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広がる デジタルアーカイブの世界

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広がる デジタルアーカイブの世界
国立国会図書館データベースフォーラム(東京本館)2012
<第2部>広がるデジタルアーカイブの世界
お話する内容
第2部
国立国会図書館のデジタルアーカイブ
国立国会図書館デジタル化資料
近代デジタルライブラリー
インターネット資料収集保存事業
広がる
デジタルアーカイブの世界
関西館 電子図書館課
1
2
国立国会図書館のデジタルアーカイブ
国立国会図書館のデジタルアーカイブ
デジタル化
資料
デジタル化
資料
収集・蓄積し
ご利用いただく
サービス
ビ
国立国会図書館
デジタル化資料
近代デジタルライブラリー
刊行物を抽出・収録
ウェブサイト
ウェブサイト
3
インターネット資料
収集保存事業
4
1
国立国会図書館データベースフォーラム(東京本館)2012
<第2部>広がるデジタルアーカイブの世界
なぜデジタル化するの?
デジタル化
資料
国立国会図書館デジタル化資料
デジタル化
資料
資料の保存と利用の両立
国立国会図書館
デジタル化資料
近代デジタルライブラリー
遠隔地からも利用可能に
館内における資料利用の柱の一つ
インターネットから資料を利用可能に
5
なぜウェブサイトを保存するの?
6
インターネット資料収集保存事業
ウェブサイトは・・・
紙では入手できない
情報がある
•ウェブだけの情報
•刊行物が紙から
ウェブ版へ移行
情報が失われやすい
•内容の更新
•サイト自体の閉鎖
ウェブサイト
インターネット資料
収集保存事業
失われていくウェブ上だけの情報を
将来にわたって利用可能に
紙資料と同様に
後世に残していく
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8
2
国立国会図書館データベースフォーラム(東京本館)2012
<第2部>広がるデジタルアーカイブの世界
国立国会図書館デジタル化資料
http://dl.ndl.go.jp/
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何が見られるの?
国立国会図書館で収集・蓄積されている
さまざまなデジタル化資料を閲覧できる
サービス
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デジタル化資料の提供数(概数)
資料
当館所蔵資料
非所蔵資料
古典籍資料(貴重書等) 歴史的音源
図書
石巻日日新聞
雑誌
インターネット資料
(著作別)
官報
博士論文
古典籍資料(貴重書等)
89万点(30万点)
雑誌
102.5万点(0.5万点)
官報
2万点(2万点)
歴史的音源
石巻日日新聞
合計
11
9万点(7万点)
図書
博士論文
館内公開の資料と、著作権処理(保護期間
満了の確認、許諾、文化庁長官裁定)などによ
りインターネット公開している資料が存在
点数(うちインターネット公開数)
14万点(1.5万点)
2.6万点(600点)
6点(6点)
219.1万点(41万点)
平成24年8月末時点 12
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国立国会図書館データベースフォーラム(東京本館)2012
<第2部>広がるデジタルアーカイブの世界
資料の概要
資料の概要
図書
古典籍資料(貴重書等)
貴重書 準貴重書を
貴重書・準貴重書を
はじめとした江戸期
以前の和古書、清
代以前の漢籍など
1968年までに受入れた戦前期 戦後期刊行図
1968年までに受入れた戦前期・戦後期刊行図
書、議会資料、法令資料及び児童書から収録
錦絵、絵図、重要文
錦絵、絵図、重要文
化財など
雑誌、児童雑誌の内、約1万タイトルを収録
雑誌
図書・雑誌の内、インターネットから利用可能
なものは近代デジタルライブラリーでも提供
『画本虫ゑらみ』喜多川歌麿筆,
宿屋飯盛<石川雅望>撰, 1788
13
14
資料の概要
資料の概要
博士論文
官報
創刊号(明治16年7月2日)
から昭和27年4月30日まで
のものをインターネット公開
1991~2000年度に受入れた博士論文
1991
2000年度に受入れた博士論文
著者から許諾を得たものは学位論文本体及び
論文要旨をインターネット公開
OFFICIAL GAZETTE(英
文官報)は雑誌としてインタ
ーネット公開
『官報第1号』大蔵省印刷局編,明治16年7月2日
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国立国会図書館データベースフォーラム(東京本館)2012
<第2部>広がるデジタルアーカイブの世界
資料の概要
資料の概要
歴史的音源
歴史的音源
1900年初頭 1950年頃に国内で製造された
1900年初頭~1950年頃に国内で製造された
SP盤、金属原盤の音源
著作権及び著作隣接権の保護期間満了が確
認された約600音源はインターネット公開
歴史的音盤アーカイブ推進協議会(HiRAC)が
デジタル化
民謡、歌謡曲、演説、落語など多様なジャンル
<当館内・公立図書館内公開音源(例)>
『狂った果実』(テイチク、1956)作詞:石原慎太郎、作曲:佐藤勝、
『狂
た果実』(テイチク、
)作詞 石原慎太郎、作曲 佐藤勝、
歌:石原裕次郎
『地震の話』(ビクター、1930)講演:今村明恒(理学博士)
『落語 うどんや』(コロムビア、1922)落語:柳家小さん(3代目)
<インターネット公開音源(例)>
『政治講演 政治の倫理化』(コロムビア、1924)演説:後藤新平
『津軽弥三郎節』(キングレコード、1954)実演:成田雲竹
当館内及び 部の公立図書館内で公開
当館内及び一部の公立図書館内で公開
ご利用いただける公立図書館の一覧
http://dl.ndl.go.jp/ja/rekion_librarylist.html
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18
利用例
資料の概要
キーワード検索
石巻日日新聞
東日本大震災後の6日間に発行された壁新聞
をインターネット公開
京都 広重
石巻日日新聞社のご協力による
インターネット資料(著作別)
当館が収集したインターネット上の刊行物
国の機関や地方公共団体、大学などがウェブ
サイトに掲載した白書、報告書などを収録
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国立国会図書館データベースフォーラム(東京本館)2012
利用例
<第2部>広がるデジタルアーカイブの世界
利用例
検索結果
検索結果
古典籍資料(貴重書等)
京都名所之内 祇園社雪中 / 広重
絞り込み
21
利用例
22
利用例
コンテンツ閲覧
コンテンツ閲覧
フルスクリーン表示
フルスクリーン表示
クリ
表示
JPEG表示
G表示
コンテンツ表示領域を
画面いっぱいにして閲覧が可能
またJPEG画像の表示が可能
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6
国立国会図書館データベースフォーラム(東京本館)2012
<第2部>広がるデジタルアーカイブの世界
近代デジタルライブラリー
http://kindai.ndl.go.jp/
国立国会図書館デジタル化資料の内
インターネットから利用可能な図書・雑誌を
閲覧できるサービス
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利用例
何が見られるの?
 インターネットで利用
可能な、明治以降に
刊行された図書・雑誌
 国立国会図書館デジ
タル化資料とは別の
画面デザインで提供
26
キーワード検索
南方熊楠
『初等科音楽. 第2』
文部省編,文部省,昭和17
タイトルや作者に加えて
目次も検索の対象
『南満洲鉄道沿線写真帖』
南満鉄道, 〔昭和--〕
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7
国立国会図書館データベースフォーラム(東京本館)2012
利用例
<第2部>広がるデジタルアーカイブの世界
利用例
検索結果
コンテンツ閲覧
本文画像が表示
目次
サムネイル一覧
南方随筆 / 南方熊楠著
29
利用例
30
利用例
コンテンツ閲覧
コンテンツ閲覧
URLの表示
7コマ目
印刷する
本文画像1枚ごとにURLが存在し
画像単位でリンクが可能
またPDFを作成して印刷が可能
目次やサムネイル一覧から
見たい画像に移動
31
32
8
国立国会図書館データベースフォーラム(東京本館)2012
<第2部>広がるデジタルアーカイブの世界
インターネット資料収集保存事業
(ウェブサイト別)
インターネット資料収集保存事業
http://warp.da.ndl.go.jp/
国立国会図書館が収集・保存した
過去のウェブサイトを閲覧できるサービス
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34
何が見られるの?
収集方法と提供
収集対象と累積タイトル数
コレクション
タイトル数
コレクション
タイトル数
国の機関
63件 法人・機構
222件
都道府県
50件 大学
533件
政令指定都市
20件 イベント
100件
市町村
特別地方公共
団体
3,254件 電子雑誌※
829件 その他
合計
※無料公開されているもの
1,969件
プログラムによる自動収集
収集頻度
対象により月1回~年1回
提供
館内公開/
許諾を得たものは館内での印刷、
インターネット公開が可能
2002年実験事業としてスタート(2006年本格
事業化)
現在、公的機関は国立国会図書館法に基づ
く制度収集。その他の機関は許諾に基づく収集
52件
7,092件
平成24年8月16日時点
収集方法
35
36
9
国立国会図書館データベースフォーラム(東京本館)2012
利用例
<第2部>広がるデジタルアーカイブの世界
利用例
簡易検索
経済産業省
検索結果
経済産業省 / / 経済産業省
37
利用例
書誌情報
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東日本大震災への取組み
被災地域の自治体のウェブサイトを重点
的に収集 保存
的に収集・保存
震災発生直後から収集頻度を増やして対応
海外機関による震災関連ウェブサイトの
保存に協力
Internet Archive
ハーバード大学ライシャワー日本研究所
収集日別のウェブサイトへの
リンク
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国立国会図書館データベースフォーラム(東京本館)2012
<第2部>広がるデジタルアーカイブの世界
お話した内容
どこで見られるの?
国立国会図書館のデジタルアーカイブ
国立国会図書館デジタル化資料
近代デジタルライブラリー
インターネット資料収集保存事業
国立国会図書館HP
→電子図書館
コンテンツ(デジタル化資料、ウェブサイ
コンテンツ(デジタル化資料
ウェブサイ
ト)そのものをご利用いただくサービス
館内公開のコンテンツとインターネット
公開のコンテンツが存在
国立国会図書館デジタル化資料
41
近代デジタルライブラリー
インターネット資料収集保存事業
(ウェブサイト別)
42
ありがとうございました
関西館 電子図書館課
[email protected]
43
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