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日生信用金庫と地域社会

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日生信用金庫と地域社会
日生信用金庫と地域社会
∼企業に繁栄を社会にひかりを∼
○当金庫の地域経済活性化への取り組みについて
出資金
預 金
当金庫は、岡山県東備地区および兵庫県西播地区を主な営業地域として、地元の中小企業者や住民の皆様が会員となって、お互いに助け合い、お互いに発展していくことを共通の理念として運営されている相互扶助型の金融機関です。
地元のお客様からお預かりした大切な資金(預金・積金)は、地元で資金を必要とするお客様に融資を行って、事業や生活の繁栄のお手伝いをするとともに、地域社会の一員として地元の中小企業者や住民の皆様との強い絆とネットワークを形成し、
地域経済の持続的発展に努めております。また、金融機能の提供にとどまらず、地域社会への貢献も重要な使命と認識し、社会貢献を通じて地域社会の活性化に取り組んでおります。
(計数は20年3月末現在)
3.文化的・社会的貢献について
1.預金積金について(地域からの資金調達の状況)
お客様 /会 員
(1)地域貢献活動への参加
当金庫では、地域のお客様の着実な資産づくりのお手伝いをさせていただくた
・本店の後援により日生町老人クラブ親善ゲートボ
5.貸出金以外の運用について
め、新商品の開発やサービスの一層の充実に向けて努力しております。また、近く
ール大会が開催されました。(4/16)
平成19 年度は、預金が増加したため、それらの運用
・おかやまアダプト推進事業に協賛し長船支店
て便利な「にっしん」をモットーに、年金受取口座の増加を推進しております。平成
会員数
の職員が近隣の道路清掃を行いました。
については、利息収入の増加とリスク削減を図るため有
20 年 3 月末現在 10,378 件の年金受取りに当金庫をご利用頂いており、年金支給時
8,828 名
(5/25、12/19 延べ 21 名参加)
価証券のうち国債・地方債を増加させました。したがっ
には約 17 億円の年金資金をお預かりしております。
・備前市が行う献血運動に協賛し本部および本店
普通出資金
て、有価証券平残は前期比 115 億円増加し 324 億円と
当金庫の特徴的な商品として、平成 19 年度は日頃のご愛顧に感謝を込めて、年
の役職員が協力しました。
443
百万円
なり、預け金は 100 億円減少し 109 億円となりました。
末に懸賞品付定期預金「チャンス 2007」をご提供させていただきました。
(6/15、2/19 延べ 46 名)
今後もサービス向上に向けた取組みを続けてまいります。
・山陽支店の職員が江尻レストパーク駐車場周辺
貸出金以外の運用平残【433億円】
の清掃を行いました。(7/3、5 名参加)
・交通安全街頭指導を本部、本店の職員が朝の就
業時間前に実施しました。(毎月10 日、25 日およ
び春秋の交通安全県民運動期間中、延べ 39 名)
預金残高 【938億円】
日生信用金庫
2.貸出金(運用)について(地域への資金供給の状況)
支援・サービス
貸出金残高【539億円】
預金積金に占める貸出金の割合【57.48%】
融 資
お客様から預入れ頂いた預金積金は、お客様の様々な資金ニーズに応え、地
域経済の活性化に資するために、円滑な資金供給を行う形でお客様や地域社会
に還元しております。中小企業の皆様には、設備資金に 210 億円、運転資金に
212 億円をご融資し、個人のお客様には住宅資金等に 72 億円、個人消費資金等
に 33 億円をご融資しております。また、地方公共団体には、10 億円を融資してお
ります。なお、平成 19 年度に新たにご融資した件数金額は、法人 2,700 件 173 億
円、個人 234 件8億円という実績でありました。
また、当金庫が取り扱っている主な制度融資の状況は次のとおりです。
岡山県小口資金 140 件 6 億 3 千 1 百万円、安定対策資金 29 件 3 億 6 千 6 百万
円、市町村の制度融資 54件 2 億3千万円等。
そして、地元中小企業の皆様の資金ニーズに迅速に応える商品として、現在、
「にっしんファイト!」をご提供しております。
9店舗 1 出張所
役職員 128名
お客様
/会
員
○当金庫の貸出運営について
「地域からお預かりした資金は地域に安定供給する」という信用金庫の社会的使命を基本に中小企業者や
(おかやまアダプト推進事業の清掃活動)
(ひなせ甚九郎市)
個人の皆様から地方公共団体まで地域の幅広い資金ニーズに迅速・的確に対応し、地域金融の円滑化に努
めております。そのためには、地域のさまざまな情報を収集しながら、皆様の立場に立ち、「地に足の着いた
お取引」を本旨としてお客様の信頼にお応えしていきたいと考えております。
今後も皆様にご利用いただきやすい商品の開発や地方公共団体等の制度融資資金、政府系金融機関資
金、系統金融機関の信金中金代理貸付などの良質な資金を提供できるよう努めてまいります。
また、地場産業の海運業・耐火煉瓦製造業等の発展を支えるとともに、新しい成長分野の企業育成も重要
な使命と認識し、必要資金のご融資や情報の提供に積極的に取り組んでおります。
引き続き、地域の中小企業の皆様の健全な発展、地域の皆様の豊かな生活の実現、そして、地域経済の
活性化に役立つ融資に取り組み、近くて親しみやすい皆様の金融機関として、その役割を果たしてまいりま
す。
(2)地域行事への参加
・三石夏祭に三石支店の職員が模擬店を出店。売
上金は備前市社会福祉協議会へ寄付しました。
(7/21、6名参加)
・備前市日生地区の活性化を目的に開催された
「ひなせみなとまつり」のイベント「海上綱引き大
会」に当金庫野球部が参加しました。
(8/13、5 名参加)
・「ひなせ甚九郎市」の交通整理に本部職員がボラ
ンティアで参加しました。 (2/3、7 名参加)
4.サークル活動について
(1)にっしん「年輪会」(会員 8,659 名)
親睦行事として 9 支部がそれぞれ「観劇」や「小旅行」で楽
しいひとときを過ごし親睦を深めました。
(2)にっしん「すみれ会」(会員 1,753 名)
親睦行事として 9 支部がそれぞれ「小旅行」などで
親睦を深めました。
(3)にっしん「信ちゃんクラブ」(会員 167 名)
平成 19 年 8 月 1 日に本店の主催で、アニメ映
画鑑賞会を開催。子供たちに楽しい夏休みの
思い出をプレゼントしました。
(4)日信会(会員 142名)
平成 19 年度中に赤穂カンツリークラブなどで
4 回のゴルフコンペを開催。多数の会員が腕を
競いました。
6.今期決算について
平成19 年度は、預金・貸出金ともに順調に推移し、資
産健全化のための貸倒引当金繰入が無かったことか
ら、当期純利益は4億2千3百万円となりました。自己
資本比率は、0.99%上昇し 7.05%となりました。
今後も、積極的な経営の合理化・効率化を推進し、
経営体質の強化に努めてまいります。
当期純利益 4億2千3百万円
自己資本比率 7.05%
7.取引先への支援等について(地域との繋がり)
当金庫は、業績低迷に苦慮しておられるお客様の悩
みに親身になって相談に乗り、業績、財務内容について
一歩踏み込んだ分析を行い、打開のための改善策、経
営改善計画書へのアドバイスなど、金銭面だけでなく、生
きた支援を心掛けております。
再生支援としましては、担当部署として、海運業の取
引先については本店海運室、海運業以外の取引先につ
いては企業支援室を設置しており、経営支援体制の強化
を図っております。
また、県下信用金庫が共同で「しんきんビジネス交流
会」を開催しておりビジネス機会の場を提供させていただ
いております。
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