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制度IRー2005年3月期中間決算説明資料
制度IRー2005年3月期中間決算説明資料 株式会社アプレック 2005年3月期中間決算の概要 株式会社アプレック 2005年3月期 中間決算総括 • 顧客層である中小零細企業の資金需要は、緩やかながら回復しつつあ り、融資残高は中間期末ベースでは4期ぶりに増加 • 期中における平均残高が前年同期を下回ったことなどにより、営業収益 は前年同期比3.9%減少 • 役員数減少などによる人件費減少、貸倒関連費用減少などにより、販売 費及び一般管理費は前年同期比7.6%減少 • 経常利益は、営業収益減少の影響を経費減少によりカバーし、前年同 期比で約3倍増加 • 前年同期は特別損失に役員退職慰労金を計上したことなどから中間純 損失となったものの、当中間期はそのような影響もなく、15,066千円の 中間純利益を計上 融資残高の推移 ・顧客層である中小零細企業の資金需要は、やや改善傾向にあり、以下の要因なども加わり、融資残高は 中間期末ベースでは4期ぶりに増加 ①新規顧客への貸付が徐々に増えてきているほか、不動産担保貸付が増加してきていること ②成果主義・実力主義の徹底を通した営業力の強化が効果をあげつつあること 2003年3月期中間期末 2004年3月期中間期末 2005年3月期中間期末 商業手形割引 3,077,953千円 2,231,922千円 2,309,915千円 営業貸付金 5,398,544千円 4,383,533千円 4,502,437千円 融資残高 8,476,497千円 6,615,456千円 6,812,352千円 (注)長期営業債権を含んでおります。 融資残高の推移 (億円) 商業手形割引 営業貸付金 60 50 40 30 20 10 0 2003年3月期中間期 2004年3月期中間期 2005年3月期中間期 営業収益の推移 ・相対的に利率の高い証書貸付の残高構成比が上昇したことなどにより、営業貸付金の金利 が上昇し、融資利率は前年同期より0.3ポイント上昇 ・しかしながら、期中における平均残高が減少し、営業収益は前年同期比3.9%減少 2003年3月期中間期 2004年3月期中間期 2005年3月期中間期 商業手形割引(金利) 11.5% 11.2% 11.1% 営業貸付金(金利) 23.3% 24.2% 24.7% 融資残高(金利) 18.7% 18.8% 19.1% 794,766千円 665,256千円 638,988千円 営業収益 (注)正常債権の期中平均残高により金利(融資利率)を算出しております。 営業収益の推移 (億円) 10 5 0 2003年3月期中間期 2004年3月期中間期 2005年3月期中間期 営業費用の推移 ・融資原資の安定化を図るため、引き続き長期借入れを積極的に行った結果、 調達残高(再割 引手形、短期借入金、1年以内返済予定の長期借入金及び長期借入金の合計)は前年同期 末比2.0%増加 ・しかしながら、期中における平均残高が減少し、半面、調達金利は前年同期並みの年3.2% にとどまったことなどから、調達コストである営業費用は前年同期比2.3%減少 2003年3月期中間期 2004年3月期中間期 2005年3月期中間期 調達残高 7,633,584千円 6,353,385千円 6,481,337千円 調達金利 3.2% 3.2% 3.2% 営業費用 116,460千円 100,448千円 98,179千円 営業費用の推移 (億円) 1.5 1.0 0.5 0.0 2003年3月期中間期 2004年3月期中間期 2005年3月期中間期 販売費及び一般管理費の推移 ・役員数減少に伴う人件費減少に加えて、貸倒関連費用が483千円と大幅に減少したことなど から、販売費及び一般管理費は前年同期比7.6%減少 2003年3月期中間期 2004年3月期中間期 2005年3月期中間期 人件費 427,180千円 391,609千円 376,805千円 販売費 44,617千円 40,126千円 39,153千円 一般管理費 175,068千円 130,340千円 103,226千円 646,866千円 562,076千円 519,184千円 合 計 販売費及び一般管理費の推移 (億円) 9 6 3 0 2003年3月期中間期 2004年3月期中間期 2005年3月期中間期 管理債権残高の推移 ・最近における与信管理体制の強化が功を奏し、管理債権残高は前年同期末比16.4%減少 ・対融資残高に対する比率も1.5ポイント低下 2003年3月期中間期末 2004年3月期中間期末 2005年3月期中間期末 539,309千円 538,110千円 449,923千円 (6.4%) (8.1%) (6.6%) 管理債権残高 (対融資残高比) (注)管理債権とは、倒産などの事実が発生した債権や証書貸付において約定支払日から10営業日を超え ても返済がない債権などであります。 管理債権残高の推移 (億円) 6 5 4 3 2 1 0 2003年3月期中間期 2004年3月期中間期 2005年3月期中間期 利益の推移 ・営業損益及び経常損益は、営業費用、販売費及び一般管理費などの減少により、営業収益 減少の影響をカバーし、前年同期よりも大幅に増加 ・当期純損益は、前年同期において特別損失に計上した役員退職慰労金77,487千円の影響 がなくなったことなどにより、15,066千円の当期純利益を計上 2003年3月期中間期 2004年3月期中間期 2005年3月期中間期 営業利益 31,438千円 2,731千円 21,624千円 経常利益 38,632千円 7,377千円 23,673千円 当期純利益(△純損失) 18,802千円 △43,052千円 15,066千円 経常利益の推移 (億円) 1.0 0.5 0.0 2003年3月期中間期 2004年3月期中間期 2005年3月期中間期 2005年3月期 中間損益計算書 (単位:千円) 比較増減 備考 2003/9期 2004/9期 融資残高 6,615,456 6,812,352 196,896 営業収益 665,256 638,988 △26,267 期中平均の融資残高が減少したため 営業費用 100,448 98,179 △2,269 期中平均の調達残高が減少したため 営業総利益 564,807 540,808 △23,998 販売費及び一般管理費 562,076 519,184 △42,891 営業利益 2,731 21,624 18,893 営業外収益 7,761 9,823 2,062 営業外費用 3,114 7,773 4,658 経常利益 7,377 23,673 16,296 特別利益 874 6,197 5,322 特別損失 77,631 113 △77,517 税引前当期純利益 (△純損失) △69,379 29,757 99,136 税金費用 △26,326 14,691 41,017 当期純利益(△純損失) △43,052 15,066 58,118 顧客層である中小零細企業の資金需要は、 緩やかながらも回復しつつあるため 人件費及び貸倒関連費用減少のため 係争関連損失(1,939千円→7,503千円) 04/9期貸倒引当金戻入益 5,221千円 03/9期役員退職慰労金 77,487千円 2005年3月期 中間貸借対照表 (単位:千円) 比較増減 2004/3期 2004/9期 流動資産 7,927,160 8,365,765 438,605 固定資産 943,030 962,200 19,169 資産合計 8,870,190 9,327,965 457,774 流動負債 4,590,085 3,500,781 △1,089,303 固定負債 1,785,862 3,364,676 1,578,813 負債合計 6,375,947 6,865,457 489,510 資本金 482,900 482,900 − 資本剰余金 471,100 471,100 − 利益剰余金 1,603,171 1,595,113 △8,058 2,568 2,313 △254 自己株式 △65,497 △88,919 △23,422 資本合計 2,494,243 2,462,508 △31,735 負債・資本合計 8,870,190 9,327,965 457,774 その他有価証券評 価差額金 備考 長期借入れが順調だったことなどから、現金及び預金が増加 融資原資の安定化を図るため、長期借入れを積極的に行ったため 2005年3月期計画の概要 株式会社アプレック 業績予想に関する留意事項 本資料における業績予想に関する事項につきましては、2005年3月期 中間決算発表日(2004年11月18日)現在において入手可能な情報に基 づき作成したものであります。実際の業績は、今後様々な要因によって 予想数値と異なる結果となる可能性があります。 なお、本資料に関する問合せは、下記の担当者宛でお願いいたします。 株式会社アプレック 経営企画室 荒木 TEL 093−533−1115 融資残高(計画) 融資残高(計画) 2004年3月期 商業手形割引 営業貸付金 2005年3月期 (計画) 商業手形割引 2,796,244千円 2,488,000千円 営業貸付金 4,316,460千円 4,756,000千円 融資残高 7,112,705千円 7,244,000千円 (億円) 50 40 ・商業手形割引は、年末から年度末にかけて仕事量 が増加していく建設関連業種からの需要拡大など が見込まれるが、前期末残高まで回復することは 難しいと予測 30 20 ・営業貸付金は、新規開拓及び不動産担保貸付の 強化を継続していくことなどにより、前期比10.2% 増加を計画 10 0 2004年3月期 2005年3月期(計画) 以上の結果、融資残高合計としては前期比微増程 度にとどまると予測 営業収益(計画) 2004年3月期 営業収益(計画) (億円) 15 10 2005年3月期 (計画) 商業手形割引 (金利) 11.2% 11.1% 営業貸付金 (金利) 24.2% 24.6% 融資残高 (金利) 19.0% 19.5% 営業収益 1,289,368千円 1,296,000千円 ・商業手形割引の金利は前期並み、営業貸付金は 相対的に金利が高い証書貸付の構成比が高まる ために若干上昇することを予測 5 0 2004年3月期 2005年3月期(計画) ・営業収益は、営業貸付金の受取利息は前期比増 加を見込む半面、商業手形割引の残高低迷により 受取割引料は前期比減少を見込み、営業収益合 計では前期並みの1,296,000千円を計画 営業費用(計画) 営業費用(計画) 2004年3月期 2005年3月期 (計画) (億円) 2.5 2.0 調達残高 6,013,558千円 6,354,245千円 調達金利 3.2% 3.2% 営業費用 199,586千円 204,000千円 1.5 ・融資原資の安定化を図るため、長期借入れを積極 的に行っており、調達残高は前期比5.7%増となる ことを予測 1.0 0.5 ・調達金利に関しては、前期比横ばい程度を想定 0.0 2004年3月期 2005年3月期(計画) 以上の結果、営業費用は前期比2.2%増の 204,000千円を計画 販売費及び一般管理費(計画) 2004年3月期 (計画) 販売費及び一般管理費(計画) (億円) 12 9 人件費 755,192千円 748,553千円 販売費 82,092千円 79,552千円 一般管理費 258,287千円 225,895千円 1,095,573千円 1,054,000千円 合 6 2005年3月期 計 ・一般管理費に関しては、貸倒関連費用の一層の減 少(04/3期56,122千円→05/3期(計画)25,000千 円)を見込み、前期比12.5%減少を予測 3 ・人件費に関しては、前期より役員数が減少したこと などもあり、前期比若干の減少を予測 0 2004年3月期 2005年3月期(計画) 以上の結果、販売費及び一般管理費は、前期比 3.8%減の1,054,000千円を計画 管理債権残高(計画) 2004年3月期 管理債権残高(計画) (億円) 2005年3月期 (計画) 5 4 管理債権残高 482,782千円 458,000千円 (対融資残高比) (6.8%) (6.3%) 3 ・与信管理体制の強化により、管理債権の発生は抑 制されてきており、現体制を継続していくことを前提 として、管理債権残高は前期より一層減少していく ことを予測 2 1 0 2004年3月期 2005年3月期(計画) ・対融資残高に対する比率も0.5ポイントの低下を予 測 利益(計画) 2004年3月期 経常利益(計画) (億円) 1.0 2005年3月期 (計画) 営業利益 (△損失) △5,790千円 38,000千円 経常利益 3,549千円 45,000千円 △46,541千円 23,000千円 当期純利益 (△純損失) 0.5 ・営業損益及び経常損益に関しては、人件費及び貸 倒関連費用減少など経費減少を見込み、前期比大 幅増加を計画 0.0 2004年3月期 2005年3月期(計画) ・当期純損益に関しては、前期において特別損失に 計上した役員退職慰労金(77,487千円)の影響が なくなることなどから、23,000千円の当期純利益計 上を計画