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平成25~29年度事業推進計画 - 埼玉県シルバー人材センター連合
目 次 ■ 前 文…………………………………………………………………………………… 1 ■ 第1章 計画策定の概要 1 中期計画策定の趣旨………………………………………………………………… 2 2 計画の期間…………………………………………………………………………… 2 ■ 第2章 シルバー事業を取り巻く環境 1 高齢化の状況………………………………………………………………………… 2 2 公益法人制度改革…………………………………………………………………… 3 3 行政刷新会議による事業仕分け…………………………………………………… 3 4 高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部改正…………………………… 4 ■ 第3章 行政施策におけるシルバー人材センターの位置付け 1 高齢社会対策大綱…………………………………………………………………… 4 2 埼玉県高齢者支援計画……………………………………………………………… 5 ■ 第4章 連合事業推進計画(平成 23 年度)達成状況 1 会員の増強のための目標と取組…………………………………………………… 6 2 就業機会の拡大のための目標と取組……………………………………………… 6 3 安全・適正就業の徹底のための目標と取組……………………………………… 6 4 運営基盤強化のための目標と取組………………………………………………… 7 ■ 第5章 シルバー人材センターの課題 1 会員の増強…………………………………………………………………………… 7 2 就業機会の拡大……………………………………………………………………… 7 3 地域ネットワークの形成…………………………………………………………… 8 4 安全・適正就業の徹底……………………………………………………………… 8 5 運営基盤の強化……………………………………………………………………… 8 6 組織運営の強化……………………………………………………………………… 8 (1)理事・監事の機能強化… ……………………………………………………… 8 (2)事務局の活性化… ……………………………………………………………… 9 (3)関係機関との連携強化… ……………………………………………………… 9 ■ 第6章 連合事業推進計画(平成 25 年度~ 29 年度)の目標と取組 1 会員数………………………………………………………………………………… 9 (1)目標数値… ……………………………………………………………………… 9 (2)取組内容… ……………………………………………………………………… 10 2 就業率・就業延人員・契約金額……………………………………………………… 10 (1)目標数値… ……………………………………………………………………… 10 (2)取組内容… ……………………………………………………………………… 10 3 地域ネットワークの形成…………………………………………………………… 11 4 安全・適正就業……………………………………………………………………… 11 (1)目標数値… ……………………………………………………………………… 11 (2)取組内容… ……………………………………………………………………… 11 5 運営基盤の強化……………………………………………………………………… 12 6 組織運営……………………………………………………………………………… 12 (1)理事・監事の機能強化… ……………………………………………………… 12 (2)事務局の活性化… ……………………………………………………………… 13 (3)関係機関との連携強化… ……………………………………………………… 13 ■ おわりに………………………………………………………………………………… 14 【参考資料】 Ⅰ 埼玉県の高齢化の状況 ■ 埼玉県の将来人口推計及び高齢化率の見通し ■ 年齢3区分別人口構成比の推移(埼玉県) ■ 埼玉県の人口ピラミッド ■ 高齢者のみの世帯の推移 ■ 地域活動等への参加 Ⅱ 事業実績 ■ 県内シルバー人材センター・高齢者事業団設置状況 ■ 年度統計資料(平成23年度) ■ 主な指標数値における全国・埼玉県実績推移グラフ(過去5か年) Ⅲ シルバー人材センターアンケート結果 Ⅳ 埼玉県シルバー人材センター連合事業推進計画(中期)検討委員会名簿 埼玉県シルバー人材センター連合 事 業 推 進 計 画 ~ 前 文 ~ 我が国は、世界でも稀にみる速さで本格的な超高齢社会を迎えました。 少子高齢化の進展は、労働力人口の減少に伴う生産力の低下や地域活力の衰退、社会 保障費の増大など、経済・社会に深刻な影響を及ぼすことが懸念されています。 こうした中、シルバー人材センターは、高齢者が長年培った豊富な経験や知識、技能 を活かし働ける場を確保・提供するとともに、ボランティア活動などの社会参加や健康 の維持、生きがいのある生活の実現、そして福祉の向上に寄与するなど地域社会の健全 な発展に貢献しています。今後、シルバー人材センターの果たすべき使命や役割は極め て重要であり、地域社会からの期待もますます高まっています。 埼玉県シルバー人材センター連合(以下「連合」という。 )では、 シルバー人材センター 事業の効果的な運営及び更なる発展を期することを目的に、平成15年3月に「埼玉県シ ルバー人材センター連合事業推進計画(以下「事業推進計画」という。 ) 」を策定し、そ の後、平成19年度には、国の「再チャレンジ支援総合プラン」を踏まえた事業推進計 画を策定し、事業を推進してまいりましたが、平成24年度をもってその計画期間が終 了となります。 この間、行政刷新会議の「事業仕分け」による補助金の大幅な縮減や、公益法人制度 改革に伴う公益社団法人への移行など、シルバー人材センターを取り巻く環境は激変し ています。 こうした状況のもと、当連合では、現事業推進計画において設定した目標と達成状況 の評価・検証を行い、新たな事業推進計画を策定しました。今後、本事業推進計画に基 づき、各センターと一体となって、高齢者の就業支援やボランティア活動の拡充、地域 社会の振興に努めてまいります。 今後とも、関係各位の格別のご理解、ご支援をお願い申し上げます。 平成25年3月 財団法人いきいき埼玉 理 事 長 関本 和正 1 第1章 計画策定の概要 1 中期計画策定の趣旨 超高齢社会の到来により、高齢者の健康で生きがいのある生活の実現と、地域社会の健全な 発展に貢献するシルバー人材センター・高齢者事業団(以下「センター」という。 )の果たす べき役割は極めて重要となる。 当連合では、シルバー人材センター事業(以下「シルバー事業」という。 )の更なる発展を 期することを目的に、計画期間を平成15年度から平成19年度までの5か年とする「埼玉県シ ルバー人材センター連合事業推進計画」を策定し、その後、計画期間を平成24年度までとす る事業計画を策定したところである。 現在、センターを取り巻く環境は激変しており、長引く景気低迷に伴う受注量の減少や事業 仕分けによる補助金の削減、そして公益法人制度改革関連三法の施行に伴う新制度への対応な ど、多くの課題や懸案を抱えている。 当連合では、このような諸情勢を勘案し、新たな経営施策を追加した中期計画を策定するも のである。 2 計画の期間 計画期間は、平成 25 年度から平成 29 年度までの 5 か年とし、必要に応じて計画の修正を 行うものとする。 第2章 シルバー事業を取り巻く環境 1 高齢化の状況 平成24年版高齢社会白書によると、我が国の平成23年10月1日現在の高齢化率(65歳以上 の高齢者人口)は23.3%と過去最高となった。日本の高齢化率は、昭和25年には5%に満たな かったが、昭和45年には7%を超え「高齢化社会」に、平成6年に14%を超え「高齢社会」に、 そして、平成19年には21%を超え「超高齢社会」に入った。今後の高齢化率は、平成25年に 25.1%(4人に1人)となり、平成47年には33.4%(3人に1人)になるものと推計されている。 また、高齢者人口のうち、65 ~ 74歳人口は「団塊の世代」が高齢期に入った後、平成28 年にピークを迎えることになる。 今後、高齢化率は、全ての都道府県で上昇し、首都圏など三大都市圏ではより顕著となる。 特に、埼玉県の高齢化は急速に進んでおり、平成12年からの10年間に全国で最も早いスピー ドで上昇し、平成22年には20.4%に達した。平成47年には平成23年の20.9%から12.9ポイン ト上昇し、33.8%になると見込まれている。 2 埼玉県シルバー人材センター連合 事 業 推 進 計 画 〔高齢化率の伸び率(上位5道県)〕 埼玉県 奈良県 茨城県 千葉県 北海道 総人口 7,207 1,396 2,958 6,214 5,486 平成 23 年 65 歳以上人口 1,506 340 676 1,370 1,382 (単位:千人 ,%) 高齢化率 20.9 24.4 22.9 22.0 25.2 平成 47 年 高齢化率 33.8 36.8 35.2 34.2 37.4 伸び率 12.9 12.4 12.3 12.2 12.2 資料:平成23年は総務省「人口推計」、平成47年は国立社会保障・人口問題研究所 「日本の都道府県別将来推計人口(平成19年5月推計)」 2 公益法人制度改革 平成20年12月1日に施行された「公益法人制度改革関連三法※」の施行に伴い、旧民法の 規定に基づき設立された社団法人(以下「特例民法法人」という。 )であるセンターは、5年 間の移行期間内に、公益社団法人への移行の認定申請または一般社団法人への移行の認可申請 を行うことになった。 シルバー事業は、認定法に規定される「高齢者の福祉の増進を目的とする事業」 、 「勤労意欲 のある者に対する就労の支援を目的とする事業」及び「地域社会の健全な発展を目的とする事 業」に該当するものである。センターが今まで取り組んできた活動そのものが公益事業である こと、そしてシルバー事業は広く地域住民の利益の増進に寄与する事業であることの意義を踏 まえ、当連合本部では、管内センターの意思統一を図るとともにプロジェクトチームを設置し、 公益社団法人移行の準備を進めてきた。 管内のセンターでは、平成24年4月までに、全ての特例民法法人(55団体)及び一般社団 法人(1団体)が新制度に基づき公益社団法人へ移行したところである。 また、現在まで、一般社団法人である2団体が、平成25年4月1日の公益社団法人移行に向 け移行認定申請を行っている。 ※「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律」 (一般法人法) 「公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律」 (認定法) 「一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の 認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」 (整備法) 3 行政刷新会議による事業仕分け 平成21年11月に、国の行政刷新会議において「シルバー人材センター援助事業」が事業仕 分けの対象となり、その作業において「予算要求の1/3程度縮減」との厳しい評価がなされた。 その後、平成22年11月に行政刷新会議の事業再仕分けが行われ、シルバー関連予算につい ては、事業仕分け第1弾の評価結果の確実な実施が求められた。結果として、平成23年度予 算額は、平成21年度予算額に対し33.1%の削減が行われた。さらに、人件費に対し新たに充 3 当制限が設定されるなどの見直しも行われ、各センターは非常に厳しい事業運営を強いられて いる。 4 高年齢者等の雇用の安定等に関する法律の一部改正 少子高齢化の進展に伴い労働力人口が減少することで、女性、高齢者、障害者などが就労を 通じて社会を支える側に回ることができる社会的構造の形成・確立が求められる。このため、 高齢者の就労促進の一環として、高年齢者の雇用確保措置を充実させるなどの所要の改正が行 われた。 主な内容は、定年の定めを規定している事業主は、雇用する高年齢者の安定した雇用を確保 するため、①定年年齢の引き上げ(65歳以上) 、②労働者が何らかの形で65歳まで引き続き働 くことのできる仕組の導入(再雇用制度・勤務延長制度) 、③定年の廃止のいずれかの措置を 講じなければならないことになった。 これにより、各センターへの60歳台前半層の新規入会者数の減少が懸念される。 第3章 行政施策におけるシルバー人材センターの位置付け 1 高齢社会対策大綱 高齢社会対策大綱は、高齢社会対策基本法に基づいて政府が推進する高齢社会対策の中長 期にわたる基本的かつ総合的な指針である。平成24年9月7日に閣議決定された大綱において、 次のとおり位置付けられている。 第1 目的及び基本的考え方 2 基本的考え方 (1)「高齢者」の捉え方の意識改革 高齢者の健康や経済的な状況は多様であるにもかかわらず、一律に「支えられる」人 であるという認識と実態との乖離をなくし、高齢者の意欲や能力を活かす上での阻害要 因を排除するために、高齢者に対する国民の意識改革を図る必要がある。 また、1947年から1949年に生まれ、社会に対して多大な影響を与え得る世代である と考えられる団塊の世代が2012年から65歳となり、2012年から2014年に65歳以上の 者の人口が毎年100万人ずつ増加するなど高齢者層の大きな比重を占めることになる。 このため、これまでに作られてきた「高齢者」像に一層の変化が見込まれることから、 意識改革の重要性は増している。このため、高齢者の意欲や能力を最大限活かすために も、「支えが必要な人」という高齢者像の固定観念を変え、意欲と能力のある65歳以上 の者には支える側に回ってもらうよう、国民の意識改革を図るものとする。 4 埼玉県シルバー人材センター連合 事 業 推 進 計 画 第2 分野別の基本的施策 1 就業・年金等分野に係る基本的施策 少子高齢化が急速に進展し労働力人口が減少する中、 経済社会の活力を維持するため、 意欲と能力のある高齢者がその知識と経験をいかして、65 歳以上であっても経済社会 の重要な支え手、担い手として活躍することができるような社会を目指す。 現在の年金制度に基づく公的年金の支給開始年齢の引上げ等を踏まえ、希望者全員が その意欲と能力に応じて65 歳まで働けるよう、定年の引上げや継続雇用制度の導入等 による安定的な雇用の確保を図ると同時に、年齢にかかわりなく働くことができる社会 の実現に向けた雇用・就業環境の整備を図る。 (以下略) (1)全員参加型社会の実現のための高齢者の雇用・就業対策の推進 イ 多様な形態による雇用・就業機会の確保 高齢期は、個々の労働者の健康・意欲・体力等に個人差があり、雇用就業形態や労 働時間等についてのニーズが多様化することから、多様な雇用・就業ニーズに応じた 環境整備を行うことにより雇用・就業機会の確保を図る。 特に、退職後に、臨時的・短期的又は軽易な就業等を希望する高齢者等に対して、 地域の日常生活に密着した仕事を提供するシルバー人材センター事業を推進する。 (以下略) 2 埼玉県高齢者支援計画(平成24年3月) 埼玉県では、高齢者に関する施策を総合的に推進するために「埼玉県高齢者支援計画」を策 定している。この計画は、介護保険法第118条に基づく「介護保険事業支援計画」及び老人福 祉法第20条の9に基づく「老人福祉計画」として定める高齢者の総合計画として位置付けられ ている。 施策の基本目標 第1 高齢者の健康・いきがいづくりと安心して暮らせるまちづくり 2 就業の支援 (1)多様な働き方の支援 ライフステージに応じたきめ細かい就業支援を行うとともに、優れた技術や技能を 持つ方を登録し、企業等の課題を解決する技能継承などの事業を行います。 また、シルバー人材センター事業などによる多様な働き方を支援します。 [主な取組] 中高年齢者の再就職活動の支援 技能の達人継承事業の実施 シルバー人材センターの運営支援 5 第4章 連合事業推進計画(平成23年度)達成状況 1 会員の増強のための目標と取組 指 標 会員数(人) 粗入会率(%) H23 年度目標 62,136 3.01 H23 年度実績 50,211 2.36 差 異 △ 11,925 △ 0.65 目標達成率 80.8% 78.4% 平成23年度の目標達成率において、 『会員数』は80.8%、 『粗入会率』については78.4%に 留まるなど、ともに目標の達成には至っていない。低調に推移した理由としては、①雇用確保 措置の浸透、②入会希望者のミスマッチ(参加動機、就業形態、報酬(配分金) )があげられる。 また、本計画の目標設定に当たり、国の「再チャレンジ支援総合プラン」において定められ た目標との整合性を図ったことから、現況と目標数値との差が大き過ぎた側面も否めない。 2 就業機会の拡大のための目標と取組 指 標 就業率(%) 就業延人員(人日) 受注件数(件) 契約金額(千円) H23 年度目標 H23 年度実績 88.7 6,164,718 189,314 27,045,339 83.0 5,121,085 156,162 21,334,128 差 異 △ 5.7 △ 1,043,633 △ 33,152 △ 5,711,211 目標達成率 93.6% 83.1% 82.5% 78.9% 目標達成率において、 『就業率』は93.6%と概ね順調に進捗したものの、 『就業延人員』は 83.1%、『受注件数』は82.5%、 『契約金額』は78.9%に留まった。 特に『契約金額』については、①景気の低迷による受注量の減少、②適正就業に係る自主点 検の強化・徹底による契約内容の見直しなどが主な要因と考えられる。 3 安全・適正就業の徹底のための目標と取組 指 標 巡回パトロール指導(件) 研修・講習会等(回) H23 年度目標 1,233 223 H23 年度実績 1,156 199 差 異 △ 77 △ 24 目標達成率 93.8% 89.2% 埼玉県では、平成20年度、21年度と、ともに全国ワーストとなる重篤事故が発生した。こ のため、“安全就業の推進”を最重要課題に掲げ事業を推進してきた経緯がある。 平成23年度の目標達成率については、 『巡回パトロール指導』が1,156件(目標達成率 93.8%)、『安全研修・講習会等』が199回(目標達成率89.2%)と、ともに比較的高い達成 率となっている。 6 埼玉県シルバー人材センター連合 事 業 推 進 計 画 しかしながら、巡回パトロール指導未実施団体が7団体、安全研修・講習会等の未実施団体 が8団体あったことから、今後の積極的な取組が求められる。 4 運営基盤強化のための目標と取組 本目標のひとつに、経営基盤の確立を目的として「国庫補助対象団体数増加目標」を掲げた が、市町村合併により数値目標と実績との間に乖離が生じている。 現在(H24年度末)まで、 管内の国庫補助対象外団体(高齢者事業団)は2団体となっている。 また、財政基盤強化のための自主財源の確保については、事業仕分けによる補助金の削減や 契約金額の減少を要因に、多くのセンターで会費及び事務費の引き上げを実施するとともに、 間接経費の削減を行った。 第5章 シルバー人材センターの課題 1 会員の増強 法人存立の基礎となる会員の増強は、組織運営の重要な要素である。 平成23年度末現在の会員数は50,211人と、前年度と比べて1,680人(3.2%)減少した。男 女別では、男性が35,375人(70.5%) 、女性が14,836人(29.5%)を占め、会員数はともに3.0% 程度の減少に転じている。特に女性会員の割合は、全国平均の32.4%を下回っている。 また、粗入会率については、2.36%と全国平均1.96%を上回っているものの、対前年比では 0.16ポイント減少している。地域別では、最も低い地域(1.2%)と高い地域(5.7%)におい て大きな格差が生じている実態が見受けられる。 今後の事業展開において、新規会員の確保・拡大、女性会員の入会促進及び退会を希望する 会員の抑制についての対策強化が望まれる。 2 就業機会の拡大 就業機会の確保・拡大は、シルバー事業の維持・発展に欠かせない事項である。 平成23年度の契約金額は、 21,334百万円と、 前年度と比べて1,116百万円(5.0%)減少した。 今後、団塊の世代を中心とした年齢層がシルバー事業へ流入することも予想されることから、 就業開拓活動の充実はもとより、ホワイトカラーの職種の拡大や独自事業の創出、また、ロー テーション就業の徹底やワークシェアリングの確立などにより、会員の希望に応じた就業機会 を確保する必要がある。 7 3 地域ネットワークの形成 公益法人制度改革に伴い、多くのセンターが公益社団法人に移行した。このため、これまで 以上に地域住民や行政機関、企業などと連携し、地域活性化の核となる組織として機能してい かなければならない。 そのためには、センター役職員、会員の資質向上は必要不可欠である。 また、今後の事業活動において、地域の美化活動や世代間交流事業などのボランティア活動 の充実を図るとともに、地域の共助づくりを促進するなど、地域が抱える課題解決に積極的に 取り組む姿勢が求められる。 4 安全・適正就業の徹底 会員の安全就業はすべてにおいて優先される事項である。 しかしながら、会員の加齢による身体の衰えをはじめ、慣れによる慢心や過信による事故が 後を絶たない。このような事故は、安全対策の徹底やルールを遵守していれば防ぐことができ たケースも多分にある。 事故撲滅のためには、さまざまな安全就業対策を講じるとともに、事故発生原因の特定や検 証を行い、組織が一丸となって事故を未然に防止するよう取り組まなければならない。 5 運営基盤の強化 国・地方公共団体の財政状況の逼迫により、今後も補助金の削減が続くことが予想される。 このため、持続可能な財政基盤の確立を目的に、経常的経費の抑制や事務の効率化によるコス ト削減を進めるとともに、自主財源の確保に努め、中長期的な視点に立った財政構造改革を推 進する必要がある。 6 組織運営の強化 (1)理事・監事の機能強化 シルバー事業を取り巻く社会環境が一段と厳しさを増す中、安定した組織運営を行ってい くためには、管理運営機能の一層の充実を図ることが求められる。 法人と理事との関係については、民法の委任の規定に従うものとされ、理事の義務と責任 に関する要件等が明文化されている。このため、理事は、センターの運営を事務局任せにす ることは許されず、積極的に業務運営に関わることが求められる。 特に、代表理事は法人の代表機関であることから、代表理事の行為はそのまま法人の行為 となる。健全な法人運営の維持・発展を図るには、代表理事が中心となって、理事会が適切 な経営管理(マネジメント)を行うことが求められる。 監事については、理事の職務の執行を監査するとともに、センターの業務について、各種 法令や定款・規程などと照らし適正な運営が行われているか、また、予算の執行状況及び決 8 埼玉県シルバー人材センター連合 事 業 推 進 計 画 算状況などが効率的に行われているかどうかを精査するなど、法人運営の重要な役割を担わ なければならない。 【代表理事の主な役割】 ○ 法令遵守(コンプライアンス)及び情報公開など、経営の透明性の確保 ○ 不祥事や事故、法人資産の損失など、経営リスクマネジメントへの関与 ○ 理事会の活性化及び監査機能強化など、内部牽制体制の構築 ○ 事業活動における意思決定の迅速化及び組織機能の活用 ○ 組織の方向性、経営戦略の考察 (2)事務局の活性化 センターが抱える問題に、職員人事の停滞があげられる。補助金の削減などにより人件費 の確保が困難となる中、プロパー職員の新規採用の停止や退職等に伴う人員の削減、自治体 からの派遣職員の引き上げなどを背景に、慢性的な人員不足や職員の高齢化、年齢層の偏り といった弊害が生じている。このため、職員の能力向上と併せ、事務局職務の合理化・効率 化を進めていかなければならない。 また、健全な組織活動を維持するためには、CS(顧客満足)の維持・向上とともに、ES(従 業員満足)の実現がなければ成り立たず、組織運営において重要な要素となる。 (3)関係機関との連携強化 各センターで抱える多くの課題や懸案を迅速かつ効果的に解決していくためには、単体セ ンターで取り組むことに限界がある。このため、上部団体や行政機関、専門機関と連携を図 り、様々な面から支援を仰ぐことが重要である。 第6章 連合事業推進計画(平成25年度~平成29年度)の目標と取組 当連合では、シルバー事業の課題及び前計画達成状況を踏まえ、平成25年度から平成29年度 までの事業推進計画における目標と取組を次のとおり策定する。 なお、定量目標(数値目標)の設定にあっては、シルバー事業の核となる項目を厳選し、適切 性かつ必要最小限の項目に留めるものとする。 評価指標と目標数値 1 会員数 (1)目標数値 会員数(人) 平成25年度 51,180 平成26年度 51,360 平成27年度 51,540 平成28年度 51,720 平成29年度 51,900 9 (2)取組内容 ア 新規会員の確保・拡大 ●普及啓発月間などにおいて、シルバー祭りや地域イベントへの参加・参画を通じて、シ ルバー事業の理解に努め入会を促進する。 ●行政機関やタウン誌、マスメディアなどに積極的に働きかけ、入会案内などの情報を広 報媒体へ掲載する。 ●役職員・会員による、知人や取引先などの人脈による入会勧奨を強化する。 ●高齢者にもわかりやすく魅力的な入会案内を作成し、関係各所に配置するとともにホー ムページを活用し広く情報提供を行う。 ●入会説明会の運営に当たり、個別相談や会員就業体験談などを通じ、シルバー事業の制 度について理解深化に努める。また、 入会希望者に対する利便性及び地域性を考慮して、 必要に応じた出前入会説明会を開催する。 イ 女性会員の確保・拡大 ●女性の創造性の発揮・意見を経営に活かす観点から、女性役員を積極的に登用するとと もに、女性部会(委員会)の新設、または拡充について検討を進める。 ●女性会員向けの事業の職種拡大を図る。 ●女性のネットワークを活用した啓発活動を展開する。 ウ 退会の抑制 ●ローテーション就業やワークシェアリングを徹底し、未就業会員の対策強化を図る。 ●内職業務など、高齢会員でも就業可能な業務の確保・拡大に努める。 ●班活動やサークル活動、ボランティア活動などの余暇活動の充実を図り、会員相互の親 睦・絆を深めるための組織活動の活性化を推進する。 ●働くことに特化することなく、地域高齢者の引きこもり対策、ネットワークの構築など、 生きがいづくりや居場所づくりを目的とした、特別会員制度(ゴールド会員)の導入を 検討する。 2 就業率・就業延人員・契約金額 (1)目標数値 平成25年度 平成26年度 就業率(%) 83.6 84.2 就業延人員(人日) 5,134,300 5,189,400 契約金額(千円) 21,073,600 21,282,200 ※契約金額については派遣事業を含む 平成27年度 84.8 5,244,700 21,490,800 平成28年度 85.4 5,300,200 21,699,400 平成29年度 86.0 5,356,000 21,908,000 (2)取組内容 ●新規受注開拓月間を定め、役職員、会員によるローラー推進を展開するとともに、過去に 受注のあった取引先に対する掘り起こし推進に取り組む。 ●事業所などを対象にアンケート調査を行い、事業所ニーズに対応した仕事の受注を図る。 また、会員の資格・経歴などをリストにまとめ、的確に把握し、当該資格要件に見合う仕 10 埼玉県シルバー人材センター連合 事 業 推 進 計 画 事の受注の開拓に努める。 ●企画提案方式事業や指定管理者制度の積極的な活用により、会員の就業機会の確保・拡大 に努める。 ●先進事例を調査・研究し、新たな独自事業の創出を検討する。また、独自事業の運営に当 たり、後継者を育成し既存事業の充実を図る。 ●発注者側の従業員との混在作業や発注者から指揮・命令を受ける作業など、多様な働き方 が可能となるシルバー派遣事業に積極的に取り組む。 ●成長分野である介護・環境分野、地域の課題である遊休地の活用や子育て支援などを通じ た就業機会の確保に努める。 ●仕事の受注に当たり対応する会員が不足する場合などに備え、近隣センターと連携を密に した需給調整機能の強化を図る。 3 地域ネットワークの形成 〔取組内容〕 ●地域のイベントに積極的に参画するとともに、行政機関や福祉団体、NPOなどが主催・ 運営する「高齢者施策」に関する諸会議などへ参加する。 ●自発的かつ定期的・継続的なボランティア活動の拡充を図る。 ●センター役職員・会員の対外的な接遇、マナー向上を目的とした研修会を開催する。 ●地域で抱える課題や共助社会づくりに資する事業(買物難民支援、安否確認、高齢者の引 きこもり対策など)の検討、実践を図る。 4 安全・適正就業 (1)目標数値 平成25年度 巡回パトロール(件) 1,220 研修・講習会(回) 200 平成26年度 1,220 200 平成27年度 1,220 200 平成28年度 1,220 200 平成29年度 1,220 200 (2)取組内容 ア 安全就業の確保 ●業務内容の確認に当たり、 就業条件が「安全就業基準」に合致しているかを適切に精査、 確認する。 ●事故発生時において、原因の究明はもとより再発防止策の検討及び会員への周知を徹底 し、事故の未然防止に努める。 ●会員の健康維持・管理のために、健康診断の受診を強く勧奨するとともに会員の健康状 態の把握に努め、必要な対応を図る。 ●安全パトロール体制を構築するとともに、事故防止の観点からペナルティー制度を導入 し、 安全基準などに違反した会員に対して改善命令や就業停止処分などの措置を講じる。 11 イ 適正就業の確保 ●受注業務の契約内容及び就業形態について、自主点検表などを活用し精査、確認作業を 徹底する。 ●関係法規の知識習得に努めるとともに、必要に応じて専門家による助言を受け適切な対 応を図る。 ウ 共通事項 ●安全・適正委員会の運営に当たり、構成メンバーの再考(適格性の判断)や開催頻度を 増やすなどの対策を講じ、組織体制の強化を図る。 ●実効性・即効性の高い安全・適正就業研修(講習)を計画的に開催するとともに、あら ゆる機会(総会、DMなど)を通じて、安全・適正就業の周知、徹底を図る。 5 運営基盤の強化 〔取組内容〕 ◆過度な補助金依存体質から脱却し、法人の自立運営を目指す必要がある。 ●会費、事務費の見直しを進めるとともに、賛助会員の加入勧奨及び寄附金収入の確保に努 める。 ●国の企画提案方式事業の活用などにより、行政課題に対応した採算性の高い独自事業を創 出する。 ●厳しい財政状況の中、徹底した業務の見直しを行い、歳入に見合った歳出構造への転換を 図る。 ●十分な人材確保が困難となる中、定型的なルーチンワークや頻度が低い業務など一部業務 のアウトソーシング化や集中化など様々な事務効率化施策を研究・推進し、業務運営コス トの削減を図る。 ◆行政機関などに対し、シルバー事業のさらなる理解促進に努める必要がある。 ●指定管理者制度を含めた安定的な公共事業の受注確保に努める(地方自治法施行令第167 条の2第1項第3号の規定に基づく随意契約の実施及び高年齢者等の雇用の安定等に関する 法律第40条〈国及び地方公共団体の講ずる措置〉の理解・促進) 。 ●補助事業に係る費用対効果の検証を行う。その上で、行政機関などに対し、介護予防の推 進や医療費など財政負担の軽減効果を説明し、引き続き財政支援を要請する。 6 組織運営 〔取組内容〕 (1)理事・監事の機能強化 ●理事会は法人の業務執行に関する意思決定機関である。このため、理事の権限と責任を明 確にし、各理事が法人の運営に対し積極的に参画することが必要である。理事機能をさら に向上させるためには、会議が形骸化しないよう開催頻度を増やすとともに、会議の効果 及び活性化の観点から、 議事進行において全員参加型の議論が展開されなければならない。 12 埼玉県シルバー人材センター連合 事 業 推 進 計 画 ●理事会の活性化、多様な意見を幅広く収集する観点から、組織内外において、学識経験者 や専門的知識を有するシルバー事業に熱意を持った人材の理事登用を進める。 ●監事の監査について、従来の運用を再考し監査の範囲や内容などの指針を明確化するとと もに、受検体制(運営に係る情報提供など)の整備を進める。 ●役員を対象とした研修会の開催や、他センターとの意見交換の場を創出する。 (2)事務局の活性化 ●各センターにおいて、多様な就労形態の職員が混在する中、相互信頼関係の構築は不可欠 である。このため、縦横の連携、情報の共有化により、 「風通しのよい職場環境」づくり に努める。 ●役員及び管理職は、組織目標を踏まえた管理計画を策定するとともに、職員会議などの機 会を通じ、各職員がそれぞれの使命を達成できるよう組織をコーディネートする能力を高 める。 ●日常業務のアウトソーシング化など、事務局職務の効率化を図ることによって、職員配置 を新規事業の開発や就業開拓など高付加価値業務へとシフトし、職員の組織運営への関わ りを深めることで経営参画意識を醸成する。 ●各センター間または関係諸機関との交流研修や事例研究を行うとともに、ブロック会議や 階層別会議を行い共通理解を深め、職員の知識や経験、分析力、洞察力、創造力を高める。 (3)関係機関との連携強化 ●事業活動における複雑な法律問題や会計問題などは、連合に置く顧問弁護士、顧問会計士 を活用し、専門的かつ客観的な問題解決策を求める。 ●ブロック幹事会や連合理事会などの機会を通じて、センターが抱える課題や実情をきめ細 かく協議・検討し、対応策について国や県などの機関へ要請する。 13 ~ おわりに ~ ◆ シルバー人材センターの将来 ◆ 高齢化率23.3%という超高齢社会を迎えて、シルバー人材センターの社会的役割はま すます重要になってきている。それにもかかわらず、シルバー人材センターの事業規模 は数字のうえでは縮小傾向にある。会員数をみると平成21年度の79万2千人をピーク に平成23年度には76万3千人まで減少し、契約金額も平成19年度の3,270億円をピーク に減少傾向から脱することができず平成23年度には3,032億円となった。事業実績が低 下している理由として、経済の低迷により受注件数や一件あたりの契約金額が減少した こと、行政刷新会議の「事業仕分け」により平成22年度から23年度の国庫補助金が三 分の一も削減されたというような外的要因とともに、シルバー人材センターの制度と組 織が社会経済の変化に対応できていないという内的要因も考えなければならない。 その意味で、シルバー人材センターはいま変革のときを迎えている。いかなる組織も 創立から成長、安定の時期を過ぎれば、衰退の時期にはいる。衰退の時期を乗り切り、 さらなる発展を遂げるためには組織変革が不可欠である。しかし、変革とは闇雲に変わ ることではない。過度の変革は組織の存在基盤を切り崩し、組織の崩壊をまねく。組織 には変わらなければならないものと、変わってはならないものがあるからである。変革 期の組織にとって必要なことは、組織の原点である存在目的を再確認しつつ、社会経済 の変化を認識し、組織の変わらなければならない点を見極めることである。シルバー人 材センターは、30年目にして原点に立ち戻るべきときを迎えている。 シルバー人材センターの原点は、 「自主・自立、共働・共助」という理念に最もよく 表わされている。高齢者が独立の人格として自立し、地域の一員として主体的かつ能動 的に社会の形成に参加するための自治的協同組織がシルバー人材センターの本質であ る。高齢者を社会的勢力として、社会的存在として、一つの社会階層として、そして我々 の社会を創る担い手として組織する、これが運動体としてのシルバー人材センターの原 点である。しかも、就業機会の提供によって高齢者を組織し、地域貢献によって高齢者 を社会に結びつけ包摂するところにシルバー人材センターに独自の原点がある。 「自主・ 自立、共働・共助」という組織理念はいつの時代になっても変わることのないシルバー 人材センターの存在基盤である。しかし、この理念実現の具体的・現実的方法は、時代 によって、社会の提出する課題に応じて柔軟に変わる必要がある。 14 埼玉県シルバー人材センター連合 事 業 推 進 計 画 それでは、シルバー人材センターが将来に向けて立ち向かわなければならない課題は 何か。それは、シルバー人材センターがいま直面している課題に端的に表れている。第 一に、高齢者の経済的窮乏をどうするかという課題と、第二に、地域社会のネットワー クの再構築である。第一の課題は、換言すれば、 「生活のための就業」にどう対処する かということである。 この問題の解決は、 「生きがい就業」 をめざすシルバー人材センター では限界がある。 それにもかかわらず、 多くの拠点センターはこの問題に真剣に向き合っ ている。「生活のための就業」に対してシルバー人材センターが柔軟に対応できるよう、 現行制度は微調整されなければならない。第二の課題は、子育て支援や福祉家事援助、 あるいは高齢者の孤立化を防ぐためのネットワーク形成などの事業として社会の要請に 応じて具体的に展開されつつある。 地域社会の再構築に関しては、 シルバー人材センター は既存の諸組織との連携も模索しなくてはならない。 高齢社会の課題が山積するなかで、これから5年間のシルバー人材センターの活動は、 これまでの5年間とは質的に異なったものでなければならない。本計画書にあげられた 評価指標 ― 会員数、就業率、契約金額など ― は、シルバー人材センターに関係する 人にとってはいずれもなじみの深い指標である。しかし、これらの指標の意味内容と達 成の意義は、これまでとは違う。それは、単なるシルバー事業の継続を意味しない。変 革期のシルバー人材センターにとって、これらの指標の内実はいずれも30年目の原点 から将来に向けて展開されるべきシルバー事業の礎石となるものである。会員数はどれ だけの高齢者を組織したか、就業率はどれだけの地域貢献をしたか、そして契約金額は シルバー人材センターの経済的自立の程度を表している。これから5年間の高齢者の組 織化、地域貢献、そして経済的自立を各拠点センターが具体的な事業活動を通してどの ようにして達成するかは、将来のシルバー人材センターの方向性を決める重要な経験と なるはずである。 組織の存続にとって必要なのは、組織の内なる活力である。組織の内なる活力は、組 織に関係する人たちが歴史的・社会的課題に取り組んでいるという使命感を共有するこ とから生まれる。シルバー人材センターは、 「自主・自立、共働・共助」によって成り 立つ高齢社会という理想をめざす運動組織である。高齢化のより進展した時代に、シル バー人材センターは地域に有機的に編入された組織として、その組織理念を掲げて高齢 者の自立に寄与し、社会的ネットワークの一翼を担い続けなければならない。 埼玉県シルバー人材センター連合事業推進計画(中期)検討委員会委員長 城西大学 経営学部マネジメント総合学科 教授 塚本 成美 15 参 考 資 料 Ⅰ 埼玉県の高齢化の状況 □ 埼玉県の将来人口推計及び高齢化率の見通し □ 年齢3区分別人口構成比の推移(埼玉県) □ 埼玉県の人口ピラミッド □ 高齢者のみの世帯の推移 □ 地域活動等への参加 Ⅱ 事業実績 □ 県内シルバー人材センター・高齢者事業団設置状況 □ 年度統計資料(平成23年度) □ 主な指標数値における全国・埼玉県実績推移グラフ(過去5か年) Ⅲ シルバー人材センターアンケート結果 Ⅳ 埼玉県シルバー人材センター連合事業推進計画(中期)検討委員会名簿 16 埼玉県シルバー人材センター連合 事 業 推 進 計 画 Ⅰ 埼玉県の高齢化の状況 埼玉県の将来人口推計及び高齢化率の見通し 実績値 65 歳以上 (万人) 1200 0 ∼ 14 歳 26.8% 高齢化率(全国) 1000 800 推計値 (%) 15 ∼ 64 歳 高齢化率(県内) 12.1% 8.3% 53 600 20.2% 17.4% 14.6% 10.1% 68 23.0% 24.9% 29.1% 27.3% 30.3% 28.5% 31.6% 30 29.8% 25 20 20.4% 15 16.4% 12.8% 35 10 89 116 146 180 198 204 209 5 400 466 498 501 489 475 453 438 429 120 109 102 99 95 92 88 83 78 H2 H7 H12 H17 H22 H27 H32 H37 H42 416 200 0 資料:H2 ~ H22 総務省「国勢調査」 H27 ~ H42 埼玉県企画財政部計画調整課「埼玉県政策形成基礎調査」(平成 23 年度) ただし、高齢化率 ( 全国 ) の数値は、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計 人口」( 平成 24 年 1 月推計 ) 年齢3区分別人口構成比の推移(埼玉県) (%) 80 73.0 73.7 72.4 70 69.5 66.3 62.4 60.6 59.9 59.1 24.9 27.3 28.5 29.8 60 50 40 30 20 10 0 20.4 18.7 16.2 14.8 16.4 8.3 10.1 12.8 14.0 13.3 12.7 12.1 11.6 11.1 H2 H7 H12 H17 H22 H27 H32 H37 H42 年少人口(∼14 歳) 生産年齢人口(15∼64 歳) 高齢者人口(65 歳∼) 資料:平成 2 年〜 22 年は「国勢調査」 (総務省)、平成 27 年以降は「埼玉県政策形成基礎調査」 17 埼玉県の人口ピラミッド 100 以上 62∼64 歳 90∼94 第1次ベビーブーム 80∼84 (S22∼24 年) 70∼74 60∼64 50∼54 女(%) 40∼44 男(%) 30∼34 37∼40 歳 20∼24 第2次ベビーブーム 10∼14 (S46∼49 年) 0∼4 10 5 0 5 10 資料:埼玉県 町(丁)字人口調査(平成 24 年 1 月 1 日現在) 高齢者のみの世帯の推移 (%) 100 90 80 70 60 50 81.8 78.4 71.4 62.2 65.2 その他高齢者世帯 30 10 0 59.6 非高齢者世帯 40 20 61.0 8.0 6.3 3.9 H12 9.9 11.4 13.3 14.0 14.1 14.5 13.3 13.5 13.8 8.3 5.5 10.0 7.2 12.2 9.2 10.6 11.4 12.2 H17 H22 H27 H32 H37 H42 高齢夫婦世帯 単身高齢者世帯 資料:H2 ~ H22 総務省「国勢調査」 H27 ~ H42 埼玉県企画財政部計画調整課「埼玉県政策形成基礎調査」(平成 23 年度) 地域活動等への参加 参加するきっかけが得られない 17.9% 仕事や子育てで忙しい 15.5% 興味がない 15.3% 理由は特にない 14.9% 参加したいと思う団体や活動がない 6.7% 団体・活動についての情報が得られない 8.0% わからない 4.6% その他 無回答 14.7% 2.4% 資料:県政世論調査(平成 23 年度) 18 長野県 小鹿野町 秩父市 皆野町 長 神川町 横瀬町 町 小川町 深谷市 熊谷市 所沢市 三芳町 志木市 東京都 新座市 和光市 朝霞市 戸田市 蕨市 さいたま市 田市 白岡市 川口市 草加市 越谷市 春日部市 杉戸町 幸手市 宮代町 富士見市 久喜市 加須市 茨城県 栃木県 松伏町 入間市 狭山市 ふじみ野市 川越市 桶川市 上尾市 羽生市 北本市 鴻巣市 川島町 吉見町 行田市 群馬県 伊奈町 日高市 鶴ケ島市 坂戸市 東松山市 滑川町 鳩山町 嵐山町 毛呂山町 越生町 ときがわ町 飯能市 東秩父村 寄居町 美里町 本庄市 上里町 平成25年3月末現在 吉川市 千葉県 ※小鹿野町、美里町シルバー人材センター:平成 24 年度 公益社団法人への移行認定申請中 山梨県 高齢者事業団 シルバー人材センター(一般社団) シルバー人材センター(公益社団) 県内シルバー人材センター・高齢者事業団設置状況 埼玉県シルバー人材センター連合 事 業 推 進 計 画 Ⅱ 事業実績 三郷市 八潮市 19 年度統計資料(平成 23 年度) 会員数(人) センター名 20 全 体 50,211 男性 35,375 女性 14,836 さいたま市 川越市 熊谷市 川口市 行田市 秩父市 所沢市 飯能市 加須市 本庄市 東松山市 春日部市 狭山市 羽生市 鴻巣市 深谷市 上尾市 草加市 越谷市 蕨市 戸田市 入間市 鳩ヶ谷市 朝霞地区 新座市 桶川市 久喜市 北本市 八潮市 富士見市 三郷市 蓮田市 坂戸市 幸手市 鶴ヶ島市 日高市 吉川市 ふじみ野市 伊奈町 三芳町 毛呂山町 滑川町 嵐山町 小川町 川島町 吉見町 鳩山町 ときがわ町 横瀬町 皆野町 長瀞町 小鹿野町 美里町 神川町 上里町 寄居町 宮代町 白岡町 杉戸町 松伏町 越生町 東秩父村 4,960 2,732 1,542 2,181 336 924 2,613 376 673 482 696 1,251 1,377 319 862 1,163 1,338 2,332 1,248 428 497 1,437 378 2,073 2,658 572 996 435 554 910 1,256 526 1,428 507 574 404 522 1,175 284 276 357 144 270 318 220 325 196 239 118 227 159 180 102 163 209 365 202 365 418 227 112 0 3,572 2,021 1,085 1,508 227 653 1,844 317 470 368 580 883 994 233 616 835 977 1,579 933 263 335 1,021 278 1,397 1,633 460 746 306 348 676 827 373 913 317 419 329 347 780 199 181 252 124 194 240 167 218 149 160 79 142 110 130 67 118 148 287 158 250 310 149 80 0 1,388 711 457 673 109 271 769 59 203 114 116 368 383 86 246 328 361 753 315 165 162 416 100 676 1,025 112 250 129 206 234 429 153 515 190 155 75 175 395 85 95 105 20 76 78 53 107 47 79 39 85 49 50 35 45 61 78 44 115 108 78 32 0 高齢化率 (% ) 粗入会率 (% ) 就業実人員(人) 29.1 2.4 請負・委任 41,690 26.6 29.9 31.0 26.7 33.0 35.7 29.3 33.0 30.5 30.7 30.6 32.0 32.7 32.0 30.6 30.7 29.6 27.7 28.3 28.1 19.9 30.0 29.4 23.8 28.6 31.5 31.4 31.9 27.3 27.9 30.2 33.6 31.2 34.4 28.9 31.4 26.3 29.6 25.4 30.5 34.5 26.8 34.6 36.3 33.6 32.2 41.8 37.6 34.5 38.8 38.8 38.2 33.5 31.0 27.8 34.1 35.8 30.0 32.8 29.1 35.6 41.4 1.5 2.7 2.4 1.4 1.2 3.8 2.6 1.4 1.9 1.9 2.5 1.6 2.7 1.8 2.3 2.6 2.0 3.5 1.3 2.1 2.0 3.2 2.1 3.1 5.7 2.4 2.0 2.0 2.4 3.1 3.1 2.5 4.5 2.7 2.8 2.2 2.9 3.7 2.6 2.3 2.9 3.1 4.2 2.6 3.0 4.8 3.1 5.0 3.8 5.4 5.2 3.5 2.6 3.7 2.4 3.0 1.7 2.4 2.7 2.5 2.5 0.0 4,224 1,945 1,258 1,432 280 789 1,854 347 665 381 713 1,017 1,098 304 833 1,048 1,332 1,646 1,112 350 460 1,209 350 1,610 1,867 537 929 385 514 743 872 489 1,148 509 582 374 494 1,037 278 307 320 124 266 265 147 283 191 204 99 184 144 156 86 127 169 345 182 371 369 238 98 0 派遣 就業率(% ) 298 請負・委任 83.0 派遣 97.7 0 0 0 0 0 6 32 0 0 0 - 0 0 0 0 0 - 0 0 - - 0 - 0 26 - 0 0 0 0 0 0 0 143 0 - 0 6 0 - 0 0 - 0 71 0 0 - - 0 - - 0 0 14 0 - 0 0 0 - - 85.2 71.2 81.6 65.7 83.3 85.4 71.0 92.3 98.8 79.0 100.0 81.3 79.7 95.3 96.6 90.1 99.6 70.6 89.1 81.8 92.6 84.1 92.6 77.7 70.2 93.9 93.3 88.5 92.8 81.6 69.4 93.0 80.4 100.0 100.0 92.6 94.6 88.3 97.9 100.0 89.6 86.1 98.5 83.3 66.8 87.1 97.4 85.4 83.9 81.1 90.6 86.7 84.3 77.9 80.9 94.5 90.1 100.0 88.3 100.0 87.5 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 100.0 0.0 0.0 0.0 - 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 - 0.0 0.0 - - 0.0 - 0.0 66.7 - 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 100.0 0.0 - 0.0 100.0 0.0 - 0.0 0.0 - 0.0 100.0 0.0 0.0 - - 0.0 - - 0.0 0.0 100.0 0.0 - 0.0 0.0 0.0 - - 就業延人員 (人日) 5,143,597 464,962 245,013 144,140 192,606 30,250 84,137 195,281 44,120 84,413 45,577 99,820 141,070 108,403 41,069 116,585 125,270 182,307 234,330 127,210 50,491 51,635 163,729 36,217 212,901 236,206 63,277 105,651 43,264 76,071 104,822 109,660 57,836 140,529 59,178 67,976 36,107 65,309 143,648 37,512 43,598 43,829 16,074 32,012 26,651 25,379 39,130 22,060 19,701 10,692 19,527 15,690 19,235 8,480 15,262 24,731 51,472 22,370 43,562 35,705 28,439 11,416 0 埼玉県シルバー人材センター連合 事 業 推 進 計 画 実人員当たり就業日数 請負・委任 10.2 9.2 10.5 9.5 11.2 9.0 8.8 8.7 10.6 10.6 10.0 11.7 11.6 8.2 11.3 11.7 10.0 11.4 11.9 9.5 12.0 9.4 11.3 8.6 11.0 10.4 9.8 9.5 9.4 12.3 11.8 10.5 9.9 10.2 7.9 9.7 8.0 11.0 11.5 11.2 11.8 11.4 10.8 10.0 8.4 11.4 11.5 9.6 8.0 9.0 8.8 9.1 10.3 8.2 10.0 11.5 12.4 10.2 9.8 8.1 10.0 9.7 0.0 派遣 受注件数 (件) 契約金額(円) 派遣含む 契約金額公民比(% ) 6.3 156,358 21,334,128,309 公共 27.8 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 7.2 3.7 0.0 0.0 0.0 - 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 - 0.0 0.0 - - 0.0 - 0.0 7.7 - 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 0.0 6.4 0.0 - 0.0 8.7 0.0 - 0.0 0.0 - 0.0 6.2 0.0 0.0 - - 0.0 - - 0.0 0.0 8.0 0.0 - 0.0 0.0 0.0 - - 17,265 4,059 6,614 6,406 2,173 3,211 3,727 2,241 3,870 3,089 2,247 5,373 2,632 2,050 2,970 6,082 3,309 4,094 6,540 1,783 1,502 2,281 1,656 2,033 3,159 2,395 4,652 2,395 1,575 940 1,678 3,483 2,166 2,389 1,849 2,873 2,005 2,775 1,223 769 796 832 1,068 1,232 951 1,361 992 1,366 835 762 697 843 252 500 1,384 1,422 1,896 2,293 1,491 1,090 762 0 1,801,421,023 1,000,663,818 622,244,291 686,909,329 137,024,150 358,171,045 824,337,440 213,999,070 376,005,632 226,124,515 462,982,266 488,982,829 475,026,633 190,166,031 389,084,010 589,959,007 733,186,183 913,247,661 443,900,009 142,161,380 174,537,693 709,381,919 145,181,627 1,034,294,988 1,089,522,162 233,869,416 452,068,959 185,109,026 235,468,128 421,994,961 425,246,288 233,950,905 602,524,513 272,088,091 266,448,435 165,570,662 230,527,670 494,095,185 122,146,412 179,223,350 191,879,905 84,766,320 166,514,696 138,885,388 123,394,253 212,224,290 107,894,863 99,322,883 57,777,149 88,429,618 85,134,611 107,504,156 45,775,108 81,708,933 124,536,725 258,404,415 89,925,482 181,445,643 163,078,660 130,902,857 45,775,642 0 10.8 39.0 27.4 11.2 21.7 51.6 32.6 27.1 34.1 33.3 18.9 38.4 21.4 32.7 28.0 23.0 18.7 17.3 20.4 30.7 10.4 33.8 62.3 52.8 29.0 45.7 36.2 13.7 32.9 34.6 17.1 18.5 21.3 16.3 34.2 24.3 41.9 37.6 44.3 15.4 4.7 30.7 19.6 31.6 32.1 19.5 43.5 52.6 29.5 18.4 25.5 23.4 31.8 40.7 45.1 22.9 24.9 29.0 33.8 32.0 39.4 0.0 民間 72.2 89.2 61.0 72.6 88.8 78.3 48.4 67.4 72.9 65.9 66.7 81.1 61.6 78.6 67.3 72.0 77.0 81.3 82.7 79.6 69.3 89.6 66.2 37.7 47.2 71.0 54.3 63.8 86.3 67.1 65.4 82.9 81.5 78.7 83.7 65.8 75.7 58.1 62.4 55.7 84.6 95.3 69.3 80.4 68.4 67.9 80.5 56.5 47.4 70.5 81.6 74.5 76.6 68.2 59.3 54.9 77.1 75.1 71.0 66.2 68.0 60.6 0.0 母体市区町 村人口(人) 60歳以上 人口(人) 平均年齢(歳) 7,319,748 2,128,351 70.5 全会員 男性 70.8 1,241,010 345,296 203,630 579,308 85,194 68,042 342,735 82,240 116,968 80,676 89,660 240,233 154,280 55,781 120,541 147,018 227,217 244,026 329,712 72,452 126,097 150,326 61,742 279,320 161,416 75,816 155,879 69,656 83,819 105,596 133,318 63,543 101,068 54,231 69,934 57,817 67,411 106,251 42,990 38,480 35,654 17,100 18,616 33,503 21,966 21,065 15,136 12,662 9,093 10,893 7,831 13,373 11,635 14,327 31,745 36,134 33,125 50,839 47,165 31,156 12,646 3,355 330,635 103,084 63,167 154,705 28,097 24,261 100,319 27,104 35,665 24,782 27,459 76,889 50,380 17,863 36,849 45,112 67,198 67,476 93,293 20,387 25,048 45,107 18,169 66,542 46,230 23,855 48,895 22,189 22,909 29,456 40,212 21,368 31,484 18,670 20,196 18,141 17,717 31,485 10,935 11,749 12,295 4,588 6,437 12,157 7,375 6,793 6,326 4,756 3,135 4,222 3,038 5,114 3,895 4,438 8,833 12,326 11,863 15,259 15,461 9,071 4,498 1,389 71.3 69.7 70.3 70.3 69.7 70.2 69.8 71.7 70.7 70.0 69.2 70.4 70.6 69.6 70.3 69.3 71.4 70.9 70.7 72.9 71.8 69.9 72.7 70.0 70.8 71.5 70.4 71.1 71.1 70.7 69.9 69.9 70.9 69.3 69.5 70.4 71.6 71.2 71.4 70.9 71.0 70.0 70.2 69.7 71.0 70.0 70.3 70.2 70.6 70.8 70.1 70.0 71.1 71.2 69.0 68.9 71.4 71.6 70.6 70.9 71.5 0.0 71.6 70.0 70.5 70.7 69.5 70.5 70.1 71.8 70.6 70.1 69.4 70.5 70.9 69.6 70.6 69.3 71.7 71.5 71.1 73.1 72.3 70.3 73.2 70.5 71.5 71.4 70.6 71.0 71.5 71.1 70.3 70.0 71.2 69.9 69.8 70.5 71.6 71.8 71.5 71.6 71.3 70.3 70.1 69.9 70.5 70.2 70.6 69.7 70.4 71.5 70.4 70.9 71.3 71.3 69.0 68.9 71.7 71.5 70.9 71.1 71.7 0.0 女性 69.8 70.7 68.9 69.9 69.2 70.2 69.6 69.1 71.3 70.8 69.9 68.4 70.0 70.0 69.7 69.7 69.5 70.8 69.6 69.5 72.7 70.8 68.8 71.4 69.0 69.6 71.9 70.0 71.1 70.2 69.7 69.3 69.8 70.2 68.4 68.9 69.9 71.4 69.9 71.1 69.4 70.0 68.4 70.5 69.1 72.6 69.7 69.5 71.1 70.9 69.8 69.7 67.6 70.7 71.0 69.0 68.7 70.3 71.7 69.9 70.5 71.1 0.0 21 主な指標数値における全国・埼玉県実績推移グラフ(過去5か年) 会員数推移 全 国 (人) 900,000 800,000 90,000 754,391 764,162 791,859 786,906 763,427 80,000 700,000 70,000 600,000 60,000 51,756 500,000 400,000 46,072 H19 51,891 48,412 H20 50,211 50,000 H21 H22 粗入会率推移 H23 全 国 (%) 2.75 2.52 2.54 2.60 2.52 2.50 2.36 2.25 2.16 2.00 2.11 2.11 2.05 1.96 1.75 22 埼玉県 H19 H20 H21 H22 H23 40,000 埼玉県 埼玉県シルバー人材センター連合 事 業 推 進 計 画 就業率推移(請負・委任) (%) 88 全 国 埼玉県 87.7 87 86 84.9 85 84 83 82.4 83.2 82 80 83.0 82.5 82.0 81 83.1 81.7 81.0 H19 H20 H21 H22 契約金額推移(派遣実績含む) (百万円) 340,000 326,964 320,000 H23 全 国 埼玉県 34,000 319,768 306,970 306,633 303,238 32,000 300,000 30,000 280,000 28,000 260,000 26,000 240,000 23,640 23,398 22,237 22,450 220,000 200,000 H19 H20 H21 H22 24,000 21,334 H23 22,000 20,000 23 Ⅲ シルバー人材センターアンケート結果 〔対象団体 61 団体(回収率 100%) 〕 1 中・長期計画の策定について 策定済 未策定 2-1 17団体 5か年計画:11 団体、10 か年計画:3 団体、9 か年計画:1団体、 (27.9%) 6か年計画:1団体、3か年計画:1団体 44団体 (72.1%) 平成23年度末の会員数・粗入会率について[対前年比] 増 加 会員数 減 少 16団体(26.2%) 増 加 45団体(73.8%) 減 少 増減なし 2-2 粗入会率 増減なし 6団体 会員の希望にあう仕事がない 19団体 受注量の減少に伴う会員の就業機会の喪失 18団体 適正就業の推進に伴う契約解除等 29団体 派遣事業への切り替え 2団体 未就業会員の整理 10団体 その他 14団体 8団体(13.1%) 会員数の増員要因(複数回答) 就業開拓員等の加入勧奨 0団体 市町村広報誌による加入勧奨 4団体 マスメディア等の活用 0団体 その他 7団体 特に理由はない(自然増) 6団体 2-4 50団体(82.0%) 会員数の減少要因(複数回答) 会員会費の値上げ 2-3 3団体( 4.9%) 女性会員の加入勧奨について ●市広報誌を活用しての女性会員の募集 ●受注した個人宅でシルバーのPRを行った ●市イベントの際、来場者への入会の勧誘 ●女性会員の就業体験発表会の実施 ●「女性のためのシルバー説明会 (出張形式) 」 の実施 (説明だけでなく折り紙講座も同時に実施) ●ホームページでの推進 24 埼玉県シルバー人材センター連合 事 業 推 進 計 画 3-1 正会員の会費額について 21 年度値上 6団体 22 年度値上 7団体 23 年度値上 4団体 24 年度値上 9団体 5 (8.2%) 14 (23.0%) 2 (3.3%) 26 61 (42.6%) 団体 1,000 円未満 1,000∼1,200 円以内 14 (23.0%) 【値下】23 年度 (1 団体 )、 24 年度 (1 団体 ) 3-2 H24. 正会員会費 1,201∼2,400 円以内 2,401∼3,600 円以内 3,600 円超 今後の正会員会費額について 特に値上げの予定はない 32団体 52.5% H25. から値上げする(予定含む) 5団体 8.2% H25. の値上げはないが将来的に値上げを予定している 21団体 34.4% その他 3団体 4.9% 4-1 平成23年度末の事業実績について[対前年比] 就業率 35団体 増 加 (57.4%) 26団体 減 少 (42.6%) 増減なし 受注件数 36団体 増 加 (59.0%) 24団体 減 少 (39.4%) 1団体 増減なし ( 1.6%) 4-2 就業実人員 12団体 増 加 (19.7%) 48団体 減 少 (78.7%) 1団体 増減なし (1.6%) 就業延人員 13団体 増 加 (21.3%) 48団体 減 少 (78.7%) 増減なし 契約金額(派遣除く) 12団体 増 加 (19.7%) 49団体 減 少 (80.3%) 増減なし 契約金額の減少要因 (複数回答) 事務費の値上げ 2団体 会員配分金(受託金額)の値上げ 0団体 景気の低迷による発注量の減少 39団体 適正就業の推進に伴う契約の解除等 40団体 派遣事業への切り替え 4団体 その他 5団体 25 4-3 契約金額の増加要因(複数回答) 就業開拓員等の営業成果 3団体 役職員による就業開拓の実践 3団体 指定管理者制度への取り組み 2団体 独自事業の創出・拡大 3団体 チラシの作成・配布等 2団体 マスメディア等の活用 1団体 その他 3団体 特に理由はない(自然増) 4団体 5 指定管理者制度の取り組みについて 受託している 受託していない 23団体 (37.7%) 38団体 (62.3%) 受託内容の内訳 1 (2.9%) 4 4 (11.4%)(11.4%) 3 (8.6%) 35 件 駐輪場 23 (65.7%) 施設管理 公園管理 体育施設等 その他 6-1 事務費率 H23. 事務費率 21 年度値上 12団体 22 年度値上 4団体 23 年度値上 9団体 24 年度値上(見込) 10団体 【値下】21 年度 (2 団体 )、22 年度 (4 団 体 )、24 年度 (1 団体 ) 6-2 26 4 (6.6%) 10 (16.4%) 2 (3.3%) 14 (23.0%) 61 団体 6 (9.8%) 5%台 6%台 7%台 8%台 25 (41.0%) 9%台 10%以上 今後の事務費率について 値上げの予定はない 9団体 H25. から値上げする(予定含む) 5団体 H25. から公共を値上げする(予定含む) 0団体 H25. から民間を値上げする(予定含む) 0団体 H25. から個人を値上げする(予定含む) 0団体 H25. からの値上げはないが将来的に値上げを予定 32団体 その他 15団体 埼玉県シルバー人材センター連合 事 業 推 進 計 画 7 安全就業の推進に係る実績について(平成23年度) 実施している 実施していない 合 計 巡回パトロール・指導 54団体 (88.5% ) 7団体 (11.5% ) 1,156 件 安全研修・講習会等 53団体 (86.9% ) 8団体 (13.1% ) 199 回 8-1 派遣事業所の届出の状況 届出済 未 届 8-2 48団体 (78.7%) 13団体 今後の届出予定6団体 (21.3%) 派遣事業所届出団体における今後の取り組みについて 今後積極的に取り組む予定である 1団体 自主点検結果を踏まえ一部業務を派遣で対応する 1団体 状況に応じて対応する 41団体 取り組む予定はない 5団体 その他 0団体 9 ボランティア活動について 実施している 実施していない 50団体 (82.0%) 11団体 (18.0%) ボランティアの内容 2.1% 6.2% 18.6% 6.2% 福祉施設慰問 50 団体 5.2% 屋内美化活動 61.9% 屋外美化活動 地域イベント参加 防犯パトロール等 その他 10 普及啓発活動について 実施している 実施していない 55団体 (90.2%) 6団体 ( 9.8%) 普及啓発活動の内容 0.9% 18.9% 11.3% 12.3% 55 団体 56.6% 地域イベント参加 広報誌掲載 チラシの配付 マスメディアの活用 その他 27 11 ホームページの開設状況について 開設している 開設していない 28 59団体 (96.7%) 2団体 ( 3.3%) 今後の開設予定1団体 埼玉県シルバー人材センター連合 事 業 推 進 計 画 Ⅳ 埼玉県シルバー人材センター連合事業推進計画(中期)検討委員会名簿 〔平成 24 年 9 月 1 日現在〕 区 分 氏 名 所属・役職 備 考 学識経験者 塚 本 成 美 城西大学経営学部 教授 行政関係者 森 常 夫 埼玉労働局 職業安定部職業対策課 高齢者対策担当官 岡 田 真 彦 埼玉県 産業労働部就業支援課 主幹 溝 渕 晴 生 公益社団法人 草加市シルバー人材センター 事務局長 東部ブロック 木 村 一 男 公益社団法人 所沢市シルバー人材センター 専務理事兼事務局長 西部ブロック 中 村 秀 一 公益社団法人 戸田市シルバー人材センター 専務理事兼事務局長 南部ブロック 小 泉 正 雄 公益社団法人 深谷市シルバー人材センター 専務理事兼事務局長 北部ブロック シルバー関係者 後 閑 小 径 財団法人いきいき埼玉 (埼玉県シルバー人材センター連合) 理事兼連合事務局長 委員長 副委員長 【事務局】 高齢者就業促進部長 岡 野 功 高齢者就業促進課長 犬 木 宏 則 高齢者就業促進担当 主任 竹 内 賢 一 29 埼玉県シルバー人材センター連合 事業推進計画 平成25年3月発行 財団法人いきいき埼玉(埼玉県シルバー人材センター連合) 〒362-0812 埼玉県北足立郡伊奈町内宿台6-26 埼玉県県民活動総合センター内 3048-728-7841 6048-728-7130 http://www.saitamaken-silver.jp