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家庭と企業の安心を支える多様な損害保険

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家庭と企業の安心を支える多様な損害保険
資料P81∼83/色校 99.10.28 9:07 PM ページ 81
家庭と企業の安心を支える多様な損害保険
(主なもの)
資
料
編
家庭や企業を取り巻くリスクは時代とともに複雑化・大型化している。規制緩和・自由化
が進展する中、損害保険会社は家庭や企業のニーズに応じたさまざまな商品を開発・提供す
ることにより、消費者利便の向上をめざしている。
※損害保険商品の内容は損害保険会社により異なる場合がありますので、詳細は損害保険会社また
は損害保険代理店にお問い合わせください。
自動車損害賠償責任保険
自 動 車 の 保 険
(自賠責保険)
自
住まいと家財の保険
く
ら
し
と
レ
ジ
ャ
ー
の
安
心
を
支
え
る
保
険
動
車
保
険
火
災
保
険
地
震
保
険
傷
害
保
険
所 得 補 償 保 険
人
の
保
険
医 療 費 用 保 険
介 護 費 用 保 険
貴 重 品 の 保 険
動 産 総 合 保 険
ゴ ル ファー 保 険
テ
スポーツ・レジャーの保険
ニ
ス
保
険
スキー・スケート総合保険
ヨット・モーターボート総合保険
つ
賠償責任の保険
り
保
険
個人賠償責任保険
積立型の火災保険
積 立 型 の 保 険
積立型の傷害保険
財 形 貯 蓄 保 険
火災保険
火災、落雷、破裂・爆発等によって建物や動産に損害が生じた場合に保険金が支払われる。また、仮住まい等
臨時に要する費用、焼け跡の整理にかかる費用および損害の防止費用等についても保険金が支払われる。これ
らの補償に加え、盗難、水災等によって生じた損害に対しても保険金が支払われる補償範囲の広い火災保険も
ある。
(商品例)住宅火災保険、住宅総合保険、店舗総合保険、団地保険
地震保険
「地震保険に関する法律」に基づき、被災者の生活の安定に寄与することを目的として、政府と損害保険各社
が共同で運営している制度である。地震、噴火またはこれらによる津波によって発生した火災、損壊、埋没、
流失により居住用の建物や家財が全損、半損、一部損となったときに保険金が支払われる。なお、地震保険は
建物および家財を対象とする火災保険とセットで契約することになる。
1999
FACT BOOK ● 81
損
害
保
険
用
語
の
解
説
家
庭
と
企
業
の
安
心
を
支
え
る
多
様
な
損
害
保
険
︵
主
な
も
の
︶
資料P81∼83/色校 99.10.28 9:09 PM ページ 82
自動車損害賠償責任保険
自 動 車 の 保 険
(自賠責保険)
自 動 車 保 険
火
災
保
険
風 水 害 保 険
動 産 総 合 保 険
業務用建物と商品・
法人用動産の保険
事
業
活
動
の
安
心
と
発
展
を
支
え
る
保
険
コンピュータ総合保険
盗
難
保
険
機
械
保
険
ガ ラ ス 保 険
運
送
保
険
貨 物 海 上 保 険
輸 送に関 する保 険
船
舶
保
険
航
空
保
険
船客傷害賠償責任保険
賠償責任の保険
賠 償 責 任 保 険
建 設 工 事 保 険
工 事・組 立 の 保 険
組
立
保
険
土 木 工 事 保 険
労 災 の 保 険
労働災害総合保険
企業費用・利益総合保険
費 用・利 益 の 保 険
興 行 中 止 保 険
保
保 証と 信 用 の 保 険
傷 害 保 険
保
険
保証証券(ボンド)
信
原 子 力 の 施 設
と 輸 送 の 保 険
証
用
保
険
原 子 力 保 険
急激かつ偶然な外来の事故(転倒、交通事故、運動中の打撲・骨折等)によるケガに対して保険金(死亡保
険金、後遺障害保険金、入院保険金、手術保険金、通院保険金等)が支払われる。
(商品例)普通傷害保険、家族傷害保険、交通事故傷害保険、ファミリー交通傷害保険
賠償責任保険
82 ● 1999 FACT BOOK
偶然な事故によって他人の生命や身体を害し、または他人の財物に損害を与えたことによって生じた法律
上の賠償責任を負担することによって被る損害に対して保険金が支払われる。
資料P81∼83/色校 99.10.28 9:09 PM ページ 83
自動車の保険
強
制
保
険
自動車損害賠償責任保険
(自賠責保険)
自動車損害賠償保障法に基づく
強制保険で、自動車の保有者・運
転者が自動車の運行によって他
人を死傷させ、法律上の損害賠
償責任を負担した場合に保険金
が支払われる。
自
動
①対 人 賠 償 保 険
車
の
②自 損 事 故 保 険
保
険
③無保険車傷害保険
任
意
保
険
④対 物 賠 償 保 険
自動車事故によって、歩行者、同
乗者などを死傷させ、法律上の
損害賠償責任を負担する場合に、
自賠責保険の補償額を超える部
分に対し保険金が支払われる。
自動車の保有者、運転者または
搭乗中の者が、自動車事故によ
り死傷し、自賠責保険の補償の
対象外の場合(例えば、運転操作
ミスで電柱に衝突した場合)に
保険金が支払われる。
契約した自動車に搭乗中の者が、
他の自動車との事故で死亡また
は後遺障害を被り、他の自動車
が無保険車であるなどのため十
分な補償を受けられない時に保
険金が支払われる。
自動車事故によって、他人の財
物(他の車・建物・電柱など)に損
害を与え、法律上の損害賠償責
任を負担する場合に保険金が支
払われる。
⑤搭乗者傷害保険
自動車事故によって、自動車に
搭乗中の者が死傷した場合に保
険金が支払われる。
⑥車
契約した自動車が、偶然な事故
により損害を被った場合に保険
金が支払われる。
両
保
険
損害保険会社は保険契約者のニーズに応じ、上記6種類の保険を単独または組み合わせて販売している。
組み合わせ商品の主な例は次のとおり。
(例1)自家用自動車総合保険
①∼⑥の6種類の保険をセットし、対人・対物事故の賠償責任に係る「示談交渉サービス」や「被
害者からの直接請求」といった機能を有している。
(例2)自動車総合保険
①∼⑤の5種類の保険をセットし、対人事故の賠償責任に係る「示談交渉サービス」や「被害者か
らの直接請求」といった機能を有している。
※参考 損害保険会社によっては、上記の各保険で補償されない損害をカバーする保険(特約)を販売しているところ
もある。
(例)人身傷害補償保険(特約)
契約した自動車または他の自動車に乗車中や歩行中に自動車事故で死傷したり後遺障害を被った場合に、
自己の過失部分を含めて損害額の全額について保険金が支払われる。
1999
FACT BOOK ● 83
資
料
編
家
庭
と
企
業
の
安
心
を
支
え
る
多
様
な
損
害
保
険
︵
主
な
も
の
︶
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