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3.4 計画使用水量の決定 3.4.1 計画使用水量 略 3.4.2 計画使用水量

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3.4 計画使用水量の決定 3.4.1 計画使用水量 略 3.4.2 計画使用水量
「計画使用水量算出方法の変更」に伴う,給水装置工事施行基準の変更・追加・削除箇所
3.4
3.4.1
3.4.2
計画使用水量の決定
計画使用水量
略
計画使用水量の決定
1.直結給水の計画使用水量
同時使用水量を計画使用水量とし、給水栓の所要水量、使用頻度、同
時使用率を考慮して算定する。
(1) 一般住宅1戸の計画使用水量
略
(2) 一般住宅2戸以上の計画使用水量
略
表 3.4.2 同時使用戸数率
略
(3) 集合住宅の計画使用水量
(変更)
3階建て以上の集合住宅における計画使用水量は、下記のとおり
とする。
① 戸数が 4 戸までは、同時使用水量をファミリータイプの場合 17ℓ
/min、 ワンルームタイプの場合 12ℓ /min とし、水量の総計に給水戸
数から求めた同時使用戸数率(表 3.4.2)を乗じた水量とする。
② 戸数が 5 戸以上の場合は(表 3.4.3)の算式を用いて同時使用水量を
求める。
(ア)1 つの建物にファミリータイプとワンルームが混在する場合、1 戸
当たりの居住人員をファミリータイプ:4 人、ワンルームタイプ:2
人として、居住人員から算出する式で計算する。
(イ)ワンルームタイプは 1 戸当たりの延べ床面積が概ね 30 ㎡以下
の住居とし、利用形態に応じ決定する
(ウ) 2 階建て以下の集合住宅・アパート(昔の文化住宅風建物)、
社宅、寮等の水理計算には適用しない。
表 3.4.3 集合住宅の水理計算式 (追加)
規
戸数から
居住人員から
模
5 戸~10 戸未満
10 戸以上 600 戸未満
1~30 人
31~200 人
201~2000 人
1 戸当たり居住人員
Q:同時使用水量
ファミリー
0.33
Q=42N
Q=19N0.67
Q=26P0.36
Q=13P0.56
Q=6.9P0.67
P=4 人
ワンルーム
Q=42(N*0.5)0.33
Q=19(N*0.5)0.67
Q=26P0.36
Q=13P0.56
Q=6.9P0.67
P=2 人
ℓ /min,N:戸数,P:人数
(4) 一定規模以上の給水用具を有する建物(アパート、事務所、学校等)
の計画使用水量
多数の人が使用する建物で給水用具の多い場合は、建物内人員、
給水用具の使用回数、使用時間等の使用実態または、同種の建物で
の実績使用水量を基に決定する。
これによりがたい場合は、各種給水用具の給水用具給水負荷単位
「計画使用水量算出方法の変更」に伴う,給水装置工事施行基準の変更・追加・削除箇所
(表 3.4.3)に給水用具数を乗じたものを累計し、同時使用水量図表
(図 3.4.1~3.4.2)を用いて、同時使用水量を求めること。
表 3.4.3
3.4.4
給
水
用
大
便
器
小
便
器
ストール又は 壁
付 小 便 器
洗面器、手洗器
浴
槽
シ ャ ワ -
台 所 流 し
掃 除 流 し
洗
濯
流
し
配
膳
流
し
給水用具給水負荷単位数
具
F・V
F・T
F・V
F・V
F・T
水栓
水栓
水栓
水栓
水栓
水栓
F・V
水栓
給水用具給水負荷単位
備
個 人 用 公 衆 用
6
3
1
2
2
2
3
10
5
10
5
3
2
4
4
4
3
4
10
5
考
F・V=洗浄弁
F・T=洗浄水槽
注)上記は個人用洗面器を 1 とし、これと比較した数値である。個人
用とは、アパート独身寮等の集合住宅の場合、公衆用とは、事務所、
学校、保育所、その他多数の人が使用する建物に設置した場合に適
用する。
(5) テナントビル等で、入居者が決まっていない場合の計画使用水量
メータ口径または各区画への分岐口径によって
13 ㎜ 17ℓ /min
20 ㎜ 38ℓ /min
25 ㎜ 59ℓ /min
とする。
(6) 直結増圧給水の場合の計画使用水量
① 増圧給水設備までの計画使用水量(削除)
(1)~(5)によること。
② 増圧給水設備下流の計画使用水量 (削除)
(ア) 集合住宅の場合は、下記の式により求める。
ただし、増圧給水下流の計画使用水量から求めた管口径が増
圧給水上流の管口径を上回る場合、増圧給水上流の管口径もそ
の口径とする。
ⅰ)ファミリータイプ
Q=42N0.33
(5 戸以上 10 戸未満)
0.67
Q=19N
(10 戸以上 600 戸未満)
ⅱ)ワンルームタイプ
Q=13(N×2)0.56 (3 戸以上概ね 100 戸まで)
Q:瞬時最大流量(ℓ /min)
N:戸数
(イ) 集合住宅以外の場合は、増圧給水設備までの計画使用水量
に準ずる。
2.高置タンク直結給水の計画使用水量
(1) 高置タンク上流
「計画使用水量算出方法の変更」に伴う,給水装置工事施行基準の変更・追加・削除箇所
①
高置タンク直結直圧・直結増圧給水の場合 (追加)
直結式給水(1(1)~(5))の計画使用水量に準ずる。
② 高置タンク直結増圧給水の場合 (削除)
直結増圧給水(1(6))の計画使用水量に準ずる。
(2) 高置タンク
受水タンク式給水の計画使用水量に準ずる。
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