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Kit 5 - Bio-Rad
Kit 5 DNA Fingerprinting キット;クイックガイド DNA サンプルの調製 1. 制限酵素混合物を入れたマイクロチューブ に ENZ の表示をつけて氷上に置きます。 氷 浴 ENZ 2. 各々の色付マイクロチューブに以下のように 表示をつけます: 緑 CS=犯罪現場 青 S1=容疑者 1 橙 S2=容疑者 2 紫 S3=容疑者 3 赤 S4=容疑者 4 黄 S5=容疑者 5 マイクロチューブをマイクロチューブラックに 立てます。 3. 原液の入ったマイクロチューブからDNA サ ンプルを10µl ずつピペットで採取し、対応 する色付マイクロチューブに移します。各々 の DNA サンプルには別々のチップを使用 してください。サンプルがマイクロチューブの DNA サンプル 底部に移されていることを確認してください。 + 酵素混合物 4. 10µl の酵素混合液( ENZ) をピペットで分注 し、マイクロチューブの最底部に落とします。 それぞれの ENZ サンプルごとに別のチップ 原 液 を使用してください。 5. マイクロチューブのキャップを閉め、マイクロ チューブを穏やかに指で叩いて(タッピング して) 内容物を混和します。微量遠心分離機 がある場合には、液体をすべてマイクロ チューブの底部に回収するために、適宜遠 指で叩く 心を行います。遠心分離機を使用しない場 合には、机の上にマイクロチューブを軽く打 ち付けます。 机の上に 打ち付ける 6. マイクロチューブ立てにマイクロチューブを 立て、37℃で 45 分、または室温にて 37℃ 水 浴 に加温した大きな水浴中で一晩インキュ ベートします。 7. インキュベーション後、マイクロチューブを水 浴から出し、次の実験時まで冷蔵庫内で保 存します。 ゲルの電気泳動 1. 切断済みの DNA サンプルを冷蔵庫から取り出 します。微量遠心分離機がある場合には、液体 遠心分離機 をすべてマイクロチューブの底部に回収するた めに、適宜遠心を行います。 2. サンプルごとに別のチップを使用し、5µl のロー ディングダイ「 LD」 を各マイクロチューブに入れ ます。マイクロチューブのキャップを閉め、指で マイクロチューブを穏やかに叩いて内容物を混 和します。 3. アガロースゲルを電気泳動槽にセットします。ゲ ルを浸すようにして約 275∼300ml の 1×TAE バッファーを電気泳動槽に満たします。 4. アガロースゲルのウェルが黒い( -) 電極側に、ゲ ルの底部が赤い( +) 電極側になっていることを 確認します。 色素マーカー 5. 以下の順序でサンプルごとに別のチップを使用 し、ゲルの 7 つのウェルに指定の量のサンプル を入れます。 レーン1: M、DNA マーカー、10µl レーン2: CS、緑、20µl レーン3: S1、青、20µl レーン4: S2、橙、20µl レーン5: S3、紫、20µl レーン6: S4、赤、20µl レーン7: S5、黄、20µl 5. 電気泳動槽に蓋をします。蓋は装置本体の一 方向にしかはめられません。蓋の上にある赤お よび黒のジャックは、それぞれ、装置本体の赤 および黒のジャックにはまるようになっていま す。電極をパワーサプライに差し込みます。 6. 電源を入れ、80V でおよそ 30 分、電気泳動を 行います。泳動初期と終了時の電流値を控え ておきます。電圧値が 80V でない場合、ロー ディングダイがゲルの3分の2まで流れたところ で泳動を止めてください。 7. 電気泳動が終わったら必ずパワーサプライの 電源を切ってから、泳動槽蓋をはずします。泳 動槽から、慎重にゲルトレイおよびゲルをはず します。注意; ゲルは非常にもろいものです。 ゲルを滑らせるようにして染色トレイに移しま す。 9. 染色トレイに Fast Blast DNA 染色液約 60ml を入れます。染色トレイを食品保存用ラップで 覆います。1 晩染色します。 ゲルの分析 1. Fast Blast DNA 染色液をビンに移します。染色 トレイに 60ml の水を加えて、15 分間、ゲルを脱 色します。 2. 廃液用ビーカーに水を移します。 3. ゲルをサポートフィルム上または実験台の上で 完全に乾燥させます。ゲルが乾燥したら、実験用 ノートにテープで貼り付け、永久記録とします。 http://discover.bio-rad.co.jp Z4172 0404A