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後期計画11(PDFファイル1,956KB)

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後期計画11(PDFファイル1,956KB)
の時間における交通安全学習の方法として、ある交通場面を提示し、危険の予
測やその予測に基づいてどのような行動をとるべきかということを考える意思
決定型の学習の導入を検討していきます。
6-3 子どもを犯罪等から守る環境及び活動の整備
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子どもの犯罪被害防止意識の醸成
全国で子どもの連れ去り事件が相
次ぎ、市内においても、小学生が不
審者に追いかけられる等の事案が続
発するなど、子どもたちが自分も自
らの身を守るという意識と実践技能
の習得が必要になっています。
このため、夜間や危険な場所での
遊びの防止、見知らぬ人に声をかけ
られたときの対応の仕方、不審者に
遭遇した時の対応の仕方、呼び子笛
安心おじさんとの下校(翼小学校)
の扱い等、具体的、実践的なトレー
ニングを実施していく必要があるため、一部の学校では、不審者侵入模擬訓練
を実施した学校もあることから、今後、このような動きを全市的に広めていき
ます。
6―3―2
防犯パトロールの推進
各小学校区において、学校やPTA、地域が連携して通学路の巡回や帰宅時
のパトロールを実施しています。また、市内全域で発足したまちづくり協議会
では、青色回転灯を装備した防犯パトロール車による巡回を実施するなど、地
域住民が地域の安全を守るための取り組みも活発になっています。
今後は、このような活動が市内で広く行われるよう情報を共有し、防犯体制
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の強化を図っていきます。
6―3―3
こども110番の普及
現在、碧南警察署による「通学路こども 110 番の家」は、小学校区毎に 15 件
の家が委嘱され、緊急時の子どもの避難場所の確保を行っています。さらに、
これとは別に、市内各小学校区に、多くの「こども 110 番の家」が、地域の協
力のもとに設置され、これを示すのぼりが、緊急時の子どもの避難場所となる
とともに、不審者に対する抑止力になっています。
この他にも、地域に子どもが緊急時に駆け込むことができるような場所を提
供してくれている場所もあります。
今後は、子どもたちに対し、学区や通学路のどこに、
「こども 110 番の家」が
設置されているかを伝えたり、その家の人がどんな人かを知らせる機会を設け
るなどの啓発を行っていくとともに、こども 110 番の家とPTA組織、警察な
どが協力して、学区のセーフティネットを構築していきます。また、地域で呼
びかけることなどにより、子どもの安全確保のための気運の醸成を図っていき
ます。
こども 110 番の家を訪問する新入生親子
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6―3―4
子どもを取り巻く有害環境対策の推進
青少年の健全な成長は市民の願いですが、最近の青少年を取り巻く環境には、
シンナーや覚せい剤などの薬物、有害図書や有害がん具などに加え、出会い喫
茶などの新たな有害環境も問題となっています。また、カラオケボックスやま
んが喫茶、ネットカフェなどの深夜営業施設も増加しており、深夜徘徊などの
不良行為を誘発する恐れがあります。
そこで、青少年健全育成のための啓発活動や青少年に有害な環境浄化活動の
推進が重要となります。
このため、青少年が有害環境に接する機会が増える夏休みや冬休みの期間を
中心に、地域の関係団体による防犯パトロールを実施しています。さらに、薬
物乱用防止のための取り組みとして、「ダメ。ゼッタイ。」普及運動等により、
普及啓発等を推進しています。加えて、有害図書、有害がん具、出会い喫茶な
どの有害環境や深夜営業施設については、
「愛知県青少年保護育成条例」により
規制するとともに、関係業界による自主規制が推進されるよう広報啓発を強化
し、地域社会における有害環境浄化活動を推進しています。
6-4 被害に遭った子どもの保護
子どもが交通事故、犯罪、いじめ、虐待、自然災害などの被害によって身体
や生命の危機を体験したり、家族などを失うという心的外傷(トラウマ)を受
け、これを契機に不眠、不安、抑うつ、パニックなどが起こり、混乱したり、
孤独感に襲われることがあります。
こうした時、関係者は、慎重に、粘り強く、しかも適切な関わりが求められ
ることから、今後は、臨床心理士によるカウンセリングなど、適切な心のケア
を行うことによって、子どもの心身の健全な発達と自立を促していきます。
また、いじめなどの問題は、学校でも解消しなければならない問題であるこ
とから、市内の各学校では、児童のちょっとした変化を見逃さないように努め
るとともに、思いやりの心の育成やお互いを尊重し合う学級づくりを目指して
取り組んでいます。
今後は、さらに、いじめの早期発見・早期対応にも努めていきます。
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