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平成 26 年度退職教職員ボランティア参加事業実施要項
平成 26 年度退職教職員ボランティア参加事業実施要項 (目的) 第1条 この要項は、京都府山城教育局(以下「教育局」という。)と山城地方の市 町(広域連合)教育委員会が連携し、退職教職員が山城地方の公立の幼稚園、小学 校及び中学校(以下「幼稚園等」という。)のボランティアとして参加し、長年培 ってこられた教科、領域での専門的知識や経験を学校現場で役立てていただくこと によって、子どもたちの教育活動と退職教職員の生きがい・健康づくりを支援する ことを目的とする。 (定義) 第2条 この要項において「退職教職員」とは、幼稚園等を退職した教職員のうち、 山城地方に住所を有する概ね 55 歳以上 75 歳以下の者とする。 2 この要項に基づき行われる退職教職員のボランティアは、無償とする。ただし、 次条第1項第2号及び第3号に掲げる学校支援地域本部事業及び京のまなび教室 事業での活動については、有償とすることを妨げない。 (活動内容) 第3条 退職教職員は、次に掲げるボランティア活動を行うものとする。 (1) 幼稚園等での活動 ア 幼児児童生徒の教育活動及び授業時間外活動への支援 イ 教職員への支援 (ア) 事務支援 巡回・巡視、訪問者・学校見学者対応、新規採用教員指導補助、教育実習生受入補助 (イ) 教育活動支援 授業補助、補習対応、学習教材・教具準備、授業案作成補助 (ウ) 部活動支援 器具類の安全点検、活動計画に基づいた指導補助、練習試合引率補助 (2) 学校支援地域本部における学校支援 ア 学習・部活動支援 授業補助、補習補助、部活動の指導補助 イ 環境整備 図書室や校庭等の校内環境整備 ウ 子どもの安全確保 登下校時の通学路における見守り エ 学校行事支援 会場設営や運営等の補助 (3) 京のまなび教室における教育活動推進・教育活動サポート ア 学習活動 宿題の指導、読み聞かせ イ 交流活動 自由遊び、昔遊び、地域の行事への参加 ウ 体験活動 工作、実験教室、料理教室、スポーツ、文化活動 エ その他 職場体験・見学 (4) その他幼稚園等が求める支援 (ボランティア登録) 第4条 ボランティア活動を希望する退職教職員は、自己紹介記載事項用紙(別記様 式)を教育局へ提出するものとする。 2 教育局は、前項の自己紹介記載事項用紙の提出を、随時受け付けるものとする。 3 教育局は、前項により受け付けた自己紹介記載事項用紙を、ボランティア活動を 希望する退職教職員の住所地の市町(広域連合)教育委員会に送付するものとする。 4 市町(広域連合)教育委員会は、前項により送付された自己紹介記載事項用紙を、 退職教職員が希望する幼稚園等又は希望する校種の幼稚園等に送付するものとす る。 (活動校への配置) 第5条 市町(広域連合)教育委員会又は幼稚園等は、本事業によるボランティアの 受入れを希望する場合は、前条第3項により教育局から紹介を受けた退職教職員の うち適当と思われる者に直接依頼し、必要な事項を協議するものとする。 (ボランティア活動への配慮) 第6条 市町(広域連合)教育委員会及び幼稚園等は、退職教職員が安心して活動で きるようにボランティア保険に加入する等の配慮をするものとする。 (注意事項) 第7条 退職教職員は、ボランティア活動に当たって、活動する幼稚園等の指示に従 うものとする。 2 幼稚園等の長は、退職教職員が前項の指示に従うことができない等やむを得ず活 動が困難と判断したときは、退職教職員に対し、活動を中止するための措置を講じ ることができる。 (事故等の防止) 第8条 退職教職員、市町(広域連合)教育委員会及び幼稚園等は、本事業の趣旨を 十分理解し、円滑に事業を実施するため相互に協力して事故等の防止に努めなけれ ばならない。 (情報の提供) 第9条 教育局は、退職教職員が本事業へ参加するために必要な事項について、教育 局のホームページにより情報提供に努めるものとする。 (事務局) 第 10 条 本事業の事務局を、教育局に置く。 (補則) 第 11 条 この要項に定めるもののほか、本事業の実施に関し必要な事項は、教育局長 が別に定める。