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下水道事業の経営について(PDF形式:224KB)

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下水道事業の経営について(PDF形式:224KB)
∼さいたま市下水道事業の経営∼
維持管理費
建設改良費
下水道施設を管理、運営して
下水道管、ポンプ場、処理場
下水を処理する経費です。
などをつくるための経費です。
維持管理費は主に下水を処理する経費で、
雨水処理費と汚水処理費に分けられます。
汚水処理費
雨水処理費
自然現象である雨水の排除
を行う経費です。
トイレの汚水や洗濯排水
など、日々の暮らしの
中から生じた汚水を処理
する経費です。
『雨水公費・汚水私費の原則』
雨水処理費=公費(税金など)
汚水処理費=下水道使用料
雨水は自然現象に起因するもので、雨水の
汚水は排出者が特定できるため、使用者の
排除は都市機能の保全につながるなど、効果
排出量に応じた処理費用を下水道使用料とし
が広く一般市民におよぶためです。
て負担していただくしくみになってます。
建設改良費には、
主に
★ 下水道管の敷設
★ ポンプ場をつくる
★ 処理場の改良
などの経費があります。
建設改良費と下水道普及率
建
設
改
良
費
億円
250
200
150
100
50
0
H22 H23 H24 H25 H26 H27
建設改良費
普及率
※平成27年度は予算額
平成26年度は、下水道の建設改良費に約133億円かかりました。
この結果、下水道普及率(さいたま市に住んでいる人のうち、下水道
を利用できる人の割合)は平成26年度末で91.5%となっています。
%
94.0
92.0
90.0 下
水
88.0 道
86.0 普
及
84.0 率
下水道の建設改良費には、国からの補助金や下水道整備により利益を受ける方からいただく受益者
負担金なども充てられますが、その多くは企業債という借入金によって賄われており、本市の企業債の
残高は平成26年度末で約1,763億円、市民一人当たり約13万9千円となっています。
なぜ、建設費の多くを企業債(借入金)によりまかなっているのでしょうか?
下水道の建設には集中的にたくさんのお金
がかかりますが、建設時にはそのような莫大
な資金が手元にないため、企業債(借入金)
によって建設を進める仕組みとなっているか
らです。
また、下水道の施設は長い年月にわたり使
用していくものなので、建設時の世代に負担
を集中させずに、その施設を利用する後の世
代にも企業債(借入金)の返済というかたち
で、公平に負担してもらう仕組みともなってい
るのです。
企業債の推移
億円
250
企 200
業
債 150
借
入 100
額
・ 50
償
還
0
額
1,840
1,820
1,800
1,780
1,760
1,740
1,720
1,700
1,680
億円
H22 H23 H24 H25 H26 H27
借入額
元金償還額
企業債残高
※平成27年度は予算額
もっとも、企業債はあくまでも借入金ですから、
増えすぎてはいけません。
企
業
債
残
高
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