定の長期借入金
1 年 内 償 還 予 定 の 社 債
リ ー ス 債 務
未 払 法 人 税 等
設備関係支払手形
役 員 賞 与 引 当 金
製 品 保 証 引 当 金
受 注 損 失 引 当 金
資 産 除 去 債 務
そ
の
他
148,131
81,942
500
35,060
2,500
2,026
2,242
49
68
6,059
336
32
17,313
固
定
資
産
有 形 固 定 資 産
建 物 及 び 構 築 物
機械装置及び運搬具
土
地
リ ー ス 資 産
建 設 仮 勘 定
そ
の
他
減 価 償 却 累 計 額
無 形 固 定 資 産
リ ー ス 資 産
そ
の
他
投 資 そ の 他 の 資 産
投 資 有 価 証 券
長 期 貸 付 金
繰 延 税 金 資 産
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
69,604
40,699
53,265
29,019
9,253
8,541
1,110
9,411
△69,901
1,189
781
408
27,715
22,184
59
621
4,921
△71
固
定
負
債
社
債
長 期 借 入 金
リ ー ス 債 務
繰 延 税 金 負 債
退 職 給 付 引 当 金
役員退職慰労引当金
資 産 除 去 債 務
そ
の
他
17,394
7,000
3,633
4,869
839
279
110
48
613
流
資
産
合
計
負
債
合
計
165,526
純 資 産 の 部
株
主
資
本
資
本
金
資
本
剰
余
金
利
益
剰
余
金
自
己
株
式
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
繰 延 ヘ ッ ジ 損 益
為 替 換 算 調 整 勘 定
少 数 株 主 持 分
253,126
-21-
98,381
54,044
30,154
26,418
△12,236
△11,263
1,344
△41
△12,566
482
純 資 産 合 計
87,600
負債純資産合計
253,126
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連 結 損 益 計 算 書
( 平成22年4月1日から
平成23年3月31日まで )
(単位:百万円未満切捨)
科
売
売
目
金
高
上
原
価
売
上
総
利
益
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
営
業
利
益
営
上
業
外
収
受
取
利
受
取
配
当
持 分 法 に よ る 投 資 利
受
取
家
助
成
金
収
固 定 資 産 売 却
そ
の
営
業
外
費
支
払
利
為
替
差
そ
の
経
常
利
額
254,952
182,990
71,962
45,151
26,811
益
息
金
益
賃
入
益
他
用
息
損
他
益
102
279
437
272
260
259
923
1,789
161
864
別
利
益
関 係 会 社 株 式 売 却 益
貸 倒 引 当 金 戻 入 額
投 資 有 価 証 券 売 却 益
そ
の
他
特
別
損
失
減
損
損
失
事 業 構 造 改 善 費 用
投 資 有 価 証 券 評 価 損
資 産 除 去 債 務 会 計 基 準
の 適 用 に 伴 う 影 響 額
災 害 に よ る 損 失
税金等調整前当期純利益
法人税、住民税及び事業税
法 人 税 等 調 整 額
少数株主損益調整前当期純利益
少
数
株
主
利
益
当
期
純
利
益
2,535
2,815
26,531
特
525
210
162
2
901
1,656
648
346
297
47
-22-
2,997
24,434
2,342
△3,652
25,744
57
25,686
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連結株主資本等変動計算書
( 平成22年4月1日から
平成23年3月31日まで )
(単位:百万円未満切捨)
株
資
平成22年3月31日残高
本
主
資
本
金 資 本 剰 余 金 利 益 剰 余 金 自 己 株 式 株主資本合計
54,044
30,154
731
△12,224
72,706
連結会計年度中の変動額
当
期
純
利
益
25,686
自己株式の取得
自己株式の処分
△0
25,686
△11
△11
0
0
連結会計年度中の変動額合計
-
△0
25,686
△11
25,675
平成23年3月31日残高
54,044
30,154
26,418
△12,236
98,381
(単位:百万円未満切捨)
その他の包括利益累計額
少数株主純 資 産
その他有価証券 繰延ヘッジ 為 替 換 算 その他の包括利益 持
分合
計
評価差額金損
益 調 整 勘 定 累計額合計
平成22年3月31日残高
3,399
△67
△11,431
△8,100
434
65,040
連結会計年度中の変動額
当
益
25,686
自己株式の取得
期
純
利
△11
自己株式の処分
0
株主資本以外の項目の連結
会計年度中の変動額(純額)
△2,054
25
△1,134
△3,163
47
△3,115
連結会計年度中の変動額合計
△2,054
25
△1,134
△3,163
47
22,559
平成23年3月31日残高
1,344
△41
△12,566
△11,263
482
87,600
-23-
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連結注記表
1. 連結計算書類の作成のための基本となる重要な事項に関する注記
(1)連結の範囲に関する事項
子会社はすべて連結されております。
従来、子会社45社が連結の範囲に含まれておりましたが、当連結会計年度において、連結子会社の
D.S.VENTURE INVESTMENTS INTERNATIONAL, INCORPORATED へ 吸 収 合 併 さ れ た
D.S.NORTH AMERICA HOLDINGS, INC.およびDAINIPPON SCREEN GRAPHICS(USA),
LLCへ吸収合併されたS.TEN NINES CALIFORNIA, LLCを連結の範囲から除外しております。以
上の結果、連結子会社は、株式会社テックインテック以下、国内法人19社、海外法人24社の合計43社
となっております。
(2)持分法の適用に関する事項
相対的重要性により、マイザ株式会社に持分法を適用しております。持分法適用の関連会社であっ
たSEMES CO., LTD.は、当連結会計年度において、当社保有の全株式を売却したため、持分法の適
用の範囲より除外しております。マイザ株式会社の決算日は3月31日であり、連結計算書類の作成に
あたっては同日現在の計算書類を使用しております。
(3)連結子会社の事業年度等に関する事項
連 結 子 会 社 の う ち DAINIPPON SCREEN (KOREA) CO., LTD. 、 DAINIPPON SCREEN
ELECTRONICS (SHANGHAI) CO., LTD. 、 SCREEN MEDIA TECHNOLOGY LTD. お よ び
DAINIPPON SCREEN MT (HANGZHOU) CO., LTD.の決算日は12月31日、INCA DIGITAL
PRINTERS LTD.の決算日は1月31日であり、それ以外の38社は3月31日であります。連結計算書類
の作成にあたっては、DAINIPPON SCREEN (KOREA) CO., LTD. 、DAINIPPON SCREEN
ELECTRONICS (SHANGHAI) CO., LTD. 、 SCREEN MEDIA TECHNOLOGY LTD. お よ び
DAINIPPON SCREEN MT (HANGZHOU) CO., LTD.については12月31日、INCA DIGITAL
PRINTERS LTD.については1月31日の計算書類を採用しており、連結決算日との間に生じた重要な
取引については連結上必要な調整を行っております。
(4)会計処理基準に関する事項
1) 重要な資産の評価基準及び評価方法
有価証券
その他有価証券
時価のあるもの………… 期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平
均法により算定しております。)
時価のないもの………… 移動平均法による原価法
デリバティブ…………………… 時価法
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たな卸資産
当社及び
国内連結子会社……………… 主として先入先出法または個別法による原価法
(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの
方法により算定しております。)
在外連結子会社……………… 主として先入先出法または個別法による低価法
2) 重要な減価償却資産の減価償却方法
有形固定資産(リース資産を除く)
当社及び
国内連結子会社……………… 主として定率法
ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を
除く)については定額法によっております。
また、平成19年3月31日以前に取得した資産については、償却可
能限度額まで償却が終了した翌連結会計年度から5年間で均等償
却する方法によっております。
在外連結子会社……………… 主として定額法
無形固定資産…………………… 定額法
(リース資産を除く)
なお、自社利用ソフトウエアは社内における利用可能期間(3~
5年)、販売用ソフトウエアについては、その効果の及ぶ期間
(3年)に基づく定額法によっております。
リース資産……………………… 所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産
自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法を採用
しております。
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零(残価保証がある場合
は残価保証額)とする定額法を採用しております。
3) 重要な引当金の計上基準
貸倒引当金
当社及び
国内連結子会社……………… 売掛金等債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒
実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個々の債権
の回収可能性を検討して、回収不能見込額を計上しております。
在外連結子会社……………… 売掛金等債権の貸倒損失に備えるため、主として特定の債権につ
いて回収不能見込額を計上しております。
役員賞与引当金………………… 株式会社テックインテック他連結子会社16社は、役員賞与の支払
に備えるため、当連結会計年度に対応する支給見込額を計上して
おります。
製品保証引当金………………… 当社及び主要な連結子会社は、装置納入後の保証期間に係るアフ
ターサービス費用について、過去の支出実績に基づくアフターサー
ビス費用見込額を計上しております。
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退職給付引当金………………… 当社及び主要な国内連結子会社は、従業員の退職給付に備えるた
め、当連結会計年度末における退職給付債務および年金資産の見
込額に基づき計上しております。
数理計算上の差異は、当社においては、各連結会計年度の発生時
における従業員の平均残存勤務期間以内の一定の年数(14年)に
よる定額法により按分した額をそれぞれ発生した翌連結会計年度
から費用処理することとしております。
また、当社及び一部の国内連結子会社において、当連結会計年度
末の年金資産が退職給付債務(未認識数理計算上の差異を除く)
を上回っているため、その差額を投資その他の資産の「その他」
の区分に計上しております。
役員退職慰労引当金…………… 株式会社テックインテック他連結子会社13社は、役員の退職金の
支払に備えるため内規による期末要支給額全額を計上しておりま
す。
受注損失引当金………………… 受注契約に係る将来の損失に備えるため、当連結会計年度末にお
いて将来の損失が見込まれ、かつ、当該損失額を合理的に見積も
ることが可能なものについて、翌連結会計年度以降の損失見込額
を計上しております(「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企
業会計基準第9号 平成18年7月5日公表分)に基づき正味売却
価額を算定した結果、マイナスとなった場合に、当該金額を受注
損失引当金として計上しております。)。
4) 重要なヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理を採用しております。
なお、為替予約が付されている外貨建金銭債権債務等については振当処理をしており、特
例処理の要件を満たす金利スワップについては特例処理を採用しております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段
ヘッジ対象
為替予約
外貨建売上債権
金利スワップ
借入金利息
金利キャップ
借入金利息
③ ヘッジ方針
当社は、外貨建金銭債権債務等に係る為替相場の変動リスクおよび借入金または社債等に
係る金利変動リスクをヘッジするため、取締役会の承認を得たデリバティブ業務に関する社
内規程に基づいてヘッジ取引を行っており、かつ、その取引内容は取締役会に報告しており
ます。
④ ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ対象のキャッシュ・フロー変動の累計または相場変動とヘッジ手段のキャッシュ・
フロー変動の累計または相場変動を半期ごとに比較し、両者の変動額等を基礎にしてヘッジ
有効性を評価しております。ただし、特例処理によっている金利スワップおよび振当処理を
している為替予約については有効性の評価を省略しております。
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5) その他連結計算書類の作成のための重要な事項
消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は税抜方式によっております。
(5)連結計算書類作成のための基本となる重要な事項の変更
(資産除去債務に関する会計基準等)
当連結会計年度より、「資産除去債務に関する会計基準」(企業会計基準第18号 平成20年3月31
日)及び「資産除去債務に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第21号 平成20年3
月31日)を適用しております。これにより、当連結会計年度の営業利益および経常利益はそれぞれ82
百万円、税金等調整前当期純利益は380百万円減少しております。
(6)表示方法の変更
(連結貸借対照表関係)
会社計算規則の改正に伴い、当連結会計年度より連結貸借対照表における「評価・換算差額等」は
「その他の包括利益累計額」として表示する方法に変更しております。
(連結損益計算書関係)
① 前連結会計年度まで営業外収益の「その他」に含めて表示しておりました「固定資産売却益」は、
営業外収益の総額の100分の10を超えたため区分掲記しました。なお、前連結会計年度における
「固定資産売却益」は、1百万円であります。
② 前連結会計年度まで区分掲記しておりました「受取保険金」(当連結会計年度65百万円)は、金
額的重要性が乏しくなったため、営業外収益の「その他」に含めて表示しております。
③ 前連結会計年度まで区分掲記しておりました「業務受託料」(当連結会計年度31百万円)は、金
額的重要性が乏しくなったため、営業外収益の「その他」に含めて表示しております。
④ 前連結会計年度まで区分掲記しておりました「固定資産除却損」(当連結会計年度110百万円)
は、金額的重要性が乏しくなったため、営業外費用の「その他」に含めて表示しております。
⑤ 前連結会計年度まで区分掲記しておりました「債権売却損」(当連結会計年度6百万円)は、金
額的重要性が乏しくなったため、営業外費用の「その他」に含めて表示しております。
⑥ 前連結会計年度まで特別利益の「その他」に含めて表示しておりました「貸倒引当金戻入額」は、
特別利益の総額の100分の10を超えたため区分掲記しました。なお、前連結会計年度における
「貸倒引当金戻入額」は、86百万円であります。
(連結株主資本等変動計算書関係)
会社計算規則の改正に伴い、当連結会計年度より連結株主資本等変動計算書における「評価・換算差
額等」は「その他の包括利益累計額」として表示する方法に変更しております。
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2. 連結貸借対照表に関する注記
(1)担保に供している資産及び担保に係る債務
1) 担保に供している資産
建物
土地
投資有価証券
計
2) 担保に係る債務
長期借入金
(うち1年以内返済予定額
13,466
7,474
3,347
24,288
百万円
百万円
百万円
百万円
31,695 百万円
31,549 百万円)
(2)手形割引高及び裏書譲渡高
連結決算日における受取手形の裏書譲渡高は下記のとおりであります。
受取手形裏書譲渡高
47 百万円
(3)関連会社に係る注記
各科目に含まれている関連会社に対するものは次のとおりであります。
投資有価証券(株式)
38 百万円
(4)保証債務
従業員住宅ローンに対する保証債務
取引先のリース債務に対する保証債務
販売先のビジネスローンに対する保証債務
計
266
216
0
483
百万円
百万円
百万円
百万円
3. 連結株主資本等変動計算書に関する注記
(1)当連結会計年度末の発行済株式の種類及び総数並びに自己株式の種類及び総数
(単位:千株)
株式の種類
前連結会計年度末
発行済株式
普通株式
自己株式
普通株式(注1,2)
増加
減少
当連結会計年度末
253,974
-
-
253,974
16,578
19
0
16,598
(注1) 普通株式の自己株式の増加19千株は、単元未満株式の買取りによるものであります。
(注2) 普通株式の自己株式の減少0千株は、株主からの単元未満株式の買増請求によるものであります。
(2)配当に関する事項
1) 配当金支払額
該当事項はありません。
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2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの
次のとおり、決議を予定しております。
決議
株式の種類
平成23年6月28日
定時株主総会
普通株式
配当金の総額
配当の原資
(百万円)
1,186
利益剰余金
1株当たり
配当額
(円)
5
基準日
効力発生日
平成23年
3月31日
平成23年
6月29日
(注)平成23年4月22日開催の当社臨時株主総会において「資本準備金の額の減少および剰余金の
処分の件」が承認可決されております。
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4. 金融商品に関する注記
(1)金融商品の状況に関する事項
1) 金融商品に対する取組方針
当社グループは、年度資金計画に基づき、経営活動遂行に必要な資金の調達を金融機関からの借
入および社債の発行等の方法により行っております。資金の運用は、運用資産の保全、流動性の確
保を満たす運用に限定しております。デリバティブ取引は、為替変動リスク、金利変動リスク等財
務に関わるリスクを回避する目的にのみ利用しており投機的な取引は行わない方針であります。
2) 金融商品の内容及びそのリスク並びにリスク管理体制
営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。当該リスクに関
しては、取引先ごとに期日および残高を管理するとともに、財務状況の悪化等による回収懸念の早
期把握や軽減を図っております。また、外貨建ての営業債権は、為替の変動リスクに晒されており
ますが、外貨建ての営業債務をネットしたポジションに対して一定割合以上の先物為替予約を付す
ことによりヘッジしております。
投資有価証券は、主に業務上の関係を有する企業の株式であり、市場価格の変動リスクに晒され
ておりますが、定期的に時価や発行体の財務状況等を把握しております。
営業債務である支払手形及び買掛金は、すべて1年以内の支払期日であります。
借入金、社債およびファイナンス・リース取引に係るリース債務は、主に営業取引および設備投
資に必要な資金の調達を目的としたものであり、償還日は決算日後、最長で11年後(借入金4年後、
社債2年後、リース債務11年後)であります。借入金の一部は変動金利であるため金利の変動リス
クに晒されておりますが、このうち一部についてはデリバティブ取引(金利スワップ・金利キャッ
プ)を利用してヘッジしております。また、営業債務、借入金、社債およびファイナンス・リース
取引に係るリース債務は、資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリ
スク)に晒されておりますが、資金繰計画を作成・更新するとともに、手許流動性を一定額以上に
維持することなどにより、流動性リスクを管理しております。なお、借入金に係る一部の契約には、
各連結会計年度末の純資産ならびに各連結会計年度の経常損益に関する財務制限条項が付されてお
ります。これに抵触し、借入先金融機関の請求があった場合、当該借入金について期限の利益を喪
失する可能性があります。この場合、当社の社債およびその他の借入金についても連動して期限の
利益を喪失する可能性があります。当社が借入金等について期限の利益を喪失し、一括返済の義務
を負った場合には、資金調達に係る流動性リスクに影響を及ぼす可能性があります。
デリバティブ取引は、外貨建ての営業債権に係る為替の変動リスクに対するヘッジ取引を目的と
した先物為替予約取引、借入金に係る支払金利の変動リスクに対するヘッジ取引を目的とした金利
スワップ取引、金利キャップ取引であります。
ヘッジ有効性については、ヘッジ対象のキャッシュ・フロー変動の累計または相場変動とヘッジ
手段のキャッシュ・フロー変動の累計または相場変動を半期ごとに比較し、両者の変動額等を基礎
にして評価しております。但し、特例処理による金利スワップおよび振当処理をしている為替予約
は、有効性の評価を省略しております。
為替予約取引を行うに際しては、基本的に外貨建債権および承認された予定取引の範囲内で行う
こととしております。
これらの管理は、取締役会にて承認を得たデリバティブ業務に関する社内規程に基づいて行って
おり、かつ、その取引内容は半期に一度取締役会に報告しております。
金利スワップ取引、金利キャップ取引および為替予約取引に係る当社のデリバティブ取引の契約
先は、いずれも信用度の高い国内の銀行であるため、相手先の契約不履行によるいわゆる信用リス
クは、ほとんどないと判断しております。
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(2)金融商品の時価等に関する事項
平成23年3月31日における連結貸借対照表計上額、時価およびこれらの差額については、次のとお
りであります。なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものは、次表には含めておりま
せん((注2)参照)。
(単位:百万円未満切捨)
連結貸借対照表
計上額
(1)現金及び預金
39,985
(2)受取手形及び売掛金
70,979
時価
差額
39,985
-
69,972
69,971
△0
21,512
21,512
-
131,470
131,470
△0
81,942
81,942
-
500
500
-
9,500
9,575
75
(4)長期借入金
38,694
38,522
△172
(5)リース債務
6,895
9,193
2,298
137,532
139,734
2,201
(134)
(134)
-
(41)
(41)
-
(176)
(176)
-
貸倒引当金(※1)
△1,007
(3)投資有価証券
その他有価証券
資産計
(1)支払手形及び買掛金
(2)短期借入金
(3)社債
負債計
デリバティブ取引(※2)
(1)ヘッジ会計が適用されていないもの
(2)ヘッジ会計が適用されているもの
デリバティブ取引計
(※1)受取手形及び売掛金に計上している貸倒引当金を控除しております。
(※2)デリバティブ取引によって生じた正味の債権・債務は純額で表示しており、合計で正味の債
務となる項目については、( )で示しております。
(注1)金融商品の時価の算定方法に関する事項
資 産
(1)現金及び預金
これらは、短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価額と近似していることから、当
該帳簿価額によっております。
(2)受取手形及び売掛金
これらの時価は、一定の期間ごとに区分した債権ごとに債権額を決済までの期間および信用リ
スクを加味した利率により割り引いた現在価値によっております。
(3)投資有価証券
これらの時価について、株式は取引所の価格によっております。
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負 債
(1)支払手形及び買掛金および(2)短期借入金
これらは、短期間で決済されるものであるため、時価は帳簿価格と近似していることから、当
該帳簿価格によっております。
(3)社債
当社の発行する社債の時価は、市場価格のあるものは市場価格に基づき、市場価格のないもの
は、元利金の合計額を当該社債の残存期間および信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価
値により算定しております。
(4)長期借入金および(5)リース債務
これらの時価については、元利金の合計額を当該借入またはリース債務の残存期間および信用
リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。
デリバティブ取引
(1)ヘッジ会計が適用されていないもの
為替予約取引についての時価の算定方法は、取引先金融機関から提示された価格によっており
ます。
(2)ヘッジ会計が適用されているもの
金利スワップおよび為替予約取引についての時価の算定方法は、取引先金融機関から提示され
た価格によっております。
金利スワップの特例処理によるものは、ヘッジ対象とされている長期借入金と一体として処理
されているため、その時価は、当該長期借入金の時価に含めて記載しております。また、為替予
約の振当処理によるものについてもヘッジ対象とされている売掛金と一体として処理されている
ため、その時価は、売掛金の時価に含めて記載しております。
(注2)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品
(単位:百万円未満切捨)
区分
連結貸借対照表計上額
非上場株式
672
これらについては、市場価格がなく、時価を把握することが極めて困難と認められるものであ
るため、「(3)投資有価証券」には含めておりません。
なお、非上場株式には、関連会社株式38百万円が含まれております。
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5. 1株当たり情報に関する注記
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
367円 0銭
108円21銭
6. 重要な後発事象に関する注記
当社は、以下のとおり、平成23年4月22日開催の臨時株主総会に「資本準備金の額の減少および剰余
金の処分の件」を付議し、同株主総会にて承認可決されております。
(1)資本準備金の額の減少および剰余金の処分の目的
早期復配に向けて繰越利益剰余金の欠損を填補すること、ならびに資本政策の柔軟性および機動性
を確保するものであります。
(2)資本準備金の額の減少および剰余金の処分の要領
1)資本準備金の額の減少に関する事項
会社法第448条第1項の規定に基づき資本準備金の額を減少し、その同額をその他資本剰余金に振
り替えております。
①減少する資本準備金の額
資本準備金
26,636百万円
②増加する剰余金の額
その他資本剰余金 26,636百万円
2)剰余金の処分に関する事項
会社法第452条の規定に基づき上記1)による増加後のその他資本剰余金および別途積立金を減少し、
繰越利益剰余金に振り替えております。
①減少する剰余金の額
その他資本剰余金 25,571百万円
別途積立金
28,500百万円
②増加する剰余金の額
繰越利益剰余金
54,071百万円
3)資本準備金の額の減少の日程
①取締役会決議日
平成23年2月7日
②債権者異議申述最終期日
平成23年3月8日
③臨時株主総会決議日
平成23年4月22日
④効力発生日
平成23年4月22日
-33-
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連結計算書類に係る会計監査人の監査報告書 謄本
独立監査人の監査報告書
平成23年5月6日
大日本スクリーン製造株式会社
取 締 役 会
御中
有限責任 あずさ監査法人
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
橋
本
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
竹
内
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
福
島
康
生 ㊞
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
葛
西
秀
彦 ㊞
克
己 ㊞
毅 ㊞
当監査法人は、会社法第444条第4項の規定に基づき、大日本スクリーン製造株式
会社の平成22年4月1日から平成23年3月31日までの連結会計年度の連結計算書類、
すなわち、連結貸借対照表、連結損益計算書、連結株主資本等変動計算書及び連結注
記表について監査を行った。この連結計算書類の作成責任は経営者にあり、当監査法
人の責任は独立の立場から連結計算書類に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
監査を行った。監査の基準は、当監査法人に連結計算書類に重要な虚偽の表示がない
かどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を基礎として行わ
れ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積
りの評価も含め全体としての連結計算書類の表示を検討することを含んでいる。当監
査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の連結計算書類が、我が国において一般に公正妥当と認められ
る企業会計の基準に準拠して、大日本スクリーン製造株式会社及び連結子会社から成
る企業集団の当該連結計算書類に係る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点
において適正に表示しているものと認める。
追記情報
連結注記表の「6. 重要な後発事象に関する注記」に記載されているとおり、会社
は平成23年4月22日開催の臨時株主総会に「資本準備金の額の減少および剰余金の処
分の件」を付議し、同株主総会にて承認可決されている。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載す
べき利害関係はない。
以
-34-
上
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貸
借
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対
照
表
(平成23年3月31日現在)
(単位:百万円未満切捨)
資
科
流
産
の
部
目
負
金
額
動
資
産
現 金 及 び 預 金
受
取
手
形
売
掛
金
た な 卸 資 産
関係会社短期貸付金
繰 延 税 金 資 産
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
151,915
25,312
826
66,989
48,297
1,499
6,143
3,261
△413
固
定
資
産
有 形 固 定 資 産
建
物
構
築
物
機 械 及 び 装 置
車 両 運 搬 具
工具、器具及び備品
土
地
リ ー ス 資 産
建 設 仮 勘 定
無 形 固 定 資 産
投 資 そ の 他 の 資 産
投 資 有 価 証 券
関 係 会 社 株 式
関 係 会 社 出 資 金
差 入 保 証 金
そ
の
他
貸 倒 引 当 金
81,586
36,095
14,722
1,027
5,634
1
696
8,486
4,608
916
915
44,575
21,963
17,614
911
1,530
2,604
△48
資
産
合
計
科
流
動
債
の
部
目
金
負
債
支
払
手
形
買
掛
金
短 期 借 入 金
関係会社短期借入金
1年内返済予定の長期借入金
1 年 内 償 還 予 定 の 社 債
リ ー ス 債 務
未
払
金
未
払
費
用
未 払 法 人 税 等
預
り
金
設備関係支払手形
製 品 保 証 引 当 金
受 注 損 失 引 当 金
返 品 調 整 引 当 金
資 産 除 去 債 務
そ
の
他
固
定
負
債
社
債
長 期 借 入 金
リ ー ス 債 務
繰 延 税 金 負 債
資 産 除 去 債 務
そ
の
他
負
債
合
計
額
145,463
10,533
62,029
500
14,227
35,010
2,500
1,369
5,087
5,321
264
492
26
5,629
47
643
32
1,749
14,827
7,000
3,488
3,733
125
48
431
160,291
純 資 産 の 部
株
主
資
本
資
本
金
資
本
剰
余
金
資 本 準 備 金
その他資本剰余金
利
益
剰
余
金
その他利益剰余金
特別償却準備金
圧 縮 積 立 金
別 途 積 立 金
繰越利益剰余金
自
己
株
式
評価・換算差額等
その他有価証券評価差額金
繰 延 ヘ ッ ジ 損 益
233,502
-35-
71,907
54,044
30,154
26,636
3,518
△55
△55
4
11
28,500
△28,571
△12,236
1,303
1,344
△41
純 資 産 合 計
73,210
負債純資産合計
233,502
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損
益
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計
算
書
( 平成22年4月1日から
平成23年3月31日まで )
(単位:百万円未満切捨)
科
目
売
金
上
売
上
売
原
上
総
利
高
215,910
価
161,129
益
54,781
販 売 費 及 び 一 般 管 理 費
営
営
業
業
受
外
取
受
助
営
成
の
当
受
託
金
他
業
収
の
外
19,870
益
家
務
34,910
益
収
配
取
業
そ
利
収
費
金
3,492
賃
821
料
456
入
241
益
817
払
利
息
1,510
為
替
差
損
129
用
1,058
損
58
用
1,344
固
そ
貸
定
資
の
経
費
産
他
常
特
除
の
却
費
利
別
益
利
21,598
3,463
投 資 有 価 証 券 売 却 益
160
そ
370
の
別
減
他
損
損
4,101
益
関 係 会 社 株 式 売 却 益
特
5,829
用
支
賃
額
3,993
失
失
1,656
事 業 構 造 改 善 費 用
損
635
投 資 有 価 証 券 評 価
資 産 除 去 債 務 会 計 基
の 適 用 に 伴 う 影 響
災 害 に よ る 損
346
損
準
額
失
274
14
2,927
税 引 前 当 期 純 利 益
22,664
法人税、住民税及び事業税
19
法
当
人
税
期
等
純
調
整
利
額
△2,871
益
25,515
-36-
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株主資本等変動計算書
( 平成22年4月1日から
平成23年3月31日まで )
(単位:百万円未満切捨)
株
資
平成22年3月31日残高
事業年度中の変動額
自己株式の処分
事業年度中の変動額合計
平成23年3月31日残高
本
金
54,044
主 資 本
資 本 剰 余 金
資本準備金
その他資本剰余金 資本剰余金合計
26,636
3,518
30,154
-
54,044
△0
△0
3,518
-
26,636
△0
△0
30,154
(単位:百万円未満切捨)
株 主 資
利 益 剰 余 金
そ の 他 利 益 剰 余 金
特別償却準備金 圧縮積立金 別途積立金 繰越利益剰余金
平成22年3月31日残高
5
12
28,500 △54,089
事業年度中の変動額
特別償却準備金の取崩
△1
1
圧縮積立金の取崩
△1
1
当 期 純 利 益
25,515
自己株式の取得
自己株式の処分
事業年度中の変動額合計
△1
△1
-
25,518
平成23年3月31日残高
4
11
28,500 △28,571
本
株主資本
利益剰余金 自己株式 合
計
合
計
△25,571 △12,224 46,403
-
-
25,515
-
△11
-
0
25,515
△11
△55 △12,236
-
-
25,515
△11
0
25,503
71,907
(単位:百万円未満切捨)
評 価 ・ 換 算 差 額 等
その他有価証券評価差額金 繰延ヘッジ損益 評価・換算差額等合計
平成22年3月31日残高
3,399
△67
3,331
事業年度中の変動額
特別償却準備金の取崩
圧縮積立金の取崩
当 期 純 利 益
自己株式の取得
自己株式の処分
株主資本以外の項目の
△2,054
25
△2,028
事業年度中の変動額(純額)
事業年度中の変動額合計
△2,054
25
△2,028
平成23年3月31日残高
1,344
△41
1,303
-37-
純資産合計
49,735
-
-
25,515
△11
0
△2,028
23,475
73,210
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個別注記表
1. 重要な会計方針に係る事項に関する注記
(1)資産の評価基準及び評価方法
1) 有価証券の評価基準及び評価方法
子会社株式及び関連会社株式………………… 移動平均法による原価法
その他有価証券
時価のあるもの……………………………… 期末日の市場価格等に基づく時価法
(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却
原価は移動平均法により算定しております。)
時価のないもの……………………………… 移動平均法による原価法
2) デリバティブの評価基準及び評価方法
時価法
3) たな卸資産の評価基準及び評価方法
評価基準
原価法
(貸借対照表価額については収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定しておりま
す。)
評価方法
商品・製品・仕掛品………… 先入先出法または個別法
原材料………………………… 先入先出法
貯蔵品………………………… 個別法
(2)固定資産の減価償却方法
有形固定資産…………………… 定率法
(リース資産を除く)
ただし、平成10年4月1日以降に取得した建物(建物附属設備を
除く)については定額法によっております。
また、平成19年3月31日以前に取得した資産については、償却可
能限度額まで償却が終了した翌事業年度から5年間で均等償却す
る方法によっております。
無形固定資産…………………… 定額法
(リース資産を除く)
なお、自社利用ソフトウエアは社内における利用可能期間(3~
5年)、また販売用ソフトウエアについては、その効果の及ぶ期
間(3年)に基づく定額法によっております。
リース資産……………………… 所有権移転ファイナンス・リース取引に係るリース資産
自己所有の固定資産に適用する減価償却方法と同一の方法を採用
しております。
所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産
リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用し
ております。
(3)引当金の計上基準
貸倒引当金……………………… 売掛金等債権の貸倒損失に備えるため、一般債権については貸倒
実績率により、貸倒懸念債権等特定の債権については個々の債権
の回収可能性を検討して回収不能見込額を計上しております。
-38-
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製品保証引当金………………… 装置納入後の保証期間に係るアフターサービス費用について、過
去の支出実績に基づくアフターサービス費用見込額を計上してお
ります。
退職給付引当金………………… 従業員の退職給付に備えるため、当事業年度末における退職給付
債務および年金資産の見込額に基づき計上しております。
数理計算上の差異は、各事業年度の発生時における従業員の平均
残存勤務期間以内の一定の年数(14年)による定額法により按分
した額をそれぞれ発生した翌事業年度から費用処理することとし
ております。
また、当事業年度末において年金資産が退職給付債務(未認識数
理計算上の差異を除く)を上回っているため、その差額を投資そ
の他の資産の「その他」の区分に計上しており、退職給付引当金
の残高はありません。
受注損失引当金………………… 受注契約に係る将来の損失に備えるため、当事業年度末において
将来の損失が見込まれ、かつ、当該損失額を合理的に見積もるこ
とが可能なものについて、翌事業年度以降の損失見込額を計上し
ております(「棚卸資産の評価に関する会計基準」(企業会計基
準第9号 平成18年7月5日 公表分)に基づき正味売却価額を算
定した結果、マイナスとなった場合に、当該金額を受注損失引当
金として計上しております。)。
返品調整引当金………………… 連結子会社に対する販売済保守部品の返品による損失に備えるた
め、将来の返品見込額に対する売上総利益相当額および廃棄損失
の見積額を計上しております。
(4)その他計算書類作成のための基本となる重要な事項
1) ヘッジ会計の方法
① ヘッジ会計の方法
繰延ヘッジ処理を採用しております。
なお、為替予約が付されている外貨建金銭債権債務等については振当処理をしており、特
例処理の要件を満たす金利スワップについては特例処理を採用しております。
② ヘッジ手段とヘッジ対象
ヘッジ手段
ヘッジ対象
為替予約
外貨建売上債権
金利スワップ
借入金利息
金利キャップ
借入金利息
③ ヘッジ方針
当社は、外貨建金銭債権債務等に係る為替相場の変動リスクおよび借入金または社債等に
係る金利変動リスクをヘッジするため、取締役会の承認を得たデリバティブ業務に関する社
内規程に基づいてヘッジ取引を行っており、かつ、その取引内容は取締役会に報告しており
ます。
④ ヘッジ有効性評価の方法
ヘッジ対象のキャッシュ・フロー変動の累計または相場変動とヘッジ手段のキャッシュ・
フロー変動の累計または相場変動を半期ごとに比較し、両者の変動額等を基礎にしてヘッジ
有効性を評価しております。ただし、特例処理によっている金利スワップおよび振当処理を
している為替予約については有効性の評価を省略しております。
-39-
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2) 消費税等の会計処理
消費税等の会計処理は税抜方式によっております。
(5)重要な会計方針の変更
(資産除去債務に関する会計基準等)
当事業年度より、「資産除去債務に関する会計基準」(企業会計基準第18号 平成20年3月31日)
及び「資産除去債務に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第21号 平成20年3月31
日)を適用しております。これにより、当事業年度の営業利益は9百万円、経常利益は67百万円、税
引前当期純利益は342百万円それぞれ減少しております。
-40-
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2. 貸借対照表に関する注記
(1)有形固定資産の減価償却累計額
60,829 百万円
(2)担保に供している資産及び担保に係る債務
1) 担保に供している資産
建物
土地
投資有価証券
計
2) 担保に係る債務
長期借入金
(うち1年以内返済予定額
13,463
7,472
3,347
24,283
31,500 百万円
31,500 百万円 )
(3)保証債務
1) 関係会社の取引(銀行借入等)に対する保証債務
DAINIPPON SCREEN (DEUTSCHLAND) GmbH
DAINIPPON SCREEN SINGAPORE PTE. LTD.
2)
3)
4)
5)
百万円
百万円
百万円
百万円
DAINIPPON SCREEN (CHINA) LTD.
従業員住宅ローンに対する保証債務
取引先のリース債務に対する保証債務
販売先のビジネスローンに対する保証債務
関係会社の一括支払信託債務に係る金融機関に対す
る併存的債務引受
㈱テックインテック
㈱トランザップ ジャパン
㈱メディアテクノロジー ジャパン
㈱ジェラン
㈱SOKUDO
㈱FEBACS
計
(4)関係会社に対する金銭債権及び金銭債務
短期金銭債権
短期金銭債務
14 百万円
(127 千ユーロ)
1 百万円
(20 千米ドル)
17 百万円
266 百万円
197 百万円
0 百万円
2,549
763
717
310
305
174
5,319
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
20,803 百万円
18,492 百万円
(5)取締役、監査役に対する金銭債務
0 百万円
-41-
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3. 損益計算書に関する注記
(1)関係会社との取引高
売上高
仕入高
その他の営業費用
営業取引以外の取引高
40,610
19,891
14,294
4,540
(2)事業構造改善費用の内訳
事業所統廃合に伴う固定資産除却損等
百万円
百万円
百万円
百万円
635 百万円
(3)減損損失
当事業年度において、当社は以下のとおり減損損失を計上しております。
1)減損損失を認識した資産
場所
用途
京都府久世郡
久御山町他
種類
事業用資産
建物および
機械装置等
2)減損損失の認識に至った経緯
メディアアンドプレシジョンテクノロジー事業の資産グループから得られる見積将来キャッ
シュ・フローが帳簿価額を下回ったため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損
損失として特別損失に計上しております。
3)減損損失の内訳
有形固定資産
建物
構築物
機械及び装置
車両運搬具
工具、器具及び備品
土地
リース資産
無形固定資産
投資その他の資産
その他
計
626
3
366
0
197
176
74
122
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
88 百万円
1,656 百万円
4)資産のグルーピングの方法
減損会計の適用にあたり、当社は事業の種類別セグメント情報の基礎となる事業区分を単位とし
てグルーピングを行っております。なお、事業の用に供していない遊休資産については、個別物件
単位でグルーピングを行っております。
5)回収可能価額の算定方法
事業用資産の回収可能価額は、正味売却価額により測定し、その評価は、固定資産税評価額に合
理的な調整を行って算出した金額に基づいております。
-42-
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4. 株主資本等変動計算書に関する注記
自己株式の種類及び総数に関する事項
(単位:千株)
株式の種類
前事業年度末
普通株式(注1,2)
増加
16,578
減少
19
当事業年度末
0
16,598
(注1)普通株式の自己株式の増加19千株は、単元未満株式の買取りによるものであります。
(注2)普通株式の自己株式の減少0千株は、株主からの単元未満株式の買増請求によるものであります。
5. 税効果会計に関する注記
繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳
(流動資産)
繰延税金資産
たな卸資産評価損
製品保証引当金
未払賞与
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
(固定負債)
繰延税金資産
関係会社株式等評価損
研究開発費
減価償却費
繰越欠損金
その他
繰延税金資産小計
評価性引当額
繰延税金資産合計
繰延税金負債
前払年金費用
その他有価証券評価差額金
その他
繰延税金負債合計
繰延税金負債の純額
2,755
2,223
1,479
1,649
8,109
△1,966
6,143
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
9,321
1,424
1,258
8,396
2,736
23,136
△21,801
1,335
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
百万円
△757
△693
△10
△1,460
百万円
百万円
百万円
百万円
△125 百万円
-43-
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6. 関連当事者との取引に関する注記
(1)役員及び個人主要株主等
議決権等の
事業の内容
関連当事者
所有(被所
又は職業
との関係
有)割合
役員及び
アクア淀屋
当社取締役
―
その近親 松本 徹 橋法律事務
法律業務の
(直接0.0%)
者
所
委託
種類
氏名
取引の内容
取引金額
(百万円)
法律業務の
委託手数料
(※1)
26
期末残高
(百万円)
科目
未払金
0
(2)子会社及び関連会社等
種類
会社等の名称
住所
株式会社
京都市
子 会 社 テックインテッ
南区
ク
京都市
下京区
資本金
議決権等
の所有
(被所有)
割合
事業の内容
関係内容
役員の
兼任等
事業上
の関係
取引の
内容
半導体製造装 所有
役員6名
当社製品 債務保証
480
置の開発・製 直接 (うち当社
の製造
(※2)
百万円
造
100% 従業員6名)
半導体関連塗
所有
90 布現像装置の
直接
百万円 開発・製造・
81%
販売・保守
役員4名
当社主要 受託生産
(うち当社
販売先
(※3)
従業員2名)
取引金額
(百万円)
科目
期末残高
(百万円)
2,549
-
-
12,687
売掛金
5,794
子 会 社
株式会社
SOKUDO
子 会 社
株式会社
メディア
東京都
テクノロジー 千代田区
ジャパン
300 印刷関連機器
百万円 の販売
所有
役員4名 当社主要 印刷関連機
直接 (うち当社 販売先及 器 の 販 売
100% 従業員3名) び代理店 (※4)
4,006
売掛金
3,013
子 会 社
DAINIPPON
SCREEN
(NEDERLAND)
B.V.
オランダ
アムステ
ルフェー
ン
3,539 印刷関連機器
千ユーロ の販売・保守
所有
役員4名 当社主要 印刷関連機
直接 (うち当社 販売先及 器 の 販 売
100% 従業員3名) び代理店 (※5)
3,955
売掛金
2,462
(注)1. 上記の金額のうち、取引金額には消費税等を含まず、期末残高には消費税等を含めております。
2. 取引条件及び取引条件の決定方針等
(※1) 取締役 松本 徹が弁護士業務として行った取引であり、価格等は一般的取引条件によっており
ます。
(※2) 株式会社テックインテックに対する債務保証については、一括支払信託債務に係る金融機関に対
する併存的債務の引受であります。
(※3) 株式会社SOKUDOからの受託生産については、市場価格、総原価を勘案して取引条件を決定し
ております。
(※4) 株式会社メディアテクノロジー ジャパンへの当社製品の販売については、市場価格等を参考に
決定しております。
(※5) DAINIPPON SCREEN(NEDERLAND)B.V.への当社製品の販売については、市場価格等を
参考に決定しております。
7. 1株当たり情報に関する注記
1株当たり純資産額
1株当たり当期純利益
308円42銭
107円48銭
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8. 重要な後発事象に関する注記
当社は、以下のとおり、平成23年4月22日開催の臨時株主総会に「資本準備金の額の減少および剰余
金の処分の件」を付議し、同株主総会にて承認可決されております。
(1)資本準備金の額の減少および剰余金の処分の目的
早期復配に向けて繰越利益剰余金の欠損を填補すること、ならびに資本政策の柔軟性および機動性
を確保するものであります。
(2)資本準備金の額の減少および剰余金の処分の要領
1)資本準備金の額の減少に関する事項
会社法第448条第1項の規定に基づき資本準備金の額を減少し、その同額をその他資本剰余金に振
り替えております。
①減少する資本準備金の額
資本準備金
26,636 百万円
②増加する剰余金の額
その他資本剰余金 26,636 百万円
2)剰余金の処分に関する事項
会社法第452条の規定に基づき上記1)による増加後のその他資本剰余金および別途積立金を減少し、
繰越利益剰余金に振り替えております。
①減少する剰余金の額
その他資本剰余金 25,571 百万円
別途積立金
28,500 百万円
②増加する剰余金の額
繰越利益剰余金
54,071 百万円
3)資本準備金の額の減少の日程
①取締役会決議日
平成23年2月7日
②債権者異議申述最終期日
平成23年3月8日
③臨時株主総会決議日
平成23年4月22日
④効力発生日
平成23年4月22日
4)効力発生日に変動する純資産の部
(単位:百万円未満切捨)
当事業年度末
増加
減少
71,907
-
-
資本金
54,044
-
資本剰余金
30,154
株主資本
うち資本準備金
うちその他資本剰余金
利益剰余金
うち別途積立金
うち繰越利益剰余金
自己株式
評価・換算差額等
純資産合計
26,636
残高
71,907
26,636
54,044
52,208
-
26,636
4,583
-
3,518
26,636
25,571
4,583
△55
54,071
28,500
25,515
28,500
-
△28,571
28,500
54,071
-
-
25,499
△12,236
-
-
△12,236
1,303
-
-
1,303
73,210
-
-
73,210
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会計監査人の監査報告書 謄本
独立監査人の監査報告書
平成23年5月6日
大日本スクリーン製造株式会社
取 締 役 会
御中
有限責任 あずさ監査法人
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
橋
本
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
竹
内
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
福
島
康
生 ㊞
指定有限責任社員
公認会計士
業 務 執 行 社 員
葛
西
秀
彦 ㊞
克
己 ㊞
毅 ㊞
当監査法人は、会社法第436条第2項第1号の規定に基づき、大日本スクリーン製
造株式会社の平成22年4月1日から平成23年3月31日までの第70期事業年度の計算書
類、すなわち、貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注記表並び
にその附属明細書について監査を行った。この計算書類及びその附属明細書の作成責
任は経営者にあり、当監査法人の責任は独立の立場から計算書類及びその附属明細書
に対する意見を表明することにある。
当監査法人は、我が国において一般に公正妥当と認められる監査の基準に準拠して
監査を行った。監査の基準は、当監査法人に計算書類及びその附属明細書に重要な虚
偽の表示がないかどうかの合理的な保証を得ることを求めている。監査は、試査を基
礎として行われ、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって
行われた見積りの評価も含め全体としての計算書類及びその附属明細書の表示を検討
することを含んでいる。当監査法人は、監査の結果として意見表明のための合理的な
基礎を得たと判断している。
当監査法人は、上記の計算書類及びその附属明細書が、我が国において一般に公正
妥当と認められる企業会計の基準に準拠して、当該計算書類及びその附属明細書に係
る期間の財産及び損益の状況をすべての重要な点において適正に表示しているものと
認める。
追記情報
個別注記表の「8. 重要な後発事象に関する注記」に記載されているとおり、会社
は平成23年4月22日開催の臨時株主総会に「資本準備金の額の減少および剰余金の処
分の件」を付議し、同株主総会にて承認可決されている。
会社と当監査法人又は業務執行社員との間には、公認会計士法の規定により記載す
べき利害関係はない。
以
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上
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監査役会の監査報告書 謄本
監 査 報 告 書
当監査役会は、平成22年4月1日から平成23年3月31日までの第70期事業年度の取
締役の職務の執行に関して、各監査役が作成した監査報告書に基づき、審議の結果、
監査役全員の一致した意見として、本監査報告書を作成し、以下のとおり報告いたし
ます。
監査役及び監査役会の監査の方法及びその内容
監査役会は、第70期監査方針及び監査計画、職務の分担等を定め、各監査役から監
査の実施状況及び結果について報告を受けるほか、取締役等及び会計監査人からその
職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めました。
各監査役は、監査役会が定めた監査役監査の基準に準拠し、第70期監査方針及び監
査計画、職務の分担等に従い、取締役、グループ監査室その他の使用人等と意思疎通
を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めるとともに、取締役会及び経営会議
その他重要な会議に出席し、取締役及び使用人等からその職務の執行状況について報
告を受け、必要に応じて説明を求め、重要な決裁書類等を閲覧し、本社及び海外拠点
を含む主要な事業所において業務及び財産の状況を実地調査いたしました。また、事
業報告に記載されている取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保す
るための体制その他株式会社の業務の適正を確保するために必要なものとして会社法
施行規則第100条第1項及び第3項に定める体制の整備に関する取締役会決議の内容
及び当該決議に基づき整備されている体制(内部統制システム)の状況を監視及び検
証いたしました。なお、財務報告に係る内部統制については、取締役等及び有限責任
あずさ監査法人から当該内部統制の評価及び監査の状況について報告を受け、必要に
応じて説明を求めました。事業報告に記載されている会社法施行規則第118条第3号
イの基本方針及び同号ロの各取組みについては、取締役会その他における審議の状況
等を踏まえ、その内容について検討を加えました。子会社については、子会社の取締
役及び監査役等と意思疎通及び情報の交換を図り、必要に応じて子会社を実地調査し
事業の報告を受けました。以上の方法に基づき、当該事業年度に係る事業報告及びそ
の附属明細書について検討いたしました。
さらに、会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを
監視及び検証するとともに、会計監査人からその職務の執行状況について報告を受
け、必要に応じて説明を求めました。また、会計監査人から「職務の遂行が適正に行
われることを確保するための体制」(会社計算規則第131条各号に掲げる事項)を「監
査に関する品質管理基準」(平成17年10月28日企業会計審議会)等に従って整備して
いる旨の通知を受け、必要に応じて説明を求めました。以上の方法に基づき、当該事
業年度に係る計算書類(貸借対照表、損益計算書、株主資本等変動計算書及び個別注
記表)及びその附属明細書並びに連結計算書類(連結貸借対照表、連結損益計算書、
連結株主資本等変動計算書及び連結注記表)について検討いたしました。
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監査の結果
(1)事業報告等の監査結果
一 事業報告及びその附属明細書は、法令及び定款に従い、会社の状況を正し
く示しているものと認めます。
二 取締役の職務の執行に関する不正の行為又は法令もしくは定款に違反する
重大な事実は認められません。
三 内部統制システムに関する取締役会決議の内容は相当であると認めます。
また、当該内部統制システムに関する取締役の職務の執行についても、財務
報告に係る内部統制を含め、指摘すべき事項は認められません。
四 事業報告に記載されている会社の財務及び事業の方針の決定を支配する者
の在り方に関する基本方針については、指摘すべき事項は認められません。
事業報告に記載されている会社法施行規則第118条第3号ロの各取組みは、当
該基本方針に沿ったものであり、当社の株主共同の利益を損なうものではな
く、かつ、当社の会社役員の地位の維持を目的とするものではないと認めま
す。
(2)連結計算書類の監査結果
会計監査人有限責任あずさ監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認め
ます。
(3)計算書類及びその附属明細書の監査結果
会計監査人有限責任あずさ監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認め
ます。
平成23年5月9日
大日本スクリーン製造株式会社 監査役会
常任監査役(常勤)
監
査
役
監
査
役
監
査
役
野栗和哉
山本
博
城田秀明
森
幹生
㊞
㊞
㊞
㊞
(注)監査役 城田秀明及び監査役 森幹生は、会社法第2条第16号及び第335条第3項に定める社外監
査役であります。
以
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上
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MEMO
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