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横浜国立大学 - 環境人材育成コンソーシアム(EcoLeaD)

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横浜国立大学 - 環境人材育成コンソーシアム(EcoLeaD)
文部科学省 科学技術振興調整費
戦略的環境リーダー育成拠点の形成
リスク共生型環境再生リーダー育成
Leadership Program in Sustainable Living with Environmental Risk
(SLER)
横浜国立大学大学院環境情報研究院 教授 金子 信博
横浜国立大学大学院環境情報研究院 特任教授 黒川 清登
横浜国立大学教育人間科学部 教授 持田 幸良
終了時の目標および終了後の取組
人材育成
短期コース:毎年3名
長期コース:
毎年5名(留学生)(3年後)
毎年3名(日本人)
5年間で幅広い環境科学分
野の実務的専門家を計51名
送り出す
終了後の取り組み
現行プログラム
「リスク共生型環境
再生リーダー育成」
プログラム
グローバルCOEプログラム
「アジア視点の国際と生態
リスクマネジメント」
「安心・安全の科学研究
教育センター」
「統合的海洋教育・
研究センター」
統合再編
+
修了者、国際戦略室、他大
学と連携し、環境リーダー
国際ネットワークを形成
リスク共生型環境再生に関する教科書出版
「環境リスク学センター」(仮称)を設置
全学的体制作りを進め、環境リスクを幅広く扱う拠点とする
「リスク共生型」とは 予防的順応的管理
欧州型予防原則の事後検証と
米国型順応的管理の統合
アジア・アフリカ地
域における経済発展
生態リスクの拡大
環境被害の蔓延
生態系機能およびリス
クの調査・解析・評価
人間活動
調 和
リスク共生
リスク管理手法の開発・
技術開発から環境計画
経済発展と生態リスク
の調和
フィールドワークを取り込んだ
現地に則した研究を基盤とした
研究・リーダー学教育による
環境計画の実施・指導可能なリーダー
実践リーダー育成
リスク共生型環境再生リーダー育成(SLER)のねらい リスクを避ける
リスクとの共生
自然は本来危険なもの、一定のリスクを許容
する自然観が必要
安心はゼロリスクから得られるものではな
く、信頼が安心を生む。
→ 信頼構築のための制度と手法の提示
人間活動と生態系の調和が必要
→ 生態リスクと共存しつつ評価・管理する
手法の提示
リスクコミュニケーション
リスクトレードオフ
科学的に貴重な基礎研究と問題解決型の事例研究、
社会に貢献する実践力を持つ国際的人材育成の拠点へ
4
単位の取得と評価
IMEシステム
長期コース
選抜
アジア・アフリカ野外研究
アジア・アフリカ協働研究
選択科目
コア科目:リスク共生型環境再生リーダー学
連携大学教員
企業、NGO、国際機関(JICA、国連大学高等研究所など)
横浜国立大学教員
評
価
リーダー証書 コ
ア
科
目
日本招聘トレー
ニングコース
ワークショップ
論文発表
短期コース
これまでの成果 2009
IMEの設置
UON
UPM
UNILA
華東師範
2010
UK
UPLB
短期コース学生招聘
2011
UA
短期コース学生招聘
国際ワークショップ(ペナン)
国際シンポジウム(横浜)
修了式(長期3名、短期3名)
2009年度講義録
双方向遠隔システムの活用
IME (Interactive
Multimedia System)
PC Image (PowerPoint)
Indonesia
(Lecturer)
Japan
(Students)
コア科目を連携大学とイン
ターネット回線で結んで配信
YNUと連携大教員による講義
教材を別画面で表示
双方向で議論(音声、画像、
ポインター)が可能
Japan
Kenya
Malaysia
Japan (2)
Indonesia
フィールドワークと海外ワークショップ
野外調査
アジア・アフリカ野外研究
アジア・アフリカ協同研究
海外ワークショップ
海外フィールド
学生が企画・実施・運営
ワークを使った
(国内外他院生との遠隔シス
研究
テムを通じた協働)
横浜国立大学
国際ワーク
ショップ
2010年7月5, 6
学生派遣
IME配信
マレーシア科学大学
日ペナン島にて
ランプン大学
IME配信
教員によるコメント
写真
環境リーダー育成国際シンポジウム in Yokohama (2010年7月30日)
成果の対外発信
北海道大学、名古屋大学、広島大学を招き、相互のプログラムの特徴、抱える
課題、今後の連携の可能性を探った
パートナー大学であるマレーシア科学大学、インドネシア・ランプン大学、ケ
ニア・ナイロビ大学もIMEシステム(TV会議システム)で接続
ゲストの文部科学省、科学技術振興機構のほか、国際協力機構(JICA)、大
学関係者、コンサルタント、民間企業、NGO、学部学生・院生など、総勢80
名以上が参加
筑波大、東京農工大、静岡大、金沢大、北九州市立大などからも参加
問題解決型のアプローチへの模索
海外での実践的な英語能力の重視
大学関係者以外との広いネットワークの構築
海外の大学・研究機関との連携
学内における留学生と日本人学生との交流の深化
課題と対処方針
連携大学における単位認定
短期コース学生
日本留学への道
遠隔教育の改善
学年歴、祝日などが異なる多数の大学でIME授業を行う際の日程調整
英語スキル、映像活用スキルなどの向上のためのアドバイス
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