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総合評価チャート図
総 合 評 価 チ ャ ー ト 図 (新エネルギー・産業技術総合開発機構の事業内容の分析と評価) 国 エネルギー政策 →石油依存体質から の脱却 開発テーマを指定 【事業主体】 → 補助金 617億円(H10) → 交付金 41億円(H10) → 産業科学技術の振興 →新規産業の創出等 出資金 補助金 開発テーマを指定 → 706億円(H10) → 269億円(H10) → 石炭政策 →石炭鉱業の合理化 補助金 交付金 20億円(H10) 6億円(H10) → → 新 エ ネ ル ギ | ・ 産 業 技 術 総 合 開 発 機 構 技術開発事業 液化の技術面は確立 → 石油代替エネルギー技術開発事業 経済面での見通しは 原油価格 < 製造コスト 立たず(H11.12 産業技 12.7 55∼44 術審議会) ドル/バレル(H10) ドル/バレル(H9) 現時点では国内における商用化の可能性は低い ↓ ↓ 実用化が目的 投入累計額(補助金) 石炭関係 (液化技術) ・油収率は高水準 ・自動車燃料用としてJIS規 格は達成の見通し (事業の実施状況(S55∼H10)) 実施テーマ数 実施中のもの 終了したもの :約3,400億円 8 件 新エネルギー関係:約3,900億円 54 件 その他 10 件 :約 940億円 供給量の推移(万kw) H2→H9 供給目標量(H22) 太陽光発電: 0.9 → 9.1 風力発電 : 0.3 → 2.2 燃料電池 : 0.9 → 1.2 500万kw 30万kw 220万kw 2 件 精製技術を確立し、H13で終了予定 6 件 外部による評 価を実施 → (H8以前は 自己評価) 21 件 33 件 5 件 5 件 (評価結果) 実施件数:8件 (H9∼10実施分) ・技術面は概ね目標達成 ・実用化に向けての課題の 指摘あり 開発計画において実用化への道筋が不明確 太陽光発電:314(H5)→81(H11) 家庭用電力料金の約3倍 → 風力発電 : 26(H元)→19( 〃 ) 火力発電単価の約2倍 コスト低減に一定の成果 燃料電池 : 67(H3)→28( 〃 ) 〃 約3.5倍 ↓ 供給目標量の達成に向け 、開発の段階に対応した具 体的目標を適切に設定する 等の方策を講じた上で実施 することが必要 発電コストの推移(円/kwh) 既存エネルギーのコストとの比較 新エネルギー関係 商用化には至っていない ↑ 既存エネルギーに対し依然割高 産業技術研究開発事業 ↓ 投入累計額(出資金等) 新規産業創出型:約2,400億円 社会的要請型 :約 860億円 国際協力型 :約 370億円 新規産業創出が目的 実用化が目的 国際的な産業技術水準の向上 (事業の実施状況(S63∼H10) 実施テーマ数 実施中のもの 終了したもの 102 件 35 件 67件 77 件 32 件 45件 53 件 20 件 33件 ※ (評価結果(H9、10実施分)) 実施件数:7件 産業界への波及が期待されるもの2件 → (※H8以前の自己評価分を含めると23件) 産業界への波及効果は具体には不明 → 実施件数:3件 ※ 外部によ 実用化に向け、コスト低減必須1件、継続して実施2件 る評価を実施 (※45件中実用化されたものは18件(40%)) 国民に対する説明責任が 求められることから、研究 → 開発の成果がいかに新規産 業の創出に結び付いている かを明らかにしていくこと が必要 出資金累計: 研究開発成果等は会計上資産計上 1,881億円 ↓されず 累積欠損金: 約1,200億円 ※ S38から9次にわたる石炭 鉱業審議会の答申に基づき、 (石炭政策の推移) 合理化施策を実施 炭 鉱 数 石炭鉱業構造調整事業 国内炭鉱整備事業 ∼S40年代 炭鉱集約化政策 S50年代 生産維持政策 S61年度以降 生産規模縮小政策 (交付金の交付) 石炭鉱山整理促進交付金 S37∼H10:1,922億円 → ∼S49までに1,396億円投入(73%) (補給金等の交付) 石炭鉱業安定補給金等 S48∼H10:3,445億円 国内炭助成事業 ・ → ∼S61までに2,453億円投入(71%) ※貸付金の原資は政府出資金 累計:1,378億円 閉山生産量 S35:682→S40:287 5,800万トン →S50:39 炭鉱数は大幅減 ↑ 一定の生産量を確保(S50年代) → (国内炭生産量) S35:5,261万トン → S50:1,860万トン → S61:1,520万トン (生産能率(トン/人・月)) (新分野開拓) S35 S50 S60 H9 雇用実績(H4∼10) 18 → 68 → 94 → 215 1,387人 (貸付業務) 貸付総額:1兆8,250億円 生産能率は大幅に向上。新分野開拓にも実績 ↑ 貸付残高: 1,011億円 相次ぐ閉山に伴い延滞債権が発生 → H4から新分野開拓資金を貸付:貸付総額181億円 これまで損失処理はほとんどなし H13 構 造 → 調 合 整 理 事 化 業 の の 推 完 進 了 等 に 寄 与 リスク管理債権額(H10年度末) 破綻先債権額 :334億円 (回収が困難な債権) 貸出条件緩和債権額 :326億円 (元本返済を猶予) ↓ 貸付残高の65% (償却引当金は77億円) ↑