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20160208No019
moriyasu
もりけん工房．com
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森のように安らぐ家づくり
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森安建築工房
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見たことのないヤギリにしてほしい！
ピエト・モンドリアンの絵を模写したヤギリにする
予定していましたが、｢以前のヤギリには鳥のフンが
付いていて、掃除をすることもできなかった。
鳥がとまらないヤギリにしてほしい。｣ という意見が新たに追加されました。
横木のあるデザインでは鳥がとまるだろうなーという
事になり、中止になりました。
縦格子のヤギリですが、中央に行
地球温暖化がここまで進んだかと
くほど奥行きが深くなり、 間も狭く
思ったら、40年に1度の寒波。
なり、鳥の爪も届かないくらい深くな
穏やかな四季の移ろいはなくなり
っています。
激しく気候が変化するようになった
着色した木ではなく、その木の持
と感じます。
つ個性を生かして使っています。
そんな頃ですが、
この4月から、電
紫外線に負けないように、保護す
力の自由化が一般家庭にまで拡大
る塗料を3回塗ってはいますが、
この
されます。
木は明るく変色してきます。
今まででしたら、電気のことは中
10年後が楽しみです。
国電力に言えば良かったのですが
「あかり」の不思議
別会社で電気を買うようになったら
何処に言えばいいのか？
ペンダントなんか必要ない！
明るかったらそれでいい！
と思っていた頃もありました。
しかし、今考えると学校や会社の照
明ならそれでもいいと思いますが、住
宅の場合は明らかに違います。
落ち着ける場所を演出する照明が
必要だと思います。
わからない事ばかりで選びようが
ないのが現状です。
自由化がもたらす、
メリットとデメ
リットをよく考えて、選びたいと思い
ます。
森安和久
写真の照明は、たくさんの照明器具
中で大好きなものの一つです。時間に
負けない照明器具だと思っています。
北欧・デンマークの照明ブランド。
1924年にパリの博覧会のためにポール・ヘニングセンと共同で
開発した照明器具が高い評価を得て、照明器具の発売を開始。
現在では、ルイスポールセンは近代照明のルーツといわれ、
世界の照明デザインに大きな影響を与えている"北欧のあかり"
となっています。
国
道
４
２
９
号
線
藤
田
千
年
治
邸
旧
足
守
商
家
北欧風杉板の壁をリフォーム
北欧風なかわいい住宅です。長年の風雨と紫外線に晒され
た杉板は、かなり痛んだ状態です。
板は塗装で紫外線や雨をカットしてやると、何十年も持ちま
す。焼板も同じで、炭の部分が塗料の役割をしてくれます。
さらに炭の部分が防火の役割もしてくれるので、
とても良く考
えられた壁材だと思いますが、炭が取れやすいのが弱点です。
今回は、
この板の汚れを落として、赤色にする予定です。
なぜ、北欧は原色系の色を使うのか？と考えますと・・・
その答えは、北欧特有の生活習慣から生まれてきたような
気がします。
北欧は寒い地域のため、家の中で過ごす時間が長いのがポ
イントで、長い時間、部屋にいても飽きのこないデザインと高
い実用性と利便性が特徴です。
原色の方が、
メンテナンス時に便利だからでしょうか！
北欧デザインはなぜかっこいい？・・・
寒いので家で過ごす時間が長いデンマークでは、椅子を長く使
うことを前提につくられています。家具は大切な資産であるという
考え方があり、
自分の親や祖父母の世代から、代々受け継がれて
いくものという考え方が常識だそうです。
椅子も照明もインテリアも装飾性が高いものは、年代によって
好みが分かれてしまいます。それでは代々受け継がれていく家具
にはなりにくいのです。
一番良いのは世代を超えて支持されるデザインです。
それを具現化しているのが北欧インテリアだと思います。
また、
デンマークでは、｢古い建物こそ価値がある。古さこそ
が美｣という観点があり、歴史あるものを美しく使い続けているこ
とこそが美徳でステータスであるという考え方が常識だそうです。
たとえば ,壁のちょっとした汚れも
「デザイン」
としてとらえます。
｢古くなったものや汚れを、
日本人はすぐにきれいにしたがります
が、デンマークはそれを
《味》
として残そうとします。｣
私も
「古い＝汚い」
ではない！と思います。
古いものをきれいに使う事が、一番かっこいいと思います。
写真の照明器具は、LEDの光を、ルイスポールセンらしい柔らかな光に変え、
使う人に安心感をあたえるデザインです。
光が必要な所を素早く照らす、
自由度の高い動きの裏に、綿密な設計があります。