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第1回東大和市まち・ひと・しごと創生会議 議事要録 [361KB pdfファイル]

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第1回東大和市まち・ひと・しごと創生会議 議事要録 [361KB pdfファイル]
第1回東大和市まち・ひと・しごと創生会議 議事要録
会議名
第 1 回東大和市まち・ひと・しごと創生会議
開催日時
平成28年7月23日(土)午前9時30分から午前11時30分
開催場所
市役所 会議棟第6会議室
出席者
(委員)目黒委員、冨田委員、高橋委員、土田委員、飯田委員、藤間委員、小島委員、
牧瀬委員、渡辺委員、山田委員、蜂谷委員
(事務局)並木企画財政部長、田代企画財政部参事、里見企画担当係長、慶徳主事
会議の公開・非公開
会議次第
公開
傍聴者数 0人
1 開会
2 副市長あいさつ
3 委員自己紹介
4 座長及び副座長の選出
5 内容
(1)地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)に係る事業につい
て(意見聴取)
(2)東大和市まち・ひと・しごと創生総合戦略の平成27年度の進捗状況について(意見
聴取)
(3)まち・ひと・しごと創生に関する意見交換
会議の結果及び主要な発言
5
内容
(1)地域活性化・地域住民生活等緊急支援交付金(地方創生先行型)に係る事業について(意見聴取)
委
員: 全体的に効果があったと評価が出来ると思う。これからは市町村間の競争が厳しくなるから、
営業的な視点も必要になる。周辺市町村の動向も視野にいれていかないといけない。いわゆる
競争原理を視野にいれていかなければならない。すでに他市においても同様の施策が進んでい
て、これはと思われる事業もある。例えば、子育て支援について、小平市では「支援カード」
作っていて、子育てママに人気もある。これは単に作るということではなく、地元商店街や企
業との連携も必要となる。これからの視点は、市町村間の競争の中で東大和市を良くしていく
ことが必要であり、そのために、子育ての補助制度、連携、情報発信の仕方が必要となる。ま
さにブランド力の向上が主になると思う。
委
員: 8番の KPI について、事業内容自体は良いのだが、自治会加入率という KPI を設定しており、
これでは、事業の効果を上手く測れているのか疑問である。事業の内容と KPI の数値の相関が
はっきりしない。これは、もったいない。場合によっては、KPI 自体の設定を変えた方がよい。
9番のプロモーションビデオは最近他市でもやっている取組であるが、再生回数を見てみると、
1
2桁又は3桁に留まっているのはもったいない。はっきり言って見てもらえていない。市の公式
ホームページというものは東大和市に興味がある人しか見に来ないもので、これだけでは今後も
再生回数は伸びない。広く目に付くように発信するか、見てもらえるような話題になるような仕
掛けをする必要がある。また、KPI の設定についても、人口の増減は事業内容と相関関係が薄
いと思われるので、SNS での話題に反応があった数値などにしたらどうか。
委
員: 7番の創業塾について、具体的に内容を教えてほしい。
委
員:
女性を対象とした創業塾に参加した。女性に限った起業塾で、私自身が子育て中のお母さん
や子どもに向けた英語教室を行っており、それをもう少し広げていきたいと思い参加した。内容
としては、プロモーションの仕方、起業に対しての思いを形にする話、話の後のワークショップ、
参加者のランチ会、交流会、発表会など。起業塾の終了後も継続的に支援を受けている。女性だ
けの起業者の集まり、起業したい方、企業した方の双葉会がビジネストにあり、そこで名刺の受
け渡し方、フェイスブックの活用方法、広告の作り方などを学んでいる。
座
長: 参加してどうですか。効果があった。なかった。
委
員: 効果はあった。
委
員:
9番のティームティーチャーについて、有効であったと感じているが、市民の方にこのよう
な取組が認知されているのか。現状なかなか伝わっていないのではないかと思われる。単発の事
業であればよいが、地方創生は、長期的に取組むものだと思うので、地道に市民の方々に認知し
てもらうための取組が必要。特に東大和市は日本一子育てしやすいまちづくりを掲げている関係
から、子どもでもわかりやすいように周知したほうがよい。学校でチラシを配るなど地道な取組
が必要だと思われる。
(2)東大和市まち・ひと・しごと創生総合戦略の平成27年度の進捗状況について(意見聴取)
委
員:
若い世代に対する、いわゆる子育て世代に、出産に対する不安は単独市の施策だけで解決で
きるものではない。他市の例として、小平市では商店街と企業と連携し、支援カードを作って
いる。これは市内商店でお子さん関係の商品を買うと割引がある、あるいはいろんな機関で利
用料が割引になるといったものである。このように子育て世代のお母さんたちのニーズに応え
られるような施策を追加してはどうか。いかに子育て世代を東大和市に流入させるかが課題で
あると考える。確か、福生市では家賃補助制度をはじめている。たとえば 3 年など、一定期間、
所得制限をしたうえで、家賃補助制度を導入してはどうか。自治会では高齢化が進み、後継者
になる若い世代が地元に住んでいない。後継者となる若い世代を呼び戻すには2世帯住宅に改
築するための補助制度も子育て世代を流入させる施策となる。また、空き家対策として、空き
家を活用して、子育て施設を作ることはどうかと考える。子育て世代の不安解消の一助となる
施策を進めたらどうか。それは、お母さんたちの居住地の選択の要件となる。東大和市は保育
施策、学童保育所の施策は効果を上げていると思う。仕事と子育てを両立させる施策として期
2
待できる。先日自治会の関係で地域の学校に行ったが、学校の創意工夫があってもよい。例え
ば、生徒に目標を持たせるような、地元出身のスポーツ選手、宇宙飛行士など外部の人を呼ん
で、小学生や中学生に将来の夢や目標を持たせる工夫する。家庭での自主学習の環境の整備。
パパスクールではないけれど、お父さん方に子どもの学習に関心を持ってもらう取組などをし
てはどうか。図書館の利用について、学習室が開放されることになり、よかった。商工会やハ
ローワークとの情報共有は大事。
9ページ以降のブランド、魅力発信は今後欠かせない。うまべぇはかなり定着してきている。
さらに活用していくことが大事。産業は何があるのか。お茶以外に何があるのか。東京緑茶とい
う地域限定の商品を開発したようだが、ひとつのブランドを創るには、民間企業とのタイアップ
もあってよいと思う。10ページの魅力発信では、東大和の自然資源である多摩湖や変電所をい
かに活用するか。うまかんべぇ祭以外に、何か市外の方に向けたイベントはできないか。多摩湖
の丘陵音楽祭など、大学生のバンドや社会人のジャズクラブが参加するのはどうか。マラソンの
発祥の地を売りにして、学生のスポーツ大会の予選会を行う。立川でも箱根駅伝の予選会なども
行っている。地区予選会など規模を小さくしても、市外から人が集まるものを誘致してはどうか。
西武園は子どもだけでなく、自然を生かした、家族で大人も楽しめるテーマパークはできないも
のか。
先日、福生市、昭島市、羽村市が玉川上水の水をテーマで連携したり、青梅市とどこかで酒
造会社と連携した動きもある。企業と関係市町村との連携で地元の資源を活用したブランド構
築や観光事業できないか。
12ページ以降の市民が主役の施策でいえば、健康診断に関する施策は是非進めてほしい。
13ページで言えば、自治会の加入率が上がらない、後継者の課題もある。ところが、防災
という視点で声かけをしたら未加入の人が入ってきた。自治会は防災がこれから加入率アップの
目玉になる。ふれあい市民運動会にもうひとつ、何か目玉があれば参加率も増えるのではないか。
例えば、地元高校のブラスバンドや有名選手を招くなどをしてみてはどうか。
委
員:
人口の異動状況を見ると、今がピークなのかという気がしており、早く施策を進める必要が
あると思う。周辺の小平市、武蔵村山市は宅地分譲が増えているが、おそらく東大和市内の宅地
分譲はその半分以下ではないかと思われる。立川市はららぽーとができて、その周辺も増えてい
くと思われる。そんな状況から東大和市の人口減少状況については危機感がある。
1ページの施策1「結婚の力になる」は、結婚したくても出来ない人が多いと身近に感じる。
街コンなどのイベントではなく、もっと小規模な会で、共同作業するなど、工夫した取組をした
らどうかと思う。事業は実施していないのに、達成率が高いのは、理解しがたいと感じる人もい
るのではないか。
4ページの待機児童は他市に比べれば少ないと思う。南西部の地域は、関係業者の人が土地を
探していたり、園の定員も増加しているので、市全体をみれば、ハード面では園は足りており、
希望する地域の園に入れない人がいるだけで、本当の意味で、待機児童はいないのではないかと
考える。
7 ページの施策「地域の産業を元気にする」だが、中小企業大学校を利用するのがよいと考え
3
る。中小企業大学校は、中小企業診断士を必要に応じて何度も無料で派遣して相談にのってく
れる。通常であれば、無料で対応してくれるのは回数が限られているが、中小企業大学校は丁
寧に何回も無料で対応してくれる。さらに商工会と連携し、アピールできれば商工会の加入も
増えるのではないか。
10ページの「東大和市の魅力を伝える」が、重要と考える。テレビ局とコネがある人がい
れば、撮影場所のロケ地になれば効果が期待できるのではないか。1回放送があれば、その際
にうまべぇなどを活用して、うまく PR することで、知名度が上がると考える。
委
員:
「新元気だせ商店街」の補助事業は、市だけでできるものではなく、東京都と連動して、東
京都の施策の中で行っている。市はベースとしてテーブルを作っていないものがあり、
(商店街)
単独では施策ができない。東京都の施策の中では、商店街の法人化を整備するのが大前提であ
り、受け皿、体制を作って欲しい。
ふるさと納税の件だが、今後幅広く活用してもらえるような仕組みを検討してほしい。商工
会でも、武蔵村山市、東村山市の3市で連携して情報交換している。中小企業大学校で、各市
の特産品を置くなど、中小企業大学校に来た方にPRできないか検討しているところである。
先ほども、自主防災の関係で自治会の加入の動きがあるという話があったが、第一中学校で
は、生徒は守られるだけではなく、自分で守るという意識を育てるための取組を進めている。基
本的には、生徒が命の大切さを学ぶことを目的としており、北多摩西部消防署、消防団、地元自
治会と協働で防災訓練を行っている。中学生に地元のことを知ってもらい、自分たちも地域の一
員として守っていくということを学んでほしい。
市は従来から財政力について非常に厳しいものがある。他市をまねて、いろいろ施策をうつの
もいいが、現状をどうするかが大切であると考える。子育ても学校教育でも、不安を抱えている
家庭はたくさんある。今住んでいる人を行政が地域と連携し、どのように見守っていくかが大切
だと考える。今住んでる方が、街の良さを再認識し、自分でできることは何かを考えることが大
事であり、今後につながる一歩だと思われる。
委
員: まず1ページの「結婚の力になる」は、皮肉にも事業を実施してないのに一番達成率が高い。
これはどういうことなのか。
普段、市の行事を PR させてもらっているが、先日も市の行事を当店舗において行い、東大和
市出身のダンサーを呼び盛り上がった。一方で、お客さんは市の取組をあまり知らない。今は、
紙のチラシではなくスマホ対応が必須であり、SNS 発信が大事だと考える。紙のチラシではな
く、SNS の活用方法をもっと進めてみてはどうか。東大和市限定ナナコカードを限定1,000
枚作った。すでに8割方消化しており、これはセブン&アイでも高い率である。これは東大和市
のお客さんは東大和市のうまべぇに反応がよいと考える。そのため、うまく市民の皆さんを引き
込む仕組みをつくれば、効果が出るのではないか。また、地元の農産物を集めて朝市をやろうと
している。東大和市の市民の皆さんは反応がいいので、その好奇心をくすぐる仕掛けを作ってい
ってはどうか。
座
長: ここで婚姻件数が増えた理由を事務局からお願いする。
4
事務局:
婚姻件数が増えた理由は、現時点で検証には至っていない。婚姻率を示すものとして国勢調
査の有配偶率も参考となるが、平成22年度の国勢調査の結果を見ると、東大和市の有配偶率は
高い。今後平成27年の国勢調査の結果が出たらその動向も併せて注視していきたい。
委
員: 待機児童が少ないのは非常にアピールポイントになると考える。ハローワーク立川の管轄下
では9市あるが、9市全体で待機児童は800人超いる。そこから見ると、待機児童が少ない。
子育て世代の育児と仕事の両立を支援するという点で大きくアピールしていいのではないか。こ
れに関連して8ページにあるマザーズハローワークを立川駅北口に設置しているので、市と連携
しながら活用できる方法をいろいろ考えていきたい。
就職相談室の活用であるが、雇用状況の改善もあるが、その一方で利用者に浸透してない課題
もある。SNS の活用ということで、LINE(ライン)の公式アカウントをはじめたところ。
若い方に対する SNS の活用は有効ではないかと考えている。
9ページの「地域のブランド」について、私は昭島市の地方創生の会議にも参加しており、そ
の会議の中で、どのように地域のブランドを作っていくか、という話がでた。昭島市は100パ
ーセント地下水。安全、安心というキーワードで水をブランディングして活用していこうという
ことになった。市民だと重要と考えていないことでも上手くブランディングできることもある。
行政があまり評価していないことも、外部の方がみると、ブランドになることもあるのではない
かと考える。東大和市には、企業や中小企業大学校など、関連するものを洗い出していけば、そ
の要素もあると思われるので、地域のブランドを作っていくのもひとつの手だと考える。
委
員:
基本目標1の「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」について、全体的に達成
率が高いし、数値も人数も増えているが、それぞれの質を上げて欲しい。例えば、児童館の利用
人数は増えているが、この先増えるかはわからない。自分の子どもに児童館に行くかと聞くと、
子どもは行きたくないという。暗かったり、イベントが少なかったり、時間が早かったりする。
一方で、夏休みが始まって、イトーヨーカ堂のフードコートは児童館かと思うくらい子どもがい
っぱいいる。これは、子どもが行きやすい環境があると考える。児童館や図書館はもっと子ども
が行きやすい環境を考え、質をあげてほしい。
それと病児・病後児保育室は利用者が減っている。私も今年は登録しなかった。それは、病児・
病後児保育室の、子どもの受入数が増えていないことにある。子どもは同じ時期に風邪をひく。
今年2月に利用しようと思ったが、1週間全然空きがなかった。これでは、登録しても利用でき
ないのではないかと思い、今年は登録するのをやめた。
それとランドセル来館事業。そこに行けば、習い事が出来たり、勉強ができたり、そういった
プラスがあればいいが、東大和市はそういうのがない。子どもを行かせたいが、子どもが行きた
くないという。全体に質を高めていくことに力を入れてほしいし、今後の方向性にも入れてほし
い。
座
長: 本日欠席している委員から、事務局に事業の提案があったので、紹介をしてほしい。
5
事務局:
委員が、3月に作成した事業提案について、5月にあずかっている。今回の会議に出席でき
ないことから、皆さんにお伝えする。
「日本一子育てしやすいまちということについて、何を持って日本一とするか、このあたり
の議論はとても重要だということである。また、施設、サービスの日本一は受給側にとってはこ
の上ない願いであり、新施設を提案するということである。そしてソフト面として、子育て・子
供の教育に関する学術研究の場として官民一体となった協力体制と開かれた都市を目指すこと
は可能ではないかを提案している。具体的には、大学の研究機関に、市内の教育現場、小中学校、
保育園、幼稚園に入ってもらい、一体となって子供たちを育てる環境を考えたらどうか。この取
組みが先進的な事例として紹介されれば、市のPRにつながり、市外や国際的にもPRできるの
ではないか、ということである。また、単に学力に主眼を置くのではなく、教育の質を上げ、生
きる力を育てる場として環境を整備することが大事だという提案をいただいている。
」以上。
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