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公 告 - 日本年金機構
公 告 次のとおり、公募します。 平成23年6月23日 日本年金機構 理事長代理人 調達部長 竹内 孝志 1.公募内容 (1)件名 記録訂正事跡確認システムハードウェア等保守業務のサービス提供者調 査 (2)公募の目的 日本年金機構(以下「機構」という。)が保有している、記録訂正事跡確 認システムのハードウェア等保守業務のサービスを提供することができる 事業者の有無を調査することが目的である。 2.応募に必要な資格に関する事項 仕様書に定める要件を満たし、仕様書に定める応募の制限に該当しない者で あること。 3.応募における提出書類 公募内容等の条件を満たしている者は、以下により意思表示を行うこと。 (1)意思表示期限 平成23年7月4日(月)11時まで (2)意思表示先 日本年金機構調達部契約グループ (3)意思表示方法 持参又は E-mail にて提出 (4)意思表示形式 別添様式 ※本公募は調査をすることが目的であり、意思表示をした者と契約を締結する ものではない。 (担当者) 所属部署:日本年金機構調達部契約グループ 氏 名:宮田 健一 電話番号:03-5344-1100(内 4322) E-mail: [email protected] (別添様式) 日本年金機構 理事長代理人 調達部長 竹内 孝志 殿 所在地 会社名 代表者氏名 印 「記録訂正事跡確認システムハードウェア等保守業務のサービス提供者調査」 にかかる公募内容等の条件を満たす旨の意思表示について 当社は、貴機構が公募する「記録訂正事跡確認システムハードウェア等保守 業務のサービス提供者調査」について応募する旨を表示します。 また、当社は下記の記載事項について相違ないことを申し添えます。 記 当社は、公告の2.応募に必要な資格に関する事項を満たしています。 以上 (担当者) 所属部署: 氏 名: 電話番号: Fax 番号: E-mail: 記 録 訂 正 事 跡 確 認 シ ス テ ム ハ ー ド ウ ェ ア 等 保 守 業 務 要求仕様書 平 成 2 3 年 6 月 日 本 年 金 機 構 本紙余白 目 第1章 1.1 第2章 次 調達件名 ................................................................. 5 調達件名................................................................................ 5 調達目的 ................................................................. 5 2.1 はじめに................................................................................ 5 2.2 システム概要............................................................................ 6 第3章 調達概要 ................................................................. 6 3.1 役務概要................................................................................ 6 3.2 保守実施期間............................................................................ 6 3.3 成果物.................................................................................. 7 3.4 所管部署................................................................................ 7 第4章 4.1 第5章 5.1 第6章 ハードウェア構成 ......................................................... 8 ハードウェア構成概要 .................................................................... 8 ソフトウェア構成 ........................................................ 13 市販ソフトウェア構成概要 ............................................................... 13 運用/保守要件 .......................................................... 14 6.1 基本方針............................................................................... 14 6.2 役割分担/体制......................................................................... 14 6.3 保守対応時間........................................................................... 14 6.4 業務内容............................................................................... 15 6.5 機器毎の保守条件及び体制 ............................................................... 16 6.6 機器の定期点検......................................................................... 16 第7章 7.1 第8章 8.1 情報セキュリティ要件 .................................................... 17 基本方針............................................................................... 17 特記事項 ................................................................ 18 公募条件............................................................................... 18 8.2 再委託................................................................................. 19 8.3 業務に関する法規への対応 ............................................................... 19 8.4 著作権等............................................................................... 20 8.5 機密保持............................................................................... 20 8.6 遵守事項............................................................................... 21 第1章 1.1 調達件名 調達件名 記録訂正事跡確認システムハードウェア等保守業務 第2章 調達目的 2.1 はじめに 社会保険オンラインシステム(記録管理システム)においては、記録訂正業務等を実施した際の訂正理由 を登録する仕組みがなかったため、被保険者台帳とオンラインシステムに収録されている被保険者記録が相 違している場合には、記録訂正を行った年金事務所等へ照会する必要があった。 また、年金記録問題への対応として、8 億件超に上る紙台帳(マイクロフィルム及び電算システム内の磁 気ファイル等の磁気媒体のものも含む。 )とオンライン記録(基礎年金番号で管理されているものも含めた全 体の記録。 )との突合せ作業を行っており、この作業を効率的に実施するべく、年金手帳記号番号によりオン ライン記録と電子画像化した紙台帳の検索を一体的に行う機能、突合せ結果等を管理する機能を有する「年 金情報総合管理・照合システム」 (以下「紙台帳検索システム」という。 )を構築し稼働させており、紙台帳 検索システムによる年金記録に係るオンライン記録と紙台帳等の突合せ作業において、単純な突合せ作業の 結果「不一致」と判定された事案についてはその根拠について詳細な審査を実施することとしているが、そ の際には過去の記録整備の事跡を確認する必要がある。 突合せ作業を効率的に行うため、また迅速なお客様対応や効率的な記録訂正業務を可能とするため、紙台 帳検索システムから簡便に訂正事跡の確認ができるよう紙台帳検索システムと連携した記録訂正事跡確認シ ステムの再構築を行ったところである。 5 2.2 システム概要 今回調達する記録訂正事跡確認システムの構成図を図 2-1 に示す。 図 2-1 システム構成図 第3章 調達概要 3.1 役務概要 今回実施する記録訂正事跡確認システムの保守業務において必要となる役務等を以下に示す。 (1) ハードウェアの保守及び定期点検、市販ソフトウェアに係るサポートサービスの提供 日本年金機構の管理・指示のもと、対象のハードウェアの保守・定期点検及び市販ソフトウェ アのサポートサービスの提供等、システム運用に必要な支援作業等の役務を実施すること。 (2) 支援業務等の役務 受託者は日本年金機構からの問い合わせ等について速やかに対応すること。また、問い合わせ 等について迅速な対応ができるよう、十分な体制を取り、維持すること。 3.2 保守実施期間 保守実施期間:平成 23 年 10 月 1 日~平成 27 年 9 月 30 日 6 3.3 成果物 3.3.1 共通事項 指定の成果物を紙及び電子媒体(CD-R 等)により日本語で提供すること。本調達における主な成果物及び 納入時期は表の通りである。納入部数は紙媒体については指定された部数を、電子媒体については各 2 部と し、納入形式については、以下の通りとする。 (1) 紙媒体について、用紙サイズは日本工業規格 A 列 4 番を原則とするが、図表については必要に応 じて A 列 3 番を縦書き、横書きを使用可能とする。また、修正時に差し替え可能とするよう、バ インダ形式で製本すること。 (2) 電子媒体(CD-R 等)に保存する形式は PDF 形式及び Microsoft Word、Excel、PowerPoint(バー ジョン 2003)形式でそれぞれ納入すること。ただし、日本年金機構が別途形式を定めて提出を求 めた場合はこの限りではない。なお、これらの成果物については、受託者にて作成するものとす るが、成果物の記載内容等については日本年金機構と協議の上決定すること。 1 保守計画書 納入 部数 2 2 月次報告書 2 月次 3 障害報告書 2 随時 4 保守完了報告書 2 保守終了時 No 成果物 納入時期 年次 概要 定期的なハードウェア保守(定期点検・消耗品等 の交換など)について、年間の計画を策定した計 画書 保守計画書に基づいた月次の保守実績及び障 害件数等について記載した報告書 障害対応後に、障害事象・影響範囲・対処策等を 纏めた報告書 業務完了時に提出する報告書 3.3.2 ドキュメントの修正 ドキュメントの修正等があった場合は、紙については更新履歴と修正ページを、電子媒体については修正 後の全編を、速やかに日本年金機構に提出すること。 3.4 所管部署 (連絡先) 〒168-8505 東京都杉並区高井戸西 3-5-24 日本年金機構 システム運用部 システム設備運用グループ TEL : 03-5344-1100(内 3373) 7 第4章 ハードウェア構成 4.1 ハードウェア構成概要 本システムに関わるハードウェア構成を表 4-1 に、ハードウェアの詳細な構成を表 4-2 から表 4-5 に示 す。受託者は表 4-1 に示すハードウェア機器の保守業務を実施すること。 表 4-1 ハードウェア機器一覧 品名コード 品名 WEB/AP サーバ N8100-1656 Express5800/R120b-1 (4C/E5640) DB サーバ N8100-1656 Express5800/R120b-1 (4C/E5640) コールドスタンバイサーバ N8100-1656 Express5800/R120b-1 (4C/E5640) バックアップサーバ NF8100-172 iStorage NS480(6TB) ネットワーク関連 B02014-05105 QX-S5116P 基本部(AC) 電源関係 N8142-23A 無停電電源装置(1500VA)(ラックマウント用) ラック関係 N8140-92 36U ラック 共有コンソール(17 インチ LCD) N8143-69 17 インチ LCD コンソールユニット K410-119(03) スイッチユニット接続ケーブルセット(3m) 8 数量 1 1 1 1 2 4 1 1 4 4.1.1 WEB/AP サーバ詳細構成 WEB/AP サーバの詳細なハードウェア構成を、下記の表 4-2 に示す。 表 4-2 WEB/AP サーバ詳細構成 品名コード 1 N8100-1656 品名 Express5800/R120b-1 (4C/E5640) 数量 備考 1 インテル(R) Xeon(R) プロセッサーE5640 (4C/2.66GHz/12M)×1(最大 2),メモリレス,ディスクレス(2.5 型:6 ベイ),1000BASE-T×2,EXPRESSSCOPE エンジン 2 搭載,ワンタッチスライドレール添付 2 N8102-374 8GB 増設メモリボード 2 DDR3L-1333(PC3L-10600) SDRAM ECC 付 Registered (1x8GB) 3 N8103-124 増設バッテリ 1 RAID コントローラ用増設バッテリ対象コントローラ N8103-116A/N8103-117A/N8103-118A/N8103-129/N8 103-130/本体標準の RAID コントローラ 4 N8103-129 RAID コントローラ (256MB, RAID 0/1) 1 内蔵 SAS/SATA HDD 用,PCI EXPRESS 2.0(x8),LowProfile MD2/Full Height 対応 8 Port(4 x 2 コネ クタ),256MB キャッシュ,RAID0/1 5 N8104-120 1000BASE-T 接続ボード (2ch) 1 PCI(32/64bit),PCI-X(64bit),ショートサイズ Universal,1000/100/10,最大 4 枚まで(PCI-X バス当たり 1 枚まで),AFT/SFT/ALB/FEC/GEC 対 応,Universal,1000/100/10,最大 4 枚まで(PCI-X バス当た り 1 枚まで),AFT/SFT/ALB/FEC/GEC 対応 6 N8116-23 ライザカード(PCI-X) 1 64bit/133MHz PCI-X x1 + PCI EXPRESS 2.0(x8) x1 7 N8150-301 増設用 300GB HDD 3 2.5 型,SAS, 10000rpm, ホットプラグ対応 8 N8151-100 内蔵 DVD-ROM 1 スリムタイプ (薄型 CD-ROM サイズ) 9 N8181-76 電源ユニット 1 650W 80 PLUS(R) Gold 取得 9 4.1.2 DB サーバ詳細構成 DB サーバの詳細なハードウェア構成を、下記の表 4-3 に示す。 表 4-3 DB サーバ詳細構成 品名コード 1 N8100-1656 品名 Express5800/R120b-1 (4C/E5640) 数量 備考 1 インテル(R) Xeon(R) プロセッサーE5640 (4C/2.66GHz/12M)×1(最大 2),メモリレス,ディスクレス(2.5 型:6 ベイ),1000BASE-T×2,EXPRESSSCOPE エンジン 2 搭載,ワンタッチスライドレール添付 2 N8102-374 8GB 増設メモリボード 2 DDR3L-1333(PC3L-10600) SDRAM ECC 付 Registered (1x8GB) 3 N8103-124 増設バッテリ 1 RAID コントローラ用増設バッテリ対象コントローラ N8103-116A/N8103-117A/N8103-118A/N8103-129/N8 103-130/本体標準の RAID コントローラ 4 N8103-129 RAID コントローラ (256MB, RAID 0/1) 1 内蔵 SAS/SATA HDD 用,PCI EXPRESS 2.0(x8),LowProfile MD2/Full Height 対応 8 Port(4 x 2 コネ クタ),256MB キャッシュ,RAID0/1 5 N8104-120 1000BASE-T 接続ボード (2ch) 1 PCI(32/64bit),PCI-X(64bit),ショートサイズ Universal,1000/100/10,最大 4 枚まで(PCI-X バス当たり 1 枚まで),AFT/SFT/ALB/FEC/GEC 対 応,Universal,1000/100/10,最大 4 枚まで(PCI-X バス当た り 1 枚まで),AFT/SFT/ALB/FEC/GEC 対応 6 N8116-23 ライザカード(PCI-X) 1 64bit/133MHz PCI-X x1 + PCI EXPRESS 2.0(x8) x1 7 N8150-301 増設用 300GB HDD 3 2.5 型,SAS, 10000rpm, ホットプラグ対応 8 N8151-100 内蔵 DVD-ROM 1 スリムタイプ (薄型 CD-ROM サイズ) 9 N8181-76 電源ユニット 1 650W 80 PLUS(R) Gold 取得 10 4.1.3 コールドスタンバイサーバ詳細構成 コールドスタンバイサーバの詳細なハードウェア構成を、下記の表 4-4 に示す。 表 4-4 コールドスタンバイサーバ詳細構成 品名コード 1 N8100-1656 品名 Express5800/R120b-1 (4C/E5640) 数量 備考 1 インテル(R) Xeon(R) プロセッサーE5640 (4C/2.66GHz/12M)×1(最大 2),メモリレス,ディスクレス(2.5 型:6 ベイ),1000BASE-T×2,EXPRESSSCOPE エンジン 2 搭載,ワンタッチスライドレール添付 2 N8102-374 8GB 増設メモリボード 2 DDR3L-1333(PC3L-10600) SDRAM ECC 付 Registered (1x8GB) 3 N8103-124 増設バッテリ 1 RAID コントローラ用増設バッテリ対象コントローラ N8103-116A/N8103-117A/N8103-118A/N8103-129/N8 103-130/本体標準の RAID コントローラ 4 N8103-129 RAID コントローラ (256MB, RAID 0/1) 1 内蔵 SAS/SATA HDD 用,PCI EXPRESS 2.0(x8),LowProfile MD2/Full Height 対応 8 Port(4 x 2 コネ クタ),256MB キャッシュ,RAID0/1 5 N8104-120 1000BASE-T 接続ボード (2ch) 1 PCI(32/64bit),PCI-X(64bit),ショートサイズ Universal,1000/100/10,最大 4 枚まで(PCI-X バス当たり 1 枚まで),AFT/SFT/ALB/FEC/GEC 対 応,Universal,1000/100/10,最大 4 枚まで(PCI-X バス当た り 1 枚まで),AFT/SFT/ALB/FEC/GEC 対応 6 N8116-23 ライザカード(PCI-X) 1 64bit/133MHz PCI-X x1 + PCI EXPRESS 2.0(x8) x1 7 N8150-301 増設用 300GB HDD 3 2.5 型,SAS, 10000rpm, ホットプラグ対応 8 N8151-100 内蔵 DVD-ROM 1 スリムタイプ (薄型 CD-ROM サイズ) 9 N8181-76 電源ユニット 1 650W 80 PLUS(R) Gold 取得 11 4.1.4 バックアップサーバ詳細構成 バックアップサーバの詳細なハードウェア構成を、下記の表 4-5 に示す。 表 4-5 バックアップサーバ詳細構成 品名コード 1 NF8100-172 品名 iStorage NS480(6TB) 数量 備考 1 インテル(R) Xeon(R) プロセッサー E5520 Windows Storage 2003 (2.26G/1066/80W/4C/8T)×1 (最大 2) 2GB メモリ RAID コントローラ(128MB キャッシュ、RAID0/1/5/6、BBU 搭載) ×11TB-HDD×6 (SATA)、EXPRESSSCOPE エンジン 2 標準搭載ラックマウント 2U 機種コード:61G4 2 N8102-326 1GB 増設メモリボード 2 DDR3-1066(PC2-8500) SDRAM DIMM, Registered, ECC, 1GB x1 枚機種コード:61G1 3 N8104-121 1000BASE-T 接続ボード 1 PCI EXPRESS(x4) ショートサイズ, 2ch, AFT 対応 (2ch) 4 N8181-62 電源ユニット 1 5 N8181-65 冗長ファン 1 6 N8160-81 外付 FDD 1 USB 接続 FDD 12 第5章 ソフトウェア構成 5.1 市販ソフトウェア構成概要 本システムに関わるソフトウェア一覧を表 5-1 に示す。以下表 5-1 のソフトウェアにおける保守業務を 実施すること。 表 5-1 ソフトウェア一覧 品名コード ULA1600-10L UL0E1C-N40300 品名 Microsoft Windows Server 2008 R2 Standard (w/5CAL, Windows Server 2003 R2 Standard Edition ダウングレードサービス付き) Oracle Database 11g Release 1 (11.1.0) for MS Windows x86-64bit Media Pack V5 数量 3 1 ULGS2C-CH1S3H Oracle 11g Standard Edition One 1 Processor 1 UL1228-401 WEBSAM DeploymentManager Ver5.1 Standard Edition 1 UL1228-402 WEBSAM DeploymentManager Ver5.1 1 サーバライセンス 1 UL1228-403 WEBSAM DeploymentManager Ver5.1 1 クライアントライセンス 3 UL1004-G10 CA ARCserve Backup r15 for Windows - Japanese 1 UL1007-G0B CA ARCserve Backup r15 Client Agent for Windows - Japanese 2 UL1007-G09 CA ARCserve Backup r15 for Windows Agent for Open Files - Japanese 1 UL1007-G06 CA ARCserve Backup r15 for Windows Agent for Oracle - Japanese 1 UL1047-503 ESMPRO/UPSManager Ver2.5 (PowerChute Business Edition セット) 4 13 第6章 運用/保守要件 6.1 基本方針 受託者はサーバ設備を正常に稼働させ、機器の故障など当該設備に不具合が生じた場合でもこれを直ちに 回復させ、業務の運用の質を低下させることのないよう、関連業者と密接に連携し、次に掲げる業務を行う こと。 ① システム保守 ② システム運用支援 6.2 役割分担/体制 日本年金機構 ○ システム障害発生時の運用管理業者への連絡 ○ システム認証情報の登録等のシステム運用の実施 ○ システム運用・保守に係る運用管理業者との調整 ○ 障害対応・故障結果の確認 運用管理業者 ○ 日本年金機構の窓口として、各関係者への連絡等 ○ システム障害・故障等の受付、問診、一次切り分け及び各関係者への連絡等 ○ SLA管理に係る各関係者の取りまとめ及び日本年金機構への連絡及び報告 受託者 6.3 その他各関係者 ○ 問い合わせ対応 ○ 問い合わせ対応 ○ 障害対応 ○ 障害対応 ○ 運用管理業者の運用支援 ○ 運用管理業者の運用支援 ○ 保守作業に関する報告 等 ○ 保守作業に関する報告 等 保守対応時間 障害対応 問合せ対応 業務支援等 : 業務システム稼働時 : 業務システム稼働時 : 業務システム稼働時 14 なお、障害発生時、迅速な対応が不可欠であることから、上記問合せ対応時間内に障害発生にかかる問合 せがあった場合、問合せ受付、ハードウェア及び市販ソフトウェア提供ベンダーとの各種調整、回答取り纏 め、日本年金機構への回答等、受託者にて取り纏めて、障害復旧までの間、これに対応すること。 また、業務システム稼働時間及び休日稼働日の定義を以下に示す。ただし、随時変更される可能性がある ため、変更時においては、別途日本年金機構と協議のうえ、対応すること。 (1) 業務システム稼働時間 ・平日 8:30-20:00 ・休日稼働日 毎月第 2 土曜日 8:30-17:00 ・その他は別途協議する 6.4 業務内容 6.4.1 障害の切り分け サーバ保守等業者は、 運用管理業者が実施する障害が発生した際の切分け作業等について必要な支援を行う。 6.4.2 保守対応 (1) 受託者は、日本年金機構の指示のもと、対象のハードウェア及び市販ソフトウェアについて、障 害対応(修正、点検等)を行うこと。また、障害回復時には、障害の事象、影響、原因、対策方 法等をまとめた報告書を速やかに提出すること。 (2) 障害対応の実施にあたっては、受託者は関連業者との連携を図り、障害の分析及び障害箇所の特 定を行うこと。 (3) 障害対応の実施においては、受託者は関連業者と障害対応方法についてレビューを行い、その完 全性を確認の上、日本年金機構の承認を得ること。 (4) 市販ソフトウェアの不具合が発生した場合は、受託者の責任と負担において障害復旧のための対 応を行うこと。 (5) 市販ソフトウェアについては、セキュリティ対策パッチ及び不具合修正パッチが製造元より提供 された場合、受託者は速やかに、日本年金機構に当該パッチ等を提供すること。 (6) ハードウェアに障害が発生した場合は、受託者が障害部位を特定し、システム保全のための故障 箇所の切離しなどの作業を、障害回復マニュアルに従いオンサイトで実施すること。また、二重 障害の発生等により、システムの復旧が困難な場合は、日本年金機構と協議の上、復旧作業を行 うこと。なお、システムの回復に必要なバックアップ媒体及び回復手順については、日本年金機 構より提示するものとする。 (7) 障害対応の実施後は、日本年金機構において完了確認を行うため、受託者は必要な報告等の支援 を行うこと。また、障害回復時には、障害の事象、影響、原因、対策方法等をまとめた報告書を 速やかに提出すること。 ① 臨時保守(製品保障) (a) 部品の磨耗等により機器の正常な稼働が保てないと思慮される場合、又は、開発・製造元等の リコールが行われる場合には、受託者は、部品の交換、整備及びリコールの実施等について日 15 本年金機構と協議し、必要な対応を行うこと。 (b) 受託者は、臨時保守を行う場合には、必要な準備期間を見込んだ期日に予め日本年金機構へ連 絡し、事前に了解を得ること。 ② その他 (a) 障害機器等を廃棄する場合においては、受託者の負担により、装置の物理的な破壊またはデー タ消去装置等を用いて、当該機器に記録されているすべての情報を復元が不可能な状態にする こと。 (b) 受託者は、保守の実施内容については定型的な報告書により、日本年金機構に報告すること。 報告頻度、対応部署等については別途日本年金機構と協議のうえ決定する。 6.5 機器毎の保守条件及び体制 受託者は以下に示す条件及び体制に基づき対象機器毎の保守作業を実施すること。なお詳細については、 受託後、日本年金機構と協議のうえ決定すること。 6.5.1 保守体制 受託者は、保守対応については図 6-1 に示す保守対応の流れに沿ってオンサイトにて対応すること。 日本年金機構 故障発生 運用管理業者 受付・連絡 受託者 駆け付け 部品交換 保守作業 報告確認 環境復旧 システム最終確認 図 6-1 オンサイト保守の流れ 6.6 機器の定期点検 保守対象の機器の安定した正常稼働を目的として、オンサイトで定期的に点検・清掃・調整作業を実施す ること。定期点検は本調達の範囲内であり、これには定期交換部品・耐久消耗部材(無停電電源のバッテリ 等)の調達に要する経費及びその交換作業経費も含むため、留意すること。 なお、定期点検に伴う日本年金機構本部への立ち入り日程の調整等について、日本年金機構の指示に従う こと。 16 第7章 情報セキュリティ要件 7.1 基本方針 本調達における役務等の実施に当たって、以下の要件を満たすセキュリティ管理を実施すること。その他、 システム設計する上で必要な要件は日本年金機構と協議すること。 (1) 受託者は、セキュリティ管理責任者を設けること。 (2) 受託者は、 「日本年金機構セキュリティポリシー(以下「機構ポリシー」という。 ) 」 「厚生労働省 情報セキュリティポリシー(以下「厚労省ポリシー」という。 ) 」を遵守すること。なお、 「機構ポ リシー」及び「厚労省ポリシー」は非公表であるが、 「政府機関の情報セキュリティ対策のための 統一基準」に準拠しているため、必要に応じて参照すること。また、 「機構ポリシー」及び「厚労 省ポリシー」については、受託者が日本年金機構に守秘義務に関する誓約書を提出した際に開示 する。 (3) 受託者は、セキュリティに問題が生じた場合には速やかに日本年金機構に報告し、必要な対策を 講じること。 17 第8章 8.1 特記事項 応募条件 応募者は以下の条件を満たすこと。 注)入札となる場合については、別途「応札条件」が設定されるため注意すること。 8.1.1 応募の制限 本件調達の公平性を図る観点から、参加者は、次に揚げる事業者(下記(2)~(7)については、過去 2 年間に受 託していた事業者を含む。 )及びこの事業者の「財務諸表等の用語、様式及び作成方法に関する規則(昭和38年 大蔵省令第59号)第8条に規定する親会社及び子会社、同一の親会社を持つ会社並びに委託先事業者等の緊密な 利害関係を有する事業者(以下「関連会社」という。 )でないこと。 また、本調達の受託者及びその関連会社は、下記(1)から(7)の業務に係る各受託者からの再委託を受託出来な いものとする。 (1) 「厚生労働省情報化統括責任者(CIO)補佐官及びその支援スタッフ等(常時勤務を要しない官職 を占める職員、 「一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する法律」 (平成 12 年 11 月 27 日 法律第 125 号)に規定する任期付職員及び「国と民間企業との間の人事交流に関する法律」 (平成 11 年 12 月 22 日法律第 224 号)に基づき交流採用された職員を除く。 )が現に属する又は過去 2 年間に属していた事業者及びその関連業者 (2) 「社会保険庁におけるシステム部門支援及びスキル育成業務」の受託者 (3) 「日本年金機構におけるシステム支援等業務」の受託者 (4) 「日本年金機構におけるシステム開発関連スキル育成事業の支援業務」の受託者 (5) 「社会保険オンラインシステムの開発等に係る価格等の妥当性に関する調査業務」の受託者 (6) 「社会保険オンラインシステム監査に係る外部委託」の受託者 (7) 「日本年金機構におけるシステム監査に係る支援業務」の受託者 18 8.2 再委託 受託者は、受託業務の全部又は受託業務における総合的な企画及び判断並びに業務遂行管理部分を第三者 に委託することはできない。受託業務の一部を再委託する場合は、事前に再委託する業務、再委託先等を日 本年金機構に報告し、承認を受けること。受託者は、機密保持、知的財産権等のほか、本件に基づく監督、 報告徴収、調査等(立入検査を含む。 )に関して本仕様書が定める受託者の責務を再委託先業者も負うよう、 必要な処置を実施し、日本年金機構に報告し、承認を受けること。 なお、第三者に再委託する場合は、その最終的な責任を受託者が負うこと。 また、受託者が再委託する事業者は、次に掲げる事業者(下記(2)~(7)については、過去 2 年間に受託し ていた事業者を含む。 )及びこの関連会社でないこと。 (1) 「厚生労働省情報化統括責任者(CIO)補佐官及びその支援スタッフ等(常時勤務を要しない 官職を占める職員、 「一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する法律」 (平成 12 年 11 月 27 日法律第 224 号)に基づき交流採用された職員を除く。 )が現に属する又は過去 2 年間に属し ていた事業者及びその関連業者 (2) 「社会保険庁におけるシステム部門支援及びスキル育成業務」の受託者 (3) 「日本年金機構におけるシステム支援等業務」の受託者 (4) 「日本年金機構におけるシステム開発関連スキル育成事業の支援業務」の受託者 (5) 「社会保険オンラインシステムの開発等に係る価格等の妥当性に関する調査業務」の受託者 (6) 「社会保険オンラインシステム監査に係る外部委託」の受託者 (7) 「日本年金機構におけるシステム監査に係る支援業務」の受託者 8.3 業務に関する法規への対応 受託者は、受託業務の実施において、民法、刑法、著作権法、不正アクセス行為の禁止等に関する法律、 行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律等の関連法規、労働関係法令及び関連する法令等を遵守す ること。 19 8.4 著作権等 (1) 本調達において納品された成果物に関する権利(著作権法(昭和 45 年法律第 48 号)第 21 条から 第 28 条までに定めるすべての権利を含む。 )は、次の(2)及び(3)の場合を除き、日本年金機構に 帰属するものとする。 (2) 受託者が著作権を有するもの(本調達の履行前に著作権を有するものに限る。 )であって、その全 部又は一部を成果物として提供する場合には、日本年金機構は社会保険業務における利用目的の 範囲内でこれを改変し使用できることができるものとする。 (3) 納入する成果物に第三者が権利を有する著作物(以下「既存著作物」という。 )が含まれる場合に は、受託者は当該既存著作物等の使用に必要な費用の負担及び使用許諾契約等に係る一切の手続 きを行うものとする。この場合において、受託者は当該既存著作物の使用及び内容に関し、事前 に日本年金機構の承認を得ることとし、既存著作物が含まれる成果物については、当該使用許諾 契約の範囲内で使用するものとする。 (4) (3)の場合において、第三者との間に著作権に係る権利侵害の紛争が生じたときは、当該紛争の原 因が専ら日本年金機構の責に帰す場合を除き、受託者の責任及び負担により一切を処理するもの とする。日本年金機構は、係る紛争の真実を知ったときは、受託者に通知し、必要な範囲で訴訟 上の防衛を受託者に委ねる等の協力を講ずる。 8.5 機密保持 (1) 受託者は受託業務の実施の過程で日本年金機構が開示した情報(公知の情報を除く。以下同じ) 、 関連業者が提示した情報及び受託者が作成した情報を、本受託業務の目的以外に使用又は第三者 に開示若しくは漏洩してはならないものとし、そのために必要な措置を講ずること。また、保守 実施期間終了後も同等の措置を講ずること。 (2) 受託者は、本受託業務を実施するにあたり、日本年金機構から入手した資料等については管理台 帳等により適切に管理し、かつ、以下の事項に従うこと。 ① 受託者における提供情報等の複製は原則禁止する。ただし、受託者において複製が必要である と判断した場合には、あらかじめ日本年金機構と協議を行い、その承認を得ること。 ② 受託業務に必要がなくなり次第、速やかに日本年金機構に返却すること。 ③ 受託業務完了後、上記①に記載される情報を削除又は返却し、受託者において該当情報を保持 しないことを誓約する旨の書類を日本年金機構へ提出すること。 20 8.6 遵守事項 (1) 受託者は、業務・システムの最適化を政府全体として整合性を持って推進するために策定される 「業務・システム最適化指針(ガイドライン) 」 、政府機関全体の情報セキュリティ対策を強化・ 拡充するために策定される「政府機関の情報セキュリティ対策のための統一基準」 、保守開始前に 締結後に開示する「厚生労働省情報セキュリティポリシー」及び「日本年金機構 LAN システム等 管理規程」並びにこれらの関連資料等の内容を正しく理解し、本受託業務の実施にあたり遵守す ること。 (2) 受託者は電子政府推進計画等の方針(今後発出されるものも含む)に従うこと。 (3) 日本年金機構へ提示する電子ファイルは事前にウィルスチェック等を行い、悪意のあるソフトウ ェア等が混入していないことを確認すること。 21