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仕様書 [PDFファイル/275KB]
警備及び清掃等業務仕様書 警備及び清掃等業務の実施にあたっては、この仕様書により行うものとする。 1. 業務場所 (1) A棟 戸田市美女木4丁目20番地の1 戸田市立市民医療センター (地上3階:延床面積 2319.65 ㎡) (2) B・C棟 戸田市美女木4丁目20番地の6 戸田市立介護老人保健施設 (西老人介護支援センター、市民医療センター事務部門、訪問看護ステーション、 地域包括支援センター含む) (地上4階:延床面積 6530.19 ㎡) 2. 委託期間 平成28年10月1日から平成31年9月30日までとする。 3. 業務の範囲 業務の範囲は、施設、同敷地内及び外周とし、発注者の業務に支障を来さないよう行う。 4. 業務時間 (1) 機械設備運転監視業務、警備業務及び危険物管理業務は、毎日24時間とする。 (2) 日常清掃業務は、毎日午前7時から午後5時までとする。 5. 従事者の体制及び資格 (1) 機械設備運転監視業務及び警備業務要員は、節度と良識を備え、知識があり、身元が確実で健康 な人員を常時配置する。 危険物管理業務要員は、危険物取扱者甲種又は乙種第4類の免状を保有している者を配置する。 (2) 清掃業務要員は、節度と良識を備え、知識があり、身元が確実で健康な人員を常時配置する。 (3) 施設の保安上、入退出する者を把握する必要があるため、受注者はあらかじめ、従事者の了解を 得て、従事者の名簿を発注者に提出すること。 6. 業務の内容 (1) 機械設備運転監視業務、警備業務及び危険物管理業務 ア 機械設備運転監視業務 (ア) 各設備機械室の監視、点検及び清掃を行い、付属計器類の維持管理をし、記録をとる。 (イ) 機械の運転を定期的に巡視し、異常の早期発見に努める。 (ウ) 各種警報装置を監視し、巡回点検を日に4回定期的に行う。 (エ) 各設備機械の運転中異常を発見した場合は、直ちに運転を停止し、発注者に連絡しその指示を を受ける (オ) 各設備の日常点検基準表を作成し、発注者に提出する。 (カ) 立ち入り検査には、事前処置と、受検の代行に協力する。 (キ) 運転等の日誌を毎日記録し、発注者に報告する。 (ク) 衛生給水排水(温水含む)設備 a 配管、その他の箇所の漏水に対処する。 b 衛生器具類の清潔に留意し、つまりの起こらないように監視する。 c 水栓類の漏水に注意し、随時パッキングの取り替えを行う。 d ポンプ類は、定期的に点検し、故障があるときは速やかに処理する。 e 各配管系統に故障があるときは、速やかに処理する。 f 給水設備に防虫・防鼠網等が、施してある箇所は破損に注意し、軽微な破損は修理する。 g 受水槽、各種水槽及びタンク類を月1回点検し記録をとり発注者に報告する。 h 一般浴槽の残留塩素濃度を毎回検査し記録をとる。 i 水質を毎回検査し記録をとる。 (ケ) 送排風機の運転を確認する。 (コ) 消火設備 a 施設防火管理者との連携を密にし、器具の所在及び取扱いを熟知しておく。 b 消火ポンプは、目視点検を毎日行うこと。月1回始動確認をし、非常の際に備え、取扱を熟知 しておく。 c 消火訓練等に使用した器具は、清掃のうえ整備しておく。 (サ) 毎日、巡回点検を行い、瓦斯漏れを発見したときは、速やかに処理する (シ) 電気設備 a 停電、その他事故があったときは、速やかに発注者に報告し、復旧に万全を期す。 b 器具の交換、ヒューズ、電球、蛍光灯の断線破損の取り替えを行う。 (ス) 雨水濾過設備 a 雨水濾過室内の設備状況を監視するとともに、週1回定期的に機器の異常の有無や水質検査と して、残留塩素濃度測定等を実施する。なお、測定に必要となる検査機器は、受注者の負担に おいて準備する。 b a の測定のほか、2ヶ月毎に雑用水水質検査として、大腸菌及び濁度検査を実施する。 c 雨水濾過装置の塩素タンク容量を確認し、必要に応じて薬液を準備し、補充する。 イ 警備業務 (ア) 原則2時間毎に施設内外巡回警備を行う。但し、午後11時から午前4時までは、緊急時以外 の巡回警備は除くものとする。 (イ) 駐車場所について、施設関係者及び利用者以外の車両は駐車禁止のため、随時確認を行い、違 法駐車と思われる車両を発見した場合は、車両ナンバーを記録し発注者に報告する。また、駐 車場内の整理に協力するとともに積雪等の悪天候時の路面凍結回避、除雪等の対応を行う。 (ウ) 事故等が発生したときは、速やかに発注者に、又は警察、消防署等の関係機関に報告し、事後 処置の指示を受ける。 (エ) 施設の保安を維持し、災害等の予防発見監視を行う。 (オ) 節電等に協力し、火気使用場所の点検を行う。 (カ) 破損等、不良箇所の発見・連絡をし、軽微なものは修理を行う。 (キ) 出入口及び外部の警備、鍵の保管、扉の開閉を確認する。 (ク) 時間外、出入者の記録を行う。 (ケ) 施錠、開錠、消灯及び確認を行う。 (コ) エレベーターの運転、停止等を行う。 (サ) 消防設備の所在及び機械設備の取り扱いを熟知しておく。 (シ) 職員及び電話交換担当者が不在となる時間帯(平日の午後5時~午前8時30分、日曜日・祝 日及び年末年始等の終日)の電話による問い合わせ対応及び電話の交換業務を行う。 (ス) 業務日誌を発注者に提出し、確認を受ける。 (セ) 待合所内に設置しているインフォメーションディスプレイ及び市民情報端末の機器類の点灯 及び消毒等の管理、確認作業を行う。 (ソ) 委託業者等による各種点検作業、修理作業等の際に立ち会い及び同行を行う。 ウ 危険物管理業務(A棟) 地下タンク貯蔵所(軽油 5,000L)及び他の危険物取扱品の保安、取扱、監督をするべく危険物 取扱者甲種又は乙種は第4類の免状を保有する者を選任し、保安管理業務(消防機関による立 会検査、訓練、取扱等を含む。 )を行う。 (2) 清掃業務 ア 日常清掃(A棟) (ア) 施設内外(地上3階:延床 2319.65 ㎡)の全般的な清掃及び除草を行う。外壁及び敷地周 辺(外周)の清掃を含む。塵芥を回収し分別を行った後、収集日に指定場所まで持ち出す。 (イ) 医師控え室、職員休憩室等における茶器の清掃及び食事後の片付けを行う。 (ウ) 入院患者(4床室4部屋、1床室3部屋、計19床)が退院した後、速やかにベッド、床 頭台、ロッカー等の清掃及び整頓をし、次の利用者に支障がないようにする。 (エ) 床の汚れや埃、砂などの除去、清掃を行う。雨天時は特に防水に努める。汚れが特に著し い場合は、ポリッシャーで清掃し、必要に応じてワックスがけを行う。 (オ) 浴室使用後の洗浄、鏡の手入れ等の清掃を行う。 (カ) トイレ・洗面・水回り・手洗いセンサーの清掃及びトイレットペーパー、水石鹸等の補充 を適宜行う。 (キ) 施設出入口、トイレ出入口、洗面所及び浴室等で必要となる足拭きマットを受注者が準備 し、定期的に清掃を行い、館内及びマットの衛生状態を良好に保つこと。 (ク) 協議のうえ、清掃スケジュールを作成し提出する。 (ケ) 施設の緑化部分(中高木(3本)、低木・地比類)につき、水やり、清掃、落葉処理及び 樹木の剪定並びに必要に応じて施肥、消毒(病害虫駆除含む。)を適時行う。 イ 日常清掃(B・C棟) 施設内外(地上4階:延床 6530.19 ㎡)の全般的な清掃及び除草を行う。外壁及び敷地周辺 (外周)の清掃を含む。塵芥を回収し分別を行った後、収集日に指定場所まで持ち出す。 (ア) 床面 a 床面は、箒、モップ等で静かに掃除をし、埃を嫌う機械室は、掃除機を使用して行う。 b 床洗いは、特に床材の保護に留意し、除水を完全に行いワックス塗布を行う。 c モルタル、タイル等は特に埃に留意して行う。 d カーペットタイル部分は、真空掃除機で掃除する。 (所長室 13.4 ㎡、事務長室 16.2 ㎡、医局 27.6 ㎡、総務課 80.4 ㎡、応接室 10.8 ㎡、 倉庫 6.0 ㎡、給湯室 2.6 ㎡、事務室 28.2 ㎡、ボランティア室 13.5 ㎡) e 廊下、階段は、靴あとの残らないように留意する。 (イ) 壁面及び扉 a ハタキ又は、柔らかい布で埃を払い、特に汚れのある場合は洗剤を使用し行う。 b エレベーターの扉については、必要に応じてワックス塗布を行う。 (ウ) ベランダ、屋上、犬走り a 掃き掃除を行い、必要に応じて水洗いを行う。 b 排水溝は、時々泥の除去を行う。 c 吸排気溝の付設網は、時々粉塵を取り払う。 (エ) 玄関、ホール・ロビー、エレベーター a 玄関は、午前8時30分までに掃除する。 b ホール・ロビーは定期的に見回り掃除する。 c ガラス金属部は、特に艶だしに留意する。 d 雨天の際は、モップ拭き回数を多くし除水に努める。 e エレベーターの溝部分に留意し、塵芥の除去を行う。 f ホール・ロビーのテーブルや椅子の清掃及び整頓を行う。 (オ) 室内 a 備品の移動に留意し、ポリシャー、箒、モップ等により備品類に損傷を与えないように行う。 b 療養室、機能回復訓練室、談話室、通所リハビリテーションルームは、入所者及び利用者の支 障がないように行う。 c 会議室、相談室、応接室の机や椅子は、必要に応じて清掃及び整頓を行う。 d 医師控室、職員休憩室については、茶器の清掃 及び食事後の片付けを行う。 e 入所者が退所した後、速やかにベッド・床頭台・ロッカー等の清掃及び整頓をし、次の入所者 に支障がないようにする。 (カ) 便所、洗面所、浴室、洗濯場等 a 便所・浴室の床面、浴槽は水洗い、汚れの程度に応じ薬剤洗いを行う。 b 便器、洗面器、洗い場等は、特殊専用洗剤を用いて十分に洗浄する。ただし、清掃に際し塩酸 等は使用しない。 c 付属金物は、乾いた布で入念に磨く。 d 鏡は、常に鮮明にする。 e トイレットペーパー、水石鹸は、不足がないよう常に補充する。 (キ) プラントボックス、掲示板、標示板等 a プラントボックスの草木に水をやり、時々清掃し清潔にする。 b 掲示板、標示板、傘立て等は時々、乾拭き清掃をし、汚れが甚だしいときは、適正な洗剤を使 用して清掃し、水拭きで仕上げる。 (ク) 汚物容器 毎日、随時巡回し処理すること。容器はその都度洗浄する。 (ケ) 屋外 a 敷地内を1日1回以上見回り、ごみくず等の清掃を行う。 b 敷地内の落葉処理は、随時行う。 c 低木の剪定を適時行う。 d 敷地内の手すり、ベンチ等の清掃を行なうこと。 (コ) 各種処理 a 燃えるごみ くずかごや吸い殻入れ等から集めた燃えるごみは、燃えるごみ収集日に処理する。 b 燃えないごみ 施設内で集めた燃えないごみは、燃えないごみ収集日に処理する。 c 茶がら、生ごみ 脱水を行い、臭気が発生しないように処理すること。 ウ 定期清掃 (A・B・C棟) (ア) ガラス、サッシュ清掃(A棟:面積 969 ㎡、B・C棟:1504.8m2) a 年2回定期的に窓ガラスの清掃を行う。 b 清掃の時期は、5、10月を原則とする。 (イ) ロールスクリーン、ブラインド清掃(A棟:面積 524 ㎡、B・C棟:201 枚) a 年1回、12月に原則行う。 b 表面の清掃を行い、汚れを取り除く。 (ウ) 網戸清掃 a 年1回、9月に原則行う。(B・C棟:201 枚) b 取り外し、清掃を行い、汚れを取り除く。 (エ) 照明器具及び換気扇の清掃(A棟:照明器具 912 台、換気扇 14 台、B・C棟:照明器具 1,552 台、換気扇 106 台) a 年1回、12月に原則行う。 b 汚れが特に著しい場合は、適正な洗剤で洗浄し、水拭きで仕上げる。 (オ) グリーストラップ a 週1回清掃し、年1回(2月)に大掃除を行う。 b 施設内のCO2濃度測定は、年2回(8月、2月)行う。 (カ) ワックス a 4か月に1回(ただし、汚れのひどい箇所については随時 b 注者指定の専用洗剤で洗浄し、ふきあげた後、床面保護を目的としたワックス塗装をし、 かつ艶だし仕上げ を行う。 (キ) 足拭きマット a 施設出入口、トイレ出入口、洗面所及び浴室等で必要となる足拭きマットを受注者が準備し、 定期的に清掃を行い、マットの衛生状態を良好に保つ。 b 定期的に清掃を行い、衛生状態を良好に保つ。 (ク) 換気扇 換気扇の清掃を行い、衛生状態を良好に保つ。 定期的に清掃を行い、衛生状態を良好に保つ。 エ 室内空気環境測定 ビル管理法に基づく空気環境の測定を行う。 a 測定回数は、原則2ケ月ごとに実施し、年6回行う。 b 測定項目は、温度、相対湿度、気流、二酸化炭素、一酸化炭素、浮遊粉塵量、(ホルムア ルデヒド)とする。 c 測定実施後、結果報告書を作成、提出する。 d 結果等については、他のデータと比較、解析して技術的総合所見又は検討書を作成する。 e 特記すべき項目については、より詳細な検討を行い、報告を行うものとする。 オ 飲料水水質検査業務(A棟) a 年2回、6ヶ月に1回行う検査項目 一般細菌、大腸菌、鉛及びその化合物、亜硝酸態窒素、硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素、亜 鉛及びその他の化合物、鉄及びその他の化合物、銅及びその他の化合物、塩化物イオン、 蒸発残留物、有機物、pH 値、味、臭気、色度、濁度 b 年1回、6月から9月までに行う検査項目 シアン化合物イオン及び塩化シアン、塩素酸、クロロ酢酸、クロロホルム、 ジクロロ酢酸、ジブロモクロロメタン、臭素酸、総トリハロメタン、トリクロロ酢酸、ブ ロモジクロロメタン、ブロモホルム、ホルムアルデヒド c 検査実施後、結果報告書を作成すること。 (3) 補修その他業務 ア 備品、車椅子、ベッド、家具、空気清浄機、自転車故障、各種器具等の補修、修繕及びトイ レの詰まり除去対応を行う。 イ 施設のベッド、椅子、備品等につき監督員の指示により搬出、移動、据付等の作業を行う。 なお、上記作業に関連する清掃業務も含む。 ウ 業務の報告 日常清掃は業務日誌を発注者に提出し、定期清掃は業務終了後、速やかに業務報告書を発注者に 提出する。 7. 経費負担区分 (1) 受注者が業務を履行するために必要とする電気、ガス、燃料、電話、水道の料金は、発注者が負 担するものとする。 (2) 警備業務に要する器具及び消耗品は、受注者の負担とする。 (3) 警備業務員が使用する寝具(布団、毛布、枕、シーツ、枕カバー)は、受注者の負担とする。 (4) 機械設備の維持、修理に必要な材料、消耗品は、発注者の負担とする。 (5) 機械設備の維持管理に使用する工具類については、受注者の負担とする。 (6) 日常清掃及び定期清掃用機器及び材料、消耗品及び足拭きマットは、受注者の負担とする。 (7) トイレットペーパー、防臭剤、水石鹸は、発注者の負担とする。 (8) 従事者のユニフォーム、福利厚生費その他仕様書に定めのない費用については、受注者の負担と する。 8. 従事者の服装及び規律等 (1) 従事者は、統一した服装を着用し、ネームバッジを着け、身分を明らかにしなければならない。 (2) 礼儀正しく、親切丁寧な言動で施設利用者に接しなければならない。 (3) 所定の場所以外での飲食、その他職務の遂行を怠るような行為をしてはならない。 (4) 発注者の業務遂行に支障を来す行為をしてはならない。その行為があった場合は、発注者は、 従事者の交替を受注者に求めることができる。 (5) 受注者は、従事者の健康診断を定期的に実施することとし、結核などの感染症の疑いがある者を 従事させてはならない。 (6) 従事者の控室は、発注者の指定する場所とする。 9. その他 (1) 作業に必要な各種帳票類の作成、保管管理を行い関係官庁の調査等に協力する。 (2) 行事・イベント等の準備、片付け等に協力する。 (3) 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律に基づき、障害者に対して、合理的配慮の 提供に努める。 (4) この仕様書に記載されていない事項については、両者誠意をもって協議し、決定するもの とする。