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11月定例会

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11月定例会
平成26年11月定例会の結果
1
請願書
1
請願書
2
陳情書
請願番号
請願第4号
請願第5号
請願第6号
2
2
資料(請願・陳情文書表)
件
名
消 費 税 10% 増 税 の 中 止 を 求 め る 意 見 書 提 出 を 求 め る 請
願
国民健康保険料の引き下げを求める請願書
年金削減の取りやめと最低保障年金制度の充実を求め
る意見書提出を求める請願
結
果
不採択
不採択
不採択
陳情書
陳情番号
件
名
結
果
本市の動物行政
に対する陳情団
体の主張を支持
陳情第8号
野良猫の不妊手術に対する市民負担の軽減を求める陳
するものではな
情書
いが、市民負担
の軽減について
は、当局の善処
を求める。
陳 情 第 10 号
国に対し「消費税再増税中止を求める意見書」の提出
を求める陳情書
1
不採択
3
資料(請願・陳情文書表)
請願第4号
消 費 税 10% 増 税 の 中 止 を 求 め る 意 見 書 提 出 を 求 め る 請 願
請 願 者
静岡市葵区
静岡民主商工会
会長
花村寅男
会長
沼田恒雄
静岡市清水区
清水民主商工会
紹介議員
山本明久
鈴木節子
西谷博子
寺尾 昭
[請 願 趣 旨 ]
市民生活向上のためのご尽力に心から敬意を表します。
政 府 は こ と し 4 月 1 日 、消 費 税 率 を 8 % へ 引 き 上 げ ま し た 。長 引 く 不 況 に 加 え 、多
く の 市 民 は「 ア ベ ノ ミ ク ス 」の 恩 恵 ど こ ろ か 、物 価 上 昇 、収 入 減 、社 会 保 障 削 減 の 三
重 苦 を 強 い ら れ て い ま す 。地 域 経 済 を 支 え る 中 小 企 業 の 倒 産・廃 業 も あ と を た た な い
状 況 で す 。私 た ち は 、地 域 経 済 を 根 本 か ら 壊 す 大 増 税・負 担 増 を 到 底 認 め る こ と は で
きません。
静 岡 市 で も 、経 済 の 疲 弊 ・ 商 店 街 の 衰 退 は は な は だ し く 、失 業 率 は 改 善 さ れ ず 、中
小 企 業 の 倒 産 廃 業 に 歯 止 め が か か っ て い ま せ ん 。こ の よ う な 状 況 に の し か か る 消 費 税
増 税 と 社 会 保 障 の 削 減 や 負 担 増 に よ り 、地 域 経 済 は 決 定 的 に 破 壊 さ れ よ う と し て い ま
す 。自 治 体 財 政 に も 深 刻 な 影 響 を 及 ぼ し ま す 。財 政 試 算 で は 、地 方 消 費 税 交 付 金 や 手
数 料 な ど の 増 収 を 見 込 ん で も 、建 設 事 業 費 の 負 担 増 や 市 立 病 院 の 診 療 報 酬 ア ッ プ 分 の
反 映 が で き な い な ど 、多 額 の 赤 字 が 予 想 さ れ 、そ の 分 は す べ て 市 民 の 負 担 と な り ま す 。
政 府 は 、「 消 費 税 は 社 会 保 障 財 源 に 充 て る 」 と 大 宣 伝 し て い ま す 。 そ れ な ら ば ど う
し て 年 金 が 減 ら さ れ 、医 療 費 の 負 担 増 な ど 、社 会 保 障 負 担 が 増 え る 一 方 な の で し ょ う
か 。そ も そ も 消 費 税 は 、低 所 得 者 ほ ど 負 担 が 重 い 、弱 い も の い じ め の 税 金 で 、社 会 保
障 財 源 と し て は ふ さ わ し く あ り ま せ ん 。財 政 再 建 の た め と い う な ら 、い ま で さ え 大 変
な 国 民 へ の 負 担 増 で は 解 決 し ま せ ん 。税 金 の 使 い 方 を 国 民 の 暮 ら し・福 祉 優 先 に 切 り
替え、大企業・大資産家に応分の負担を求める必要があります。
内 閣 府 が 11月 17日 発 表 し た 7 ~ 9 月 期 の 実 質 国 内 総 生 産( G D P )の 速 報 値 は 前 期
比 で 年 率 換 算 1.6% 減 と 、 2 四 半 期 連 続 の マ イ ナ ス 成 長 に 沈 み ま し た 。 市 場 で は 予 想
外 の 結 果 に 衝 撃 が 走 り 、日 経 平 均 株 価 が 急 落 、円 相 場 は 乱 高 下 し ま し た 。ア ベ ノ ミ ク
ス の 効 果 そ の も の を 疑 う 見 方 が 広 が っ て い ま す 。安 倍 首 相 は 、11月 18日 、増 税 を 1 年
半先送りし、衆院の解散を表明しました。
政府がやるべきことは消費税増税を中止することです。
市 民 の 切 実 な 実 態 と 声 を 受 け 止 め 、政 府 に 対 し 、消 費 税 10% 増 税 の 中 止 を 求 め る 意
見書を提出してください。
地 方 自 治 法 第 124条 の 規 定 に よ り 下 記 の 事 項 に つ い て 請 願 い た し ま す 。
[請願項目]
1
消 費 税 10% 増 税 の 中 止 を 求 め る 意 見 書 を 採 択 し 、 政 府 に 提 出 す る こ と 。
2
2014年 12月
衆院議長
伊吹文明殿
参院議長
山崎正昭殿
内閣総理大臣
日
安倍晋三殿
消 費 税 10% 増 税 の 中 止 を 求 め る 意 見 書 ( 案 )
本年4月より消費税率が8%となり、市民の生活と景気に大激震を与えている。
内 閣 府 が 11月 17日 発 表 し た 7 ~ 9 月 期 の 実 質 国 内 総 生 産( G D P )の 速 報 値 は 前 期 比
で 年 率 換 算 1.6% 減 と 、 2 四 半 期 連 続 の マ イ ナ ス 成 長 に 沈 ん だ 。 市 場 で は 予 想 外 の 結
果 に 衝 撃 が 走 り 、日 経 平 均 株 価 が 急 落 、円 相 場 は 乱 高 下 し た 。ア ベ ノ ミ ク ス の 効 果 そ
のものを疑う見方が急速に広がっている。
ア ベ ノ ミ ク ス に よ っ て 、所 得 格 差 の 広 が り は 顕 著 で あ り 、中 小 企 業・勤 労 者 を 土 台
と す る 国 民 経 済 は 、一 方 で の 年 金 等 社 会 保 障 削 減 の 影 響 も 受 け 、さ ら な る 消 費 税 増 税
は 一 層 深 刻 な 消 費 不 況 を 招 き 、地 域 経 済 に 計 り 知 れ な い 影 響 を 与 え る こ と は 必 至 で あ
る。それは全体としての税収減を招き、財政再建にもまったく逆行する。
ま た 4 月 増 税 に と も な っ て 危 惧 さ れ て い た 中 小 企 業 の 消 費 税 転 嫁 は 、厳 し い 今 日 の
な か で や は り 困 難 と な っ て お り 、地 域 の 雇 用 や 経 済 を 支 え て い る 中 小 企 業 は 、売 上 減
と消費税負担増によって塗炭の苦しみにある。
こ れ 以 上 の 消 費 税 増 税 は 、地 域 の 中 小 企 業 倒 産 、失 業 者 増 大 な ど 地 域 経 済 の 壊 滅 的
打撃を与えるものである。
よ っ て 、政 府 は 消 費 税 10% 増 税 の 延 期 で は な く 、中 止 す る こ と を 強 く 求 め る も の で
ある。
以 上 、 地 方 自 治 法 第 99条 の 規 定 に よ っ て 提 出 す る 。
以上
3
請願第5号
国民健康保険料の引き下げを求める請願書
請 願 者
静岡市葵区
静岡市医療と福祉をよくする会
松原
透
静岡市清水区
紹介議員
国保料を値下げさせる会
平塚倫豊
山本明久
鈴木節子
内田隆典
ほ か 10,366 11,815名
寺尾 昭
[請 願 趣 旨 ]
本 市 の 国 民 健 康 保 険 料 は 平 成 24年 度 に 3 割 増 と い う 値 上 げ が 行 わ れ ま し た 。
こ の 結 果 、保 険 料 は 世 帯 の 所 得 の 2 割 に 及 ぶ 大 変 な 負 担 に な っ て い ま す 。こ の な か
で「 保 険 料 を 払 っ た ら 医 療 が 受 け ら れ な い 」と い う あ っ て は な ら な い 事 態 が 広 が っ て
い ま す 。国 保 料 が 払 え な い 世 帯 で は 、医 療 が 受 け ら れ な い だ け で な く 日 々 の 生 活 が お
びやかされて「健康で文化的な」くらしとかけ離れたものになっています。
い ま 静 岡 市 が 行 う こ と は 、広 範 な「 受 診 抑 制 」と「 保 険 料 を 払 え な い 人 」の 生 活 実
態を調査し、市民生活の実態に即した国保行政に切り替えることです。
こ の 30年 間 、国 保 加 入 世 帯 の 所 得 は 低 下 し て い る に も か か わ ら ず 、1 人 当 た り の 保
険 料 は 2 倍 に な っ て い ま す 。大 幅 値 上 げ に と も な う 国 保 会 計 の 黒 字 分 は 国 保 加 入 者 に
還元すべきです。安心して医療が受けられるよう国保施策の充実が求められます。
つきましては、以下の項目について請願いたします。
記
[請願項目]
国民健康保険料を引き下げてください
4
請願第6号
年金削減の取りやめと最低保障年金制度の充実を求める意見書提出を求める請願
請 願 者
静岡市駿河区
全日本年金者組合静岡支部
支部長
新井昭寛
支部長
柏本忠義
静岡市清水区
全日本年金者組合清水支部
紹介議員
山本明久
内田隆典
鈴木節子
寺尾 昭
[請 願 趣 旨 ]
貴 職 に お か れ ま し て は 、市 民 の 生 活 向 上 と 福 祉 増 進 へ ご 尽 力 さ れ て い る こ と に 敬 意
を表します。
物 価 が 上 が り 消 費 税 が 増 税 さ れ て 、国 民 の 暮 ら し は 苦 し く な っ て い ま す 。日 本 の 年
金 受 給 者 の 多 数 派 は 低 年 金 者 で す 。と り わ け 、国 民 年 金 は じ め 女 性 及 び ひ と り 暮 ら し
の高齢者はきびしさを増しています。
物 価 が 上 が れ ば そ れ に 応 じ て 年 金 を 引 き 上 げ 、そ の 価 値 を 維 持 す る「 物 価 ス ラ イ ド 」
の 制 度 が あ り ま す 。し か し 、そ の 制 度 を 骨 抜 き に し て 年 金 を 下 げ る「 マ ク ロ 経 済 ス ラ
イド」が本格的に働き始めようとしています。
政 府・厚 生 労 働 省 は 、こ の 仕 組 み を 使 っ て こ の 先 30年 間 年 金 を 下 げ 続 け る こ と を 予
定しています。
( 平 成 26年 財 政 検 証 )。ま た 、こ の 仕 組 み を も っ と 厳 し い も の に 改 め る
見 直 し さ え 進 め ら れ て い ま す 。年 金 の 引 下 げ は 安 倍 首 相 の い う「 経 済 の 好 循 環 」に も
逆行し、地域経済と地方財政にも大きな打撃です。
年 金 削 減 は 、高 齢 者 だ け の 問 題 で は あ り ま せ ん 。賃 金 低 下 と 非 正 規 労 働 者 が 増 え る
中 、年 収 200万 円 以 下 の ワ ー キ ン グ プ ア が 1,100万 人 を 超 え ま し た 。こ の よ う に 年 金 改
悪 は 将 来 の 高 齢 者 つ ま り 現 役 の 方 々・若 者 に と っ て も 切 実 で す 。ま た 、憲 法 21条 の 遵
守とILO勧告を尊重の上国民の生存権を守る全額国庫負担の「最低保障年金制度」
も 欠 か せ ま せ ん 。 人 口 の 1 / 4 に あ た る 3,200万 人 の 年 金 生 活 者 の 将 来 の 安 心 と 生 活
の安定は地域経済にも大きく貢献します。
よ っ て 、年 金 削 減 の 取 り や め と そ の た め の「 マ ク ロ 経 済 ス ラ イ ド 」を 廃 止 し 、全 額
国庫負担の「最低保障年金制度」を実現することを国に対し要請してください。
以 上 の こ と か ら 地 方 自 治 法 第 124条 に 基 づ き 、 下 記 事 項 に つ い て 請 願 い た し ま す 。
[請願項目]
1
年 金 削 減 の 取 り や め と 最 低 保 障 年 金 制 度 の 充 実 を 求 め る 請 願 を 採 択 し 、政 府 に 意
見書を提出してください。
5
2014年
内閣総理大臣
様
厚生労働大臣
様
月
日
静岡市議会
年金削減の取りやめと最低保障年金制度の充実を求める意見書(案)
貴 職 に お か れ ま し て は 、住 民 の 福 祉 の 増 進 に 日 夜 ご 奮 闘 さ れ て い る こ と に 敬 意 を 表
します。
国 会 は 、 一 昨 年 2.5% 年 金 削 減 法 を 含 む 国 民 生 活 に 直 結 す る 重 要 法 案 を 成 立 さ せ ま
し た 。 そ れ に 基 づ き 昨 年 の 10月 、 全 国 の 約 3,900万 人 の 年 金 受 給 者 の 全 て の 方 の 年 金
が1%削減されました。
こ の 1 % の 年 金 削 減 に た い し て 、予 想 を 超 え る 多 数 の 年 金 受 給 者 が 行 政 不 服 審 査 請
求 を 行 い 、 そ の 数 は 12万 6 千 人 を 超 え る に 至 り ま し た 。『 物 価 が 上 が り 、 消 費 税 が 増
税 さ れ る な か で 、こ れ 以 上 年 金 が 減 ら さ れ た ら 生 活 が 成 り 立 た な く な る 』と い う 高 齢
者の怒りがうねりになって大きな数になりました。
年 金 の 削 減 は 消 費 を 冷 え 込 ま せ 、不 況 を い っ そ う 深 刻 に し 、国 の 経 済 に も 負 の 影 響
を 与 え る こ と が 懸 念 さ れ ま す 。地 域 経 済 に も 大 き な 影 響 を 及 ぼ し ま す 。安 倍 首 相 は『 経
済 の 好 循 環 』を 経 済 政 策 の 柱 に し て い ま す が 、年 金 の さ ら な る 削 減 は そ れ に 逆 行 す る
ものです。
さ ら に 、 2.5% 削 減 に 続 い て マ ク ロ 経 済 ス ラ イ ド の 実 施 お よ び 改 悪 に よ る 連 続 的 な
年 金 削 減 が 計 画 さ れ て い ま す 。ま た 、年 金 制 度 の 改 悪 に よ っ て 若 者 を 中 心 に 年 金 離 れ
が 一 層 進 み 、 年 金 制 度 へ の 信 頼 は さ ら に 低 下 す る こ と が 懸 念 さ れ ま す 。 100万 人 を 超
え る 無 年 金 者 を は じ め 低 年 金 者 を 即 救 済 で き る「 最 低 保 障 年 金 制 度 」の 早 期 実 現 も 切
実となっています。
こ の よ う な 事 態 を 踏 ま え て 、高 齢 者 の 生 活 と 地 域 経 済 を 守 る た め に も 地 方 自 治 法 99
条の規定に基づき、意見書を提出します。
[要請事項]
1
年金削減を取りやめ、そのための「マクロ経済スライド」を廃止すること。
2
全額国庫負担の「最低保障年金制度」を実現すること。
6
陳情第8号
野良猫の不妊手術に対する市民負担の軽減を求める陳情書
陳
情
者
静岡市葵区
静岡市地域猫運動連絡会
静岡市野良猫の不妊手術費用の削減を求める会
代表
望月あけみ
外 12,481名 12,700名
[陳 情 趣 旨 ]
市 内 に は 、心 な い 飼 い 主 に よ っ て 捨 て ら れ 繁 殖 し た 野 良 猫 が 、少 な く と も 5 万 頭 以 上 生
息していると推計され市民生活におけるさまざまなトラブルの原因となっています。
ま た 、 動 物 指 導 セ ン タ ー で 毎 年 1,000頭 を 超 え る 猫 が 引 き 取 ら れ 、 そ の 大 半 が 殺 処 分 と
な っ て い ま す 。引 き 取 っ た 猫 の う ち 90% 以 上 は 、外 飼 い の 猫 や 野 良 猫 が 生 ん だ 子 猫 あ る い
は避妊手術がされていない猫から生まれて遺棄された子猫とのことです。
こ の よ う な 中 、平 成 22年 6 月 市 議 会 厚 生 委 員 会 で「 飼 い 主 の い な い 猫 を 増 や さ な い た め
の陳情書」が全会一致で採択されました。その後、4年をかけ私達「地域猫運動連絡会」
は 静 岡 市 当 局 お よ び 静 岡 市 獣 医 師 会 と 協 議 を 進 め 、平 成 25年 4 月 に 静 岡 市 は「 10年 間 で 猫
問 題 と 殺 処 分 を 無 く す こ と を 目 指 す 」と 明 記 し た「 人 と 猫 が 穏 や か に 暮 ら す た め の ガ イ ド
ライン」を発表しました。
し か し 、野 良 猫 を 減 ら す た め に 最 も 重 要 な「 避 妊 ・ 去 勢 手 術 補 助 金 交 付 制 度 」は 別 紙 資
料 の と お り 、 善 意 で 野 良 猫 に 避 妊 手 術 を し よ う と す る 市 民 に 多 額 の 負 担 (雌 10,000円 、 雄
8,000円 )を 求 め る 内 容 と な っ て い ま す 。
私 達 は 、こ れ ま で ガ イ ド ラ イ ン の 趣 旨 に 沿 っ て 、地 域 の 野 良 猫 等 に よ る 問 題 を 解 決 し た い
と取り組みを続け、自ら資金を調達するなどして各地で一定の成果を上げてきましたが、
県 下 の 他 都 市 と 比 べ て 2.5倍 か ら 4 倍 の 市 民 負 担 は 非 常 に 重 く 、 活 動 の 継 続 が 非 常 に 困 難
になっています。
また、ガイドラインには、野良猫による地域のトラブルを解消するための活動として、
不 妊 手 術 を 施 し た 猫 を 、一 代 に 限 っ て そ の 地 域 で 飼 育 管 理 し て い く「 地 域 猫 活 動 」が 位 置
づ け ら れ て い ま す が 、現 行 制 度 で は 、こ の 活 動 の 中 心 と な っ て 取 り 組 む 地 域 自 治 会 が 市 の
補助金を活用して野良猫の不妊手術を行うことは認められていません。
そこで、以下の2項目について陳情します。
[陳 情 項 目 ]
1
ガ イ ド ラ イ ン の 目 的 を 実 現 さ せ る た め 、野 良 猫 問 題 の 解 決 に 協 力 す る 市 民 の 負 担 を 軽
減するよう方策を講じてください。
2 「 地 域 猫 活 動 」が 、よ り 有 効 に 実 施 さ れ る よ う 支 援 の 内 容 に つ い て 改 善 し て く だ さ い 。
7
(別紙)陳情署名について説明と資料
静 岡 市 で は 推 定 5 万 頭 以 上 の 野 良 猫 が 生 息 し 、年 間 三 千 数 百 頭 が 交 通 事 故 等 に よ っ て 路
上 死 、 飼 育 放 棄 や 捨 て ら れ た 子 猫 が 千 数 百 頭 「 殺 処 分 」 さ れ 、 年 間 6,300頭 が 火 葬 さ れ て
います。
こ の 陳 情 書 は 、 こ の よ う な 「 路 上 死 」 や 「 殺 処 分 さ れ る 」、 可 哀 そ う な 猫 を 減 ら す た め
に「 静 岡 市 猫 不 妊 手 術 補 助 金 交 付 制 度 」を 改 善 し 、静 岡 県 下 他 都 市 と 比 較 し て 2 ~ 4 倍 も
高 額 な 市 民 負 担 を 削 減 す る こ と を 目 的 に 平 成 26年 6 月 の 静 岡 市 議 会 に 提 出 し ま す 。
陳情書提出は陳情趣旨にご理解いただけるすべての市議会議員の皆さんに協力をお願
いして静岡市議会議長に提出します。
2010年 6 月 に 静 岡 市 議 会 で 採 択 さ れ た 陳 情 要 旨 と 改 善 結 果
下 記 の よ う に 、陳 情 書 の 採 択 以 降 4 年 間 の 皆 さ ん の 御 支 援 御 協 力 に よ っ て 陳 情 項 目 の 一
部 は 改 善 す る こ と が で き ま し た 。し か し 、野 良 猫 を 増 や さ な い た め に 最 も 重 要 な「 不 妊 手
術補助金制度」は全く改善されていません。
1
広報紙等で飼い猫を捨てない指導と正しく飼う責務を明確にしてください。
(不 十 分 だ が 若 干 改 善 )
2
「 避 妊 手 術 補 助 金 交 付 制 度 」 を 改 善 し て く だ さ い 。 (全 く 改 善 な し )
3
避妊手術をすすめるために登録制度を検討してください。
(陳 情 事 項 に つ い て 再 検 討 の 必 要 あ り )
4
殺処分を極力減らしてください。
(殺 処 分 は 44.5%減 少 し た が 、 現 在 も 毎 年 千 数 百 頭 殺 処 分 さ れ て い る )
5
災 害 時 に 避 難 す る ペ ッ ト の 対 策 を 定 め て く だ さ い 。 (「 被 災 動 物 救 護 計 画 」 を 策 定 )
6
前 項 を 実 現 す る た め に 条 例 を 制 定 し て く だ さ い 。(2013年 に「 ガ イ ド ラ イ ン 」を 策 定 )
静 岡 県 下 自 治 体 の 猫 の 不 妊 手 術 補 助 金 比 較 表 (地 域 猫 運 動 連 絡 会 調 査 )
自治体名
静岡市
浜松市
富士市
沼津市
避妊
補助金交付
手 術 費
市 民 負
先
用
担
獣医師会
30,000
10,000
10,000
10,000
18,000
8,000
5,000
5,000
20,000
3,700
7,600
6,650
12,000
3,700
2,280
3,990
8,000
4,000
4,000
0
4,000
5,000
1,000
4,000
0
4,000
10,000
2,500
7,500
0
5,000
1,250
3,750
0
去勢
避妊
契約獣医師
去勢
避妊
制限なし
去勢
避妊
去勢
制限なし
8
市負担
獣医負
担
飼い猫
陳 情 第 10号
国に対し「消費税再増税中止を求める意見書」の提出を求める陳情書
陳 情 者
静岡市駿河区
消費税廃止静岡県各界連絡会
大石秀之
[陳 情 趣 旨 ]
日頃から住民の生活向上のためご尽力いただいていることに感謝申し上げます。
さ て 、政 府 は 4 月 1 日 、消 費 税 率 を 8 % へ 引 き 上 げ ま し た 。長 引 く 不 況 に 加 え 、多
く の 市 民 は「 ア ベ ノ ミ ク ス 」の 恩 恵 ど こ ろ か 、物 価 上 昇 、収 入 減 、社 会 保 障 削 減 の 三
重 苦 を 強 い ら れ て い ま す 。地 域 経 済 を 支 え る 中 小 企 業 の 倒 産・廃 業 も あ と を た た な い
状 況 で す 。政 府 の 月 例 経 済 報 告 で も 、9 月 、10月 と 2 カ 月 連 続 で 景 気 判 断 を 引 き 下 げ 、
景気の悪化はいよいよ鮮明です。
6 ~ 7 月 に 行 っ た 静 岡 県 の 2014年 度 県 民 世 論 調 査 で は 、「 暮 ら し 向 き 」 が 前 年 同 時
期 に 比 べ て 「 苦 し く な っ て い る 」 と 答 え た 人 は 45.4% で 、 前 年 よ り 3.1ポ イ ン ト 増 加
し 、7 年 連 続 で 4 割 を 超 え て い ま す 。そ の 理 由 は「 給 料 や 収 入 が 増 え な い 又 は 減 っ た 」
が 59.5% で 最 多 、
「 税 金 や 保 険 料 の 支 払 い が 減 ら な い 又 は 増 え た 」が 42.4% 、
「毎日の
生 活 費 が 増 え た か ら 」が 37.8% で い ず れ も 前 年 を 上 回 っ て い ま す 。消 費 税 増 税 が 家 計
を圧迫しているのは明らかであり、多くの県民が苦しんでいます。
安 倍 晋 三 首 相 は 消 費 税 10% 再 増 税 の 判 断 を 今 年 12月 に す る と し て い ま す が 、今 、ど
の 世 論 調 査 を 見 て も 6 割 ~ 7 割 の 人 が 再 増 税 に 反 対 し て い ま す 。政 府 筋 の 経 済 学 者 や
自 民 党 内 部 か ら も「 予 定 通 り 増 税 す る の は 無 理 」と 慎 重 論 が 出 て い ま す 。4 月 の 8 %
増 税 以 降 、 全 国 の 60近 い 地 方 自 治 体 が 「 消 費 税 増 税 中 止 」「 増 税 は 慎 重 に 対 応 を 」 な
どの意見書を国に提出しています。
私 た ち は 、住 民 の 暮 ら し 、地 域 経 済 、地 方 自 治 体 に 深 刻 な 打 撃 を 与 え る 消 費 税 再 増
税を中止することを強く求めます。
以上の趣旨から下記事項について陳情いたします。
[陳 情 項 目 ]
1
消費税再増税の中止を求める意見書を政府に提出していただくこと
9
<意 見 書 案 >
年
内閣総理大臣
月
日
安倍晋三殿
○○市議会
消 費 税 10% 増 税 の 中 止 を 求 め る 意 見 書 ( 案 )
本年4月より消費税率が8%となり、県民の生活と景気に大激震を与えています。
内 閣 府 が 9 月 8 日 に 発 表 し た 4 ~ 6 月 の 期 の 国 内 総 生 産( G D P 、季 節 調 整 済 み )改
定 値 は 、物 価 変 動 の 影 響 を 除 い た 実 質 で 前 期 比 1.8% 減 、年 率 換 算 で 7.1% 減 と な り ま
し た 。背 景 に あ る の は 内 需 の 冷 え 込 み で す 。G D P の 約 6 割 を 占 め る「 個 人 消 費 」は
年 率 換 算 で 19.0% 減 と 、1997年 の 消 費 税 増 税 直 後 の 13.2% 減 を 超 え 、過 去 20年 で 最 大
の落ち込みとなっています。
増 税 に よ る 深 刻 な 影 響 は 誰 の 目 に も 明 ら か で す 。そ れ に も か か わ ら ず 、政 府 は 7 ~
9 月 期 の 経 済 指 標 が 明 ら か に な っ た 後 、12月 に 来 年 10月 か ら の 消 費 税 率 10% を 決 定 す
るとしています。
しかし、たとえアベノミクスによってマクロ的経済指標が上向くことがあっても、
経 済 格 差 の 広 が り は 顕 著 で あ り 、中 小 企 業・勤 労 者 を 土 台 と す る 国 民 経 済 は 、一 方 で
の 年 金・医 療 等 社 会 保 障 削 減 の 影 響 も 受 け 、さ ら な る 消 費 税 増 税 は 一 層 深 刻 な 消 費 不
況 を 招 き 、地 域 経 済 に 計 り 知 れ な い 影 響 を 与 え る こ と は 必 至 で す 。そ れ は 全 体 と し て
の税収減を招き、財政再建にもまったく逆行します。
ま た 4 月 増 税 に と も な っ て 危 惧 さ れ て い た 中 小 企 業 の 消 費 税 転 嫁 は 、厳 し い 今 日 の
な か で や は り 困 難 で あ り 、地 域 の 雇 用 や 経 済 を 支 え て い る 中 小 企 業 は 、売 上 減 と 消 費
税負担増によって塗炭の苦しみにあります。
こ れ 以 上 の 消 費 税 増 税 は 、地 域 の 中 小 企 業 倒 産 、失 業 者 増 大 な ど 地 域 経 済 の 壊 滅 的
打撃を与えます。
以 上 の こ と か ら 、地 方 自 治 法 第 99条 の 規 定 に よ り 、政 府 に 対 し 、消 費 税 増 税 中 止 を
求める意見書を提出いたします。
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