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富豪酒業有限公司と合弁会社を設立

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富豪酒業有限公司と合弁会社を設立
2008 年 2 月 19 日
各 位
丸紅がアサヒビール、富豪酒業有限公司と合弁会社を設立、中国でワイン事業に参入
丸紅株式会社
丸紅株式会社(以下「丸紅」)は、アサヒビール株式会社(以下「アサヒビール」
、本社 東
京、社長 荻田伍、)と江蘇省最大のビール会社「大富豪啤酒」を傘下に持つ富豪酒業有限
公司(董事長 易昕)と共同で、中国江蘇省南通市にワインの製造・販売会社『江蘇聖果葡
萄酒業有限公司』を 2008 年 1 月下旬に設立しました。『江蘇聖果葡萄酒業有限公司』の資
本金は約 14 億円で、出資比率は丸紅とアサヒビールがそれぞれ 30%、富豪酒業が 40%で
す。
『江蘇聖果葡萄酒業有限公司』は 3 月をめどに日本同様の高品質ワインを製造する工場の
建設に着手し、成長の著しい中国のワイン市場に本格参入します。新工場は 8 月の完工を
予定しており、完成後直ちに輸入原料を 100%使用して、赤ワインを中心に生産し、10 月
からは江蘇省を中心に販売を開始します。販売計画については、通年の販売が始まる 2009
年には 2,000KL、その後順次、上海市、浙江省といった揚子江デルタ経済圏へエリアを拡
大し、2013 年には 10,000KL を目指します。
アサヒビールの推定では、世界における一人当たりワイン消費量(2005 年)は 7L で、世
界の主要国であるフランスは 60L、アメリカは 12L となっています。日本の 3L と比較し
ても、中国の一人当たりワイン消費量は 0.3L と未だ少ない状況であり、更なる増加が十分
に見込まれます。
また、中国のワイン消費量は、2001 年の約 34 万 KL から 2005 年には約 42 万 KL となり、
2006 年では既に 50 万 KL を超えたと言われています。現在も年率 10-15%の伸長率で消費
が伸びており、既に消費量は日本の約 2 倍の規模に達しています。
ワインの主要消費地についても、これまでの北京や上海を中心とした大都市部や、ワイン
用
ぶどうの生産地である山東省や河北省から、経済発展が進む沿岸地域などに拡大して
おり、今後も更なる消費拡大が見込まれます。
『江蘇聖果葡萄酒業有限公司』は、アサヒビールの持つワイン製造に関する技術力とノウ
ハウを生かして新工場を建設し、富豪酒業有限公司の傘下の「大富豪啤酒」が持つ既存の
販売チャネルを有効活用して早期の販売数量の拡大に取り組みます。
丸紅は食料・食品分野における川上から川下までのバリューチェーンの強化に注力してい
ますが、今回のワイン事業展開についてもその原材料調達力を最大限に発揮し、安心・安
全で高品質のワイン原料を安定的に供給することで、ワイン市場の拡大に貢献していく方
針です。
以
【新会社の概要】
社
名
江蘇聖果葡萄酒業有限公司
所在地
中国江蘇省南通市
代表者
易 昕
設
2008 年1月
立
資本金
12 百万ドル(13.8 億円)
出資比率
丸紅 30%、アサヒビール 30%、富豪酒業 40%
事業概要
ワインの製造・販売
上
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