Comments
Description
Transcript
性解放理論の批判と 純潔教育の理念
性解放理論の批判と 純潔教育の理念 統一思想研究院 人倫道徳破壊の極地 今日、私たちが身を置いている現在の世界を 見てください。極度の利己主義の罠にかかり、 物質万能を叫び、価値観を喪失したまま、享 楽と腐敗の沼にはまり込んでいます。アルコー ル中毒者がはびこり、麻薬やフリーセックスで も足らずに、今では近親相姦という獣にも劣る 蛮行を勝手気ままに行っても、堂々と顔を上げ て生きています。 文鮮明 「天宙平和統一王国創建の真なる 主人Ⅰ」 (平和メッセージ3) 性道徳の紊乱による家庭破壊 1991年、冷戦の時代が幕を下ろし、東西間の 緊張と葛藤が終息を告げる時、私たちはみな、 今から平和の時代が到来すると期待していま した。しかし、むしろ冷戦以後の社会的な葛藤 と不安は、さらに加重しているのが実情です。 アメリカだけでも、フリーセックスやホモセク シュアルのような紊乱(びんらん)した性道徳 が、家庭を徹底して破壊させています。 文鮮明『南北統一と世界平和』 p.67 マルクス主義、ダーウィン主義、フロイト主義の共通性 マルクス主義 (神の存在の否定) ・唯物論 「人間はまず飲み、食い、住み、着なければならない」 「精神は脳の産物または機能である」 ・闘争理論 「事物は闘争によって発展する」 ・人間観 「人間は経済的利益を求めて互いに敵意を燃やす存在」 「支配するか支配されるか」 ・社会観 「人類の歴史は階級闘争の歴史である」 「生産力が歴史発展の原動力である」 ・解放理論 「労働者が資本家を打倒して共産主義社会をつくる」 ・唯物論 「自然環境が生物を進化させた」 ・闘争理論 「生物は生存競争によって進化する」 ・人間観 「人間は生存の本能に操られた動物」 ・社会観 「社会において優れた者が劣った者を征服して優 位に立つ」 (社会ダーウィニズム) ・唯物論 生理学的唯物論 リビドー(性的エネルギー)理論 ・闘争理論 「人間はすべての女性を征服しようとする果てしのない願 望によって操られている」 ・人間観 「人間は性的な本能に操られた動物」 ・社会観 ・解放理論 「人類の歴史は抑圧の歴史」 「劣等民族を打倒して優秀民族の世界をつくる」 (ナチズム) 「性的エネルギーが文化の原動力」 ダーウィン主義 (神の創造の否定) ・解放理論 「エロスを解放してエロス的文明をつくる」 (フロイト左派) フロイト主義 (神の言の否定) Ⅰ人間観 (1) マルクス主義の人間観 「衣食住を求めて労働したサル」 「労働が人間そのものを創造した」(エンゲルス) (2) ダーウィニズムの人間観 「生存競争を勝ち抜いたサル」 「人間は生存の本能に操られた動物」 「自然淘汰が人間を創った」(『利己的な遺 伝子』R.ドーキンス) (3) フロイト主義の人間観 「人間は性的本能に操られた動物」 「性的人間」(=「性的動物」) 「人間はすべての女性を征服しようとする 果てしのない願望によって操られている」 「人間には強固な敵意が秘められている。 愛などによって人々を結び合わせるなど、 とてもできない」 (4) 統一思想の人間観 ① 「心情的存在」 「愛的人間」 愛し、愛されることを求める人間 ② 人格者 心情を中心として、生心と肉心が円満な 授受作用を行い、知情意の機能が均衡 的に発達した人間 (5) 統一思想から見たマルクス、ダーウィン、 フロイトの人間観 ――肉心中心の動物的人間観―― ○ マルクス ・・・ 「人間はまず飲み、食い、住み、着 なければならない」(衣食住を中心 とした人間観) ○ ダーウィン ・・・ 「人間は生存の本能に操られた動 物」(衣食住と性を中心とした人間 観) ○ フロイト ・・・ 「人間は性的な本能に操られた動 物」(性を中心とした人間観) Ⅱ心とは (1) マルクス主義 「心とは人間の脳の産物または機能である」 (2) ダーウィニズム 「サルの脳が進化して、心が生まれた」 「意識とは、脳における、ニューロンの 相互作用の産物である」というのが、進 化論の立場に立つ現代の科学者の見 解である。 (3) フロイト ○ 人間の心は本来イド(エス)である。イドは無 秩序で混沌としており、規律を無視して、ひた すら快感を求める。イドのみの人間は動物的 な存在である。 ○ イド(エス)の中からエゴ(自我)が生じる。人 間はエゴによってイドをコントロールしなけれ ばならない。 エゴ(自我) イド (動物的本能) 理性 イド(エス)の中から、リビドー(性的エネル ギー)が湧いてくる。イドはリビドーの貯蔵 庫である。 心の核心は性的衝動(リビドー)である エゴ イド(エス) リビドー イド(エス) 肉心 エゴ(自我) 生心 リビドー = 性的エネルギー 超エゴが「こうあるべき」、「~してはいけな い」といって、エゴを監視している。超エゴと は、幼児期に経験した父母からの叱責や、 キリスト教封建道徳によるものである。 超エゴ エゴ イド(エス) リビドー (4) 統一思想 人間の心は霊人体を基盤とした生心と、 肉身を基盤とした肉心からなる。生心と 肉心は主体と対象の関係にあり、心情 (真の愛)を中心とするとき、肉心は生心 に自然に従うようになり、生心と肉心は共 鳴する。そのような心を本心という。 肉心 生心 [真美善への欲求] [衣食住・性への欲求] 心の核心は心情である 生心 = 霊人体の心 肉心 = 肉身の心 (5) 統一思想から見たフロイトの「心 の構造」への批判 マルクス主義、ダーウィニズム、フロイト主義は いずれも唯物論の立場から、人間の心の成立 を論じている。その中でも、「心の構造」を詳細 に分析したのはフロイトであった。フロイトは、 人間の心の中でエゴ(自我)とイド(エス)が 闘っていると見たが、統一思想の観点からい えば、フロイトは生心と肉心の関係を捉えたと いえる。しかしながら、そこには次のような問題 点がある。 フロイトの「心の構造」の問題点 ① 動物的、本能的な心であるイド(エス)から、 いかにしてエゴ(自我)が生じたのであろう か?動物にはなぜエゴ(自我)が生じないの であろうか? ② イド(エス)は悪しき衝動であって、エゴでもっ てイドを抑圧すべきであるというが、それで はイドは悪しき衝動のままであり、人間は本 性的に野蛮な動物的存在ということになる。 Ⅲ 性解放理論と統一思想 (1) マルクス主義 ① 『共産党宣言』の主張 共産主義者のいわゆる公認の婦人共有におどろ きさわぐ、我がブルジョアの道徳家振りほど笑う べきものはまたとない。 家族の廃止!もっとも急進的な人々さえ、共産主 義者のこの恥ずべき意図に対しては、激怒する。 フリーセックスの宣言 夫はブルジョア、妻はプロレタリア 今日では、すくなくとも有産階級においては、 夫は大多数のばあいに稼ぎ手、家族の扶養者 でなければならず、そしてこのことが夫に支配 者の地位をあたえるのであって、なにも法律上 の特別優先権を必要としない。家族のなかで は夫がブルジョアであり、妻がプロレタリアを 代表する。 エンゲルス 『家族・私有財産・国家の起源』 家庭を否定する共産主義 共産世界は家庭というものを認めません。 家庭は搾取の基盤になっていると言うので す。神様との関係が結ばれていないのです。 文鮮明 『成約人への道』 (2) ダーウィニズム 性選択(性淘汰) ① 雄どうしの闘い ② 雌による選り好み フリーセックス (3) フロイト主義 「封建的道徳(キリスト教)による性の抑圧 (タブーと偏見)から人間を解放せよ」 ○ 精神分析 患者の心の深層を探り、抑圧の事実を明 らかにすることによって、神経症から解放 する。 ヒステリー ヒステリーとは、簡単にいうと、器官に異常がな いのに、眼が見えない、耳が聞こえない、口が きけない、視野狭窄が起きる、立てない、歩け ない、体の一部が麻痺する、感覚がなくなる、と いった症候を示す病的状態のことである。ヒス テリーという病名は、子宮を意味するギリシア 語husteraに由来するが、古代においては、この 病気は子宮が体内を移動することによって生じ ると考えられていた。子宮は一匹の動物のよう なものと見なされていたのである。 鈴木晶 『フロイト以後』25頁 ○ キリスト教道徳の否定 キリスト教 性的人間 ・・・ 性を罪悪視 (抑圧された性) 神経症、ヒステリー ○ 患者の心の深層を探り、抑圧の事実を明 らかにすることによって、神経症から解放 する。 〈フロイト左派〉 「性を解放せよ」 → フリーセックス ○ ライヒの性欲理論 性的な満足(オルガスム)を得ることによっ て、神経症は治る (4) 統一思想から見たフロイト フロイトのいう性的抑圧の構造 キリスト教道徳が超エゴとなってエゴを支配 し、抑圧的になったエゴがイド(エス)を強圧 的に支配する。その結果、抑圧された人間 が神経症やヒステリーになっている。 初期フロイトの性的外傷説 幼児期における性的虐待が神経症の原因で ある。 小谷野博 『図解雑学・精神分析』 p.135 フロイトの神経症理論 神経症とは、幼児期の心的外傷(トラウマ・心 の傷)によってもたらされた、リビドーの固着点 へ「無意識」に退行して起きる現象である。 小谷野博 『図解雑学・精神分析』 p.137 神経症に対するフロイトと統一思想 の見解 ○ フロイト 幼児期の リビドーの傷 神経症 ○ 統一思想 先祖から私に至るまでの 心情(愛)の傷 神経症、苦悩、不安 〈後期フロイト〉 「われわれ、すべての人間のなかに野蛮人(イ ド)がいる」 「自分の中に荒れ狂っている強い衝動(イド)を 操る力(エゴ)を発展させねばならない」 「エゴによってイドを抑圧せよ」 エゴ 抑圧 (猛獣使い) 衝動 イド (猛獣) 「イド(エス、悪しき衝動)と超エゴ(封建道徳) に対して、ともに闘う」 人間を抑圧しているキリスト教道徳を否定せよ。 他方、人間の中の野蛮な心であるイド(エス)を 自律的、合理的なエゴで抑圧しなくてはならな い。 野蛮なイドを昇華させよ 荒れ狂ったイドの エネルギーを手な づけて、別の方向 へ振り向けよ (5) 統一思想の性に対する見解 ○ 「真の愛を中心とすれば、体(肉心)は心(生心)に共鳴する」 ○ 「性は聖なるものである」 ○ 真の愛を実現するために、心身ともに、男は男性らしく、女は 女性らしく造られている。 Ⅳ 規範(倫理、道徳) (1) マルクス主義の規範観 「支配のための規範」 家長が家族を支配するための規範 貴族が奴隷を支配するための規範 領主が農民を支配するための規範 資本家が労働者を支配するための規範 (2) ダーウィニズムの規範観 「規範の根拠は不明」 自然界は冷酷で、生物の進化法則(適者生 存)は非道徳的である 人間の倫理性は生物進化の法則では説明 できない (トマス・ヘンリー・ハクスリー) (3) フロイト主義の規範観 左派 「抑圧としての規範」 (キリスト教)の否定 後期フロイト 規範は「有害なもの」、「廃 棄せよ」 「理性的、自律的な規範」 を確立せよ。 「性の自己決定論」に通じるフロイト キリスト教道徳の否定 ○キリスト教道徳は人間を抑圧している。 ○自律的、合理的なエゴ(自我、理性) に従え。→「性の自己決定論」 (4) 統一思想の規範観 ① 規範は愛の道しるべ 自由意志によって、規範を守るとき、愛 が愛らしく、真の愛として実現される。 神様の理念を通した愛 それでは今日私たちは責任を果たし、直系的 な使命を完遂する自分になっているでしょうか。 神様の審判を代行することができる真理、生 活理念を通した人格、神様の理念を通した愛 をもって、万天宙に生命の力を主張することが できる私たちであるかどうかを考えてみなけれ ばなりません。 訓教経(上) p.57 ② 宇宙と人間を導いているロゴス ロゴス [天道] [規範] 天道は真の愛の道 天道とは何でしょうか? 一言で天の伝統です。 天に根を置く真の愛の実践の伝統です。天道の 人生は、世の中のすべての法を超越した崇高な 人生です。したがって、真の愛に革命が必要な いように、天道にも革命が必要ありません。皆 様は、ただ真の愛の道、天道に従って「ために 生きる」犠牲と奉仕の人生を実践しなければな りません。その道は神様の愛を爆発させる道で す。 文鮮明 『ファミリー』 2005.10.p.26 ③ 自然は真の愛の教科書 先生はこのような鮭の中に理想的な夫婦のイメージを 見ました。なぜ神様は鮭を創ったのでしょうか。それは 人間を教育し、人間が従うべき規範を見せるためでし た。(文鮮明 『御旨と海』) 愛の原理がペアシステムを通して創造された博物館が この世界なのです。(文鮮明 『ファミリー』 1992年10月 号) アダムとエバは、ペア・システムでつくられた愛の自然 の園を見ながら教育されつつ成長するようになっていま した。(文鮮明 「真なる愛と統一世界」 『文鮮明師とソ 連革命』) Ⅴ 純潔の意義 (1)愛の成長 愛の成長期に花を咲かせると、花はそのま ま散るか、未熟な実しか実らない。 兄弟姉妹の愛から夫婦の愛へ 子女の愛と兄弟姉妹の愛が十分に成長した 後、人格を完成した一人の男性と一人の女性 が、神と両親の祝福を受けて結婚し、夫婦の 愛の花が咲き、父母の愛が実る。愛が未熟な ままで男女の関係を結べば、相対者以外の 異性を兄弟姉妹として見るのでなく、男として、 女として見て、不倫やフリーセックスに走りや すくなる。また未熟な夫婦に子女が生まれれ ば、未熟な父母となって、子女を真なる愛で 育てることができない。 夫婦の愛は地上の花 男性と女性が祝福を受けて完全な愛を分か ち合い、喜びを享受するとき、神様の目には、 地上に咲いた花のようだというのです。また 彼らの愛によって成されるすべての調和万象 は、神様には香気のようなものです。神様は、 このような美しい香りの中で暮らしたくて訪ね てこられるというのです。 文鮮明 『祝福家庭』 2003年夏季号 愛の完熟としての夫婦の愛 夫婦の愛は兄弟姉妹の愛からつながって いくのです。子女の愛から兄弟姉妹の愛、 そのようにして完熟するようになるのです。 文鮮明 『祝福家庭』 1997年 秋季号 (2)本然の夫婦観から見た離婚 ①神の顕現 → 神様を追い出す ②宇宙(万物)の完成 → 万物が喜ばない ③人類の統一 → 妻(夫)を否定することは 全ての女性(全ての男性) を否定すること ④家庭の完成 → 家庭を破壊 (3)本然の夫婦観から見た同性愛 ①神の顕現 → 神は運行できない ②宇宙(万物)の完成 → 万物が喜ばない ③人類の統一 → 人類の分裂 ④家庭の完成 → 家庭の不成立 創世記1章27節 神は自分のかたちに人を創造された。す なわち、神のかたちに創造し、男と女と に創造された。 陰陽の調和による夫婦の愛 ・ 陽陰の調和によって愛と美が生じる。 ・ 男性的な愛と女性的な愛が調和すること によって、美しい夫婦の愛が生まれる。 ・ 女性らしさは男性が好むものであり、男性 らしさは女性が好むものであって、互いに 相手のためにあるものである。 〈マザー・テレサの言葉〉 「男女の素晴らしい違いを否定する人たちは、 神が造られたように自分たちを受け入れない ため、隣人を愛することができません。……彼 らがもたらすものは、対立と不幸と世界平和 の破壊でしかありません。」 (マザー・テレサが北京世界女性会議に宛て たメッセージ) Ⅵ 真の愛と偽りの愛 人間は誰しも真の愛を求めているが、願わない偽りの 愛によって動かされている。 ① 永遠なる愛を誓って結婚する。 「末永く」、「とわに」、「死が二人を分つまでは」と、永 遠なる愛を誓って結婚する。 ② 真の愛は分けられない。 互いに「あなただけを愛します」と誓って、真の愛は成 立する。 ③ 父母の離婚を願う子女はいない。 子女は一人の父、一人の母が永遠に愛し合うことを願 う。 愛のパートナーは1対1 愛は絶対的であることを願うというのです。絶対 というのは一つです。二つではありません。絶対 的だというのは永遠に一つだという意味です。 愛のパートナーは、一人の男性と一人の女性だ けを許容するというのです。それゆえに、神様が アダムとエバを一人ずつ造られたのです。 文鮮明 『宇宙の根本』 夫婦の愛は分けられない 人間は本性的に自らの相対の、自分に対する愛 が分けられることを願いません。夫婦間の横的 な愛の関係は、父母と子供の間の縦的な愛の関 係と異なり、分けられればもはやその完全性が 破壊されます。これは夫婦間で絶対的な愛の一 体を成すようになっている創造原理ゆえです。人 は絶対に自分の相対のために生きるべき愛の責 任性があります。 文鮮明 「救援摂理史の原理観」 『祝福家庭と理想天国Ⅰ』p.31 偽りの愛(堕落の愛)について 「自然的な愛[恋愛]は自身の内部に毒素を持っています (それは利己の愛の毒素であります)。それは必ず醗酵を ひき起こし、その醗酵の中に陥ち入らざるをえません」 キルケゴール 『愛について』 「[男女の愛の奥底には]結核性の恐ろしいものが潜んでい る」 夏目漱石 『門』 「恋は罪悪ですよ。そうして神聖なものですよ」 「私の後には何時でも黒い影がくっついていました」 夏目漱石 『こころ』 自由結婚はサタンの罠 世間で盛んに行っている自由結婚は、サタンが人間たち を堕落させ神の前に出ていけないようにする罠なのです。 その罠にひっかかれば死に、サタンの支配を受けたり、 えじきになるしかありません。今日、西欧社会、特に米国 は自由結婚が盛んに行われることによって真の家庭が築 かれず、家庭生活に失敗した人たちが日ごとに多くなり、 いくらもしないうちに家庭を持たない人が多数を占めるよ うになるでしょう。そのようになれば米国社会は愛の干か らびた社会になり、不信により不安と恐怖が支配する地 獄のような社会になるだろうと、自信をもって確信すること ができます。 文鮮明 『祝福と理想家庭Ⅰ』 p.149 Ⅶ 真の家庭運動 ① 統一思想(神主義)による唯物思想 (マルクス主義、ダーウィニズム、フ ロイト主義)の克服 ② 真の愛による祝福結婚 絶対性による真の愛の実現 愛は絶対、唯一、不変、永遠であることを願う。 一人の男性と一人の女性が、神の縦的な愛を 中心として愛し合うとき、真の愛は実現される。 夫の生殖器の主人は妻であり、妻の生殖器の 主人は夫である。 生殖器は神様の縦的な愛につながる神聖な本 宮である。 絶対夫婦における絶対性によって絶対愛(真の 愛)が実現される。 神は男性と女性の器官を取り替えられた なぜ男性と女性が地球上に生まれたのでしょうか。互い に愛し合うために生まれたのです。神様は知恵の大王 であられるために、男性と女性の愛の器官をそれぞれ 取り替えてくださったのです。男性のものだといっても、 その主人は男性ではありません。女性の場合も同じで す。主人を差し置いて自分の思いのままに行動した人 は、愛に背いたことに対する審判を受けなければならな いのです。法の中でも一番恐ろしい法の罰を受けること を知ったならば、自分の妻を差し置いて、どうして他の女 性を考えることができますか。反対に妻たちは、夫をほ うっておいて、どうして他の男性を考えることができます か。 文鮮明『天国を開く道・真の家庭』 p.95 キリスト教の徳目 妻は自分のからだを自由にすることはでき ない。それができるのは夫である。夫も同 様に自分のからだを自由にすることはでき ない。それができるのは妻である。 ・・・・・・妻は夫から別れてはいけない。 ・・・・・・また夫も妻と離婚してはならない。 (コリントⅠ7:4~11) 絶対「性」の教育革命 人類と万物万象を探し立てて治める新しい天法の 概要を、きょうこの厳粛な場を通して満天上天下に 宣布する次第です。・・・・・・第二に、神様を縦的な 絶対軸として、絶対「性」の価値を全人類に天の憲 法として教育する教育革命を完遂しなければなり ません。この道だけが人類に善の真の血統を伝授 してあげることができ、神様の真の家庭理想完成 を成す道だからです。純潔、純血、純愛が今後真 なる人類の教育理念となることでしょう。 文鮮明「真の平和世界と真の父母UN世界の安 着」(平和メッセージ17)