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7月9日 児童朝会での講話

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7月9日 児童朝会での講話
7月9日 児童朝会での講話
先週もお話しましたが、代表委員会が中心となってユニセフと東日本大震災への募金を
行いました。みんなで力を合わせて集まったお金は、ユニセフへの募金額が28,936円、
東日本大震災への募金額が19,264円でした。皆さんのなかには、自分の貯金やお小遣い
で募金をした人もいるかと思います。このように、一人一人の真心が大きな力となってあ
らわれます。必ず、多くの人が喜んでくれると思います。協力をしてくれた皆さん、あり
がとうございました。
さて、先週の金曜日に、6年生と日生劇場に行ってきました。
「王様の耳はロバの耳」と
いう劇でした。6年生の代表の人にどんな劇だったか、感想を言ってもらいましょう。
6年1組のAさん、お願いします。
「私は『王様の耳はロバの耳』を見て、嘘をつかないで本当のことを言う事と、他人と協
力するとなんでもできる事、人を信じる事の3つを伝えたかったと思います。理由は、
木の精たちが『嘘をつかないで本当のことを言いましょう』と言い、その言葉で床屋さ
んが勇気を出して言えたので、大切だと思いました。他にも、いろいろな人が言葉を言
ってできた事なので大切だと思いました。」
続いて、6年2組のBさん、お願いします。
「私はこの『王様の耳はロバの耳』の劇を通して劇団四季の人たちが私たちに伝えたかっ
たのは、どんなことがあっても嘘をついてはいけない事だと思います。なぜなら、正し
いことを言わなければ脅した人にとってよくないし、自分だって嘘をついていると気持
ちが悪いからです。もう一つは、自然を大切にして欲しいという事です。劇では、森は
人の心のふるさと言っていたから大事だと思います。」
Aさん、Bさん、どうもありがとうございました。たしかに、王様の耳はロバの耳でし
た。どうして、王様の耳がロバの耳になったのか?王様の言う事にみんながハイ、ハイと
何でも聞いているうちに、王様はどんどん我が儘になっていきました。人は何でも思い通
りになると、他人の言う事が聞けなくなってしまいます。それで、王様の耳はロバの耳に
なってしまったのです。
しかし、みんなの勇気で王様の耳を元通りにすることができました。もし、皆さんがク
ラスの中で、いじめを見かけたらどうしますか?グループで一人の人をいじめているのを
見かけたら、
「そんなことをしては駄目だよ」と言えますか?正しいことを正しいと勇気を
もって言うことが、いじめている人やいじめられている人、自分、みんなのためになると
いう事を付け加えておきます。
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