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秋 号 - 札幌市

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秋 号 - 札幌市
秋 号
「@苗穂つたえるマガジン」
では、地域のみなさんがイベントで楽しむ姿、頑張る姿を、
ダイジェストでお伝えします!
見て楽しめる写真満載です!ぜひ、苗穂の魅力をご堪能下さい!
!
第2回
苗穂連町防災訓練
第6回
こども縁日と昔あそび
第15回
健康講座とふれあいお食事会
苗穂・本町・東光小学校
稲刈り体験
笑
顔
が
実
り
ま
し
た
。
今
年
も
い
っ
ぱ
い
苗
穂
に
は
豊
か
な
実
り
の
秋
■目次
第2回 苗穂連町防災訓練・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
第6回 こども縁日と昔あそび・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
第15回 健康講座とふれあいお食事会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
苗穂・本町・東光小学校 稲刈り体験・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
次号予告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
-––
9 月 1 日(土)
、
「平成 24 年度 第 2 回 苗穂連合町内会災害時要援護者避難支援防災訓練」
が希望公園と苗穂小学校体育館にて行われました。今回、私たち「@苗穂つたえる編集部」
はその訓練の様子をお伝えします。
参加人数:連町 79 名・苗穂小学校約 700 名
主催:苗穂連合町内会
■プログラム
10:00 一時避難場所での安否確認開始
10:10 収容避難施設(苗穂小学校体育館)へ避難
10:20 収容避難施設にて訓練開始
※自主対策本部の設立及び避難所の運営
11:00 連町訓練終了
11:10 苗穂小学校保護者・児童避難施設受入(合同訓練)
12:00 合同訓練終了、保護者・児童解散
12:10 本日の反省会
12:30 対策本部撤収
13:00 解散
1
1
大震災の教訓をうけて
9 月 1 日(土)
、今日は「防災の日」です。全国各
午前 10 時に実質的な訓練が始まりました。町内会
地で防災訓練が行われる中、ここ苗穂連合町内会でも
ごとに集合し、自立避難者の人数やケガ人の有無を確
「平成 24 年度 災害時要援護者避難支援防災訓練」
認し、支援者が要援護者の確認を行っていきます。
が行われました。この訓練は、東日本大震災の教訓を
全員の安否確認ができたら、八田連合町内会会長に報
受けて昨年 9 月に第 1 回目が行われ、今年で第 2 回
告していきます。全員の情報が集まったところで、苗
目になります。今回は希望公園を一時避難場所、苗穂
穂小学校体育館に向かいます。担架を使用したり、車
小学校体育館を収容避難施設とし、体育館の訓練では
椅子の方や体の不自由な方を気遣っての移動です。
苗穂小学校保護者や児童も交えて行いました。
午前 9 時ちょうどに地震が発生したという想定で、
想定した地震の規模:
30 分後に、一時避難場所の希望公園に、町内会の方々
が集まってきました。いつもの行事とは違い、周囲は
緊迫した雰囲気に包まれています。ここまでは仮想訓
練で、一般住民が各自避難をして、支援者が要援護者
の安否を確認後、希望公園へ避難させることになって
● 9月1日(土)午前9時、市内北東部を震源とするマグ
ニチュード7.3の直下型地震が発生し、東区内で震度
7~6を記録した。
● 苗穂東地区では、火災・建物の崩壊・液状化等が発生
した。
● 電気・ガス・水道が止まり、電話も不通。
います。
。
自主対策本部の設置
苗穂小学校体育館に到着し、自主対策本部の設立と
避難所の運営を行っていきます。
まずはステージ横に対策本部を設置します。受付で
は「避難者確認票」を用意し、避難者の住所・氏名・
児童・保護者による避難者の受付・受入れ訓練が終り
ました。その後苗穂東まちづくりセンターの近藤所長
から、今回の防災訓練についての説明と避難に関する
勉強会がありました。
年齢等と、ケガや病気の具合を確認し、記入していき
勉強会では、車椅子体験があり、男の子が役員さん
ます。体育館の端には、避難生活が体験できる段ボー
を乗せて体育館の端から端まで動かしました。初めて
ルの間仕切りが組み立てられました。
の車椅子操作はどうだったでしょうか?
午前 11 時に連合町内会の訓練が終わり、その後苗
穂小学校児童・保護者も加わります。
「地震が起こりました。机の下に隠れてください。
」
校内放送が流れ、数分後に児童・保護者が次々と体育
今回の防災訓練の名称に「災害時要援護者」という言葉
館に入ってきました。それぞれ自分の所属している町
が含まれています。
「災害時要援護者」とは、災害時にま
内会で受付を行い、指定された避難場所に座っていき
わりの人の手助けを必要とする方々のことです。具体的
には、高齢の方や心身に障がいのある方、普段の生活で
ます。
自分の町内会が分からない人には、
町内会の方々
は支障がないものの状況によっては手助けが必要な妊
が丁寧に対応し、避難場所を指示してくれます。
婦、乳幼児などです。また、外国人も該当します。
こうして全員が体育館に揃い、苗穂連町と苗穂小学校
2
コラム①「災害時要援護者」とは?
参照:札幌市災害時要援護者避難支援ガイドライン
避難生活の体験
次に避難生活体験です。
「体験したい人?」との問い
ひなんょの
に、
「やりたい!やりたい!」児童たちが興味津々で段
日頃から防災の意識を高めておくことです。役員の皆
さま、参加した皆さま、本当にお疲れ様でした!
ボールの前に集まってきました。順番に寝袋や毛布の上
に横たわり、避難時の生活を体験しました。
実際の避難時には、お互いの助け合いや我慢が必要なだ
けでなく、決まり事もたくさんあることを学びました。
例えば、午後10時に就寝する、ペットは禁止、掃除は
毎朝9時に行う、などがその例です。体育館の床をドン
コラム② 非常食あれこれ
災害時に欠かせない非常食。東日本大震災後は、多く
のスーパーやドラッグストアなどで防災グッズの棚が設
けられ、非常食が販売されています。
今回の防災訓練でも訓練参加者のみなさんに非常食が
ドンやると、とても響いて寝ている人が迷惑するという
配布されました。配布されたのはペットボトルの水、ク
ことも教わりました。
ラッカー、アルファ米です。アルファ米とは一度炊いた
合同訓練は無事終了し、対策本部の撤収、段ボール
の解体を行っていきます。その後反省会が行われ、各
ご飯を乾燥させたお米で、お湯か水を注ぐだけで食べる
ことができ、常温で5年間保存が可能です。
(今回は、今
年の冬に賞味期限が切れる物資を配付しました。
)
担当ごとに良かった点や改善点を出していきました。
今回の反省を基に、今後の災害に備えていきます。
今回の訓練により、参加者のみなさんは災害時の行
動がより明確になったのではないでしょうか。
「災害時、備えが
あれば、憂いなし!」
大切なのは、実際災害が起こった時、訓練をもとに
スムーズに行動すること、そして、私たち一人一人が
3 3
9 月 9 日(日)
、苗穂小学校体育館にて苗穂連町「こども縁日と昔あそび」が行われました。
子どもたちが楽しめるようにと工夫した、手作りの楽しいイベントです。私たち「@苗穂つ
たえる編集部」は、遊んで楽しむ子どもたちと、運営に関わった町内会の皆さんの様子を取
材しました。
参加人数:子ども 68 名、大人:29 名
主催:苗穂地区青少年育成委員会
■こども縁日・昔遊びの内容
☆トンカチ広場(大工さん入門)
☆ポップコーン
☆ゴム鉄砲
☆おままごと
☆輪投げ、ストライクナイン
☆けん玉、こま、だるまおとし、
☆プリクラ写真
☆くじ(ひもあめ)
☆ヨーヨー釣り
☆お楽しみ袋
4
ルーブックキューブ
☆おはじき、お手玉、あやとり、
折り紙、紙ふうせん
みんなで準備・チェック!
9 月 9 日(日)
、苗穂連町「こども縁日と昔遊び」
搬入作業が終わり、苗穂地区青少年育成委員会会
が開催されました。当日は朝から雨模様で、開催時間
長・渡辺さんの挨拶があり、その後各担当に分かれて
が近づくにつれて雨足がだんだん強くなってきました。
準備が始まりました。子どもが安全に楽しく遊べるよ
会場を希望公園から苗穂小学校体育館に移し、
雨の中、
う、
コーナー毎で、
最終チェックに余念がありません。
朝 8 時半頃から搬入作業が始まりました。
待ちに待った開場!
開場時間の 15 分前には子どもたちが到着し始め、
受付の前に列をなし、
「えんにちスタンプラリー」を
時間を10 分早めて9 時 50 分からのスタートとしま
受け取ります。これは、回ったコーナーごとにチェッ
した。こどもたちが待ち切れず、体育館の入り口で時
クを入れていくものです。スタンプラリーに名前を記
間を気にしています。9 時 50 分の合図と同時に、わ
入し、いよいよ楽しい時間の始まりです!
ぁっと子どもたちが体育館に入ってきました。
5
縁日スタート!
子どもたちが遊んでいる間、雨は激しく降り続き、
体育館の屋根から地面めがけて雨水が勢いよく流れ落
コラム① インタビュー
苗穂地区青少年育成委員会 柳田さん
ちていました。そんな天気も気にせずに、子どもたち
Q1. 今回力を入れた点はどこですか?
は体育館で目いっぱい遊んでいます。こんなに手の込
全部ですが、中でも写真を撮って持ち帰れる
んだイベントなのに、ゲームコーナーはすべて無料。
プリクラ写真が人気です。また、毎年小道具
おまけにお菓子のプレゼントや景品もあります。
また、
がバージョンアップしており、今年はかわい
会場から自宅が遠い子どものために、送迎バスも運行
いキャラクターのお面を作成しました。
するという配慮ぶりです。渡辺さんによると、バスの
Q2. 大変だった点はありますか?
運行回数をもっと増やすなどの検討も重ねていきたい
分担しながら準備を進めてきたので、とても
とのこと。このイベントをもっともっと良くしていき
スムーズにいったと思います。
たいという気概が感じられました。
Q3. 今日は雨になってしまいましたが・・・
「どれが楽しかった?」役員さんの問いかけに、
「全
今日は雨なので体育館ですが、青空の下、公
部!!」子どもたちが元気に答えます。この笑顔があ
園でやるのが一番いいですね。体育館では電
れば、役員さんたちの頑張りも報われますね!今まで
気を使えず、ポップコーンを作ることができ
の苦労も子どもたちの笑顔で吹っ飛びます。
ないので、近くの渡辺会長宅で作って持って
来年もぜひ、楽しいお祭りを作ってくださいね!
役員の皆さん、本当にお疲れ様でした!!
きています。
柳田さん、ありがとうございました!
柳田さん、ありがとうございました!
今年も楽しい遊びがいっぱい!
☆輪投げストライクナイン
輪は全部で9つ。すべて的に掛ける
ことができるかな?
☆お楽しみ袋 手作りの釣竿で、お
楽しみ袋を釣ろう! 何が入って
いるかは開けてからのお楽しみ☆
6
☆プリクラ写真
☆トンカチ広場
☆昔遊び
大好きなキャラクターと一緒に
(大工さん入門)大学生のボラ
(けん玉、
こま、
だるまおとし、
パシャリ、世界でたった一つ、
ンティアさんと一緒に。トンカ
ルーブックキューブ)みんな、
自分だけのプリクラに!
チと釘で木箱を作ります♪
こまやけん玉に無我夢中!
☆ヨーヨー釣り
☆昔遊び
☆おままごと
どの色のヨーヨーにしようかな
玉、あやとり、折り紙、紙ふう
お野菜やお肉を包丁で切っ
♪ 青・黄色・ピンク・グリー
せん)テレビゲームもいいけれ
て・・・今日の晩ご飯はハンバ
ン・・・見ているだけで楽しい!
ど、昔の遊びも楽しいね。
ーグよ~♪
☆ゴム鉄砲
☆くじ
☆ポップコーン
ゴム鉄砲は役員さんの手作り。
(ひもあめ) くじを引いて、
香ばしくて美味しいポップコー
紙コップの城に命中させよう!
豪華景品をゲットしよう!
ンはいかが?あっさり塩味☆
(おはじき、お手
コラム② かわいいキャラクターがいっぱい!
取材中、会場のいたるところに、とってもかわいいキャラクターのお面をかぶった役員さんたちを見かけ
ました!日本ハムファイターズの BB、初音ミク、ウサビッチ、こびとずかんのカクレモモジリなど、今、
子どもに大人気のキャラクターばかりです。
作ったのは、育成会メンバーの岡村さん。ずっとデザインのお仕事をされていたとのことで、どれもすば
らしい作品でした。毎年バージョンアップする小道具。来年が楽しみですね!
7
9 月 11 日(火)
、苗穂本町地区センターにて、
「健康講座とふれあいお食事会」が開催されまし
た。私たち「@苗穂つたえる編集部」は、ユーモアあふれる健康講座や講話、和気あいあいのお
食事会の様子を取材してきました。
参加人数:123 名
主催:苗穂地区社会福祉協議会、苗穂福祉ふれあいテン
後援:苗穂地区地域健康づくり運営委員会、苗穂地区食生活改善推進員協議会、苗穂連合町内会女性部
■ 次 第
11:00
11:15
開会のことば
苗穂福祉ふれあいテン
運営委員長
村田 豊美
主催者挨拶
苗穂地区社会福祉協議会
理事長
八田 力
来賓ご紹介・ご挨拶
東区社会福祉協議会
事務局長
大沼 広幸
苗穂東まちづくりセンター
所
長
近藤 邦弘
苗穂本町地区センター
館
長
杉野 忠夫
健康講座『正しい歩行について、骨粗しょう症』
札幌東徳州会病院
12:15
ふれあいお食事会
13:00
講話『簡単な介護予防体操』
東区介護予防センターなえぼ
13:30
8
閉会の挨拶
理学療法士
山本 英紀
管理栄養士
金子 裕子
社会福祉士
高下 香織
みんなで協力!
9 月 11 日(火)
、苗穂本町地区センターにて、
「健
11 時前になると参加者が来場し、ホールはたくさ
康講座とふれあいお食事会」が行われました。苗穂福
んの人で埋まっていきました。開会までの空き時間を
祉ふれあいテンと苗穂地区社会福祉協議会が主催とな
利用して、バイタルチェックを受ける参加者も見受け
り、地域内の 70 歳以上の方を対象に「健康・安全」
られ、担当者のお話を熱心に聞き入っていました。
をテーマに毎年行われています。
開会式では、苗穂福祉ふれあいテン・村田運営委員
私たちが 8 時 30 分に会場に到着すると、会場設営
長の開会のことばがあり、主催者挨拶で苗穂地区社会
はすでに終了しており、調理室では昼食の準備が始ま
福祉協議会・八田理事長がご挨拶されました。続いて
っていました。お食事の汁物とデザートは食生活改善
来賓紹介で東区社会福祉協議会・大沼事務局長のご挨
推進員協議会の方々による手作りで、参加者の健康を
拶があり、苗穂東まちづくりセンター・近藤所長、苗
考えて、
塩分ひかえめのうす味に仕上げられています。
穂本町地区センター・杉野館長が紹介されました。
皆さん昨晩から下ごしらえを始められたそうです。
司会進行は、
苗穂福祉ふれあいテンの吉事務局長です。
コラム① 「苗穂福祉ふれあいテン」のこと教えて下さい!
苗穂福祉ふれあいテン 運営委員長・村田 豊美さん
「ふれあいテンは平成 8 年に活動を開始、平成 11 年には地区センターができて、
活動の拠点になっています。札幌市の各地域では高齢者向けに様々な行事を行って
いますが、苗穂地区は「健康」にこだわり、毎年講師の方を呼んで開催。講師に落語家を招いたこともあり、
楽しんで健康を知ってもらうことを目的に頑張っています。苗穂福祉ふれあいテンの名称には、
『原テンに
もどる』
『テンがつながってふれあいの輪へ』という思いが込められているんです。
」
村田さん、熱く語っていただき、ありがとうございました!今後の更なるご活躍に期待しています!
9
健康講座とふれあいお食事会の開始!
札幌東徳洲会病院・理学療法士・山本さんの『正し
ザートを各テーブルに手際よく配膳していきます。お
い歩行について』と題した健康講座では、資料を用い
弁当は和の料理が中心で、季節の素材を活かしたおか
ての講話、また実演も行いながら、正しい歩行につい
ずが盛りだくさん。真心こめて手作りした汁物は、カ
て楽しく学びました。寝たきりにならないよう、
「ころ
ニすりみ・麩・ワラビ・椎茸のコントラストがとても
ぶ事」についても学習。転びやすい環境や心身状態を
美しく、手作りのデザートのコーヒー風味のあんゼリ
説明し、ステージ上で転倒予防体操を実演、参加者も
ーはとっても上品な味に仕上がっています。編集部の
熱心に聞き入っていました。
SとUも参加者の皆さんとともにお料理に舌鼓を打ち
管理栄養士・金子さんの『骨粗しょう症』と題した
健康講座では、日本人はカルシウムが不足しており、
午後の部は、東区介護予防センターなえぼ・社会福祉
特に女性が骨粗しょう症になりやすいと言及。日本人
士・高下さんの『簡単な介護予防体操』と題しての講
が一日に必要なカルシウム量は 600mg であり、丈夫
話です。じゃんけんゲームや「ふるさと」
「はとぽっぽ」
な骨を作るために牛乳やチーズ、ホウレン草や納豆な
等の歌を歌いながら、
楽しく行える介護予防法を紹介。
ど、カルシウム分を多く含む食材の摂取を心がけるよ
高下さんのほんわかトークに会場は楽しい笑い声であ
う参加者に呼びかけました。
ふれました。
お昼に差し掛かり、お楽しみのふれあいお食事会の
時間がやってきました。係の方々がお弁当、汁物、デ
本日のお献立
御
飯 (赤飯、白飯)
焼 き 物 (鮭の塩焼き)
旨
煮 (人参、こんにゃく、竹の子、生麩、絹さや)
揚 げ 物 (野菜の天ぷら)
酢 の 物 (玉葱、きゅうり)
彩
物 (卵焼き、白花豆、ミニトマト他)
漬
物 (大 根)
季節の果物(ぶどう、オレンジ)
汁
物 (カニすりみのお吸い物)
デザート (コーヒー風味のあんゼリー)
10
ました。愛情のこもった料理で心もお腹も大満足!
役員の皆さん、来年以降も参加者のために、楽しい
健康講座と食事会にして下さい!
9 月 13 日(木)
・14 日(金)
・18 日(火)の 3 日間、サッポロさとらんどにおいて、苗穂連合町内会学校区の 3
小学校の 5 年生による「稲刈り体験」が行われました。私たち「@苗穂つたえる編集部」は、3 日間にわたり児童の
稲刈り体験の様子を取材してきました。
主催:苗穂連合町内会
担当:苗穂地区青少年育成委員会(苗穂東地区福祉のまちづくりネットワーク子育て支援事業)
● 9 月 13 日(木)苗穂小学校 5 年 1 組・2 組・3 組・すずかけ組
● 9 月 14 日(金)本町小学校 5 年 1 組・2 組
● 9 月 18 日(火)東光小学校 5 年 1 組・2 組
11
みんなで植えた稲を収穫!
9 月 13 日(木)
・14 日(金)
・18 日(火)の 3
日間、サッポロさとらんどにおいて、苗穂小学校、本
り」のバスの手配や子ども達と一緒に作業のサポート
をしています。
町小学校、東光小学校の 5 年生による「稲刈り体験」
初めにサッポロさとらんどのスタッフ・赤間さんか
が行われました。今年の春にみんなで植えた稲をいよ
ら稲刈りの手順が説明されました。3 人一組になり、
いよ収穫する時期がやってきたのです。さとらんどの
①稲を刈る人、
②稲の束を縛る人、
③稲の束を運ぶ人、
スタッフさんたちが、稲の赤ちゃんを守る「深水管理」
に分けます。赤間さんが特に念を押して注意していた
をしたり、鳥から米を守るためのネットを田んぼに張
のが、
「カマ」の扱い方。とても鋭利で凶器にもなるの
るなどして、大切に育てられてきた稲です。
で、絶対にカマで遊ばないこと、転びそうになったら
私たちが午前 9 時半頃サッポロさとらんどに到着
すると、サポートで参加する苗穂連合町内会の方々は
すでに到着していました。
平成 17 年度から「福祉のまちづくりネットワーク
支援事業」の一環として農業体験学習「田植え」
「稲刈
カマを必ず地面に置くことなどを強調していました。
児童たちは赤間さんのお話を真剣に聞いています。
長靴に履き替えて、田んぼへと向います。辺り一面
には黄金色の稲穂畑が広がり、赤とんぼが稲穂の先で
羽を休めています。
コラム①「深水管理」とは?
田植えの後は、寒さから稲を守るために田んぼに深
く水を入れます。約 7~8cm、苗長の 4 分の 3 を目
安に水を入れます。これにより、寒さで稲が萎縮し
たり、根の張り方が鈍らないようにします。保温を
しないと根の発育が悪くなり、肥料分の吸収力も鈍
ります。また、深水にすることにより、雑草の発生
も抑えることが出来ます。
参照:くぼたのたんぼより
12
悪戦苦闘の稲刈り体験!
さっそく児童たちが次々と田んぼに入っていきます。
連日の雨で地面はぬかるんでおり、一度はまったら長
一粒たりとも粗末にしてはいけないですね。
赤間さんは、
「これからお米を食べるときはいつも、
靴がなかなか抜けずにさあ大変!「ぬけない~!」
「助
大切に育ててくれた人たちのことを思い出してくださ
けて~!」
という声があちらこちらで聞こえてきます。
い」とおっしゃっていました。児童にとって今日の稲
稲を 5 株刈り取って一束にまとめて、縄で縛ります。
刈りは貴重な体験だったのではないでしょうか。
「稲刈
町内会の方々も児童と一緒に、縛ったり、ほどけた
りどうだった?」の質問に「楽しかった」と児童たち。
稲を直したりサポートしています。
今回収穫したお米は、10 月の中旬頃に児童たちの
その後は束ねた稲を「はさ」と呼ばれる木にかけて干
手に渡ります。もち米なので、美味しいお餅やおこわ
す、
「はさがけ」の作業をします。このように太陽の下
にして食べるのが楽しみですね!
で 2 週間ほど干すことで、栄養が実につまり、風味が
良い米ができるのです。
お米は毎日の食生活に欠かせない大切な食べ物。
「さようなら~。どうもありがとう~。
」町内会の
方々に見送られ、児童たちを乗せたバスは学校へ向け
て出発しました。
コラム②「カモと水田」
「アイガモ農法」という言葉を、ご存知ですか? これは農薬を使用する代わりに、水田にアイ
ガモを放して雑草取りや害虫退治をさせる、人と自然にやさしい農法のことです。
アイガモたちは自分のエサとして雑草や害虫を食べてくれる上、水田の土や水をかき回して酸素
を補給し、おまけに稲の養分となる糞まで撒いてくれます。なので、除草剤・殺虫剤といった農
薬を使う必要がなく、安全でクリーンなお米が収穫できるのです。
参照:農産物直売・津野より
13
次号予告
グリーン公園
チューリップ球根植え込み
第12回
苗穂連町ふれあいもちつき大会
第12回
クリスマス会
第8回
子ども雪の祭典
編集後記
秋も深まり、近頃は冬の訪れを感じております。
編集部ではマスクをしている者も目立ちますが、皆さんも風邪
などを引かない様に、うがい・手洗いや温かい服装にする等、
体調管理には十分気をつけて下さい。
今号も「@苗穂つたえるマガジン」では寒さを吹き飛ばすよう
な、皆さんの笑顔を紹介しています。
楽しく、安全なまち暮らし @苗穂つたえるマガジン 2012 NO.2
2012年11月 発行 苗穂東まちづくりセンター
札幌市東区苗穂町3丁目3-45 Tel : 011-742-4427 Fax : 011-743-0922
@苗穂つたえるマガジンはWEBからもご覧いただけます
http://www.city.sapporo.jp/higashi/naebohigashi/index.html
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