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大浦工測 と日本GPSソリューションズ モバイル
2005 年 9 月 26 日 大浦工測株式会社 日本 GPS ソリューションズ株式会社 大浦工測㈱と日本GPSソリューションズ㈱ モバイル・マッピング・GPSソフトウェア「NS−スケッチ」を開発 建設工事測量の大手として、ゼネコン各社(主に大手5社)の工事測量(墨出し)を専門 に受注している大浦工測株式会社(東京都北区、代表取締役:大浦 達司)は、日本GPS ソリューションズ㈱(略称NGS、日立造船グループ。東京都大田区、取締役社長:山本 吾 朗)との業務提携により、モバイル・マッピング・GPSソフトウェア「NS−スケッチ」 (NSSketch Ver.1.0)を共同開発し、10 月より販売致します。 ■「NS−スケッチ」のメリット 従来の測量用GPSは、おもに公共基準点等の位置座標の測量や位置決めに使用されてい ました。このため、図化が必要な工事測量や地形の計測作業などにおいては、現場で取得し た測量データを事務所のCADシステムで再定義するなど手間の多い作業となっていました。 「NS−スケッチ」では、GPSでの観測点を、現場で点や線や軌跡として描画し、CA Dデータとして保存できるため、GPS測量からCAD図作成までを効率良く行うことがで きます。 ゴルフ場レイアウト計測事例 ■NS−スケッチについて 「NS−スケッチ」は、NGSが販売する、1 級GPS測量機NetSurv(ネットサー ブ)シリーズ専用のソフトウェアです。NetSurv(ネットサーブ)シリーズは、近年、 測量分野で普及が加速しているネットワーク型RTK−GPS測位(※1)での利用に最適 なシステムとして高い評価を得ています。 「NS−スケッチ」を、NetSurvコントローラーのPDAにインストールすること で、簡単に、モバイル・マッピング・ツールとして利用することができます。 ※1「ネットワーク型RTK−GPS測位」について ネットワーク型RTK−GPS測位(VRS方式)は、国土地理院が保有す る全国約1200ヶ所の電子基準点のリアルタイムデータを使用する新しい測 位方式で、公共測量作業マニュアルの公開などにより測量分野での利用が進んで います。また、日本全国で、GPS受信機1台から、センチメートルオーダーの 座標取得が可能なことから、工事測量や地物管理など、適用分野が急速に拡大し ています。 備考)ネットワーク型RTK−GPS測位は、携帯電話またはデータ通信カードを利用 するため、携帯電話会社のサービスエリアであることが必要です。 ■ 「NS−スケッチ」の用途・市場 「NS−スケッチ」の用途は、土地や敷地の形状計測やゴルフ場のレイアウト計測などが考 えられ、測量会社や建設会社向けに販売してまいります。 ■ 販売開始 平成2005年10月 ■ 販売予定本数 初年度50本 ■ 販売予定価格 15万円 (NetSurv本体およびコントローラ・基本ソフトウェアが別途必要です。 ) ■お問合せ先 大浦工測株式会社 営業担当部長 大浦 章 [email protected] TEL:03-3558-3111(夜間:070-5589-4984) 日本GPSソリューションズ株式会社 営業企画グループ 山本 理 [email protected] TEL:03-5711-1661 ■用語について GPS:Global Positioning System(汎地球測位) VRS:Virtual Reference Station 電子基準点を用いた仮想基準点方式によるGPS測量 レイヤー編集:CADソフトにおける「画層」を編集すること。 電子基準点:国土地理院が全国 1200 箇所に設置した GPS 内蔵の基準点。 大浦工測株式会社 会社概要 ■業種 工事測量(墨出し) 、計測、測量(一般・GPS) ・ 工事測量(墨出し)とは、ビル建設の現場で各階の床面上に柱や壁、外装材の取 り付け位置などを印で表示するための測量です。実際の建設現場に実寸の設計図 を書いていく作業に相当しますが、施工の基準となるためミリ単位の精度が要求 されます。 ・ 計測とは、デジタルカメラを使用した3次元計測、各種測量器械、GPSなどを 用いて屋内外の対象物を寸法計測、3D化、CAD化する作業です。 ■営業種目 工事測量:仮設工事、躯体工事、鉄骨工事、仕上げ工事に伴う工事測量 計測 :躯体計測、プラント計測、終末処分場残余容量計測等 測量 :民間建設業関連測量(敷地、準備工事) 、ゴルフコース実測 土壌調査位置測量、一般測量等 ■設立 ■資本金 ■売上げ ■代表者 ■所在地 URL ■従業員 ■業者登録 昭和44年5月13日 20百万円 2,462百万円(構成比:工事測量96% 計測1% 測量3%) 大浦 達司 東京都北区浮間2−25−1 http://www.oura.co.jp 391名(平成17年4月現在) 建設業許可 東京都知事許可(般14)第87121号 測量業登録 国土交通省関東地方整備局 登録第(8)−8124号 ■取引先 工事測量:鹿島建設、竹中工務店、大成建設、清水建設、大林組ほか 計 測:ゼネコン各社、環境技術コンサルタント、建設技術研究所ほか 測 量:ゼネコン各社、都市再生機構、JFEテクノリサーチほか ■取引銀行 みずほ銀行、東京三菱銀行、三井住友銀行 UFJ銀行 ■業務提携 平成 12 年 ㈱ニコンジオテックス:GPS杭芯確認システム 平成 15 年 ㈱ニコントリンブル:Nikon 写真解析センター設置 平成 16 年 日本GPSソリューションズ株式会社と「NS−スケッチ」の共同 研究を開始。 日本GPSソリューションズ株式会社 会社概要 ■ 概要 日本 GPS ソリューションズ株式会社(略称 NGS)は、Hitz 日立造船株式会社、および日立造 船情報システム株式会社(HZS)の GPS 関連事業部門を母体に、2002 年 3 月に設立されまし た。 HZS の GPS 関連部門は、1993 年より、国土地理院の電子基準点網の整備、ならびに地殻 変動連続解析システムの構築・保守・運営に携わってきており、弊社およびグループ各社にお ける GPS 関連事業の技術基盤となっています。 NGSは、現在、下記の 3 つの事業分野で活動しています。 ① 大学・研究機関向け、GPS 精密解析や GPS 連続観測システムなどの構築事業 ② 測量・調査用 GPS 受信機、および関連システムの開発・販売事業 ③ 移動体管理など、位置情報関連のシステムインテグレーション事業 ■社名 日本 GPS ソリューションズ株式会社 (略称)NGS (英文名:Nippon GPS Solutions Corporation) ■設立日 平成 14 年 3 月 25 日 ■ 所在地 東京本社 〒144-0051 東京都大田区西蒲田 7 丁目 37 番 10 号 TEL 03-5711-1661 FAX 03-5711-1662 関西支社 〒550-0002 大阪市西区江戸堀 2 丁目 6 番 33 号 TEL 06-6443-5801 FAX 06-6443-5803 九州営業所 〒812-0011 福岡市博多区博多駅前 2 丁目 3 番 7 号 TEL 092-431-2392 FAX 092-431-2393 ■ 資本金 4 億円 ■ 株主 日立造船株式会社、日立造船情報システム株式会社 ■ 取締役社長 山本 吾朗 ■ ホームページ http://www.ngsc.co.jp/ 以上