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知の知の知の知 - 社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会
い~な あまみ 中 央 しらさぎ さくら 大阪+知的障害+地域+おもろい=創造 知の知の知の知 社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会 社会政策研究所情報誌通算 917 号 2012.8.26 発行 ============================================================================== 後半に社会面からちょっと気になる直近のニュースをいくつか掲載してみました。【kobi】 障害者たち語り合う場を開催 大山崎の支援団体 京都新聞 2012 年 8 月 24 日 悩みや仕事などさまざまな話題を話し合う「語る会」 。和 気あいあいとした雰囲気でおしゃべりを楽しんでいる (大山崎町円明寺・町立中央公民館) 京都府大山崎町の障害者支援団体「大山崎・障 がいをもつ人とあゆむ会」が毎月第3土曜日に、 同町円明寺の町立中央公民館で、障害者が悩みや 将来について話し合う「語る会」を開いている。 話題は仕事や恋愛、社会問題など多岐にわたり、 参加者は「仲間と気軽に話せてストレス解消にな る。ずっと続けていきたい」としている。 語る会は2003年に始まった。似た悩みを持つであろう障害者が話し合う場所を作り たいと、前田倫彦さん(42)=同町円明寺=があゆむ会に提案したのがきっかけだ。 8月の会では町内の障害者やあゆむ会の会員ら12人が参加した。乙訓地域の障害者福 祉をめぐる状況や夏の思い出、大津市のいじめ問題が話題になった。 参加者は「めいっ子、おいっ子と遊んだ」 「親の手伝いをした」などと夏をどのように過 ごしたかを披露し合った。20歳の誕生日を迎えたという男性には「選挙権がもらえるな。 全部、大人と一緒や」とみんなで祝福していた。 いじめ問題では、6人がいじめられた経験を告白し、 「許せない。いじめはなくなってほ しい」と願った。 前田さんは「みんないろいろなことで悩んでいるんだと、勉強になる。互いに助けにな れば良いと思う」と話す。 難病と闘い刺しゅう画 糸島の西崎さん、天神で個展…福岡 読売新聞 2012 年 8 月 23 日 様々な色の糸を使い分けて制作された刺しゅう画 歩行困難などになる進行性の難病「HTLV―1関連 脊髄症(HAM) 」と闘う福岡県糸島市の刺しゅう作家、 西崎美和子さん(59)の刺しゅう画展が、福岡市・天 神の福岡信用金庫本店で開かれている。 3か月以上かけて完成させた大作ばかり9点。いすに 座ると首や背中が徐々に痛み始めるため、1日約3時間、 腹ばいになったり、あおむけになったりして一つ一つ丁寧に仕上げた。 HAMは、主に母乳を介して母子感染する「HTLV―1」と呼ばれるウイルスが引き 起こす。西崎さんは22歳の頃に発症し、約15年前から車いすで生活している。 外出の機会が減るなか、約10年前に新聞で見たゴッホの作品に心を揺さぶられた。「き れいだな」 。自分も大好きな刺しゅうで何かを表現したいと考えた。 刺しゅう画は、下絵を描いた布に、レーヨン素材の手芸糸を使ってカラフルな図柄を浮 かび上がらせる。今回展示しているのはゴッホの「ひまわり」や「アルルの跳ね橋」など。 いずれも刺しゅう独特の温かみのある作品に仕上がった。 作品に見入っていた横浜市の安部文雄さん(69)は「病気を感じさせない素晴らしい 作品で、励まされる」と感心した様子。西崎さんは「刺しゅう画は生きがい。これからも 挑戦し続けたい」と話している。入場無料。9月10日まで。 認知症の母は「魅力的」 女性監督、2年半追い映画化 朝日新聞 2012 年 8 月 23 日 作品について語る関口祐加監督=横浜市 ドキュメンタリーの監督が、認知症が進む自分の母の日常を2 年半にわたって追った映画「毎日がアルツハイマー」が公開され ている。 「しっかり者」だった母はいま、日常生活すらままならな い。それでも監督は、母が「魅力的にさえ映る」と言う。 映画を撮ったのは、20代からオーストラリアを拠点にドキュ メンタリー映画を制作してきた関口祐加さん(55)。母宏子さん (81)の認知症を機に息子(12)を同国の元夫に託し201 0年1月に帰国。横浜市で宏子さんと暮らす。 約30年ぶりに同居した母はまるで別人だった。関口さんの知る宏子さんは良妻賢母そ のもの。自己主張はせず陰から夫を支え、冗談一つ言わず、家の中はいつもきれいにして いた。 体内時計整えるたんぱく質…京大教授ら特定 読売新聞 2012 年 8 月 24 日 体温が下がると合成される「CIRP」というたんぱく質が、脳と全身に別々に存在す る体内時計を調和させていることを、藤田潤・京都大教授とスイス・ジュネーブ大の研究 グループが突き止めた。 このたんぱく質を利用すれば時差ぼけや、高血圧、夜間頻尿など体内時計にかかわる病 気の治療に役立つ可能性がある。24日の米科学誌サイエンス電子版で発表する。 体内時計の中枢は脳にあり、光の刺激を受けて睡眠や体温などの昼夜のリズムを作り出 す。一方、各臓器にも固有の体内時計があり、細胞増殖などのリズムを作っているが、全 身の時計がどのような仕組みで脳と連動しているかは不明だった。 グループは、マウスの臓器の温度が脳からの指令によって1日に2~4度も変化するこ とに注目。34~38度の範囲で温度を変えて細胞を培養し、変化を調べた。その結果、 34度近くまで温度が下がるとCIRPができ、細胞の時計は強いリズムで動き出したが、 CIRPがないと十分なリズムができなかった。 子どもの終末期医療指針が完成 読売新聞 2012 年 8 月 23 日 日本小児科学会は、生命維持治療の差し控えや中止も選択肢とする、子どもの終末期医 療指針「重篤な疾患を持つ子どもの医療をめぐる話し合いのガイドライン」をまとめた。 子どもや父母、医療スタッフらが、本人の気持ちや利益を最優先し、納得のいく話し合 いを進められるよう作成した。方針決定までの流れを示した図や、段階ごとの意思決定が 適切かどうか判断するためのチェックリストなどを設けている。 子どもは個人差が大きいため一律な基準作りは困難だとして、終末期の定義や、差し控 えや中止の具体的な基準を決めることはしなかった。 昨年2月に指針案を公表し、寄せられた意見をふまえて完成。日本小児科学会のホーム ページで読むことができる。 「早寝早起き朝ごはん」+「朝うんち」 学校でトイレを我慢しない 産経新聞 2012 年 8 月 22 日 フラットなシートに足の目印を付けたことで失敗が少な く掃除しやすくなったトイレ(岩手県遠野市立土淵小学 校提供) 快眠・快食・快便は健康の基本として、「早寝 早起き朝ごはん」に「朝うんち」の標語を追加し、 生活指導に取り組む小学校がある。自宅の洋式ト イレに慣れた子供たちは小学校の和式トイレに 慣れず、排便を我慢しがち。良い排便習慣の確立 には家庭だけでなく学校の努力も欠かせない。 (村島有紀) オープンに指導 「学校で排便を我慢しなくなったことで、勉強に集中し、給食もたくさん食べるように なった」と、岩手県遠野市土淵町の市立土淵(つちぶち)小学校(児童数82人)の中村 説子校長は話す。 昭和53年築の校舎にあるトイレは和式。タイル貼りの床は汚れがたまりやすく、なか なか臭(にお)いが取り切れない。 そのため、 「小学校のトイレぴかぴか計画」のCSR(企業の社会的責任)活動を行う小 林製薬(大阪市中央区)から2年前、洋式トイレと床面シートを寄贈してもらった。これ に合わせ、排便習慣を確立するため、「早寝早起き朝ごはん」国民運動に「朝うんち」を追 加。児童の健康調査に「朝の排便」の欄を加えたほか、登校後に「うんちをしましたか」 など担任らがオープンに指導を開始。朝の排便がなかった児童には「いつ行ってもいい」 と、トイレに行きやすい雰囲気をつくった。恥ずかしがっていた児童も、やがて「今日は しました」 「まだ、していません」とはっきり答えるようになり、周囲から冷やかしを受け ることもなくなった。 和式が苦手 なぜ、子供たちは学校で排便を我慢するのか? 小林製薬が6月、小学生の保護者412人にインターネットで調査したところ、46・ 1%が「我慢したことがある」と答えた。理由として、「恥ずかしい」(53・7%)、「和 式トイレが苦手」 (35・3%)、 「トイレが臭(くさ)い」(27・9%)など心理面と環 境面の両方が挙がった(複数回答) 。 一方、生活習慣では排便について、毎日が51・7%、週5~6回が29・1%で、8 割がほぼ毎日。しかし、週3~4回が16・5%、週1~2回以下も2・6%おり、排便 に問題があるケースも少なくないと推測される。 また、和式しかない小学校が11%あった。トイレ環境の改善に取り組むNPO日本ト イレ研究所(東京都港区)の加藤篤(あつし)代表理事は「学校では和式と洋式の両方あ る方がいい。学校でうんちをすることは恥ずかしくないと伝えることも大切。食育ととも に排便についても家庭と協力して取り組む必要がある」と指摘する。 子供に多い直腸性便秘 「排便外来」のある、さいたま市立病院(さいたま市緑区)の中野美和子・小児外科部 長によると子供に多い排便障害は、直腸に便がたまる「直腸性便秘」だ。 排便を我慢し、便がたまりすぎると、子供は「痛い」という恐怖感などで自力で出せな くなる。たまった状態に慣れると直腸の感受性が低下し、より便意を感じにくくなる悪循 環に陥る。さらに、悪化すると肛門から便がこぼれ落ちる便失禁を起こすこともある。 排便障害がある児童の場合、和式トイレは苦手▽便が漏れたときに着替えが必要▽便意 が突然起こり、我慢が難しい-などの問題があり、小学校入学以降に症状を悪化させやす いという。 中野部長は「排便異常はいつの間にか進行するため、自分では気づかない。気づいても 大人には知られたくなくて隠すこともある。排便の自己管理ができるまでは、学校を含め て周囲が環境を整えることが大切」と話している。 FM補聴システム貸出枠10台に拡大…静岡 読売新聞 2012 年 8 月 24 日 静岡県は23日、今月から始めた軽度・中等度の難聴児へのFM補聴システムの無料貸 し出し事業について、貸出枠に5セットを追加し、10セットにすると発表した。希望者 が多かったためで、県こども家庭課は「ニーズによっては今後、さらに貸し出し台数を増 やす可能性もある」としている。 FM補聴システムは、FM電波を利用して話し手の声を送信機から発信、聞き手の補聴 器に接続した機器で受信するシステム。従来の補聴器に比べ、大幅に授業が聞き取りやす くなるという。 県が募集を始めたところ、教員や保護者から「どういうものか」「貸し出しの延長は可能 か」といった問い合わせが相次ぎ、希望者が5人を超えたという。 貸し出しは9月から。対象は、両耳の聴力が30デシベル以上、70デシベル未満で、 医師の診断により、FM補聴システムが必要とされた難聴児(18歳未満) 。貸出期間は原 則6か月以内。 申し込み、相談窓口は県乳幼児聴覚支援センター(054・247・6111)。受け付 けは火~木曜日のみ。 【こども流行事情】学童はさみ「メガサク」 ソニック 産経新聞 2012 年 8 月 22 日 学童はさみ「メガサク」 「牛乳パックも簡単に切れる」と評判な学童はさみ「メガサク」。コ ンパスを製造するソニック(大阪市生野区)が開発。今年2月の発売 以来、約10万本を売り上げ、テレビや雑誌に取り上げられるなど大 きな反響を呼んでいる。 従来のはさみと異なるのは、切れ味の良さだ。小学校では図工の授 業などで牛乳パックを切ることがあるが、子供の力では刃先を使った 細かな切り方は難しい。紙が厚いうえ、表面がつるつる滑るからだ。 メガサクは、紙に食い込みやすい刃の角度を追求し、子供の力でも2 枚折りした牛乳パックを簡単に切れるように仕上げた。 同社の夫津木良介マネジャーは「学校に出入りするうちに、『はさみ が使いにくい』という話を聞いて開発に取り組んだ。牛乳パックはも ちろん、段ボールやペットボトルも切りやすいです」と話している。 〈メモ〉右利き用は青とピンクの2色。左利き用は黄色のみ。420円。今年度キッズ デザイン賞受賞。 不審者:マヨネーズかけたり「リボン見せて」…札幌で出没 毎日新聞 2012 年 08 月 23 日 22日午後8時50分ごろ、札幌市西区西町北のマンション駐車場で、西区の高校3年 の女子生徒(17)が、背後から男に「制服のリボンを見せてください」などと声をかけ られた。断ると男は腹を殴り逃走した。女子生徒にけがはなかった。札幌西署は男の似顔 絵を公開し、暴行容疑で調べている。 札幌市内では4月〜6月に、女子中高生がマヨネーズなどの調味料をかけられる事件が 12件起きており、同署は犯行現場の防犯カメラの映像と、被害者の目撃情報から今回の 暴行事件の犯人と同一犯の可能性が高いとみている。 同署によると、男は30〜35歳くらい、身長約165センチ、黒のリュックサックを 背負っていた。 同市内では、同じ中高一貫校の女子生徒が「リボンを見せて」と言われるケースが今年 3〜8月に、今回の事件を含め計5件発生。6月18日には、女子生徒が声をかけられた 数分後に、別の女子生徒がマヨネーズをかけられたという。 情報は同署(011・666・0110)へ。 【遠藤修平】 靴フェチ男出現!履いていたパンプス強奪 サンケイスポーツ 2012 年 8 月 23 日 まいど、まいど登場する女性の敵。今度はナニワの街に靴だけを狙う“変態靴フェチ男” が出現した。夏はパンプス、冬はブーツ。大阪府警がこのふざけた犯罪者を追っている。 22日午前0時ごろ、大阪府高槻市東上牧の住宅街で、帰宅途中の女性会社員(40) が、後ろからきた男に押し倒された。男は女性が履いていた黒のパンプスを左足から奪い 取り、走り去ったという。女性は転んだ際、左ひじに軽傷を負い、高槻署が強盗致傷事件 として捜査している。 高槻署によると、女性は阪急電鉄京都本線の上牧駅で下車、帰宅のために歩いていた。 足音が近づいてきたため、危険を感じて振り向くと、約10メートル先から男が突進して きたという。 女性は勇敢にも折りたたみ式の日傘を振り回し、 「何すんの!!」と威嚇したが、筋金入 りの“変態靴フェチ男”はひるむこともなく、そのまま女性にタックル。尻もちをつかせ て、両足のパンプスに手を伸ばしてきた。 女性がなおも日傘を振り回して抵抗すると、圧倒されたのか、左足のパンプスのみ奪い 取って逃走した。犯行中は終始無言だったという。 高槻署によると昨年7月以降、同市真上町、安岡寺町など、JR東海道本線北側の各所 で、女性の靴強奪事件が7件続いており、今回で8件目。深夜帯に1人で歩いている女性 を襲い、夏場はハイヒールやパンプス、冬場はブーツが奪い取られている。 靴の種類や形状には一貫性がなく、色も白色、黒色、茶色、灰色とさまざま。また襲わ れた女性の年齢層は20~40代で、服装もスカート、キュロット、ズボン姿とまちまち なため、純粋な“変態靴フェチ男”の可能性が高く、高槻署は同一犯の犯行とみて捜査し ている。 22日に東上牧で黒のパンプスを奪った男は、身長約1メートル65、野球帽のような 帽子を被り、年齢30代ぐらいだったという。 明治学院大生、98円飲料盗み警備員踏みつける 読売新聞 2012 年 8 月 24 日 神奈川県警旭署は23日、横浜市旭区の明治学院大学2年の男子学生(19)を強盗致 傷容疑で逮捕した。 発表によると、男子学生は22日午後5時55分頃、同区中白根のスーパーで紙パック のジュース(98円)を万引きし、万引きに気づいた男性保安員(38)と男性警備員(5 4)が男子学生を呼び止めたところ、保安員を踏みつけるなどの暴行を加え肋骨を折る重 傷を負わせた疑い。警備員は胸を打撲する軽傷を負った。男子学生は逃走したが、スーパ ーに残されていた自転車から男子学生を割り出したという。 調べに対し、男子学生は「お金を払いたくなかった」と話しているという。 このマンガがすごい 1 位の『花のズボラ飯』、実写ドラマが 10 月から放送開始! マイナビニュース 2012 年 8 月 26 日 「このマンガがすごい! 2012 年版 オンナ編」で堂々の 1 位を獲得した『花のズボラ飯』が実写ドラマ化され、2012 年 10 月から MBS・TBS 深夜枠で放送されることが発表 された。 同作は、単身赴任となり悠々自適なひとり暮らしをはじ めた主婦・駒沢花の「ズボラ飯」生活を描いたグルメ漫 画。「ズボラ飯」は、「ひとりで作ってひとりで食べる、 簡単な手抜き料理」という意味で、1 話に 1 品以上登場 する「ズボラ飯」の料理描写、ご飯を食べる時の花の表 情が妙に食欲をそそることでも話題となっている。 原作は、グルメ漫画『孤独なグルメ』(作画:谷口ジロー) などを手掛けた久住昌之。『孤独なグルメ』に続いての 映像化に、久住は「 『花ズボ』も!? もーホントどーなっ ちゃってるのって感じデス…」と少々困惑気味のようだ。 一方、作画を担当した水沢悦子は、この作品が作画デビ ュー作。 「花がドラマ化ですって!? 花がテレビに出ちゃ うなんて!! みなさん、これは大変なことですよ? あのコ マは再現されるのかしら…あのシーンはテレビ的に大丈夫かしら…とにかくもう、なんか ソワソワしすぎでおめでとうございます!! ありがとうございます!!」と感動しきりの様子だ った。 『花のズボラ飯』は今年 3 月に発売された第 2 巻と合わせて 50 万部を突破し、現在日本全 国で「ズボラ飯」ブームを巻き起こしている。気になるドラマのキャストや放送時間帯な どは近日中に発表される予定。 (C)久住昌之・水沢悦子(エレガンスイブ)2010 /「花のズボラ飯」製作委員会 2012 月刊情報誌「太陽の子」、隔月本人新聞「青空新聞」、社内誌「つなぐちゃんベクトル」、ネット情報「たまにブログ」も 大阪市天王寺区生玉前町 5-33 社会福祉法人大阪手をつなぐ育成会 社会政策研究所発行