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8 - 注 意
8 8.2 各装置の説明 装置説明 2 リービングウインチ用ガイドシーブ - 注 意 ・リービングウインチは物を吊上げる用途には使用できません。 ・ロープ張力が無い状態で巻取りを行うと乱巻きになります。 ・エンジン回転数でロープスピードが変化します。操作はアイドリングで行ってください。 ・吊荷支持ロープに衝撃を掛けないでください。油圧モータやロープ等が破損します。 本機は吊荷支持ロープの繰り出し装置にリービングウインチを使用できます。 上部フレーム前部に取付けたガイドシーブを使用し、吊り荷との間に6本掛けまで掛け回しができま す。操作は運転室の操作パネルスイッチにより行います。 使用ロープ:φ 8 / IWRC6X WS(26) / 250m 部品番号:EDC0147 注:6章のワイヤロープ点検の項を参考に毎日点検してください。 80 80 80 mm 30 mm ワイヤクリップ 4ケ 締付けトルク:17Nm シンブル リービングウインチ シャックル 正しい方法 ガイドシーブ 誤った方法 吊荷支持ロープ 32-432-003.0JR0S 0505 1/ ) 8.2( 2-1 1 8 8.3 起伏補助ロープ 段取作業 3 起伏支持ロープの取付け 本機には吊荷が作業半径を超えて振出さないよ うに作業半径を決まった位置で停止する補助ロー プを取付けできます。 - 警 告 起伏ロープが損傷により切断した場合は衝撃 により補助ロープが破損しブームが落下した り、機械が転倒することがあります。起伏 ロープは「ロープの点検」の項を参照し、常 に点検してください。 使用条件 補助ロープの使用は下記の条件でのみ使用でき ます。 ブーム長さ 36.55m 45.70m リンク 補助ロープ 36.55mブーム 指定最大作業半径 28m 34m 指定最大作業半径 28m - 注 意 ・リンクと補助ロープは指定作業範囲以外で 使用する場合は取外してください。 ・補助ロープ付きの作業では、補助ロープが ブーム起伏ロープの代わりに荷重を受け持つ と過負荷防止装置が正常に働かなくなりま す。起伏の下げ操作は指定最大作業半径以内 で行ってください。(過負荷防止装置には作 業半径制限機能があります。過負荷防止装置 の取扱説明書を参考に設定してください。) ・補助ロープ付きで、掘削作業および、掘削 モードでの作業は行わないでください。 ・起伏ロープが弛んだ状態で補助ロープにて ブームを保持した状態ではクレーンとして使 用することはできません。 34-124-001.0JR0S 0506 1/ ) 8.3( 2-1 4 45.70mブーム 指定最大作業半径 34m 8 段取作業 8.3 起伏補助ロープ リンク 補助ロープの取付け ロープ 1 ) ブームおよび支持ロープを指定の長さに組立 てます。 7.05m 締付けトルク(上下共) M12:60∼64N・m(6.1∼6.6kgf・m) 二重ナット 2)補助ロープを組立てます。 ボルト 3 ) ブライドルリンクのサポートピンを取外しま す。 ボルト ワッシャー + サポートピンは、分解、組立て時のみ使用し、 クレーン作業時および輸送時は取外してくださ い。 リンク 4)ブライドルに補助ロープを取付けます。 ブライドル 補助クレーン 補助ロープ ピン 割ピン 34-124-001.0JR0S 0506 8.3(2/4) ピン 8 段取作業 8.3 起伏補助ロープ 5 ) 補助ロープの金具部分を補助クレーンで支持 補助クレーン しながらブームを引き起こします。 高所作業車 6 ) 高所作業車を使用し、補助ロープのリンク部 分をガントリヘッドと接続する。。 ピン ボルト 二重ナット 補助ロープ 補助クレーン リンク ガントリヘッド 7 ) 補助ロープを取外す場合は逆手順で外しま す。 ・補助ロープを外した時はブライドルにス ペーサを取付けてください。 スペーサ 補助ロープ 補助ロープ無し ボルトにロックタイトを 塗布してください。 締付けトルク :288∼312N・m ブライドル 34-124-001.0JR0S 0506 3/ ) 8.3( 2-3 4 8 段取作業 8.3 起伏補助ロープ 8) 過負荷防止装置のカーブ選択を行います。 ・補助ロープ付きの作業では、過負荷防止装 置のカーブ選択を「ヘビートップクレーン (ブライドル固定)」を選択してください。 カーブの選択は別冊の「SML-10」取扱い説明 書の操作方法の項を参照してください。 カーブ番号ラベル 1 : ヘビートップクレーン (ハンガ付) 2 : ヘビートップクレーン (ハンガ無) カーブ No. 3 : ライトトップクレーン (ハンガ付) 4 : タワー 5 : ヘビートップクレーン (ブライドル固定) LMI-545 9 ) 過負荷防止装置のアタッチメント自重補正を 行います。 ・アタッチメント自重補正は、別冊の「S M L 1 0 」取扱い説明書の自重補正の項を参照し てください。 + 自重補正を行っても表示重量がずれている場合 は作業を中止し、弊社サービス工場に連絡し、 調整を受けてください。 34-124-001.0JR0S 0506 8.3(4/4)