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No.26(2012年1月) - J

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No.26(2012年1月) - J
ARES J-REIT REPORT
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(5/23)
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日
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災
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1,150
(4/26)
東証REIT指数
1,100
2011 年 J-REIT 市場の軌跡
Vol.26 January 2012
(3/11)
1,200
日
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(2
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2
年
4
月
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)
東証REIT指数 (終値ベース)
高値:1156.46 pt (1月4日)
安値: 805.64 pt (11月28日)
5月
6月
1 / 26
7月
8月
9月
10月
11月
12月
2011 年の J-REIT 市場回顧
【1】 投資口価格・売買動向
2011 年末の東証 REIT 指数は前年末比 296.34 ポイント(26.2%)マイナスの 834.36 ポイントとなった.トータル
リターン(配当込み指数の騰落率)は△22.2%であった.
《 東証 REIT 指数の推移 》
< 東証REIT指数の推移 >
年初は前年末の急伸を受けた一服感からやや軟調に
1,200
推移した.3
月の東日本大震災発生により一時的に急
東証REIT指数
1,100
落するも,REIT 保有物件の損害が軽微だったことや,
日銀による投資口買入増額などによる安心感から大き
1,000
く戻し,5 月頃までは 1,050 ポイント前後で推移した.
900
しかしその後は,欧州ソブリン問題・世界景気減速
による不動産市況の回復遅れ懸念や投資家のリスク回
800
TOPIX
避姿勢の高まり,増資案件の継続による需給悪化懸念
700
などにより下落を続け,年末まで低調のまま推移した.
1,200
月足
東証 REIT 指数は 5 月から 12 月にかけて,過去最長の
1,100
8 ヵ月続落(△238.97 ポイント)を記録している.
1,000
< 期間投資収益率 (トータルリターン)>
900
800
売買高(千口)
1,000
7
8
9 10 11 12 1
2
3
4
2010年
5
6
7
8
9 10 11 12
2011年
(出所)東証,Bloomberg
< J-REIT分配金利回りの推移 >
7.0%
6.0%
5.0%
イールドスプレッド
(J-REIT - 10年国債)
3.0%
2.0%
東証1部加重配当利回り
1.0%
2011/12
2011/11
2011/10
2011/9
2011/8
2011/6
2011/5
2011/4
2011/3
2011/2
2011/1
2010/12
2010/11
2010/9
2010/10
2010/8
2010/7
2011/7
10年物国債利回り
0.0%
(注)各REITの予想分配金に基づく利回りを時価総額加重平均
(出所)ARES, Bloomberg
< 東証REIT用途別指数 >
110
東証不動産業
-25.5%
+5.9%
+7.4%
-49.9%
-19.8%
+14.0%
+102.3%
+34.4%
2 年(09-11)
3 年(08-11)
4 年(07-11)
8 年(04-11)
+4.4%
+10.9%
-43.0%
+5.2%
-16.2%
-9.8%
-46.4%
-20.7%
-21.1%
-15.2%
-57.5%
+5.6%
(注)配当込み指数の騰落率 (出所)Bloomberg
J-REIT分配金利回り
4.0%
TOPIX
-17.0%
+1.0%
+7.6%
-40.6%
-11.1%
+3.0%
+45.2%
+11.3%
《 分配金利回り 》
他方で,REIT の収益ひいては分配金に大きな落ち込
みはなかったため,平均予想分配金利回りは年初の約
4.5%から年末には 6%超の水準まで上昇した.長期金
利とのイールドスプレッドは 5%台まで拡大している.
《 時価総額 》
2011 年末の REIT 時価総額は 2 兆 9,413 億円(前年
末比 7,602 億円減),上場銘柄数は 34(同 1 減,合併
による)となった.
< J-REIT 時価総額 >
4.0 兆円
オフィス指数
住宅指数
商業・物流等指数
105
100
95
3.6
90
3.4
85
3.2
80
10年末
3.7兆円
3.8
11年末
2.9兆円
2010年末の指数値=100
(出所)Bloomberg
2 / 26
2011/11
2011/10
2011/9
2011/8
2011/7
2011/6
2011/5
2011/4
2011/3
2011/2
2011/1
2010/12
2011/12
2011/11
2011/10
2011/9
2011/8
2011/7
2011/6
2011/5
2011/4
2011/3
2011/2
2011/1
2.6
2010/12
65
2010/11
2.8
2010/10
70
2010/11
3.0
75
2010/10
0
J-REIT
-22.2%
+34.1%
+6.2%
-48.6%
-3.1%
+28.8%
+12.1%
+31.9%
2011/12
700
2,000
(12ヵ月)
2011 年
2010 年
2009 年
2008 年
2007 年
2006 年
2005 年
2004 年
(出所)ARES
< J-REIT v.s. US-REIT >
< 東証REIT指数(配当なし)年足 >
120
3,000
115
2,500
US-REIT(USD)
110
2,000
105
1,500
100
95
1,000
90
500
85
J-REIT
(USD)
80
0
2011/12
2011/11
2011/9
2011/8
2011/7
2011/6
2011/5
東証REIT指数,FTSE NAREIT All Equity REITs Index (配当込み)
2010年末の指数値=100
(出所)Bloomberg
2,500
2,000
74
1,500
76
< 為替レート (JPY/USD) >
円/ドル
▼
▼
78
1,000
▼
80
500
82
84
2004 2005
2006 2007 2008
2009 2010 2011
(▼:主な為替介入)
86
(出所)Bloomberg
(出所)Bloomberg
16
< 投資口 売買高・売買代金の推移 (1) 年間 >
1,000
3,000
800
2,400
600
1,800
7.0
400
1,200
12
6.0
200
600
10
5.0
0
8
4.0
0
250
6
3.0
4
2.0
2
1.0
0
0.0
売買代金(兆円)
売買高(百万口)
8.0
売買高
売買代金
14
売買高(千口)
《 売買高・売買代金 》
投資口の年間売買代金は 2 兆 8,657 億円となり,前年比 2,047 億円増加した(東証速報値,以下同じ).一日平均売
買代金は 117 億円であった(2010 年は 109 億円).
< 投資口 売買高・売買代金の推移(2) 月間>
1,600
4,800
年間売買高は 10,575 千口となり前年に続いて過去
売買高
1,400
4,200
最高を更新した.2010 年以降,合併に伴う投資口分
売買代金
1,200
3,600
割が多く実施された影響もあるものとみられる.
売買代金(億円)
0
2011/10
配当なし
配当込み
2011/4
3,500
2011/3
70
< 東証REIT指数の長期推移 >
3,000
J-REIT(JPY)
75
2009 2010 2011
(出所)Bloomberg
2011/2
2008
2011/1
2007
2010/12
2006
2010/11
2005
2010/10
2004
200
一日平均売買代金(億円)
150
100
2011年平均(117億円/日)
50
7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011
2010年
(出所)東証
0
2011年
売り越し ←
→ 買い越し (億円)
(出所)東証
< 主要投資部門別 投資口売買状況 >
300
250
200
日銀
銀行(除く日銀)
150
100
50
生損保
0
-50
-100
-150
-200
10
11 12
2010
1
2
投資信託
海外投資家
個人
3
4
5
6
7
2011
8
9
10
11
東証・日銀公表資料よりARES作成.「日銀」は約定日ベースの買入公表額を集計.
「銀行(除く日銀)」は東証資料中の「銀行」から上記「日銀」を控除.
東証資料公表日(翌月第10営業日)の制約により,11月までとなっている.
3 / 26
《 投資部門別売買状況 》
主要投資主体別の売買動向をみると,前年末に市場
を牽引した「海外投資家」や「投資信託」が,5~6 月
から売り越しに転じた.マーケットで買い上がる投資
家が不在のなか,世界的な株安となった 8・9 月は日銀
の買入が突出する結果となった.
しかし,10・11 月には「個人」が 2 年ぶりに買い越
しに転じ,「海外投資家」も僅かながらも買い越すな
ど,割安感の高まった REIT を買う動きもみられる.
なお,左図のデータには増資時の買いは含まれない.
後述のように 2011 年には 2,200 億円超の公募増資が
実施されており,発行市場では相応の需要が集まった.
J-REITファンド(ファンド・オブ・ファンズ)への
資金純流入額 (設定額-解約・償還額)
億円
800
700
600
500
400
300
200
100
0
-100
-200
《 J-REIT ファンドの動向 》
J-REIT の主要な投資主体である投資信託(ファンド・オ
ブ・ファンズ)は,7 月以降は小幅ながら資金流出に転じ
た.但し,ETF(東証 REIT 指数連動型)に限れば資金流
入傾向にある.
公募投信 (除くETF,DC/SMA専用)
2011年末純資産額: 約5,390億円
《 日銀による買入実施状況 》
億円 7
16
14
12
10
8
6
4
2
0
-2
-4
-6
8
2011年
9 10 11 12 1
2
3
4
5
6
7
8
9 10 11
ETF
2011年末純資産額: 約140億円
買入額(約定額)(億円)
2010年
160
買入額
140
基金残高
1100
1000
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0
120
100
80
60
40
20
0
12
1 2
2011年
3
4
5
6
7
8
9
基金残高(億円)
< 日銀(資産買入等基金)による投資口買入額・基金残高 >
180
10 11 12
日銀資料よりARES作成.買入額は約定日ごとに公表の「買入結果」を集計.
基金残高は翌月初に公表される「日銀当座預金増減要因と金融調節(実績)」
による.なお,基金残高とは買入累計額(処分がある場合それを控除)を指す.
イボットソン・アソシエイツ・ジャパン 投資信託情報サイト「投信まとなび」よりARES作成.
同社ファンド分類「国内REIT」に該当するファンドを集計.
前述のとおり,日銀による投資口買入は流通市場において大きな存在感を示した.とりわけ市場が大きく動揺した 3
月・8 月・9 月には積極的な買入が行われた.
基金設立当初(2010 年 10 月)500 億円程度とされた投資口買入限度額は,東日本大震災発生を受け 3 月 14 日に 500
億円増額,8 月 4 日にさらに 100 億円が増額された.その結果,日銀は 1,100 億円程度を残高の上限として,2012 年
末までを目途に買入を行うこととなっている.なお,2011 年末時点で約 661 億円 1(残高上限の約 60%)の買入が実
施されている.
【2】 新投資口発行
10,000
9,000
12 件の公募増資で 2,238 億円のエクイティ調達(前年比 70%増)
< 新投資口発行 額の推移>
2011 年は日本におけるエクイティファイナンスが記録的な低
水準(前年比 7 割減の 1 兆 1,700 億円)2となったなか,J-REIT
は 12 件の公募増資で総額 2,238 億円を調達し,
存在感を示した.
各 REIT とも,増資による調達資金で成長に繋がる新規資産取
得を行うなどのエクイティストーリーを提示し,投資家から多
くの需要を集めた.
億円
第三者割当
8,000
IPO
公募(除くIPO)
7,000
6,000
5,000
4,000
(単位:億円)
3,000
公募(除くIPO)
2,000
調達額
1,000
0
2001
2003
900
800
700
600
500
400
300
200
100
0
2005
2007
2009
2011
< 四半期毎の推移 >
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
2010
2011
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
2,238
1,316
631
1,535
3,842
3,923
3,981
2,580
1,375
309
0
件数
12
7
4
6
16
12
14
7
5
1
0
IPO
調達額
0
0
0
0
666
5,964
3,011
1,253
1,835
765
1,311
第三者割当
件数
0
0
0
0
2
12
12
4
4
3
2
調達額
106
133
225
1,193
690
0
0
0
0
0
0
件数
2
4
5
6
4
0
0
0
0
0
0
合計
調達額
2,344
1,449
856
2,728
5,198
9,887
6,992
3,833
3,210
1,074
1,311
件数
14
11
9
12
22
24
26
11
9
4
2
公募・IPOはグリーンシューオプションの行使による第三者割当を含む.払込金額(手取金),
払込期日(一般募集)ベース.上場時に売出しのみの銘柄もあるため,上記IPO件数と
上場銘柄数は必ずしも一致しない.
公表資料よりARES集計
1 「日銀当座預金増減要因と金融調節(2011 年 12 月実績)
」に記載の基金残高 645 億円に,12 月 28 日・29 日約定分(16 億円)を加えた額.なお,
2
2011 年末までの買入実施日数は 41 日(うち 1 日は 2010 年)であった.
日経ヴェリタス(2011.12.25)が日本証券業協会資料等を集計(公募増資・CB・IPO の合計額)
.調達額 1.17 兆円は日証協に詳細な記録が残る 1998
年以降で最低額.なお,約半分をりそな HD の増資(5,447 億円,2 月)が占めた.
4 / 26
震災によって一旦中止を余儀なくされた案件もあったが(ユナイテッド・アーバン投資法人),5 月には再ローンチ
し無事完了するなど,震災後も 7 件・1,432 億円の公募増資が行われた.
2011 年に実施された 12 件の公募増資のうち,3 件は海外募集を含むグローバル・オファリングであった.また,23
年度税制改正において「投資法人に係る国内募集要件の判定方法の見直し」が措置されたことを受けて,初めて過半を
海外募集とするケースもみられた(ケネディクス不動産投資法人,7 月).
これら公募増資による調達資金を直接用いた資産取得は約 3,100 億円に上り,資産規模拡大とポートフォリオの質・
収益性を向上させることを通じて,分配金水準の向上・安定化に寄与した.
< 2011年 公募増資の概要 >
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
投資法人
日本ビルファンド
ジャパンエクセレント
福岡リート
日本アコモデーションファンド
産業ファンド
オリックス不動産
ユナイテッド・アーバン
ケネディクス不動産
日本リテールファンド
大和ハウス・レジデンシャル
プレミア
野村不動産レジデンシャル
発行
決議日
1/11
1/13
2/7
2/10
2/21
5/9
5/23
7/5
8/24
9/15
10/26
11/14
払込
発行新投資口数
期日 (うち海外募集)
1/26
36,500
1/31
34,100
3/1
16,000
3/1
38,533
3/8
14,597
5/25
32,812
6/8
652,064 (246,834)
7/20
53,000
(30,750)
9/14
192,000
(93,300)
10/4
41,800
11/14
56,599
12/1
25,401
-
発行価額
(円/口)
792,855
438,984
557,078
574,380
391,297
398,693
88,357
264,605
104,107
421,049
241,816
281,951
合計
調達額
(手取額)
28,939 百万円
14,969 百万円
8,913 百万円
22,133 百万円
5,712 百万円
13,082 百万円
57,614 百万円
14,024 百万円
19,989 百万円
17,600 百万円
13,687 百万円
7,162 百万円
223,823 百万円
調達資金による
資産取得
6 物件
57,570 百万円
2 物件
15,705 百万円
1 物件
28,700 百万円
19 物件
30,686 百万円
5 物件
11,340 百万円
6 物件
21,444 百万円
4 物件
20,840 百万円
4 物件
14,270 百万円
12 物件
46,032 百万円
4 物件
15,710 百万円
7 物件
33,100 百万円
8 物件
15,090 百万円
78 物件 310,487 百万円
払込期日は一般募集.発行新投資口数にはグリーンシューオプションの行使による第三者割当分を含む.公表資料よりARES作成.
【3】 投資法人債発行
発行額 785 億円(前年比 56.3%減)
< 投資法人債発行 額の推移>
3,500
億円
3,000
投資法人債の発行については,償還を迎える既発債が尐なか
ったことや,良好な借入れ環境を背景に償還資金を借入れで調
達するケースもあり,前年比 56.3%減の 785 億円に留まった.
他方で,4 投資法人が初めて投資法人債を発行するなど,資金
調達の多様化の一環として投資法人債を活用する動きは引き続
きみられた.また,2011 年には財務・信用の改善によって新た
に 5 投資法人が借入金の無担保化を実現しており(vol.23,5 頁
参照),発行体の裾野は今後も広がっていくことが予想される.
私募
公募
2,500
2,000
1,500
1,000
500
0
(単位:億円)
公募
2001
2003
600
2005
2007
2009
2011
発行額
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
< 四半期毎の推移 >
500
400
300
200
100
0
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
2010
2011
785
1,795
0
30
2,605
615
1,750
0
0
0
0
私募
件数
16
24
0
1
31
5
14
0
0
0
0
払込期日・払込金額ベース
5 / 26
発行額
0
0
135
20
711
140
350
620
400
250
0
合計
件数
0
0
3
1
6
1
4
8
4
1
0
調達額
785
1,795
135
50
3,316
755
2,100
620
400
250
0
件数
16
24
3
2
37
6
18
8
4
1
0
公表資料よりARES集計
【4】 資産取得
7,144 億円(前年比 31.2%増)
ネット取得額は倍増の 5,803 億円
2011 年の J-REIT による資産取得額は 7,144 億円に上り,前年から
31.2%増加した.一方で譲渡額は前年比 49.9%減の 1,341 億円であっ
た.この結果,取得額から譲渡額を控除したネット取得額は,前年
比 109.9%増の 5,803 億円となった.
物件入替が多く譲渡額も大きくなった前年と異なり,2011 年は活
発なエクイティファイナンスを背景に大きく外部成長に踏み出した
REIT が多数みられた.震災による一時的な停滞はあったものの,REIT
の資産取得姿勢は総じて積極的であった.他方で,緩和的な金融環
境下にあって物件所有者は継続保有を選択しやすく,REIT が投資対
象とする優良物件の市場供給は限定的であった.
< J-REITの資産取得・譲渡額 >
25,000
億円
取得
譲渡
差引
20,000
15,000
10,000
5,000
0
-5,000
2001
2003
2005
2007
2009
引渡日ベース,公表資料よりARES集計
3,000
2011 年には,優先交渉権を伴う匿名組合出資を通じて将来的な物件取得機会
を確保する投資手法3が多くの REIT で採用されたことも特徴的であった(そし
て実際にブリッジファンドから物件を取得した事例もみられた).
また,資産規模の拡大によりポートフォリオの分散・収益安定性が増したこ
となどから,新たなタイプの物件への投資を本格的に開始した事例もみられた
(学生寮,社宅,アミューズメント施設など).
<2011年の大型取得物件> (1物件あたり200億円超)
投資法人
物件名称
ジャパンリアルエステイト
赤坂パークビル
日本ビルファンド
三菱重工ビル (持分60%)
福岡リート
キャナルシティ博多・B
大和証券オフィス
E・スペースタワー
所在 (住居表示)
東京都港区赤坂5-2-20
東京都港区港南2-16-5
福岡市博多区住吉1-2-1
東京都渋谷区円山町3-6
(参考) 取得物件の内訳
< 用 途 >
主用途
オフィス
住宅
商業
ホテル
物流
その他
合計
取得価格
3,966
1,725
1,087
220
140
6
7,144
(価格単位:億円)
構成比
件数
55.5%
49
24.1%
81
15.2%
25
3.1%
5
2.0%
6
0.1%
1
100.0%
167
< 地 域 >
地域
都心5区
東京23区
首都圏
京阪神
福岡
名古屋
札幌
仙台
その他
合計 (*)
取得価格
3,626
1,134
919
544
376
282
78
20
160
7,138
構成比
50.8%
15.9%
12.9%
7.6%
5.3%
3.9%
1.1%
0.3%
2.2%
100.0%
件数
48
38
28
24
3
10
4
3
6
164
物流 2%
ホテル
3%
商業
15%
オフィス
56%
住宅
24%
札幌 仙台
名古屋 1%
0%
4%
福岡 5%
構成比
21.0%
20.2%
23.8%
13.9%
19.1%
2.1%
100.0%
件数
4
11
25
26
74
27
167
< 四半期毎の推移 >
2,000
1,000
0
-1,000
-2,000
取得価格
608 億円
363 億円
287 億円
240 億円
Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4
2010
2011
取得先
取得日
三菱地所
11/15
三菱重工業
9/1
有限会社シーシーエイチブリッジ
3/2
エンデバー・リアルティ・ファンド有限会社
7/8
< 年間資産取得・譲渡額 >
(単位:億円)
取 得
譲 渡
差 引
2011
7,144
1,341
5,803
2010
5,444
2,680
2,764
2009
2,468
1,141
1,327
2008
10,087
1,763
8,325
2007
14,666
1,708
12,958
2006
19,523
2,063
17,459
2005
12,088
340
11,748
2004
6,995
182
6,813
2003
5,628
4
5,624
2002
1,927
0
1,927
2001
1,314
0
1,314
(注)引渡日ベース (出所)公表資料よりARES集計
< 2011年 ネット取得額上位(100億円超) >
ネット取得額
投資法人
(取得-譲渡)
首都圏
13%
都心5区
51%
東京23区
16%
< 価 格 >
取得価格
1,498
1,443
1,697
990
1,363
153
7,144
その他
2%
京阪神
8%
(*) 匿名組合出資持分の一部(出資先SPCの運用資産が複数の
地域に所在するもの)を除外したため他と合計値が一致しない
200億円~
100~200億
50~100億
30~50億
10~30億
~10億円
合計
主用途
オフィス
オフィス
商 業
オフィス
2011
構成比
2.4%
6.6%
15.0%
15.6%
44.3%
16.2%
100.0%
日本ビルファンド
ジャパンリアルエステイト
日本リテールファンド
日本アコモデーションファンド
オリックス不動産
ケネディクス不動産
ユナイテッド・アーバン
大和証券オフィス
プレミア
福岡リート
ジャパンエクセレント
大和ハウス・レジデンシャル
グローバル・ワン不動産
野村不動産レジデンシャル
フロンティア不動産
産業ファンド
907 億円
744 億円
468 億円
426 億円
398 億円
390 億円
342 億円
332 億円
331 億円
287 億円
270 億円
203 億円
182 億円
167 億円
144 億円
113 億円
(注)引渡日ベース (出所)公表資料よりARES集計
3 REIT が匿名組合出資する SPC(ブリッジファンド)が物件を取得し,同時に物件取得に係る優先交渉権を REIT が確保するウェアハウジング手法.
REIT の資金調達(公募増資など)のタイミングと売主の売却のタイミングとのギャップを埋めることができる.REIT は取得の義務は負わない.
6 / 26
【5】 合併・スポンサー異動
< 投資法人の合併 >
発表
吸収合併存続法人 (主要投資対象)
完了
吸収合併消滅法人 (主要投資対象)
8月
FCレジデンシャル (住宅)
11月 いちご不動産 (オフィス)
12月 日本ホテルファンド (ホテル)
12.4(予) ジャパン・ホテル・アンド・リゾート (ホテル)
新投資法人 ( 名称 / 保有資産 / スポンサー )
いちご不動産投資法人 / 総合型(オフィス・住宅等) 1,079億円(12月末時点) / いちごグループ
ジャパン・ホテル・リート投資法人 / ホテル特化型 1,185億円 / RECAPグループ (予定)
< スポンサーの異動等 >
1月
東急リアル・エステート
東急電鉄にスポンサーシップ一本化 (東急不動産は自社が単独スポンサーとなって全国主要都市の
商業施設・オフィスに投資する新REITを立ち上げ)
7月
ビ・ライフ
(現 大和ハウス・レジデンシャル)
資産運用会社を大和ハウスが完全子会社化 (異動前:大和ハウス 73.5%,モリモト 20.0%,モルガン・
スタンレー 2.0%,みずほ銀行・中央三井信託・三井住友銀行 各1.5%)
7月
インヴィンシブル
米国オルタナティブ投資運用会社 Fortress Investment Group LLC を新スポンサーに招聘 (関係法人
Calliope合同会社による資産運用会社株式取得およびCalliope等への第三者割当増資他財政支援)
公表資料よりARES作成
【6】 東日本大震災
震災については,物件補修等の震災対応費用は J-REIT 全体で 30 億円程度にとどまり,その資産規模(2011 年 3 月
末時点で 7 兆 9,700 億円)に比してごく軽微であった.そのため,特別損失計上などによる分配金への影響は総じて限
定的であったが,一部ホテルの売上が一時的に大きな影響を受け,変動賃料の減収により大幅な減配を余儀なくされた
REIT もあった.
震災対応を巡っては,各投資法人の迅速な被害状況の開示が投資家から評価された.また,適切なデュー・ディリジ
ェンスと維持管理に裏打ちされた質の高い運用資産,分散投資されたポートフォリオ,プロによる高い運営管理能力,
投資口の流動性など,不動産投資の対象としての J-REIT の優位性を,未曾有の大災害にあって図らずも示すこととな
った.
7 / 26
- 以 下 目 次 -
8 Market News
17 マーケット指標
12 決算発表
13 資産売買事例
19 投資口売買状況
20 AJPI
22 銘柄別投資口価格の推移
主要指標 (2011年12月末時点)
東証REIT指数
(前月末比)
用途別指数
(配当なし)
834.36 ( - 1.5% )
(オフィス)
(配当込み)
1,268.51 ( - 0.8% )
(住宅)
平均予想分配金利回り
6.2%
(商業物流等)
期間投資収益率 (トータルリターン)
1ヵ月
3ヵ月
6ヵ月
1年
2年
REIT
- 0.8%
- 8.8%
- 16.5%
- 22.2%
+ 4.4%
TOPIX
+ 0.1%
- 4.2%
- 13.2%
- 17.0%
- 16.2%

14 世界の REIT・不動産投資市場から
(前月末比)
824.51 ( - 3.8% )
1,141.56 ( + 3.4% )
1,066.50 ( + 0.7% )
資産売買(12月発表)
取 得
譲 渡
19 物件
1 物件
560 億円
30 億円
26 上場 J-REIT 一覧
時価総額 (34銘柄)
2兆9,413億円
投資口売買代金 東証速報(ToSTNeT含)
(12月月間)
1,608 億円
(1日平均)
77 億円
資金調達(12月発表)
新投資口発行
投資法人債発行
UUR
100 億円
日本ホテルファンドとジャパン・ホテル・アンド・リゾートが 4 月に合併へ
唯一のホテル特化型 J-REIT “ジャパン・ホテル・リート” に / RECAP グループがスポンサー
日本ホテルファンド投資法人(8985, NHF)とジャパン・ホテル・アンド・リゾート投資法人(8981, JHR)は 12 月
23 日,2012 年 4 月 1 日を効力発生日として合併することで合意し,合併契約を締結した.
NHF を存続法人とする吸収合併方式とし,合併比率は NHF:JHR = 1:11/12 とする(NHF 投資口を 12 分割し,JHR
投資口 1 口に対し分割後 NHF 投資口 11 口を割当交付).新投資法人の名称は「ジャパン・ホテル・リート投資法人」
(”新 JHR”).合併契約の承認等を諮る両投資法人の投資主総会は 2 月 24 日に開催される.
NHF(2006 年 6 月上場)は三大都市圏のビジネスホテルを中心に 19 物件(取得価格 435 億円)を保有し,ホテル
オペレーターに固定賃料・長期で賃貸することにより安定的な収益計上を目指す運用方針をとる.2010 年 7 月から
RECAP グループ(アジア各地のホテルに投資するグローバル不動産ファンド)がメインスポンサーとなった.
一方の JHR は,J-REIT 初のホテル特化型投資法人として 2006 年 2 月に上場した.シティホテルやリゾートホテル等
9 物件(取得価格 891 億円)を運用する.主要 5 ホテルについては固定賃料と変動賃料を組み合わせ,ホテル収益向
上の成果を享受することを目指した運用方針がとられている.スポンサーはゴールドマン・サックス・グループ.
新 JHR のメインスポンサーは RECAP グループとなる.ゴールドマン・サックス・グループは,保有していた JHR 投
資口 23,369 口(発行済投資口総数の約 22.1%)および JHR の資産運用会社の全株式(発行済株式総数の 100%),ま
た上記変動賃料導入 5 ホテルの賃借人であるホテルマネージメントジャパンの全株式(同 100%)について,12 月 29
日付ですべて RECAP グループに売却した.
合併時における新 JHR のポートフォリオは 28 物件(約 1,185 億円)となる見通し(JHR 保有資産の合併時評価替え
を勘案).合併後は運営ノウハウ等で参入障壁が高いシティホテルおよびリゾートホテルを主要投資対象とする.
決算期は 12 月の年 1 回とし,ホテル運営状況の月次開示および JHR が J-REIT として初めて導入した投資主優待制
度(ホテル割引券)も継続する.
合併による負ののれん発生益は 240 億円程度を見込み,合併後の分配金の安定化に活用する方針.
物件数
取得価格
NHF
JHR
新JHR
19 物件
43,475 百万円
9 物件
89,117 百万円
28 物件
118,555 百万円(注)
中国 北海道
四国 関西
3% 2% 2%
3%
関東
東北
3%
3%
中国
11%
北陸
5%
地域
九州
9%
中国
4%
沖縄
22%
九州
4%
+
関西
34%
東京
55%
沖縄
18%
北海道 東北
1% 1%
東京
19%
関西
24%
⇒
四国
1%
関東
26%
沖縄
22%
関東
21%
北陸
2%
タイプ
リゾート
ホテル
18%
+
シティ
ホテル
46%
ビジネス
ホテル
82%
ビジネス
ホテル
28%
リゾート
ホテル
26%
8 / 26
⇒
シティ
ホテル
28%
リゾート
ホテル
25%
九州
5%
ビジネス
ホテル
47%
NHF
エコノ
ミー
45%
グレード
JHR
ミッド
プライス
55%
+
エコノ
ミー
ラグジュ
3%
アリー
22%
アッ
パー
ミドル
24%
新JHR
エコノ
ミー
17%
ミッド
プライス
51%
⇒
ラグジュ
アリー
15%
アッ
パー
ミドル
14%
ミッド
プライス
54%
(注) 新JHRの取得価格については,NHF保有資産は2011年9月期末時点の取得価格,JHR保有資産は合併時評価替えを勘案 (出所) 合併説明会資料

ケネディクス不動産
兜町・名古屋駅前などのオフィスポートフォリオ 8 物件を 285.5 億円で取得
国内大手証券が主要テナント / AIG エジソン生命から一括取得
ケネディクス不動産投資法人(8972, KRI)は 12 月 26 日,兜町日興ビルなどのオフィスビル 8 物件を総額 285.5 億
円で AIG エジソン生命4から取得した.
本 8 物件は,東京証券取引所に隣接し SMBC 日興証券が本社機能を構える「兜町日興ビル」や,JR 名古屋駅桜通口
至近の「名古屋駅前桜通ビル」をはじめ,各都市におけるオフィス・商業街区の優良立地に所在する中規模オフィス
ビルポートフォリオ.8 物件合計の賃貸可能面積(35,688 ㎡, 現況稼働率 94.7%)のうち約 56.6%を SMBC 日興証券及
びその関係会社が賃借している.8 物件合計の取得キャップレートは,現況 NOI ベースで 5.7%,鑑定 NOI ベースでは
6.1%となる.
本 8 物件の取得資金として,KRI は三井住友銀行をアレンジャー兼エージェントとするシンジケートローンにより総
額 290 億円の借入れを行った(平均借入期間 3.1 年,無担保).なお,KRI は 2011 年 7 月の公募増資で約 140 億円
を調達し,新規物件の取得(4 物件・142.7 億円)とともに,全有利子負債について無担保化を実現している.
本 8 物件の取得により,KRI のポートフォリオは 82 物件・取得価格合計 2,840 億円となった.用途別ではオフィス
ビルが 92.0%を占め,地域別では東京経済圏が 81.7%を占める.KRI では引き続き東京経済圏の中規模オフィスビルに
軸足をおいた投資方針を維持するとしている.
< 取得 8 物件の概要 >
兜町日興ビル
兜町日興ビル
Ⅱ
池袋日興ビル
立川駅前ビル
名古屋駅前
桜通ビル
名古屋日興
證券ビル
仙台日興ビル
金沢日興ビル
用
途
オフィス
オフィス
オフィス
オフィス
オフィス
オフィス
オフィス
その他
所
在 東京都中央区 東京都豊島区 東京都中央区 東京都立川市 名古屋市中村区 名古屋市中区 仙台市青葉区 石川県金沢市
建 築 時 期
1998 年
1986 年
2001 年
1990 年
1986 年
1974 年
1989 年
1989 年
延 床 面 積 11,705.49 ㎡
3,223.75 ㎡
2,016.03 ㎡
2,896.48 ㎡ 13,380.30 ㎡ 14,308.76 ㎡
3,598.01 ㎡
4,497.22 ㎡
賃 貸 可 能 面積
7,833.19 ㎡
1,984.47 ㎡
1,395.78 ㎡
1,612.13 ㎡
7,934.82 ㎡
8,050.60 ㎡
2,539.01 ㎡
4,338.61 ㎡
8 物件合計
55,626.04 ㎡
35,688.61 ㎡
取 得 価 格 11,270 百万円
1,653 百万円
1,280 百万円
1,267 百万円
7,327 百万円
4,158 百万円
950 百万円
645 百万円 28,550 百万円
鑑 定 評 価 額 13,500 百万円
1,700 百万円
1,540 百万円
1,340 百万円
7,730 百万円
4,200 百万円
1,010 百万円
1,070 百万円 32,090 百万円
現 況 N O I
現況NOI利回り
非開示
非開示
非開示
87 百万円
6.9 %
407 百万円
5.6 %
264 百万円
6.4 %
55 百万円
5.9 %
非開示
1,635 百万円
5.7 %
鑑 定 N O I
鑑定NOI利回り
643 百万円
5.7 %
102 百万円
6.2 %
80 百万円
6.3 %
85 百万円
6.8 %
436 百万円
6.0 %
254 百万円
6.1 %
69 百万円
7.3 %
83 百万円
13.0 %
1,755 百万円
6.1 %
(注)「現況NOI」は2011年10月末時点の賃貸借条件等に基づく年間運営純収益(NOI),鑑定NOIは取得時の鑑定評価書における直接還元法上のNOI
「現況NOI利回り」および「鑑定NOI利回り」は,それぞれ上記NOIを取得価格で除して算出.
(出所)KRIプレスリリースおよび決算説明資料を基にARES作成

ジャパンエクセレント
浜離宮インターシティ(持分 40%)および千石のオフィスを 87 億円で取得
五反田の第 28 興和ビルは 29.6 億円で譲渡へ
ジャパンエクセレント投資法人(8987, JEI)は 12 月 20 日,浜離宮インターシティ(港区海岸 1)の共有持分 40%
を 70.8 億円で興和不動産から取得した.本物件は,2011 年 3 月に竣工した新築ビルであり,下層階(3~11 階)をオ
フィス,上層階(13~25 階)をレジデンスとする複合開発物件.JR 浜松町駅など 3 駅 6 路線が利用でき,周辺には浜
離宮や旧芝離宮のほか,劇場・ホテル等がある.一棟全体の賃貸可能面積は 19,827 ㎡であり,11 月末時点の稼働率は
87.4%.想定 NOI 利回りは 4.7%.
また JEI は同日,パシフィックスクエア千石(文京区本駒込 2)を 16.2 億円で合同会社マーキュリーから取得した.
本物件は, 三田線千石駅から徒歩 1 分の白山通りに面した場所に立地するオフィスビル(1992 年築).文京グリーン
コートに近い.貸可能面積は 2,873 ㎡であり,11 月末時点で満室稼働している.想定 NOI 利回りは 6.7%.
4
AIG エジソン生命は 2011 年 2 月にプルデンシャル・グループが全株式を取得しており,AIG との経営上の関係はない.なお AIG エジソン生命は,2012
年 1 月 1 日付でジブラルタ生命およびエイアイジー・スター生命と合併しており,合併後の商号はジブラルタ生命となっている.
9 / 26
一方で JEI は,ポートフォリオの中で最も築年数が古い第 28 興和ビル(品川区西五反田 2,1975 年築)を 29.6 億
円で興和不動産に売却する(引渡予定日:1 月 31 日).土地の売却益の一部(想定 110 百万円)は圧縮積立金として
内部留保する方針.
本取得および譲渡後の JEI のポートフォリオは,22 物件・取得価格合計 2,125 億円となる.

ユナイテッド・アーバン
ホテル JAL シティ四谷 東京 を 42 億円で取得
ヨドバシカメラマルチメディア吉祥寺を運用資産とする SPC に 22 億円の匿名組合出資も
ユナイテッド・アーバン投資法人(8960, UUR)は 12 月 26 日,ホテル JAL シティ四谷 東京(新宿区四谷 3)を 42
億円で取得した(取得先:合同会社プライムイノベーター).本物件は,東京メトロ丸の内線「四谷三丁目」駅から
徒歩 2 分の新宿通りに面した場所に立地するビジネス客・観光客向けのホテル(1997 年築,賃貸可能面積 7,854 ㎡:
ホテル部分 7,404 ㎡,事務所部分 450 ㎡,全体の稼働率 95.0%).ホテル部分は引き続き JAL ホテルズをオペレータ
ーとしてホテル運営が行われる.想定 NOI 利回りは 7.2%.本取得により,UUR のポートフォリオは 91 物件・取得価
格合計 4,209 億円(オフィスビル 46.5%,商業施設 31.7%,ホテル 12.6%,住宅 8.7%,その他 0.5%)となった.
また,UUR は同日,合同会社吉祥寺 YCM ファンディング(以下本 SPC)を営業者とする匿名組合出資持分(29.5%)
を 22 億円で取得した.本 SPC は 12 月 27 日付で JR 吉祥寺駅前のヨドバシカメラマルチメディア吉祥寺を 280 億円で
取得し(取得先:ヒューリック),UUR は本物件からの賃料収入等を原資とする利益の配当を受ける(想定配当利回
り 14.1%).併せて UUR は本物件の取得に関する優先交渉権を取得した.本 SPC のアセットマネジメントはみずほ信
託銀行と丸紅アセットマネジメントが共同して行う.

日本ビルファンド
松山市中心部のオフィスビルを 33.1 億円で取得へ
日本ビルファンド投資法人(8951, NBF)は 12 月 6 日,シュロス日銀前(愛媛県松山市三番町 4)を 33.1 億円で取
得すると発表した(取得先:住宅情報館,引渡予定日:3 月 30 日).本物件は,四国最大都市である松山市の中心部
に位置し,日本銀行松山支店,松山市役所などが近接する日銀前交差点の一角に建つオフィスビル.当該エリアでは
希尐な築浅物件(2009 年築)であり,オフィスビルとして最新のスペックを備える.賃貸可能面積は 6,011 ㎡であり,
11 月末時点で満室稼働.想定 NOI 利回りは 7.2%.取得後のポートフォリオは 65 物件・取得価格合計 8,735 億円.
J-REIT による四国地方所在物件への投資は,2008 年 2 月に日本ホテルファンド投資法人が同じく松山市のビジネス
ホテルを取得して以来約 4 年ぶり.

野村不動産オフィスファンド
PMO 秋葉原を 37.9 億円で取得へ
野村不動産オフィスファンド投資法人(8959, NOF)は 1 月 13 日,PMO秋葉原(千代田区岩本町 3)を野村不動
産から 37.9 億円で取得する.本物件は,新宿線「岩本町」駅および日比谷線「秋葉原」駅から徒歩 3 分の神田川に面
して建つ築浅ビル(2010 年築).野村不動産が展開する「プレミアム ミッドサイズ オフィス」(PMO)シリーズの
物件であり,大規模オフィスビルと同等のセキュリティシステムなど高いスペックを誇る. 12 月 2 日時点で満室稼働
している(賃貸可能面積 3,037 ㎡).想定 NOI 利回りは 4.9%.本取得により,NOF のポートフォリオは 51 物件(う
ち PMO シリーズは 4 物件)・賃貸可能面積 406,596 ㎡・取得価格合計 3,754 億円となる.

大和ハウス・レジデンシャル
初台,京都・壬生のレジデンス 2 物件を 32.2 億円で取得
保有物件の名称に新ブランド「Castalia(カスタリア)」を導入
大和ハウス・レジデンシャル投資法人(8984, DHI)は 12 月,カスタリア初台(渋谷区本町 1)を 20.3 億円で,カ
スタリア壬生(京都市中京区壬生相合町)を約 11.9 億円で取得した(取得先はいずれも非開示).
カスタリア初台は,京王新線「初台」駅から徒歩 4 分の距離にある賃貸マンション(2006 年築,全 81 戸(DINKS/
シングルタイプ),賃貸可能面積 3,077 ㎡).新宿を始め都心部へのアクセスに優れ,最寄り駅周辺には商店街もあり
利便性が高い.10 月末時点の稼働率は 97.6%.鑑定 NOI 利回りは 5.6%.
カスタリア壬生は,阪急京都線「大宮」駅から徒歩 7 分の距離にある賃貸マンション(2008 年築,全 78 戸(DINKS
タイプ),賃貸可能面積 2,828 ㎡).物件所在地は京都中心部に近いほか,大阪方面へのアクセスも容易であるため,
住宅の賃貸需要が強い地域.10 月末時点の稼働率は 96.3%.鑑定 NOI 利回りは 6.1%.
2 物件の取得により,DHI のポートフォリオは 127 物件・取得価格合計 2,111 億円となった.
なお,DHI は 2011 年 12 月の商号変更と併せて,保有する賃貸住宅の名称について新ブランド「Castalia(カスタリ
ア)」を導入することを発表している.従来は「イプセ」「ニューシティレジデンス」などが混在していたが,一部
を除いて,12 月以降名称を順次「カスタリア」に変更する.
また,DHI は 12 月 12 日,日本格付研究所より長期優先債務格付「AA‐」(見通し:安定的)を取得した.
10 / 26

日本アコモデーションファンド
パークアクシス東十条を 17 億円で取得へ
日本アコモデーションファンド投資法人(3226, NAF)は 1 月 17 日,パークアクシス東十条(北区東十条 2)を 17
億円で取得する(取得先:住友林業).本物件は,JR 京浜東北線「東十条」駅から徒歩 3 分,東京メトロ南北線「王
子神谷」駅から徒歩 10 分に位置する賃貸マンション(住宅 70 戸・店舗 1 戸,2007 年築,賃貸可能面積 2,893 ㎡).
鑑定 NOI 利回りは 5.6%.取得後の NAF のポートフォリオは 87 物件・取得価格合計 2,312 億円となる.

アドバンス・レジデンス
京都・札幌・名古屋のレジデンス 4 物件に投資する SPC に匿名組合出資
アドバンス・レジデンス投資法人(3269, ADR)は 12 月 14 日,「合同会社 RBFA2 匿名組合出資持分」を 275 百
万円で取得した(匿名組合出資持分総額のうち 25.0%).合同会社 RBFA2 は,京都・札幌・名古屋に所在するレジデ
ンス 4 物件を 12 月 15 日に取得し,ADR はその賃料収入等を原資とする利益の配当を受ける.また,本取得に伴い,
ADR はこれら 4 物件の取得に関する優先交渉権を得た(行使期間:2013 年 8 月末まで,価格条件:4,556 百万円以上).
ADR は,2011 年 8 月にも,神戸・福岡等のレジデンス 5 物件を運用資産とする SPC(合同会社 RBFA)への匿名組
合出資を行ない,当該 5 物件の取得に係る優先交渉権を得ている(行使期間:2012 年 10 月末まで,価格条件:9,206
百万円以上).
<本件匿名組合出資および優先交渉権の概要>
合同会社RBFA2
物件名称
パシフィックレジデンス御所東
パシフィックレジデンス洛北
カレント丸の内
カレント札幌エスタシオン
所在
京都市上京区
京都市左京区
名古屋市中区
札幌市中央区
合計
鑑定評価額
1,270 百万円
891 百万円
992 百万円
1,600 百万円
4,753 百万円
不動産信託
受益権等
4,800 百万円
ノンリコース・
ローン
3,700 百万円
優先交渉権の付与
行使期間:2013年8月末まで
価格条件:4,556 百万円以上
アドバンス・レジデンス投資法人
匿名組合出資等 ← 259 百万円(匿名組合出資持分 25%)
1,100 百万円 → 賃料収入等を原資とする利益の配当
(備考)合同会社RBFA2のアセット・マネージャー: ジャパンアセットトラスト,匿名組合組成の財務アドバイザー: 三菱UFJモルガンスタンレー証券
(出所)ADRプレスリリースを基にARES作成
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《決 算 発 表》
- 23 年 10 月期 -
12月発表分(発表日順)
コード
8956
8975
8982
8979
8959
8972
(
投資法人
営業収益
(百万円)
決算期
営業利益
(百万円)
経常利益
(百万円)
)内は前期比増減,%
当期純利益
(百万円)
1口当たり
分配金
プレミア
23年10月期 第 18 期
4,963
(△4.0)
2,064
(△9.1)
1,311
(△14.4)
1,309
(△13.8)
9,345 円
(予想) 24 年 4 月 期 第 19 期
6,287
(26.7)
2,932
(42.1)
2,095
(59.8)
2,094
(60.0)
10,140 円
いちご不動産(注)
23年10月期 第 12 期
787
(3.4)
402
(3.3)
240
(4.8)
236
(5.3)
7,220 円
(予想) 24 年 4 月 期 第 13 期
4,371
(455.4)
1,926
(379.1)
942
(292.5)
17,508
(7318.6)
1,100 円
(予想) 24年10月期 第 14 期
4,457
(2.0)
2,030
(5.4)
1,048
(11.3)
1,047
(△94.0)
1,200 円
23年10月期 第 11 期
5,812
(△2.6)
2,779
(△6.5)
1,986
(△9.5)
1,985
(△8.0)
12,809 円
(予想) 24 年 4 月 期 第 12 期
5,641
(△2.9)
2,738
(△1.5)
1,998
(0.6)
1,967
(0.9)
12,400 円
23年10月期 第 12 期
1,498
(△2.3)
688
(△2.7)
405
(△0.6)
404
(△0.6)
3,749 円
(予想) 24 年 4 月 期 第 13 期
1,530
(2.1)
684
(△0.6)
409
(0.8)
408
(0.8)
3,780 円
トップリート
スターツプロシード
野村不動産オフィスファンド
23年10月期 第 16 期
13,637
(4.0)
6,219
(1.2)
4,628
(2.8)
4,627
(4.5)
14,837 円
(予想) 24 年 4 月 期 第 17 期
12,423
(△8.9)
5,389
(△13.3)
3,784
(△18.2)
3,783
(△18.2)
12,400 円
ケ ネディクス不動産
23年10月期 第 13 期
9,044
(11.2)
4,425
(19.3)
3,040
(29.6)
3,052
(32.2)
9,596 円
(予想) 24 年 4 月 期 第 14 期
9,033
(△0.1)
4,098
(△7.4)
2,525
(△16.9)
2,524
(△17.3)
9,300 円
(注)
いちご不動産(旧FCレジデンシャル)は,旧いちご不動産との合併(23年11月1日付)に伴い,投資口1口につき7口の割合による投資口分割を実施している.ま
た,24年4月期の当期純利益は合併に伴う負ののれん発生益(16,567百万円)を含む.
(出所)
投資法人決算短信
《投 資 法 人 債》
- ユナイテッド・アーバン 2 度目の個人向け投資法人債発行 -
ユナイテッド・アーバン投資法人(8960,UUR)は 12 月,2010 年 12 月に続いて 2 度目となる個人向け5投資法人債(愛
称「ゆうゆう債」,70 億円,3 年,1.00%)を含む総額 100 億円の投資法人債を発行した.引受は大和証券キャピタル・
マーケッツ.
<投資法人債の発行 2011年12月>
投資法人(発行体)
ユナイテッド・アーバン
ユナイテッド・アーバン
5
回号 発表日
5
6
12/2
12/2
払込 発行総額
利率
期日 (百万円)
12/16
7,000 1.00%
12/9
3,000 1.12%
合計
10,000 百万円
償還期限
2014/12/16 (3年債)
2016/12/9 (5年債)
MDY
取得格付
S&P R&I
資金使途
JCR
AAAA-
借入金返済
借入金返済
(出所) 投資法人プレスリリース
各投資法人債の金額が 100 万円に設定され(通常の機関投資家向けのものは 1 億円),個人投資家への販売を想定する.
12 / 26
《 資 産 売 買 事 例 》
12月
公表分
取 得
19 物件 56,047 百万円
1 物件
譲 渡
2,960 百万円
2011年12月末時点
取 得
<12月>
取得日 コード
投資法人
資産名称
所 在
主用途
取得価格
取得先
(百万円)
12/6
3240 野村不動産レジデンシャル
プラウドフラット富士見台
東京都
練馬区
住
宅
1,370
野村不動産
12/6
3240 野村不動産レジデンシャル
プラウドフラット鶴見Ⅱ
横浜市
鶴見区
住
宅
1,430
野村不動産
12/6
3240 野村不動産レジデンシャル
アーバンステージ町屋サウスコート
東京都
荒川区
住
宅
1,740
野村不動産
12/6
3240 野村不動産レジデンシャル
アーバンステージ久米川
東京都
東村山市 住
宅
1,370
野村不動産
12/6
12/6
3240 野村不動産レジデンシャル
3240 野村不動産レジデンシャル
プラウドフラット新大阪
アーバンステージ札幌リバーフロント
大阪市
札幌市
淀川区
中央区
住
住
宅
宅
1,430
3,500
野村不動産
舞浜ホールディング特定目的会社
12/6
12/6
3240 野村不動産レジデンシャル
3240 野村不動産レジデンシャル
アーバンステージ北 3 条通
アーバンステージ泉
札幌市 中央区
名古屋市 東区
住
住
宅
宅
1,450
2,800
非開示(国内合同会社)
非開示(国内合同会社)
12/6
8951 日本ビルファンド
西新宿三井ビルディング(追加取得)
東京都
99
非開示(相続財団法人)
12/14
3269 アドバンス・レジデンス
合同会社RBFA2 匿名組合出資持分
-
12/19
12/20
8984 大和ハウス・レジデンシャル
8987 ジャパンエクセレント
カスタリア初台
浜離宮インターシティ(持分40%)(注)
東京都
東京都
12/20
12/20
8987 ジャパンエクセレント
8953 日本リテールファンド
パシフィックスクエア千石
イオン那覇ショッピングセンター(底地一部)
12/22
8984 大和ハウス・レジデンシャル
12/26
12/26
8972 ケネディクス不動産
8972 ケネディクス不動産
12/26
12/26
新宿区
-
オフィス
住
宅
275
渋谷区
港区
住
住
宅
宅
2,030
7,080
非開示(国内特定目的会社)
興和不動産
東京都
沖縄県
文京区
那覇市
オフィス
商
業
1,620
130
合同会社マーキュリー
個人
カスタリア壬生
京都市
中京区
住
宅
1,193
非開示(国内一般事業法人)
兜町日興ビル
池袋日興ビル
東京都
東京都
中央区
豊島区
オフィス
オフィス
11,270
1,653
AIGエジソン生命保険
AIGエジソン生命保険
8972 ケネディクス不動産
8972 ケネディクス不動産
兜町日興ビルⅡ
立川駅前ビル
東京都
東京都
中央区
立川市
オフィス
オフィス
1,280
1,267
AIGエジソン生命保険
AIGエジソン生命保険
12/26
8972 ケネディクス不動産
名古屋駅前桜通ビル
名古屋市 中村区
オフィス
7,327
AIGエジソン生命保険
12/26
8972 ケネディクス不動産
名古屋日興證券ビル
名古屋市 中区
オフィス
4,158
AIGエジソン生命保険
12/26
12/26
8972 ケネディクス不動産
8972 ケネディクス不動産
仙台日興ビル
金沢日興ビル
仙台市
石川県
青葉区
金沢市
オフィス
そ の他
950
645
AIGエジソン生命保険
AIGエジソン生命保険
12/26
8960 ユナイテッド・アーバン
ホテルJALシティ四谷 東京
東京都
新宿区
ホ テ ル
12/26
8960 ユナイテッド・アーバン
合同会社吉祥寺YCMファンディング 匿名組合出資持分
東京都
武蔵野市 商
(注)JEI 「浜離宮インターシティ」はオフィスとレジデンスの複合開発物件.上記「主用途:住宅」は投資法人による区分.
合同会社RBFA2
4,200
合同会社プライムイノベーター
業
2,200
合同会社吉祥寺YCMファンディング
合計
62,467
百万円
<1月以降>
1/13
8959 野村不動産オフィスファンド
東京都
千代田区 オ フ ィ ス
3,790
野村不動産
1/17
3226 日本アコモデーションファンド パークアクシス東十条
PMO秋葉原
東京都
北区
住
宅
1,700
住友林業
2/1
3/1
8982 トップリート
8968 福岡リート
プレミアステージ日本橋茅場町
Aqualia 警固
東京都
福岡市
中央区
中央区
住
住
宅
宅
2,400
2,800
プレミア投資法人
非開示(国内特別目的会社)
3/1
3/30
8968 福岡リート
8951 日本ビルファンド
Aqualia 千早
シュロス日銀前
福岡市
愛媛県
東区
松山市
住
宅
オフィス
1,280
3,310
非開示(国内特別目的会社)
住宅情報館
合計
15,280
百万円
譲 渡
<12月>
譲渡日 コード
12/26
投資法人
8951 日本ビルファンド
資産名称
所 在
NBF須田町ヴェルデビル
主用途
譲渡価格
譲渡先
(百万円)
東京都
千代田区 オ フ ィ ス
3,250
清水建設
(注)NBF須田町ヴェルデビルの建物部分は2011/8/1に譲渡済み.但し譲渡価格は建物含む物件全体を表示.
合計
3,250
百万円
<1月以降>
1/31
2/1
8987 ジャパンエクセレント
8956 プレミア
第28興和ビル
プレミアステージ日本橋茅場町
東京都
東京都
品川区
中央区
オフィス
住
宅
2,960
2,400
興和不動産
トップリート投資法人
2/29
8961 森トラスト総合リート
フレスコ稲毛(本物件の50%)
千葉市
稲毛区
商
2,450
7,810
大和リース
百万円
業
合計
(出所)投資法人プレスリリース
13 / 26
《世界の REIT・不動産投資市場から》

イギリス
REIT 拡大のための税制改正案を公表
エントリーチャージ廃止,適格要件の緩和など
イギリス財務省は 12 月 6 日,2012 年歳入法案(Finance Bill 2012)の公表に際し,REIT に係る税制改正案を示し
た.具体的には,(1)REIT 転換時に課税されるエントリー・チャージ(賃貸用不動産合計額の 2%)を撤廃,(2)
上場可能取引所を拡大(AIM 等でも可能に),(3)閉鎖会社非該当要件の緩和(REIT 転換後 3 年間の猶予期間を新
設するほか,年金や保険会社などの機関投資家を判定の対象から除外),(4)資産要件の緩和(総資産の 75%以上
が不動産賃貸事業関連であることの判定に際して現金等(cash)を不動産賃貸事業関連資産として扱う)などが提示
された.これらの措置により,機関投資家が投資対象として保有する不動産を REIT として上場させることが容易と
なるなど, REIT 市場のさらなる拡大を目指す.
歳入法案は下院・上院での審議を経て,7 月頃に女王の裁可により歳入法(Finance Act)として成立・施行される.
[関連リンク]HM Treasury, “ Improvements to the Real Estate Investment Trust Regime ” 12/6/2011

US-REIT 2011 年のリターンは +8.28%
エクイティ調達額は過去最高の 375 億ドル
- NAREIT
NAREIT によると,2011 年の US-REIT(FTSE NAREIT All Equity REITs Index)のトータルリターンは+8.28%となり,
米国株(S&P 500)の+2.11%を大きく上回った.US-REIT は 2010 年(+27.95%),2009 年(+27.99%)に続いて 3
年連続で高いリターンを実現した.2011 年のリターン+8.28%のうちキャピタルリターンは+4.32%であり,高いイン
カムリターン(配当)が米国株を大きくアウトパフォームした要因となった.
また,REIT が調達したエクイティ総額は 375 億ドルとなり,1997 年の 327 億ドルを超え過去最高を更新した.
[関連リンク]NAREIT, “NEWS RELEASE” 1/4/2012
400
< US-REIT エクイティ調達額の推移 >
億ドル
350
300
250
200
150
100
50
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
0
NAREIT

< US-REIT セクター別リターン>
セクター
FTSE NAREIT All Equity REITs
Industrial/Office
Industrial
Office
Mixed
Retail
Shopping Centers
Regional Malls
Free Standing
Residential
Apartments
Manufactured Homes
Diversified
Lodging/Resorts
Health Care
Self Storage
Timber
構成 トータルリターン (%)
銘柄数
2011
2010
124
8.28
27.95
30
-1.47
17.04
8
-5.16
18.89
18
-0.76
18.41
4
2.67
8.75
28
12.20
33.41
17
-0.73
30.78
7
22.00
34.64
4
0.43
37.37
18
15.37
46.01
15
15.10
47.04
3
20.38
27.02
14
2.82
23.75
14
-14.31
42.77
12
6.68
13.63
4
2.74
35.22
4
7.65
NA
配当 時価総額
利回り (億ドル)
3.82
4,074.3
4.16
723.4
4.03
177.4
3.96
464.8
5.63
81.3
3.61
1,067.2
4.11
325.8
3.12
660.2
5.43
81.2
3.29
681.7
3.28
645.3
3.46
36.5
4.25
310.4
2.59
242.8
5.15
546.2
2.84
276.5
3.71
226.0
2011年12月末時点,NAREIT
Equity Residential (米)
Archstone の株式 26.5%を BofA,Barclays から 13.3 億ドルで取得へ
47%を保有する Lehman Brothers は強く反発,対抗する構え
住宅 REIT 最大手の Equity Residential(EQR)は 12 月 2 日,Archstone の株式(ownership interest)の 26.5%を
Bank of America(BofA)および Barclays Bank PLC(Barclays)から 13.25 億ドル(約 1,030 億円)で取得すると発表
した.この価格は Archstone の企業価値(負債含む)を約 160 億ドルと評価した計算になる.
Archstone は米国主要都市やドイツ等に約 5 万戸の住宅を保有しており,かつては Archstone-Smith Trust として上
場していた REIT であったが,2007 年 10 月に Lehman Brothers Holdings(Lehman)と Tishman Speyer によって約
220 億ドルで買収・プライベート化された.このレバレッジド・バイアウトには BofA と Barclays も資金を拠出して
おり,その後のリストラクチャリングを経て,現在 Archstone の株式は Lehman(の破産財団)が 47%,BofA と Barclays
が合せて 53%を保有する.今回の売買対象は後者の半分であるが,残りの 26.5%についても EQR が取得するオプシ
ョンが付与されている.かねてから IPO での Archstone 株の処分を模索していた Lehman は,売却の仮差止めを裁判
所に求めるなど強く反発した.本請求は 1 月 6 日に棄却されたが,Lehman は BofA らの保有株について優先買取権
を有しており,EQR の取得価格を上回る対抗ビッドを出すため連邦破産裁判所の許可を求めている.
[関連リンク] EQR, “Equity Residential Enters into Agreement to Acquire Interest in Archstone” 12/2/2011
EQR, “Equity Residential Files Motion in Proceedings Regarding Archstone” 12/29/2011
14 / 26

基地局タワー大手の American Tower(米)が REIT へ転換
米国の基地局タワー大手の American Tower Corporation は 1 月 3 日,REIT への転換を完了したと発表した.同社
は基地局用のタワー(鉄塔)等を保有し通信キャリア(AT&T, Verizon など)にリースする独立系タワー会社.米国
のほかブラジル,チリ,コロンビア,インド,ペルー,南アフリカで約 4 万ヵ所のサイトを所有・運営する.売上の
ほぼ全てが賃貸事業収入であり,2011 年から REIT への転換準備を進めてきた.REIT 転換後もニューヨーク証券取
引所に引き続き上場する.1 月 3 日時点の時価総額は 231 億ドル(約 1.8 兆円).
[関連リンク]American Tower, “American Tower Corporation Completes Merger and Commences Operations as a REIT ” 1/3/2012

GLP と CIC が共同で LaSalle の物流施設 15 物件を 1,226 億円で取得
東京・大阪中心に 77 万㎡
Global Logistic Properties(GLP)は 12 月 19 日,China Investment Corporation(中国投資有限責任公司, CIC)との
ジョイント・ベンチャーにより,LaSalle Investment Management から日本国内の物流施設 15 物件を 1,226 億円で取
得すると発表した.2012 年 3 月までに決済・引渡し予定.
今回取得する 15 物件の総床面積は約 77 万㎡であり,その 90%超が東京・大阪近郊に所在する(残余は名古屋・
北海道・広島).平均築年数は 6.9 年,稼働率は 98.3%,賃貸借契約の平均残存期間は 5.6 年.テナントのうち 67%
が 3PL 事業を手がける大手企業,13%は e コマース企業となっている.
本ジョイント・ベンチャーにおける出資額は GLP と CIC が各 212.2 億円. デットは邦銀のシンジケート団が 810 億
円を融資する.取得物件のアセットマネジメントは GLP が行う.
今回の取得物件を加えると,GLP の日本におけるポートフォリオは約 30%拡大して 360 万㎡となる.
[関連リンク]GLP, “GLP and China Investment Corporation Form Joint Venture to Acquire Modern Logistics Facilities in Japan” 12/19/2011
GL プロパティーズ(日本法人), “GLP と中国投資有限責任公司、JV を設立 日本における先進的物流施設を取得” 12/19/2011

Ventas(米)が Cogdell Spencer を買収
メディカル・オフィス・ビルディング分野の拡大図る
ヘルスケア REIT の Ventas と Cogdell Spencer は 12 月 27 日,Ventas が Cogdell を約 7.6 億ドル(約 600 億円)で
買収することで合意した.Cogdell はメディカル・オフィス・ビルディング(MOB)72 物件(約 39 万㎡)の所有・
運営を手がけており,本買収によって,Ventas は約 185 万㎡の MOB を保有する米国最大のプレイヤーとなる.NOI
に占める MOB の比率も従来の 11%から 15%まで増加する見通し.クロージングは 2012 年第 2 四半期に予定する.
Ventas は 2011 年 2 月に Nationwide Health Properties を 58 億ドルで買収し,ヘルスケア REIT では HCP と並ぶ最大
手のひとつとなっている.
[関連リンク]Ventas, “Ventas to Acquire Cogdell Spencer for $4.25 Per Share in Cash” 12/27/2011
Ventas, Presentation “Acquisition of Cogdell Spencer” 12/27/2011

Hammerson(英)
シティのオフィスビルをクウェート政府系投資会社に 1.76 億ポンドで売却
UK-REIT 大手 Hammerson は 12 月 15 日,シティ・オブ・ロンドンのオフィスビル“60 Threadneedle Street”をクウ
ェート政府系の不動産投資会社 St. Martins Property Investments に 1.76 億ポンド(約 210 億円,
キャップレート 4.75%)
で売却すると発表した.本物件はかつてロンドン証券取引所があった区画に Hammerson が開発した 9 階建て・貸室
面積 19,900 ㎡のオフィスビル(2009 年竣工).
[関連リンク]Hammerson, “Disposal of 60 Threadneedle Street ” 12/15/2011,

Segro(英)
60 Threadneedle Street
Moorfield と共同で英国内の物流施設 15 物件を 3.15 億ポンドで取得へ
UK-REIT 大手 Segro は 12 月 19 日, Moorfield Group(英)が運用する不動産私募ファンド Moorfield Real Estate
FundⅡ(MREFⅡ)とのジョイント・ベンチャーにより,英国内の物流施設 15 物件(開発用地 1 件含む)を 314.7
百万ポンド(約 380 億円)で取得すると発表した.取得先は Hermes Real Estate Investment Management らのファン
ド.取得物件の多くはイングランド南部に所在し,貸床面積は計 40.4 万㎡.Segro がマネジメントを行う.本 JV は
Segro と MREFⅡが各 65 百万ポンドをリミテッド・パートナーシップに拠出するもので,MetLife と Dekabank が 189
百万ポンドの融資を実施する.2012 年 1 月末までに決済・引渡し予定.
Segro は英独仏を中心に欧州各国の産業施設・倉庫等(54 億ユーロ)を保有・運用している.
[関連リンク]Segro, “Acquisition of the UK Logistics Fund” 12/19/2011

Centro(豪)
グループ統合による再建が完了
新 REIT “ Centro Retail Australia” に
27 億豪ドル(約 2,150 億円)に上る債務の返済期日が迫っていた Centro Properties Group(CNP)は 12 月,グル
ープ統合による再建案を債権者・株主・裁判所の承認を経て実行し,デフォルトを直前で回避した.この再建案は
2011 年 8 月に公表されたもので,グループの Centro Retail Trust(CER)および 2 つのプライベート・ファンドを統
合して新たな上場 REIT “ Centro Retail Australia(CRF)”を組成,CNP は保有資産を CRF に現物出資することによっ
て得た CRF 株(発行済株式の約 72%)のほぼ全てを CNP のシニアレンダーに交付することで債務免除を受ける(CNP
株主には 1 株当たり 5.03 セントを交付.総額 4,892 万豪ドル;約 39 億円).
CRF の時価総額は約 23 億豪ドル(約 1,800 億円,12 月末).ポートフォリオは豪州の商業施設 44 億豪ドル.
15 / 26
[関連リンク]CNP, “Court approves Centro Group restructure” 12/2/2011
CRF, “Aggregation implementation and commencement of trading of CRF Securities on a normal settlement basis” 12/14/2011

Charter Hall Office (豪)
GIC とカナダ公的年金 PSP のコンソーシアムが買収へ
Charter Hall Office REIT(CQO)は 1 月 3 日,Government of Singapore Investment Corporation(GIC)と Public Sector
Pension Investment Board of Canada(PSP)らのコンソーシアムが CQO を約 12 億豪ドル(約 950 億円)で買収する
ことで合意したと発表した.CQO は昨年 8 月,米国のオフィスポートフォリオ(14 物件)を Beacon Capital Partners
に 17.1 億米ドルで売却することで合意しており,
この売却を 3 月末までに完了することが買収の条件となっている.
また,3 月に開催される CQO の株主総会で 75%以上の賛成を得る必要がある.買収後は非上場となり,Charter Hall
Group が引き続きマネジメントを担当する.
[関連リンク]CQO, “CONSORTIUM OFFER TO ACQUIRE CQO UNITS” 1/3/2012

H&R REIT(加)
ヒューストン中心部の Hess Tower を 4.43 億ドルで取得
エネルギー大手 Hess Corporation が入居
カナダの H&R Real Estate Investment Trust は 12 月 22 日,米テキサス州ヒューストンのダウンタウンに所在する
Hess Tower を約 4.43 億米ドル(約 345 億円)で取得した.Hess Tower は 2011 年6月に竣工した 29 階建て・貸室
面積約 78,500 ㎡のオフィスタワーであり,LEED プラチナ認証も取得している.
総合エネルギー会社 Hess Corporation
に一棟全体をトリプルネット・リースしている.取得キャップレートは 6.6%.
H&R REIT は北米のオフィス・商業施設など約 300 物件(約 54 億カナダドル;4 千億円)を保有している.
[関連リンク]H&R, “H&R REIT COMPLETES THE ACQUISITION OF THE HESS TOWER IN HOUSTON” 12/22/2011

Education Realty Trust (米)
ケンタッキー大学の学生寮事業を受託へ
改築・新築して運営
学生寮の運営・開発を手掛ける米国の REIT,Education Realty Trust(EDR)は 12 月 14 日,ケンタッキー大学(The
University of Kentucky,学生数約 28,000 人)との間で,キャンパス内のすべての学生寮を EDR が譲り受けて運営・改
築すること等で詰めの協議を行なっていると発表した.計画では,7~10 年をかけてベッド数約 9 千の最新設備を備
えた学生寮を EDR が改築または新築し,管理・運営する.大学としては,土地を手放すことなく(借地権を設定) 新
しい学生寮を提供できるとともに、寮の建設や管理・運営に係る負担を軽減することができる.
米国の学生寮 REIT には,EDR の他に American Campus Communities や Campus Crest Communities がある.
[関連リンク]EDR, “Education Realty Trust Selected by the University of Kentucky to Negotiate University’s Housing Revitalization and Expansion”
Wall Street Journal, “University of Kentucky to Give Dorms a Private Side” 12/13/2011

Pavilion REIT が上場
マレーシア最大級の商業 REIT
PAVILION REAL ESTATE INVESTMENT TRUST(Pavilion REIT)が 12 月 7 日,マレーシア証券取引所に上場した.
IPO では新投資口 7.9 億口(発行済投資口数:30 億口)を発行し総額 7.1 億リンギ(約 175 億円)を調達した.
Pavilion REIT はクアラルンプールの大型 SC “Pavilion Kuala Lumpur”を主要資産とする.時価総額は約 800 億円と
なり,同国最大手の Sunway REIT に匹敵する(12 月末時点).
これにより,マレーシアの上場 REIT は 15 銘柄,時価総額は約 4,000 億円(12 月末時点)となった.
[関連リンク]Pavilion REIT Website,

Bursa Malaysia New Listing,
Simon Property Group(米)
Pavilion Kuala Lumpur Website
東南アジアに初進出
マレーシアにプレミアムアウトレット開業
Simon Property Group(SPG)は 12 月,マレーシアのジョホールバルに Johor Premium Outlets を開業した.本物
件は SPG にとって初の東南アジアでの投資.現地法人(Genting Berhad)と共同で開発したもので,店舗面積は約
1.6 万㎡,80 店舗が出店する.これにより,SPG が展開するプレミアムアウトレットは,米国内に 57 物件,海外に
17 物件となった.このうち日本では,三菱地所との合弁会社(チェルシージャパン)を通じ御殿場プレミアムアウ
トレットなど 8 物件を展開している.
[関連リンク]SPG, “Simon and Genting Open Johor Premium Outlets - the First Premium Outlet Center in Southeast Asia” 12/2/2011

Carrefour フランス国内のスーパーマーケット 97 物件をセール・アンド・リースバック
3.65 億ユーロで売却,不動産開発事業に再投資へ
仏 Carrefour は 12 月 27 日,子会社 Carrefour Property が所有し Carrefour Market が運営するフランス国内のスー
パーマーケット 97 物件を 3.65 億ユーロ(約 365 億円)で売却したと発表した.譲渡先は La Française AM(仏金融
機関 Crédit Mutuel 系の投資会社),キャップレートは約 6.5%.売却後も長期(当初 12 年)のリースバックを行い,
Carrefour Market ブランドでの営業を続ける.今回の売却は同社の投下資本再配分計画の一環であり,売却により得
られた資金は不動産開発事業に再投資する.
[関連リンク]Carrefour, “PRESS RELEASE” 12/27/2011
16 / 26
《マーケット指標 》
東証REIT指数(配当なし)の推移
1,200
(2010年1月 ~ 2011年12月)
1,150
1,100
東証不動産業
REIT
1,050
1,000
950
900
850
800
TOPIX
750
700
650
600
2010/1
2010/4
2010/7
2010/10
2011/1
2011/4
2011/7
(注)TOPIXと東証不動産業指数は東証REIT指数に合わせ再指数化
400
380
360
340
320
300
280
260
240
220
200
180
160
REIT
140
Volume
120
('000)
100
80
60
40
20
0
2011/10
東証REIT用途別指数シリーズの推移
1,600
(2010年3月 ~ 2011年12月)
1,500
住宅
1,400
商業・物流等
1,300
1,200
1,100
1,000
全銘柄
(東証REIT指数)
900
700
2010/1
2010/4
2010/7
(2010年1月 ~ 2011年12月)
1,700
1,600
東証REIT指数
東証REIT指数(配当込)
REIT
東証不動産業
2010/10
2011/1
2011/4
2011/7
(注)用途別指数の基準日(2010/2/26)=1,000
(出所)Bloomberg
東証REIT指数(配当込み)の推移
1,800
オフィス
800
時価総額
1,500
2011/10
(出所)Bloomberg
2011年12月末
1ヵ月
3ヵ月
6ヵ月
1年
2年
834.36
- 1.5%
- 10.1%
- 18.8%
- 26.2%
- 6.6%
1,268.51
- 0.8%
- 8.8%
- 16.5%
- 22.2%
+ 4.4%
2兆9,413億円
平均予想分配金利回り
6.2%
1,400
東証REITオフィス指数
824.51
- 3.8%
- 15.7%
- 23.4%
- 30.2%
NA
1,300
東証REIT住宅指数
1,141.56
+ 3.4%
+ 0.4%
- 15.2%
- 20.3%
NA
1,200
東証REIT商業・物流等指数
1,066.50
+ 0.7%
- 3.0%
- 9.9%
- 20.4%
NA
TOPIX
728.61
+ 0.0%
- 4.3%
- 14.2%
- 18.9%
- 19.7%
TOPIX(配当込)
935.71
+ 0.1%
- 4.2%
- 13.2%
- 17.0%
- 16.2%
8,455.35
+ 0.2%
- 2.8%
- 13.9%
- 17.3%
- 19.8%
東証不動産業指数
622.30
- 6.9%
- 8.4%
- 17.5%
- 26.5%
- 23.2%
東証不動産業指数(配当込)
732.41
- 6.9%
- 8.3%
- 16.9%
- 25.5%
- 21.1%
1,100
TOPIX
1,000
日経平均株価
900
800
2010/1
2010/4
2010/7
2010/10
2011/1
2011/4
2011/7
(注)TOPIXと東証不動産業指数は東証REIT指数に合わせ再指数化
2011/10
(出所) Bloomberg,東証,ARES
(出所)Bloomberg
17 / 26
J-REIT分配金利回りとイールドスプレッド
7.0%
J-REIT セクター別 分配金利回り
8.0%
(2010年1月 ~ 2011年12月)
(2010年1月 ~ 2011年12月)
6.0%
J-REIT分配金利回り
複合・総合
7.0%
住宅特化
5.0%
商業特化
6.0%
4.0%
イールドスプレッド
(REIT-国債)
3.0%
5.0%
2.0%
東証1部株式配当利回り
1.0%
物流・インフラ・ホテル
4.0%
オフィス特化
10年物国債利回り
0.0%
2010/1
2010/4
2010/7
2010/10
2011/1
2011/4
(注)投資法人予想分配金に基づく利回りを時価総額加重平均
2011/7
2011/10
(出所)Bloomberg, ARES
P/NAV ( NAV倍率)
2.0
3.0%
2010/1
2011/1
2011/4
2011/7
2011/10
(出所)ARES
銘柄数
(2001年9月 ~ 2011年12月)
45
40
保有不動産額
時価総額
7.0
1.6
2010/10
J-REITの上場銘柄数/時価総額/保有不動産額
兆円
8.0
1.8
2010/7
(注)投資法人予想分配金に基づき算出した利回りを時価総額加重平均
9.0
(2004年1月 ~ 2011年12月)
2010/4
35
上場銘柄数
6.0
30
5.0
25
4.0
20
3.0
15
0.8
2.0
10
0.6
1.0
5
1.4
1.2
1.0
0.0
0.4
04/1
05/1
06/1
07/1
08/1
09/1
10/1
0
01/9
11/1
(出所) ARES
02/9
03/9
04/9
05/9
06/9
07/9
08/9
(注) 月末値. 保有不動産額は各時点における保有物件の取得価格合計
18 / 26
09/9
10/9
11/9
(出所) ARES,東証
《 投資口売買状況 》
投資部門別売買状況
投資部門別 通算買越(売越)額
(2009年11月 ~ 2011年11月)
過去1年間(2010.12 ~ 2011.11)通算
250
200
銀
←
買 150
い
越 100
し
50
-50
銀
行
552億円
生 保 ・ 損 保
139億円
その他金融機関
79億円
その他金融機関
104億円
生 保 ・ 損 保
36億円
会 社
▲37億円
その他法 人等
8億円
海 外 投 資 家
▲40億円
証
券
会 社
▲1億円
投
信 託
▲49億円
事
業
法 人
▲45億円
その他法 人等
▲67億円
個
人
▲91億円
法 人
▲186億円
投
信 託
▲288億円
人
▲642億円
海 外 投 資 家
▲363億円
3,000
100
2,500
80
2,000
60
1,500
40
1,000
20
500
(出所) 東証
19 / 26
2011/12
2011/11
2011/10
2011/9
2011/8
2011/7
2011/6
2011/5
2011/4
2011/3
2011/2
0
2011/1
0
2010/12
2011/11
2011/10
2011/9
2011/8
2011/7
2011/6
2011/5
2011/4
2011/3
2011/2
2011/1
2010/12
2010/11
2010/10
2010/9
2010/8
2010/7
2010/6
2010/5
2010/4
2010/3
2010/1
2009/12
2009/11
0%
2010/11
10%
2010/9
20%
2010/10
海外投資家
2010/8
個人
120
2010/7
投資信託
3,500
2010/6
銀行
4,000
140
2010/5
生保・損保
億円 4,500
売買代金(右軸)
2010/2
30%
(出所)東証
(2009年12月 ~ 2011年12月)
売買高(左軸)
2010/1
40%
売買高 ・ 売買代金
万口
160
50%
資
(注)証券会社を通じた東証での売買(増資時の買いは含まない)
180
(2009年11月 ~ 2011年11月)
業
2010/3
投資部門別売買代金構成比
資
個
(出所) 東証
60%
券
事
2011/11
2011/10
2011/9
2011/8
銀行
2011/7
2011/6
2011/5
2011/4
2011/3
生保・損保
2011/2
2011/1
2010/12
2010/11
2010/9
投資信託
2010/10
2010/8
2010/7
2010/5
海外投資家
2010/4
2010/3
2010/1
2009/12
2009/11
-250
2010/2
個人
2010/6
売 -100
り
越 -150
し
-200
2010/2
→
801億円
証
0
過去6ヵ月間(2011.6 ~ 2011.11)通算
行
2010/4
億円
2009/12
300
(出所) 東証
100%
99%
96%
93%
(Jan. 2002 ~ Apr.2011)
Office
1,700
All Properties
1,400
1,300
Retail
1,200
1,100
1,000
Residential
900
Occupancy Rate
(Dec. 2002 - Apr.2011)
98%
Retail
All Properties
97%
Office
95%
Residential
92%
2002/01
2002/04
2002/07
2002/10
2003/01
2003/04
2003/07
2003/10
2004/01
2004/04
2004/07
2004/10
2005/01
2005/04
2005/07
2005/10
2006/01
2006/04
2006/07
2006/10
2007/01
2007/04
2007/07
2007/10
2008/01
2008/04
2008/07
2008/10
2009/01
2009/04
2009/07
2009/10
2010/01
2010/04
2010/07
2010/10
2011/01
2011/04
1,800
Total Return
1,600
1,200
1,500
1,100
7.00
4.00
3.00
2.00
Source: ARES
20 / 26
2002/12
2003/03
2003/06
2003/09
2003/12
2004/03
2004/06
2004/09
2004/12
2005/03
2005/06
2005/09
2005/12
2006/03
2006/06
2006/09
2006/12
2007/03
2007/06
2007/09
2007/12
2008/03
2008/06
2008/09
2008/12
2009/03
2009/06
2009/09
2009/12
2010/03
2010/06
2010/09
2010/12
2011/03
2002/01
2002/04
2002/07
2002/10
2003/01
2003/04
2003/07
2003/10
2004/01
2004/04
2004/07
2004/10
2005/01
2005/04
2005/07
2005/10
2006/01
2006/04
2006/07
2006/10
2007/01
2007/04
2007/07
2007/10
2008/01
2008/04
2008/07
2008/10
2009/01
2009/04
2009/07
2009/10
2010/01
2010/04
2010/07
2010/10
2011/01
2011/04
1,900
2002/12
2003/03
2003/06
2003/09
2003/12
2004/03
2004/06
2004/09
2004/12
2005/03
2005/06
2005/09
2005/12
2006/03
2006/06
2006/09
2006/12
2007/03
2007/06
2007/09
2007/12
2008/03
2008/06
2008/09
2008/12
2009/03
2009/06
2009/09
2009/12
2010/03
2010/06
2010/09
2010/12
2011/03
《 ARES J-REIT Property Index – A J P I – 》
準確定値(2011 年 4 月)まで掲載. 詳細は ARES ウェブサイト(J-REIT Property Database)をご参照ください.
1,400
Capital Return
1,300
(Jan. 2002 ~ Apr.2011)
Office
All Properties
1,000
900
Retail
800
Residential
700
Source: ARES
Source: ARES
(thousands Yen per sqm)
Average Rent
(Dec. 2002 - Apr.2011)
6.00
Office
5.00
Residential
All Properties
94%
Retail
1.00
Source: ARES
4.0%
-5.0%
5.0%
-5.0%
(2002Q2 - 2011Q1)
4.0%
5.0%
3.0%
3.0%
2.0%
2.0%
1.0%
1.0%
0.0%
0.0%
-1.0%
-1.0%
Income Return
Capital Return
Total Return
-2.0%
-3.0%
-4.0%
Quarterly Return - Retail
(2002Q2 - 2011Q1)
-5.0%
5.0%
3.0%
3.0%
2.0%
2.0%
1.0%
1.0%
0.0%
0.0%
-1.0%
-1.0%
-2.0%
Income Return
-2.0%
-3.0%
Capital Return
-3.0%
-4.0%
Total Return
-4.0%
-5.0%
Source: ARES
21 / 26
2002Q2
2002Q3
2002Q4
2003Q1
2003Q2
2003Q3
2003Q4
2004Q1
2004Q2
2004Q3
2004Q4
2005Q1
2005Q2
2005Q3
2005Q4
2006Q1
2006Q2
2006Q3
2006Q4
2007Q1
2007Q2
2007Q3
2007Q4
2008Q1
2008Q2
2008Q3
2008Q4
2009Q1
2009Q2
2009Q3
2009Q4
2010Q1
2010Q2
2010Q3
2010Q4
2011Q1
-4.0%
Quarterly Return - All Properties
2002Q2
2002Q3
2002Q4
2003Q1
2003Q2
2003Q3
2003Q4
2004Q1
2004Q2
2004Q3
2004Q4
2005Q1
2005Q2
2005Q3
2005Q4
2006Q1
2006Q2
2006Q3
2006Q4
2007Q1
2007Q2
2007Q3
2007Q4
2008Q1
2008Q2
2008Q3
2008Q4
2009Q1
2009Q2
2009Q3
2009Q4
2010Q1
2010Q2
2010Q3
2010Q4
2011Q1
-3.0%
2002Q2
2002Q3
2002Q4
2003Q1
2003Q2
2003Q3
2003Q4
2004Q1
2004Q2
2004Q3
2004Q4
2005Q1
2005Q2
2005Q3
2005Q4
2006Q1
2006Q2
2006Q3
2006Q4
2007Q1
2007Q2
2007Q3
2007Q4
2008Q1
2008Q2
2008Q3
2008Q4
2009Q1
2009Q2
2009Q3
2009Q4
2010Q1
2010Q2
2010Q3
2010Q4
2011Q1
-2.0%
2002Q2
2002Q3
2002Q4
2003Q1
2003Q2
2003Q3
2003Q4
2004Q1
2004Q2
2004Q3
2004Q4
2005Q1
2005Q2
2005Q3
2005Q4
2006Q1
2006Q2
2006Q3
2006Q4
2007Q1
2007Q2
2007Q3
2007Q4
2008Q1
2008Q2
2008Q3
2008Q4
2009Q1
2009Q2
2009Q3
2009Q4
2010Q1
2010Q2
2010Q3
2010Q4
2011Q1
5.0%
Quarterly Return - Office
4.0%
(2002Q2 - 2011Q1)
Income Return
Capital Return
Total Return
Source: ARES
Source: ARES
Quarterly Return - Residential
4.0%
(2002Q2 - 2011Q1)
Income Return
Capital Return
Total Return
Source: ARES
《 投資口価格の推移
投資口価格
1,000,000
日本ビルファンド (8951)
出来高
10,000
投資口価格
1,000,000
900,000
9,000
900,000
800,000
8,000
800,000
700,000
7,000
700,000
600,000
6,000
600,000
500,000
5,000
500,000
400,000
4,000
400,000
300,000
3,000
300,000
200,000
2,000
200,000
100,000
1,000
0
2010/1
投資口価格
600,000
0
2010/7
2011/1
オリックス不動産 (8954)
500,000
出来高
12,000
10,000
400,000
8,000
ジャパ ンリアルエステイト (8952)
出来高
6,000
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
100,000
0
2010/1
2011/7
2010 年 1 月~ 2011 年 12 月》
投資口価格
300,000
0
2010/7
2011/1
2011/7
日本プライムリアルティ (8955)
出来高
35,000
30,000
250,000
25,000
200,000
20,000
300,000
6,000
150,000
200,000
4,000
100,000
100,000
2,000
50,000
投資口価格
700,000
0
2010/1
0
2010/7
2011/1
2011/7
東急リアル・エステート (8957)
出来高
4,000
3,500
600,000
3,000
500,000
2,500
400,000
2,000
300,000
1,500
200,000
1,000
100,000
0
2010/1
500
0
2010/7
2011/1
2011/7
投資口価格
900,000
日本リテールファンド (8953)
10,000
5,000
0
2010/7
2011/1
2011/7
グ ローバル・ワン不動産 (8958)
800,000
出来高
3,500
45,000
140,000
40,000
35,000
120,000
30,000
100,000
25,000
80,000
20,000
60,000
15,000
40,000
10,000
20,000
5,000
0
2010/1
0
2010/7
2011/1
2011/7
プレミア (8956)
投資口価格
500,000
出来高
4,500
450,000
4,000
400,000
3,500
350,000
3,000
300,000
2,500
2,000
200,000
1,500
150,000
1,000
100,000
500
50,000
0
2010/1
投資口価格
700,000
3,000
600,000
2,500
500,000
500,000
2,000
400,000
400,000
1,500
300,000
1,000
200,000
500
100,000
0
2010/7
2011/1
2011/7
野村不動産オフィスファンド (8959)
3,000
2,500
2,000
300,000
1,500
1,000
200,000
100,000
0
2010/1
出来高
4,000
3,500
700,000
600,000
出来高
50,000
160,000
250,000
15,000
0
2010/1
投資口価格
180,000
Bloomberg
0
2010/7
2011/1
22 / 26
2011/7
0
2010/1
500
0
2010/7
2011/1
2011/7
投資口価格
140,000
ユナ イテッド・アーバン (8960)
出来高
80,000
70,000
120,000
60,000
100,000
80,000
60,000
40,000
0
2010/1
投資口価格
900,000
2011/1
フロンティア不動産 (8964)
800,000
700,000
出来高
7,000
6,000
5,000
400,000
3,000
6,000
5,000
4,000
3,000
300,000
2,000
200,000
1,000
100,000
0
2010/7
2011/1
2011/7
福岡リート (8968)
投資口価格
700,000
出来高
2,500
2,000
500,000
400,000
300,000
1,000
投資口価格
60,000
0
2011/7
平和不動産リート (8966)
500
100,000
6,000
40,000
5,000
4,000
3,000
20,000
2,000
10,000
0
2010/1
投資口価格
450,000
1,000
0
2010/7
2011/1
2011/7
ケ ネディクス不動産 (8972)
0
2011/1
2011/7
出来高
7,000
6,000
350,000
5,000
0
2010/1
投資口価格
900,000
2011/1
2011/7
日本ロジスティクスファンド (8967)
3,000
2,500
2,000
400,000
1,500
300,000
1,000
200,000
500
100,000
0
2010/1
投資口価格
450,000
0
2010/7
2011/1
2011/7
積水ハ ウス・SI (8973)
4,500
350,000
4,000
3,500
300,000
200,000
3,000
2,500
2,000
150,000
1,500
100,000
0
2010/7
2011/1
23 / 26
2011/7
出来高
5,000
400,000
3,000
1,000
出来高
4,000
3,500
500,000
200,000
0
2010/1
0
2010/7
600,000
250,000
100,000
5,000
700,000
4,000
2,000
10,000
800,000
250,000
50,000
2010/7
出来高
8,000
7,000
50,000
150,000
200,000
15,000
6,000
2,000
300,000
1,500
20,000
8,000
1,000
400,000
600,000
25,000
10,000
100,000
30,000
300,000
12,000
4,000
2011/1
出来高
40,000
30,000
14,000
2,000
2010/7
インヴ ィンシブル (8963)
35,000
200,000
0
2010/1
4,000
0
2010/1
16,000
30,000
500,000
0
2010/1
7,000
400,000
700,000
600,000
18,000
500,000
2011/7
投資口価格
20,000
8,000
600,000
0
2010/7
出来高
9,000
800,000
40,000
10,000
森トラスト総合リート (8961)
900,000
50,000
20,000
20,000
投資口価格
1,000,000
1,000
50,000
0
2010/1
500
0
2010/7
2011/1
2011/7
投資口価格
50000
いちご不動産 (8975)
出来高
18000
45000
16000
40000
投資口価格
350,000
大和証券オフィス (8976)
3,500
300,000
14000
35000
12000
30000
25000
20000
10000
8000
150,000
6000
15000
10000
4000
5000
2000
0
2010/1
投資口価格
140,000
0
2010/7
2011/1
スターツプロシード (8979)
出来高
4,000
3,500
120,000
3,000
100,000
2,500
80,000
100,000
投資口価格
350,000
1,500
40,000
1,000
20,000
0
2010/1
投資口価格
700,000
500
0
2010/7
2011/1
2011/7
大和ハ ウス・レジデンシャル (8984)
出来高
5,000
4,500
600,000
4,000
500,000
3,500
3,000
400,000
2011/1
250,000
1,500
200,000
ジャパ ン・ホテル・アンド・リゾート (8981)
出来高
3,500
300,000
3,000
250,000
2,500
200,000
2,000
2,000
1,500
200,000
1,000
100,000
0
2010/1
500
0
2010/7
2011/1
2011/7
600
500
400
300
150,000
100,000
200
50,000
100
0
2010/1
2011/7
0
2010/7
2011/1
2011/7
トッ プリート (8982)
投資口価格
600,000
出来高
1,400
1,200
500,000
1,000
400,000
800
300,000
150,000
1,500
100,000
1,000
50,000
0
2010/1
投資口価格
350,000
500
2011/1
日本ホ テルファンド (8985)
出来高
1,200
1,000
250,000
800
200,000
600
150,000
400
100,000
200
50,000
0
2010/7
2011/1
24 / 26
2011/7
400
100,000
0
2010/1
2011/7
300,000
0
2010/1
600
200,000
0
2010/7
2,500
300,000
700
350,000
2,000
2,000
60,000
800
400,000
0
2010/7
出来高
900
450,000
300,000
500
阪急リート (8977)
投資口価格
500,000
2,500
1,000
50,000
0
2010/1
2011/7
3,000
250,000
200,000
出来高
4,000
投資口価格
45,000
200
0
2010/7
2011/1
2011/7
日本賃貸住宅 (8986)
40,000
14,000
35,000
12,000
30,000
10,000
25,000
8,000
20,000
6,000
15,000
4,000
10,000
2,000
5,000
0
2010/1
出来高
16,000
0
2010/7
2011/1
2011/7
投資口価格
600,000
ジ ャパ ンエクセレント (8987)
出来高
8,000
7,000
500,000
6,000
400,000
5,000
300,000
3,000
2,000
100,000
投資口価格
350,000
1,000
0
2010/7
2011/1
2011/7
森ヒル ズリート (3234)
出来高
8,000
7,000
300,000
5,000
200,000
4,000
150,000
3,000
100,000
投資口価格
200,000
3,500
500,000
3,000
400,000
2,500
300,000
2,000
1,500
200,000
1,000
100,000
0
2010/1
投資口価格
600,000
500
0
2010/7
2011/1
野村不動産レジデンシャル (3240)
1,000
0
2010/7
2011/1
2011/7
ア ドバ ンス・レジデンス (3269)
6,000
400,000
300,000
200,000
100,000
0
2010/1
2010/7
2011/1
出来高
60,000
140,000
40,000
120,000
100,000
30,000
80,000
20,000
60,000
40,000
10,000
20,000
0
2010/7
2011/1
2011/7
25 / 26
2011/7
4,000
3,500
200,000
3,000
2,500
150,000
2,000
100,000
1,500
1,000
50,000
0
2010/1
投資口価格
500,000
500
0
2010/7
2011/1
2011/7
産業ファンド (3249)
出来高
1,800
450,000
1,600
400,000
1,400
350,000
4,000
250,000
3,000
200,000
0
出来高
4,500
250,000
300,000
1,000
MIDリート (3227)
投資口価格
300,000
5,000
2,000
50,000
160,000
出来高
8,000
7,000
500,000
180,000
0
2010/1
2011/7
2,000
50,000
出来高
4,500
4,000
600,000
6,000
250,000
0
2010/1
日本アコモデーションファンド (3226)
4,000
200,000
0
2010/1
投資口価格
700,000
1,200
1,000
800
600
150,000
400
100,000
200
50,000
0
2010/1
0
2010/7
2011/1
2011/7
《 上場 J-REIT 一覧(34 投資法人)》
証券
コード
投資法人
8951 日本ビルファンド
8952 ジャパンリアルエステイト
8953 日本リテールファンド
8960 ユナイテッド・アーバン
8961 森トラスト総合リート
投資口価格
(12月末)
投資口価格騰落率
1ヵ月
6ヵ月
時価総額
(12月末)
1年
630,000 円 - 11.3% - 19.8% - 24.4%
600,000 円
- 6.7% - 24.1% - 28.7%
(時価総額順,2011年12月末時点)
1口当たり分配金(円)
直近実績
次期予想
15,100
23年
12月期
運用不動産
資産規模
物件数
種 別
8,702 億円
64
オフィス
3,645 億円 15,138
23年
6月期
2,935 億円 15,850
23年
9月期
15,700
24年
3月期
7,187 億円
57
オフィス
3,659
24年
2月期
6,704 億円
71
商業
2,750
23年
11月期
4,209 億円
91
商業 / オフィス他
オフィス / 商業他
114,000 円
- 3.6%
- 7.9% - 26.8%
2,143 億円
3,259
23年
8月期
87,300 円
+ 6.3%
- 5.6% - 15.9%
1,836 億円
2,841
23年
5月期
1,520 億円 18,819
23年
9月期
19,200
24年
3月期
2,830 億円
13
4,500
24年
1月期
3,418 億円
173
5,800
23年
12月期
3,450 億円
57
オフィス / 商業
2,212 億円
24
商業
628,000 円
- 1.7% - 20.3% - 21.0%
3269 アドバンス・レジデンス
148,500 円
+ 3.8% - 11.8% - 18.3%
1,455 億円
4,500
23年
7月期
8955 日本プライムリアルティ
181,300 円
- 3.6% - 14.9% - 27.5%
1,296 億円
5,611
23年
6月期
18,500
23年
12月期
住宅
8964 フロンティア不動産
624,000 円
- 2.5% - 11.9% - 19.5%
1,211 億円 18,478
23年
6月期
8959 野村不動産オフィスファンド
395,500 円
- 0.1% - 25.7% - 32.5%
1,207 億円 14,837
23年
10月期
12,400
24年
4月期
3,716 億円
50
オフィス
3226 日本アコモデーションファンド
518,000 円
+ 2.4% - 14.2% - 17.5%
1,009 億円 13,508
23年
8月期
14,100
24年
2月期
2,295 億円
86
住宅
17,400
24年
1月期
1,432 億円
28
物流
11,800
24年
2月期
3,423 億円
63
オフィス / 物流他
8967 日本ロジスティクスファンド
667,000 円
+ 6.4% - 10.9% - 12.9%
987 億円 15,991
23年
7月期
8954 オリックス不動産
317,500 円
- 2.6% - 28.5% - 39.9%
903 億円 12,571
23年
8月期
767 億円 16,320
23年
8月期
16,000
24年
2月期
2,111 億円
127
12,200
24年
1月期
1,997 億円
26
商業 / オフィス
4,464
23年
11月期
3,113 億円
36
オフィス
2,841 億円
82
オフィス 他
8984 大和ハウス・レジデンシャル
478,000 円
+ 2.6% - 12.1% - 20.6%
8957 東急リアル・エステート
386,500 円
+ 9.6% - 28.2% - 34.0%
655 億円 13,239
23年
7月期
8976 大和証券オフィス
163,200 円
+ 1.8% - 42.4% - 43.5%
646 億円
3,671
23年
5月期
9,300
24年
4月期
住宅
8972 ケネディクス不動産
224,000 円
+ 1.7% - 27.7% - 41.3%
642 億円
9,596
23年
10月期
8968 福岡リート
507,000 円
+ 0.4% - 16.2% - 20.3%
624 億円 16,922
23年
8月期
16,300
24年
2月期
1,496 億円
17
商業 / オフィス他
3234 森ヒルズリート
251,800 円
+ 1.6% - 14.4% - 19.8%
583 億円
8,352
23年
7月期
8,500
24年
1月期
2,115 億円
10
オフィス / 住宅他
11,400
23年
12月期
2,154 億円
23
オフィス
12,400
24年
4月期
1,763 億円
16
オフィス / 商業他
8987 ジャパンエクセレント
302,500 円
- 2.3% - 25.5% - 43.8%
571 億円 12,000
23年
6月期
8982 トップリート
345,500 円
+ 0.3% - 21.8% - 36.7%
536 億円 12,809
23年
10月期
500 億円 11,674
23年
5月期
3240 野村不動産レジデンシャル
331,500 円
+ 3.4% - 26.4% - 29.9%
11,770
23年
11月期
1,501 億円
153
10,140
24年
4月期
1,990 億円
55
13,000
24年
3月期
1,485 億円
8
1,150
24年
3月期
1,540 億円
183
1,082 億円
16
物流 / インフラ他
住宅
8956 プレミア
249,800 円
+ 0.6% - 27.9% - 39.1%
491 億円
9,345
23年
10月期
8958 グローバル・ワン不動産
502,000 円
+ 2.1% - 25.3% - 33.1%
486 億円 11,167
23年
9月期
456 億円
1,101
23年
9月期
12,285
23年
12月期
10,150
24年
3月期
1,062 億円
58
住宅 / 商業
1,612 億円
12
オフィス / 商業
8986 日本賃貸住宅
34,300 円 + 12.3%
- 3.1%
- 4.3%
オフィス / 住宅
オフィス
住宅
3249 産業ファンド
379,500 円
- 2.8%
- 3.6%
355 億円 10,919
23年
6月期
8973 積水ハウス・SI
293,300 円
+ 3.3% - 18.9% - 20.9%
338 億円 10,045
23年
9月期
7,293
23年
12月期
12,300
23年
11月期
1,213 億円
15
商業 / オフィス他
- 4.9%
3227 MIDリート
182,400 円
- 3.7% - 18.9% - 24.6%
335 億円
7,605
23年
6月期
8977 阪急リート
326,500 円
- 2.5% - 20.6% - 24.6%
279 億円 12,694
23年
5月期
257 億円
1,550
23年
5月期
1,550
23年
11月期
1,292 億円
87
住宅 / オフィス
257 億円 (7,220)
23年
10月期
1,100
24年
4月期
1,080 億円
71
オフィス / 住宅他
8,722
23年
8月期
12,017
24 年
8 月期
891 億円
9
ホテル
8,502
23年
9月期
7,400
24年
3月期
435 億円
19
ホテル
3,780
24年
4月期
383 億円
76
住宅
200
23年
12月期
631 億円
54
住宅/オフィス他
8966 平和不動産リート
8975 いちご不動産
8981 ジャパン・ホテル・アンド・リゾート
8985 日本ホテルファンド
8979 スターツプロシード
8963 インヴィンシブル
36,900 円
+ 0.7% - 20.6% - 30.0%
30,450 円 + 13.0% - 13.4% - 16.2%
172,200 円
192,000 円
+ 5.4%
- 7.5% - 33.8%
+ 3.1% - 24.1% - 27.6%
182 億円
111 億円
+ 1.4% - 15.7% - 21.0%
109 億円
3,749
23年
10月期
6,380 円 - 12.4% - 44.0% - 51.8%
86 億円
200
23年
6月期
101,200 円
TOTAL
29,413 億円
83,368 億円 1,930 物件
(注1) いちご不動産の23年10月期分配金は投資口分割(7分割)前の金額
(出所) 投資法人ウェブサイト,Bloomberg
(注2) ジャパン・ホテル・アンド・リゾートは4月1日を効力発生日として日本ホテルファンドと合併することが発表されている.分配金等については投資法人ウェブサイトを参照のこと.
一般社団法人不動産証券化協会
調査部(村上)
[email protected]
本レポートは J-REIT 市場についての情報提供を目的としたものであり,投資勧誘を意図するものではありません.また,レポートに
記載された内容等は作成時点のものであり,正確性・完全性を保証するものではなく,今後予告なく修正・変更されることがあります.
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