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第3次佐野市行政改革大綱

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第3次佐野市行政改革大綱
第3次佐野市行政改革大綱
平成26年3月
佐
野
市
目
1
次
効率的な行政経営の推進と質の高いサービスの提供
(1)行政評価システムを活用した事務事業の見直し ……………………………………………… 1
(2)民間活力の活用の推進 …………………………………………………………………………… 2
(3)公共施設の計画的見直し ………………………………………………………………… 3 ~ 4
(4)入札・契約制度・公共工事の適正化 …………………………………………………… 4 ~ 5
(5)地方公営企業・外郭団体のあり方等の見直し ………………………………………… 5 ~ 6
(6)組織・機構の見直し ……………………………………………………………………………… 6
(7)質の高い窓口サービスの提供 …………………………………………………………………… 7
(8)電子化及び情報公開の推進 ……………………………………………………………… 8~10
2
市民との協働によるまちづくりの推進
(1)協働の理解促進と市民力・地域力の向上 …………………………………………… 11~12
(2)市民活動団体への支援と連携強化 …………………………………………………… 12~13
(3)地域自治組織の確立 …………………………………………………………………………… 14
3
持続可能な財政運営の推進
(1)持続可能な財政運営の確立 …………………………………………………………… 15~16
(2)補助金等の見直し ……………………………………………………………………………… 17
(3)使用料・手数料の適正化 ……………………………………………………………… 17~18
4
職員の育成と適正な人事管理
(1)人材育成と職員の意識改革 …………………………………………………………………… 19
(2)人事管理の適正化 ……………………………………………………………………………… 20
1
効率的な行政経営の推進と質の高いサービスの提供
(1)行政評価システムを活用した事務事業の見直し
改革改善項目
ス
取り組みの内容
効率的・効果的な行政経営を推進し、市民への説明責任を果たすため、事務
事業の検証・評価を実施し、事務事業の有効性や効率性を向上させます。
・事務事業評価
全事務事業評価を実施し、統廃合を含めた事務事業の改革改善と予算への反
映を図ります。また、外部評価を実施して事務事業の見直しを進めます。
①
行政評価システムの
活用
・施策・基本事業評価
総合計画に定められた目標を達成するための取り組みを行います。
・組織目標管理制度の充実
総合計画の施策・基本事業目標から各課・係の目標設定が連動できるよう継
続して支援を行います。
ケ
ジ
ュ
ー
ル
26 年度
27 年度
28 年度 29 年度
事務事業
評価
→
→
→
→
→
→
→
→
→
主
管
課
→
施策・基本
事業評価
行政経営課
→
組織目標
管理制度
の充実
→
新庁舎で執務を行う全ての課にファイリングシステムを導入します。「文書
の共有化」「不要書類の削減」「検索性の向上」を図るため、統一的な文書管
理方式の構築を目指します。
②
ファイリ
ングシス
テムの
導入
→
ファイリングシステ
ムの導入・維持管理
行政経営課
ファイリングシステム:作成・取得した文書をフォルダと呼ばれる紙製の容器
にはさみ、専用のキャビネット等で組織的に保管する文書管理方式
-1-
ファイリ
ングシス
テムの
維持管理
→
→
→
(2)民間活力の活用の推進
改革改善項目
① 指定管理者制度の効
率的・効果的な運用
② スクールバス運行事
業の全面民間委託
ス
取り組みの内容
26 年度
指定管理者制度を導入している公の施設について、その導入効果の検証等を
効果等の
行うとともに、検証結果等を踏まえた協定内容の見直しを実施し、より効率的・ 検証及び
見直し
効果的な制度の推進を図ります。
ケ
ジ
27 年度
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
主
管
課
→
→
→
行政経営課
→
→
→
教育総務課
→
→
クリーン推進課
→
→
→
道路河川課
→
→
→
政策調整課
→
スクールバス運行事業については、現在8路線中3路線を市直営で行ってい
ます。5路線について民間に委託して運行していますが、平成26年度から全
路線について民間委託による運行を実施します。
スクール
バス運行
事業の
全面民間
委託実施
→
③ ごみ収集・運搬事業
におけるごみ収集委
託の拡大
④ 市道及び認定外道路
の維持補修作業の委
託
現在、佐野地区の燃えるごみの収集の一部、田沼・
地区の燃えるごみの
収集、佐野・田沼・
地区の燃えないごみ、資源ごみ等の収集について、民
間に業務を委託しています。
現行の委託契約が平成28年3月31日で終了するため、新規委託契約に向
け民間への業務委託の拡大について検討します。
道路維持作業及び修繕作業の民間委託の拡大を検討します。また、道路パト
ロールの民間委託について、他市の状況等を調査・研究し、今後の方向性を検
討します。
委託計画
の検討
→
民間委託
拡大の
検討
→
業務委託
の拡大
→
新たな民間活用の手法としてPFI事業の導入について検討します。
⑤ PFI事業の活用
PFI(プライベート・ファイナンス・イニシアチブ):公共施設等の建設・維持
管理・運営等を民間部門(プライベート)の持つ経営ノウハウや資金(ファイ
ナンス)を活用することで、低廉かつ良質な公共サービスを提供することを目
的とした新しい公共事業の手法です
-2-
PFI事
業に関す
る情報の
収集と
検討
→
(3)公共施設の計画的見直し
改革改善項目
ス
取り組みの内容
市有施設の適正配置や効率的な管理運営を行うため、市有施設マネジメント
の全体方針となる「市有施設のあり方」について検討します。
また、市有施設庁内見直しについては事務事業評価システムとの連携を図り
ながら引き続き取り組みます。
ジ
ュ
ー
ル
26 年度
27 年度
市有施設
のあり方
検討
→
→
→
28 年度 29 年度
存続・統廃
合等の方
向性明示
→
→
→
→
→
→
主
管
課
→
所管課に
よる改善
を求めた
施設の
検証
① 市有施設のあり方
検討及び見直しの
推進
ケ
→
→
改善を求
める施設
の再検討
行政経営課
財産管理課
→
佐野市市有建築物保全方針に基づき策定した維持管理マニュアルにより、施
施設管理
設管理者の毎月点検実施による不具合の早期発見、早期対処に努めます。また、 者による
毎月点検
修繕のためのスケジュールを策定し、特定設備の効率的な修繕を図り、施設の
の実施
適正な維持管理と長寿命化に努めます。
→
→
② 市有建築物の保全
修繕スケ
ジュール
の策定
財産管理課
→
→
水道施設
配置計画
策定
→
→
→
③ 水道施設配置計画の
見直し
水道施設が効率よくなるよう水道施設配置計画を策定し、今後行う耐震、更
新作業の無駄を省き、維持管理費の削減に努めます。
→
-3-
水道局工務課
改革改善項目
ス
取り組みの内容
26 年度
農業集落排水事業について、処理場を廃止し、公共下水道へ接続、統合する
ことにより維持管理経費を削減します。
ケ
ジ
27 年度
接続替条
件の整理、
既存施設
の在り方
検討
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
→
→
→
→
主
管
課
→
下水道事
業認可、既
存管渠
修繕
④ 農業集落排水の統合
下水道課
→
公共下水
道への接
続・供用開
始
→
(4)入札・契約制度・公共工事の適正化
改革改善項目
① 入札・契約制度の
検討
ス
取り組みの内容
26 年度
・電子入札を含め、時代に沿った入札制度の検討をします。
・最低制限価格、低入札調査基準価格の算出基準を見直し、地域経済の活性化
や雇用環境の改善に努めます。
・総合評価落札方式や工事成績評定結果活用型による入札を活用し、高い技術
力と地域の発展に対する強い意欲を持つ業者が成長できる環境を整備します。
・契約事務を見直し、事務の執行体制を整備強化するとともに、事務の簡素化、
合理化を図ります。
入札制度
の改善
→
総合評価
落札方式
等入札の
活用
ケ
ジ
27 年度
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
→
→
→
→
→
→
→
→
→
→
契約事務
見直し・調
査研究
→
-4-
主
管
課
契約検査課
改革改善項目
② 公共工事のコスト構
造改善
ス
取り組みの内容
26 年度
平成23年度に策定した「佐野市公共事業コスト構造改善プログラム」に基
づき、平成26年度までの公共工事のコスト縮減に努めます。また、国や県の
対策を踏まえながら今後の対応を検討し、公共工事の更なるコスト縮減に努め
ます。
ケ
ジ
ュ
ー
27 年度 28 年度
ル
29 年度
主
管
課
公共工事
のコスト
縮減
→
契約検査課
プログラ
ム見直し
検討
→
→
→
→
→
③ 占有者との共同工事
道路交通への障害や道路の不経済な損傷等を防止するため、老朽化等により
損傷の著しい舗装道路に関して水道や下水等の道路占用に伴う舗装復旧工事に
併せて、占用者(下水道、水道)と共同で舗装修繕工事を行い、経費の削減に
努めます。
占用者の
舗装本復
旧に合わ
せた共同
工事
→
道路河川課
→
(5)地方公営企業・外郭団体のあり方等の見直し
改革改善項目
ス
取り組みの内容
26 年度
指定管理者の指定による後半期間の長期収支計画について、現行の経営状況
を踏まえた業務内容に見直しを行うとともに、病院機能のあり方も含めて、経
営改善のための方策を指定管理者と連携、協議しながら取り組んでいきます。
また、施設整備を計画的に行うことで、より質の高いサービスの提供を図り、
経営基盤の強化に取り組みます。
ケ
ジ
27 年度
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
主
管
課
長期収支
計画及び
業務内容
の見直し
→
① 市民病院の安定経営
市民病院管理課
市民病院
施設整備
→
-5-
→
→
→
改革改善項目
② 土地開発公社の経営
健全化と今後のあり
方検討
ス
取り組みの内容
公社保有地の計画的な買戻しを進め、経営健全化に努めるとともに、借り入
れをしていない保有地については、短期貸付等により土地の有効活用を図りま
す。また、今後の公社のあり方等について検討します。
ケ
ジ
26 年度
27 年度
経営健全
化とあり
方の検討
→
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
→
→
主
管
用
地
主
管
課
課
→
(6)組織・機構の見直し
改革改善項目
① 組織・機構の見直し
ス
取り組みの内容
26 年度
行政課題に戦略的に対応する組織づくりを目指すため、総合計画後期基本計
画の施策体系との整合性のある見直しを行います。また、市民主体のまちづく
りの実現を目指し、市民力の向上と地域自治組織の確立に向けた効果的な組織
体制とします。さらに、効率的な行政経営に対応する行政組織のスリム化をよ
り一層推進し、職員の能力を最大限に発揮し、質の高い市民サービスが提供で
きるコンパクトで機動性を持った組織機構とします。
-6-
組織・機構
の見直し
→
ケ
ジ
27 年度
→
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
→
→
課
行政経営課
(7)質の高い窓口サービスの提供
改革改善項目
ス
取り組みの内容
ケ
ジ
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
主
管
課
26 年度
27 年度
窓口業務
延長、休日
窓口の
実施
→
→
→
行政経営課
関 係 課
→
→
→
佐野総合窓口課
→
→
→
佐野総合窓口課
毎週水曜日・金曜日に、11 の課で、午後7時まで時間を延長して窓口業務
を行います。また、3月の最終日曜日、4月の第1日曜日及び毎月第4日曜日
の午前9時から午後1時まで休日窓口を開設し、市民の利便性向上に努めます。
① 窓口業務の時間延長
と休日窓口の実施
② 自動交付機による証
明書の発行
③ 住民票等諸証明のコ
ンビニ交付の検討
(平成26年4月時点)
【窓口延長実施課】
市民税課、収納課、佐野総合窓口課、田沼総合窓口課、
総合窓口課、障が
い福祉課、こども課、保育課、医療保険課、いきいき高齢課、介護保険課
【3月の最終日曜日・4月の第1日曜日の休日窓口実施課】
佐野総合窓口課、こども課
【毎月第4日曜日の休日窓口実施課】
収納課、佐野総合窓口課
自動交付機の利用を促進するため、印鑑登録証への暗証番号登録を市民の方
に勧めます。
→
暗証番号
登録の
推進
【印鑑登録者に占める暗証番号登録割合の目標】
平成26年度末
34%
平成27年度末
37%
平成28年度末
40%
平成29年度末
43%
→
市民の利便性を図るため、社会保障・税番号制度を活用した住民票等証明書
のコンビニエンス・ストア交付の導入を検討します。
コンビニ
交付の
導入検討
→
-7-
(8)電子化及び情報公開の推進
改革改善項目
ス
取り組みの内容
市民が窓口まで出向かなくても自宅や会社のパソコン等から各種申請・届出
ができるよう電子化を進めます。このため、市民ニーズにあった利便性や経済
性に優れたシステムの導入に向けて検討します。また、施設使用料の支払いが
インターネット上でできる公共施設・予約システムの導入を検討します。
① 電子申請システムの
導入
ジ
26 年度
27 年度
電子申請
システム
の調査・
研究
→
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
→
→
組織横断的な利用や情報共有により、業務効率化を進めていくとともに、W
ebGISの活用により、位置情報に付随した行政情報や地域情報の提供を検
討します。
市民からの位置情報に付随した情報提供を受けて業務に活用し、統合型地理
情報システム(GIS)に情報を蓄積します。また、共有可能な情報は庁内で
共有します。
WebGIS:インターネットで利用可能な地図情報システム
-8-
統合型地
理情報シ
ステムの
活用
→
管
課
行政経営課
→
→
→
→
→
→
→
市民への
地図情報
提供の
検討
主
→
→
電子決済
の検討
② 地理情報システム
(GIS)の活用
ケ
行政経営課
→
→
→
改革改善項目
ス
取り組みの内容
26 年度
大規模な災害発生時に行政機能を維持することができるようデータの保全、
業務継続を重視した災害に強い情報システムの運用を目指し、新庁舎を情報拠
点として整備します。
・情報システムの「所有」から「利用」への転換に向けたクラウド化を検討し
ます。
・情報システムの最適化を進めるとともに、サーバの仮想化を検討し、業務処
理負担軽減による事務の効率化、経費の削減に努めます。
・クラウド化が有効であり、利用可能なシステムは、万全なセキュリティ対策
を施してクラウドコンピューティングを進めます。
③ 情報システム及びネ
ットワークの見直し
クラウド化:ソフトウェアやデータ、あるいはそれらを提供するための技術基
盤(サーバなど)をインターネットなどのネットワークを通じて必要に応じて
利用者に提供するサービスで、専門の事業者が提供するクラウド化上に自社の
システムを構築して従来システムから移行すること
サーバ仮想化:1台のサーバコンピュータを複数台の仮想的なコンピュータに
分割し、それぞれに別のOSやアプリケーションソフトを動作させる技術
クラウドコンピューティング:従来は手元のコンピュータで管理・利用してい
たようなソフトウェアやデータなどのネットワークを通じてサービスの形で必
要に応じて利用する方式
-9-
業務継続
計画に対
応したイ
ンフラ
整備
ケ
ジ
27 年度
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
→
→
→
→
→
→
→
→
→
主
管
課
→
サーバ室
構築とク
ラウド化、
サーバの
仮想化
→
ネットワ
ーク構築
→
行政経営課
改革改善項目
④ 水道管路情報のシス
テム化
ス
取り組みの内容
旧市町ごとに管理されていた紙ベースの管路情報をデータの一元化及び電子
化することにより、事務の効率化を図ります。また、統合型GISにレイヤー
を載せることで、全庁的な活用を図ります。
⑥ 広報活動の充実
ジ
ュ
ー
ル
27 年度
システム
の活用及
び更新
→
→
→
28 年度 29 年度
→
→
→
主
管
課
水道局工務課
→
更新:新規の水道管布設工事や布設替工事及び給水装置工事等のデータ入力
パブリック・コメント制度の活用により、市民の市政や施策等の意見を聴き、
開かれた市政を推進するとともに、さらなる制度の周知に努め、適正な運用と
制度周知
透明性の向上を図ります。また、パブリック・コメントに関する講座の開催等
→
を検討します。
⑤ パブリック・コメン
ト制度の活用
ケ
26 年度
・「広報さの」、「ホームページ」、「フェイスブック」、「ツイッター」
への掲載
・「テレビ広報さの」で放映
・所管課、情報公開窓口、田沼・
行政センターでの閲覧
・各報道機関への情報提供
より市民に見やすい、分かりやすい広報紙となるよう、紙面構成の工夫や見
直しを行います。
また、市民の情報収集の方法は、世代やライフスタイルに応じてさまざまで
あるため、ホームページの充実やフェイスブックなどを活用した情報の提供に
ついて継続的な改善に努めます。さらに、情報の更新、追加、削除など迅速、
的確な情報提供を行います。
政策調整課
講座の開
催等の
検討
→
→
→
→
→
→
紙面の
継続的
見直し
→
情報提供
の継続的
改善
→
- 10 -
→
政策調整課
→
→
→
2
市民との協働によるまちづくりの推進
(1)協働の理解促進と市民力・地域力の向上
改革改善項目
① 市民協働啓発推進
事業
ス
取り組みの内容
・市民に対する情報紙、ホームページやケーブルテレビ等への情報提供を通じ、
情報の発信を行います。
・協働やNPOに関する相談業務を継続し、さらに協働の相手との連携が図れ
るよう支援します。
・協働の理解や協働への行動に誘導するための講演会や講座を行います。
・地区公民館等への情報紙の配布などを通して、情報の提供を継続するととも
に、活動の場としての利用を促進します。
ジ
26 年度
27 年度
情報紙・ホ
ームペー
ジによる
情報発信
→
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
→
管
課
→
市民活動促進課
講演会・講
座の実施
市民協働
推進員の
設置
→
→
→
→
→
→
→
② 市民協働推進員の
設置
主
→
→
・協働事業を推進するため、各課に市民協働推進員を設置します。
・職員の協働に対する意識を高め、各課における協働事業の可能性を検討し、
協働事業の推進を図ります。
ケ
市民活動促進課
協働事業
の推進
→
→
→
→
→
防災資機材の貸与を行うモデル地区指定数を拡充し、自主防災組織の設置に
ついて、町会への働きかけを強化します。
また、町会等の要請により開催する防災講習会において、「自助」、「共助」
の重要性について啓発を図ります。
③ 自主防災組織の育成
自主防災
組織モデ
ル地区数
の拡充
→
講習会で
の「自助」
「共助」の
啓発
→
- 11 -
→
危機管理課
→
→
→
改革改善項目
ス
取り組みの内容
市民を主体としたまちづくりを推進するため、市民による検討委員会を設置
し、自治基本条例の制定に向けた取り組みを進めます。
ケ
ジ
26 年度
27 年度
検討委員
会の設置
→
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
主
管
課
→
④ 自治基本条例の制定
行政経営課
制定に向
けた取組
→
→
→
(2)市民活動団体への支援と連携強化
改革改善項目
ス
取り組みの内容
市民活動センターの情報紙やホームページによる活動団体及び協働に関する
情報の提供を継続し、その情報内容の充実を図ります。また、協働や団体につ
いての相談業務を行い、協働の相手と連携が図れるよう支援します。
協働に関する講座等を行い、市民の協働に対する理解を深めます。また、協
働への関心を持ち、興味のある活動への参加につながるよう、講座内容の充実
を図ります。
ジ
ュ
ー
ル
27 年度
情報紙・ホ
ームペー
ジの充実
→
→
→
28 年度 29 年度
→
→
→
→
→
→
→
→
→
主
管
課
→
相談業務
の充実
① 市民活動センターの
運営充実
ケ
26 年度
市民活動促進課
→
講座等の
充実
→
② 市民活動参画支援
事業の実施
市内の市民活動団体から市民活動に関する事業を公募し、さまざまな分野で
の市民活動を事業費の助成や活動の PR を通して支援します。
市民活動
参画事業
の実施
→
- 12 -
市民活動促進課
改革改善項目
ス
取り組みの内容
26 年度
地域の公共財産に愛着と責任を持って、自分たちが利用するものは自分たち
が管理するというアドプト制度に係る指針や導入の手順書を作成します。また、 アドプト
制度の指
制度を活用した各種維持管理事業の検討、選定を行い、アドプト制度を導入し
針、手順書
ます。
の作成
③ アドプト制度の導入
アドプト:英語で「養子にする」という意味があり、公共財産の清掃などを協
定を結び地域で引き受けるといった制度です。1985 年にアメリカでハイウェ
イに散乱したゴミの清掃に市民の協力を得たことで始まり、日本でも各自治体
が様々なものを対象に導入しています
ケ
ジ
27 年度
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
主
管
課
→
→
市民活動促進課
アドプト
制度の
実施
→
→
→
→
→
環境基本計画に基づき、市民等の環境保全や創造に関する取り組みを推進す
るため、佐野市環境ネットワーク会議の環境保全活動や環境啓発活動を支援し
ます。
また、佐野市環境ネットワーク会議との協働を推進することにより、循環型
社会、低炭素社会、自然共生社会の実現、市民等への環境教育・環境学習の機
会増加を図ります。
活動支援
→
→
④ 環境ネットワークの
推進
環境政策課
循環型社会:天然資源の消費を抑制し、環境への負荷ができる限り低減される
社会を言います。ごみの3R(リディーユス(発生抑制)、リユース(再使用)、
組織自立
リサイクル(再生利用))の推進などの取り組みがあります
化検討
低炭素社会:温室効果ガスの排出を抑える社会を言います。再生可能エネルギ
→
ーの導入推進や省エネルギーの推進などの取り組みがあります
自然共生社会:人と自然との共生を目指す社会を言います。森林や里地・里山、
水辺などの自然環境の保全や、生物多様性の保全などの取り組みがあります
- 13 -
→
→
→
(3)地域自治組織の確立
ス
改革改善項目
取り組みの内容
① モデル町会支援事業
の実施
住民主体のより良い地域づくりに取り組む町会を公募し、モデル町会として
助成金の交付や活動の PR を通して支援することで、町会自らの地域づくりの
関心を高め、自主的な地域活動の促進を図ります。
② 自治会活動充実のた
めの支援
26 年度
モデル町
会の支援
→
自治会活動は最も一般的な市民活動であり、市との協働の必要性が増してい
支援事業
ます。自治会活動の充実を図るための人的及び財政的支援について検討します。 の検討
→
- 14 -
ケ
ジ
27 年度
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
主
管
課
→
→
→
市民活動促進課
→
→
→
市民活動促進課
3
持続可能な財政運営の推進
(1)持続可能な財政運営の確立
改革改善項目
ス
取り組みの内容
施策別枠配分予算編成方式を堅持し、次の水準目標の確保を図ります。
① 歳入に見合った歳出
予算構造への転換
・財政調整的基金残高について、標準財政規模の1割を確保します。
一般会計予算における財政調整基金残高の標準財政規模に対する割合
10%以上
・一般会計の市債残高について、一般会計当初予算規模以下に抑えます。
一般会計市債残高の一般会計予算規模に対する割合
100%以下
・実質公債費比率を適正な数値に保ちます。
実質公債費比率 10%以下
財政健全化法に基づく健全化判断比率として実質公債費比率が採用されてい
ます。
早期健全化基準が25%、財政再生基準が35%
② 市税等収納対策の推
進
収納率の維持向上のため、納税啓発を推進するとともに、滞納者との接触を
増やして納付指導を図ります。そのため、現年度課税分の未納者に対して電話
催告と臨戸訪問を実施し、未納額が少ないうちに納付を促し未納者の実態を把
握し、状況に応じた納付促進を図り、新たな滞納の発生を防止します。
ジ
ュ
ー
ル
26 年度
27 年度
財政調整
的基金
残高
→
→
→
28 年度 29 年度
→
→
→
→
→
→
→
→
→
主
管
課
財
政
課
収
納
課
→
市債残高
→
実質公債
費比率
→
電話催告
→
臨戸訪問
→
- 15 -
ケ
→
→
→
改革改善項目
ス
取り組みの内容
ケ
ジ
ュ
ー
ル
26 年度
27 年度
28 年度 29 年度
遊休財産
の処分
→
→
→
→
→
→
主
管
課
未利用地等を売却処分や貸付けを行い、自主財源の確保と維持管理費の節減
を図るとともに、市有地を民間に売却することにより得られる固定資産税や民
間活力による活性化を誘発することで財政健全化に寄与します。
③ 市有財産の有効活用
④ 節電対策の推進
・未利用となっている市有財産について公共的な利用計画を十分検討し、売却
や貸付けの可否について検証を行います。
・未利用地について、一般競争入札等により売却します。
・単独利用困難地については隣接者への売却を進めます。
・売却することのできない市有財産については、貸付けなどの有効活用を図り
ます。
電力の小売り自由化などの民間事業のメリットを活かし、コスト削減に努め
ます。
・市有施設のうち業務用電力として一般電気事業者と契約して電力の調達をし
ていた施設について、入札等により特定規模電気事業者からの調達に切り替え、
光熱水費などの維持管理経費の削減に努めます。
・デマンド監視システム等を用いながら市有施設の使用電力量のピークを抑制
し、適正な施設の維持管理に努め、エネルギーの有効活用を図りながらコスト
の削減に努めます。
財産管理課
→
特定電気
事業者か
らの電力
の調達
→
財産管理課
デマンド
監視シス
テム等に
よるコス
ト削減
→
→
→
→
→
→
→
⑤ ふるさと納税制度の
促進
イベント等でのチラシの配布や様々な広報媒体を通じ、ふるさと納税に係る
PR強化を図ります。また、コンビニエンス・ストアでの決済導入等について
検討します。
ふるさと
納税制度
普及促進
→
- 16 -
政策調整課
(2)補助金等の見直し
改革改善項目
ス
取り組みの内容
・「補助金等見直し計画書」で見直し計画策定済みの補助金等については、見
直し内容を実施します。
・補助金等見直し後の新規補助金等を含めた全ての補助金等について、「佐野
市補助金等交付基準」に照らし、新たな見直しを行います。
ケ
ジ
26 年度
27 年度
「見直し
計画書」に
基づく
見直し
→
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
→
① 各団体等に対する支
援の適正化
全補助金
等の見直
し
→
主
管
財
政
主
管
課
課
→
→
(3)使用料・手数料の適正化
改革改善項目
ス
取り組みの内容
26 年度
市民全体の負担の公平性の観点から、受益者負担の適正化に関する指針に基
づき、各担当課が所管する使用料・手数料について見直しを行います。市有施
設の使用料については、維持管理にかかわる経費削減に努めながら、見直しを
進めるとともに、減免基準の見直しを検討します。
ケ
ジ
27 年度
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
課
各所管課
による
検討
→
① 受益者負担の適正化
行政経営課
使用料・
手数料の
見直し
→
- 17 -
→
→
改革改善項目
ス
取り組みの内容
26 年度
下水道使用料について、使用料改定の必要性を検討し、下水道使用料等審議
会への諮問を行い、使用料の見直しを行います。
ケ
ジ
27 年度
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
主
管
課
下水道使
用料に関
する調査
→
下水道使
用料等審
議会、条例
改正
② 下水道使用料の見直
し
下 水 道 課
→
新 料 金
施行開始
※下水道使用料等審議会答申では、「使用料の額については概ね5年以内に
下水道財政の状況等をもとにして、改訂の必要性を検討すること」とされてい
ます。
③ 水需要の動向に応じ
た水道料金の検討
安全で安心な水の安定供給を継続できる事業経営を行うため、人口減少や節
水意識の高揚、企業等大口使用者の動向等、近年の水需要傾向を考慮した水道
料金を検討します。
→
水需要の
動向に応
じた水道
料金の
検討
→
- 18 -
→
→
→
水道局総務課
4
職員の育成と適正な人事管理
(1)人材育成と職員の意識改革
改革改善項目
① 研修体系の見直し
ス
取り組みの内容
26 年度
・平成19年3月に策定した「佐野市職員人材育成基本方針」を改訂するとと
もに、自発的な研修への参加を促す仕組みを検討します。
・地方分権社会に対応できる自律型職員を育成するため、研修内容、科目の調
査研究を行います。毎年、研修体系の見直しを行い、研修内容の充実、自発的
な研修への参加、研修機会の多様化を図ります。
ケ
ジ
27 年度
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
主
管
課
人
事
課
人材育成
基本方針
の改訂
→
研修体系、
科目の
見直し
→
→
→
→
→
→
人
事
課
→
→
→
人
事
課
→
② 派遣・研修事業の
実施
③ 職員のスキルアップ
支援
・市町村アカデミー、全国建設センター、自治大学校等の全国的な研修機関に
職員を参加させ、職員の専門的能力の向上を図ります。
・県内の市町村の研修機関(安足地区職員研修協議会、栃木県市町村振興協会
研修)に職員を参加させ、専門的能力の向上を図ります。
・国、栃木県に職員を派遣し、実務研修を行います。
合同研修
等への職
員参加、
派遣
職員の自主的なグループ研究活動及び職員の職務に関連する自己啓発活動に
対する支援の見直しを行い、制度の利用促進を図り、自主的な学習活動を積極
的に支援します。
スキルア
ップ支援
- 19 -
→
→
(2)人事管理の適正化
改革改善項目
ス
取り組みの内容
26 年度
効率的、効果的な職員の活用を図るとともに、指定管理者制度や民間委託の
推進を図るなど、定員適正化計画に沿った職員数の削減を推進します。また、
平成26年度において、新たな定員適正計画の策定を進めます。
ケ
ジ
27 年度
ュ
ー
ル
28 年度 29 年度
主
管
課
人
事
課
人
事
課
新たな定
員適正化
計画の
策定
→
① 定員適正化計画の
推進
定員適正
化計画の
推進
→
→
→
→
→
→
→
② 人事評価制度の活用
・全職員に人事評価制度を定着させ、職員の能力や特性を把握し、人材育成、
能力開発を図るとともに、人事配置等の任用管理を行います。
・より適正な評価を実施するため、評価者を対象としたレベルアップ研修の充
実を図ります。また、新採用職員を対象とした人事評価研修についても継続し
て行います。
- 20 -
制度定着、
給与等へ
の反映
検討
→
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