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二国間交流事業 セミナー報告書

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二国間交流事業 セミナー報告書
(様式6)
二国間交流事業 セミナー報告書
平成 21 年
独立行政法人日本学術振興会理事長
富山大学大学院・理工学研究部
(ふりがな)
いけの
職・氏 名
相手国名(
2. セミナー名
3. 期
4. 開
間
催
31 日
殿
セミナー代表者所属・部局
1. 事 業 名
3月
すすむ
教授・池野
進
ポーランド )とのセミナー(振興会対応機関:
PAS
)
ミクロ・ナノ解析に関する日本-ポーランド合同セミナー
平成 20 年
9
月
7
日 ~ 平成 20
年
9
月
10
日(
4
日間)
地
(都市名と会場名)
5. 参加者数
ワルシャワ、ポーランド電子工学研究所
日本側
17
名
相手国側
16
名
1
名
(代表者を含む)
その他の国
計
34
名
- 1 -
6.セミナー参加者
(1) 日本側参加者(振興会により経費を負担された参加者に*印を付けてください。)
氏
名
池野 進
所属・部局・職名
専
門
富山大学・教授
材料組織学
*弘津 禎彦
大阪大学・特任教授
材料科学
*磯田 正二
京都大学・教授
結晶化学
*西城 浩志
近畿大学・教授
電子光学
*塩尻
京都工芸繊維大学・名誉教授
電子顕微鏡学
*高橋 平七郎
北海道大学・名誉教授、特任教授
エネルギー材料制御工学
*友清 芳次
九州大学・特任教授
結晶物性工学
松田 健二
富山大学・教授
材料組織制御工学
野瀬 正照
富山大学・教授
表面工学
渡辺 精一
北海道大学・教授
非平衡材料科学
渡辺 奈月
九州大学・博士課程学生
結晶解析学
助台 榮一
岡山理科大学・教授
金属相変態工学
倉田 博基
京都大学・准教授
複合ナノ解析化学
治田 充貴
京都大学・博士課程学生
ナノ結晶化学
内藤 宗幸
大阪大学・助教
半導体工学
及川 哲夫
日本電子・フェロー
電子光学
北野 保行
広島工業大学・教授
結晶構造学
詢
- 2 -
(2) 相手国側セミナー代表者
所属・職名・氏名
ポーランド電子工学研究所・教授・Jerzy Katcki
(3) 相手国参加者(代表者の氏名の前に○印を付してください。また、振興会により経費を負担された参加者に
*印を付けてください。)
氏
名
所 属・職 名
専
門
○J. Katcki
ポーランド電子工学研究所・教授
半導体工学
A. Marszałek
ニコラス・コペルニクス大学・教授
生体構造学
J. Dutkiewicz
ポーランド科学科学アカデミー・教授
金属材料組織学
A.C-. Filemonowicz
AGH 科学技術大学・教授
電子顕微鏡学
P. Dłużewski
ポーランド科学科学アカデミー・教授
半導体工学
R. Przeniosło
ワルシャワ大学・教授
生体構造学
E. Jezierska
ワルシャワ工科大学・教授
量子材料学
T. Gotszalk
ワルシャワ工科大学・教授
セラミックス工学
L. Lityńska
ポーランド科学科学アカデミー・教授
材料工学
T. Kozieł
AGH 科学技術大学・教授
金属物理学
I. Sosnowska
ワルシャワ大学・教授
量子物理学
B. Dubiel
AGH 科学技術大学・研究員
材料制御科学
A. Zielińska-Lipiec
AGH 科学技術大学・教授
金属材料科学
S. Kret
ポーランド科学科学アカデミー・教授
セラミックス材料科学
A. Czerwiński
ポーランド科学科学アカデミー・教授
電子材料科学
W. Maziarz
ポーランド科学科学アカデミー・教授
材料相変態科学
(4) 日本または相手国以外の国の参加者
氏
H.L.Hing
名
所属・職名(国名)
ケバンサーン大学・教授(マレーシア)
専
門
生医学
- 3 -
7.セミナー概要(セミナーの目的・内容・成果等を簡潔に記載してください。
)
各種機能性材料の新規開発あるいは特性評価のために,原子オーダーでの構造解析と組成分析は日常的
に目に触れるデータとなり、現代社会においてはすでに特殊な存在ではなくなりつつある。両国のさら
なる科学技術・工業技術発展の重要性から「①金属、セラミックス、有機材料、半導体電子材料、感光
材料および生体関連材料のミクロ・ナノ分析に関する最新の情報交換」、
「②ナノテクノロジーを駆使し
たミクロ・ナノ分析・解析手法の新産業創出や生命・生体関連研究への展開」そして「③可能な分野で
の新たな国際共同研究グループ形成を図る。」を目的として、本セミナーが企画された。
3 日間のセミナーでは、下記に挙げるトピックスについて 32 件の研究発表が行われた。 ①高分解能
透過電子顕微鏡法(HRTEM),②2 次電子・背面散乱電子走査電子顕微鏡(SEM)法,③カソードルミネッセ
ンス顕微鏡(CLEM)、④エネルギー損失電子分光法(EELS),⑤エネルギー分散X線分光法(EDS)、⑥低エ
ネルギー・低加速顕微鏡法(LEEM, PEEM)、⑦高分解能高角度環状透過走査電子顕微鏡法(HAADF STEM)
そして⑧X線顕微回折,⑨シンクロトロン X 線解析,⑩中性子線回折,⑪磁気的測定などの分析手法・
材料解析手法。 そして特に本セミナーでは、ポストナノテクノロジーをテーマとして、これまで国策
で取り組まれてきたナノテクノロジー技術を、新産業創出や生命・生体関連技術として展開している研
究テーマである生体構造学の分野からも 4 件の発表がなされ、機能性材料への応用に関しても議論がな
された。これらの研究発表から選ばれた約 15 編が Journal of Microscopy の 2009 年 special issue と
して刊行される予定である。
- 4 -
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