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学生がデザインしたインナーウェアが商品化決定 京都精華大学×ワコール
京都精華大学 広報課(全 2 枚) 報道資料 2 0 1 5 年 7 月 7 日 (火 ) 学生がデザインしたインナーウェアが商品化決定 京都精華大学×ワコール 産学連携プロジェクトから生まれたブラジャー 『てぬぐインナー』が 7 月 16 日より限定発売 京都精華大学(所在地:京都市左京区、学長:竹宮 惠子)デザイン学部プロダクトデザイン学科と株式 会社ワコール、株式会社ウンナナクールとの間で取り組む産学連携プロジェクト“ときめき×未来4”から生 まれたブラジャー『てぬぐインナー』が、2015年7月16日より発売されます。 “ときめき×未来”は、京都精華大学プロダクトデザイン学科の学生が株式会社ウンナナクールのスタッ フとともに、次世代のインナーウェアのデザインを試みるプロジェクトとして2011年4月より継続して実施し ているものです。4回目となる“ときめき×未来4”は、2014年4月から7月までの約3ヵ月間をかけて19名の学 生がプロジェクトに取り組み、既成概念にとらわれない学生の自由な発想がオリジナリティあふれるデザイ ンを創出しました。今回発売される『てぬぐインナー』は、プロジェクトに参加したプロダクトデザイン学 科ライフクリエンションコース4年(制作時は3年)犬塚あかねさんがデザインした作品となります。 今回のプロジェクトでは、 「ウンナナクール」の企業精神である“下着と女の子の関係を良くする”ことを テーマに、20 代前半の女の子のニーズを調査し、商品開発に着手。 “ワイヤーの締め付けが苦しい” “サイ ズが合っているか不安”などの悩みに応え、前中心部分でリボンを結ぶことで着用感の調節を可能にしまし た。また、ニーズが高かった“肌に優しいインナー”を実現するため、綿 100%で天然サラシ素材の“手ぬぐ い”に着目。手ぬぐい専門店として人気を博す「かまわぬ」とコラボレーションし、肌ざわりや通気性が優 れる手ぬぐい生地をインナーに取り入れました。また、犬塚あかねさん本人が商品のイメージビジュアルを 撮影し、リーフレットデザインに携わるなど全体プロモーションも行いました。 『てぬぐインナー』は、全国の「ウンナナクール」44 店舗、 「ウンナナクール・ランチ」5 店舗、 「ウンナ ナクール ウーマン」2 店舗およびワコールウェブストア、ZOZOTOWN、Amazon で 7 月 16 日より販売されます。 『てぬぐインナー』 撮影:犬塚あかね ブラジャー JB6666 ショーツ JF6666 (カラー:ピンク) 産学連携プロジェクト“ときめき×未来”について 株式会社ワコール、株式会社ウンナナクールの協力のもと、京都精華大学デザイン学部プロダクトデザイ ン学科(プロダクトコミュニケーションコース/ライフクリエイションコース)3 年生の授業で取り組む産学 連携プロジェクト。2011 年度から継続して実施し、2015 年度で 5 年目を迎える。2012 年には、初年度のプロ ジェクトから生まれたインナーウェア「バラのブラ」が商品化され話題となる。 現在、取り組んでいる 2015 年度の“ときめき×未来 5”では「Next Wacoal –Go ahead!-」をテーマに、商 品を主体としたボディデザイニングから店舗デザイン、広報宣伝など、ワコールを俯瞰し、次なるワコール に繋がる新しい提案を行っています。7 月 23 日(木)には、ワコール本社にて、学生たちがワコールの社員 およそ 40 名の前で最終プレゼンを行い、投票結果をもとに最優秀賞、優秀賞、特別賞を決定します。 なお、学生の提案作品は、9 月にワコール本社、10 月 6 日(火)~12 日(月)まで京都精華大学サテライ トスペース kara-S(COCON KARASUMA)に展示します。 <犬塚あかねさんのコメント> 20 代前半の女の子の意識調査をすると、女の子は下着に対して「ワイヤーのしめつけが苦しい」 「汗のムレが 気になる」 「サイズが合っているか不安」 「肌が弱くて化字繊維の下着ではかゆくなる」など、様々な悩みを もっていることがわかりました。そこで、私は「肌に優しい素材で、サイズの調整ができ、なおかつ 20 代前 半の女の子に好まれるフェミニンなデザイン」の商品開発を目指しました。素材を悩んだ末に注目したのは、 普段から愛用していた“手ぬぐい”です。手ぬぐいは、綿 100%の天然素材で肌に優しくさらっとした肌触り で、最近ではおしゃれ雑貨として若い人たちにも人気があり、今回の商品企画にぴったりだと考えました。 さらに、サイズや締め付けの問題を解決するために着用感を調節できるよう、胸元とウエスト部分にリボン を通しました。この『てぬぐインナー』で女の子が感じている下着に対するマイナスなイメージを少しでも 無くすことができればうれしいです。 ( 犬塚あかね / 京都精華大学 デザイン学部プロダクトデザイン学科ライフクリエイションコース 4 年 ) <株式会社ウンナナクール プロジェクト担当者からのコメント> この『てぬぐインナー』は、プロジェクト開始当初からほとんど形を変えることなく商品化を迎えることと なりました。それだけ犬塚さんが一貫したビジョンを持ち、同世代の女の子のリアルなニーズを見てきたの だと思います。初の「トリプルコラボレーション」で、しかもインナーの素材としては初めて扱うことにな った“手ぬぐい”という素材に、商品の量産化にあたっては思いも寄らない苦労した面もありましたが、こ の『てぬぐインナー』を通して世界中の女の子に下着の自由さや楽しさが伝われば良いなと思っています。 ( 野村容子 / 株式会社ウンナナクール 商品部デザイナー ) <参考サイト URL> ■「ときめき×未来 4」 http://www.wacoal.jp/workshop/tokimeki/2014/ ■『てぬぐインナー』 http://www.une-nana-cool.com/item/detail.php?CAT=new&GOODS_CD=JB6664&SEASON_CD=15SS ■「ウンナナクール」ブランドサイト http://www.une-nana-cool.com/ ≪本リリースへのお問い合わせ先≫ ※画像提供および取材申し込みは広報課までご連絡ください。 京都精華大学 広報課 〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町 137 TEL:075-702-5197 FAX:075-702-5352 E-mail:[email protected] URL:http://www.kyoto-seika.ac.jp/