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アトラス vol.16 國學院久我山高校地学部 2003 目次 1. 食と掩蔽 2. いろいろな食 ・・・ p1~5 ・・・ p6~9 3. 火星大接近 ・・・ p10~13 4. 地学部の歩み ・・・ p14~16 5. 星座の基本星座とそれぞれの運勢 6.編集後記 ・・・p20 ・・・ p17~19 えんぺい 食(Eclipse)と掩蔽(Occultation) 「食」と「掩蔽」は、よく誤解されて混同されたり、曖昧に使われている用語なので、 今回はその違いについて説明します。 1.食 自ら光を発しない(他から来た光を反射して輝いて見える)天体が、障害物となる 天体の影に入る事により、光の全部または一部が遮られて、欠けて見える現象。 地球上のどの観測者からも同じ時刻にこの現象が見えます。 例.「月食」 代表的な例の、月食を見てみましょう。 2000年7月16~17日(地学部撮影) ★月食のしくみ ―1― 地球の影の中に満月が入ると、月食が起こります。満月の度に地球の影に入る とは限らないので、月食は年に1~2回しか見られません。 ★月食の種類 地球の影には、「本影」と「半影」があります。 本影・・・まったく光が届かない所の事 半影・・・光が少し遮られて、薄暗い所の事 その、どの部分に月が入るかによって欠け方が違ってきます。 ※半影月食は肉眼では違いがよくわかりません。 ★月食予報 東京で見られる次回の、 部分月食は 2004年5月5日 AM 3:48~ 皆既月食は 2007年8月28日 PM17:51~ です。 ―2― 2.掩蔽 観測者から見て、2つの天体が重なる(近くの天体が遠くの天体の手前を 横切る)現象。 観測者の位置によって、現象の有無・見え方・時刻が異なる。 例①.「日食」 1999年8月11日(OB撮影 トルコにて) 2002年6月11日(地学部撮影) ★日食のしくみ 太陽の手前を新月が横切ると、太陽が欠けて見える日食が起こります。新月の 度に太陽と月が重なるわけではありませんが、それでも毎年2~3回は世界のど こかで起こります。ただし、せまい範囲でしか見られません。 ―3― ★ 日食の種類 太陽と月の見える大きさが ① 太陽≦月の時・・・完全に覆うと「皆既日食」 ② 太陽>月の時・・・完全に覆いきれずにまわりが残る「金環日食」 ③ 太陽と月の中心の位置がずれて、 完全に覆いきれない時「部分日食」 地球から見ると太陽と月はほとんど同じ大きさに見えますが、距離が変化するの で見える大きさが変化します。それにより、太陽の欠け方が違ってきます。 ★日食予報 東京で見られる次回の、 部分日食は 2004年10月14日 AM10:45~ 皆既日食は 2009年7月22日 AM 9:55~ 金環日食は 2012年5月21日 AM 6:18~ です。 例②.「星食」 掩蔽の中でもっとも多く起こるのは、この「星食」です。 月などが、背後にある惑星や恒星(自ら光を放つ星)を隠していく現象です。 ―4― ★ 星食で月の地図ができる? 星食の時、地球上から見て星が月に隠されるか否かの境界線を、「掩蔽限界線」 といいます。月の表面には凸凹があるので、たまたま月の縁に深い谷がある時 は、掩蔽限界線上で観測しても星は月に隠されません。また、高い山がある時は、 その逆になります。これを利用して、月の正確な地形を知ろうという試みがありま す。 <観測方法> 観測する場所を決め、そこに100~200mごとに観測点をおきます。そして、グ ループごとに分かれて正確に観測を行います。観測点ごとの「隠される」「見える」 のパターンをつなぎ合わせると・・・ このように、月の地形がわかるわけです。 <まとめ> このように、食と掩蔽はしくみが全く違う現象なのですが、地球からの見え方が似 ているので混同されてしまうわけでした。皆さんが普段見ている現象は掩蔽が圧 倒的に多いわけです。このような違いを知った上で、日食や月食を観測していた だけたら、より楽しくなるのではないかと思います。 以上で食と掩蔽の説明を終わります。 小高 麻里子 ―5― 色々な食について ここでは色々な食について説明したいと思います。 えんぺい 前項目で説明したように一般的に食と言われているものにも「食」と「掩蔽」があり ます。それでは、一つ一つ説明していきたいと思います。 1 土星食 観測者(地球)から見て土星が月に隠されてしまう事です。 これは「食」と呼ばれていますが、「掩蔽」です。 下は土星食が起こる仕組みです。 このようになります。月と土星との距離はとても遠いです。 したがって、土星が月に完全に隠されてしまうわけです。 最近起こった、日本で見られた土星食は2003年3月20日で、 次回見られる土星食は2007年1月7日(北海道東部にて)の予定だそうです。 ちなみに、土星食の写真は下のものです。 土星食の終わった瞬間 2002年3月20日(天体観測室望遠鏡にて) ―6― 2 水星の日面通過 観測者(地球)から見て水星が太陽の前を横切る事です。 日食とは違い、国内では観測地によらず殆ど同じような経過を見る事が出来ま す。 この現象は地球から見た水星の軌道の位置から5月か11月にしか起こらない、 まれな現象です。 これも「掩蔽」になります。今年の2003年5月7日に起こりました。 その時の水星の日面通過の経過は下の様になりました。 黒い点は水星です。 地学部でも観測をし、写真に捉える事が出来ました。 下はその時の日面通過の写真です。 2003年5月7日 14:22:40(天体観測室望遠鏡にて) 水星は火星に比べとても小さいため、望遠鏡(太陽の光をしゃだんするようにして いるもの、または太陽を直接見なくても観測出来るようなもの)でないと見る事は 出来ません。 実際に見ると太陽の黒点よりも濃い、丸いものに見えます。 次回この現象が見られるのは2006年11月9日です。 ―7― 来年の2004年6月8日は本当にまれな金星の日面通過が起こります。国内で は130年ぶりだそうです。 金星は水星の5倍の大きさがあり、肉眼(太陽を見るプレートを通して)でも確認 できると思います。 3 金星食 観測者(地球)から見て金星が月に隠されてしまう事です。 これも「食」と呼ばれていますが「掩蔽」です。 下は金星食が起こる仕組みです。 最近起こった、日本で見られた金星食は2003年5月29日で、 次回見られる金星食は2012年8月14日だそうです。 ちなみに金星食の写真は下のものです。 金星食の終わった瞬間 1989年12月2日(天体観測室望遠鏡にて) ―8― ④ 木星食 観測者(地球)から見て木星が月に隠されてしまう事です。 これも「食」と呼ばれていますが「掩蔽」です。 下は木星食が起こる仕組みです。 最近起こった、日本で見られた木星食は2001年8月16日で、 次回見られる木星食は2009年2月23日(昼間)で、夜見られるものは2034年 10月26日まで無いそうです。 ちなみに木星食の写真は下のものです。 木星食の終わった瞬間 2001年8月16日(天体観測室望遠鏡にて) <まとめ> えんぺい 今回、「色々な食について」という題で調べましたが、実際は「食」よりも「掩蔽」の 方が起こっているという事が分かりました。 また起こる回数が少ないため、一生のうちで見る事が出来るのも数回しかないと 分かりとても貴重な現象だと改めて思いました。 岩崎 春香 ―9― 火星について 皆さんもテレビなどでご存知かと思いますが、2003年に約6万年ぶりに火星が 大接近しました。そこで今回地学部では火星について色々と調べてみました。 ① 火星とはどんな惑星だろうか? 火星は太陽から4番目の惑星で、9つの惑星の内7番目に大きい惑星です。(下 図参照) 大きさは地球の半分よりも少し大きいぐらいで、赤く輝く惑星です。 赤く見えるのは、火星が赤い砂(鉄のさび)に覆われているからです。 主に岩石で出来ており、隕石によるクレーターが沢山あります。 地球と似た所もあります。 たとえば一日が約二十四時間で、北極と南極には氷のようなものがあります。 (火星では極冠と呼ばれています。ドライアイスの塊です。) しかし、相違点もあります。例えば火星の大気は0度以上になる事はめったにな く、希薄で酸素はほとんどありません。主な大気は二酸化炭素です。 火星には小さな衛星(地球の月のようなもの)があります。名前は「フォボス」と 「ダイモス」です。 火星の名前の由来のギリシャ神話では火星は「アレス」(戦いの神)、ローマ神話 では「マルス(MARS)」とされていたそうです。 衛星「フォボス」と「ダイモス」はその軍神マルスが乗る戦車を引く4頭の馬のうち の2頭の名前です。「フォボス」は恐怖、「ダイモス」は戦慄を意味します。 ちなみに現在、生命はいないとされていますが・・・真実は今の所分かっていない ようです。(少し前に生命の化石らしきものが発見されましたが、賛否両論です。) 火星は色々と注目されていて、『人類の火星移住計画』や『火星に郵便局を作ろう』 などの計画がなされているようです。 ―10― ② なぜ大接近か? (あさだ考房 HP より) 地球と火星の軌跡の図です。 火星の画像の隣に「火星が近づく時」「大きさの割合」「地球と火星との距離」が書 かれています。 地球は約365日で一周し、火星は約687日で一周するため、そして火星の軌道 が楕円形のため誤差が生じます。 したがって接近したり遠のいたりする訳です。 「接近」する事は何度もありますが(もちろん遠のく事も)、今回はその距離がとて も近いため大接近と言われているのです。 詳しくは上の図を見ると分かりますが、今回の大接近は、はこれから起こる大接 近の地球と火星の距離よりもはるかに近い事が分かります。 大接近は15年ないし17年毎に起こっていますが、なかなか同じような接近はあ りません。多少の違いがあります。つまり今回の大接近は現代人にとっては一世 一代の大接近と言ってよいでしょう。 なぜなら、今年よりも接近するのは284年後の2287年8月29日だからです。 つまり、「逃すべからず2003年火星大接近!」というわけです。 ―11― ③ 大接近だと何が良いのか? まず、肉眼でもよく見る事が出来ます。大接近で-2.9等星ぐらいありますから、 都会でも十分見つける事が出来ます。赤く輝いていますので、晴れた日にはすぐ 見つける事が出来ると思います。 次に、望遠鏡で火星の模様を観察する事が出来ます。 火星は自転しており、又時に凄い砂嵐が起こったりするため模様がさまざまに変 化します。これを観察するという事です。 また、火星には「極冠」(ドライアイスの塊)があります。極冠は2つあり、地球で言 う南極や北極の氷と考えて良いでしょう。これも観察出来るのです。 火星は今年の11月頃まで観測する事が出来ます。 火星(ハッブル宇宙望遠鏡) ©NASA <まとめ> 今回、一生に一度の火星大接近について調べられてとてもいい経験をしたと思 います。 火星は地球の隣の星であるにもかかわらず、知らない事が多買った気がします。 これから11月頃までなら望遠鏡で結構大きく見る事が出来ると思いますので、 是非この機会に火星を観て下さい。 岩崎 春香 ―12― トリビアの火星~すばらしき火星人知識~(おまけ) ☆ 私たちが想像する火星人について☆ 私たちが想像する火星人はなぜかタコのような形をしています。 それはなぜでしょうか?その原因は19世紀終わりから20世紀始め の火星人論争による所が大きいです。 1 火星に運河が存在する? 19世紀終わり、スキアパルリという人が発見した火星の線状組織「カナリ」を「カ ナル(運河)」と誤訳した事から始まります。 これを聞いた天文学者は「火星には運河を作る事が出来る科学技術を持った知 的生命体」が存在すると考えたからです。 このため、火星には生命がいるとされたのです。 火星人は知能が高いため頭が大きい割に低重力(地球の10分の1)のため足は 細いものとされました。これが、火星人タコ型説の一番初めです。 2 宇宙戦争? SF 小説のルーツとも言われる H・G・ウェルズの小説「宇宙戦争」が20世紀の初 頭に人気を博しました。 内容は「火星人が圧倒的な科学力で地球に侵略してくる」という内容です。 これを題材にし、1938年にアメリカのCBSラジオが「火星人の襲来」というタイト ルの作品を「火星人襲来の臨時ニュース」という形で放送しました。内容は「火星 人がニュージャージーに侵入した」という事。このため、事実だと思った大衆がパ ニックを起こすという事態になりました。この時の火星人のイメージももちろんタコ 型でした。 ちなみにこの事件を残した石碑がニュージャージーに残っているそうです。 このような理由から火星人=タコ形というイメージが出来てしまったようです。 ←火星人のイメージ(「宇宙戦争」より) ―13― ☆昨年文化祭からの歩み☆ 2002.9.28~29 「文化祭」 昨年の地学部は、文化祭で「太陽系へご招待」という内容で発表し、特別賞を受 賞しました。 展示「ようこそ太陽系へ」 2003.3.26~27 「全国フォーラム」 仙台市において高校生天体観測ネットワーク全国フォーラムが行われました。本 校地学部は、創設当時から30余年間観測し続けてきた太陽観測の成果を発表 し、好評を得ました。太陽活動の盛衰を表わした巨大なグラフを広げると、皆驚 いていました。その時の写真です。 「本校の太陽黒点観測」発表 太陽活動の巨大グラフ ―14― 2003.4.28~29 「校内合宿」 学校で校内合宿を行いました。徹夜で春の星座や木星を見たり、望遠鏡の扱い 方を練習したりして部員同士の交流を深めました。 本校の天体望遠鏡 2003.5.7 「水星の日面通過」 水星の日面通過を観測しました。その写真を「月刊天文ガイド(誠文堂新光社)」 に投稿し、アンダー18の部で入選しました。その時の写真です。 真剣に観測をしている様子 水星が太陽の前を通過する様子 ―15― 2003.8.8~11 「夏合宿」 千葉の天津小湊において中学理科部と合同で合宿を行いました。昼間は海で理 科部と生き物採取を行い、夜は観測に励みましたが、天候に恵まれず、大きな成 果は得られませんでした。その時の写真です。 久我山祭の計画タイム 寝袋に入って観測中 -16- 星座の基本性格と今月の運勢 (運勢は2003年10月22日までのものです。) ☆おひつじ座☆ 性格・・・積極的で活発。どんなことにも明るく前向きに取り組んでいける特性があ ります。 運勢・・・なかなか好調。これまでがんばってきた事がキチンと評価されて、周囲に 味方が増えそうです。思い切った決断も、今なら快く賛成され協力してもらえるは ず。 やりたい事、仕切り直したいことがある人はぜひ行動して! ☆おうし座☆ 性格・・・平和で穏やかな心を持っています。人に好かれやすいのが特徴です。運 勢・・・ペースが狂いがち。友達関係、バイトなどで少し気を抜いた拍子に予想外 のトラブルが起きてしまいそう。一人で解決しようとすると、よけい墓穴をほります。 信頼する先輩や先生に早めに相談を! ☆ふたご座☆ 性格・・・好奇心旺盛で機知に富んだ人です。頭の回転が速く、裏が読める独特 の才能を持っている。 運勢・・・思いがけないタイミングでラッキーウェーブ到来!考えがしっかりしてい れば、うまく波に乗れます。自分の夢は何なのか、ふだんからよく考えて周囲にも 宣伝しておいて。「じゃあ、やってみる?」なんてチャンスをもらえたり、重要人物を 紹介してもらえるかも!? ☆かに座☆ 性格・・・感情が豊かで喜怒哀楽を素直に出せる人です。行動力と生活力にあふ れ、苦難を乗り切る忍耐力もある。また、情愛の深い所も特徴的です。 運勢・・・欲張りすぎるとろくな事にならない時。あっちにもこっちにもいい顔をした り、いくつもの趣味に手を出したりすると、どれもハンパに終わるばかりか「いい 加減な人だね」と評価を落としてしまうことも。本当に大切な事または人だけに集 中するのが正解です。 -17- ☆しし座☆ 性格・・・陽気で明るい性格です。堂々として前向きですが、目立ちたがり屋、派手 好きの一面もあるようです。 運勢・・・気持ちが積極的になり、毎日にメリハリが出てきます。「最近つまらないな ~」と感じていた人も新しい目標や面白いことが見つかりそう。好奇心を抑えずに インターネットなどで色々調べてみてください。それがきっかけで仲間が増える暗 示もあり。 ☆おとめ座☆ 性格・・・ロマンチストな性格が、幼い頃のピュアな夢を、いつまでも持ち続けられ るのが、特性です。その純粋さから強い正義感も持ち合わせています。 運勢・・・一ヶ月を通してワガママ傾向。自分の思いどおりにならないとスネたり、 文句を連発しがちです。それがうまくいく場合もあるけれど、「困った人」あつかい される危険があるから要注意!引くときは引き、どうしても譲れない時にだけ自 己主張するのがいいです。 ☆てんびん座☆ 性格・・・平和主義者で、正義感が強く、どんな状況にあっても冷静さを失いませ ん。公平な人物で、バランス感覚も優れている。 運勢・・・運気は勢いよく上昇!勉強でも趣味でもダイエットでも、目標は思いきり 高く設定して吉です。自分でも意外なほどパワーを発揮、一気にブレイクできそう。 がむしゃらにやってみると得るものが多いはず。余裕をかましてないで思いっきり 頑張りましょう。 ☆さそり座☆ 性格・・・一見したところ穏やかだが、心の奥にどんな困難にも打ち勝つ粘り強さと バイタリティーがある、そんな特性を持っています。 運勢・・・さぼりのツケが回ってきそう。いつのまにか成績がガタ落ちしていたり、 貯金が底をついていたり・・・。ここで立て直さないと大変です!遊びの予定ばかり いれず、まじめに頑張る時間も作って! ☆いて座☆ 性格・・・将来の夢や理想といった、精神的な好奇心を大切にする星座です。その ため日常的なことには無頓着で、「ガサツ」「おおざっぱ」などと言われる事も。エネ ルギッシュに突き進みますが、目標を 1 つに絞ることが出来ないため、「飽きっぽ い」ともいわれます。 -18- 運勢・・・あなたと同じレベルの実力を持つライバルが登場しそう。成績やレギュラ ーの座を争ったりしてイライラしがちです。でも自分から相手に接近して情報交換 してみて。お互いの個性が生かせれば、無敵のコンビになれるかも!? ☆やぎ座☆ 性格・・・十二星座中一番マジメで努力家です。流行に流されず、時の流れを超え て生き残る物だけを認める、本物志向の人です。そのことは逆に、保守的・権威 主義というレッテルを貼られることにもなります。 運勢・・・理想に向かって努力しているあなたの前に障害が立ちはだかりそう。 周囲から反対されたり、意地悪な人にジャマされたり。でも苦労すればするほど、 夢が叶ったときの喜びは大きいものです。ここでくじけずに今が頑張りどきと思っ て進み続けましょう! ☆みずがめ座☆ 性格・・・クールで知的・理性的な『水瓶座』は、心の底で「自分は選ばれた人間で ある。」という思いがあります。感情より論理で行動し、時として痛烈な皮肉屋にな ります。 運勢・・・上昇気流に乗れるとき!あたらし出会いがまた次の出会いを呼び寄せ、 いい人脈が作れます。グループや学校、性別や国籍(!?)などにこだわらず、 いろんな人とふれ合って吉。新鮮な刺激を受けて楽しい計画を思いついたり、将 来の夢が見つかる可能性もあり! ☆うお座☆ 性格・・・『魚座』は自己犠牲心に富み、同情心に厚いと言われます。また周囲の 影響を受け迷いやすく、わがままで子供っぽいところがあります。音楽の才能が とくに優れているのも特徴です。 運勢・・・運気はゆっくり降下中。お金がらみのトラブルが起きたり、親友と大ゲン カしたりと悩みが多い日が続くかも。意外と根が深い問題なので、適当にやり過 ごしてはダメです。信頼関係を取り戻せるまでじっくり話し合って吉。相手とマジメ に向き合えば、きっと答えが見つかります。 -19- 編集後記 今回の「食について」と「火星大接近」についての部誌はいかがでしたか? 楽しんで頂ければ幸いです。 さて、現在の地学部は4名で活動しています。(高三の先輩方を含めると7人で すが。)かなり大変でした。(目も眩むほど・・・) まず、部誌。ほとんど2人で書いたため1人2項目書かねばならなかったので、 毎日のようにパソコンと向き合っていた記憶があります。 おかげで視力が落ちてしまいました。視力回復装置買わなきゃ! そして展示。今これを書いている時(2003 年 9 月 26 日)はまだほとんどできてい ません。本当に終わるのか・・・!?それはこれを見ている方のみぞ知る、ですね。 乞うご期待!(何だ、そりゃ) そして一番の不幸は・・・悪天候です。 なんで!?とつっこまれる方もいるかと思いますが、理由は簡単です。 「観測、天候不良のためほとんど出来ず」という事です。 このせいで火星は観測できませんでしたし、(今世紀最大の大接近なのに!)合 宿は校内も校外も成果を上げられずじまいでした。天気のバカヤロー! それでは、失礼しました。 岩崎 春香 顧問よりひとこと このたぴは地学部の展示においでいただき、ありがとうございます。今年の地学部は部員数が 少なく、まさに「風前の灯火」の状態です。本校のみならず、他校でも理科系の研究クラブは部員 数の減少が進み、苦しんでいるところが多いようです。しかし、人数が少なくても本校地学部はや る気は十分です。3月に仙台市で開かれた「高校生天体観測ネットワーク 全国フォーラム」での 発表や『月刊 天文ガイド』での天体写真の入選など今までにない活躍をしております。今年の久 我山祭では最近数年間に観測できた「食」「掩蔽」を中心に「火星大接近」、そしてやっぱりこれがな くっちゃ、というわけで少人数ながら「プラネタリウム」の投影にチャレンジいたしました。部員たち のがんばりをどうぞご覧ください。 顧問 林 文雄 -20- アトラス16号 発行日 平成 15 年 10 月4日 発行者 國學院久我山高校地学部 編集者 小高 麻里子 岩崎 春香 大桃 彩子 三宅 てるみ 顧問 林 文雄