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消防本部 (PDF 11.3KB)
平成28年度 消防本部 業務計画 基本理念3 政策目標10 安全でやすらぎのある 持続可能な 暮らしづくり 生命や財産が守られるまち 1 平成28年度における部局の経営方針 ①活動環境の整備 東日本大震災以降も、首都直下地震や南海トラフ巨大地震、平成27年9月関東・東北 豪雨の様な大型台風や局地的豪雨による大規模災害の発生が懸念され、災害の種別や規模 も多種多様化しています。これらの災害に対し、迅速かつ確実に活動できる消防体制の強 化を図るとともに、消防施設・車両の充実強化を進めます。 ②救急需要対策 高齢化の進展に伴う救急需要の増加及び救急業務の高度化に対応するため、救急隊の増 隊に向けた職員の採用や新しい研修システム構築の準備を進めます。 ③住宅火災予防対策 住宅火災による犠牲者の低減を図るため、住宅用火災警報器の必要性及び維持管理につ いて積極的に広報等を実施します。また、放火火災防止対策として、地域と連携して放火 されない環境づくりの推進や次世代を対象とした、防火・防災教育を行います。 ④人材育成及び地域防災力の推進 市民の消防需要に対応するため、消防の任務に自覚を持ち、総合的な職務能力の発揮と 横断的な課題等に対応し、消防業務の遂行に必要な専門教育を行い、その能力を最大限発 揮できるよう、人材育成を行います。 また、消防団と連携して、自助・共助の取り組みを強化し、更なる地域防災力の強化を 推進します。 2 平成28年度業務の目指すべき方向性と重点事項 ●小和田出張所移転整備及び消防訓練施設移転整備を行い、消防・救急・救助活動や訓練を 確実に実施できる環境を整えるとともに、昭和43年に建設された本署庁舎の建て替えや将 来的な消防訓練施設の整備等を含めた、長期的な消防施設の整備に向けた準備等を進めま す。 ●茅ヶ崎市・寒川町消防指令センターの運用が開始され、効率的かつ迅速な応援出動体制が 整ったことに加え、更なる消防体制の充実を図るため、消防指令業務共同運用の検証を行う とともに、将来的な茅ヶ崎市・寒川町の消防の広域化に向けた検討を進めます。 ●高齢化の進展に伴う救急要請需用の増加を踏まえ、救急隊の増隊に向けた準備及び救急業 務の高度化に伴う研修システムを構築するため、茅ヶ崎市立病院と救急ワークステーション 設置に向けた検討を進めます。 ●住宅火災による犠牲者数の低減を図るため、住宅用火災警報器の必要性及び維持管理につ いて積極的に広報等を実施するとともに、高齢者世帯を対象とした防火訪問を実施し、住宅 防火対策を推進します。また、市内全校の小・中学生に対して、発達段階に応じた共通の防 火防災教育を行います。 ●小型軽量ポンプ及び移動式ホース格納箱の訓練は、地域の実情に即した訓練を実施すると ともに消防団員が訓練指導を行うことで、更なる地域防災力の向上を目指します。