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セルフケア、予防医療関連機器とサービス市場を調査

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セルフケア、予防医療関連機器とサービス市場を調査
PRESS RELEASE
第16046号
株式会社
2016年5月31日
富士経済
〒103-0001
東京都中央区日本橋小伝馬町
12-5 小伝馬町YSビル
TEL.03-3664-5811 FAX.03-3661-0165
https://www.fuji-keizai.co.jp/
広報部 03-3664-5697
http://www.group.fuji-keizai.co.jp/
セルフケア、予防医療関連機器とサービス市場を調査
―2020年国内市場予測(2015年比)―
◆フィットネスバイク 74億円(17.5%増)
・・・24時間営業専門型ジムの増加により市場拡大
◆血液検査サービス
61億円(3.4倍)
・・・健康保健組合の需要を取り込み市場拡大
総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済(東京都中央区日本橋小伝馬町
社長
清口
正夫
03-3664-5811)
は、
医療費削減に向けて政府が健康増進計画を進める上で重要な位置付けになっているセルフケア、
予防医療ビジネスに焦点を当て、
「健康増進・回復機器」
「健康情報測定機器」
「健康情報測定・管理サービス」の
3カテゴリーに分類し、市場を調査した。また、各機器・サービス間のネットワーク連携についても明らかにした。
その結果を報告書「セルフケア&予防医療関連市場の最新動向と将来性 2016」にまとめた。
<注目市場>
◆フィットネスバイク
業務用
家庭用
合 計
2016年見込
35億円
30億円
65億円
2015年比
102.9%
103.4%
103.2%
2020年予測
42億円
31億円
74億円
2015年比
123.5%
106.9%
117.5%
※四捨五入して億円単位としているため必ずしも合計と一致しない場合がある
室内使用を目的とした自転車型のフィットネス器具を対象とした。
業務用は近年24時間営業のフィットネスバイク専門型ジムが増加していることから市場拡大が予想される。
ネ
ットワーク対応フィットネスバイクが業務用の主流となっているが、
現状ではフィットネスジムにおけるネットワ
ーク連携は個人でのデータ管理がメインとなっている。また、血圧計を始めとする健康情報測定機器との連動がみ
られることから、保健師やトレーナーが個人の運動や健康のデータを活用し、個人の健康をサポートする取り組み
が期待される。
家庭用は健康意識の高い中高年がユーザーの中心となっている。
近年はフィットネスバイクのスリム化や防音機
能付きが投入されており、今後も健康意識の高いユーザーを中心に需要は拡大するとみられる。
◆血液検査サービス
2016年見込
25億円
2015年比
138.9%
2020年予測
61億円
2015年比
3.4倍
脳梗塞やがんなどの発症リスクを早期に血液で判定する健康保険対象外の検査で、
医療行為を伴うことから提携
する医療機関を介して提供されるサービスである。医療機関はこの検査を単体で、若しくは健康診断や人間ドック
のオプションとして展開している。受診価格は自由診療であることから医療機関が自由に設定することができる。
2016年以降は、参入各社が提携医療機関数を増加させることで、人間ドックを受診する際のオプションとし
ての利用がさらに広がるとみられるほか、健康保健組合を通じたサービス提供を拡大させ、健康保健組合の需要を
取り込むことで市場拡大が進むと予想される。また、参入企業は、血液検査によって検査できる項目を充実させる
ため、研究開発を推進している。
◆健康管理支援サービス
2016年見込
101億円
2015年比
106.3%
2020年予測
130億円
2015年比
136.8%
慢性疾患に罹患していない個人が健康管理目的で活動量や体重などの健康データをアプリなどを用いて記録・蓄
積できるサービスである。主に無料アプリと有料アプリによって展開され、スマートフォンやタブレット、パソコ
ンといった通信機器の普及に伴い、利用が増加している。
今後は、個人の健康管理意識の高まりによる利用増加のほか、データヘルス計画を策定し予防医療の実施を推進
していく健康保健組合や医療費削減を目指す自治体を介したサービスの利用が広まると予想される。また、有料サ
ービスの利用を増加させるために、魅力的なコンテンツの開発も活発化するとみられる。
◆メンタルヘルスサービス
2016年見込
154億円
2015年比
138.7%
2020年予測
361億円
2015年比
3.3倍
企業で働く従業員の心のケアを行う「EAP(Employee Assistance Program)
」を対象とした。個人がウェブ上
の個人専用ページでメンタルヘルス検査結果を閲覧する形が主流となっている。
2015年12月に施行された「労働安全衛生法の一部を改正する法案」により、従業員数50人以上の全ての
企業に対しストレスチェックの実施が義務化されたことで、市場は急速に拡大し、参入企業側の顧客対応が追い付
かない状況も見られる。今後も、大手企業を中心にサービス利用が進み、市場は拡大し続けるとみられる。また、
政府が従業員数50人未満の企業に対し、実施を促すために助成金制度を行うなど、今後は、従業員数が50人未
満の企業においても需要が増加すると予想される。
<調査対象>
フィットネスバイク
ステッパー
トレッドミル
マッサージチェア
フットマッサージ機器
レッグスライダー
低周波治療器
電子体温計
ヘルスメーター
血圧計
内臓脂肪計
心電計
歩数計・活動量計
健康情報測定
HbA1c 値測定装置
血糖値自己測定器
睡眠計
機器分野
ウェアラブル型ライフログ
パルスオキシメーター
血管年齢測定装置
健康検査サービス
遺伝子検査サービス
血液検査サービス
健康情報測定・
健康管理支援サービス
メンタルヘルスサービス
女性向けヘルスケアサービス
管理サービス
電子お薬手帳サービス
慢性疾患患者モニタリングサービス
<調査方法>富士経済専門調査員による参入企業及び関連企業・団体などへのヒアリング及び関連文献調査、社内
健康増進・
回復機器分野
データベースを併用
<調査期間>2016年1月∼4月
資料タイトル:
「セルフケア&予防医療関連市場の最新動向と将来性 2016」
体
価
発
行
裁:A4判 268頁
格:書籍版 130,000円+税
PDF版 130,000円+税
書籍版・PDF版セット 150,000円+税
書籍版・ネットワークパッケージ版セット 260,000円+税
所:株式会社 富士経済
〒103−0001 東京都中央区日本橋小伝馬町12−5 小伝馬町YSビル
TEL:03−3664−5811(代) FAX:03−3661−0165
URL:https://www.fuji-keizai.co.jp/
e-mail:[email protected]
調 査・編 集:大阪マーケティング本部 プロジェクトチーム
TEL:06−6228−2020
FAX:06−6228−2030
この情報はホームページでもご覧いただけます。URL: http://www.group.fuji-keizai.co.jp/
本件に関するお問合せ:広報部
(Tel.03-3664-5697
Fax.03-3664-5842またはmail address:[email protected])
以上
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