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責任準備金の合理性および妥当性 責任準
責任準備金の合理性および妥当性 医療保険等の長期の第三分野保険では、医療技術の進歩や 医療政策の見直し等の影響を受けやすく、契約締結時に想定 しえない不確実性が内在しています。 当社では、 この想定しえない不確実性に対して、責任準備金 が健全な保険数理に基づいて積み立てられているかを確認 するため、事故発生率に関するストレステストを実施し、必要に 富 士 火 災の現 状 と 方 向 性 第三分野保険における責任準備金の 積立の適切性を確保するための考え方 応じて負債十分性テストを実施することとしています。 ストレステストおよび負債十分性テストの実施にあたって は、法令等に基づき、過去の経験値の変動と照らして合理的で 運 営 体 制について ストレステスト・負債十分性テストに おける事故発生率等の設定水準の 合理性および妥当性 妥当な方法により、事故発生率等の水準を設定しています。 なお、 ストレステストとは、商品ごとに予め設定した予定事故 発生率が十分なリスクをカバーしているかを確認するもので、 範囲内のリスク」 を超える部分を危険準備金として責任準備金 に積み立てます。また、ストレステストの結果、 「 通常の予測の 範囲内のリスク」 をカバーできないおそれがある場合には負債 十分性テストを実施し、不足がある場合には保険料積立金等と して責任準備金に追加して積み立てることになります。 テストの結果 商 品・サ ー ビスについて 予定事故発生率に不足が見込まれる場合には、 「通常の予測の ストレステストの結果、平成23年度において、危険準備金と して15百万円の積み立てを行いました。 ありませんでした。 なお、責任準備金が十分な水準であることを法令等に基づ き保険計理人が確認しています。 富 士 火 災のマンパワー また、負債十分性テストに基づく追加の責任準備金は必要 資料編 19