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NF-κB - IR Street
2014年9月8日(月) 東京IPO IRセミナー アンジェス MG 株式会社 (証券コード 4563) 代表取締役社長 山田 英 アンジェス MGについて 『遺伝子医薬のグローバルイノベーター』 を目指す創薬バイオベンチャー 企業理念 生命が長い時間をかけて獲得した遺伝子の力を借りて画期的な 遺伝子医薬を開発・実用化し、人々の健康と希望にあふれた暮 らしの実現に貢献します。 1999年12月 2002年 9月 2003年 5月 2004年 1月 2006年 2月 2007年 6月 2008年 3月 大阪大学医学部の研究成果をもとに設立 東証マザーズ上場(産学連携の創薬バイオベンチャーとして初) 日本企業で初めて米国での遺伝子治療の第Ⅱ相治験開始 国内初の遺伝子治療の多施設二重盲検試験(第Ⅲ相)開始 HGF遺伝子治療薬の米国第Ⅱ相治験成功 HGF遺伝子治療薬の国内第Ⅲ相治験成功 ナグラザイム®の製造販売承認を取得。4月に販売開始 2 はじめに ・バイオ医薬品と創薬バイオベンチャーの台頭 ・創薬バイオベンチャーの日米格差 ・新薬開発のプロセスとコスト バイオ医薬品とは? 有効成分がタンパク質由来(成長ホルモン,インスリン,抗体など),生物由来の 物質(細胞,ウイルス,バクテリアなど)により産生される医薬品。 3 バイオ医薬品と創薬バイオベンチャーの台頭 医薬品売上高(2013年)の上位10製品のうち7製品がバイオ医薬 品。その多くが創薬バイオベンチャーにより創製されている。 世界の大型医薬品売上高ランキング2013(単位:百万ドル) 順 製品名 薬効等 売上高 販売 1 ヒュミラ 関節リウマチ 2 レミケード リウマチ/クローン病他 9,727 J&J/メルク /田辺三菱 3 リツキサン 非ホジキンリンパ腫 8,906 ロシュ/バイオジェン・アイデック /中外製薬 4 エンブレル リウマチ他 8,791 アムジェン/ファイザー /武田 5 アドエア 抗喘息薬 8,756 GSK 6 ランタス 糖尿病 7,867 サノフィ 7 アバスチン 転移性結腸がん 7,023 ロシュ /中外製薬 8 ハーセプチン 乳がん 6,827 ロシュ /中外製薬 9 クレストール 高脂血症/スタチン 6,718 アストラゼネカ /塩野義 10 ジャヌビア 2型糖尿病/DPP4 6,263 メルク /小野薬品/MSD 11,024 アッヴィ /エーザイ 創薬起源 Cambridge Antibody Technology、BASF Bioresearch Corporation Centcor (現Janssen Biotech, 1999年にJ&Jが買収) IDEC (現バイオジェン・アイデック) Immunex (2002年にアムジェンが買収) Genentech (2009年にRocheが完全子会 社化) Genentech 出所:セジデム・ストラテジックデータ、各社発表資料 4 創薬バイオベンチャーの日米格差 米国では 20~30年前に設立された バイオベンチャーが大企業に成長。 2013年世界の医薬品売上高ランキング(単位:百万ドル) メーカー名 1976年 Genentech社設立 1980年 Amgen社設立 約20年の差 1999年 アンジェス MG設立 1 2 3 4 5 ~ 11 ~ 16 ~ 18 19 20 21 ~ 25 ファイザー ノバルティス ロシュ サノフィ メルク 医薬品 売上高 国 全売上高 米 スイス スイス フランス 米 47,878 47,467 42,681 38,492 37,437 51,584 57,920 52,534 45,360 44,033 アムジェン 米 18,676 18,676 武田薬品工業 日 15,696 16,917 アステラス製薬 ギリアド・サイエンシズ 第一三共 大塚ホールディングス 日 米 日 日 11,954 11,202 10,985 10,625 11,954 11,202 11,478 14,913 バイオジェン・アイデック 米 6,932 6,932 出所:セジデム・ストラテジックデータ 5 新薬開発のプロセスとコスト 新薬の開発には、長い期間と膨大な費用が必要 新薬1品目あたりにかかる平均年数 2~3年 3~5年 基 礎 研 究 前 臨 床 試 験 数億~十億円 4~7年 P1 試験 P2a 試験 2年 P2b 試験 P3試験 POC試験 十~数十億円 承 認 申 請 製 造 販 売 数十~数百億円 最近の集計では新薬1品目の研究開発費に「米国 1200億円、日本 500億円」(製薬協調べ) 6 アンジェス MG 概要 7 アンジェス MGの特徴 事業戦略 「難病・稀少病」や「有効な 治療法のない疾患」の新規 治療薬を開発 遺伝子の働きを活用した 「遺伝子医薬」「次世代バイ オ医薬品」の研究開発 開発パイプライン 戦略的アライアンス 開発後期プロジェクトを含む 複数の臨床開発プロジェクト 販売網を保有する製薬企業 との提携 リスク分散と効率的な資源 先端技術バイオベンチャーと 配分 の互恵的提携 事業方針と合致するプロ ジェクトの導入開発 8 事業戦略 遺伝子の働きを活用した遺伝子医薬に特化 「難治性疾患」や「治療法がない疾患」の革新的な治療薬を開発 事業方針と合致するプロジェクトの導入開発 遺伝子の働きを 活用した 遺伝子医薬 遺伝子治療薬 (DNAプラスミド) ・コラテジェン(自社オリジン)など 核酸医薬 ・NF-κBデコイオリゴ(自社オリジン)など 治療ワクチン ・DNAワクチン(自社オリジン)など ・CIN治療ワクチン(導入開発品) 次世代バイオ医薬品 適応疾患 難病・稀少病 有効な治療法がない 疾患など その他治療薬 ・ナグラザイム(導入開発品、上市済) 9 開発パイプライン 複数の開発パイプラインによるリスク分散 大型のコラテジェンプロジェクト(重症虚血肢)が最終段階へ 自社オリジン開発品 開発ステージ 探索研究 導入開発品 前臨床 Phase1 医薬品 NF-κBデコイ Phase2 Phase3 コラテジェン® 重症虚血肢 コラテジェン® リンパ浮腫 日本P3試験成功 欧米P3試験準備 日本P1/2 腰痛症 NF-κBデコイ NF-κBデコイ アトピー性皮膚炎 アトピー性皮膚炎 (軟膏剤:日本 ) (新製剤) 高血圧 CIN治療ワクチン 子宮頸部前癌 (DNAプラスミド製剤) (臨床研究@東大) DNA治療ワクチン 開発ステージ 医療機器 探索研究 SPA合意 前臨床・製造開発 機能性ペプチド 創傷被覆材・傷あて材 上市 ナグラザイム® ムコ多糖症Ⅵ型 日本 自社販売品 Fast Track指定 臨床開発 上市 NF-κBデコイ PTA-DCB:血管再狭窄 日本 10 提携状況 <自社オリジン開発品(販売権供与先)> 販売権、開発販売権 提携先 契約一時金、マイルストーン、販売時ロイヤリティ等 プロジェクト名 適応症 地域 提携先 日本 コラテジェン® 重症虚血肢 米国 NF-κB デコイオリゴ 皮膚疾患全般 全世界 腰痛症 日本 血管再狭窄 日本 11 提携状況 <導入開発品> 開発販売権 提携先 (導入元) 契約金等 プロジェクト名 適応症 ナグラザイムⓇ ムコ多糖症VI型 (上市済) CIN 治療ワクチン 子宮頸部前癌 アロベクチン® 癌全般 当社の権利 日本:開発販売権 日米英中:開発販売権 アジア:開発販売権 提携先 バイオマリン(アメリカ) バイオリーダース (韓国) バイカル (アメリカ) 12 HGF遺伝子治療薬 「コラテジェンⓇ」 コラテジェンⓇ ヒトHGF遺伝子をコードしたDNAプラスミド製剤。 高い安全性が特徴の「非ウイルスベクター型」遺伝子治療薬。 国際一般名 beperminogene perplasmid 13 HGF(肝細胞増殖因子) HGFとは? •1984年に日本で発見された成長 因子。最も再生能力の高い臓器 である肝臓で最初に発見されたた め、肝細胞増殖因子(Hepatocyte Growth Factor : HGF)と呼ばれ る。 •その後、肝臓のみならず、血管、 リンパ管、神経など生体の様々な 臓器・組織の形成・再生において 主要な役割を果たしていることが わかった。 HGF遺伝子治療薬 コラテジェンⓇ HGF遺伝子治療薬の可能性 脳:パーキンソン病、脳梗塞 リンパ管:リンパ浮腫 心臓:狭心症、心筋梗塞 下肢:閉塞性動脈硬化症、 バージャー病 14 コラテジェンⓇ開発の状況(重症虚血肢) HGF遺伝子治療薬 コラテジェンⓇ CLI コラテジェンⓇ HGF遺伝子治療薬 HGFの血管新生作用により虚血部位の血流を回復させる 適応症 重症虚血肢 開発状況 国内: 条件付早期承認制度による承認申請を目指す。 大阪大学医学部附属病院が主導となり、先進医療B制度を活用した 医師主導型臨床研究が実施される予定。 欧米: 国際共同第Ⅲ相臨床試験 7月に米国で実施施設オープン。 同試験と同様のデザイン&オープンラベルの小規模臨床試験を米 国で開始し、計画の約半数の患者への投与を開始済み。 15 重症虚血肢(CLI)とは? HGF遺伝子治療薬 コラテジェンⓇ CLI 重症虚血肢は、重症の閉塞性動脈硬化症であり、以下のFontaine分類のⅢ度およびⅣ 度に相当する。下肢切断を余儀なくされることもある重篤な病態。 【Fontaine分類】 症 状 Ⅰ: 無症状 薬物療法 Ⅱ: 間欠性跛行 血行再建術、薬物療法、運動療法 Ⅲ: 安静時疼痛 血行再建術、薬物療法、 (疼痛:持続硬膜外麻酔) の 静かにしていても足や足の指先に痛みを感じます。この時 の血管は、ほとんど詰まっている状態です。 進 行 Ⅳ: 虚血性潰瘍・ 壊死 血行再建術 潰瘍局所療法 重症虚血肢 血管が完全に詰まり、血流が遮断され、栄養や酸素の不足 により、ちょっとした傷でも治癒できず、虚血性の潰瘍や 壊疽を起こします。 16 (ご参考)大切断の発生率と死亡率 コラテジェン® (%) 日本PⅢ試験 での発生率 欧米での発生率 HGF遺伝子治療薬 コラテジェンⓇ CLI 日本での発生率 1年後の 大切断発生率 (足首より上の切断) (%) 1年後の 死亡率 日本P3試験 (HGF 投与群) TASCII (CLI治療 ガイドライン) (1) FGF P3試験 (プラセボ群) (2) 重松ら (3) (1)Norgren L., et al. Inter-society consensus for the management of peripheral arterial disease (TASCII). Eur J Vasc Endovasc Surg, 2007; 22, S1-S70 (2)Jill Belch et al. Lancet 2011;377:1929-37 (3)Shigematsu H et al. Therapeutic research 1992; 13 (10), 181-191. (4)Kumakura H et al. J Vasc Surg 2010; 52:110-117. 熊倉ら (4) 17 対象患者 & 市場規模 HGF遺伝子治療薬 コラテジェンⓇ CLI CLIには有効な治療薬がない → 「コラテジェン®」は新市場を創出する 重症虚血肢(CLI) 潜在患者数:55万人 No Option Poor Option 患者 有効な治療法が 開発された場合に 創出される市場 推定 約50億USドル (アイ・エム・エス・ジャパン株式会社調査による) No option patients 現在の治療(バルーン療法など血管内治療、 外科的バイパス手術)の適応とならない患者 ⇒ Poor option patients 血管内治療の適応とならない、かつ外科的 バイパス手術は医学的ハイリスクと判断される患者 現在、有効な治療選択肢がない 18 コラテジェンⓇ開発の状況(リンパ浮腫) HGF遺伝子治療薬 コラテジェンⓇ リンパ浮腫 コラテジェンⓇ HGF遺伝子治療薬 特徴:HGFのリンパ管新生作用によるリンパ浮腫の治療 適応症 リンパ浮腫 開発状況 2013年10月、原発性リンパ浮腫を対象とした第Ⅰ/Ⅱ相試験を 開始。 NEDOの「平成25 年度イノベーション実用化ベンチャー支援事業」に採択。 助成対象期間(平成26 年5月29 日から平成27 年2月28 日)に計上される費用の 3 分の2 に相当する金額を助成金として受領予定。 19 リンパ浮腫とは? HGF遺伝子治療薬 コラテジェンⓇ リンパ浮腫 リンパ管の障害により、リンパ流が停滞し発生する浮腫 推定潜在患者数 原発性リンパ浮腫 約3,000人(日本) 二次性リンパ浮腫 推定10万人以上(日本) 発生率:子宮癌術後 28.1%、 乳癌術後 21-50.9% 現在、加齢によるリンパ浮腫も増えてきている) 治療充足度が極めて低い疾患 理学療法(弾性着衣、リンパマッサージ等)、薬物治療、手術。 QOLが著しく低下する疾患。 浮腫は四肢に現れ、日常生活に必要な身体機能の低下により、QOLが低下する。 根治療法がない。 ⇒コラテジェンが新規治療薬となる可能性 配布資料に本写真は含まれていません 20 その他開発プロジェクト ・NF-κBデコイオリゴ ・CIN治療ワクチン 21 NF-κBデコイオリゴ 開発状況 NF-κBデコイオリゴ NF-κBデコイオリゴ (核酸医薬) 生体内で免疫・炎症反応を担う『転写因子NF-κB』に対する特異的な阻害剤。 NF-κBの活性化による過剰な免疫・炎症反応を原因とする疾患の治療薬として 研究開発中。 対象疾患 地域 開発状況 日本 軟膏剤 Phase3(日本)準備中 アトピー性皮膚炎 提携先 塩野義製薬 欧米 新製剤 前臨床 椎間板性腰痛症 日本 前臨床 日本臓器製薬 血管再狭窄予防 (DCB = 薬剤塗布型 バルーンカテーテル) 日本 医療機器 臨床試験 メディキット株式会社 22 NF-κBデコイオリゴ 作用機序 a) 通常時 NF-κBデコイオリゴ P IkB NF-B 転写されない 結合部位 遺伝子発現の調節領域 b) 刺激時 IkB 蛋白質に翻訳される領域 (遺伝子の本体) P ・アトピー性皮膚炎 ・関節リウマチ 炎症性因子の遺伝子の NF-B 転写活性化 結合部位 ・変形性関節症 ・乾癬 ・血管再狭窄 c) NF-Bデコイ導入時 ・多発性硬化症 IkB NF-B NF-Bデコイ NF-Bが関与 する疾患 P ・癌 など NF-B NF-Bデコイ 結合部位 ・喘息 転写が抑制される 23 CIN治療ワクチン CIN治療ワクチン CIN治療ワクチン 子宮頸がん前癌状態の組織を消失させ、子宮頸がんへの移行・円錐切除手術 を回避する。乳酸菌L.caseiをベースとした経口投与の治療薬。 適応症 子宮頸がん前癌病変 開発状況 医師主導型探索的臨床試験を実施中。 厚生労働科学研究費補助金の医療技術実用化総合研究事業に採択。 子宮頸癌の「予防ワクチン」と「CIN治療ワクチン」の違い 子宮頸癌予防ワクチン(各国で発売済) CIN治療ワクチン(アンジェスMG開発中) HPV(子宮頸癌の原因ウイルス)感染の予防用 として未感染者が投与対象 高度異形成の治療用として CIN3ステージ患者が投与対象 HPV感染予防が目的 前癌病変への治療効果は無い 子宮頸癌の前癌病変に対する治療薬として開発 注射剤 経口剤 24 HPV感染と子宮頸がん CIN治療ワクチン 5-10年 子宮頸がん 45万人 高度異形成 1,000万人 軽度異形成 3,000万人 治療法 ・手術 ・放射線 ・化学療法 CIN2/3 CIN1 治療薬の開発が 求められている領域 HPV感染者(キャリア) 30,000万人 全世界の推定年間罹患者数 (WHO公表) *HPV(ヒトパピローマウイルス)=子宮頸癌の原因ウイルス 前癌病変の初期段階から検出され、子宮頸部上皮内腫瘍性病変(CIN)と進むにつれHPVの 癌関連蛋白質が増加し、子宮頸癌への癌化の要因となる。 **CIN(Cervical intraepithelial neoplasia) CIN1(軽度異形成)、CIN2(中程度異形成)、CIN3(高度異形成、上皮内癌)と進行 25 オーファンドラッグ (希少疾患用医薬品)の導入開発 ・ムコ多糖症Ⅵ型治療剤「ナグラザイム®」 ・新規導入開発プロジェクト 26 オーファンドラッグ導入開発の位置づけ オーファンドラッグ導入開発の利点 海外で既に開発・販売されているオーファンドラッグは、国内での上市の成 功確度が高い 政府からの開発資金の支援や、承認審査を優先的に受けられる 対象患者は少ないが高薬価が期待できる 比較的早期に安定的な収益の確保が可能 開発元 オーファン ドラッグ 日本国内の開発および販売権 ナグラザイムⓇ (上市済) ムコ多糖症Ⅵ型治療薬 (米バイオマリン社から導入) 日本国内の製造販売承認の 取得、販売を目指し開発 新規導入開発品 (契約交渉中) ナグラザイムの開発・販売により 構築した基盤を活用。 27 アンジェスMG 2014年のポイント 28 2014年下期のポイント① コラテジェンⓇ(重症虚血肢)の 国際共同第Ⅲ相臨床試験を開始 7月より実施施設のオープンを開始。 第3四半期(7~9月)に1例目の患者に投与予定(FPI)。 米国から開始し、その後、欧州・南米へ拡大予定。 試験タイプ プラセボ対照、無作為化、二重盲検、多施設国際共同試験 対象 約500 例の重症虚血肢患者 (Poor Option + No Option) 主要評価項目 下肢の切断・死亡に至るまでの期間 コラテジェンⓇは当社事業の屋台骨であり、将来の成長に不可欠の投資 29 ライツ・オファリングの実施について 重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療薬の国際共同第Ⅲ相臨床試験、および開発 を推進するための資金※の調達を目的として、ライツ・オファリング(ノンコミットメント型/上 場型新株予約権の無償割当て)を実施いたします。 ※国際共同第Ⅲ相臨床試験を実施する期間の当社の運転資金の一部(研究開発関連費用および本社機能運営費用等)を含む ライツ・オファリング(ノンコミットメント型/上場型新株予約権の無償割当て)の内容 名称 アンジェス MG株式会社 第26回新株予約権 株主確定日 平成26年7月31日(木) 割当日 平成26年8月1日(金) 株主に割り当てられる新株予約権の数 当社普通株式1株に対して、本新株予約権1個 新株予約権の目的となる株式の数 本新株予約権1個当たり、当社普通株式1株 発行新株予約権総数 32,403,900個 新株予約権1個の行使に際して出資される財産の価額 1個(1株)につき288円 権利行使期間 平成26年9月5日(金)~平成26年9月30日(火) 新株予約権の売買可能期間 平成26年8月1日(金)~平成26年9月22日(月) 30 2014年下期のポイント② 重症虚血肢を対象としたHGF遺伝子治療薬の 医師主導型臨床研究が開始予定 再生医療の実用化に向けた「薬事法改正案」と「再生医療安全性確保 法案」が2013年11月に国会で可決・成立。 2014年秋から施行予定。 条件付承認制度による、遺伝子治療薬を含む再生医療等製品の早期 の実用化が可能に。 大阪大学医学部附属病院が中心となり、国内において先進医療B制 度を活用した医師主導型臨床研究の実施を予定。 当社はこの臨床研究の結果も合わせ、国内で期限付条件付承認制度 に基づく承認申請を目指す。 31 (ご参考)2014年度通期業績見通し 【事業収益】 ムコ多糖症Ⅵ型治療薬「ナグラザイム®」の販売増 提携企業からの契約一時金の計上 【事業費用】 「コラテジェン®」国際共同第Ⅲ相臨床試験の本格開始に伴う研究開発費の増加 (単位:百万円) 事業収益 営業利益 経常利益 当期純利益 2014年度通期予想 750 ~850 △2,600 ~△2,400 △2,600 ~△2,400 △2,600 ~△2,400 (参考)2013年度実績 491 △1,357 △1,375 △1,400 <主な収益・費用の構成> ◇事業収益 ◇事業費用 研究開発費 「コラテジェン®」に関する契約一時金 ムコ多糖症Ⅵ型治療薬「ナグラザイム®」販売額 ・「コラテジェン®」プロジェクト ・NF-κBデコイオリゴプロジェクト ・他研究開発費 販売管理費 ◇営業外収益 補助金収入 ☆業績予想の幅 ・・・ 提携先との交渉状況及び研究開発の進捗状況による不確実性を考慮 32 アンジェス MG HP http://www.anges-mg.com 本資料に記載されている業績予想・将来見通し等は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断した予想・見通しであり、潜在的 なリスクや不確実性が含まれています。 それらのリスクや不確実性には、当社を取り巻く経済情勢の変化、研究開発の進捗状況、規制当局からの承認取得、国内外各国の 制度改正や法規制等が含まれます。 様々な要因の変化により、実際の業績は記述している予想とは大きく異なる結果となる可能性があります。 33