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「認可」「認定」「認証」の用法について

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「認可」「認定」「認証」の用法について
「認可」「認定」「認証」の用法について
用語
資料1
意味
講学上の法律行為的行政行為の一つで、第三者の行為を補充してその法律上の効力を完成させる行為。
認可を受けないでした行為は無効であるが、当然には処罰の対象とならない。
認可
(例)
◆社会福祉法(昭和26年法律第45号)
(申請)
第三十一条 社会福祉法人を設立しようとする者は、定款をもつて少なくとも次に掲げる事項を定め、厚生労働省令で定める手
続に従い、当該定款について所轄庁の認可を受けなければならない。
一~十四 (略)
2~4 (略)
一定の事実又は法律関係の存否を有権的に確認すること。
認定
(例)
◆公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律(平成18年法律第49号)
(公益認定)
第四条 公益目的事業を行う一般社団法人又は一般財団法人は、行政庁の認定を受けることができる。
◆介護保険法(平成9年法律第123号)
(市町村の認定)
第十九条 介護給付を受けようとする被保険者は、要介護者に該当すること及びその該当する要介護状態区分について、市町村の
認定(以下「要介護認定」という。)を受けなければならない。
2 (略)
一定の行為又は文書の成立あるいは記載が正当な手続によってなされたことを公の機関が確認、証明する
こと。
認証
(例)
◆特定非営利活動促進法(平成10年法律第7号)
(設立の認証)
第十条 特定非営利活動法人を設立しようとする者は、内閣府令(前条第二項の特定非営利活動法人以外の特定非営利活動法人に
係る場合にあっては、都道府県の条例。第二十六条第三項、第四十四条第二項、第四十四条の二及び第四十四条の三を除き、以
下同じ。)で定めるところにより、次に掲げる書類を添付した申請書を所轄庁に提出して、設立の認証を受けなければならない。
一~八 (略)
2 (略)
◆一般社団法人及び一般財団法人に関する法律(平成18年法律第48号)
(定款の認証)
第十三条 第十条第一項の定款は、公証人の認証を受けなければ、その効力を生じない。
(「法律用語辞典〔第3版〕」(有斐閣)より)
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