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第54号 - リンテック株式会社
LINTEC 株主メモ 定 時 株 主 総 会 6月 配 当 基 準 日 期末 / 3月 31日 法 定 公 告 掲 載 ホームページアドレス http://www.lintec.co.jp/koukoku/ 株 主 名 簿 管 理 人 およ び 特別口座の口座管理機関 東京都千代田区丸の内 1丁目 4 番5号 三菱 UFJ 信託銀行株式会社 ・郵便物送付先 〒137–8081 東京都江東区東砂 7 丁目 10 番 11号 三菱 UFJ 信託銀行株式会社 証券代行部 ・フリーダイヤル ® ・ホームページアドレス 54 MARCH 2014 中間 / 9月 30日 ● 社 長メッセージ 0120–232–711 代表取締役社長 社長執行役員 ● スペシャルレポート http://www.tr.mufg.jp/daikou/ リンテックの粘着応用技術 住所変更、単元未満株式の買取・買増等のお申し出先について ● 身 の回りのリンテック製品 株主様の口座のある証券会社にお申し出ください。なお、証券会社に口座がないため 特別口座が開設されました株主様は、特別口座の口座管理機関である三菱 UFJ 信託 銀行株式会社にお申し出ください。 ● リンテック研究室訪問 未払配当金の支払いについて 株主名簿管理人である三菱 UFJ 信託銀行株式会社にお申し出ください。 ● 当誌「WAVE」のバックナンバーは当社ホームページでご覧いただけます。(http: // www.lintec.co.jp/ ir/) LINTEC LINTEC 50 51 JUNE 2013 MARCH 2013 ● 社長メッセージ 代表取締役社長 社長執行役員 大内昭彦 ● スペシャルレポート リンテックの半導体関連 テープ最前線 ● 身の回りのリンテック製品 ● LINTEC 工場探訪 ● 社長メッセージ 代表取締役社長 社長執行役員 大内昭彦 ● スペシャルレポート リ ンテックの表面改質技術 ● LINTEC ESSAY 受 け継ぐこと 桂文枝 第119期 第119期 (2013年3月期) (2013年3月期) 第3四半期 決算情報 No.50(2013年3月発行) 決算情報 No.51(2013年6月発行) No.52(2013年9月発行) No.53(2013年12月発行) 第120期 –0001 東京都板橋区本町23番23号 ● 本社 〒173 URL http://www.lintec.co.jp/ 大内 昭彦 発行 広報・IR室 TEL.(03)5248 – 7741 2014年 3月 FAX.(03)5248 – 7754 読みやすさを追求した書体を使用 (2014年3月期) 第3四半期 決算情報 主な動き 株主・投資家の皆様 へ リンテックウエーブ 2013年 WAVE 読者の皆様へ LINTEC 54 MARCH 2014 日ごろはリンテックをご支援いただき、厚く御礼 を申し上げます。ここに当社IR(投資家向け広報 誌「WAVE」第54号をお届けいたします。 12 ■ 企業情報 ● 製品情報 ● 20日 屋外での長期標示に最適な路面用粘着シート 月 「フロアマーキング OXZ」を発売 2014年 1 2 ● 10日 シリコーン微粘着タイプのガラス装飾用出力素材の新アイテムとして、 月 月 当誌は、株主や投資家の皆様とのコミュニ ソルベント (溶剤) インク、ラテックス(水性) インクに対応した2アイテムを発売 ■ 12日 ■ 25〜26日 ケーションの充実を目的に、四半期ごとの決算 情報をはじめ、経営方針や事業戦略、製品・技 術情報、さらには最新のトピックスなどタイムリー な情報を掲載しております。 また、定期的に読者アンケートを実施して、 株主・投資家の皆様からのご意見・ご要望をお 聞きし、誌面づくりや IR活動の参考にさせてい 3 2014年3月期 第3四半期決算発表 CLSA 証券主催の海外機関投資家向けイベント 「CLSA ジャパンフォーラム 2014」に参加(東京) 米国テキサス州の「Nano-Science & Technology Center」を拠点に、 カーボンナノチューブのシート化技術確立に本格着手 月 ■ 4日 大和証券主催の海外機関投資家向けイベント 「大和インベストメント コンファレンス東京2014」に参加 日興アイ・アール「2013年度 全上場企業 ホームページ充実度ランキング」 総合39位、業種別(その他製品)1位 / 2013年11月21日発表 大和インベスター・リレーションズ「2013年インターネットIR表彰」 優良賞を受賞 / 2013年11月25日発表 ただいております。 今後もより充実した情報提供に努めてまいり ますので、引き続きご愛読くださいますようお 願い申し上げます。 目 次 路面用粘着シート「フロアマーキング OXZ」を発売 ●主な動き/トピックス ............................ 3 アスファルトやコンクリートなどの凹凸面にもしっかりと貼ることがで ●社長メッセージ きる新開発のラミネートフィルムと出力素材を組み合わせた、路面用 代表取締役社長 社 長 執 行 役 員 大内 昭彦 .............. 4 粘着シート「フロアマーキング OXZ」を発売しました。従来のフロアサ インよりも耐久性に優れ、表面の滑りにくさにも配慮した安全設計と ●スペシャルレポート リンテックの粘着応用技術 ........ 6 ●身の回りのリンテック製品 ..................... 8 2 トピックス なっており、歩道や駅ホームの誘導サインといった用途に最適です。 ●リンテック研究室訪問 ........................... 9 カーボンナノチューブのシート化技術確立に本格着手 ●決算情報 ........................................... 10 当社では、次世代炭素材料として注目されるカーボンナノチューブ ●セグメント情報 . .................................. 12 (CNT)の研究で世界をリードするテキサス大学ダラス校とともに、 ●会社概要/株式情報 . ........................... 14 CNTをシート状に加工する新規技術の開発を進めてきました。そして ●連結子会社一覧 .................................. 15 このたび、その量産技術の確立に向け、米国テキサス州に新たな研究 ●株主メモ . .......................................... 16 拠点を開設。3年後の実用化を目指し、開発を強化していきます。 3 社 長 メッセージ 株主・投資家の皆様へ 2014年3月期 第3四半期連結累計期間の業績概況 世界的な景気持ち直しの動きを受け、増収増益となりました。 当第3四半期連結累計期間における世界経済 拡大基調が続きました。 は、米国では個人消費の回復傾向が持続し、輸 このような経営環境の中、当第 3 四半期連結 出も大幅に伸長するなど回復基調が続き、欧州 累計期間の業績は、売上高は1,504億51百万 でも個人消費は緩やかに改善傾向を示しました。 円(前年同期比4.2%増)、営業利益は109億 アジアでは、中国経済の減速が韓国や台湾経済 42百万円(同29.0%増)、経常利益は109億 にも影響を及ぼしましたが、ASEAN地域は総 15百万円(同25.7%増)、四半期純利益は76 じて堅調な成長を維持しました。一方、我が国 億99百万円(同21.5%増)となりました。 においては、円安・株高の進行などにより、景気 業績推移 売上高 第3四半期 百万円 250,000 200,000 189,348 212,733 200,905 150,000 190,844 通期 210,000 (予想) 144,391 150,451 営業利益 15,000 5,000 0 0 11/3期 12/3期 経常利益 百万円 20,000 13/3期 第3四半期 14/3期 通期 15,000 (予想) 13,613 11,300 10,915 8,000 8,680 8,483 10,942 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 第3四半期 14/3期 通期 あ き ひ こ 今後の見通し 全社一丸となって、売り上げ・利益の確保に努めてまいります。 今後の世界経済の見通しにつきましては、米 次世代を担う高付加価値製品の開発、抜本的 国 経 済の好 調 持 続、欧 州 経 済の緩やかな回 なコスト改革、グローバル人材の育成などの施 復、中国経済の安定成長への移行などにより、 策を推し進めることで、さらなる飛躍につなげて 本格的な回復が見込まれ、また、我が国におい いきたいと考えております。 ても景気回復がより鮮明となることが期待され 株主・投資家の皆様には、引き続きご支援の ます。しかしながら、当第4四半期は一部製品に ほどよろしくお願い申し上げます。 おける市場調整の影響や季節的な要因もあり、 厳しい経営環境にあります。当社では通期計画 の達成に向けて、最後までグループ全社一丸 10,500 (予想) 8,648 7,284 6,000 7,681 6,338 7,699 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 新年度となる4月から、取締役常務執行役員 のもと、2016 年度を最終年度とする新中期経営 計画「LIP(LINTEC Innovation Plan) -2016」がスタートします。高い経済成長が見 込まれるアジアを中心とした海外事業の拡大、 14/3期 2014年 3月期 通期連結業績予想(前期比) ます。 の西尾弘之が社長に就任し、新たな経営トップ 13,622 12,000 0 お う ち 大内 昭彦 となって、売り上げ・利益の確保に努めてまいり 3,000 4,000 4 10,564 四半期(当期)純利益 9,000 10,981 15,000 (予想) 13,975 11,576 百万円 15,000 19,520 16,000 0 20,889 20,000 50,000 10/3期 通期 百万円 25,000 10,000 100,000 12,000 第3四半期 代表取締役社長 お 社 長 執 行 役 員 高 2,100億円 (10.0%増) 営 業 利 益 150億円(42.0%増) 経 常 利 益 150億円(36.6%増) 当期純利益 105億円(36.7%増) 売 上 ※ 業績予想などの将来に関する記述は、当社が現在入手している情報および合理的と判断する一定の前提に基づいており、 実際の業績などはさまざまな要因により大きく異なる可能性があります。 5 スペシャルレポート リンテックの 粘着応用技術 “粘着”による技術革新で各産業界の発展に貢献 これまで当社では、独自の技術を駆使して、時代のニーズにこたえる画期的な 製品を生み出してきました。今回は、リンテックの技術の中でも基盤中の基盤 である「粘着応用技術」についてご紹介します。 このように事業を拡大していく中で、当社の粘 らしたのが、 「UV硬化型ダイシングテープ」 です。 着応用技術は各産業界の技術革新に寄与して 半導体ウェハを一つ一つのチップに切断する際 きました。例えば、 自動車の窓枠やドアサッシに に使用されますが、切断時には強い粘着力で 塗装の代替として貼られる「ブラックアウトテー ウェハをしっかりと固定し、切断後にはチップを プ」 。従来の溶剤を使用した黒塗装と違って色目 簡単にはがせるという二律背反の機能を、テー が均一で、不具合が生じても貼り替えるだけで プにUV(紫外線) を照射して粘着力をコントロー 修正することができます。貼付時に空気が入らな ルすることで実現しました。 い特殊な加工を施して リンテックの成長の原動力 —「粘着応用技術」 あり、作業効率を大きく 向上させるとともに、環 リンテックは、粘着素材の分野におけるリー 求められる性能はさまざま。当社では、永年培っ 境負荷も低減します。 ディングカンパニーとして、数多くの製品を市場 てきた「粘着応用技術」を生かし、個々のニーズ また、半導体業界に に供 給しています。一口に粘 着 素 材といって に対応する多種多様な粘着剤や各種基材を開 大きな技術革新をもた も、貼る対象物や期間、使用環境などによって 発してきました。 ブラックアウトテープ UV硬化型ダイシングテープ “粘着”の可能性を新たな分野へ 粘着製品の特徴を生かして事業領域を拡大 リンテックの原点、それは 1934 年、国内で という粘着製品の特徴を生かして、1970 年代 粘着応用技術の進歩に終わりはありません。 連携の研究開発を行うなど、技術の新たな応 初めてガムテープの製造を開始した不二紙工 には屋内外装飾、二輪・自動車関連などの工業 近年、スマートフォンやタブレットの需要が世界 用分野の発掘を積極的に推進しています。今 (株)の設立にさかのぼります。ガムテープとは 分野に進出。1980年代には半導体関連分野、 的に急拡大しており、それらに使用される半導 後も産業界や皆様の暮らしに革新をもたらすた クラフト紙に水溶性の接着剤をコーティングし、 さらに 1990 年代には液晶関連分野へと事業 体やタッチパネルなどの分野で当社の粘着素 め、 粘着素材の可能性を追求していきます。 切手のように水をつけて貼るテープでした。そし 領域を広げていきました。 材や技術が数多く活躍しています。加工・積層 て1960 年、現在の主 する部材にジャストサイズで、容易に貼り合わ 力製品であるシール・ せ加工ができる粘着シート材料。その特性を ラベル用粘着紙・粘着 生かし、最終製品のさらなる高機能化や軽量化 フィルムの 製 造・販 売 などが 求められる中、当 社もこれらニーズに を開始しました。台紙か こたえるべく、新製品開発に取り組んでいます。 ら“はがして貼るだけ ” 6 ガムテープ シール・ラベル用粘着紙 また、当社では社内だけにとどまらず、産学 7 身の回りのリンテック製品 リンテック研究室訪 問 “魅せる”屋外装飾用素材 電子材料研究室 リンテックの製品は、実は生活のさまざまなシーン 当社の研究開発の中枢を担う技術統括本部 研究所では、現業に直結する製品開発を行う「製品 で活躍し、皆様の身の回りに深く浸透しています。 研究部」と、将来を見据えた研究開発を行う「新素材研究部」の下に各研究室が組織されてい 今回は、看板や車体などに使われる屋外装飾用素材 ます。今回は、製品研究部 電子材料研究室の研究員に、開発テーマや具体的な取り組みについ をご紹介します。 て聞きました。 街の中で活躍する“貼るペイント” 「電子材料研究室」の 概 要 昨年、開園20周年を迎えた横浜・八景島にある遊園 半導体製造プロセスで使用されるテープを開発する研究室。 地。これを記念して園内の階段に大きな絵の装飾が施 半導体の生産拠点がアジアを中心とする海外に移る中、現 されました。実はこれは子供たちがコメントを書いたたく 地の顧客ニーズをとらえるため、研究員を積極的に海外子 さんのパーツをリンテックの専用粘着フィルムにデジタ 会社に派遣している。 ル出力して貼ったもの。ペンキによる塗装と比べてデザ 製品研究部 電子材料研究室 さ とう あきのり 佐藤 明徳 担当している主な開発テーマは何ですか。 Q するため、従来の方法よりも実装面積が小さく、 半導体チップの材料である円盤状のウェハを 通信速度も速くすることができます。しかし、チッ 一つ一つのチップに切断する工程で、チップが プ表面に電極の凹凸があったり、チップ自体に 飛び散らないようウェハを固定するダイシング 穴が開いていたりするため、切断時には粘着剤 テープの開発を担当しています。このテープは、 がチップ表面にしっかりと密着し、切断後は容 車体に広告の描かれたバスや電車が一般的になって 切断後にUV(紫外線)を当てることで粘着力を 易にはがせるようテープの改良を進めています。 きましたが、ここにも当社の粘着フィルムが採用されて コントロールし、容易にはがすことができるのです * マイクロ:100万分の1。30マイクロメートルは100分の3mm います。耐候性・耐熱性・耐油性のほか、さまざまな形 が、現在はウェハの厚さが 30マイクロ*メートル 状に対応できる曲面追従性にも優れ、一定期間後には と非常に薄くなっていますので、はがす際にチッ きれいにはがすことができます。もちろん、はがす必要 プが割れないように、さらに粘着力を低く制御 のない用途向けに強粘着の永久接着タイプもあり、車 することが求められています。 現在、 ウェハの直径は300mmが主流ですが、 体装飾でも使用されています。 また近年、基板実装方法の一つとして、 「 TSV 近年 450mm 径への移行が本格的に検討され ( 貫通電極)」と呼ばれる手法が考案されてい ており、これに合わせたテープの開 発に取り ます。この手法は複数のチップを重ね、それぞれ 組んでいます。また、欧州の「REACH規則」な のチップを貫通させて電極を通し、基板に接続 ど各種化学品規制の強化にも迅速に対応する インが容易で、施工性にも優れ、色ぶれの心配もない 当社の屋外装飾用フィルムは、“貼るペイント”として看 板や広告など、街の至るところで活躍しています。 バスや電車などの広告・装飾にも こんな所にも! 世界一過酷なレースともいわれる「ダカールラリー」に、今年も リンテックの装飾用フィルムを貼ったトラックが出場。砂漠や荒 野が続く全長約 9,000km のコースを完走し、クラス 5 連覇を 八景島シーパラダイス 達成しました。優れた耐久性を誇る当社の粘着フィルムがこの 快挙を“側面”からサポートしています。 8 写真提供 : 日野自動車(株) TSV(貫通電極)の イメージ チップ 貫通電極 突起電極 Q 日々心掛けていることを教えてください。 そのほかに取り組んでいる研究、また よう努めています。かつてドイツに3 年間赴任し、 研 究 室の外で気づかされることが多くあった 粘着剤 ので、営業と顧客の元に同行するなど現場で生 基板 の声を聞くことを大切にしています。 9 決算情報 四半期連結財務諸表 四半期連結損益計算書及び 四半期連結包括利益計算書(要約) 四半期連結貸借対照表(要約) 当第 3 四半期 連結会計期間 前連結 会計年度 流動資産 155,693 138,505 固定資産 75,168 77,543 資産合計 230,861 216,048 流動負債 61,052 56,911 固定負債 15,913 2 負債合計 3 (単位 : 百万円) 1 (単位 : 百万円) 四半期連結キャッシュ・フロー計算書(要約) 当第 3 四半期 前第 3 四半期 連結累計期間 連結累計期間 主な経営指標 当第 3 四半期 前第 3 四半期 連結累計期間 連結累計期間 (単位 : 百万円) 当第 3 四半期 前第 3 四半期 連結累計期間 連結累計期間 150,451 144,391 営業活動による キャッシュ・フロー 13,223 13,942 営業利益率(%) 7.3 5.9 売上総利益 34,265 30,675 投資活動による キャッシュ・フロー △4,852 △9,263 1 株当たり四半期 純利益(円) 103.07 84.85 販売費及び 一般管理費 23,323 22,191 財務活動による キャッシュ・フロー △2,927 △2,857 営業利益 10,942 8,483 現金及び現金同等物 の四半期末残高 48,060 38,156 15,566 経常利益 10,915 8,680 76,965 72,478 税金等調整前 四半期純利益 10,776 8,704 純資産合計 153,896 143,569 四半期純利益 7,699 6,338 負債純資産合計 230,861 216,048 13,141 6,827 4 5 6 売上高 四半期包括利益 売上高・営業利益率 売上高・営業利益率 百万円 250,000 百万円 250,000 200,000 当第3 四半期売上高 (右目盛り) 通期売上高 営業利益率 当第3 四半期売上高 営業利益率(右目盛り) % 210,00010.0 % (通期予想)10.0 210,000 (通期予想) 8.0 7.1 8.0 (通期予想) 7.1 6.0 (通期予想) 150,451 6.0 150,451 4.0 150,000 100,000 1 資産合計 100,000 50,000 「有形固定資産」 が減少しましたが、 「現金及び預金」、 「受取手形及び売掛金」、 「たな卸資 産」が増加したことなどにより、総資産は 148億 13百万円増加しました。 「その他流動負債」 が減少しましたが、「支払手形及び買掛金」が増加したことなどにより、 負債は 44 億 87 百万円増加しました。 2 負債合計 3 純資産合計 「利益剰余金」 、「為替換算調整勘定」が増加したことなどにより、純資産は 103 億 26 百万 円増加しました。 4 売上高スマートフォンやタブレット用の需要効果で、アドバンストマテリアルズ事業が増加したこ となどにより、売上高は 60 億 60 百万円増加しました。 5 営業利益 6 四半期純利益営業利益や為替差益の増加などにより、四半期純利益は13億61百万円増加しました。 円 安やコスト削減の効果などにより、営業利益は24億59百万円増加しました。 50,000 0 0 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 総資産・純資産 総資産・純資産 百万円 総資産 総資産 250,000 百万円 250,000 200,000 0 0 153,896 153,896 150,000 100,000 120 80 40 0 230,861 12/3末 13/3末 13/12末 12/3末 13/3末 13/12末 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 42 (通期予想) 42 (通期予想) 30 20 10 0 11/3末 103.07 40 30 50,000 0 11/3末 当第3 四半期 50 円 50 40 20 10 10/3末 通期 当第3 四半期 通期 1株当たり配当金 1株当たり配当金 円 100,000 50,000 10/3末 66.0 140.57 (通期予想) 140.57 (通期予想) 103.07 160 120 2.0 0 純資産 66.2 200 円 200 160 80 40 純資産 前連結 会計年度 1株当たり四半期(当期)純利益 1株当たり四半期 (当期)純利益 円 4.0 2.0 230,861 200,000 150,000 0 10 自己資本比率(%) 通期売上高 200,000 150,000 ポイント ! 当第 3 四半期 連結会計期間 0 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 10/3期 11/3期 12/3期 13/3期 14/3期 11 セグメント情報 電子・光学関連 アドバンストマテリアルズ事業 2014 年 3月期第 3 四半期連結累計期間 ■ エレクトロニクス関連製品 営業利益構成比 売上高構成比 洋紙・加工材関連 18.7% 印刷材・ 産業工材関連 42.2% 半導体関連テープ・装置 ◉ 積層セラミックコンデンサー製造用 コートフィルム ◉ 洋紙・加工材関連 34.3% 印刷材・ 産業工材関連 17.4% オプティカル材事業 ■ 液晶ディスプレー関連製品 偏光 ・位相差フィルム/粘着加工 ◉ 偏光フィルム/表面加工 ◉ 偏光フィルム用保護フィルム ◉ ■ 光デバイス関連製品 タッチパネル関連製品 ◉ 電子・光学関連 売上高(百万円) 75,000 58,793 55,663 50,000 25,000 0 13/3期 3Q 14/3期 3Q 営業利益(百万円) 5,298 6,000 4,000 電子・光学関連 48.3% 電子・光学関連 39.1% 2,736 2,000 0 13/3期 3Q 14/3期 3Q アドバンストマテリアルズ事業 半導体関連テープはスマートフォンやタブレット用の需要効果により大幅 に伸長し、半導体関連装置も台湾市場を中心に好調に推移しました。ま た、積層セラミックコンデンサー製造用コートフィルムもスマートフォンや タブレット用の需要効果により順調に推移しました。この結果、当事業 部門の売上高は前年同期に比べ増加となりました。 オプティカル材事業 液晶ディスプレー関連製品は国内ではテレビ用が低調であったものの、ス マートフォンやタブレット用の需要が増加し、海外では総じて堅調に推移し ました。この結果、 当事業部門の売上高は前年同期に比べ増加となりました。 印刷材・産業工材関連 印刷・情報材事業 ■ 印刷 ・ 情報材関連製品 シール・ラベル用 粘着紙・粘着フィルム ◉ ◉ ラベル印刷機 産業工材事業 ■ 産業材 ・ 工業材関連製品 ■ 建装材関連製品 ◉ ◉ ◉ ◉ ◉ ◉ 印刷材・産業工材関連 売上高(百万円) 75,000 62,402 63,516 50,000 25,000 0 13/3期 3Q 14/3期 3Q 6,000 4,000 2,000 0 12 2,075 1,908 13/3期 3Q 14/3期 3Q 自動車用粘着製品 工業用粘着テープ 太陽電池用バックシート バーコードプリンタ ◉ ◉ 洋紙事業 ◉ 屋外看板・広告用 フィルム ◉ ◉ 内装用化粧シート ラベリングマシン シール・ラベル用粘着紙・粘着フィルムは国内では医薬、物流関連は堅 調であったものの、食品、家電用などがわずかに減少しました。海外にお いては中国やインドネシアを中心としたアジア地域で順調に推移しました。 この結果、当事業部門の売上高は前年同期に比べ増加となりました。 二輪を含む自動車用粘着製品が堅調に推移しましたが、ウインドーフィ ルムが国内、米国において減少しました。この結果、当事業部門の売上高 は前年同期に比べ減少となりました。 加工材事業 ■ 剝離紙・剝離フィルム ■ 特殊紙 ウインドーフィルム 印刷・情報材事業 産業工材事業 営業利益(百万円) 洋紙・加工材関連 ◉ カラー封筒用紙・色画用紙 特殊機能紙 ◉ ◉ 高級印刷用紙 ◉ 粘着製品用剝離紙・剝離フィルム 合成皮革用工程紙 炭素繊維複合材料用工程紙 高級紙製品用紙 洋紙・加工材関連 売上高(百万円) 洋紙事業 75,000 50,000 25,000 0 26,325 28,141 13/3期 3Q 14/3期 3Q 営業利益(百万円) 6,000 4,000 3,648 3,769 2,000 0 13/3期 3Q 14/3期 3Q カラー封筒用紙がNISA特需や高付加価値製品の伸長により順調であっ たことに加え、建材用紙が住宅着工件数の増加により堅調に推移しまし た。この結果、当事業部門の売上高は前年同期に比べ増加となりました。 加工材事業 炭素繊維複合材料用工程紙は航空機用が好調に推移し、レジャー用など も堅調であったことに加え、中国向け合成皮革用工程紙も順調に推移し ました。また、一般粘着用剝離紙、FPC カバーレイフィルム用剝離紙も 堅調に推移しました。この結果、当事業部門の売上高は前年同期に比べ 増加となりました。 ※ セグメント別の営業利益および営業利益構成比はセグメント間取引消去前の数値に基づいています。 13 連結子会社一覧(2013 年12月31日 現在) 会社概要 (2013 年12月31日 現在) 社 名 本 社 設 立 資 本 金 事 業 年 度 従 業 員 数 事 業 所 リンテック株式会社(英文:LINTEC Corporation) [証券コード:7966] 会社名 東京都板橋区本町 23 番 23 号 232 億 130 万 4,911 円 毎年4月1日から翌年3月31日まで 連結 : 4,270 人 単体 : 2,552 人(2013 年 3 月 31 日現在) 業拠点/東京、札幌、名古屋、大阪、福岡など全国 11 か所 営 生産拠点/吾妻、熊谷、千葉、龍野、新宮、小松島、三島、土居、新居浜 テクノロジーセンター/伊奈 研究所/蕨 海外事務所/上海 株式情報 (2013 年12月31日 現在) 300,000,000株 74,693,756株 100株 単元株式数 7,928人 株主数 大株主の状況(上位10人) 株主名 日本製紙株式会社 持株数(千株) 持株比率(%) 21,737 29.10 日本トラスティ・サービス 信託銀行株式会社(信託口9) 2,561 3.42 日本マスタートラスト 信託銀行株式会社(信託口) 2,474 3.31 庄司 たみ江 2,296 3.07 全国共済農業協同組合連合会 2,295 3.07 MSIP CLIENT SECURITIES 2,048 2.74 塩飽 恵以子 2,043 2.73 日本トラスティ・サービス 信託銀行株式会社(信託口) 1,562 2.09 ザ チェース マンハッタン バンク エヌエイ ロンドン エス エル オムニバス アカウント 1,208 1.61 932 1.24 リンテック従業員持株会 注 1. 当社は自己株式 1,870,484 株を保有しておりますが、 上記表からは除外しております。 注 2. 持株比率の算定に当たっては、自己株式1,870,484株を 控除して計算しております。 14 リンテックサインシステム株式会社 ¥ 40,000,000 100% 富士ライト株式会社 ¥ 18,000,000 83.3% 株式会社レンリ ¥ 10,000,000 100% (2013 年1月〜 2013年12月) 株価(円) 2,200 US$ 100 100% MADICO, INC. LINTEC OF AMERICA, INC. 所有者別分布比率 自己株式 2.44% 個人・その他 19.27% US$ 300,000 100% 販売 NT$ 361,000,000 100% 製造販売 NT$ 10,000,000 100% 販売 NT$ 146,500,000 100% 販売 LINTEC KOREA, INC. W 25,000,000,000 100% 製造販売 LINTEC SPECIALITY FILMS(KOREA), INC. W 12,000,000,000 100% 製造販売 W 2,820,000,000 100% 販売 US$ 17,000,000 65% 製造販売 S$ 500,000 100% 販売 LINTEC(THAILAND)CO., LTD. 1,500,000,000 100% 製造販売 LINTEC INDUSTRIES(MALAYSIA)SDN. BHD. RM 50,000,000 100% 製造販売 LINTEC INDUSTRIES(SARAWAK)SDN. BHD. RM 2,384,300 100% 製造販売 LINTEC SINGAPORE PRIVATE LIMITED 印刷材・産業工材関連 電子・光学関連 洋紙・加工材関連 *間接所有 金融機関 19.23% 証券会社 0.63% 外国法人等 24.31% 販売 製造販売 PT. LINTEC INDONESIA 10 11 12 月 100% 100% 40,000 9 € 250,000 ¥ 500,000,000 80,000 8 販売 普林特科(天津)標簽有限公司 LINTEC ADVANCED TECHNOLOGIES(KOREA), INC. 7 販売、研究開発 100% 製造販売 LINTEC ADVANCED TECHNOLOGIES(TAIWAN), INC. 6 100%* € 81,680 製造販売 1,400 5 US$ 1,000 製造販売 100% 1,600 4 100%* 100% LINTEC Hi-TECH(TAIWAN), INC. 3 US$ 200,000 持株会社 US$ 6,920,000 LINTEC SPECIALITY FILMS(TAIWAN), INC. 13/1 2 加工販売 US$ 38,800,000 1,800 120,000 加工販売 加工販売 琳得科(蘇州)科技有限公司 LINTEC ADVANCED TECHNOLOGIES(SHANGHAI), INC. 出来高(百株) 加工販売 琳得科(天津)実業有限公司 2,000 0 主な事業内容 海外 LINTEC USA HOLDING, INC. LINTEC ADVANCED TECHNOLOGIES(EUROPE)GMBH 株価および出来高の推移 発行済株式の総数 (ただし自己株式1,870,484株を除く) 100% LINTEC EUROPE B.V. 株式の状況 出資比率 ¥ 400,000,000 リンテックコマース株式会社 1934 年 10 月 発行可能株式総数 資本金 国内 その他の法人 34.12% IR メール配信サービスのお知らせ 株主・投資家の皆様へさまざまなニュースをタイムリーにお届けするため、 IR メール配信サービスを提供しております。配信をご希望のかたは、当社 IR 情報サイトよりご登録をお願いいたします。 http://www.lintec.co.jp/ir/ 15 LINTEC 株主メモ 定 時 株 主 総 会 6月 配 当 基 準 日 期末 / 3月 31日 法 定 公 告 掲 載 ホームページアドレス http://www.lintec.co.jp/koukoku/ 株 主 名 簿 管 理 人 およ び 特別口座の口座管理機関 東京都千代田区丸の内 1丁目 4 番5号 三菱 UFJ 信託銀行株式会社 ・郵便物送付先 〒137–8081 東京都江東区東砂 7 丁目 10 番 11号 三菱 UFJ 信託銀行株式会社 証券代行部 ・フリーダイヤル ® ・ホームページアドレス 54 MARCH 2014 中間 / 9月 30日 ● 社 長メッセージ 0120–232–711 代表取締役社長 社長執行役員 ● スペシャルレポート http://www.tr.mufg.jp/daikou/ リンテックの粘着応用技術 住所変更、単元未満株式の買取・買増等のお申し出先について ● 身 の回りのリンテック製品 株主様の口座のある証券会社にお申し出ください。なお、証券会社に口座がないため 特別口座が開設されました株主様は、特別口座の口座管理機関である三菱 UFJ 信託 銀行株式会社にお申し出ください。 ● リンテック研究室訪問 未払配当金の支払いについて 株主名簿管理人である三菱 UFJ 信託銀行株式会社にお申し出ください。 ● 当誌「WAVE」のバックナンバーは当社ホームページでご覧いただけます。(http: // www.lintec.co.jp/ ir/) LINTEC LINTEC 50 51 JUNE 2013 MARCH 2013 ● 社長メッセージ 代表取締役社長 社長執行役員 大内昭彦 ● スペシャルレポート リンテックの半導体関連 テープ最前線 ● 身の回りのリンテック製品 ● LINTEC 工場探訪 ● 社長メッセージ 代表取締役社長 社長執行役員 大内昭彦 ● スペシャルレポート リ ンテックの表面改質技術 ● LINTEC ESSAY 受 け継ぐこと 桂文枝 第119期 第119期 (2013年3月期) (2013年3月期) 第3四半期 決算情報 No.50(2013年3月発行) 決算情報 No.51(2013年6月発行) No.52(2013年9月発行) No.53(2013年12月発行) 第120期 –0001 東京都板橋区本町23番23号 ● 本社 〒173 URL http://www.lintec.co.jp/ 大内 昭彦 発行 広報・IR室 TEL.(03)5248 – 7741 2014年 3月 FAX.(03)5248 – 7754 読みやすさを追求した書体を使用 (2014年3月期) 第3四半期 決算情報