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東京都の妊娠期に関する主な事業と実績

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東京都の妊娠期に関する主な事業と実績
資料7
東京都の妊娠期に関する主な事業と実績
①妊娠適齢期等に関する普及啓発
内容
実績
講義の実施を希望する大学へ産科医等を派遣し、講義を 【平成27年度】(28年1月まで)
大学における講座の実
実施することにより、妊娠適齢期等について理解を深める 都内5大学で実施
施
機会を提供する。
受講者総数 409名
【平成27年度】
シティリビング10/2、1/6掲載
フリーペーパへの記事 働く妊娠適齢期世代をターゲットにした広報記事をフリー
大江戸リビング10/2掲載
掲載
ペーパーに掲載する。
リビング新聞 10/8掲載
グラディート 11/18掲載
②相談事業
内容
生
涯
を
通
じ
た
女
性
の
健
康
事
業
実績
妊娠や出産に関する様々な悩みについて、電話やメール 資料5
妊娠相談ほっと で相談に応じる
月・水・金 10時から16時まで
【平成26年度】 722件
ライン
火・木・土 16時から22時まで
(平成26年7月から27年3月)
東京都女性のた 思春期から更年期にいたる女性を対象に、妊娠、避妊、
めの健康ホットラ 婦人科疾患、更年期障害などの相談に応じる。
月曜日から金曜日まで、10時から16時まで
イン
【平成26年度】 617件
不妊及び不育症に関する悩みについて、ピア(仲間)カウ
【平成26年度】 428件
不妊・不育ホット
ンセラー等が相談に応じる。
(うち不育症相談55件)
ライン
毎週火曜日、10時から16時まで
③妊婦健康診査未受診者対策
目的、内容
受妊
診婦
促 健 WEB広告の実
進康 施
事診
業査
妊
娠
普
・
及
出
啓
産 交通広告の実施
発
に
事
関
業
す
る
【平成27年度】
行政機関や医療機関に相談できないという対象者の特性を踏まえ、インターネット上に広
告を掲出する。
11月20日から順次配信を開始し、現在Yahoo、Google、Twitter、FaceBook、Youtubeに広
告を掲出している。
【平成27年度】
妊婦に対して早期の医療機関受診と妊娠の届出及び妊婦健康診査の定期的な受診を
促すとともに、妊娠・出産に関する相談窓口の周知を行うため、以下のとおり交通広告を
実施する。
JR
東京
メトロ
トレインチャンネルの放映
平成28年1月18日(月)~1月24日(日)
1週間
窓上ポスターの掲出
平成28年1月1日(金)~2月29日(月)
2か月
TMV(TokyoMetroVision)の放映
平成28年1月11日(月)~1月24日(日)
2週間
ドアステッカーの掲出
平成28年1月11日(月)~2月10日(水)
1か月
平成28年1月4日(月)~3月3日(木)
2か月
平成28年1月4日(月)~3月3日(木)
2か月
都営 窓上ポスターの掲出
地下鉄 ドアステッカーの掲出
妊娠相談ほっとライン(H26年度実績)
妊娠相談ほっとライン
東京都では、妊娠・出産に関する悩み専用の相談窓口として平成26年7月1日に開設
電話やメールで都民の方からの匿名の相談に看護師などの専門職が対応し、内容に応じて適切な
関係機関の紹介を行う。相談は単発相談が基本で、継続相談は行わない。
<相談実績:平成26年7月~平成27年3月>
相談件数
内訳
電話
722
644
メール
78
相談内容の分析結果
具体的相談内容が把握できるメール相談78件について分析を行った。
1.相談者年齢
10代
20代
30代
40代以上
計
17
28
29
4
78
3.紹介先
紹介先
妊娠相談ほっとライン電話相談
生活保護担当部署
保健センター等
医療機関
東京ウィメンズプラザ等
日本家族計画協会
紹介先なし
2.相談内容(主な内容で分類)
10代 20代 30代
妊娠かも?
12
15
2
妊娠中
3
5
15
金銭面
1
6
3
その他
1
2
9
計
17
28
29
40代以上
3
1
4
計
32
24
10
12
78
件数
29
7
5
1
2
1
33
78
計
<対応が必要と考えられる相談事例>
〇お金の相談
・入院助産等の制度があるが、相談者によっては制度の対象外の場合がある。
制度利用の実際的な話は、個別に担当部署との詳細な確認が必要
・お金の問題を相談してきていても、それ以外の問題が背景にある場合が多い。
〇相談者がいない・どこに相談をしたら良いか?
〇中絶を迷っている
・決断ができないまま、妊娠が継続すると望まない妊娠となる可能性が高い。
〇医療機関紹介
・すでに医療機関に断られているなどの場合には、「ひまわり」や医療機関の紹介では
つながらない可能性がある。
メール相談から把握された課題
〇約4割に具体的な相談先の紹介がなく終了している
妊娠期からの継続支援のための相談対応が十分でない
〇10代からの相談の約7割が妊娠かも?との相談であった
望まない妊娠への早期対応として、相談対応・情報提供していく必要がある
今後の対応(案)
〇対応が必要と考えられる事例については、区市町村の母子保健担当部署への紹介を行う。
〇妊娠相談ほっとラインでの「妊娠かも?」への対応を検討
〇福祉保健局のホームページの充実
妊娠相談ほっとライン実績集計(27年4月~27年12月)
相談件数
相談方法
電話
メール
相談対象者の年齢
16歳未満
16歳~19歳
20代
30代
40代以上
不明
相談対象者の属性
専業主婦
就労中
中学生
高校生
その他の学生
無職
不明
相談内容
①妊娠かも?
②望まない妊娠
③健診
④妊娠中の過ごし方
⑤妊娠中のトラブル
⑥分娩に関すること
⑦人間関係
⑧出産場所
⑨出産後のサポート
⑩経済面
⑪就業
⑫育児に関すること
⑬授乳
⑭産後の身体
⑮性感染症
⑯性の悩み
⑰夫婦生活
⑱その他
966件
79.7%
20.3%
100.0%
2.0%
9.5%
29.1%
45.3%
7.7%
6.4%
100.0%
相談者
本人
夫・パートナー
親・兄弟等
友人
その他
78.3%
12.1%
1.8%
0.5%
7.3%
100.0%
33.4%
35.2%
0.6%
4.7%
8.2%
3.5%
14.4%
100.0%
20.9%
10.9%
2.0%
18.8%
18.0%
2.3%
2.1%
2.0%
1.1%
4.2%
0.7%
1.9%
0.0%
0.8%
0.0%
0.7%
1.3%
12.2%
100.0%
対応内容
傾聴・助言等
情報提供
受診勧奨
関係機関紹介
その他
56.8%
20.4%
12.2%
2.6%
8.0%
100.0%
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