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石川梵展プレスリリース
PRESS RELEASE ホテルアイビス企画展のご案内 2012年11月20日 2012年11月21日(水)より2013年1月14日(月)まで、六本木・ホテルアイビス ミニ ギャラリーで、石川梵展 伊勢神宮−遷宮とその秘儀−と題した写真展を開催いたします。 伊勢神宮で平成25年に第62回式年遷宮が行われますが、今回の展示では、前回の遷 宮を長期わたり取材してまとめられた、写真家石川梵さんの作品をご紹介いたします。 石川梵さんはこれまで長年にわたり、地球と人間という二つの大きなテーマのドキュメ ンタリー作品を数多く発表しています。 この伊勢神宮の作品は氏の処女作となるもので、1993年に朝日新聞社から出版されたも のです。本展開催にあたり、石川梵さんはこの作品について、『伊勢神宮は2013年(平成25 年)20年に一度の伝統神事、式年遷宮が執り行われます。式年遷宮とは、20年毎に内宮を 初めとする全ての社殿を新しく建て、神宝も造り替えるものです。平成25年は、そのクライ マックスともいえるご神体を新しい宮へ遷す遷御の儀が行われます。遷宮は1300年の歴 史を誇り、日本を代表する神事と言われています。この記念すべき神事を目前に控え、私 が7年かけて撮影した前回の式年遷宮の模様とその神事の数々を、あらためて展示する ことにしました。この撮影のために、私は、まず2年間現地に住み、毎日のように宇治橋を 渡り、伊勢の神域に漂う神の気というものを追い求めました。単なる建物や、行事だけで はなく、そこに漂う気にこそ、伊勢神宮の神髄があると信じたからです。撮影はその後、7 年間にわたる遷宮神事へとつながっていきました。これらの写真を通して、伊勢神宮の神 秘と魅力ある世界を感じていただければ幸いです。』と、語られています。 本展ではビンテージ・プリントともいえる当時の作品をもとに再構成してご覧いただき ます。いま、歳の暮れから正月を向かえるこの時季に改めて、現在では取材も容易では ない伊勢神宮の遷宮と秘儀をとらえた作品から、日本の信仰、精神世界をみつめてい ただくきっかけにしていただければと思います。 本展の開催にあたりまして、ひろくご紹介いただきたく、お願い申し上げます。またご高覧くださ いますよう、ご案内申し上げます。 石 川 梵 (いしかわ・ぼん) 略歴 1960年生まれ フランスAFP通信写真部を経て、フリーランス。 地球と人間をテーマとした二つのライフワーク。ひとつは、地球46億年の歴 史を、空から撮る。もうひとつは、祈りを通して、人間の内面世界を露わにする。 これまで講談社出版文化賞、日本写真協会賞新人賞、他、 受賞多数。 Life, Paris Match, Geo, National Geographicなど海外のメディアでもフォトストーリィを発表。 主な写真集、著書に『伊勢神 宮―遷宮とその秘儀』(朝日新聞社 1993年)、『海人―THE LAST WHALE HUNTERS』(新潮社 1997年)、『時の海、人の大地―太古の 記憶を求めて地球を巡る旅』(魁星出版 2006年)、『鯨人(くじらびと)』(集英社新書 2011年)、『フリスビー犬、被災地をゆく』(飛鳥新社 2011年)。最新刊の写真集『THE DAYS AFTER―東日本大震災の記憶』(飛鳥新社 2011年)は、これまでの長年に亘る地球と人間という 骨太の連作とともに、2012年度日本写真協会賞 作家賞を受賞。 お問い合わせ ホテルアイビス:〒106-0032 東京都港区六本木7-14-4 電話 03-3403-4411 妹尾三郎事務所:〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2-20-1 電話 03-3639-1670 080-1323-6901 Eメール: [email protected] 妹尾三郎(せのお・さぶろう)