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素顔に迫るDr.インタビュー1(PDF形式 730 キロバイト)
・ ・ あの ドクターの 素顔が 知りたい! 素顔に迫る Dr.インタビュー ∼若井教授の素顔∼ 新潟大学 大学院消化器・一般外科学分野 若井 俊文 教授 平成26年5月28日インタビュー 若手教室員とサッカー日本代表スーツ姿 (若井教授:前列中央) 教授室入り口には、 若手外科医とのダンディーなお姿、医学部運動会で学生さんたちとの楽しそうなお姿など、 若井教授の様々なお顔がうかがえる写真が並んでいるのが印象的。 医学生にも研修医にも人気の若井教授の素顔に迫るインタビュー! ̶とても素敵で印象的なお写真ですね。 (右上の写真) 若井 あれは、サッカー日本代表選手の勝負服ポスターを意識したんです。同じような写真を撮りたいから若手(外科医)に黒 のスーツ着てくるように言って記念撮影したの(笑)。ちなみにこの写真、僕はサッカー全日本代表チームのオフィシャルスー ツと同モデルで一式揃えています(笑)。 ̶サッカー日本代表に注目されているのでしょうか。サッカーはお好きですか。 若井 サッカー観戦は好きです。外科もサッカーも同じところがあるから。例えば、サッカーは監督の戦術次第でチームが強く なったり、弱くなったりする。野球はどちらかというとエースピッチャーがいて、強打者がいれば、そのチームはある程度勝つ こともあるけれど…。手術も同じ。際だった個人プレーができる人がいても、それでは組織としては長くは続かない。一日に4件 並列で手術だったら、一人だけ有能な医師がいても駄目。4つ同時の手術を一人で行うことは出来ない。だから外科もサッカー と同じで、そこは戦略とチームワークが大切なのです。 3歳の頃から夢は外科医! ̶医師になられた理由やいきさつをお聞かせください 若井 母親が、小千谷総合病院で産婦人科の婦長をやっていた関係と、身内に障害をもっている方がいたので、3歳くらいから もう外科医になろうと思っていましたね。あとは、高校、大学の頃よくボランティアをやっていて、大学は山梨だったのですが、 山梨は海がない所なので、みんなでボランティアをして、資金を募って障害者の人達を静岡の海まで連れて行ったり…学生時 代にボランティア活動を積極的にやっていました。 ̶消化器外科を選ばれたのはどうしてでしょうか 若井 幼い頃は整形外科のイメージでした。でも、大学でいろいろな事を勉強して実質臓器、 要するに肝不全、呼吸不全、心不全等…そういった臓器不全状態にある悪い状態を180度変 えられるのは外科的手技かなと思って…。それで外科医を選んで、更に腹部の方は、肝心要な 臓器を扱う肝臓外科医を目指しました。肝臓はいろいろな機能があるので、そこに惹かれま した。 ̶研修医時代のお話をお聞かせください 若井 研修医時代はとにかく朝が早かったです。10人くらい同級生がいたのですが、僕達、 よく「ニワトリ」って言われていました(笑)。でも、朝から夜までずっと常に一緒にいるので 結束力が強くて…、今の若い人達より断然強い気がしますね。 教授室にて