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平成22年度の健診結果(PDF形式 1639キロバイト)

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平成22年度の健診結果(PDF形式 1639キロバイト)
健診受診のためのはじめの一歩
みんなで考えよう!
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■問合せ
保健福祉課 ☎47−8007
平成 22年度の 健診結果
みなさん、こんにちは!最近、『メタボリックシンドローム(メタボ)』や『生活
そこで、平成22年度に町が行った健診の結果に基づく傾向から、特に
習慣病』という身体に良くない言葉を取り上げられることが多くなってきましたよね。 私たちがどんな点に気をつければ、いつまでもいきいきと元気で生活して
これら私たちの健康を害する要因をいち早く発見するのが、健康診査です。
1
健診受診者数
(人)
500
男性
400
女性
計
493
200
0
149
86
49
21
8 13
9 13 22
39歳以下
2
40歳代
16
33
50歳代
男性 39歳 40歳 50歳 60歳 70歳 80歳
以下
代
代
代
代
以上
1位 腹囲 腹囲
糖尿
血圧
血圧
血圧
脂質
血圧
脂質
糖尿
糖尿
BMI
(中性脂肪)
脂質 脂質 腹囲
3位 (中性脂肪)
(LDL)
(LDL)
糖尿
腹囲
心臓
39歳 40歳 50歳 60歳 70歳 80歳
女性 以下
代
代
代
代
以上
脂質 糖尿
1位 (L
DL)
2位 腹囲
心臓
脂質
脂質
(LDL) (LDL)
糖尿
脂質 血圧
3位 腎機能 (L
DL)
あらためてまとまった時間をとって運動をすることは難しい
人ほど受診者数が少ない傾向にあることが分かります。
ですよね。しかし、右の図のように日ごろから身体を動かす
50歳代より若い人たちの受診者数が少ないですが、若い
うちから健診を受けることが大事なのはなぜですか?
実は…一般的には女性は閉経になるまでは、高血圧やコ
レステロールの異常はほとんどないのですが、男性では
若い年代(30歳代)からでも異常がみられるからです。
70歳以上
糖尿
血圧
糖尿
糖尿
う、自転車に乗る、椅子
が、男女問わずどの年代でも(若くても)高い順位に入ってきています。
に腰かけてその場で足踏
グラフ②によると、高血糖や高TG血症(中性脂肪)など危険因子が多く
みをする、などが効果的
なればなるほど冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞)になる危険は高くなるの
ですよ。
くとることを心がけましょう。そして、野菜を食べる順番も重要で
男女共に、3割近くが「忙しい」
「自覚症状がない」
す。食事の最初に野菜を摂れば血糖や脂質が上がりにくいことがわ
を挙げました。
かっています。
確かに、痛くもかゆくもなく身体の調子が良いと
20
30
(%)
(危険因子:肥満、高血圧、高血糖、高TG血症)
(肥満症治療ガイドライン2006)
2011 年 3 月号
けおやつやお酒の量を減らして
みましょう。また、果物は薬で
1986年 1991年 1996年 2002年
(http://www.v350f200.com/kenzen/jittai_a.html)
はありません。とても甘いので
摂り過ぎには注意が必要です。
これからも、ぜひ健診を毎年受けて、地域で
はげまし支えあいながら、自分の健康は自分で
守っていきましょう!
未記入
10
とれません。現在よりも少しだ
その他
0
重は減りませんし、内臓脂肪は
0.0
周りが受けない
0 1
日本
米国
10.0
都合
冠状動脈
閉塞
115
110
105
100
95
90
85
(%)
不便
5.14
とはとても大切なことです。
20.0
有料
いるのかを毎年健診を受けて、経年的にみていくこ
30.0
無関心
いでしょうか?
40.0
自信
もかゆくもないうちから、自分の身体がどうなって
50歳未満男性
50歳未満女性
50歳以上男性
50歳以上女性
こわい
体に害を及ぼすということですが、脂肪を減らすにはどうしたらい
50.0
自覚症状がない
「大丈夫だろう」と思いがちですよね。でも、痛く
現在と同じだけ食べていては体
大腿四頭筋
グラフ④ 今後の健康診査を受けない理由(複数回答) 治療中
体重が増えると脂肪がたまりやすくなります。特に、内臓脂肪が身
kg/年
1
グラフ④は、以前みなさんに行ったアンケ−トの
結果です。健診を受けない理由に、50歳未満の方は
A.
腹筋
健診を受けないのは…「忙しい」
「自覚症状がない」から
年々消費量が減っていることが分かります。食事では、野菜を多
グラフ③ 日米1人当たり野菜消費量の比較
5.76
上腕三頭筋
病院で定期検査
危険因子の保有数
2
スロートレーニングを!
忙しい
35.8
リカ人で1人当たりの野菜消費量を比較したものです。日本人は、
4
●軽いジョギング:10分
年齢とともに筋肉は萎縮する(三筋後退)
で、若い時から健診で経年的にみていくようにしたいものです。
運動不足と野菜不足が挙げられます。グラフ③は、日本人とアメ
●軽い筋トレ:20分
体重70㎏の人が20分歩くと消費カロリーは70kcal、
60分では210kcal(缶ビール500ml1本相当分)
慣づけましょう。そして、寝たきりを防ぐために特に重要な
コレステロールが低い、中性脂肪が高いなど)や糖尿病に関する検査項目
Q.
●自転車:15分
が減りますので、身体に無理のない範囲で、写真のように腕
回答率
3~4
(上腕三頭筋)・お腹(腹筋)・太もも(大腿四頭筋)の筋肉
立てふせ・上体起こし・スクワットなどの運動をするよう習
Q . 高血圧や血液中の脂質や糖の数値が上がっていく原因として共通す
る点は何でしょうか?
●階段:10分
また、年齢とともに全身の筋肉は減ります。とりわけ、腕
えることです。階段を使
脂質 腎機能
血圧 (L
DL)
●歩く:20分
消費は難しいですが、『ちりも積もれば山となる』です!
年代ごとにみたものです。脂質異常症(悪玉コレステロールが高い、善玉
血圧
グラフ② 危険因子保有数と冠動脈疾患発症リスク
歩くと、体重相当分の70kcalを消費します。なかなかカロリー
のが、太ももの筋肉を鍛
A.
運動量の目安(1エクササイズ) 体重相当分の
エネルギーを
消費
習慣をつけることが重要です。例えば、体重70kgの人が20分
左の表は、平成22年度の健診で注意が必要となった項目の状況を性別・
※LDL…悪玉コレステロール
3
ても、男性より女性の方が多く受診しています。そして、若い
血糖、脂質、血圧の値に注意!!
健診で注意が必要となった項目の状況
2位
みなさん、仕事や家事など忙しい生活を送っているので、
A.
60歳代
大切なことは、身体を動かす習慣を!
グラフ①は、平成22年度の健診受診者数です。どの年代をみ
Q.
280
235 213
300
100
3
若い男性の受診者数が少ない!
グラフ①
いけるのかを、いっしょに考えていきましょう!!
4月号では、がん検診を特集します。平成23年度がん検診の申込みは2月末から。ぜひ、受診しましょう!
2011 年 3 月号
2
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