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第2次地域経営戦略プラン
平成 28~30 年度 第2次地域経営戦略プラン 戦略方針と行動計画 ~ 自立した地域社会の実現をめざして ~ 平成28年3月 豊 田 市 目 1 次 地域経営システム (1)地域経営 …………………………………………………………………… 1 (2)地域経営システム 1 2 ………………………………………………………… 地域経営戦略プラン (1)地域経営戦略プランの概要 ……………………………………………… 2 (2)取組実績(平成 25~26 年度)……………………………………………… 2 3 第2次地域経営戦略プラン (1)第2次地域経営戦略プランの概要 ……………………………………… 4 (2)プランの進捗管理・評価 ………………………………………………… 5 (3)行動計画一覧 ……………………………………………………………… 6 1 共働の推進(市民力・地域力・企業力の発揮) ………………… 6 2 豊田市役所品質の確立 ……………………………………………… 7 3 未来を創造する戦略 ………………………………………………… 8 4 柔軟で足腰の強い組織 ……………………………………………… 9 (4)行動計画詳細の見方 ……………………………………………………… 11 4 第2次地域経営戦略プラン行動計画 1 共働の推進(市民力・地域力・企業力の発揮) ………………… 12 2 豊田市役所品質の確立 ……………………………………………… 42 3 未来を創造する戦略 ………………………………………………… 58 4 柔軟で足腰の強い組織 ……………………………………………… 70 資 料 編 資料1 策定経緯及び策定組織 ……………………………………………… 1 資料2 地域経営システム概念図 …………………………………………… 2 資料3 これまでの取組(平成 12 年度~) ……………………………… 3 1 地域経営システム (1)地域経営 本市がこれまで進めてきた「共働によるまちづくり」に関わる多様な主体が育ち、それぞれに取組 を進めていく中で、その効果を最大限発揮するためには、経営的な視点を持ち、目標等の共有、連携 などを通じて、地域の様々な資源を効果的に活用することが重要です。 そのためには、市民と市役所が目指す地域社会に向け共働して切り開くこと、言い換えれば、多様 な主体が一緒になって地域を経営していく視点・取組が必要です。 そこで、本市のこれまでの取組成果を踏まえつつ、これからのまちづくりの基本理念として「地域 経営」という考え方を整理し、 「共働によるまちづくり」の考え方をさらにステップアップし強力に 推進しています。 〔地域経営〕 豊田市まちづくり基本条例の基本理念である「自立した地域社会の実現」のため、市役所及び多 様な主体が連携しながら、地域の自然、文化、歴史、産業等の資源を最大限・効果的に活用し、地 域の持続的な発展に向けて活動すること (イメージ) 市民と市役所 による地域の経営 安心して豊かに 暮らせる自立した 地域社会 めざすのは 市民・市役所 豊田市丸 「波」=社会環境の変化 (2)地域経営システム 「地域経営」の推進に向け、多様な主体と連携し「地域経営体」の一員として地域の持続的な発展 に向けて行動していくための仕組みとして、 「地域経営システム」を構築しました。 このシステムは、これまでの市政経営の取組の検証から洗い出された「多様な主体の取組の推進」 と「市役所の改革」の2つの視点と、具体な4つの柱立てにより構成しています。 【2つの視点】 1 多様な主体の取組の推進 2 市役所の改革 【4つの柱立て】 1 共働の推進(市民力・地域力・企業力の発揮)-共働を推進するための取組の強化と意識改革- 2 豊田市役所品質の確立 -職員のチャレンジ意識やチームワークによる仕事の品質の向上- 3 未来を創造する戦略 -大転換の時代に向けた戦略の策定- 4 柔軟で足腰の強い組織 -不断の見直しによる柔軟で足腰が強い組織- 4つの柱立てに基づく戦略方針と各所属が実施する具体的な取組をとりまとめた計画として「地域 経営戦略プラン」を策定し、推進しています。 1 2 地域経営戦略プラン (1)地域経営戦略プランの概要 ①プランの位置付け ・「地域経営システム」の4つの柱立てに基づき、市役所の各所属が一丸となって、共働の推進と 市役所の改革を進めるための具体的な取組をまとめた計画 ・市役所の仕事を進める上でのマネジメントの計画(総合計画との「両輪」として位置付け) 【基本理念】自立した地域社会の実現(まちづくり基本条例) 事 業 マネジメント 総合計画/基本構想 地域経営システム 将来都市像、めざすべき姿 仕組み・取組 実践計画 地域経営戦略プラン 重点戦略プログラム、分野別計画など 戦略方針、行動計画など ②計画期間 平成 25 年度~27 年度(3 か年) ③戦略プランの構成 【 2つの視点 】 多様な主体の取組の推進 市役所の改革 【 戦略プラン 】 【 4つの柱立て 】 1 共働の推進 戦略方針 行動計画 2 豊田市役所品質の確立 戦略方針 行動計画 3 未来を創造する戦略 戦略方針 行動計画 4 柔軟で足腰の強い組織 戦略方針 行動計画 ④戦略方針と行動計画 4つの柱立てによる35の戦略方針 151の行動計画(平成 25、26 年度) (2)取組実績(平成 25~26 年度) ①経費削減効果額 (百万円) 項目 平成 25 年度 健全財政に向けた取組 事業・事務の適正化 アウトソーシングの推進 公共施設の配置・規模・運用等の適正化 合計 333 773 199 38 1,343 平成 26 年度 753 50 76 33 912 ②行動計画の取組実績 実績(達成度) 着手 未着手 平成 25 年度 S(計画を上回る達成) A(計画どおり進んでいる) B(計画どおりいかなかった) C(取組ができなった) 合計 7( 4.6%) 136(90.1%) 8( 5.3%) 0( 0.0%) 151(100.0%) 2 平成 26 年度 5( 3.3%) 139(92.1%) 7( 4.6%) 0( 0.0%) 151(100.0%) ③主要な仕組み・取組の検証(抜粋) 【柱立て1:共働の推進】 実績・評価 課題 地域会議 仕組み・取組 庁内の共働推進体制の強化により、地域会議の 意見がより効果的に機能する組織体制を構築 女性の登用割合が低いため、更なる 活性化を図るための周知 地域予算提案事 業・わくわく事業 地域予算提案事業については、効果的に事業を 展開。わくわく事業については、公益性の高い 地域課題解決型事業への重点化を図る仕組み を構築 市内 5 大学等と包括協定を締結。また、2 社 1 件の包括連携協定を締結し、平成 26 年度まで に 10 課 23 件の共働事業を実施 更なる活性化を図るための周知、市 民認知度の向上 大学・企業連携 大学間との連携促進。協定締結企業 の増加及び連携事業の拡充 【柱立て2:豊田市役所品質の確立】 事務改善委員会 事務の見直しや組織風土の改革に向けた全庁 体制を構築 職員の意識改革に向けた更なる取 組 仕事の内容や 工程の見直し 仕事の効率化推進運動による時間外勤務の削 減。事務ミス発生防止、事務工程の改善等仕事 の品質向上を推進 庁内手続やルールが煩雑なため、更 なる業務の効率化、事務ミス防止の 観点からの簡素化 CS・ES向上の 取組 市民意識調査「職員の仕事ぶり」73.5%が「満 足」 「まあ満足」 。市民窓口アンケート 89 点(100 点 満点)。接遇外部調査結果 88 点(100 点満点) 見せる化の推進 効果的な情報発信検討部会を設置し各課への 支援を実施。 「ソーシャルメディアの利用に関 するガイドライン」を策定し、SNS を活用した 情報発信を推進 全体として高い水準にあるが、今後 は職場の状況に応じた向上策を主 体的に実施することが重要であり、 そのための支援 職員の情報発信力の向上。そのため の継続的な支援 【柱立て3:未来を創造する戦略】 戦略会議の設置 将来構想に関する事項や、組織横断的な重要事 項について審議する体制を構築 シティプロモー ション 子育て世代をターゲットに定住促進プロモー ション冊子作成及びウェブサイト、フェイスブ ックを開設 引き続き社会経済情勢の変化に対 応するトップマネジメント支援の 継続 効果的なプロモーション手法につ いて更なる研究及びノウハウの蓄 積 【柱立て4:柔軟で足腰の強い組織】 職制・職務権限の 見直し 部長、副部長、課長、副課長及び担当長に決定 権限を集約し、役割と権限を明確化するととも に、意思決定の迅速性を向上 課長の政策立案機能及び経営能力 の更なる向上。担当長のマネジメン ト機能の強化 事業・事務の見直 し 328 事業・事務を見直し、約 3 億円を削減(H25 予算比) 。民間提案型アウトソーシング制度を創設、放 課後児童クラブを外部委託化 税制改正等に伴う大幅な歳入減に 対応するため、更なる取組の強化・ 推進 目標管理・人事考 課制度 組織・職制の見直しに伴い、考課ルートや評価 項目の見直しを実施 地方公務員法改正に伴う技能労務 職への制度導入。一般職への考課結 果の処遇反映 健全財政の推進 事業の見直し等による経費削減。広告事業等に よる歳出削減。市債残高 742 億円、資金積立基 金残高 597 億円(H27 末見込み) 法人課税の見直しや社会保障関係 費の増大など様々な課題に直面す る中での健全維持対策 ※上記の取組実績は平成 25・26 年度のものです。平成 27 年度の実績は年度終了後に取りまとめて別途公表します。 3 3 第2次地域経営戦略プラン (1)第2次地域経営戦略プランの概要 第2次地域経営戦略プランにおいては、前プランの取組を継承しつつ、取組の課題や前プラン策定 時以降の本市を取り巻く環境変化、現状における市政経営の取組等を踏まえて、3つの視点を重視し 取り組んでいきます。 ①主な環境変化と対応 外部環境の変化 内部環境の変化 税制改正(法人市民税の一部国税化、法人実効税率の引下げ等) ⇒ 未利用財産の有効活用、民間資金活用、未収債権の回収強化 ラグビーワールドカップ 2019、東京オリンピック・パラリンピックの開催 ⇒ 外国人観光客の増加、国際化の推進 ICT活用による業務の効率化・市民サービスの向上 ⇒ マイナンバー制度有効活用(マイナポータルの活用) 地方創生・地方分権改革等に係る規制緩和 ⇒ 地方版総合戦略の推進、地方分権に関する提案募集制度の活用 「WE LOVE とよた」の取組推進 ⇒ 地産地消等地域内経済循環の推進、ポジティブな情報の発信 「ミライ・チャレンジ都市」の推進 ⇒ 産学官民連携の推進、高等教育機関との連携領域の拡大 大量退職、大量採用に伴う職員年齢構成の変化 ⇒ 再任用職員の活用、職員の力を最大限引き出す仕組みづくり 業務量及び時間外勤務の増加 ⇒ 仕事内容・工程見直しによる合理化、事務の簡素化・組替え・統合 施設マネジメント ⇒ 適正規模・適正配置、長寿命化、財政負担の平準化 ②プラン策定の視点 視点1 現行プランにおいて構築した仕組み、着手した取組を新たなステージに発展 視点2 大胆な発想で仕事の仕方を見直し、新たな財源の確保、事務の効率化・歳出改革を加速 視点3 平成 31 年以降(ラグビーワールドカップ 2019・東京オリンピック・パラリンピックの開催、 財源の大幅減少)を見据えた戦略を推進 ③計画期間 平成 28 年度~30 年度(3 か年) ④戦略方針 ・4つの柱立てによる 34 の戦略方針を位置付け ・「WE LOVE とよた」 、「ミライ・チャレンジ都市」の取組などを新規設定 ・ 「民間活力の積極的な活用」、 「歳入・歳出の見直し」 「公共施設等マネジメントの推進」などを 充実 ⑤行動計画 ・91 所属、176 の行動計画を位置付け ・このうち、新規掲載の行動計画 98 4 (2)プランの進捗管理・評価 ①行動計画の進捗管理・評価 年次計画を明示し、各年度終了時に取組実績と進捗状況をとりまとめて公表します。計画どおりに 進捗していない場合は改善します。 また、各行動計画に「期待される成果」を明示し、計画期間終了時における達成状況を定量的・定 性的に評価し、取組の成果をわかりやすく公表します。 具体的には、「期待される成果」に対して、数値化できるものについては、目標値を設定して数値 目標に対する達成状況について評価します。また、数値化できないものについては、「□□が□□し ている」など、行動計画を通してどのような状態になることを目指すのかを文書で表現し、その達成 状況を定性的に評価します。 ②プラン全体の評価 戦略プランの2つの視点である「多様な主体の取組の推進」と「市役所の改革」に対する成果を端 的に表す総括的な成果指標の設定は困難なことから、各視点に連なる4つの柱立てについて、定量 的・定性的な視点に基づいて評価し、戦略プランの取組成果をわかりやすく公表します。 具体的には、各戦略方針において、可能な範囲で指標を示して定量的に評価するとともに、定量的 な評価が困難な項目については、行動計画の取組内容や実績など取組全般の状況を踏まえて定性的に 評価します。 柱立て 1 共働の推進 2 豊田市役所 品質の確立 3 未来を創造 する戦略 戦略方針 評価指標 1-1 地域との連携強化 - 1-2 多様な活動主体との連携強化 連携件数 1-3 まちづくりの担い手の拡大 まちづくりの担い手拡大数 1-4 民間活力の積極的活用 PPP手法への転換事業・事務数 2-1 市民サービスの質的向上 市民窓口アンケート結果 2-2 効率的・効果的な事務執行への転換 時間外勤務時間数(自課分) 2-3 透明性の高い行政経営の推進 - 3-1 戦略的な施策の推進 - 3-2 ミライ・チャレンジ都市の推進 ミライチャレンジパートナーシップ事業支援数 3-3 WE LOVE とよたの推進 - 4-1 職員力・組織力の向上 - 財源確保の取組による歳入額 4-2 歳入・歳出の見直し 4 柔軟で足腰の 強い組織 改善提案による経費削減 事業・事務等の見直しよる経費削減額 4-3 公共施設等のマネジメントの推進 4-4 公営企業会計における持続可能な 財政構造の確立 4-5 協会公社等の経営健全化 5 - 経営指標(自己資本比率等) 経営指標(自己資本比率等) (3)行動計画一覧 【 1 共働の推進(市民力・地域力・企業力の発揮) 】 ※丸数字の白抜きは、新規掲載の行動計画 戦略方針 行動計画名 所管課 ページ 1-1 地域との連携強化 1-1-1 地域自治システムの更なる発展 ①地域意見集約手法及び評価方法の確立 地域支援課・各支所 12 ②地域予算提案事業の活性化 地域支援課・各支所 12 地域支援課 13 避難行動要支援者対策の強化 地域福祉課 13 地域特性を踏まえた地域主体の健康づくりの推進 地域保健課 14 ④共働による基幹バス・地域バスの評価、改善の実施 交通政策課 14 公園課 15 国際まちづくり推進課 16 人事課 16 地域支援課 地域支援課 17 1-1-2 自治組織との連携強化 ①自治区・地区コミュニティ会議との連携強化 ⑤地域住民による都市公園の管理 1-2 多様な活動主体との連携強化 1-2-1 市民・NPO・ボランティア団体との連携強化 ラグビーワールドカップ 2019 の開催を契機とする外国人のおもてなし を推進するための関係団体との連携強化 ②市民との共働体験を通して学ぶ職員研修の実施 ③利用しやすい共働事業提案制度の運用と共働の理解促進 市民と行政の共働による市民活動促進計画づくり (市民活動センター) 17 交通安全防犯課 18 ⑥認知症高齢者等の徘徊・見守り SOS ネットワークの構築 地域福祉課 18 ⑦高齢者の見守り・支え合い活動への支援 地域福祉課 19 ⑧地域ケア会議等を通じた地域の高齢者の支援体制の強化 地域福祉課 19 ⑨福祉センター「交流コーナー」の機能の充実と市民・団体活動の活性化 (福)総務課 20 ⑩ヘルスサポートリーダーとの共働による地域の健康づくりの推進 地域保健課 20 子ども家庭課 21 ⑫市民との共働による身近な自然環境の保全と自然環境学習の推進 環境政策課 21 ⑬不法投棄パトロール隊の拡大と支援の推進 清掃業務課 22 予防課 22 福祉関連団体と連携した高齢者交通安全防犯啓発の充実 ⑪地域で親育ちを支援するおめでとう訪問(乳児家庭全戸訪問事業)の実施 少年消防クラブ員に対する水難事故対策の推進 ⑮市民ボランティア団体との共働による公園整備事業の推進 公園課 22 スポーツ課 23 図書館 23 学校教育課 24 学校づくり推進課 24 ①大学等との包括連携協定事業の推進 経営戦略室 25 ②企業との包括連携協定の促進 地域支援課 25 生涯学習課 生涯学習課 26 ⑯地域ぐるみで行う「元気っ子プログラム」の展開 ⑰ボランティアとの共働による図書館サービスの充実 豊田市版コミュニティ・スクールの推進 ⑲学校支援地域本部の設置推進 1-2-2 企業・高等教育機関との連携強化 企業・大学等との共働による科学・ものづくり学習の推進 企業等との連携によるワーク・ライフ・バランスや女性の就労継続支援の推進 企業と共働で行うエコツアーの推進 協定企業のノウハウを活かした中小企業の環境取組の強化 ⑦まちかど救急ステーションの設置促進 消防団応援事業の推進 大学講師等との共働による防火・防災講座、企画展の開催 ⑩企業・大学との連携強化による美術館の利用促進 6 (男女共同参画センター ) 環境保全課 26 27 環境保全課 27 警防救急課 28 (消)総務課 28 予防課 29 美術館 29 1-3 まちづくりの担い手の拡大 1-3-1 まちづくりの担い手の発掘と育成 都心の公共空間の使い手、担い手の発掘 都市整備課 地域支援課・各支所 30 交流館における地域活動コーディネート機能の発揮 生涯学習課 31 企業退職者や大学生などの地域活動への参加促進 地域福祉課 31 次世代育成課 32 文化振興課 32 文化財課 33 地域防災の担い手確保に向けた大学生等の消防団入団促進 (消)総務課 33 ⑨応急手当講習の指導を担う応急手当インストラクターの養成 警防救急課 34 ⑩企業内で応急手当の指導ができる応急手当普及員の育成 (南)管理課 34 行政改革推進課 35 人事課 35 公用車のメンテナンスリース化の推進 (総)庶務課 36 公用車運転業務の民間委託の推進 (総)庶務課 36 次世代育成課 36 区画整理1課 37 防災学習センターで開催する企画展の外部委託化 予防課 37 公立こども園の民間移管の推進 保育課 37 行政改革推進課 38 卸売市場 38 図書館 39 行政改革推進課 40 PFI方式による新北部給食センターの整備 保健給食課 40 市営住宅建替え事業における民間資金・活力の積極的な活用 建築住宅課 41 ②わくわく事業の新たな担い手発掘 学生人材ネットワークの活用による地域活動を担う学生の発掘 ⑥とよたデカスプロジェクトによる市民参加を目指した文化芸術活動の促進 ⑦とよた歴史マイスターによる歴史・文化財の普及・啓発活動の促進 30 1-4 民間活力の積極的活用 1-4-1 民間委託化・民営化の推進 ①民間提案型アウトソーシング制度の推進 現業業務の委託化の検討 ⑤放課後児童クラブ民間委託の推進 土地区画整理事業における補償業務・工事業務の外部委託化 1-4-2 指定管理者制度の活用 指定管理者制度に係るモニタリング評価の強化 公設地方卸売市場への指定管理者制度の導入検討 中央図書館における指定管理者制度の導入 1-4-3 PFI方式の活用 PFI基本方針及びマニュアルの改訂 【 2 豊田市役所品質の確立 】 戦略方針 行動計画名 所管課 ページ 2-1 市民サービスの質的向上 2-1-1 市民ニーズの的確な把握・対応 ①市民からの要望・意見等に対する的確な対応 市民相談課 地域支援課・各支所 42 人事課 43 公共施設予約システムの導入 行政改革推進課 43 マイナンバーカードの利活用策の検討 行政改革推進課 44 マイナポータルの活用方法の検討 行政改革推進課 44 コンビニエンスストアでの証明書交付サービスの開始 市民課 44 旅券事務窓口の開設に伴う運営体制の確立 市民課 45 生活福祉課 45 子ども家庭課 46 ②市民ニーズを踏まえた支所サービス向上 42 2-1-2 利便性を高める市民サービスの提供 ①市民満足向上プロジェクトの実施 生活困窮者の自立支援方策の実施 育児相談コールセンターの設置 7 切れ目のない在宅医療・介護サービスの提供 地域福祉課 46 マイナンバー制度における自治体間情報連携への対応 情報システム課 47 財務会計システムの改修を通じた事務の効率化 行政改革推進課 47 ③文書保存の適正化 (総)庶務課 48 ④社会福祉法人・施設の指導監査体制の強化 (福)総務課 48 ごみ減量推進課 49 保健給食課 49 行政改革推進課 50 人事課 50 環境政策課 51 市政発信課 52 行政改革推進課 52 介護保険課 53 教育政策課 53 ①市政情報の見える化・見せる化の推進 市政発信課 54 ②広報媒体の効果的な活用 市政発信課 54 ③職員の情報発信力の強化 市政発信課 55 ④福祉センター「情報コーナー」の福祉情報発信拠点としての活用促進 (福)総務課 55 ⑤市民の救急医療機関適正受診を促すための情報発信 (福)総務課 56 水道整備課 56 情報システム課 57 (総)庶務課 57 2-2 効率的・効果的な事務執行への転換 2-2-1 業務内容・プロセスの改善 雑紙分別の周知啓発によるリサイクルの推進 ⑥効果的・効率的な給食センターの配置見直し 2-2-2 改善を継続する職場づくり ①提案制度の活発化 ②とよたチャレンジプロジェクトの実施 ③豊田市役所での省資源・省エネ行動の推進 2-3 透明性の高い行政経営の推進 2-3-1 政策形成過程からの市民参画の促進 ①パブリックコメント制度及び E モニター制度を活用した市民参画の充実 審議会等への公募委員の積極的登用 ③積極的な市民参画による第7期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計 画の策定 教育ニーズを十分に踏まえた(仮称)第3次教育行政計画の策定 2-3-2 効果的な情報発信 災害時における飲料水確保のPR 2-3-3 情報の公開 オープンデータ事業の展開 ②歴史公文書等の公開 【 3 未来を創造する戦略 】 戦略方針 行動計画名 所管課 ページ 3-1 戦略的な施策の推進 3-1-1 持続可能な都市の実現に向けた戦略的な施策展開 地方分権改革の積極的な推進 施策・事業の実効性を高める行政評価制度の構築 多様な再生可能エネルギー等を活用した中山間地でのエネルギー自給 モデルの確立 ④政策法務の推進による自主条例づくり 広域連携による気候変動対策の推進 経営戦略室 58 企画課 58 環境モデル都市推進課 59 法務課 59 環境政策課 59 経営戦略室 60 経営戦略室 60 経営戦略室 61 3-1-2 トップマネジメント支援の推進 ①戦略会議の運営 総合教育会議の運営 3-2 ミライ・チャレンジ都市の推進 3-2-1 市民・企業等のチャレンジを支援する取組の推進 ミライ・チャレンジパートナーシップ事業による実証実験の支援 8 市民発!ミライ☆チャレンジプロジェクトによる未来志向の取組支援 環境・エネルギー分野等に関する先進的実証事業への支援 ④持続可能な社会に向けたエコファミリーの輪の拡大 企画課 61 環境モデル都市推進課 62 環境政策課 62 ものづくり産業振興課 63 財政課 64 経営戦略室・商業観光課 64 農政課 65 地域材の利用拡大 森林課 65 地域材加工流通体制の整備 森林課 66 (仮称)ふるさとの川づくり事業 河川課 66 文化財課 67 学校教育課 67 市政発信課・企画課 68 地域資源の魅力発信 商業観光課 69 豊田市観光協会の機能強化 商業観光課 69 (仮称)ものづくり創造拠点の整備 3-3 WE LOVE とよたの推進 3-3-1 郷土愛の醸成・ミライへの投資 ふるさと寄附金の活用による郷土愛醸成の取組の推進 地域資源の利用促進と魅力向上 ③地産地食の推進 市民の歴史・文化への誇りと愛着を育む歴史文化継承事業の推進 とよた大好きっ子カリキュラムの効果的な運用 3-3-2 シティプロモーションの推進 ①定住促進プロモーションの推進 【 4 柔軟で足腰の強い組織 】 戦略方針 行動計画名 所管課 ページ 人事課 70 4-1 職員力・組織力の向上 4-1-1 効率的・効果的な組織体制の構築 ①職員数(定員管理)の適正化 ②組織機構の検証と見直し 行政改革推進課 70 上水運用センター 71 ①職制及び職務権限の検証と見直し 人事課 72 ②役職者のガバナンス・マネジメント能力の強化 人事課 72 ③部局における法務マネジメント力の強化と政策法務推進担当の育成 法務課 73 ①戦略的な採用活動の実施 人事課 74 ②人事考課制度の見直し 人事課 74 ③女性職員の活躍促進 人事課 75 ④再就労職員の活用 人事課 75 ⑤次代を担う若手職員の育成 人事課 75 とよたを愛する職員の育成 人事課 76 技術系職員の人材育成 技術管理課 76 消防職員の人材育成 (消)総務課 77 開発審査課 77 ①危機管理体制の推進 秘書課 78 ②コンプライアンス(法令遵守)の確立した組織づくり 法務課 78 (総)庶務課 79 行政改革推進課 79 会計課 80 ③水道 GLP を適用した水質検査体制の拡充 4-1-2 組織マネジメントの強化 4-1-3 組織力の向上に繋がる人材の確保と育成 ⑨適正かつ円滑に開発許可制度を運用するための人材育成 4-1-4 リスクマネジメント体制の強化 ③公用車事故の防止 事務ミス防止対策の推進 適正な会計事務執行の全庁支援体制づくり 9 ⑥豊田市業務継続計画(BCP)の適切な運用 防災対策課 80 (上下水)総務課 81 人事課 82 人事課 82 ③職員のモチベーション向上のための取組の実施 人事課 83 ④心身の健康づくり事業の実施 人事課 83 ⑤職員交流事業の実施 人事課 84 財政課 85 財政課 86 市政発信課 86 行政改革推進課 86 納税課 87 納税課 87 料金課 88 市政発信課 89 ②事業・事務の見直しの推進 財政課 89 ③補助制度の適正運用の推進 行政改革推進課 90 環境保全課 90 清掃施設課・清掃業務課 91 国民健康保険の保険給付費の適正化の推進 国保年金課 91 構造物の仕様や施工方法の見直し 建築住宅課 92 街路樹の管理及び植樹帯の見直し 街路課・道路維持課 92 企画課 93 建設部全課 93 上下水道局業務継続計画(上下水道BCP)の適切な運用 4-1-5 働きやすい職場環境づくり ①長時間勤務の改善 多様なニーズに応じた柔軟な働き方の検討 4-2 歳入・歳出の見直し 4-2-1 財政分析の推進 財政構造の変化に対応した財政指標の策定と財政運営 4-2-2 歳入確保の強化 ①広告事業実施数の拡大 ホームページの広告枠拡大による歳入確保 使用料・利用料金の減免規定の見直し ④市税収納率の維持と未収債権額の削減 税と税外債権一体徴収の推進 給排水申請事務に係る手数料収入等の確保と公共ます設置費の負担の 見直し 4-2-3 歳出の不断の見直し 広報とよたの見直しに伴う歳出削減 大気汚染物質排出量総合調査の見直しに伴う歳出削減 一般廃棄物の収集・処分に係る燃料費の見直し 4-3 公共施設等のマネジメントの推進 4-3-1 総合的・計画的な管理の構築 公共施設等総合管理体制の構築 道路・河川施設の総合的な管理体制の構築 清掃施設の管理計画の策定 水道事業及び下水道事業におけるストックマネジメント計画の策定 ごみ減量推進課 94 上水運用センター・ 地域水道課・水道維持課・ 水道整備課・下水道建設課・ 下水道施設課 94 財産管理課 95 4-3-2 計画的・効果的な維持保全 ①公共建築物の計画的・効果的な維持保全 公園施設の計画的・効果的な維持管理の推進 公園課 95 道路予防保全課・河川課 道路維持課・地域建設課 96 街路樹の適正な維持管理 道路維持課 96 水道管路の効率的な維持管理 水道維持課 97 学校づくり推進課 97 財産管理課 98 次世代育成課 98 (消)総務課 99 道路・河川施設の計画的・効果的な維持管理の推進 学校施設の計画的な保全改修の実施 4-3-3 有効活用・再配置の推進 ①公共施設等の有効活用・再配置の推進 小学校校舎を有効活用した放課後児童クラブの活動室整備 消防団詰所格納庫等の整備の推進 10 4-4 公営企業会計における持続可能な財政構造の確立 4-4-1 健全経営に向けた取組 上下水道事業経営計画の策定と評価・検証 経営管理課 100 次期水道料金、下水道使用料の決定 経営管理課 100 簡易水道事業と上水道事業の経営統合の推進 経営管理課 101 上下水道局機能の向上(庁舎分散配置の解消) 経営管理課 101 協会公社経営健全化計画の策定支援 行政改革推進課 102 協会公社等における職員の給与構造の見直し 行政改革推進課 102 4-4-2 効率的・効果的な組織体制の見直し 4-5 協会公社等の経営健全化 4-5-1 安定的な財務体質の構築 (4)行動計画詳細の見方 この行動計画を実行する部課名を記載しています。 行動計画の目指す成果(H30 年度を想定)を記載しています。 数値化できるものは目標値を設定しています。 成果の達成に向けた各年度の取組内容を記載しています。 数値化できるものは目標値を設定しています。 年度終了時に検証し、必要に応じて次年度の内容を見直します。 進捗状況を記載します。 (実施・一部実施・未実施) 計画どおり進捗していない場合は、改善します。 各年度の取組実績を記載します。 その結果については毎年公表します。 「期待される成果」に対してどのような結果になっ たのか、3 年間の取組実績を踏まえて評価します。 「期待される成果」に対する達成度を記載します。 (達成・概ね達成・未達成) 「H28 年度実績」欄から「3 年間の評価」欄については、記入時に随時追記します。 11 4 第2次地域経営戦略プラン行動計画 1 共働※の推進(市民力・地域力・企業力の発揮) ― 共働を推進するための取組の強化と意識改革 ― 戦略方針 1-1 地域との連携強化 地域の課題を地域住民が主体となって解決していくため、地域との連携を更に強化していく。 1-1-1 地域自治システムの更なる発展 地域住民の意見を市政に反映するとともに、地域の課題を地域住民自ら考え実行するための仕組 み(地域自治システム)の更なる発展を図る。 所管部局 行動計画① 取組内容 地域意見集約手法及び評価方法の確立 社会部 地域支援課・各支所 ・地域の状況を把握するためのカルテの整備 ・地域課題抽出のための新たな手法による意見集約モデルの試行検証 期待される ・多様な手法を用いて地域からの意見集約を行い、評価及び特性を地域カルテにまと 成果 めて地域課題の解決を図ることで、住民主体によるまちづくりが進められている。 年次計画 28年度 29年度 30年度 ・地域カルテ(自治力の見える 化カルテ、地域情報カルテ)作成 ・事業評価アンケート実施(6,500 世帯) ・地域カルテを活用したまち づくりの推進 ・新たな手法による意見集 約モデル事業の実施及び 検証 ・新たな手法による意見集約 モデル事業の実施及び検証 ・地域カルテを活用したまちづ くりの推進 ※ 共働…市民と行政が協力・連携すること(通常これを協働というが、本市ではそれに加え、共通する目的のために、 それぞれの判断で、それぞれが別で行動することも含まれる。 ) 所管部局 行動計画② 取組内容 期待される 成果 年次計画 地域予算提案事業※1 の活性化 社会部 地域支援課・各支所 ・地域予算提案事業の活用方法の検討(過去の地域予算提案事業実績の検証、検証結 果を分析し活用方法の検討、検討結果を事業に反映) ・各地域会議※2 で、他の地区で実施された事業の成果効果を活かした効率的、効果的 な事業計画が策定されている。 28年度 29年度 30年度 ・地域予算提案事業の実績 の分析及び整理を行い、 地域予算提案事業検討資 料を作成 ・地域予算提案事業検討資 料を参考にして事業計画 を策定 ・地域予算提案事業検討資 料を参考にして事業計画 を策定 ・地域予算提案事業検討資 料の修正及び更新 ・地域予算提案事業検討資 料の修正及び更新 ※1 地域予算提案事業…地域会議により集約された地域意見を、支所が市の予算案に反映させることで地域課題を解決す る仕組み。地域課題を解決するための事業の必要経費を事業計画書による提案を通じ、市の予算案に反映させる。 ※2 地域会議…都市内分権を推進するため、中学校区ごとに置かれ、地域の意見を集約・調整し、市政へ反映させるため の審議機関のこと。 12 戦略方針 1-1 地域との連携強化 1-1-2 自治組織との連携強化 地域主体による地域づくりを推進するために、その活動の核となる自治組織(自治区、地区コミ ュニティ会議など)との連携を強化する。 所管部局 行動計画① 自治区・地区コミュニティ会議との連携強化 社会部 地域支援課 ・区長会、地区コミュニティ会議会長連絡会へ庁内各課からの依頼・情報提供等を行 取組内容 う際の連携強化 ・自治区、地区コミュニティ会議の運営支援のための効果的・効率的な補助制度運用 ・自治区加入への理解を深めるための自治区加入促進ハンドブックの作成 期待される 成果 ・自治区運営に対する支援を向上させることで、地域の活動が更に活性化され、自治 区加入率が向上しているなど自治区への理解が高まっている。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・区長会等との連携強化 ・区長会等との連携強化 ・区長会等との連携強化 ・自治区への補助金等の検 討 ・自治区への補助金等の検 討 ・自治区への補助金等の検 討 ・自治区加入促進ハンドブック の作成 ・自治区加入促進ハンドブック の活用 ・自治区加入促進ハンドブック の活用 (自治区加入率:82.67%) (自治区加入率:82.70%) (自治区加入率:82.80%) 所管部局 行動計画② 避難行動要支援者※1 対策の強化 市民福祉部 地域福祉課 ・避難をするのに支援を要する人(避難行動要支援者)の個別支援台帳※2 作成を通じ 取組内容 た避難行動要支援者情報の共有・活用 ・災害時の避難支援計画(行動マニュアル)を活用した地域の支援体制づくり 期待される 成果 年次計画 ・避難行動要支援者に対する支援体制の構築が図られている。 28年度 29年度 30年度 ・地区別要支援者検討会の 開催支援・促進 ・要支援者参加型の地域防 災訓練の支援・企画 ・地区別活動マニュアルの 作成支援・促進 ・避難行動要支援者の個別 支援台帳の作成・共有 ・避難行動要支援者の個別 支援台帳の作成・共有 ・避難行動要支援者の個別 支援台帳の作成・共有 ・避難支援計画に基づく避 難所の整備・機能強化 ・避難支援計画に基づく避 難所の整備・機能強化 ・避難支援計画に基づく避 難所の整備・強化 ※1 避難行動要支援者…災害が発生し、または災害が発生するおそれがある場合に自ら避難することが困難な者であって、 その円滑かつ迅速な避難の確保を図るため特に支援を要する者 ※2 個別支援台帳…避難行動要支援者がそれぞれの状況に応じて、どのような避難誘導が必要かをあらかじめ整理し、詳 細な情報を記載したもの 13 戦略方針 1-1 地域との連携強化 1-1-2 自治組織との連携強化 行動計画③ 所管部局 地域特性を踏まえた地域主体の健康づくりの推進 (きらきらウェルネス地域推進事業) 健康部 地域保健課 ・地域特性を踏まえた健康づくりを推進するため、各種健康関連データに基づき健康 課題を抽出する地域診断の実施 取組内容 ・地域住民と健康課題を共有し、中学校区ごとの健康づくり事業を取りまとめる意見 交換会の開催(順次) ・意見交換会の意見を基にした、地域の健康づくり事業計画の作成を支援し、共働に よる事業の実施 期待される 成果 年次計画 ・地域の主要団体の代表者等を対象とした意見交換会を通じ、地域主体の健康づくり 活動推進意識の向上と、PDCAサイクル※に基づいた地域の健康づくりに取り組む 中学校区の拡大が図られている。 28年度 29年度 30年度 ・地域診断の実施(各中学 校区) ・地域診断の実施(各中学 校区) ・地域診断の実施(各中学 校区) ・各地区への健康課題の周知 ・各地区への健康課題の周知 ・各地区への健康課題の周知 ・意見交換会開催(4地区) ・意見交換会開催(4地区) ・意見交換会開催(4地区) ・地域健康づくり事業計画 の作成支援 ・地域健康づくり事業計画 の作成支援 ・地域健康づくり事業計画 の作成支援 ※ PDCAサイクル…計画を実行し、その結果を検証した後、改善策や更なる次の施策に結び付け、 その結果を次の計 画にいかす継続的なプロセス、仕組みのこと。Plan(計画) ・ Do(実行) ・Check(検証) ・Act(改善)の頭文字を取り、 このように呼ばれる。 所管部局 行動計画④ 共働による基幹バス・地域バスの評価、改善の実施 都市整備部 交通政策課 ・有識者による評価会議を開催し、各路線の評価及び、地域バス運営協議会に対し路 取組内容 線の目標立案や利用促進の取組、運行サービス改善について助言 ・交通事業者、地域住民との共働により、路線の利用促進の取組や運行サービス改善 の検討と実施 期待される ・市民(地域)・交通事業者・行政が一体となり、各主体が改善意識を持ちながら、共 成果 働の視点で地域の公共交通の担い手となり、持続可能な公共交通を構築している。 年次計画 28年度 29年度 30年度 ・今後5年間を見据えた目 指すべき運行状態に向け た取組計画の立案 ・立案した計画を基にした 改善、改編の実施 ・立案した計画を基にした 改善、改編の実施と振返 り ・評価会議による路線評価 と地域が立案した取組計 画に対する助言 ・評価会議から、地域バス運 営協議会の 利用促進の取 組状況や運行サービス 改善 について助言 ・交通事業者との意見交換 の実施 ・交通事業者との意見交換 の実施 ・地域との意見交換の実施 ・地域との意見交換の実施 ・交通事業者との意見交換 の実施 ・利用状況等の公表 ・利用状況等の公表 ・地域との意見交換の実施 ・評価会議から、地域バス運 営協議会の 利用促進の取 組状況や運行サービス 改善 について助言 ・利用状況等の公表 14 戦略方針 1-1 地域との連携強化 1-1-2 自治組織との連携強化 所管部局 行動計画⑤ 取組内容 期待される 成果 年次計画 地域住民による都市公園の管理 都市整備部 公園課 ・地域住民が行うことができる業務の地域住民組織への委託化 ・平成 30 年度までに住民管理公園数を7公園から 10 公園に拡大している。 28年度 29年度 30年度 ・地域住民の公園維持管理組 織の立ち上げ ・地域住民の公園維持管理 組織の立ち上げ ・地域住民の公園維持管理組 織の立ち上げ ・地域住民による公園維持管 理の実施 ・地域住民による公園維持 管理の実施 ・地域住民による公園維持管 理の実施 15 戦略方針 1-2 多様な活動主体との連携強化 一層魅力ある豊田市となるために、多様な主体による多様なサービスが提供されるよう、市民・ 企業・大学等との連携を更に強化していく。 1-2-1 市民・NPO・ボランティア団体との連携強化 限られた経営資源の中で様々な行政課題を解決するために、市民・NPO・ボランティア団体と の連携を強化した共働の取組を推進する。 所管部局 ラグビーワールドカップ 2019 の開催を契機とす 行動計画① る外国人のおもてなしを推進するための関係団体 との連携強化 取組内容 期待される 成果 年次計画 経営戦略室 国際まちづくり推進課 ・国際交流・文化・観光に係るボランティア団体、大学等で構成する(仮称)外国人おも てなし市民会議の設立 ・外国人向けツアーの受入先募集、登録、紹介、広報等 ・多言語ガイドボランティアの募集・育成 ・来訪外国人を対象としたアンケート調査の実施 ・ホームスティ・ホームビジットの募集・育成・斡旋 ・歓迎案内マップの作成支援 ・ラグビーワールドカップやビジネスで訪れた外国人が再び訪れたいまちをつくるこ とで、外国人来訪者と滞在日数が増加している。 28年度 29年度 30年度 ・(仮称)外国人おもてなし 市民会議設立(参加団体数 21 団体) ・外国人向け交流ツアーの受入 先の募集、登録、紹介、 広報等 ・外国人向け交流ツアーの受入 先の募集、登録、紹介、 広報等 ・外国人向け交流ツアーの受入 先の募集、登録、紹介、 広報等 ・多言語ガイドボランティアの募 集、育成 ・多言語ガイドボランティアの募 集、育成 ・ホームスティ・ホームビジットの 募 集、育成、斡旋 ・ホームスティ・ホームビジ ットの募 集、育成、斡旋 ・歓迎案内マップ作成支援 ・歓迎案内マップ作成支援 ・多言語ガイドボランティアの募 集、育成 ・来訪外国人へのアンケート調査 所管部局 行動計画② 取組内容 期待される 成果 市民との共働体験を通して学ぶ職員研修の実施 人事課 ・若手職員を対象として、地域活動団体やNPOの活動体験を行うことで、地域活動 の実情や共働について学ぶ研修を実施 ・市民との活動経験を通じて、地域自治及び多様な活動主体の現状を知り、共働の推 進ができる職員が育成されている。 28年度 年次計画 総務部 ・パートナーシップ研修※ (採用4年目程度の職員全 員を対象に実施) 29年度 ・評価、検証、改善 30年度 ・評価、検証、改善 ※ パートナーシップ研修…職員が自治区や市民活動等の現場を知ることで、市民と共働することの意義を学ぶ、中堅職 員としての資質を高めることを目的とする研修 16 戦略方針 1-2 多様な活動主体との連携強化 1-2-1 市民・NPO・ボランティア団体との連携強化 行動計画③ 所管部局 利用しやすい共働事業提案制度の運用と共働の理 解促進 社会部 地域支援課 ・共働の理解促進のための研修の充実 取組内容 ・事業評価シートの作成と共働推進コア会議を利用した事業評価の実施 ・共働事例の蓄積によるハンドブック作成 期待される 成果 ・共働事業提案制度を利用した共働事業が増加している。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・提案制度の運用改善 (採択事業 4 件) ・提案制度の運用改善 (採択事業 4 件) ・提案制度の運用改善 (採択事業 4 件) ・共働推進責任者(担当 者)研修の実施 ・共働推進責任者(担当 者)研修の実施 ・共働推進責任者(担当 者)研修の実施 ・事業の経過調査及び事業 評価シートの作成 ・事業評価シートによる分析と 手法整理 ・事業評価シートを活用した共 働ハンドブックの作成 ※ 共働事業提案制度…市民活動団体と行政が、お互いに協力・連携して取り組みたいと考えるテーマに対する団体から の事業提案を、公開審査及び協議・調整を経て事業化する制度 所管部局 行動計画④ 取組内容 期待される 成果 年次計画 市民と行政の共働による市民活動促進計画づくり 社会部 地域支援課 (市民活動センター) ・市民活動促進委員会と行政の共働による第3期市民活動促進計画(計画期間: 平成 30 年度~平成 34 年度)の策定と進捗確認 ・市民・団体・中間支援組織・企業・行政の連携をより深め、市民活動を活発にする第3 期市民活動促進計画が策定されている。 ・計画に基づく取組が着実に推進され、その進捗状況が的確に確認されている。 28年度 29年度 30年度 ・第2期市民活動促進計画 の効果の確認と課題の整 理 ・第3期市民活動促進計画 の策定 ・第3期市民活動促進計画 に基づいた取組の実施と 進捗状況の確認 ・第3期市民活動促進計画 策定に向けたデータ収集 17 戦略方針 1-2 多様な活動主体との連携強化 1-2-1 市民・NPO・ボランティア団体との連携強化 行動計画⑤ 所管部局 福祉関連団体と連携した高齢者交通安全防犯啓発 の充実 社会部 交通安全防犯課 ・福祉関連団体との連携による高齢者交通安全防犯啓発の充実 取組内容 ・認知症高齢者等の家族に対する運転免許証自主返納制度の促進 ・民生委員等と連携した防犯活動の推進 期待される 成果 ・福祉関連団体と連携した交通安全防犯の取組等により、高齢者の交通事故死傷者数 と、高齢者が被害に遭う犯罪件数が減少している。 28年度 ・検討部会の開催 年次計画 行動計画⑥ ・提供情報の種類、内容、 提供方法・個人情報保護等 課題の整理・検討 29年度 30年度 ・聞き取り内容、情報共有 化体制の構築 ・高齢者交通安全防犯世帯 訪問事業と福祉関連団体 との連携強化 ・高齢者交通安全防犯世帯 訪問事業と福祉関連団体 との連携開始 所管部局 認知症高齢者等の徘徊・見守り SOS ネットワーク の構築 市民福祉部 地域福祉課 ・認知症高齢者の行方不明情報を携帯電話等にメールで一斉配信 取組内容 ・徘徊高齢者に対し、実際に声掛けや対応が行えるように地域包括支援センター※1 と 自治区が共催の「徘徊高齢者捜索模擬訓練」の実施 ・理解者拡大のための認知症サポーター※2 の養成 期待される 成果 年次計画 ・認知症について理解をし、地域で見守る理解者が増加している。 28年度 29年度 30年度 ・ か え る メ ー ル と よた の 周知 (登録者数 1,000 人) ・ か え る メ ー ル と よ た の周知 (登録者数 1,300 人) ・ か え る メ ー ル と よ た の周知 (登録者数 1,600 人) ・徘徊模擬訓練の実施 (20 回) ・徘徊模擬訓練の実施 (25 回) ・徘徊模擬訓練の実施 (27 回) ・認知症サポーター養成講座の 開催(累計 15,000 人) ・認知症サポーター養成講座の 開催(累計 17,000 人) ・認知症サポーター養成講座の 開催(累計 19,000 人) ・ささえあいネット※3 登録機関 拡大(1,730 件) ・ささえあいネット登録機関拡 大(1,750 件) ・ささえあいネット登録機関拡 大(1,750 件) ※1 地域包括支援センター…地域の高齢者の総合相談、介護予防のための支援、高齢者の虐待防止、権利擁護や地域の支 援体制づくりなどを行い、高齢者の保健医療の向上及び福祉の増進を包括的に支援する機関のこと。 ※2 認知症サポーター…認知症に対する正しい知識とその具体的な対応方法等を理解して、認知症高齢者やその家族を見 守り、自分のできる範囲で支援を行う人のこと。 ※3 ささえあいネット…高齢者やその家族が、住み慣れた地域で安心して生活ができるよう、地域の関係協力機関と地域 包括支援センターが連携し、見守りや支援を行うネットワークのこと。 18 戦略方針 1-2 多様な活動主体との連携強化 1-2-1 市民・NPO・ボランティア団体との連携強化 所管部局 行動計画⑦ 高齢者の見守り・支え合い活動への支援 市民福祉部 地域福祉課 ・地域包括支援センターによる高齢者が地域で受けられる支援・サービスの把握 取組内容 ・地域に住む高齢者に関連する課題の整理 ・自治区長、民生委員、ボランティア等との話合い(協議体)の実施 ・地域住民等による地域課題を解決するための取組の企画・立案 期待される 成果 年次計画 行動計画⑧ ・地域分析を通して地域住民等が目指す姿や考え方を共有することで、高齢者にやさ しい地域づくりが行われている。 28年度 29年度 30年度 ・地域における支援・サービス の調査 ・地域における支援・サービス の調査 ・地域における支援・サービス の調査 ・地域課題の整理 ・地域課題の整理 ・地域課題の整理 ・話合い(協議体)の実施 (12 中学校区) ・話合い(協議体)の実施 (28 中学校区) ・話合い(協議体)の実施 (28 中学校区) ・高齢者支援活動の企画・立案 ・高齢者支援活動の企画・立案 ・高齢者支援活動の企画・立案 所管部局 地域ケア会議※1 等を通じた地域の高齢者の支援体 制の強化 市民福祉部 地域福祉課 ・地域の関係者が集まり、個別困難事例等を検討する単位地域ケア会議の実施 取組内容 ・単位地域ケア会議から判明した地域課題を検討するブロック地域ケア会議の開催 ・ブロック地域ケア会議で整理された地域課題を関係機関と情報共有したり、市への 施策提言を行う高齢者支援ネットワーク会議の開催 期待される 成果 年次計画 ・地域ケア会議等を通じて関係者が連携を図っており、地域の高齢者に対して支援を 行う体制が整っている。 28年度 29年度 30年度 ・地域ケア会議の開催(50 回) ・地域ケア会議の開催(55 回) ・地域ケア会議の開催(60 回) ・ブロック地域ケア会議の開催 (5回) ・ブロック地域ケア会議の開催 (5回) ・ブロック地域ケア会議の開催 (5回) ・高齢者支援ネットワーク会議の 開催(2回) ・高齢者支援ネットワーク会議の 開催(2回) ・高齢者支援ネットワーク会議の 開催(2回) ※1 地域ケア会議…高齢者個人に対する支援の充実と、それを支える社会基盤の整備とを同時に進めていく、地域包括ケ アシステム※2 の実現に向けた手法。地域のニーズや課題の把握、新たな支援サービスの提言、既存サービスのシステム 化等を目的に実施する。 ※2 地域包括ケアシステム…高齢者が地域で自立した生活を営めるよう、医療、介護、予防、住まい、生活支援サービス が切れ目なく提供される仕組みのこと。 19 戦略方針 1-2 多様な活動主体との連携強化 1-2-1 市民・NPO・ボランティア団体との連携強化 行動計画⑨ 所管部局 福祉センター「交流コーナー」の機能の充実と市 民・団体活動の活性化 市民福祉部 総務課 ・グループ紹介掲示や社協事業等の交流コーナーでの発信内容の精査・メンテナンスの 取組内容 定期的な実施と充実 ・人・団体の活動の活性化のための交流事業の充実 ・2階情報コーナーとの連携を強化し、新たな利用者の開拓 ・ボランティアグループ同士やボランティアに関心のある方とボランティアグループ 期待される 成果 の情報交換の場を設定し、活発な交流が図られている。 ・2階情報コーナーと連携し、市民・団体へのPRを行い、新たな利用者が増加してい る。 28年度 30年度 ・ボランティア情報交換会等の開催 ・ボランティア情報交換会等の開催 ・ボランティア情報交換会等の開催 ・情報コーナーとの連携の検 ・利用状況の分析による現状 討・実施 年次計画 29年度 (交流コーナー利用者数: 550 人/月) ・利用状況の分析による現状 把握 把握 ・ボランティア情報交換会や情報コ ・ボランティア情報交換会や情報コ ーナーとの連携を実施・改善 ーナーとの連携を実施・改善 (交流コーナー利用者数: (交流コーナー利用者数: 600 人/月) 行動計画⑩ 取組内容 期待される 成果 年次計画 650 人/月) 所管部局 ヘルスサポートリーダー※との共働による地域の健康 づくりの推進 健康部 地域保健課 ・市の健康課題を解決するための健康づくり活動の支援強化 ・会員数増員に向けた養成講座の実施 ・各地区の健康づくりを担う人材が確保され、健康課題解決に向けた講座や健康づく り活動が活発に行われている。 28年度 29年度 30年度 ・ヘルスサポートリーダー養成講座の 検討・実施 (修了者:25 人) ・ヘルスサポートリーダー養成講座の 実施 (修了者:25 人) ・ヘルスサポートリーダー養成講座の 実施 (修了者:25 人) ・市の健康課題を踏まえたスキ ルアップ研修の検討・実施 ・市の健康課題を踏まえたス キルアップ研修の実施 ・市の健康課題を踏まえたス キルアップ研修の実施 ・地区活動支援 ・地区活動支援 ・地区活動支援 ※ ヘルスサポートリーダー…地域における健康づくりを推進、支援するために、市が養成した健康づくりのボランティ アのこと。 20 戦略方針 1-2 多様な活動主体との連携強化 1-2-1 市民・NPO・ボランティア団体との連携強化 行動計画⑪ 所管部局 地域で親育ちを支援するおめでとう訪問※ (乳児家庭全戸訪問事業)の実施 子ども部 子ども家庭課 ・母子保健推進員が生後1~3か月の乳児のいるすべての家庭へ「おめでとう訪問」 取組内容 を実施 ・訪問時子育てに関する情報提供を行い、不安・心配事がある家庭に地区担当保健師 の紹介 期待される 成果 年次計画 ・おめでとう訪問員の増員を図り、保護者のニーズに合わせたタイムリーなおめでと う訪問を実施することで、子育ての不安の軽減につながっている。 28年度 29年度 30年度 ・母子保健推進員・おめでと う訪問員養成講座の開催 (おめでとう訪問員数 :95 名) ・母子保健推進員・おめでと う訪問員養成講座の開催 (おめでとう訪問員数 :100 名) ・母子保健推進員・おめでと う訪問員養成講座の開催 (おめでとう訪問員数: 105 名) ・効率的な訪問体制を見直 し及び整備 ・効率的な訪問体制を見直 し及び整備 ・効率的な訪問体制を見直 し及び整備 ・おめでとう訪問の実施 ・おめでとう訪問の実施 ・おめでとう訪問の実施 ※おめでとう訪問…生後1~3か月の乳児を持つ子育て家庭に、母子保健推進員が訪問し、市の子育て事業の紹介や子育 てに役立つ情報を提供する。また、育児に関して心配ごとがある人には地区の保健師を紹介し、一人で悩まない子育て について一緒に考える。 行動計画⑫ 所管部局 市民との共働による身近な自然環境の保全と 自然環境学習の推進 環境部 環境政策課 ・専門家による指導や必要な資材の提供などの支援 ・地元保全団体を中心とした市民との共働による保全活動の実施 取組内容 ・PR活動や保全団体の交流会の実施 ・ラムサール条約湿地を始めとした、豊かな自然環境を活用した環境学習の推進 ・市民を対象とした定期的な観察会、一般公開等の開催 期待される 成果 ・身近な自然環境と触れ合う機会を提供することにより、自然と関わる地域住民が増 えている。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・生きもの共生事業の推進 ・生きもの共生事業の推進 ・生きもの共生事業の推進 ・地元小学校の湿地観察 会、保全活動参加促進 ・地元小学校の湿地観察 会、保全活動参加促進 ・地元小学校の湿地観察会、 保全活動参加促進 ・ラムサール条約湿地の PR 活 動、湿地の観察会・一般公 開 ・ラムサール条約湿地の PR 活 動、湿地の観察会・一般 公開 ・ラムサール条約湿地の PR 活動、 湿地の観察会・一般公開 ・湿地保全団体の交流会・協 議会の実施 ・湿地保全団体の交流会・ 協議会の実施 (保全環境団体 9 団体、湿 地観察会等参加者 7,600 人) (保全環境団体 10 団体、 湿地観察会等参加者 7,800 人) 21 ・湿地保全団体の交流会・協 議会の実施 (保全環境団体 10 団体、湿 地 観 察 会 等 参 加 者 8,000 人) 戦略方針 1-2 多様な活動主体との連携強化 1-2-1 市民・NPO・ボランティア団体との連携強化 行動計画⑬ 所管部局 不法投棄パトロール隊の拡大と支援の推進 環境部 清掃業務課 ・不法投棄防止、地域の環境保全のための不法投棄パトロール隊活動に関する説明会 取組内容 の実施 ・活動の活性化のためパトロール隊への活動資材支給と支援内容の見直し 期待される 成果 ・不法投棄を減らすためのパトロール隊の活動が活性化されている。 28年度 年次計画 行動計画⑭ 取組内容 期待される 成果 29年度 ・パトロール隊事業説明会の実施 ・パトロール隊事業説明会の実施 ・パトロール隊事業説明会の実施 ・登録団体への活動資材支給 ・登録団体への活動資材支給 ・登録団体への活動資材支給 ・必要に応じた活動マニュアルや 活動支援内容の改訂 ・必要に応じた活動マニュアル や活動支援内容の改訂 ・必要に応じた活動マニュアルや 活動支援内容の改訂 (登録団体:190 団体、活動 回数:2,800 回) (登録団体:195 団体、活 動回数:2,850 回) (登録団体:200 団体、活 動回数:2,900 回) 少年消防クラブ員に対する水難事故対策の推進 行動計画⑮ 取組内容 期待される 成果 年次計画 所管部局 消防本部 予防課 ・少年消防クラブ(小学校5・6年生対象)で、一般社団法人水難学会との共催によ り着衣状態で水難事故に遭遇した場合の正しい行動を学ぶ「着衣泳講習会」を開催 ・講習を受けた子どもたちが、水難事故に遭遇した場合の正しい行動を身に着けてい る。 28年度 年次計画 30年度 29年度 30年度 ・着衣泳講習会の開催 (開催回数:20 回) ・着衣泳講習会の開催 (開催回数累計:40 回) ・着衣泳講習会の開催 (開催回数累計:60 回) ・開催後アンケートの実施 ・開催後アンケートの実施 ・開催後アンケートの実施 所管部局 市民ボランティア団体との共働による公園整備 事業の推進 都市整備部 公園課 ・市民ボランティア団体や大学生との共働により、鞍ケ池公園内のフォレストパーク ゾーンにおける里山エリア等の整備活動の実施 ・地域住民と学生による鞍ケ池公園の里山エリアの良好な維持管理を行い、来園者が 安心して利用することができる身近な里山が維持されている。 28年度 29年度 30年度 ・里山エリアの整備(ベンチ、階 段、樹名板の設置など) ・里山エリアの整備(ベンチ、階 段、樹名板の設置など) ・里山エリアの整備(ベンチ、階 段、樹名板の設置など) ・下草刈、間伐などのよる 里山林管理 ・下草刈、間伐などのよる 里山林管理 ・下草刈、間伐などのよる 里山林管理 22 戦略方針 1-2 多様な活動主体との連携強化 1-2-1 市民・NPO・ボランティア団体との連携強化 所管部局 行動計画⑯ 地域ぐるみで行う「元気っ子プログラム」の展開 教育行政部 スポーツ課 ・地域指導者の活用及び指導力の向上(COT※研修会の開催) 取組内容 ・保護者を中心に、子どもの体力に対する意識の改善(啓発推進) ・運動が苦手な子どもでも無理なく体力を付けられる運動機会の確保(COT教室の 開催) 期待される 成果 年次計画 ・地域でCOTが活用され、こども園・学校・家庭を中心に地域ぐるみで、子どもた ちを元気にたくましく育てる取組が行われている。 28年度 29年度 30年度 ・地域指導者の活用及び指 導力を向上するための COT 研修会の開催 ・地域指導者の活用及び指 導力を向上するための COT 研修会の開催 ・取組の評価・検証を踏ま え、改善して実施 ・体力意識を改善するため の啓発推進 ・体力意識を改善するため の啓発推進 ・運動機会を確保するため の COT 教室の開催 ・運動機会を確保するため の COT 教室の開催 ・取組の評価と検証 ※COT…コーディネーショントレーニング。幼児から高齢者まで、誰でも楽しく自分の体をうまく動かす総合的な能力 を身に付けることができる運動のこと。 所管部局 行動計画⑰ 取組内容 期待される 成果 ボランティアとの共働による図書館サービスの充実 図書館 ・ボランティアとの共働事業(ブックスタート、お話会、製本修理、点訳等)の円滑 な実施と、ボランティアの養成と技術の向上による図書館サービスの充実 ・図書館運営の重要な担い手であるボランティアが、主体性をもって各種事業に取り 組むことで、図書館において様々な交流が生まれ、図書館サービスがより充実して いる。 28年度 ・ボランティアとの共働事業の実 施 29年度 ・前年度の状況を踏まえ、 各種事業の実施 ・ボランティア養成方法等の検討 年次計画 教育行政部 ・ボランティア技術向上講座(基 礎講座、スキルアップ講座等)の 開催 ・ボランティアとの意見交換会の 開催 23 30年度 ・前年度の状況を踏まえ、 各種事業の実施 戦略方針 1-2 多様な活動主体との連携強化 1-2-1 市民・NPO・ボランティア団体との連携強化 所管部局 行動計画⑱ 豊田市版コミュニティ・スクール※の推進 学校教育部 学校教育課 ・学校支援地域本部等の整備が進んだ中学校区の学校をコミュニティ・スクールに指 取組内容 定 ・豊田市版コミュニティ・スクールの学校や地域への周知と理解促進 期待される 成果 年次計画 ・これまで以上に地域の人のつながりや地域力が強化され、地域ぐるみの教育が推進 されている。 28年度 29年度 30年度 ・浄水地区の3小中学校をコ ミュニティ・スクールに指定し、モデ ル地区として地域ぐるみの 教育を推進 ・浄水地区のモデル実践を紹 介する発表会の実施 ・指定可能な中学校区に対 し、コミュニティ・スクールを指定 ・コミュニティ・スクールを地域へ展開 する準備 ※コミュニティ・スクール…学校と保護者や地域がともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に 共働しながら子どもたちの豊かな成長を支え「地域とともにある学校づくり」を進める仕組み。 所管部局 行動計画⑲ 学校支援地域本部 の設置推進 ※ 学校教育部 学校づくり推進課 ・各小中学校に、学校を支援するボランティア活動を行う「学校支援地域本部」を設 取組内容 置・拡大 ・組織された「学校支援地域本部」の活性化に向けた継続的な支援 期待される 成果 年次計画 ・「学校支援地域本部」の設置・拡大、活性化によって、地域と学校が一体となって 子どもを育てる体制が整っている。 28年度 29年度 30年度 ・各校への巡回説明(情報提 供と PR)とヒアリングの実施 ・各校への巡回説明(情報提 供と PR)とヒアリングの実施 ・各校への巡回説明(情報提 供と PR)とヒアリングの実施 ・本年度設置校への支援(浄 水中学校など 15 校) ・本年度設置校への支援 ・本年度設置校への支援 ・次年度設置校への情報提 供、設置支援 ・次年度設置校への情報提 供、設置支援 ・各種研修会等での啓発活 動 ・各種研修会等での啓発活 動 ・地域コーディネーターの育成 ・地域コーディネーターの育成 (本部設置校(累計):35 校) (本部設置校(累計):45 校) ・次年度設置校への情報提 供、設置支援 ・各種研修会等での啓発活 動 ・地域コーディネーターの育成 (本部設置校(累計):25 校) ※学校支援地域本部…学校を支援しようとする地域住民で構成された団体。学校と学校支援ボランティアとの調整を行い、 学校支援活動や地域支援活動を実施する。 24 戦略方針 1-2 多様な活動主体との連携強化 1-2-2 企業・高等教育機関との連携強化 多角的な視点で施策の推進を図るために、企業や高等教育機関との連携を強化した共働の取組を 推進する。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 年次計画 大学等との包括連携協定※事業の推進 経営戦略室 経営戦略室 ・高度な知見を有する大学等及び学生のまちづくり活動等、包括連携協定に基づき連 携事業を実施 ・大学等との連携を推進し、連携分野・共同実施テーマの拡大が図られている。 28年度 29年度 30年度 ・市長・学長等懇談会の開催 ・市長・学長等懇談会の開催 ・市長・学長等懇談会の開催 ・大学等連携協議会の開催 ・大学等連携協議会の開催 ・大学等連携協議会の開催 ・連携大学の拡大 ※包括連携協定…一定の条件のもとで、個別具体の事業実施ではなく、多様な分野・事業を包括する連携の枠組みについ て取り決め、地域が抱える社会課題に対して、双方の強みを活かし、協力しながら課題解決に対応するための協定 所管部局 行動計画② 取組内容 期待される 成果 年次計画 企業との包括連携協定の促進 社会部 地域支援課 ・企業との包括連携協定(共働のまちづくりパートナーシップ協定)の連携課の拡大 ・各所管課が進める個別企業連携の見せる化 ・企業と対等な立場で共働のまちづくりが進められ、新たな視点の魅力的な行政サー ビスの提供が行われている。 28年度 29年度 30年度 ・効率的な連携支援と進捗 管理 ・効率的な連携支援と進捗 管理 ・効率的な連携支援と進捗 管理 ・企業との意見交換会、説 明会の実施 ・企業との意見交換会、説 明会の実施 ・企業との意見交換会、説 明会の実施 ・庁内の企業連携の実態把握 ・庁内の企業連携の実態把握 ・庁内の企業連携の実態把握 ・事業の経過調査及び事業 評価シートの作成 ・事業評価シートによる分析と 手法整理 ・事業評価シートを活用した共 働ハンドブックの作成 25 戦略方針 1-2 多様な活動主体との連携強化 1-2-2 企業・高等教育機関との連携強化 行動計画③ 所管部局 企業・大学等との共働による科学・ものづくり学習 の推進 社会部 生涯学習課 ・わくわくワールド※1 及びブースへの企業・大学等出展依頼 取組内容 ・自動車関連企業等との共働により、クルマづくり究めるプロジェクト※2 の実施 ・科学技術教育振興会※3 の会員企業の増加及び企業・大学等による講座の実施 期待される 成果 ・科学・ものづくり学習において、企業や大学等が有する技術や知識、人材を活用す ることで、子どもたちの興味・関心が高まっているとともに、科学・ものづくりを 担う人材が育成されている。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・わくわくワールドの開催 (参画企業・大学:7) ・わくわくワールドの開催 (参画企業・大学:7) ・わくわくワールドの開催 (参画企業・大学:7) ・クルマづくり究めるプロジェクト の実施(協力企業数:15) ・クルマづくり究めるプロジェクト の実施(協力企業数:15) ・クルマづくり究めるプロジェクト の実施(協力企業数:15) ・科学技術教育振興会の会 員企業等による講座開催 (講座や出展数:5) ・科学技術教育振興会の会 員企業等による講座開催 (講座や出展数:6) ・科学技術教育振興会の会 員企業等による講座開催 (講座や出展数:7) ※1 わくわくワールド…子どもを対象にした体験型のものづくりの集大成イベント。トヨタ技術会の「TES フェスティ バル」との共同開催とし、総称を「わくわくワールド」としている。 ※2 クルマづくり究めるプロジェクト…自動車関連企業のプロの指導のもと、子どもたちがクルマづくりの技を体験しな がら、基礎からクルマの構造を学び、追求し、夢をカタチにしていく事業 ※3 科学技術教育振興会…企業、大学、高専等との共働により、主に中学生を対象に、科学やものづくりに関する実験や 体験を通して、興味・関心を深めるとともに、職業意識の醸成を図る事業 行動計画④ 取組内容 期待される 成果 年次計画 所管部局 企業等との連携によるワーク・ライフ・バランス ※ や女性の就労継続支援の推進 社会部 生涯学習課 (男女共同参画センター) ・企業、経済団体、労働団体と連携し、仕事と子育て・介護等との両立に取り組める よう経営者等の意識を変えていく講演会、セミナーの開催 ・ワーク・ライフ・バランスが実践されているとともに、働きたい・働き続けたい女性 が個性と能力を発揮し、多様な働き方ができている。 28年度 29年度 30年度 ・経営者等を対象としたセ ミナー、講演会の開催 ・経営者等を対象としたセ ミナー、講演会の開催 ・経営者等を対象としたセ ミナー、講演会の開催 ※ワーク・ライフ・バランス…「仕事と生活の調和」と訳され、 「国民一人ひとりがやりがいや充実感を持ちながら働き、 仕事上の責任を果たすとともに、家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて 多様な生き方が選択・実現できる」こと。 26 戦略方針 1-2 多様な活動主体との連携強化 1-2-2 企業・高等教育機関との連携強化 行動計画⑤ 取組内容 期待される 成果 環境部 環境保全課 ・市と企業が共働で進めているエコツアー事業の効果的な開催 ・エコツアー事業の参加促進のためのエコ企業ガイドの配架場所を増設 ・エコツアーの参加者を増やし、環境に対する理解者が増加している。 28年度 年次計画 所管部局 企業と共働で行うエコツアーの推進 29年度 30年度 ・エコ企業ガイドの配架箇所増設 ・エコ企業ガイドの配架箇所増設 ・エコ企業ガイドの配架箇所増設 ・エコツアー(創エネと省エネ)の開 催及びその周知 ・エコツアー(廃棄物とリサイクル) の開催及びその周知 ・ エコ ツア ー(豊 田市の河川環 境)の開催及びその周知 (参加者数:H27 比で 25% アップ) (参加者数:H27 比で 50% アップ) ( 参 加 者 数 : H 27 比 で 100%アップ) 所管部局 行動計画⑥ 協定企業のノウハウを活かした中小企業の環境取組の強化 環境部 環境保全課 ・市内の大企業を中心とした協定企業のノウハウ(コスト削減事例やヒヤリハット 取組内容 事例等)を盛り込んだ中小企業向け環境教育教材の作成 ・作成した教材を市内中小企業へ配布 期待される 成果 年次計画 ・協定企業が作成した教育教材を周知することで、中小企業の環境に対する意識が向 上している。 28年度 29年度 ・2分野(大気・悪臭、騒 音・振動等)の教材作成 ・2分野(水質等、化学物 質管理・リスクコミュニケーション)の 教材作成 ・セミナー等で周知(100 社) ・セミナー等で周知(100 社) 27 30年度 ・教材効果の確認・評価 ・今後の計画策定 ・セミナー等で周知(100 社) 戦略方針 1-2 多様な活動主体との連携強化 1-2-2 企業・高等教育機関との連携強化 所管部局 行動計画⑦ 取組内容 まちかど救急ステーションの設置促進 消防本部 警防救急課 ・AED設置事業所に対する「まちかど救急ステーション」申請の呼び掛け ・市民に対する「まちかど救急ステーション」登録情報の周知 ・未登録事業所への呼び掛けによる「まちかど救急ステーション」の登録数が増加、 期待される 成果 充足している。 ・市民に対し効果的に「まちかど救急ステーション」登録情報が周知され、必要な場 合に活用できる状態になっている。 年次計画 28年度 29年度 30年度 ・ 「まちかど救急ステーション」申 請の呼び掛け (登録数:303 件) ・ 「まちかど救急ステーション」申 請の呼び掛け (登録数:308 件) ・ 「まちかど救急ステーション」申 請の呼び掛け (登録数:313 件) ・市民への効果的な登録情 報の周知方法の検討及び 実施(関連部局と連携) ・市民への登録情報の周知 方法の検証及び改善(関 連部局と連携) ・市民への登録情報の周知 方法の検証及び改善(関 連部局と連携) 所管部局 行動計画⑧ 取組内容 期待される 成果 消防団応援事業※の推進 消防本部 ・消防団応援事業の制度を創設、事業所の募集や登録等を実施 ・消防団応援事業所が増加し、消防団員の確保につながっている。 28年度 年次計画 総務課 ・消防団応援事業所登録制 度の創設及び周知 29年度 30年度 ・制度の更なる周知 ・制度の更なる周知 (応援事業所登録 40 か所) (応援事業所登録 60 か所) (応援事業所登録 20 か所) ※消防団応援事業…登録事業所が消防団員に特典やサービスなどを提供し、消防団を応援する事業のこと。 28 戦略方針 1-2 多様な活動主体との連携強化 1-2-2 企業・高等教育機関との連携強化 行動計画⑨ 取組内容 期待される 成果 年次計画 所管部局 大学講師等との共働による防火・防災講座、企画 展の開催 消防本部 予防課 ・市内5大学との包括連携協定を活用し、防災学習センターにおいて、防火・防災に関 する子ども向け講座や企画展の開催 ・大学講師等による市民向け講座や企画展等を開催し、防災学習センターの利用者が 増加している。 28年度 29年度 30年度 ・講座等開催に向けた企画 検討 ・大学講師等による講座等 の開催(5回) ・大学講師等による講座等 の開催(5回) ・大学講師等による講座等 の開催(3回) 所管部局 行動計画⑩ 企業・大学との連携強化による美術館の利用促進 教育行政部 美術館 ・企業や大学等との協力連携の仕組みについて調査・検討 取組内容 ・商業施設や店舗等との連携を図り、美術館と協力店舗の双方でメリットのあるサー ビス形態を検討 期待される 成果 年次計画 ・各種企業や大学等と連携することで、美術館の運営が活性化し、利用が促進されて いる。 28年度 29年度 30年度 ・企業・大学等との連携の 仕組みづくり ・連携の仕組み(制度、システム 等)の運用 (企業・大学の連携先:5) ・連携の仕組み(制度、システム 等)の運用 (企業・大学の連携先:8) 29 戦略方針 1-3 まちづくりの担い手の拡大 地域の活性化や課題解決につながる分野において、市民力を活用することで、共働の裾野を広げ ていく。 1-3-1 まちづくりの担い手の発掘と育成 市民の新しい発想やアイデアを活かした共働によるまちづくりを推進するため、豊田市の将来の まちづくりを支える担い手の発掘と育成を図る。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 年次計画 都心の公共空間の使い手、担い手の発掘 都市整備部 都市整備課 ・都心地区における既存ストック(公共的空間:9箇所)を活用した実験的運用の実施 ・民主導への移行を見据えた広場整備・運用方法等の仕組みの構築 ・都心地区の公共的空間を民主導による、一体的に管理、運営する体制の確立 28年度 29年度 30年度 ・都心地区の公共的空間活 用の試行取組 ・都心地区の公共的空間活 用の試行取組 ・まちなか広場整備等への 公共的空間活用試行結果 のフィードバック ・都心地区の公共的空間の 管理運用体制(民主導) の確定と一部試行 ・民主導の運営組織による 公共的空間の試行的活用 と管理運用の実践 ・都心地区の公共的空間の 民主導による、管理運用 体制の構築検討 ・東口広場等のまちなか広 場整備等への公共的空間 活用試行の見せる化の実 践(北地区完成時一部試 行) ・東口広場等のまちなか広 場整備等への公共的空間 活用試行の見せる化の実 践(ラグビーワールドカップ 2019 開催にむけた一部試行) 所管部局 行動計画② 取組内容 期待される 成果 年次計画 わくわく事業 の新たな担い手発掘 ※ 社会部 地域支援課・各支所 ・新たな担い手の発掘につなげるため、各種組織(高年大学、農ライフ創生センタ ー、大学、企業など)への広報を充実 ・住民主体による地域づくりに向けて、わくわく事業の新たな担い手が増加してい る。 28年度 29年度 30年度 ・対象及び広報手段を検討 し、広報活動を実施 ・前年度の実績を踏まえ、 広報の対象及び手段を検 討し、広報活動を実施 ・前年度の実績を踏まえ、 広報の対象及び手段を検 討し、広報活動を実施 (新規でわくわく事業に取 り組む団体数:5団体) (新規でわくわく事業に取 り組む団体数:5団体) ※わくわく事業…地域資源(人、歴史、文化など)を活用し、地域課題の解決や地域の活性化に取り組む団体を支援する 地域活動支援制度 30 戦略方針 1-3 まちづくりの担い手の拡大 1-3-1 まちづくりの担い手の発掘と育成 所管部局 行動計画③ 交流館における地域活動コーディネート機能の発揮 社会部 生涯学習課 ・フリースペースを活用して地域住民が自由に参加し交流できる事業を全館で実施 取組内容 ・地域住民が主体となる事業企画の実現に向けた交流館職員向けコーディネート能力 向上研修の実施 期待される 成果 ・交流館(職員)が、地域の人材をつなげ、地域活動の輪を育てるコーディネート機 能を発揮している。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・地域カルテの充実 ・地域カルテの充実 ・地域カルテの充実 ・自由参加型交流事業の実 施(90 件) ・自由参加型交流事業の実 施(100 件) ・自由参加型交流事業の実 施(110 件) ・交流館職員向けコーディネート 能力向上研修の実施 ・交流館職員向けコーディネート 能力向上研修の実施 ・交流館職員向けコーディネート 能力向上研修の実施 所管部局 行動計画④ 企業退職者や大学生などの地域活動への参加促進 市民福祉部 地域福祉課 ・比較的時間や技術・経験のある企業退職者や行動力のある大学生の地域活動への参 取組内容 加促進ための地域活動団体やボランティア団体などの紹介、地域活動への体験の機 会の提供 ・企業退職者及び大学生と地域活動団体やボランティア団体のマッチングの実施 期待される 成果 年次計画 ・企業退職者、大学生等の地域活動への参加促進のための仕組みが構築されている。 28年度 29年度 30年度 ・企業等に対する地域活動 団体の紹介・マッチングの仕組 みに係る調整 ・企業等に対する地域活動 団体の紹介・マッチングの実施 ・企業等に対する地域活動 団体の紹介・マッチングの実施 (紹介に係る企業等訪問件 数:10 件) (紹介に係る企業等訪問件 数:20 件) (紹介に係る企業等訪問件 数:5件) 31 戦略方針 1-3 まちづくりの担い手の拡大 1-3-1 まちづくりの担い手の発掘と育成 行動計画⑤ 取組内容 期待される 成果 学生の発掘 子ども部 次世代育成課 ・青少年センターにおいて、地域で活動したい学生や、地域の情報が欲しい学生など を中心に、連絡先等の登録促進 ・登録者へのボランティア活動、メンバー募集、イベント情報、講演会などの情報提 供 ・他の活動への誘発を図るための登録者への情報の提供 ・人材ネットワークは卒業後の若者(社会人)等も対象者とし、学生時には社会人と の交流を図り、卒業後も地域とのつながりを意識した運営の実施 ・学生人材ネットワークを活用し、学生に早期にかつ直接情報が伝わる体制が構築さ れている。 ・学生にとって登録したことのメリットとなる情報の収集と、活動フィールドの開拓 (地域活動とのマッチング等)が行われている。 28年度 年次計画 所管部局 学生人材ネットワークの活用による地域活動を担う 29年度 30年度 ・学生人材ネットワークの構築 ・人材ネットワークの周知拡大 ・人材ネットワークの周知拡大 ・連携大学を中心とした人 材ネットワークの周知 ・学生の登録を誘導 ・学生の登録を誘導 ・地域活動とのマッチング ・地域活動とのマッチング ・学生の登録を誘導 (登録学生数:500 人) (登録学生数:600 人) ・地域活動とのマッチング (登録学生数:300 人) 行動計画⑥ 所管部局 とよたデカスプロジェクト※による市民参加を目指し た文化芸術活動の促進 教育行政部 文化振興課 ・地域資源を活用した人と人、人と地域の結び付きを生み出すアートプロジェクトの 公募実施 取組内容 ・採択事業への助言、応募者同士の交流会開催、広報支援 ・応募者の発掘、育成を行うためモデル事業や講座などを開催 ・事業報告書の作成による事業評価と採択者の実績づくり 期待される 成果 年次計画 ・とよたデカスプロジェクトの展開によって、文化芸術によるまちづくりを担うこと のできる人材が増加している。 28年度 29年度 30年度 ・事業実施、検証 ・交流会、講座の開催 ・事業報告書の作成 ・応募要項の作成 ・報告会、審査会の開催 (実施事業数:20 件、参加 者数:2,500 人) ・事業実施、検証 ・交流会、講座の開催 ・事業報告書の作成 ・応募要項の作成 ・報告会、審査会の開催 (実施事業数:25 件、参加 者数:3,000 人) ・事業実施、検証 ・交流会、講座の開催 ・事業報告書の作成 ・応募要項の作成 ・報告会、審査会の開催 (実施事業数:25 件、参加 者数:3,000 人) ※とよたデカスプロジェクト…豊田市の「宝」 (自然、歴史、町並み、建物、特産品、そこに暮らす人々やその営みなど) を参加者と共有したり、その魅力を市内外へ発信することを目的としたアートプロジェクトの企画案を募集する公募制 度 32 戦略方針 1-3 まちづくりの担い手の拡大 1-3-1 まちづくりの担い手の発掘と育成 行動計画⑦ 取組内容 期待される 成果 啓発活動の促進 教育行政部 行動計画⑧ 取組内容 文化財課 ・豊田の歴史や文化財を守り伝える活動をする人を「とよた歴史マイスター」として 認定し、歴史・文化財の普及啓発活動を促進 ・とよた歴史マイスターに認定され、研修を受講したマイスターの活動により、多く の市民が、興味や関心を持って、地域の歴史や文化財について学んでいる。 28年度 年次計画 所管部局 とよた歴史マイスターによる歴史・文化財の普及・ 29年度 30年度 ・マイスター認定 (認定数:70 人) ・マイスター認定 (認定数:80 人) ・マイスター認定 (認定数:90 人) ・マイスター向け研修講座 (研修講座:6回) ・マイスター向け研修講座 (研修講座:6回) ・マイスター向け研修講座 (研修講座:6回) ・とよた歴史検定実施 (検定受検者:100 人) ・マイスターによる活動 (文化財課が提案する活動 メニューの増加) 地域防災の担い手確保に向けた大学生等の消防団入 団促進 所管部局 消防本部 総務課 ・学生を対象とした消防団体験の開催、評価 ・学生機能別団員※の導入 ・学生が消防団への理解を深めることにより、将来の地域防災の担い手確保につなが 期待される 成果 っている。 ・学生が消防団に入団し、知識及び技術を身に付けることにより、地域防災力が向上 している。 28年度 ・学生機能別団員の導入 年次計画 ・消防団体験の実施 29年度 30年度 ・学生機能別団員の周知と 加入促進 ・学生機能別団員の周知と 加入促進 ・消防団体験の評価及び検 証 ・消防団体験の見直し ※学生機能別団員…大学生等により構成され、大規模災害時の避難所運営や消防団行事への参加など特定の活動のみに参 加する団員をいう。 33 戦略方針 1-3 まちづくりの担い手の拡大 1-3-1 まちづくりの担い手の発掘と育成 所管部局 行動計画⑨ 応急手当講習の指導を担う応急手当インストラクターの養成 消防本部 警防救急課 ・救急車が到着する前に適切な処置ができるバイスタンダー(現場に居合わせた市 民)を養成する担い手として、応急手当講習の指導ができる応急手当インストラク 取組内容 ターを養成(市民からの公募、養成講習、研修の実施) ・応急手当講習への派遣 ・応急手当インストラクター派遣体制の見直し 期待される 成果 ・応急手当インストラクターを養成し、効率的な派遣体制が構築されている。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・応急手当インストラクターの養成 ・応急手当インストラクターの養成 ・応急手当インストラクターの養成 ・応急手当講習への派遣 ・応急手当講習への派遣 ・応急手当講習への派遣 ・応急手当インストラクター派遣体 制の見直し ・見直しに基づく応急手当イ ンストラクター派遣の実施 ・応急手当インストラクター派遣体 制の検証及び改善 所管部局 行動計画⑩ 企業内で応急手当の指導ができる応急手当普及員の育成 消防本部 (南)管理課 ・多数の市民が出入りまたは就労する企業の従業員に応急手当を指導できる応急手当 取組内容 普及員の育成 ・突発的に発生した傷病者に対し、応急手当を実施できる従業員を育成するための応 急手当講習会開催の推進 期待される 成果 年次計画 ・企業が開催する応急手当講習会を従業員である応急手当普及員が継続的に開催し、 企業・救急隊・医療機関における「救命の連鎖」が強化されている。 28年度 29年度 30年度 ・応急手当普及員講習Ⅰの 開催 ・応急手当普及員講習Ⅰの 開催 ・応急手当普及員講習Ⅰの 開催 ・応急手当普及員再講習の 開催 ・応急手当普及員再講習の 開催 ・応急手当普及員再講習の 開催 ・応急手当講習会に必要な 資機材等の見直し ・応急手当普及員が開催す る応急手当講習会に必要 な資機材等の整備と支援 ・応急手当普及員が開催す る応急手当講習会に必要 な資機材等の整備と支援 ・受講要件と認定期間の 明確化 ・各講習の回数と内容に係 わる検証 34 戦略方針 1-4 民間活力の積極的活用 官民の役割分担や施設の種類、性質等を踏まえ、民間委託、民営化、指定管理者制度、PFI方 式などを効果的に活用し、民間事業者の有するノウハウを積極的に取り入れ、市民サービスの向上 を図る。 1-4-1 民間委託化・民営化の推進 民間事業者が行う方が質・コスト面での向上が図れる領域や、より弾力的・効果的な運営が期待で きる領域においては、民間委託化・民営化を積極的に推進する。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 年次計画 民間提案型アウトソーシング※制度の推進 総務部 行政改革推進課 ・市の事業事務について、一層の効率化・経費削減に向けて民間から提案を募集し、 アウトソーシングを推進 ・民間のアイデアやノウハウを広く収集し、より市民ニーズに適したアウトソーシン グを進めることで、市民サービスの向上と行政コストの削減が図られている。 28年度 29年度 30年度 ・民間提案型アウトソーシング制度 の運用 ・民間提案型アウトソーシング制度 の検証 ・民間提案型アウトソーシング制度 の再構築 ※アウトソーシング…業務の一部又は全部を外部の機関等へ委託すること。 所管部局 行動計画② 取組内容 期待される 成果 年次計画 現業業務の委託化の検討 総務部 人事課 ・最小限の直営体制の確立及び(仮称)委託化計画に基づく一部委託化の推進 ・ノウハウの継承や災害時等の初動対応に必要な最小限の直営体制の確立に向けて、 現業業務の適正化に向けた取組が開始されている。 28年度 29年度 30年度 ・現在直営で実施している ・ (仮称)委託化計画の策定 ・(仮称)委託化計画に基づ 業務の精査 く取組の開始 35 戦略方針 1-4 民間活力の積極的活用 1-4-1 民間委託化・民営化の推進 所管部局 行動計画③ 取組内容 期待される 成果 年次計画 公用車のメンテナンスリース※化の推進 総務部 庶務課 ・(総)庶務課管理車両のうち、塵芥車等を除く車両の更新時期におけるメンテナンス リース化 ・メンテナンスリース化によって、これまで直接行ってきた車両管理業務が削減され ている。 28年度 29年度 30年度 ・(総)庶務課管理車両のう ち、塵芥車等を除く車両 を更新時期にメンテナンスリース化 (5%以上) ・(総)庶務課管理車両のう ち、塵芥車等を除く車両 を更新時期にメンテナンスリース化 (7%以上) ・(総)庶務課管理車両のう ち、塵芥車等を除く車両 を更新時期にメンテナンスリース化 (10%以上) ※メンテナンスリース…車両の調達、定期点検、車検、各種税金の支払い、事故対応など、車両に関わる管理業務をパッ ケージ化したサービスのこと。 所管部局 行動計画④ 取組内容 期待される 成果 年次計画 公用車運転業務の民間委託の推進 総務部 庶務課 ・公用車のうち、大型バス、マイクロバスの運転業務の民間委託化 ・公用車(大型バス、マイクロバス)の運転業務のアウトソーシングを推進すること で、バスを使用したい所属の要望に柔軟に対応するとともに、市有バスが有効に活 用されている。 28年度 29年度 30年度 ・全庁のバス借上げ状況の把 握とバス使用一括契約の検 討 ・全庁におけるバス使用一括 契約による運行の開始 ・全庁におけるバス使用一括 契約による運行の継続 所管部局 行動計画⑤ 取組内容 期待される 成果 年次計画 放課後児童クラブ民間委託の推進 子ども部 次世代育成課 ・質の確保・向上が確実に見込めることを条件とした放課後児童クラブ運営の 民間委託実施 ・市内を5つのブロックに分け、民間委託を進め、安定的なクラブ運営が行われてい る。(平成 31 年度に 64 クラブすべての民間委託完了) 28年度 29年度 30年度 ・民間委託事業者を選定 し、業務委託を実施 (40 クラブ) ・民間委託事業者を選定 し、業務委託を実施 (49 クラブ) ・民間委託事業者を選定 し、業務委託を実施 (61 クラブ) 36 戦略方針 1-4 民間活力の積極的活用 1-4-1 民間委託化・民営化の推進 行動計画⑥ 所管部局 土地区画整理 ※事業における補償業務・工事業務の外 部委託化 都市整備部 区画整理1課 ・借家人に対する補償説明業務を外部機関へ委託 取組内容 ・工事業務の一部を外部機関へ委託 ・委託化の効果検証と修正事項の検討 期待される 成果 ・必要最小限の職員数で、外部機関を利用して計画通り事業を進め良好な宅地供給が図 られている。 28年度 年次計画 29年度 30年度 【補償】 【補償】 【補償】 ・過去に行った結果の検証と 仕様書作成 ・前年度の結果検証と仕様書 修正 ・前年度の結果検証と仕様書 修正 ・委託業務発注と補償契約 ・委託業務発注と補償契約 ・委託業務発注と補償契約 【工事】 【工事】 【工事】 ・関係機関調整と仕様書作成 ・前年度の結果検証と仕様書 修正 ・前年度の結果検証と仕様書 修正 ・委託業務発注と工事完成 ・委託業務発注と工事完成 ・委託業務発注と工事完成 ※土地区画整理…道路、公園等の都市基盤を整備・改善し、土地の区画を整え、宅地の利用増進を図ること。 行動計画⑦ 取組内容 期待される 成果 年次計画 行動計画⑧ 取組内容 期待される 成果 年次計画 防災学習センターで開催する企画展の外部委託化 所管部局 消防本部 予防課 ・民間企業のノウハウを活かした講座や講習会の企画・運営 ・民間のノウハウを広く募集し、防火・防災に関する市民ニーズに適したアウトソーシ ングを進めることで、利用者数の増員と防火・防災意識の高揚につながっている。 28年度 29年度 30年度 ・民間提案型アウトソーシング制度 による提案募集 ・企画展等の企画・運営委託 の実施 ・企画展等の企画・運営委託 の実施 ・提案内容の検証、委託の可 否決定 (年間利用者数 25,000 人) (年間利用者数 25,000 人) 所管部局 公立こども園の民間移管の推進 子ども部 保育課 ・3歳児の幼児教育の受入枠を拡大するため、公立こども園の民間移管を実施 ・上郷、高岡地区の公立こども園1園を民間移管し、3歳児就園率を向上させる。 28年度 29年度 30年度 ・30 年度移管園(竜神)の 法人選考 ・30 年度移管園(竜神)の 移管準備 ・30 年度移管園(竜神)の 民間移管 ・31 年度移管園(畝部・堤) の法人選考 ・31 年度移管園(畝部・堤) の移管準備 ・32 年度移管園(寿恵野・竹 村)の法人選考 37 戦略方針 1-4 民間活力の積極的活用 1-4-2 指定管理者制度※の活用 費用対効果、市民サービスの維持向上のため、民間事業者の有するノウハウの活用手法の一つで ある指定管理者制度の新たな施設への導入を図る。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 年次計画 指定管理者制度に係るモニタリング評価の強化 総務部 行政改革推進課 ・施設の管理運営におけるサービスの向上を図るために、指定管理者制度適用施設に おいて毎年度モニタリング評価を実施 ・指定管理者制度を適用している施設において、モニタリング評価を毎年度実施し、 改善に向けた指導・助言が行われることで安定的に施設の管理運営が行われてい る。 28年度 29年度 30年度 ・モニタリング評価の実施(平成 26 ・ 27 年 度 指 定 開 始 施 設) ・モニタリング評価の実施(平成 26・27・28 年度指定開始施 設) ・モニタリング評価の実施 ・評価手法の見直し ※指定管理者制度…公の施設の管理・運営について、ノウハウを有する民間事業者等の団体が担うことにより、市民サー ビスの向上や経費の節減を図るための制度 所管部局 行動計画② 取組内容 期待される 成果 公設地方卸売市場への指定管理者制度の導入検討 卸売市場 ・指定管理者制度導入に向けた場内事業者との情報の共有化 ・他都市の先進事例を参考としたビジネスモデルの検討、作成 ・ビジネスモデルを作成し、指定管理者制度導入に向けた議論の体制が整っている。 28年度 ・先進都市の取組状況調査 ・ビジネスモデル(案)の作成 年次計画 産業部 29年度 ・合併又は共同管理会社 設立の協議(4回) ・ビジネスモデル(案)の検証 30年度 ・合併又は共同管理会社 設立の協議(6回) ・ビジネスモデルの決定 ・受託事業者の決定 ・市職員の削減(4人) ・再委託事務の見直し 38 戦略方針 1-4 民間活力の積極的活用 1-4-2 指定管理者制度の活用 所管部局 行動計画③ 中央図書館における指定管理者制度の導入 教育行政部 図書館 ・中央図書館における指定管理者制度の導入 取組内容 ・現行の資源と費用を念頭に、効果的かつ効率的な利用者サービス提供策の検討 ・駅前図書館としての施設・立地を活かした、中心市街地の賑わい創出の貢献策の検討 ・施設の維持管理及び民間ノウハウが期待できる運営(施策事業、サービス)において、 期待される 指定管理者制度を活用することで市民サービスの効率化・有効性が高まっている。 成果 ・市は、図書館行政の基本方針策定、運営監視・評価、関係機関・団体やボランティ アとの調整に関わる業務に特化し、正規職員が大幅に削減されている。 年次計画 28年度 29年度 ・指定管理者制度導入に向 けた関係部署、団体等と の協議・調整 ・指定管理者制度による運 営開始 ・関係する諸手続き、準備 ・図書館協議会、関係者運営 協議会の開催 ・事業者の監視・評価 39 30年度 戦略方針 1-4 民間活力の積極的活用 1-4-3 PFI※方式の活用 民間の資金、経営能力及び技術的能力を活用して公共施設等の設計、建築、維持管理及び運営を 民間主導で行うPFI方式の活用を図る。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 年次計画 PFI基本方針及びマニュアルの改訂 総務部 行政改革推進課 ・PFIに係る先進事例の調査・研究 ・研究結果を踏まえたPFI基本方針及びマニュアルの改訂 ・PFIに係る最新の動向を踏まえ、基本方針及びマニュアルが改訂され、本市が実 施する事業においてPFI方式の適切な活用が行われている。 28年度 29年度 30年度 ・PFI に係る先進事例の調 査・研究 ・PFI マニュアルの運用と国の動 向等を踏まえた見直し ・PFI マニュアルの運用と国の動 向等を踏まえた見直し ・PFI 基本方針及びマニュアルの 改訂 ※PFI…Private Finance Initiative(プライベート・ファイナンス・イニシアティブ)の略。公共施設等の建設・維持 管理・運営等を民間の持つ経営ノウハウや資金を活用することで、低廉かつ良質な公共サービスを提供することを目的 とした公共事業の手法 所管部局 行動計画② PFI方式による新北部給食センターの整備 学校教育部 保健給食課 ・北部給食センター及び藤岡給食センターの老朽化及び衛生環境の向上に対応するた 取組内容 め、両センターを統合した新北部給食センターについて、PFI方式による整備を 推進(新北部給食センターの供用開始は平成 32 年4月を目標) 期待される 成果 ・安全でおいしい給食を安定的かつ効率的に提供するための新給食センターの改築整 備が進められている。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・PFI 事業入札準備 ・PFI 事業入札・契約 ・PFI 事業者による設計・工事 ・PFI 事業審査委員会 ・PFI 事業審査委員会 ・供用開始に向けた事前 協議 40 戦略方針 1-4 民間活力の積極的活用 1-4-3 PFI方式の活用 行動計画③ 所管部局 市営住宅建替え事業における民間資金・活力の 積極的な活用 都市整備部 建築住宅課 ・PFI方式、設計施工一括発注方式などの発注方式の活用 取組内容 ・交付金や余剰地の売却益等の収益による建替え事業の推進 ・建替え事業などで生じる余剰地の有効活用 期待される 成果 ・民間を活用した市営住宅の建設を積極的に実施し、建設費用と工期の最適化が図 られている。 28年度 年次計画 29年度 ・建替え手法の検討 ・事業化に向けた庁内調整 ・将来の方向性の検討 ・関係地域等との調整 41 30年度 ・事業着手 2 豊田市役所品質の確立 ― 職員のチャレンジ意識やチームワークによる仕事の品質の向上 - 戦略方針 2-1 市民サービスの質的向上 市民サービスをきめ細かく、安定的に提供するために、市民ニーズを的確に把握する。また限ら れた資源を効率的・効果的に活用しながら、利便性の高い市民サービスを提供する。 2-1-1 市民ニーズの的確な把握・対応 多様化・高度化・複雑化する市民ニーズを的確に把握し、迅速かつ誠実に対応していく。 所管部局 行動計画① 取組内容 市民からの要望・意見等に対する的確な対応 市民福祉部 市民相談課 ・市民に分かりやすい要望等提出方法の提示 ・市民からの要望等に対する回答手続きルールの全庁統一 ・市民への分かりやすい要望・意見等提出方法の提示をすることで、市民の意見を取り 期待される 成果 入れやすい体制が整っている。 ・「意見・要望等の取扱いに関する手引」に基づいた対応が徹底されている。 ・同手引が適切に見直しされている。 年次計画 28年度 29年度 30年度 ・分かりやすい要望・意見等 の提出方法の市民への 提示 ・定期的な要望・意見等の提 出方法の市民への提示 ・定期的な要望・意見等の提 出方法の市民への提示 ・「意見・要望等の取扱いに 関する手引」に基づいた 対応の実施と同手引の見 直し ・「意見・要望等の取扱いに 関する手引」に基づいた 対応の実施と同手引の見 直し ・「意見・要望等の取扱いに 関する手引」に基づいた 対応の実施 所管部局 行動計画② 市民ニーズを踏まえた支所サービス向上 社会部 地域支援課・各支所 ・CS※窓口アンケートの実施 ・各支所によるCS職場研修の実施 取組内容 ・業務依頼課による業務研修の実施 ・全支所による担当者会議の実施 ・支所業務検討会議による現行支所業務の整理と改善 ・支所長会議の実施 期待される 成果 年次計画 ・社会環境や行政需要に柔軟に対応した支所サービスの提供が行われている。 28年度 29年度 30年度 ・CS アンケートの実施( 「満足・ やや満足」平均 89.0 ポイント 以上) ・CS アンケートの実施(「満足・ やや満足」平均 89.0 ポイン ト以上) ・CS アンケートの実施(「満足・ やや満足」平均 89.0 ポイン ト以上) ・支所担当者会議の実施 ・支所担当者会議の実施 ・支所担当者会議の実施 ・支所業務検討会議の実施 ・支所業務検討会議の実施 ・支所業務検討会議の実施 ・支所長会議の実施 ・支所長会議の実施 ・支所長会議の実施 ※CS…Customer Satisfaction(カスタマー サティスファクション)の略。市民満足度のこと。 42 戦略方針 2-1 市民サービスの質的向上 2-1-2 利便性を高める市民サービスの提供 社会の環境変化に柔軟かつ弾力的に対応しながら、利便性の高い市民志向のサービスの提供を図 る。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 年次計画 市民満足向上プロジェクト※の実施 総務部 人事課 ・市民の期待を超える「応対」と「市民サービスの提供」を目指した職員の知識、意 識の向上及び自律的行動を促す職場の風土づくり ・自ら市民との距離を縮め、市民の気持ちを汲み取り、その期待に応えようと努力す る職員が育成されている。 28年度 29年度 30年度 ・意識啓発強化週間の実施 (年3回) ・前年度の実績等を踏まえ 改善して実施 ・前年度の実績等を踏まえ 改善して実施 ・市民応対向上研修等の研 修の実施 ・応対優良職員表彰の実施 ・市民窓口アンケート等、各調査 の実施 ※市民満足向上プロジェクト…市民との信頼構築のため、職員の意識と組織風土を改善することにより、市民満足を向上 させる取組のこと。平成25年度から実施 所管部局 行動計画② 取組内容 期待される 成果 公共施設予約システムの導入 総務部 ・インターネットを利用した施設予約ができる環境整備 ・文化施設等においても体育施設と同じようにインターネットを利用した予約ができ る環境が整備されている。 28年度 年次計画 行政改革推進課 ・施設利用許可に関する基準 の検討、整理 29年度 30年度 ・システム設計 ・システム運用開始 ・システム導入の準備 ・利用者への周知 ・利用調整に関する基準の検 討、整理 43 戦略方針 2-1 市民サービスの質的向上 2-1-2 利便性を高める市民サービスの提供 行動計画③ マイナンバーカード※の利活用策の検討 取組内容 ・マイナンバーカードの独自利用方法の検討 期待される 成果 年次計画 所管部局 総務部 行政改革推進課 ・市民サービスの向上につながる新たなマイナンバーカードの利活用方法の検討が行 われている。 28年度 29年度 30年度 ・マイナンバーカードの独自利用に 関する情報収集 ・マイナンバーカードの独自利用方 法の検討 ・具体的な利用方法の検討 ※マイナンバーカード…平成 28 年 1 月から始まった社会保障・税番号(マイナンバー)制度の中で希望者が取得できる 写真付きのカードのこと。マイナンバーカードには、個人の写真のほか、住所や生年月日、性別なども記載されており、 身分証明書としても利用することができる。また、カードにはICチップも搭載されており、このICチップを利用す ることで、住民票や所得証明書などの書類をコンビニエンスストアで取得することも可能となる。 行動計画④ 取組内容 期待される 成果 年次計画 所管部局 マイナポータルの活用方法の検討 総務部 行政改革推進課 ・マイナポータルに関連する情報の収集 ・マイナポータルの利用方法に関する具体的な検討 ・マイナポータルの積極的な利用に向けて、国の動向を踏まえつつ、具体的な検討が 行われている。 28年度 29年度 30年度 ・利用方法に関する情報収 集 ・利用に関する具体策の検 討 ・マイナポータルの利用に向けた 準備 ・先進自治体の情報収集 ※マイナポータル…マイナンバー制度開始に伴い、自分が受けられる行政サービスをインターネットで知ることができる サービスのこと。 行動計画⑤ 所管部局 コンビニエンスストアでの証明書交付サービスの 開始 市民福祉部 市民課 ・平成 28 年 10 月開始予定の全国大手コンビニエンスストアでの住民票等証明書交付 取組内容 とそれに係る周知 ・窓口での証明書交付状況調査及びコンビニエンスストアでの証明書交付利用状況調 査を通じた体制の見直し 期待される 成果 ・市民の証明書交付に係る利便性が向上している。 ・市民課・支所の証明書交付窓口の効率化が図られている。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・10 月からコンビニエンスストアでの 各種証明書の交付開始 ・継続的な周知活動 ・継続的な周知活動 ・利用状況及び統計調査 ・利用状況及び統計調査 ・コンビニエンスストアでの各種証明 書の交付開始の周知 ・調査に基づく交付窓口体 制の検討と見直し ・調査に基づく交付窓口体 制の検討と見直し ・利用状況及び統計調査 44 戦略方針 2-1 市民サービスの質的向上 2-1-2 利便性を高める市民サービスの提供 所管部局 行動計画⑥ 旅券事務窓口の開設に伴う運営体制の確立 市民福祉部 市民課 ・平成 30 年度末閉鎖予定となっている豊田加茂旅券センターに代わる豊田市旅券事務 取組内容 窓口開設に向けた運営体制の構築 ・旅券窓口開設に向けた市民への周知 期待される 成果 年次計画 ・豊田市が運営を行う旅券窓口開設に向けた準備が整っており、既存の市民課業務と 一体化した運営体制を構築することで、市民の利便性が高められている。 28年度 29年度 30年度 ・愛知県、近隣市町村の動向 調査 ・窓口開設に係る体制の策 定 ・事務移譲に係る愛知県 との調整 ・窓口開設場所の検討 ・窓口開設準備 ・職員体制と運営方針の検討 ・窓口開設準備に係る予算 の策定 ・備品、消耗品等の調査 ・運営方針の策定 ・事務研修の実施 ・導入及び運用コストの検討 ・事務手順等の検討 ・旅券事務窓口開設の周 知 ・関係法令の整備 所管部局 行動計画⑦ 生活困窮者の自立支援方策の実施 市民福祉部 生活福祉課 ・経済的に困窮する人、社会的に孤立する人の早期発見 ・生活困窮者一人ひとりへの支援強化 取組内容 ・相談によって把握した課題の蓄積により、社会的な孤立の防止、早期支援のための 地域づくりへの働きかけ ・自立相談支援事業、住宅確保給付金、就労準備支援事業、家計相談支援事業、就労 訓練事業所の認定、学習支援事業の実施 期待される 成果 年次計画 ・生活の困りごと全般にわたり、相談支援を行い、関連機関や他制度などを活用しな がら、支援プランに基づいた継続的な支援を実施し、各世帯の課題解決が図られて いる。 28年度 29年度 30年度 ・生活困窮者自立支援事業 の周知 ・生活困窮者自立支援事業 の周知 ・生活困窮者自立支援事業 の周知 ・学習支援事業の実施 ・学習支援事業の拡充 ・就労準備支援、家計相談 支援事業の拡充 ・就労準備支援、家計相談 支援事業の評価、検証 ・学習支援事業の評価、検 証 45 ・評価、検証後の就労準備 支援、家計相談支援事業 戦略方針 2-1 市民サービスの質的向上 2-1-2 利便性を高める市民サービスの提供 所管部局 行動計画⑧ 育児相談コールセンターの設置 子ども部 子ども家庭課 ・24 時間・365 日対応可能な「 (仮)育児相談コールセンター」を民間委託により開設 取組内容 ・子育ての不安感や負担感を訴える相談者等に対しては、子ども家庭課家庭児童相談 室や愛知県豊田加茂児童・障害者相談センター等専門機関への相談勧奨等を行い、 児童虐待の発生予防・早期発見に繋げる体制を構築 期待される 成果 ・24 時間・365 日相談可能な「 (仮)育児相談コールセンター」を設置し、子育てに関 する相談窓口を充実させることで、児童虐待の発生予防・早期発見につなげる。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・コールセンターの開設、実施 ・コールセンターの実施、検証 ・コールセンターの実施、検証 ・コールセンターの周知 (コールセンター認知度:50%) ・コールセンターの周知 (コールセンター認知度:80%) ・相談支援体制の新たな方 法の検討 ・コールセンターの周知 (コールセンター認知度:90%) 所管部局 行動計画⑨ 切れ目のない在宅医療・介護サービスの提供 市民福祉部 地域福祉課 ・高齢者がいつでも・どこでも在宅医療・介護サービスを享受できるよう医療・介護関 取組内容 係者が連携したサービス提供体制を構築 ・様々なツールを活用し、医療・介護の連携に必要な情報が円滑に共有できる体制の構 築 期待される 成果 ・多職種の連携によるより効果的なサービスの提供及び情報共有できる体制の基礎が 構築されている。 28年度 29年度 30年度 ・三師会 からのサービス提供 に関する実施計画の策定 ・三師会からのサービスを提供 するための準備及び実施 ・三師会からのサービスの普及 啓発 ・情報共有体制構築のため のモデル事業及びワークショップ 等の実施 ・情報共有ツールの導入準備及 び運用開始 ・情報共有ツールの運用状況の 検証 ※ 年次計画 ・情報共有に関するガイドブ ック(案)の策定 ※三師会…豊田加茂医師会、豊田加茂歯科医師会、豊田加茂薬剤師会のこと。 46 戦略方針 2-2 効率的・効果的な事務執行への転換 必要性、合理性、簡素化といった観点から、業務の内容、工程、実施方法を徹底的に見直し、効 率的・効果的な事務を執行する。 2-2-1 業務内容・プロセスの改善 事務の執行において、最小の経費で最大の効果が得られるよう慣例にとらわれることなく業務の 見直しを行い、事務の効率化に努める。 行動計画① 所管部局 マイナンバー制度における自治体間情報連携へ の対応 総務部 情報システム課 ・平成29年7月に地方公共団体システム機構が整備する情報提供ネットワークシス 取組内容 テムと庁内ネットワークの接続 ・社会保障及び税に関する情報の取得と提供に対応するための基幹システムの改修 期待される 成果 ・情報提供ネットワークシステムを通じて他の情報保有機関から社会保障や税に関す る情報を取得することになることから、情報の提供及び取得ができるよう基幹シス テムが改修されている。 28年度 年次計画 29年度 ・基幹システム改修(80%) ・基幹システム改修(完了) ・情報提供ネットワークシステムへの 接続 ・連携テスト 30年度 ・連携テスト 所管部局 行動計画② 取組内容 期待される 成果 財務会計システムの改修を通じた事務の効率化 行政改革推進課 ・職員の事務負担の軽減のための財務会計システムの改修と財務事務の改善 ・財務会計システムの改修及び事務の改善が完了し、財務事務に係る職員の負担が軽 減されている。 28年度 年次計画 総務部 ・財務会計システムの改修完了 29年度 ・財務会計システム運用の経過 観察 47 30年度 戦略方針 2-2 効率的・効果的な事務執行への転換 2-2-1 業務内容・プロセスの改善 所管部局 行動計画③ 文書保存の適正化 総務部 庶務課 ・書庫の適正管理 取組内容 ・永年文書の有限化 ・保存文書管理情報の整理及び管理手法の整備 ・文書のマイクロ化、文書廃棄等年次処理 期待される 成果 ・永年文書に保存年限を設定し、廃棄又は歴史公文書として公文書管理センターでの 保存に替えていくことで書庫容量が確保されている。また、保存されている文書の 必要な情報の把握や、効率的な管理が行われている。 28年度 29年度 30年度 ・永年文書の把握 ・永年文書の年限設定、廃 棄(延長)決定作業 ・廃棄決定した永年文書の 廃棄 ・書庫保存文書と現保存文 書管理データとの照合 ・保存文書管理票データの 整備 ・歴史公文書に選別した永 年文書の移動 ・マイクロ化、文書廃棄等 ・マイクロ化、文書廃棄等 ・保存文書管理票データの整 備 ・書庫状況の把握、管理 年次計画 ・マイクロ化、文書廃棄等 所管部局 行動計画④ 社会福祉法人・施設の指導監査体制の強化 市民福祉部 総務課 ・関係法令に基づく社会福祉法人・施設に対する指導監査の実施について、指導監査 取組内容 の質を向上させるための指導手法等の見直し ・社会福祉法人・施設及び監査に係る職員の資質向上のための研修会の実施 期待される 成果 ・指導監査体制を強化することで、社会福祉法人・施設の適正な福祉サービスの提供 につながっている。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・指導監査手法の見直し ・指導監査の実施 ・指導監査の実施 ・研修会の実施 ・研修会の実施 ・研修会の実施 ・庁内関係課、近隣市町と の連携体制の構築 ・庁内関係課、近隣市町と の連携 ・庁内関係課、近隣市町と の連携 48 戦略方針 2-2 効率的・効果的な事務執行への転換 2-2-1 業務内容・プロセスの改善 所管部局 行動計画⑤ 雑紙分別の周知啓発によるリサイクルの推進 環境部 ごみ減量推進課 ・リサイクルできる雑紙の種類や排出方法について、出前講座等の実施 取組内容 ・雑紙を排出しやすい環境の整備(リサイクルステーションの改善) ・雑紙のリサイクル状況の確認、市民への情報発信 期待される 成果 年次計画 ・雑紙分別に対する市民の意識が向上している。 ・雑紙の回収量が増加している。(3年間で計 100t増加) 28年度 29年度 30年度 ・イベント等での雑紙分別用袋 を使用した分別 PR ・イベント等での雑紙分別用袋 を使用した分別 PR ・イベント等での雑紙分別用袋 を使用した分別 PR ・出前講座や環境学習で雑 紙分別を PR ・出前講座や環境学習で雑 紙分別を PR ・出前講座や環境学習で雑 紙分別を PR ・受け皿となるリサイクルステーション の改善検討 ・受け皿となるリサイクルステーション の改善検討 ・受け皿となるリサイクルステーション の改善検討 ・市民への雑紙のリサイクルに関 する情報発信 ・市民への雑紙のリサイクルに関 する情報発信 ・市民への雑紙のリサイクルに関 する情報発信 (リサイクルステーションでの雑紙回収 量:目標 20t増加) (リサイクルステーションでの雑紙回収 量:目標 30t増加) (リサイクルステーションでの雑紙回収 量:目標 50t増加) 所管部局 行動計画⑥ 効果的・効率的な給食センターの配置見直し 学校教育部 保健給食課 ・安全でおいしい給食の質の維持を前提とした効果性・効率性の観点での給食センタ 取組内容 ーの配置の見直し ・検討結果の着実な実施 期待される 成果 ・安全でおいしい給食を安定的・効率的に提供できている。 28年度 年次計画 ・見直しに係る関係団体と の事前協議 29年度 30年度 ・施設改修 ・見直しに基づく対応 ・関係団体協議 ・施設改修 ・関係職員への説明・協議 ・関係団体協議 49 戦略方針 2-2 効率的・効果的な事務執行への転換 2-2-2 改善を継続する職場づくり 既存の枠組みや従来の発想にとらわれることなく、職員が改善意識をもって業務にあたることに より、事務の効率化、質の向上などの効果が期待できる改善活動を推進する。 行動計画① 所管部局 提案制度の活発化 総務部 行政改革推進課 ・提案を行いやすい環境の整備 ・提案内容の情報共有 取組内容 ・提案者を評価する仕組みの構築 ・より積極的に改善を行えるような組織的な後押し ・提案の質を高める知識を学ぶ機会の創出 期待される 成果 ・提案制度(改善、チャレンジ、全庁課題)の活性化によって、業務の効率化(時間 外勤務及び経費の削減)が図られるとともに、市民サービスが向上している。 28年度 ・提案システム開発 ・情報共有の仕組みの構築 年次計画 29年度 30年度 ・平成 28 年度の評価、検 証、改善 ・平成 29 年度の評価、検 証、改善 ・提案者の表彰 ・組織的な意識啓発 ・研修の実施 所管部局 行動計画② とよたチャレンジプロジェクトの実施 総務部 人事課 ・「業務カイゼン部門(各部局における業務改善をプロジェクトメンバーで行う)」の 取組内容 実施 ・「ミライ・チャレンジ部門(公募により自主的に集まったメンバーがグループで将来 の豊田市の課題解決を提案する)」の実施 期待される 成果 ・取組による業務改善によって、行政サービスが向上している。 ・プロジェクトチームでの活動経験により職員のチームワーク、挑戦的思考、課題解 決能力が向上している。 28年度 年次計画 29年度 ・業務カイゼン部門の実施 ・プロジェクトの見直し ・ミライ・チャレンジ部門の実施 ・各種部門の実施 ・提案内容の実施 50 30年度 ・評価、検証、改善 戦略方針 2-2 効率的・効果的な事務執行への転換 2-2-2 改善を継続する職場づくり 行動計画③ 豊田市役所での省資源・省エネ行動の推進 所管部局 環境部 環境政策課 市役所の温室効果ガス排出量の削減につなげるための取組(とよたエコアクションプ ラン※)の実施 ・省資源・省エネルギーの推進 取組内容 ・廃棄物の減量とリサイクルの推進 ・環境に配慮した製品の使用 ・車両の適正使用・エコドライブ及びエコカーの導入促進 ・公共工事、施設の維持・管理における環境配慮 期待される 成果 年次計画 ・市役所における平成 30 年度の温室効果ガス排出量を平成 22 年度比 16%削減され ている。 28年度 29年度 30年度 ・とよたエコアクションプランの行動 計画に基づく環境率先行 動の実施 ・とよたエコアクションプランの行動 計画に基づく環境率先行 動の結果評価・改善 ・とよたエコアクションプランの行動 計画に基づく環境率先行 動の結果評価・改善 ・夏季・冬季の節電、ライトダウ ンキャンペーンの実施 ・夏季・冬季の節電、ライトダウ ンキャンペーンの実施 ・夏季・冬季の節電、ライトダウ ンキャンペーンの実施 ※とよたエコアクションプラン…市自らが、事業者・消費者として行う環境保全のための率先行動計画。プランの中で、 平成 32 年度の温室効果ガス排出量を平成 22 年度比 20%削減と定めている。 51 戦略方針 2-3 透明性の高い行政経営の推進 市役所の一層の透明性向上の観点から、市が保有する様々な情報について市民に積極的に公開、 共有するともに、市民参画型の行政を推進することで、市民視点での行政経営を行う。 2-3-1 政策形成過程からの市民参画の促進 市の計画等の策定・検討プロセスに市民参画の機会を充実させ、市民との合意形成を重視した市政 の推進を図る。 行動計画① 所管部局 パブリックコメント制度※1 及び E モニター制度※2 を活用した市民参画の充実 経営戦略室 市政発信課 ・市民参画の機会確保のため、パブリックコメント制度の有効的な運用 取組内容 ・Eモニター制度の積極的な活用による市民ニーズの把握 ・Eモニター登録者の増加に向けた対策の検討 期待される 成果 年次計画 ・Eモニター登録者数を増加させるとともに、パブリックコメント制度や E モニター 制度の活用による市民参画の推進が図られている。 28年度 29年度 30年度 ・パブリックコメント制度、E モニター 制度の活用による市民参 画の推進 ・パブリックコメント制度、E モニター 制度の活用による市民参 画の推進 ・パブリックコメント制度、E モニター 制度の活用による市民参 画の推進 ・E モニター登録者数増加策の 検討 ・E モニター登録者数の増加 ※1 パブリックコメント制度…市民と行政のパートナーシップを推進するための取組の一つで、市の基本的な政策等の策 定に当たり、その趣旨、目的、内容を公表し、これに対する市民からの意見、情報、専門的知識の提出を受け、出され た意見の概要と市の考え方を公表する一連の手続のこと。 ※2 E モニター制度…市民に「E モニター」として登録いただき、パソコンやスマートフォン、携帯電話からインターネ ットと電子メールを利用して、市からのアンケート調査に返答してもらう制度。市民から「今」の意見を迅速に伺い、 市政運営の参考とさせていただくことを目的としている。 所管部局 行動計画② 取組内容 期待される 成果 年次計画 審議会等※への公募委員の積極的登用 総務部 行政改革推進課 ・審議会等の公募手法の見直し ・先進事例等の調査・研究 ・審議会等への公募委員の積極的な登用により、公正で透明性の高い審議会等が運営 されている。 28年度 29年度 30年度 ・審議会等の公募手法の課 題の抽出 ・審議会等の公募手法の見 直し ・審議会等の公募手法の見 直し ・先進事例等の調査・研究 ※審議会等…市が、法律又は条例を根拠として設置し、学識経験者や、各種団体、市民から委員を募集(公募)し、審議、 審査、調査、調停などを行う機関 52 戦略方針 2-3 透明性の高い行政経営の推進 2-3-1 政策形成過程からの市民参画の促進 行動計画③ 取組内容 期待される 成果 計画・介護保険事業計画の策定 市民福祉部 行動計画④ 介護保険課 ・第7期計画の策定に向け市民・団体からの積極的な意見聴取を踏まえた計画の策定 ・社会福祉審議会高齢者専門分科会からの諮問・答申の実施 ・市民ニーズに即した計画が策定されている。 ・講座や共働事業を通じて、介護保険や高齢者施策に対する市民の理解が深まってい る。 28年度 年次計画 所管部局 積極的な市民参画による第7期高齢者保健福祉 29年度 30年度 ・市民ニーズの把握と基礎資料 の収集 ・地区別意見交換会の開催 (高齢者等実態調査、関係機 関・団体へのヒアリング、高齢 者安心おしかけ講座) ・社会福祉審議会高齢者専門 分科会からの諮問・答申 ・パブリックコメントの実施 ・計画の策定 所管部局 教育ニーズを十分に踏まえた(仮称)第3次教 育行政計画の策定 教育行政部 教育政策課 ・市民意識調査等の実施により本市の教育ニーズを把握 取組内容 ・調査等に基づき問題点抽出、課題設定及び重点取組立案 ・市民の参画を得ながら教育行政計画審議会を設置・運営 ・議会との意見交換やパブリックコメントを踏まえて計画図書を策定 期待される 成果 ・教育に対する市民ニーズを十分に踏まえることを通して、地域の実情に応じた教育 に関する施策・目標を設定できている。 28年度 年次計画 ・市民意識調査等の実施 (有効回収数:10,000 件) 29年度 ・パブリックコメントの実施 (意見数:300 件) 53 30年度 戦略方針 2-3 透明性の高い行政経営の推進 2-3-2 効果的な情報発信 行政が行う様々な施策を市民が把握し、積極的に活用・参画してもらうため、多様な広報媒体を用 いて効果的な情報発信を行う。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 市政情報の見える化・見せる化の推進 市政発信課 ・重点的に PR するテーマを決定し、戦略的な広報活動を展開 ・目的や対象を明確化し、タイミングや内容、広報媒体等を工夫した効果的な情報発信 ができている。 28年度 年次計画 経営戦略室 29年度 30年度 ・重点施策の決定 ・重点施策の決定 ・重点施策の決定 ・各種広報媒体を活用した重 点施策の PR ・各種広報媒体を活用した重 点施策の PR ・各種広報媒体を活用した重 点施策の PR ・市外・海外向け広報の研究 ・市外・海外向け広報の実施 ・市外・海外向け広報の充実 所管部局 行動計画② 広報媒体の効果的な活用 経営戦略室 市政発信課 ・「広報とよた」と「CATV」市政情報提供番組の動画を連動させた掲載記事の動画配信 取組内容 ・「市ホームページ」における「CATV」市政情報提供番組アーカイブ動画の スマートフォン対応 ・「情報取得に関する意識調査」の隔年実施 期待される 成果 ・定期的に「情報取得に関する意識調査」を実施し、市民ニーズに即した広報媒体の 活用ができている。 28年度 ・「広報とよた」での動画配 信 年次計画 29年度 ・広報媒体見直しの検討 ・「市ホームページ」での動 画配信にかかるスマートフォン対 応 30年度 ・「情報取得に関する意識調 査」の実施 ・広報媒体見直しの検討 ・「情報取得に関する意識調 査」の実施 ・広報媒体見直しの検討 54 戦略方針 2-3 透明性の高い行政経営の推進 2-3-2 効果的な情報発信 行動計画③ 所管部局 職員の情報発信力の強化 経営戦略室 市政発信課 ・職員の情報発信スキルやマインドを向上させるための情報発信研修の実施 取組内容 ・職員がより効果的な情報発信を行うための支援(手引、情報 DB 構築) ・市ホームページの適切な管理 期待される 成果 ・的確に伝わる情報発信を行うとともに効果的な報道発表の実施により、報道機関に 多くの豊田市の取組が取り上げられている。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・情報発信研修の実施 ・情報発信研修の実施 ・情報発信研修の実施 ・報道発表の手引の見直し ・適切なホームページ管理 ・適切なホームページ管理 ・情報発信媒体活用策の周知 ・適切なホームページ管理 行動計画④ 所管部局 福祉センター「情報コーナー」の福祉情報発信拠 点としての活用促進 市民福祉部 総務課 ・常設展示や高齢者疑似体験、車いす体験、その他市民の関心がある福祉関連講座を 実施することで、情報の発信拠点としての活用促進 取組内容 ・市内福祉施設利用者や自治区、老人クラブなどの訪問者のニーズに沿った福祉セン ター内の見学会の企画 ・3階交流コーナーと連携強化 期待される 成果 年次計画 ・市民のニーズに合った新規講座の開設と内容を刷新し、利用者が増加している。 ・3階交流コーナーや他機関との連携強化が図られている。 ・講座開催(3回/月)を継続的に実施できる体制づくりが行われている。 28年度 29年度 30年度 ・前年度利用状況の分析と 市民ニーズの把握 ・前年度利用状況の分析と 市民ニーズの把握 ・前年度利用状況の分析と 市民ニーズの把握 ・新規講座の開設と内容の 刷新 ・新規講座の開設と内容の 刷新 ・新規講座の開設と内容の 刷新 ・交流コーナーとの連携強化 (利用者数 500 人/月) ・交流コーナーとの連携強化 (利用者数 550 人/月) ・交流コーナーとの連携強化 (利用者数 600 人/月) 55 戦略方針 2-3 透明性の高い行政経営の推進 2-3-2 効果的な情報発信 所管部局 行動計画⑤ 市民の救急医療機関適正受診を促すための情報発信 市民福祉部 総務課 ・受診のアドバイス、救急処置方法、医療機関案内等が相談できるコールセンターの 開設 取組内容 ・小中学校保護者を中心に救急医療の適正受診に関する講座の実施 ・かかりつけ医ガイドブックの配布 ・「読む救急箱」 「見る救急箱」等医療啓発冊子や啓発マグネットの配布 期待される 成果 ・救急救命センター時間外診療患者数が維持されている。(平成 26 年度比較) ・救急医療に関する専用の相談先があることを知っている人が増加している。 (認知度 50%以上) 28年度 ・コールセンターの開設 年次計画 ・啓発活動の協力者及び協 力方法検討 ・講座実施と冊子の配布 29年度 30年度 ・コールセンターの実施と効果確認 (認知度:30%) ・コールセンターの実施と効果確認 (認知度:50%) ・啓発活動効果の検証、見 直し ・見直し後の効果的な啓発 活動実施 ・講座実施と冊子の配布 ・講座実施と冊子の配布 所管部局 行動計画⑥ 災害時における飲料水確保のPR 上下水道局 水道整備課 ・各家庭における備蓄飲料水確保のPRの実施(1人当たり3日分で9 ) ・災害時拠点給水施設2か所の施設増設と施設周辺コミュニティ地区に重点を置いた 取組内容 周知活動の実施 ・「豊田市水道施設耐震化プラン」に基づく計画的な水道施設の耐震化の推進 (1人 20 /日を 10 日間) 期待される 成果 年次計画 ・各家庭における災害備蓄用飲料水の確保や災害時拠点給水施設の情報提供、水道施 設耐震化を促進することにより災害時における生活用水が確保されている。 28年度 29年度 30年度 ・「各家庭での飲料水確保率 ・「各家庭での飲料水確保率 ・「各家庭での飲料水確保率 50%」、「災害時拠点給水 60%」、「災害時拠点給水 70%」、「災害時拠点給水 施設認識率 50%」、「被災 施設認識率 60%」、「被災 施設認識率 70%」、「被災 時1人1日当たり 20 リットル 時1人1日当たり 20 リットル 時1人1日当たり 20 リットル の給水可能日数8日間」 の給水可能日数9日間」 の給水可能日数 10 日間」 を目指した各種イベントや出 を目指した各種イベントや出 を目指した各種イベントや出 前講座での広報活動、コミュ 前講座での広報活動、コミュ 前講座での広報活動、コミュ ニティ地区での周知 ニティ地区での周知 ニティ地区での周知 ・アンケートの実施 ・アンケートの実施 ・災害拠点給水施設の増設 ・災害拠点給水施設の増設 (1か所) (1か所) 56 ・アンケートの実施 戦略方針 2-3 透明性の高い行政経営の推進 2-3-3 情報の公開 市が保有する様々な情報を積極的に公開し、市の透明性と市民の利便性の向上を図る。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 オープンデータ※事業の展開 総務部 ・オープンデータ用ホームページを開設し、公共データを二次利用可能なデータ形式 で公開 ・公共データを個人、民間事業者等が活用することにより、市民の利便性向上及び企 業活動の活性化につながっている。 28年度 29年度 ・先進自治体の情報収集 年次計画 情報システム課 ・公開データの拡充 30年度 ・評価、検証 ・公開データの種別及び項目 の選定 ・オープンデータ公開先カタログサイト の準備 ・公開用ホームページ開設 ※オープンデータ…公共データを誰もが自由に使えて再利用でき、かつ再配布できるように、電子情報(電子データ) として、開かれた形で提供するもの 所管部局 行動計画② 歴史公文書等の公開 総務部 庶務課 ・歴史公文書の積極的な収集 取組内容 ・適切かつ効率的な歴史公文書選別、公開準備作業 ・公文書の積極的開示、情報提供の推進 期待される 成果 ・歴史公文書の収集、選別、公開準備等の作業が活発に行われることにより有用な歴 史公文書蓄積の見通しがつき、積極的な開示の推進によって歴史公文書が利用され ている。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・旧町村文書選別、公開作業 ・旧町村文書選別、公開作業 ・旧町村文書選別、公開作業 ・27 年度末廃棄文書選別、 公開作業 ・28 年度末廃棄文書選別、 公開作業 ・29 年度末廃棄文書選別、公 開作業 ・旧市文書の収集検討 ・旧市文書の収集検討 ・旧市文書の収集 ・情報公開条例改正検討 (公開可能な歴史公文書: 8,000) ・情報公開条例改正検討 (公開可能な歴史公文書: 8,500) ・歴史公文書に選別した永年 文書の受入れ 57 ・情報公開条例改正(公開可 能な歴史公文書:9,000、歴 史公文書開示請求累積件 数:5件) 3 未来を創造する戦略 ― 大転換の時代に向けた戦略の策定 - 戦略方針 3-1 戦略的な施策の推進 地方分権が進み、各地方公共団体は自らの判断と責任により、特色ある行政経営を行うことが求 められている中、トップマネジメント支援を推進するとともに、政策課題に迅速に対応し、将来を 見据えた施策を推進する。 3-1-1 持続可能な都市の実現に向けた戦略的な施策展開 人口減少や超高齢社会の到来など、いまだかつてない大きな転換期を迎える状況下において、国 政や経済界の動向、市民ニーズの変化などにアンテナを張り、いち早く課題を設定し、スピーディ に対応する。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 年次計画 ※ 地方分権 改革の積極的な推進 経営戦略室 経営戦略室 ・「地方分権改革に関する提案募集」制度の活用 ・中核市市長会等を通じた意見表明、情報収集・共有 ・地方分権改革に関する提案募集制度を活用するなどして、積極的に地方分権改革を 推進している。 28年度 29年度 30年度 ・地方分権改革に関する提 案募集制度の活用 ・地方分権改革に関する提 案募集制度の活用 ・地方分権改革に関する提 案募集制度の活用 ・中核市市長会等を通じた 意見表明・情報収集・庁内 共有 ・中核市市長会等を通じた 意見表明・情報収集・庁内 共有 ・中核市市長会等を通じた 意見表明・情報収集・庁内 共有 ※地方分権…地方がそれぞれの事情に合った、より適切で柔軟な統治を行うため、国の権限の一部を地方へ移管すること。 所管部局 行動計画② 施策・事業の実効性を高める行政評価制度の構築 企画政策部 企画課 ・第8次総合計画と連動した行政評価制度の検討 取組内容 ・新たな評価制度の庁内周知 ・新たな制度での評価の実施 期待される 成果 ・第8次総合計画と連動した新たな評価制度が確立されている。 28年度 ・第8次総合計画と連動し た評価制度の検討 年次計画 29年度 ・評価制度の庁内周知 ・新たな制度での評価の試 行実施 ・運用結果を踏まえた評価 制度の見直し 58 30年度 ・評価制度の庁内周知(継 続) ・評価の本格実施 戦略方針 3-1 戦略的な施策の推進 3-1-1 持続可能な都市の実現に向けた戦略的な施策展開 行動計画③ 取組内容 期待される 成果 年次計画 所管部局 多様な再生可能エネルギー※1 等を活用した中山間 地でのエネルギー自給モデルの確立 企画政策部 環境モデル都市推進課 ・中山間地の多様な地域資源を活用したエネルギー自給モデルの検討と実施 ・多様な再生可能エネルギーを活用したエネルギー自給化モデルが確立されている。 28年度 29年度 30年度 ・再生可能エネルギーの有効利 用策の調査 ・再生可能エネルギーを活用し たエネルギー自給モデルの検討 ・再生可能エネルギーを活用し たエネルギー自給モデル事業の 実施 ※1 再生可能エネルギー…自然界に存在するエネルギーの中で、枯渇せず永続的に利用可能なもので、太陽光、水力、 風力、バイオマス※2、地熱などのエネルギーのこと。 ※2 バイオマス…再生可能な、生物由来の有機性資源(化石燃料を除く。 )のこと。 行動計画④ 所管部局 政策法務の推進による自主条例づくり 総務部 法務課 ・条例等整備指針に基づく、地域課題を解決するための自主条例の制定 取組内容 ・政策法務推進担当会議を昇華させ、政策法務推進委員会を発足 ・外部有識者である政策法務アドバイザーから適切な助言や指導を受ける機会の活用 期待される 成果 年次計画 ・法律の執行では解決できない地域課題に対応するため、市民・地域志向の自主条例 が制定されている。 28年度 29年度 30年度 ・政策法務推進委員会の設 置及び開催(2回) ・政策法務推進委員会の開 催(4回) ・政策法務推進委員会の開 催(4回) ・自主条例検討プロジェクトチーム (PT) 又 は ワ ー キ ン ク ゙ ク ゙ ル ー フ ゚ (WG)の開催(8回) ・自主条例検討 PT 又は WG の開催(15 回) ・自主条例検討 PT 又は WG の開催(15 回) ・政策法務アドバイザーの活用 (相談件数4件) ・政策法務アドバイザーの活用 (相談件数4件) ・政策法務アドバイザーの活用 (相談件数2件) 行動計画⑤ 取組内容 期待される 成果 年次計画 所管部局 広域連携による気候変動対策の推進 環境部 環境政策課 ・「エネルギーの地産地消」、「温室効果ガスの大幅削減」、「気候変動などへの適応」に 向け、首長誓約を行った西三河地域の自治体と連携して気候変動対策を推進 ・「エネルギーの地産地消」、「温室効果ガスの大幅削減」、「気候変動などへの適応」が 推進されている。 28年度 29年度 30年度 ・連携自治体で設立した協 議組織において持続可能 なエネルギーアクションプランを策定 ・アクションプランに基づき、取組 実践 ・アクションプランに基づき、取組 実践及び進捗確認 59 戦略方針 3-1 戦略的な施策の推進 3-1-2 トップマネジメント支援の推進 市長が迅速かつ適切な施策の選択及び意思決定を行うための必要な支援を推進する。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 戦略会議の運営 経営戦略室 ・経営戦略会議の運営 ・都市経営の特に重要な方針・政策及び事業に関する協議が実施されている。 28年度 年次計画 経営戦略室 29年度 30年度 ・経営戦略会議の運営 ・経営戦略会議の運営 ・経営戦略会議の運営 ・付議案件の課題検証 ・付議案件の課題検証 ・付議案件の課題検証 所管部局 行動計画② 取組内容 期待される 成果 総合教育会議の運営 経営戦略室 ・総合教育会議の運営 ・市長部局と教育委員会が連携した取組の調整 ・総合教育会議の開催と定着を図るとともに、学校教育と社会教育・地域教育等との 円滑な連携が取れている。 28年度 年次計画 経営戦略室 29年度 30年度 ・総合教育会議の運営 ・総合教育会議の運営 ・総合教育会議の運営 ・提案議題の調整、論点整理 ・提案議題の調整、論点整理 ・提案議題の調整、論点整理 60 戦略方針 3-2 ミライ・チャレンジ都市の推進 戦略方針 3-2 ミライ・チャレンジ都市の推進 市民の幸せな暮らしにつながる「ミライのフツー」を目指し、住みよさ満足度の向上と経済活動 の活性化を図りながら、将来のまちづくりに向けた取組を推進する。 3-2-1 市民・企業等のチャレンジを支援する取組の推進 市民満足度の向上と企業の経済活動の活性化を図るため、市民・企業等の「ミライのフツー」を 目指した近未来技術やシステム開発、まちづくりの実証などを幅広く支援する。 行動計画① 取組内容 期待される 成果 証実験の支援 経営戦略室 行動計画② 取組内容 期待される 成果 年次計画 経営戦略室 ・企業・大学等と連携した近未来技術やシステムの実証実験の支援 ・実証実験を継続的に支援することで、市民や企業、大学等が、市をフィールドとし て、豊かな発想や近未来の技術を生かした様々な事業に積極的にチャレンジしてい る。 28年度 年次計画 所管部局 ミライ・チャレンジパートナーシップ事業による実 29年度 30年度 ・支援対象事業選択 ・支援対象事業選択 ・支援対象事業選択 ・支援策の検討 ・支援策の検討 ・支援策の検討 ・支援策の実施 ・支援策の実施 ・支援策の実施 ・アドバイザー等による評価 ・アドバイザー等による評価 ・アドバイザー等による評価 所管部局 市民発!ミライ☆チャレンジプロジェクト※による 未来志向の取組支援 企画政策部 企画課 ・多様な主体(NPO、地域活動団体、企業、大学等)が豊田市をフィールドに新た な発想で社会課題の解決を図り、ミライのフツーを目指す取組の支援 ・市民がミライのフツーにチャレンジする取組が持続的に行われ、ミライ・チャレン ジ都市の取組が推進されている。 28年度 29年度 30年度 ・事業の補助 (補助事業5件) ・事業の補助 (補助事業7件) ・事業の補助 (補助事業8件) ・伴走支援(事業のブラッシュア ップ、資金調達等) ・伴走支援(事業のブラッシュア ップ、資金調達等) ・伴走支援(事業のブラッシュア ップ、資金調達等) ※市民発!ミライ☆チャレンジプロジェクト…豊田市をフィールドに新たな発想で社会課題の解決を図り、ミライの フツーを目指す取組を市民が実施する事業のこと。 61 戦略方針 3-2 ミライ・チャレンジ都市の推進 3-2-1 市民・企業等のチャレンジを支援する取組の推進 行動計画③ 所管部局 環境・エネルギー分野等に関する先進的実証事業 への支援 企画政策部 環境モデル都市推進課 ・工場で発生する熱や電力を地域内で有効活用する取組への支援 ・V2Xの取組※の支援 取組内容 ・エネルギーの自給自足を目指す「スマートタウン」の整備促進 ・水素社会の実現に向けた取組の普及促進 期待される 成果 ・実証段階又は普及促進段階にある環境・エネルギーに関する事業が実装段階へ展開さ れている。 28年度 ・実証事業に対する支援 方法の確立 年次計画 ・事業内容及び成果の PR (目標:エコフルタウンにおける 事業 PR の増加 1件) 29年度 30年度 ・実証事業への支援 (目標:新規実証事業への 支援:1件) ・実証事業への支援 (目標:新規実証事業への 支援:1件) ・ 事 業 内 容 及 び 成 果 の PR (目標:エコフルタウンにおける 事業 PR の増加 1件) ・事業内容及び成果の PR (目標:エコフルタウンにおける 事業 PR の増加 1件) ※V2Xの取組…次世代自動車の外部給電機能を利用して住宅や家電、学校や公民館等の避難所、信号機や街路灯等の社 会インフラ等に給電する取組 所管部局 行動計画④ 持続可能な社会に向けたエコファミリーの輪の拡大 環境部 環境政策課 ・エコファミリー増加策の実施 取組内容 ・日常の暮らしの中でできる環境配慮行動に対するエコポイント※発行メニューの拡大 ・豊田産の商品など地域へ還元されるエコポイントの交換メニューの充実 期待される 成果 ・日常の暮らしの中で環境に配慮した行動ができる市民が増加している。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・エコファミリー増加策の実施 ・エコファミリー増加策の実施 ・エコファミリー増加策の実施 ・エコポイント発行メニュー拡大の検 討と実施 ・エコポイント発行メニュー拡大の検 討と実施 ・エコポイント発行メニュー拡大の検 討と実施 ・地域へ還元されるエコポイント 交換メニューの検討と実施 ・地域へ還元されるエコポイント 交換メニューの検討と実施 ・地域へ還元されるエコポイント 交換メニューの検討と実施 (エコファミリー宣言数:6,000 (エコファミリー宣言数:6,000 (エコファミリー宣言数:6,000 世帯) 世帯) 世帯) ※エコポイント…市民の皆さんの環境配慮行動に対し、エコポイントを発行し、貯めたポイントでエコ商品などに交換で きる。 62 戦略方針 3-2 ミライ・チャレンジ都市の推進 3-2-1 市民・企業等のチャレンジを支援する取組の推進 所管部局 行動計画⑤ (仮称)ものづくり創造拠点の整備 産業部 ものづくり産業振興課 ・ものづくり関連機能(イノベーションセンター、ものづくりサポートセンター、も のづくりミライ道場)を集約し、新たなシンボルとなるものづくり創造拠点を整備 取組内容 ・中小企業の若者を中心とした人材育成事業「ものづくりミライ塾※」の実施 ・中小企業や学識経験者などの意見を踏まえた新規ソフト事業の構築 ・集約した機能が相乗効果を発揮するための新たな事業の展開 ・機能移転に合わせた既存事業の拡充と組織体制の検討 期待される 成果 年次計画 ・自動車産業だけに依存せず、今まで培った技術を使い新たな事業展開、自社商品な どの開発を行うことで、安定した事業運営ができる企業が増加している。 28年度 29年度 30年度 ・ も の づ く り ミ ラ イ塾 の 運営 (目標チーム数)3件 ・ も の づ く り ミ ラ イ 塾 の運営 (目標チーム数)4件 ・ も の づ く り ミ ラ イ 塾 の運営 (目標チーム数)5件 ・ものづくり創造拠点の整 備案と事業内容の検討 ・ものづくり創造拠点の整 備、開設と事業の実施 ・ものづくり創造拠点での 事業実施 ・イノベーションセンターの組織体制 の見直し案検討 ・イノベーションセンターの組織体制 の整備 ※ものづくりミライ塾…市内のものづくり企業で働く若手技術者等が、共同で「社会に役立つ」 「世の中にない」新たな 製品を開発するプロジェクト。企画から完成まで、製品開発の全工程を他分野の技術者と協力して行うことで、ものづ くりに対する情熱や新たな視点を養い、次世代のリーダー技術者の育成を目指す。 63 戦略方針 3-3 WE LOVE とよた※の推進 市民が豊田市の素晴らしさ(物・人・営み・地域など)を改めて認識し、郷土愛を育むとともに、こ れらを消費、楽しむ「WE LOVE とよた」の取組を一層推進し、豊田市の将来につなげていく。併せ て市外にも情報発信し、豊田市ファンの獲得を目指す。 3-3-1 郷土愛の醸成・ミライへの投資 何気なく暮らしていると見過ごしてしまいがちな豊田市の魅力を再発見し、今よりももっと好き になる「WE LOVE とよた」の取組を一層推進することで、郷土愛を育むとともに、その取組を豊田 市の次の世代につなげていく。 行動計画① 取組内容 期待される 成果 推進 企画政策部 財政課 ・ふるさと納税、企業版ふるさと納税の制度の活用による、寄附金による歳入の確保 ・ふるさと寄附金が増加している。 28年度 年次計画 所管部局 ふるさと寄附金の活用による郷土愛醸成の取組の ・取組内容の検討 29年度 30年度 ・取組の実施 ・取組の実施 ・取組の実施 ※ WE LOVE とよた…豊田市のかけがえのない地域資源を市民が自信と誇りを持って次の世代につなげていくものであり、 市民の地域への愛着と誇りをさらに育み、具体的な行動を広げることで、 「活力と魅力を備えた持続可能なまち」の実 現を根底から支えていくもの 所管部局 行動計画② 地域資源の利用促進と魅力向上 経営戦略室 経営戦略室 産業部 商業観光課 ・市民意識の向上につながる「WE LOVE とよた」条例の制定 取組内容 ・市民の具体的行動につなげるための「WE LOVE とよた」の一層の普及促進 (ロゴマーク活用、啓発イベント等) ・豊田らしい魅力向上の取組への支援と継続のための仕組みづくり 期待される 成果 年次計画 ・ラグビーワールドカップ 2019 等を契機として、市民等が誇りを持っておもてなしを する態勢が整っている。 28年度 29年度 30年度 ・ 「WE LOVE とよた」条例の制 定・周知 ・郷土愛に基づく具体的行 動につなげる取組実施 ・郷土愛に基づく具体的行 動につなげる取組実施 ・郷土愛に基づく具体的行動 につなげる取組実施 ・豊田らしさを生かした魅 力の確立とそれに基づい た磨き上げの実施 ・豊田らしさを生かした魅 力を活用するための体制 の整備 ・豊田らしさを生かした魅力 の発掘と向上のための取組 実施 64 戦略方針 3-3 WE LOVE とよたの推進 3-3-1 郷土愛の醸成・ミライへの投資 所管部局 行動計画③ 地産地食※1 の推進 産業部 農政課 ・学校給食での地産地食の推進 ・農産物直売所の支援 取組内容 ・地産地食応援店の支援 ・とよた産農産物を使ったスイーツフェアの実施 などの地産地食を推進する取組 期待される 成果 ・特に若い年代にターゲットを絞り、とよたの農産物が目に触れるようにすることで 「市内で採れた農産物を購入するよう心がけている市民の割合」が向上している。 (現状値:63.5%) 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・スイーツフェア実施 ・スイーツフェア実施 ・スイーツフェア実施 ・とよたまちさとミライ塾※2 で 地産地食プログラム実施 ・とよたまちさとミライ塾で地 産地食プログラム実施 ・とよたまちさとミライ塾で地 産地食プログラム実施 ・地産地食応援店フェア ・地産地食応援店フェア ・地産地食応援店フェア ・料理教室 など ・料理教室 など ・料理教室 など (目標値 (目標値 (目標値 66%) 70%) 70%) ※1 地産地食…一般的には「地産地消」 。豊田市ではとよたで採れた農産物をとよた市民が食べることを強調することな どの理由から「地産地食」という言葉を使用している。 ※2 とよたまちさとミライ塾…とよたならではの「手作りの体験交流型プログラム」を通じて、豊田市の魅力を体感する ことができる事業 所管部局 行動計画④ 地域材※の利用拡大 産業部 森林課 ・市内での地域材の利用促進を図るため、「木材に触れる生活」を提案(こども園、小 中学校) 取組内容 ・地域材が地域内循環するための仕組みの検討 ・各分野(家具・玩具等)で地域材を使った製品を提供する意欲のある諸団体との共働 による取組の推進 期待される 成果 年次計画 し こう ・地域材の有意性への理解を促進し、地域材を嗜好する人が増えている。 28年度 29年度 30年度 ・こども園での地域材加工 品による木育の試行実施 ・地域材の有意性を売り出 す方法についての検討・協 議 ・広報紙、ケーブルテレビ等を活 用した素材加工品の普及 啓発 ・幼児を対象とする木育事 業計画の策定・実施 ・幼児を対象とする木育の 実施(継続) ・地域材利用関係事業者と の連絡調整会議の実施 ・製材事業者と地域材利用 関係者との連絡調整会議 の実施 ・関係団体との共働による 木育イベントの実施 ※地域材…豊田市内で生産された木材のこと。 65 戦略方針 3-3 WE LOVE とよたの推進 3-3-1 郷土愛の醸成・ミライへの投資 所管部局 行動計画⑤ 地域材加工流通体制の整備 産業部 森林課 ・製材工場用地の造成工事の実施 ・製材工場の建設に係る財政的支援の実施 取組内容 ・原木の生産、集荷に係る関係機関との協議・調整 ・加工流通体制の構築に向け、製材工場運営事業者を始めとした木材関係者との連絡 調整の実施 ・森林資源の利活用と地域内循環を図るための仕組みの検討 期待される 成果 ・平成 30 年度に製材工場が稼働している。 ・地域材の加工流通体制が構築されている。 ・森林資源の地域内循環に向けた取組が検討されている。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・工場用地の造成工事 ・工場用地の造成工事 ・製材工場の稼働 ・地域材の加工流通体制の 構築に向けた関係者協議 ・製材工場の建築工事 ・地域材の加工流通体制の構 築 ・木質バイオマス の導入に向け た体制の検討 ※ ・地域材の加工流通体制の 構築に向けた関係者協議 ・木質バイオマスプラントの設計 ・木質バイオマスプラントの基本計 画 ※木質バイオマス…バイオマス(再生可能な、生物由来の有機性資源)の中で、特に木材からなるもののこと。伐採や造 材のときに発生した枝、葉などの林地残材、製材工場などから発生する樹皮やのこ屑などのほか、住宅の解体材や街路 樹の剪定枝などの種類がある。 所管部局 行動計画⑥ (仮称)ふるさとの川づくり事業 建設部 河川課 ・住民が地域を流れる川に再び意識を向け愛着を持つための、川遊び体験会の実施 ・世代を超えて交流し、目指す「ふるさとの川イメージ」を共有するワークショップ 取組内容 の実施 ・川づくり(小さな自然再生)に向けた住民の手による計画策定・実践 ・「川づくりのための人づくり」の手順化 期待される ・岩本川をモデルに、市の支援のもと、住民による多自然川づくりを実施するととも 成果 に、草刈りや川に堆積する土砂の管理など住民主体の管理体制が整備されている。 28年度 年次計画 29年度 30年度 【行政】 【行政】 【行政】 ・浚渫等の土砂対策 ・浚渫等の土砂対策 ・維持管理の支援 ・川づくりワークショップ実施 ・川づくりワークショップ実施 ・川遊び体験会 ・住民意識変化の解析 ・川づくりのための人づ くりの手順化 ・住民意識の調査 【住民】 【住民】 【住民】 ・川遊びイベントの開催 ・川づくりワークショップ実施 ・川の小さな自然再生の実践 ・川の小さな自然再生の実践 ・川遊びイベントの開催 ・川の維持管理 66 戦略方針 3-3 WE LOVE とよたの推進 3-3-1 郷土愛の醸成・ミライへの投資 行動計画⑦ 所管部局 市民の歴史・文化への誇りと愛着を育む歴史文化 継承事業の推進 教育行政部 文化財課 ・歴史文化基本構想の策定と歴史継承拠点の整備に関わる諸業務を、市民の主体的な 取組内容 参画のもと進め、市の歴史・文化に関わる収蔵、調査・研究、展示、学習支援・交流 を推進 期待される 成果 年次計画 ・市民との共働により歴史文化に関する基本構想や計画を策定するとともに、とよた 歴史マイスター等の歴史や文化を継承する市民参画の事業を展開することで、歴史 や文化への誇りと愛着を持つ市民が増えている。 28年度 29年度 30年度 ・歴史文化基本構想策定 ・市民参画による歴史遺産 調査 ・歴史継承拠点基本構想策定 ・歴史文化基本構想策定 ・市民参画による歴史遺産 調査 ・歴史継承拠点基本計画策定 ・歴史文化継承市民シンポジウム ・パブリックコメント ・市民参画による施策の展 開 ・歴史継承拠点準備室設置 ・歴史継承拠点基本設計 所管部局 行動計画⑧ とよた大好きっ子カリキュラムの効果的な運用 学校教育部 学校教育課 ・市内全小中学校での取組の参考となるモデル実践を推進 取組内容 ・地域性を活かしつつ子どもの発達段階に応じた9年間の学びのつながりを推進 ・教務主任研修会との連携により、各中学校区での実践内容を深化 ・各小中学校で進めている地域の特色を生かした教育活動を「大好きっ子カリキュラ 期待される 成果 ム」という形で整理し、学びの可視化と深化、連続性の強化が図られ、「学校大好 き」「地域大好き」と感じる子どもたちが育っている。 ・小学校と中学校が連携した教育活動が増加している。 年次計画 28年度 29年度 30年度 ・中学校区単位で重点的に 取り組む内容の決定 ・28 年度に立案した計画に 基づき実践の試行的実施 ・中間まとめの検証と課題 を踏まえた改善 ・計画の立案(全中学校区) ・9年間の学びのつながり を意識した、中学校区単 位での実践について中間 まとめ ・市内全中学校区において 「中学校区版大好きっ子カ リキュラム」を作成、市全体で 集約 67 戦略方針 3-3 WE LOVE とよたの推進 3-3-2 シティプロモーション※1 の推進 豊田市の魅力を市内外に広めることで、自らの地域のイメージを高め、経営資源の獲得を目指 す。 所管部局 行動計画① 定住促進プロモーションの推進 経営戦略室 市政発信課 企画政策部 企画課 ・「ファースト暮らすとよた※2」のPR冊子やウェブサイトを活用した 定住促進プロモーションの展開 ・総務省の移住案内サイト「全国移住ナビ」を活用した全国向けの定住促進プロモー 取組内容 ションの展開 ・平成 28 年4月に開設する「いなか暮らし総合窓口」での移住等の相談・コーディネ ート ・おいでん・さんそんセンターによるイベントやウェブサイト等を活用したいなか暮ら しの情報発信 期待される 成果 年次計画 ・豊田市の特性を生かした定住促進プロモーションを拡大するとともに、いなか暮ら しの情報発信も含めた継続的な市の魅力発信がされている。 28年度 29年度 30年度 ・「ファースト暮らすとよた」に よる定住促進プロモーションの 取組拡大 ・「ファースト暮らすとよた」に よる定住促進プロモーションの 実施 ・「ファースト暮らすとよた」に よる定住促進プロモーションの 実施 ・「全国移住ナビ」の継続運 用 ・「全国移住ナビ」の継続運 用 ・「全国移住ナビ」の継続運 用 ・「いなか暮らし総合窓口」 の開設 ・「いなか暮らし総合窓口」 での移住等の相談・コーディネ ート ・「いなか暮らし総合窓口」 での移住等の相談・コーディネ ート ・いなか暮らしの情報発信 ・いなか暮らしの情報発信 ・いなか暮らしの情報発信 ※1 シティプロモーション…市が、地域の魅力(産業・文化・観光・自然など)を効果的に内外に伝え、より多くの人に 知ってもらうとともに、市のイメージを向上させることにより、交流人口や定住人口の増加を図ろうとする取組のこと。 ※2 ファースト暮らすとよた…街の賑わいと豊かな自然が共鳴する豊田市に住みたい、という想いを応援するプロジェク ト 68 戦略方針 3-3 WE LOVE とよたの推進 3-3-2 シティプロモーションの推進 所管部局 行動計画② 取組内容 期待される 成果 年次計画 地域資源の魅力発信 産業部 商業観光課 ・「WE LOVE とよた」のサポーターを活用した効果的なプロモーションの展開 ・豊田市のブランドの確立と効果的な情報発信によるプロモーションの展開 ・ラグビーワールドカップ 2019 等を契機として、市民等が誇りを持っておもてなしを する態勢が整っている。 28年度 29年度 30年度 ・交流人口増加のための魅 力の効果的な発信 ・交流人口増加のための魅 力の効果的な発信 ・交流人口増加のための魅 力の効果的な発信 ・豊田らしさを生かした魅 力を発信するための展開 方法等の検討 ・確立した豊田らしさを生 かした魅力を活用して内 外への発信を展開 ・豊田らしさを生かした魅 力の発信等の展開拡大 所管部局 行動計画③ 豊田市観光協会の機能強化 産業部 商業観光課 ・「地域が稼ぐ」ことのできる環境をつくるため、豊田市観光協会を市から独立 取組内容 ・専門職員の採用 ・観光分野におけるマーケティングの導入 ・地区観光協会を始めとした各種団体や民間企業等との連携強化 期待される 成果 ・マーケティングの実施により、豊田市が保有する多種多様な資源が消費者ニーズに 合った魅力的な観光商品として提供され、来訪者の増加と消費促進が図られてい る。 28年度 年次計画 ・豊田市観光協会法人化の 準備 29年度 ・豊田市観光協会法人化 ・観光分野におけるマーケティン グの実施 69 30年度 ・観光分野におけるマーケティン グに基づく各種取組 4 柔軟で足腰の強い組織 ― 不断の見直しによる柔軟で足腰が強い組織 - 戦略方針 4-1 職員力・組織力の向上 強い使命感を持ちながら、時代の変化に柔軟かつ自律的に対応し、具体的な成果をあげることが できる人材の育成を図るとともに、その能力を最大限に引き出し、施策目的に効果的に対応できる 組織体制を構築する。 4-1-1 効率的・効果的な組織体制の構築 多様化・高度化・複雑化する行政需要に柔軟かつ機動的に対応し、施策を効率的・効果的に展開する 執行体制の構築を図る。 所管部局 行動計画① 職員数(定員管理)の適正化 総務部 人事課 ・「定員適正化計画」にのっとった定員管理の実施 取組内容 期待される 成果 年次計画 ・一時的に業務量の増加する業務に適切に対応するための任期付職員制度の構築 ・施策を効率的、効果的に展開するための職員が確保されている。 ・一時的に業務量の増加する業務について適切な対応がとられている。 28年度 29年度 30年度 ・定員適正化計画に基づく 定員管理の推進 ・定員適正化計画に基づく 定員管理の推進 ・定員適正化計画に基づく 定員管理の推進 ・任期付職員制度の再構築 ・新たな任期付職員制度を 活用した人材確保 ・新たな任期付職員制度を 活用した人材確保 所管部局 行動計画② 取組内容 期待される 成果 組織機構の検証と見直し 総務部 ・多様化する行政需要に柔軟かつ機動的に対応し、施策を効率的・効果的に展開する 執行体制の構築を図るための組織機能の検証と見直し ・施策を効率的・効果的に展開する執行体制が構築されている。 28年度 年次計画 行政改革推進課 ・現組織機構の検証 29年度 ・新組織機構の構築 ・次年度に向けた見直し 70 30年度 ・新組織機構の検証 戦略方針 4-1 職員力・組織力の向上 4-1-1 効率的・効果的な組織体制の構築 所管部局 行動計画③ 取組内容 期待される 成果 水道 GLP を適用した水質検査体制の拡充 ※ 上水運用センター ・現行簡易水道エリアにおける自己水質検査体制への移行 ・市内全域における水質自己検査(水道 GLP 適用)体制の確立による安心・安全な水 道水の供給が図られている。 28年度 ・水質検査計画の作成 ・市全域での水質検査体制 の準備 年次計画 上下水道局 ・水質検査棟移転に伴う水 道 GLP の見直し及び職員 の教育訓練の実施 29年度 30年度 ・水道 GLP 関連文書の見直 ・水道 GLP 関連文書の見直 し及び職員の教育訓練の し職員の教育訓練の実施 実施(継続) (継続) ・水道 GLP 認証更新 ・市内全域における自己検 査の実施【浄水 936 検体 原水 320 検体】 ・認証更新時の指摘事項等 への対応 ・市内全域における自己検 査の実施【浄水 936 検体 原水 320 検体】 ※水道GLP…水質検査優良試験所規範のことをいう。(公社)日本水道協会が水質検査の信頼性を確保することを目的と して定めた品質管理システム 71 戦略方針 4-1 職員力・組織力の向上 4-1-2 組織マネジメントの強化 効率的かつ効果的な執行体制を構築する観点から、職制や職務権限等の検証と見直しを行うとと もに、社会環境変化に対応した組織のガバナンス※機能の強化を図る。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 年次計画 職制及び職務権限の検証と見直し 総務部 人事課 ・効率的・効果的な執行体制を確立するための職制及び職務権限の検証と見直し ・社会環境の変化に対応した組織のガバナンス機能が強化されている。 28年度 29年度 30年度 ・現職制及び職務権限の検 証 ・現職制及び職務権限の検 証 ・現職制及び職務権限の検 証 ・次年度に向けた見直し ・次年度に向けた見直し ・次年度に向けた見直し ※ガバナンス…集団が自らを健全に統治すること。 所管部局 行動計画② 役職者のガバナンス・マネジメント能力の強化 総務部 人事課 ・役職者に対して、経営戦略、政策形成力、部下育成力、組織のチームワーク形成力 取組内容 を強化したプログラムの実施(経営職研修、課長塾、各役職におけるマネジメント 研修、民間企業の管理職員と合同で行う外部研修の実施) 期待される 成果 ・役職者が役割を自覚し、高度なマネジメント能力等を身に付けている。また、経営 職は戦略的な組織経営能力を身に付けている。 ・役職者は身に付けた能力を発揮し、組織力を最大限に引き出している。 28年度 ・外部研修の実施 年次計画 ・経営職研修の実施 29年度 30年度 ・前年度の実績等を踏まえ 改善して実施 ・前年度の実績等を踏まえ 改善して実施 ・課長塾実施 ・各役職におけるマネジメント研 修の実施 72 戦略方針 4-1 職員力・組織力の向上 4-1-2 組織マネジメントの強化 行動計画③ 所管部局 部局における法務マネジメント力の強化と政策 法務推進担当の育成 総務部 法務課 ・「法律に強く、法律を使うことのできる職員」を増やすため、あらゆる職員階層に 対応した独自の研修カリキュラムの策定と、これに基づく法務研修の計画的な実施 ・部局における法務マネジメントの核を担う政策法務推進担当を育成するための外部 取組内容 研修への派遣 ・新行政不服審査※制度を確立し、各部局において審理手続が適切に行われるよう審 理員及び審理員補助者(政策法務推進担当)の育成及び必要な支援の実施 ・スピード感のある専門的な対応を確保するため、部局における常勤の内部弁護士の 活用策の検討 ・新行政不服審査制度の運用・改善を通して部局の法務マネジメント力が向上してい 期待される 成果 る。 ・部局における常勤の内部弁護士の活用策が検討され、予防法務を支える法律相談体 制が整っている。 年次計画 28年度 29年度 30年度 ・法務研修の実施(延べ受講 者数:300 人) ・法務研修の実施(延べ受 講者数:300 人) ・法務研修の実施(延べ受 講者数:300 人) ・政策法務推進担当の外部 研修への派遣(推進担当 の延べ経験者数:34 人) ・政策法務推進担当の外部 研修への派遣(推進担当 の延べ経験者数:40 人) ・政策法務推進担当の外部 研修への派遣(推進担当 の延べ経験者数:50 人) ・新行政不服審査制度に基 づく審査請求の適切な処 理 ・行政不服審査法に基づく 審査請求の適切な処理 ・行政不服審査法に基づく 審査請求の適切な処理 ・常勤の内部弁護士の拡充 検討 ※行政不服審査…行政処分に関し、市民がその見直しを求め、審査庁(市長)に不服を申し立てる手続 73 戦略方針 4-1 職員力・組織力の向上 4-1-3 組織力の向上につながる人材の確保と育成 限られた職員数で組織力を維持・向上させるため、優秀な人材の確保や育成を進め、職員一人ひ とりについて、業務遂行能力を始めとした職員力を高めるとともに、それを適切に発揮できる環境 整備に取り組む。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 年次計画 戦略的な採用活動の実施 総務部 人事課 ・優秀な人材確保のため、広報活動、採用試験、内定者フォローについて、効果的な 手法を検討して実施 ・組織運営に必要な採用数が確保され、更に次代を担う優秀な人材を獲得できてい る。 28年度 29年度 30年度 ・広報活動として、学内セミナ ー、企業展出展、市役所内 説明会、OB 訪問の実施 ・前年度の実績等を踏ま え、改善して実施 ・前年度の実績等を踏ま え、改善して実施 ・採用パンフレット、ポスター、ホーム ページ等による PR の実施 ・専門職確保の取組実施 所管部局 行動計画② 人事考課制度の見直し 総務部 人事課 ・技能労務職への制度導入 ・主任主査級以上の考課様式の変更 取組内容 ・様々な視点(人材育成、組織での取組成果、行政改革など)からの取組項目の検証 ・一般職員の処遇反映と考課不良者への対応検討 ・目標管理制度により組織マネジメント強化及び人材育成が図られ、組織力が向上し 期待される 成果 ている。 ・適切な考課の実施により、頑張った者が報われる納得性の高い制度として運用され ている。 28年度 ・技能労務職への制度導入 ・一般職員への処遇反映 年次計画 ・様々な視点(人材育成、組 織での取組成果、行政改革 など)からの考課項目の 検証 29年度 30年度 ・様々な視点(人材育成、組 織での取組成果、行政改 革など)からの考課項目の 検証 ・継続的に制度見直しと検 証を実施 ・考課不良者への対応と検 討 ・考課不良者への対応と検 討 ※人事考課制度…職員の成果・能力・職務態度を一定の期間と手順を定めて、客観的・合理的かつ公正に考課し、その結 果を公正な人事の確保、意欲の高揚、能力開発、職員の適正配置、管理監督者の指導育成力の向上などに活用する制度 74 戦略方針 4-1 職員力・組織力の向上 4-1-3 組織力の向上につながる人材の確保と育成 行動計画③ 所管部局 女性職員の活躍促進 総務部 人事課 ・職員が勤務しやすい勤務時間、休暇、休業の制度などを検証し、特定事業主行動計 取組内容 画※に基づき、仕事と家庭の両立を支援する取組や女性職員がステップアップできる 職場環境づくりに向けた取組を実施 期待される 成果 ・職員の勤務形態、キャリア形成の在り方が検証され、女性職員が活躍しやすい仕組 みが構築されている。 28年度 年次計画 ・長期休業者スキルアップ支援 ・キャリアパスの事例紹介 ・能力・意欲向上のための 研修の実施 29年度 30年度 ・長期休業者スキルアップ支援 ・キャリアパスの事例紹介 ・能力・意欲向上のための研 修の実施 ・長期休業者スキルアップ支援 ・キャリアパスの事例紹介 ・能力・意欲向上のための研 修の実施 ・次期特定事業主行動計画 の策定に向けた検討 ※特定事業主行動計画…女性の採用、昇進等の機会の積極的な提供及び職業生活と家庭生活との両立を図るための環境整 備を行うことにより、女性が職業生活と家庭生活を円滑かつ継続的に行えるようにすること、本人の意思が尊重される べきことを基本原則とする「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」が制定された。同法律に基づき、事業 主として国や地方公共団体には「特定事業主行動計画」の策定が義務づけられている。 所管部局 行動計画④ 取組内容 期待される 成果 年次計画 行動計画⑤ 取組内容 期待される 成果 年次計画 再就労職員の活用 総務部 人事課 ・退職者の知識・経験を活用し、次世代の職員にノウハウを継承するため、再就労制度 を効果的に活用 ・再任用職員の能力が効果的に発揮され、それを有効に活用して、組織力の向上や次 世代職員の育成、各施策の着実な推進が図られている。 28年度 29年度 30年度 ・再就労制度(再任用、OB 特任)の運用 ・再就労制度(再任用、OB 特任)の運用 ・再就労制度(再任用、OB 特任)の運用 ・再任用職員研修の実施と 効果検証 ・前年度の状況を踏まえた 再任用職員研修の実施と 効果検証 ・前年度の状況を踏まえた 再任用職員研修の実施と 効果検証 所管部局 次代を担う若手職員の育成 総務部 人事課 ・近年の職員大量退職に伴い増加した若手職員の育成のため、職員の経験年数に応じ た研修を計画的に実施 ・経験年数や職位により必要な求められる能力が身に付くとともに、チャレンジング な思考を持つ自律的な職員が育成されている。 28年度 29年度 30年度 ・階層別研修、特別研修、 自己啓発制度、派遣研修 の見直しと実施 ・前年度の実績等を踏ま え、改善して実施 ・前年度の実績等を踏ま え、改善して実施 75 戦略方針 4-1 職員力・組織力の向上 4-1-3 組織力の向上につながる人材の確保と育成 所管部局 行動計画⑥ とよたを愛する職員の育成 総務部 人事課 ・「WE LOVE とよた」の取組を職員として推進するため、また市民サービス推進に必要 取組内容 な知識の習得のため、豊田市の知識を問う検定試験や体験事業の実施 ・職員互助会事業として「とよたを知ろう」をテーマに、地元の食にちなんだ交流事 業の実施や地元スポーツチームを応援する事業の実施 期待される 成果 ・豊田市職員として、とよたへの深い知識や誇りを持って職務にあたる職員が育成さ れている。 28年度 ・とよた力検定の実施 年次計画 ・ 職 員 互 助 会 に お け る WE LOVE とよた関連事業の実 施(2回/年以上実施) 29年度 30年度 ・前年度の実績等を踏ま え、改善して実施 ・前年度の実績等を踏ま え、改善して実施 ・パートナーシップ研修の 実施(10 団体程度の市内活 動団体の体験を実施) 所管部局 行動計画⑦ 技術系職員の人材育成 総務部 技術管理課 ・技術系職員の専門知識向上を目指した研修と情報提供 取組内容 ・若手職員のための研修開催 ・研修プログラムの年次改良と新規プログラムの企画 期待される 成果 ・限られた職員数と予算縮減の中において、技術系職員の職員力が向上され、技術力 の継承が円滑に行われる組織体制が確立されている。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・人材育成部会 の開催 ・人材育成部会の開催 ・人材育成部会の開催 ・若手職員の初級研修 (7課程) ・若手職員の初級研修 (7課程) ・若手職員の初級研修 (7課程) ・中堅職員を含めた技術研 修の強化 ・中堅職員を含めた技術研 修の強化 ・中堅職員を含めた技術研 修の強化 ・次年度研修プログラムの改良 と企画 ・次年度研修プログラムの改良 と企画 ・次年度研修プログラムの改良 と企画 ※ ※人材育成部会…豊田市建設技術管理連絡会における組織の一つで、技術系職員の人材育成について検討が行われる。 76 戦略方針 4-1 職員力・組織力の向上 4-1-3 組織力の向上につながる人材の確保と育成 行動計画⑧ 取組内容 期待される 成果 年次計画 行動計画⑨ 取組内容 期待される 成果 所管部局 消防職員の人材育成 消防本部 ・学習環境の整備、研修機会の充実 ・優秀な人材確保に向けた職員採用に係る広報の推進 ・学習環境の整備、知識・技術の効果的な習得による消防職員力が向上している。 ・職員の知識・技術が向上することにより、公務災害が減少している。 28年度 29年度 30年度 ・若手職員育成研修の充実 強化 ・若手職員育成研修の充実 強化 ・若手職員育成研修の充実 強化 ・派遣研修、部内研修の検 討と見直し ・派遣研修、部内研修の検 討と見直し ・派遣研修、部内研修の検 討と見直し ・消防研修システム内容の充 実・就職ガイダンス等の推進 ・消防研修システム内容の評価・ 見直し ・消防研修システム内容の評価・ 見直し ・就職ガイダンス等の推進 ・就職ガイダンス等の推進 所管部局 適正かつ円滑に開発許可制度を運用するための人材 育成 都市整備部 開発審査課 ・開発許可制度の公正かつ適切なわかりやすい運用に資するため、審査基準の運用解 釈に関する知識や認識・判断能力の平準化 ・職員の経験年数等に左右されず、事前相談や書類審査において、適正かつ簡潔に説 明責任を果たせるようになっている。 28年度 年次計画 総務課 29年度 30年度 ・担当者会議の活性化 ・担当者会議の活性化 ・担当者会議の活性化 ・職員レベルの底上げを目的 とした専門研修の実施 ・職員レベルの底上げを目的 とした専門研修の実施 ・職員レベルの底上げを目的 とした専門研修の実施 ・関係法令の知識習得によ る幅広い判断能力の養成 ・関係法令の知識習得によ る幅広い判断能力の養成 ・関係法令の知識習得によ る幅広い判断能力の養成 77 戦略方針 4-1 職員力・組織力の向上 4-1-4 リスクマネジメント※体制の強化 市の業務運営に支障を来すおそれのあるリスクをあらかじめ把握、予防し、危機事象が発生した 場合でも適切な対応によりその影響を最小限にとどめ、安定的に市政運営が図れるようリスクマネ ジメントの強化に取り組む。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 年次計画 危機管理体制の推進 秘書課 経営戦略室 ・危機管理体制に基づく情報伝達と連携体制の確立 ・職員の危機管理意識の醸成と知識習得による危機管理能力の向上 ・所属からの即日報告がされている。 ・危機管理担当の即日対応ができている。 28年度 29年度 30年度 ・関連所管との情報伝達と 連携体制の確立 ・関連所管との情報伝達と 連携体制の確立 ・関連所管との情報伝達と 連携体制の確立 ・職員の危機管理能力向上 の取組 ・職員の危機管理能力向上 の取組 ・職員の危機管理能力向上 の取組 ※リスクマネジメント…リスクを組織的に管理し、損失などの回避又は低減を図るプロセスのこと。 行動計画② 所管部局 コンプライアンス(法令遵守) ※ の確立した組織 づくり 総務部 法務課 ・不当要求行為等に対する職員の意識及び対応力の向上を図るための取組の実施 取組内容 ・警察等の関係機関との連携強化 ・行政手続法、行政手続条例、行政不服審査法等の適正な運用を図るための取組の実 施 ・不当要求行為等が発生した場合に、職員が適切に対応し、組織としても警察等との 期待される 成果 連携が図られているなど適正な対応を行っている。 ・職員一人ひとりが、行政手続法、行政手続条例、行政不服審査法等に基づいた適正 な行政運営を行っている。 年次計画 28年度 29年度 30年度 ・不当要求行為等対策委員 会、対策リーダー会議の開催 (4 回) ・不当要求行為等対策委員 会、対策リーダー会議の開催 (4 回) ・不当要求行為等対策委員 会、対策リーダー会議の開催 (4 回) ・不当要求行為等対応研 修、受傷事故防止研修の 実施(約 40 人) ・不当要求行為等対応研 修、受傷事故防止研修の 実施(約 40 人) ・不当要求行為等対応研 修、受傷事故防止研修の 実施(約 40 人) ・リーガルチェック研修(行政基準 等の検証・見直し)の実 施(約 30 人) ・リーガルチェック研修(行政基準 等の検証・見直し)の実施 (約 30 人) ・リーガルチェック研修(行政基準 の検証・見直し)の実施 (約 30 人) ・行政不服審査の実務研修 の実施(1 回) ・行政不服審査の実務研修 の実施(1 回) ・行政不服審査の実務研修 の実施(1 回) ・行政不服審査の審理員マニュ アルの検証・見直しの実施 ※コンプライアンス…法令遵守。法律や社会的な常識・通念を厳密に守ること。 78 戦略方針 4-1 職員力・組織力の向上 4-1-4 リスクマネジメント体制の強化 所管部局 行動計画③ 公用車事故の防止 総務部 庶務課 ・安全運転推進体制の強化に向け見直し ・職員の安全運転研修体系の再構築 取組内容 ・安全運転強化月間の設置など継続的な啓発活動の実施 ・共用車に全車装置したドライブレコーダーを活用した安全運転指導の実施 ・自動車の安全運転技術の公用車への積極的な導入 期待される 成果 ・安全運転推進体制の強化と職員の安全運転意識向上による公用車事故の削減がされ ている。 28年度 ・効果的な研修内容の検討 ・職員向け安全運転研修体 系の再構築に向けた検討 年次計画 29年度 30年度 ・(仮称)とよたセーフティドライ ブカリキュラムの運用 ・(仮称)とよたセーフティドライ ブカリキュラムの継続取組と効果 の検証・内容の改善 ・公用車における安全運転 支援装置等の導入方針の策 定 ・正副安全運転管理者によ る安全運転推進活動取組の 見直し 所管部局 行動計画④ 事務ミス防止対策の推進 総務部 行政改革推進課 ・事務工程の見える化(全庁的なマニュアル整備等) 取組内容 ・事務ミス防止、再発防止に関する研修の実施 ・事務ミスに関する仕組みの運用と改善(発生時の情報共有等) 期待される 成果 年次計画 ・事務ミス事例の蓄積と共有、活用が行われ、事務ミス防止の事前・事後対策が組織と して適切に実施されている。 28年度 29年度 30年度 ・事務ミス防止、再発防止に ・事務ミス防止、再発防止に ・事務ミス防止、再発防止に 係る研修の検討 ・マニュアル等の整備 係る研修の実施 ・マニュアル等の整備・改訂 79 係る研修の実施 ・マニュアル等の整備・改訂 戦略方針 4-1 職員力・組織力の向上 4-1-4 リスクマネジメント体制の強化 行動計画⑤ 適正な会計事務執行の全庁支援体制づくり 所管部局 会計管理者 会計課 ・管理職員へ、所属の会計事務管理及びチェックポイント説明実施 取組内容 ・希望所属へ、所属の特徴に合った会計事務出前講座を実施 ・赤伝や支払遅延の多い所属に事務改善支援のため説明と指導の実施 ・執行から契約、支払に関する事務マニュアルを最適化 期待される 成果 年次計画 ・管理職をはじめ所属全体で適正な会計事務執行が行われており、各種の支払に係る 会計事務が適正に、遅滞なく進められている。 28年度 29年度 30年度 ・管理職員への会計事務ポイ ント等の説明 ・管理職員への会計事務ポイ ント等の説明 ・管理職員への会計事務ポイ ント等の説明 ・職場ごとの現状分析、会 計事務注意点等の出前講 座試行 ・職場ごとの現状等を踏ま えた会計事務注意点等の 出前講座実施 ・職場ごとの事情を踏まえ た会計事務注意点等の出 前講座実施 ・会計関係事務マニュアルの在り 方の検討 ・新事務マニュアルの作成 ・支援所属への個別説明& 指導 (重要事項赤伝発生率: 0.76%) 行動計画⑥ ・支援所属への個別説明& 指導 (重要事項赤伝発生率: 0.60%) 豊田市業務継続計画(BCP※)の適切な運用 (重要事項赤伝発生率: 0.48%) 所管部局 社会部 防災対策課 ・各対策部、対策班による部門別行動計画の検証 取組内容 ・各対策部、対策班による課題の解決及び非常時優先業務の見直し ・豊田市業務継続計画の検証と見直し ・必要とする資源の検討と見直し(職員 、 施設・設備・資機材 、 情報・通信 、 外部関係者等) 期待される 成果 年次計画 ・業務継続計画がマネジメントシステム化され、災害対応に関し、組織が強化されて いる。 28年度 29年度 30年度 ・災害対応従事者等への食 料及び飲料水の備蓄並び に必要資機材の検討 ・災害対応従事者等への食 料及び飲料水の備蓄並び に必要資機材の検討 ・災害対応従事者等への食 料及び飲料水の備蓄並び に必要資機材の検討 ・職員安否確認・参集システムを 使用する訓練など職員訓 練の実施 ・職員安否確認・参集システムを 使用する訓練など職員訓 練の実施 ・職員安否確認・参集システム を使用する訓練など職員 訓練の実施 ・対策部又は対策班ごとの 訓練及び検証 ・対策部又は対策班ごとの 訓練及び検証 ・対策部又は対策班ごとの 訓練及び検証 ・豊田市地震被害予測調査 等を踏まえ、部門別行動 計画等の見直しを伴う計 画本編の改定 ・部門別行動計画見直し ・部門別行動計画見直し ※BCP…Business Continuity Plan の略。業務継続計画。大災害や大事故、疫病の流行、社会的混乱など、通常業務の遂 行が困難になる事態が発生した際に、事業の継続や復旧を速やかに遂行するために策定される計画 80 戦略方針 4-1 職員力・組織力の向上 4-1-4 リスクマネジメント体制の強化 行動計画⑦ 所管部局 上下水道局業務継続計画(上下水道BCP)の 適切な運用 上下水道局 総務課 ・地震等の大規模災害、事故発生時において初期対応の迅速化と早期の機能回復を図 取組内容 るための上下水道BCP(業務継続計画)の適切な運用 ・上下水道BCP更新部会の設置による随時の更新 ・関係機関との定期的な訓練の実施 期待される 成果 年次計画 ・大規模災害時等で上下水道施設が被災・破損した際に、迅速かつ適切な対応により施 設機能を早期に復旧し、市民生活の安全・安心を確保する体制が整っている。 28年度 29年度 30年度 ・災害拠点病院及び災害協 定締結業者と連携訓練 ・災害拠点病院及び災害協 定締結業者と連携訓練 ・災害拠点病院及び災害協 定締結業者と連携訓練 ・上下水道局全体訓練 ・上下水道局全体訓練 ・上下水道局全体訓練 ・市長部局との BCP 調整 会議開催 ・市長部局との連携訓練 81 戦略方針 4-1 職員力・組織力の向上 4-1-5 働きやすい職場環境づくり ワーク・ライフ・バランスの推進や健康管理のサポートの充実、風通しの良い職場風土の醸成な ど、職員の能力を最大限かつ持続的に引き出すことができるよう職場環境づくりに取り組む。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 年次計画 長時間勤務の改善 総務部 人事課 ・長時間の時間外勤務を制限するためのより強制力を持った新たな時間外勤務制限制 度の検討及び構築 ・長時間に及ぶ時間外勤務を防止する職場環境・仕組みが整い、職員が健康的・意欲的 に働いている。 28年度 29年度 30年度 ・新たな時間外勤務制限制 度の検討及び構築 ・新たな時間外勤務制限制 度の実施 ・継続実施及び効果等検証 所管部局 行動計画② 多様なニーズに応じた柔軟な働き方の検討 総務部 人事課 ・次世代育成支援法及び女性活躍推進法に基づく特定事業主行動計画の取組の実施と 取組内容 効果検証 ・フレックスタイム制度の試行的実施 期待される 成果 年次計画 ・ワーク・ライフ・バランスを実現しながら、職員が柔軟で多様な勤務形態を自らのニ ーズに合わせて選択し、意欲をもって勤務している。 28年度 29年度 30年度 ・特定事業主行動計画に基 づく取組の実施と効果検 証 ・特定事業主行動計画に基 づく取組の実施と効果検 証 ・前年度の検討結果を踏ま えた新たな制度の運用と 効果検証 ・フレックスタイム制度の試行的実 施 ・前年度のフレックスタイム制度の 試行的実施結果に基づく 新たな勤務形態、休暇・休 業制度等の検討 ※フレックスタイム…働く人が、一定の定められた時間帯の中で、始業と就業の時刻を自由に設定できる制度 82 戦略方針 4-1 職員力・組織力の向上 4-1-5 働きやすい職場環境づくり 行動計画③ 職員のモチベーション向上のための取組の実施 所管部局 総務部 人事課 ・役職者のマネジメント研修の実施 取組内容 ・職場のコミュニケーション支援の取組を実施 ・優良職員表彰の実施 期待される 成果 年次計画 ・職場のコミュニケーション向上や、上司の部下育成能力の向上により、良好な職場 環境が醸成され、自律的に行動ができる職員が育成されている。 28年度 29年度 30年度 ・役職者のマネジメント研修の実 施 ・役職者のマネジメント研修の実 施 ・役職者のマネジメント研修の実 施 ・職場のコミュニケーション支援(グ ッジョブカード※)の取組を実 施 ・職場のコミュニケーション支援の取 組を実施 ・職場のコミュニケーション支援の取 組を実施 ・各職員表彰の実施 ・各職員表彰の実施 ・各職員表彰の実施 ※グッジョブカード…お礼や賞賛をあえて文字にして伝え合うことで、仕事のやりがいの創出及び市民満足向上に繋げる ことを目的とした職員間のコミニュケーションカードのこと。 所管部局 行動計画④ 心身の健康づくり事業の実施 総務部 人事課 ・健康相談室による健康相談 取組内容 ・豊田市職員心の健康づくり計画に基づく各種事業の実施 ・労働安全衛生法に基づくストレスチェックの実施 ・安全衛生委員会による健康講座等研修の実施 期待される 成果 ・職場が要因でメンタル不調になって病気休暇を取得する職員数と日数が減少してい る。 ・メタボリックシンドロームに該当する職員が減少している。 28年度 ・保健師、管理栄養士によ る面談・栄養指導の実施 年次計画 ・豊田市職員心の健康づく り計画に基づく事業の実 施 29年度 30年度 ・各種事業の実施 ・各種事業の実施 ・第2期豊田市職員心と体 の健康づくり計画の検討・ 策定 ・第2期豊田市職員心と体 の健康づくり計画に基づ く事業の実施 ・労働安全衛生法に基づくス トレスチェックの実施 83 戦略方針 4-1 職員力・組織力の向上 4-1-5 働きやすい職場環境づくり 所管部局 行動計画⑤ 職員交流事業の実施 総務部 人事課 ・全職員を対象にした互助会レクリエーションの実施 取組内容 ・「WE LOVE とよた」に関連したセミナーの実施 ・職員労働組合との共催事業の実施 ・互助会会報誌の発行 期待される 成果 ・職員個人のネットワークによる広い視野を持った職員と組織への帰属意識を持った 職員が増加しているとともに、悩み等を気軽に相談できる風通しの良い職場風土が 醸成されている。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・互助会レクリエーションの実施 (年 1 回) ・互助会レクリエーションの実施 ・互助会レクリエーションの実施 ・セミナーの実施 ・セミナーの実施 ・セミナーの実施(年 2 回) ・職員労働組合との共催事 業の実施 ・職員労働組合との共催事 業の実施 ・互助会会報誌の発行 ・互助会会報誌の発行 ・職員労働組合との共催事 業の実施(年 1 回) ・互助会会報誌の発行 (複数回) 84 戦略方針 4-2 歳入・歳出の見直し 将来の財政構造の変化を見据え、税制改正の影響による恒常的な歳入減少の状況下でも持続的発 展可能な財政運営を推進する。 4-2-1 財政分析の推進 財政指標を策定し、財政状況を分析することで、限られた資源の適正配分と重点化を行い、健全 で持続的発展可能な財政基盤の確立を目指す。 行動計画 取組内容 期待される 成果 財政運営 企画政策部 財政課 ・法人市民税の一部国税化の拡大などの財政構造の変化に対応した財政指標の策定と 財政指標を達成するための財政運営 ・財政構造の変化に対応した財政指標を策定し、その指標の達成に向かって財政運営 を実施している。 28年度 年次計画 所管部局 財政構造の変化に対応した財政指標の策定と 29年度 30年度 ・財政指標の策定 ・随時、指標の見直し ・随時、指標の見直し ・公会計制度見直しによる 財務書類作成方法の変更 ・新制度財務書類の作成・分 析、活用方法の検討 ・新制度財務書類の作成・分 析、活用方法の検討 85 戦略方針 4-2 歳入・歳出の見直し 4-2-2 歳入確保の強化 負担の公平性の観点から市税の適正な賦課、未収債権の縮減、受益者負担の適正化等を図るとと もに、新たな財源の確保に向けて取り組む。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 広告事業実施数の拡大 企画政策部 ・広告事業実施数の拡大 ・ホームページ、各種印刷物、バス車両等、広告の掲載による歳入の増加が図られて いる。 28年度 年次計画 財政課 ・広告事業の継続実施 29年度 30年度 ・継続実施 (目標:23 件) ・継続実施 (目標:25 件) (目標:27 件) 所管部局 行動計画② 取組内容 期待される 成果 ホームページの広告枠拡大による歳入確保 市政発信課 ・ホームページ広告枠の拡大 ・市ホームページの使いやすさや見やすさを維持しつつ、広告枠を拡大し、市の歳入 確保が図られている。 28年度 年次計画 経営戦略室 ・広告枠拡大の検討 29年度 30年度 ・ホームページ広告枠の拡大 ・平成 29 年度入札の実施 所管部局 行動計画③ 取組内容 期待される 成果 使用料・利用料金の減免規定の見直し 行政改革推進課 ・公共施設等を使用する際の使用料や利用料金の減免規定の在り方の見直し ・将来の財政状況を見据えた、適切な減免規定を整備し、受益者負担の考えに基づ き、適切な使用料・利用料金の徴収を行っている。 28年度 年次計画 総務部 29年度 ・減免の運用状況調査 ・利害関係者との調整 ・課題整理と解決策の検討 ・庁内での合意形成 ・利害関係者の抽出 86 30年度 ・減免規定の見直し 戦略方針 4-2 歳入・歳出の見直し 4-2-2 歳入確保の強化 所管部局 行動計画④ 取組内容 市税収納率の維持と未収債権額の削減 税務財産部 納税課 ・豊田市市税滞納削減行動計画※に基づく取組項目の着実な推進 ・平成 27 年度収納率の維持と未収債権額が削減されている。 期待される 成果 年次計画 現年度収納率 市税 99.4% 国民健康保険税 93.9% 未収債権額 36.0 億円 28年度 29年度 30年度 ・豊田市市税滞納削減行動 計画に基づく取組 ・豊田市市税滞納削減行動 計画に基づく取組 ・豊田市市税滞納削減行動 計画に基づく取組 (現年度収納率 市税 99.4% 国民健康保険税 93.9% 未収債権額 33.0 億円) (現年度収納率 市税 99.4% 国民健康保険税 93.9% 未収債権額 30.0 億円) (現年度収納率 市税 99.4% 国民健康保険税 93.9% 未収債権額 27.0 億円) ※豊田市市税滞納削減行動計画…平成 21 年 10 月1日に施行された「豊田市債権管理条例」を踏まえ、市税の滞納削減に 向けた取組方針及び重点的施策を取りまとめ、滞納削減に向けた取組を積極的に推進するための計画 所管部局 行動計画⑤ 税と税外債権一体徴収の推進 税務財産部 納税課 ・税と税外債権一体徴収推進のための組織体制を構築 取組内容 ・税外債権の一体徴収の一部実施 ・推進のためのシステム改修 期待される 成果 ・税と税外債権の徴収に係る業務が統合され、未収金額の削減や徴収コストの抑制が 図られている。 28年度 年次計画 ・介護保険料や後期高齢者 医療保険料の一体徴収 開始 29年度 ・対象債権の拡大 87 30年度 ・対象債権の拡大 戦略方針 4-2 歳入・歳出の見直し 4-2-2 歳入確保の強化 行動計画⑥ 所管部局 給排水申請事務に係る手数料収入等の確保と 公共ます※設置費の負担の見直し 上下水道局 料金課 ・水道本管図面の複写(印刷)に係る手数料の徴収の検討 取組内容 ・給排水申請に係る審査手数料の徴収の検討 ・下水道管承認工事に係る公共ます設置の本人負担の検討 期待される 成果 ・負担の公平性が確保され、歳入の確保と歳出の抑制が図られている。 28年度 ・庁内・他都市における手数 料徴収事務の実態調査 年次計画 ・手数料化の検討 29年度 30年度 ・手数料化の検討 ・手数料条例の改正・施行 ・手数料徴収事務要領作 成、関連条例の改正手続 ・手数料徴収事務の運用 ・下水道管承認工事に係る 公共ます設置要綱の施行 ※公共ます…宅内から排出されるすべての排水が合流する最終ますのこと。 88 戦略方針 4-2 歳入・歳出の見直し 4-2-3 歳出の不断の見直し 職員一人ひとりがコスト意識を持ち、最小の経費で最大の効果をあげることを念頭に、行政需要 の変化や民間におけるサービスの提供の状況等を考慮しながら徹底した歳出の見直しを行う。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 年次計画 広報とよたの見直しに伴う歳出削減 経営戦略室 市政発信課 ・広報とよた掲載情報、折り込みの精査による発行に係る経費の最適化 ・市民に必要な情報を的確に発信する「広報とよた」としての質を維持しつつ、掲載 情報や折り込みの必要性などを精査し、発行に係る経費の最適化が 図られている。 28年度 29年度 30年度 ・現況確認と見直しに伴う 影響調査 ・新基準による広報とよた の発行 ・質を維持しつつ経費の最 適化が図られた新基準の 作成 所管部局 行動計画② 取組内容 期待される 成果 年次計画 事業・事務の見直しの推進 企画政策部 財政課 ・毎年度テーマを設定した事業・事務の見直しによる経常的経費の削減 ・15 億円/年程度の経費削減(アウトソーシング、補助金の見直し等、経費削減の取 組全体を含む。 )が図られている。 28年度 29年度 30年度 ・見直し結果を反映した当 初予算編成 ・見直し結果を反映した当 初予算編成 ・見直し結果を反映した当 初予算編成 ・その他経費削減の取組 ・その他経費削減の取組 ・その他経費削減の取組 89 戦略方針 4-2 歳入・歳出の見直し 4-2-3 歳出の不断の見直し 所管部局 行動計画③ 補助制度の適正運用の推進 総務部 行政改革推進課 ・補助事業のスクラップと補助内容の適正化の推進 取組内容 ・補助金の評価書のホームページ上での公表 ・補助金管理システムの構築(毎年の評価内容、改正内容等補助金に係る全てのデー タ蓄積) 期待される 成果 年次計画 行動計画④ ・補助金に係る全ての要綱及び評価書を公表するとともに、補助金等交付ルールに反 した補助制度を見直すことで、補助金が適切に運用されている。 28年度 29年度 30年度 ・委託給付事務効率化委員 会を通じた補助事業の精 査 ・委託給付事務効率化委員 会を通じた補助事業の精 査 ・委託給付事務効率化委員 会を通じた補助事業の精 査 ・要綱と評価書のホームページ での公表 ・要綱と評価書のホームページ での公表 ・要綱と評価書のホームページ での公表 ・管理システムの構築 ・管理システムの運用 ・管理システムの改善 所管部局 大気汚染物質排出量総合調査の見直しに伴う 歳出削減 環境部 環境保全課 ・大気汚染物質量の正確な把握のため実施していた大気汚染物質排出量総合調査委託 取組内容 を廃止 ・3年に1度国が実施する大気汚染物質排出量総合調査に集約 期待される 成果 年次計画 ・大気汚染物質排出量総合調査委託が廃止されている。 28年度 29年度 ・現状確認と見直しに伴う 影響調査・検討 ・大気汚染物質排出量総合 調査委託委託の廃止 90 30年度 戦略方針 4-2 歳入・歳出の見直し 4-2-3 歳出の不断の見直し 所管部局 行動計画⑤ 一般廃棄物の収集・処分に係る燃料費の見直し 清掃施設課 清掃業務課 環境部 ・ごみ収集車の燃料を各スタンド給油からローリー車での一括購入に変更し、清掃施 設内の自主給油体制へ移行 取組内容 ・一般廃棄物関連施設で使用する重油の総量での毎月入札を拡大(一部施設で実施 済) ・最終処分場で使用している重機類の軽油燃料について免税申請を行い、軽油引取税 を免税 期待される 成果 年次計画 ・一般廃棄物の適切な処理が行われ、経費の最適化が図られている。 28年度 29年度 30年度 ・一部収集車の自主給油体制 試行 ・収集車の自主給油体制の 拡大 ・収集車の自主給油体制の 拡大 ・自主給油体制構築に係る課 題の洗い出し ・重油の入札施設拡大 ・重油の入札を継続実施 ・重油の入札に係る内部調整 ・軽油引取税の免税について 県と協議後、免税申請 所管部局 行動計画⑥ 国民健康保険の保険給付費の適正化の推進 市民福祉部 国保年金課 ・レセプト(診療報酬明細書)点検方法の見直しによる医療費の適正化 取組内容 ・ジェネリック医薬品(後発医薬品)の促進 ・データヘルス計画※に基づいた保健事業の推進 期待される 成果 ・保険給付費の適正な執行と医療費が抑制されている。 (レセプト点検財政効果額 420 円以上、ジェネリック医薬品数量シェア 80%以上) 28年度 ・レセプト点検方法の見直し (レセプト点検財政効果額 400 円以上) 年次計画 ・ジェネリック医薬品の利用促進 方法の見直し (ジェネリック医薬品数量シェア 65%以上) ・データヘルス計画に基づいた 保健事業の推進 29年度 30年度 ・レセプト点検の効率的・効果 ・レセプト点検の効率的・効果的 的な実施 な実施 ( レ セ フ ゚ト 点検 財政効 果額 (レセプト点検財政効果額 410 円以上) 420 円以上) ・ジェネリック医薬品の利用促進 方法の見直し、実施 (ジェネリック医薬品数量シェア 70%以上) ・ジェネリック医薬品の利用促進 方法の見直し、実施 (ジェネリック医薬品数量シェア 80%以上) ・データヘルス計画に基づいた 保健事業の推進 ※データヘルス計画…国民健康保険の被保険者の「レセプト(診療放流明細書)等の電子データ」や「特定健診・保健指 導の結果の電子データ」を活用・分析し、PDCAサイクルに沿った効果的かつ効率的な保険事業を実施するための事 業計画 91 戦略方針 4-2 歳入・歳出の見直し 4-2-3 歳出の不断の見直し 所管部局 行動計画⑦ 取組内容 期待される 成果 構造物の仕様や施工方法の見直し 都市整備部 ・小規模構造物の仕様や天井落下防止に関する施工方法の見直し ・安全・安心な構造物の建設を第一に考えながら、仕様や施工方法の見直しを行い、経 費の最適化が図られている。 28年度 ・小規模建造物の仕様検討 年次計画 建築住宅課 ・天井落下防止に関する施 工方法の検討 29年度 30年度 ・小規模建造物の仕様見直 し実施 ・天井落下防止に関する施 工方法の見直し実施 所管部局 行動計画⑧ 取組内容 期待される 成果 年次計画 街路樹の管理及び植樹帯の見直し 建設部 街路課 道路維持課 ・市街化調整区域における街路樹等の見直し ・道路の新設・改良にかかる植樹帯設置の見直し ・道路の安全な通行を確保しながら、維持管理に係る経費の最適化が図られている。 28年度 29年度 30年度 ・調整区域における街路樹 の適正な管理方法等の検 討 ・調整区域における街路樹 の管理方法の見直しと計 画的更新 ・調整区域における街路樹 の管理方法の見直しと計 画的更新 ・事業中の路線において、 ・事業中の路線において、 主に調整区域内の植樹帯 主に調整区域内の植樹帯 を未設置 を未設置 92 戦略方針 4-3 公共施設等のマネジメントの推進 財政状況が厳しくなる中、公共施設等については、老朽化対策が必要となるほか、人口減少等に よる利用需要の変化が予想されることを踏まえ、長期的な視点をもって、総合的かつ計画的な管理 を推進する。 4-3-1 総合的・計画的な管理の構築 公共施設等の実情を踏まえ、担当部局ごとに計画的な管理を進める一方で、早急に公共施設等の 全体の状況を把握し、財政的な裏付けをもって着実に管理するための推進体制を構築する。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 年次計画 公共施設等総合管理体制の構築 企画政策部 企画課 ・公共施設等総合管理計画の策定 ・公共施設等総合管理計画の推進体制の構築 ・公共施設等の総合的な管理計画を定め、当該計画に基づき更新、管理等を行うこと により保有と管理の最適化が図られている。 28年度 29年度 30年度 ・公共施設等総合管理計画 の策定 ・計画及び推進体制に基づ くマネジメントの実施 ・計画及び推進体制に基づ くマネジメントの実施 ・公共施設等総合管理計画 の推進体制の構築 ・運用状況の評価検証 ・運用状況の評価検証 ・必要に応じて計画及び 推進体制の見直し ・必要に応じて計画及び 推進体制の見直し 所管部局 行動計画② 道路・河川施設の総合的な管理体制の構築 建設部 全課 ・「豊田市道路・河川施設管理方針」に基づく維持管理の推進 取組内容 ・維持管理の課題に対する情報の共有と解決方法の検討(道路施設老朽化対策検討部 会) ・維持管理の観点からの事業評価・手法の確立 期待される 成果 年次計画 ・道路・河川施設管理の課題に対する対策方法の確定と役割分担を明確化するととも に、維持管理の観点からの事業評価手法を確立する。 28年度 29年度 30年度 ・道路施設老朽化対策検討部 会(横断的組織)の運営 ・道路施設老朽化対策検討部 会(横断的組織)の運営 ・道路施設老朽化対策検討部 会(横断的組織)の運営 ・課題抽出・解決策の検討と 実施 ・課題抽出 ・課題抽出 ・解決策の検討と実施 ・解決策の検討と実施 ・事業評価手法の検討 ・事業評価手法の検討 93 戦略方針 4-3 公共施設等のマネジメントの推進 4-3-1 総合的・計画的な管理の構築 行動計画③ 所管部局 清掃施設の管理計画の策定 環境部 ごみ減量推進課 ・関係課及び委託業者、メーカー等へのヒアリングを通じた費用及び耐用年数等の現 取組内容 状把握 ・費用負担の平準化を踏まえた清掃施設の管理計画の作成 ・管理計画を踏まえた一般廃棄物処理基本計画の策定 期待される 成果 年次計画 ・中長期(渡刈クリーンセンター更新まで)を見据えた管理計画を策定し、その内容 を踏まえた一般廃棄廃棄物処理計画が策定されている。 28年度 29年度 30年度 ・清掃施設の管理計画の策 定 ・管理計画の内容を踏まえ た一般廃棄物処理基本計 画の策定 ・計画に従った運用の開始 所管部局 行動計画④ 水道事業及び下水道事業におけるストックマネジ メント※1 計画の策定 上下水道局 上水運用センター 地域水道課 水道維持課 水道整備課 下水道建設課 下水道施設課 ・アセットマネジメント※2 の導入に向けた水道及び下水道施設の諸情報(構造、製造 取組内容 元、点検結果、更新・修繕履歴等)の調査・分析 ・今後、必要となる修繕や更新を踏まえたストックマネジメント計画の策定 ・ストックマネジメント計画に基づく施設管理(点検・修繕・改築等)が実施される 期待される 成果 ことにより、限られた財源の中での効果的な機能維持・向上と、老朽化による断 水・漏水・陥没などの事故発生リスクの低減が図られている。 ・施設ごとの諸情報を整理することにより、アセットマネジメントシステムの導入が 円滑に行われている。 28年度 年次計画 29年度 30年度 【水道】 【水道】 【水道】 ・水道施設(管路を含む。)情報 の現状把握と整理方法の検 討 ・水道施設情報の整理 ・水道施設情報の整備 ・ストックマネジメント導入計画 (案)の策定 ・ストックマネジメント導入支援委託 の準備 【下水道】 【下水道】 ・下水道施設を一体的に 捉えたストックマネジメント計画 の策定 ・下水道施設ストックマネジメント計 画に沿った、点検・調 査、中長期的な改築・修 繕工事等の実施 ・ストックマネジメント導入方針の検討 【下水道】 ・下水道管路及びマンホール蓋の今 後の点検・調査方針、中長期 的な改築・修繕事業量の把握 ・下水道施設の改築・修繕事 業量の整理 ※1 ストックマネジメント…目標とする明確なサービス水準を定め、一連の上下水道システムの全施設を対象として、そ の状態を点検・調査等によって客観的に把握・評価し、中長期的な施設の状態を予測しながら、維持管理、改築・修繕 を一体的に捉えて上下水道施設を計画的かつ効率的に管理すること。 ※2 アセットマネジメント…社会ニーズに対応した上下水道事業の役割を踏まえ、上下水道施設(資産)に対し、施設管 理に必要な費用、人員を投入し、良好な上下水道サービスを継続的に提供するための事業運営 94 戦略方針 4-3 公共施設等のマネジメントの推進 4-3-2 計画的・効果的な維持保全 施設の老朽化に伴い、今後増大することが予想される公共施設等の維持管理費について、計画的 な更新や延命化など計画的かつ効果的な維持管理を行うことにより、財政負担の軽減と平準化を図 る。 所管部局 行動計画① 公共建築物の計画的・効果的な維持保全 税務財産部 財産管理課 ・長期利用を図るための目標使用年数の遵守 取組内容 ・老朽化状況等を踏まえた計画的な修繕工事の実施 ・ライフサイクルコスト※の削減や更新費用の平準化に向けた効率的な公共建築物の更 新・維持管理 期待される 成果 ・公共施設の安全・安心な状態を維持するため、計画的な修繕工事を行うとともに、将 来を見据えた財政負担の軽減・平準化が図られている。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・計画的な修繕工事の実施 ・計画的な修繕工事の実施 ・計画的な修繕工事の実施 ・維持管理費用の抑制に向 けた運営方法等の見直し・ 改善 ・維持管理費用の抑制に向 けた運営方法等の見直 し・改善 ・維持管理費用の抑制に向 けた運営方法等の見直 し・改善 (計画的修繕工事:38 施設) (計画的修繕工事:40 施設) (計画的修繕工事:41 施設) ※ライフサイクルコスト…建築物の企画構想から計画段階、建設、運用、解体廃棄段階までの一生にかかるコスト 所管部局 行動計画② 公園施設の計画的・効果的な維持管理の推進 都市整備部 公園課 ・公園施設の定期的な健全度調査 取組内容 ・予防保全型の管理を行う施設の改修・更新 ・長寿命化を図る維持管理・修繕 ・施設管理に関するライフサイクルコストの縮減及び平準化 期待される 成果 年次計画 ・豊田市公園施設長寿命化計画※に基づき、遊戯施設の改修などを実施し、来園者の安 全・安心が確保されている。 28年度 29年度 30年度 ・健全度や耐用年数などの 基準に基づいた遊戯施設 の適切な更新 ・健全度や耐用年数などの 基準に基づいた遊戯施設 の適切な更新 ・健全度や耐用年数などの 基準に基づいた遊戯施設 の適切な更新 (更新箇所3公園・10 基) (更新箇所3公園・10 基) (更新箇所3公園・10 基) ※豊田市公園施設長寿命化計画…公園施設の老朽化に伴う事故防止や施設更新費用の平準化を図ることを目的に、平成 25 年度から平成 34 年度までの 10 年間における公園施設の更新や修繕の時期などを計画的に取りまとめたもの 95 戦略方針 4-3 公共施設等のマネジメントの推進 4-3-2 計画的・効果的な維持保全 所管部局 行動計画③ 道路・河川施設の計画的・効果的な維持管理の推進 建設部 道路予防保全課 河川課 道路維持課 地域建設課 ・豊田市道路施設管理方針に基づく個別施設(橋梁等)管理計画の策定 取組内容 ・豊田市河川施設管理方針に基づく個別施設管理計画の策定 ・個別施設管理計画に基づく計画的な点検、修繕の実施 ・道路・河川施設管理方針のフォローアップ 期待される 成果 年次計画 ・道路・河川施設個別管理計画を策定し、管理計画に基づく修繕・維持管理が実施でき ている。 28年度 29年度 30年度 ・公共施設等総合管理計画 (道路・河川部門)策定 ・個別施設管理計画の見直し ・個別施設管理計画の見 直し ・個別施設管理計画の策定 ・豊田市道路・河川施設管理 方針のフォローアップ ・個別施設管理計画に基づく 点検・修繕の実施 ・管理計画のフォローアップ ・個別施設管理計画に基 づく点検・修繕の実施 ・管理計画のフォローアップ 所管部局 行動計画④ 取組内容 期待される 成果 街路樹の適正な維持管理 建設部 ・5m以上の高木を対象に街路樹診断を実施 ・街路樹診断結果を活用した倒木対策や樹木の更新計画の策定 ・市が管理する街路樹の高木約 16,000 本の約 2/3 を診断し、診断結果に基づき倒木対 策や樹木の更新が行われている。 28年度 年次計画 道路維持課 29年度 30年度 ・街路樹台帳の作成 ・街路樹診断の実施 ・街路樹診断の実施 ・街路樹診断の実施 ・危険木の対応 ・危険木の対応 96 戦略方針 4-3 公共施設等のマネジメントの推進 4-3-2 計画的・効果的な維持保全 所管部局 行動計画⑤ 水道管路の効率的な維持管理 上下水道局 水道維持課 ・上水道・簡易水道地区の一元的な管路管理 取組内容 ・より安価な耐震管の採用 ・地形、地質を考慮した効率的な維持管理 期待される 成果 ・必要最小限の資材で修繕できる技術が確保されることで、効率的な運用が行われて いる。 28年度 年次計画 ・管種統一のための課題整 理と導入に向けた工事の 仕様の検討 29年度 30年度 ・新仕様での施工実施 ・現状の管種との費用及び 工事量の比較 ・職員、配管業者への説明 ・新仕様工事の費用対効果 検証と工事計画の策定 ・現状の管種との費用及び 工事量の比較 ・導入後の検証計画の策定 所管部局 行動計画⑥ 取組内容 期待される 成果 学校施設の計画的な保全改修の実施 学校づくり推進課 ・老朽化した校舎やトイレの計画的な保全改修を実施 ・学校における第1段階の改修を平成30年代の早い段階で実施することで、児童・生 徒の安全確保と学習環境の改善が図られている。 28年度 年次計画 学校教育部 29年度 30年度 ・保全改修 (小・中7校) ・保全改修 (小・中 7 校) ・保全改修 (小・中 10 校) ・トイレ再整備(加速化) (小・中 17 校) ・トイレ再整備(加速化) (小・中 18 校) ・トイレ再整備(第2期) 97 戦略方針 4-3 公共施設等のマネジメントの推進 4-3-3 有効活用・再配置の推進 公共施設等の現状や課題を踏まえ、公共施設等の機能集約や複合化など再配置を進め保有総量の 適正化を図るとともに、未利用施設等の利活用を推進する。 所管部局 行動計画① 公共施設等の有効活用・再配置の推進 税務財産部 財産管理課 ・市有財産最適化方針の周知・理解 取組内容 ・施設カルテを活用した公共施設等のマネジメント手法の検討 ・未利用な普通財産の戦略的な利活用 期待される 成果 ・公共施設等の有効活用・再配置により、施設規模の適正化や総量抑制を図るととも に、未利用な普通財産の有効活用などにより、将来のまちづくりや地域課題の解決 に資する機能の配置・確保がされている。 28年度 年次計画 行動計画② 取組内容 期待される 成果 年次計画 29年度 30年度 ・有効活用方策の検討 ・有効活用方策の検討 ・有効活用方策の検討 ・市有財産最適化推進体制 による協議・調整 ・市有財産最適化推進体制 による協議・調整 ・市有財産最適化推進体制 による協議・調整 ・施設カルテの更新・分析 ・施設カルテの更新・分析 ・施設カルテの更新・分析 所管部局 小学校校舎を有効活用した放課後児童クラブの 活動室整備 子ども部 次世代育成課 ・学校施設を活用した学校敷地内での放課後児童クラブの実施 ・兼用教室利用の判断基準を周知徹底し、市有財産最適化方針に基づき学校施設を有 効活用しながら放課後児童クラブの活動室が確保されている。 ・1年生から4年生までは待機児童が発生していない。 28年度 29年度 30年度 ・学校への周知と活動室の 確保 ・学校への周知と活動室の 確保 ・学校への周知と活動室の 確保 ・兼用教室利用における課 題の共有と協議・調整 ・兼用教室利用に向けた協 議・調整 ・兼用教室利用に向けた協 議・調整 ・普通教室モデルの実施、 検証 ・モデル実施の検証結果を踏 まえた方針の再構築 98 戦略方針 4-3 公共施設等のマネジメントの推進 4-3-3 有効活用・再配置の推進 所管部局 行動計画③ 取組内容 期待される 成果 年次計画 消防団詰所格納庫等の整備の推進 消防本部 総務課 ・適正管理に向けた、自治区等が所有する消防団詰所格納庫等の市有化 ・消防団詰所格納庫等の延命化と整備基準に基づく再配置及び統廃合 ・施設の市有化と再配置などにより消防団詰所格納庫等の配置や維持管理の適正化が 図られている。 28年度 29年度 30年度 ・消防団詰所格納庫等の施 設建設調整 ・消防団詰所格納庫等の施 設建設調整 ・消防団詰所格納庫等の施 設建設調整 ・統廃合協議と合意形成 ・統廃合協議と合意形成 ・統廃合協議と合意形成 (市有施設数:85、総施設 数:187) (市有施設数:87、総施設 数:186) (市有施設数:88、総施設 数:185) 99 戦略方針 4-4 公営企業会計※における持続可能な財政構造の確立 人口減少、施設老朽化等により経営環境が厳しさを増す中で、引き続き市民サービスの安定供給 に向け、持続可能な財政構造の確立を図る。 4-4-1 健全経営に向けた取組 自らの経営等について的確な現状把握を行った上で、中長期的な視野に基づく計画的な経営に取 り組み、経営健全化を推進する。 行動計画① 上下水道事業経営計画の策定と評価・検証 所管部局 上下水道局 経営管理課 ・人口動向や事業見直し等を踏まえた長期財政計画の策定 取組内容 ・長期財政計画を踏まえた経営計画の策定 (次期計画:下水道(平成 29~36 年度)、水道(平成 31~38 年度)) ・毎年度決算数値と経営計画を比較・検証し、次期の長期財政計画へ反映 期待される 成果 ・長期財政計画に基づく次期下水道事業経営計画と次期水道事業経営計画が策定され ており、それらに基づいて安定的な経営が図られている。 28年度 年次計画 29年度 30年度 ・決算と経営計画の検証 ・決算と経営計画の検証 ・決算と経営計画の検証 ・下水道使用料の諮問、答 申 ・上水道の長期財政計画の 策定 ・水道料金の諮問、答申 ・次期下水道事業経営計画 の策定 ・次期水道事業経営計画 (案)の策定 ・次期水道事業経営計画の 策定 ※公営企業会計…市が直接、公共の利益を目的として経営する企業に係る会計のこと。 所管部局 行動計画② 次期水道料金、下水道使用料の決定 上下水道局 経営管理課 ・料金算定シミュレーションの実施 ・次期下水道使用料(案)の策定 取組内容 ・次期水道料金(案)の策定 ・上下水道事業審議会への諮問 ・答申を踏まえた料金の決定 期待される 成果 ・平成 28 年度に次期下水道使用料を、平成 30 年度に次期水道料金を見直すことによ り経営の安定化が図られている。 28年度 ・次期下水道使用料(案)の 策定 年次計画 ・下水道使用料の諮問 29年度 30年度 ・料金シミュレーションの実施 ・次期水道料金(案)の策定 ・次期水道事業経営計画 (案)の策定 ・水道料金の諮問 ・答申を踏まえた下水道 使用料の決定 100 ・答申を踏まえた水道料金 の決定 戦略方針 4-4 公営企業会計における持続可能な財政構造の確立 4-4-2 効率的・効果的な組織体制の見直し 組織・体制の見直しにより経営の効率化を図るとともに、市民サービスの向上を図る。 所管部局 行動計画① 簡易水道※事業と上水道事業の経営統合の推進 上下水道局 経営管理課 ・旭簡易水道統合事業の推進 取組内容 ・簡易水道地区監視システムの整備 ・経営統合に向けた組織体制の整備 ・簡易水道事業会計の打切り決算と円滑な企業会計への移行 期待される 成果 ・効果的な施設や設備の配置と組織体制の見直しにより、市全域での水道事業経営の 安定化が図られている。 ・簡易水道事業特別会計と企業会計が円滑に経営統合されている。 28年度 ・平成 29 年度の経営統合に 向けた組織体制の検討 年次計画 29年度 30年度 ・新組織体制の課題検証 ・水道監視システムの統合 ・経営統合による市民サービス の課題の検証 ・旭簡易水道統合事業の推 進 ・打切り決算による企業会 計への円滑な移行 ・検証結果に基づく体制の 見直し検討 ・施設管理方法の検証 ・打切り決算に向けたデータ や資料等の整理 ※簡易水道…法律の分類上、給水人口が 100 人から 5,000 人までの規模の水道のことをいう。設備の構造は、上水道と 同じ。 所管部局 行動計画② 取組内容 期待される 成果 年次計画 上下水道局機能の向上(庁舎分散配置の解消) 上下水道局 経営管理課 ・(仮称)水道中央管理センター、(仮称)水道足助管理センターへの機能再構築に よる危機管理体制及び組織運営効率の向上 ・組織集約により、緊急時の初動体制や早期復旧の効率化が図られている。 ・大規模災害時のリスク分散を念頭においた拠点施設の再構築が図られている。 ・組織運営の効率化が図られている。 28年度 29年度 30年度 ・組織体制の見直し(水道 施設監視体制と管路維持 体制の確立) ・機能再構築による効果の 検証 ・市民サービス向上の効果の検 証 ・水道サービス協会の活用に向 けた検討 ・水道サービス協会の活用に向 けた検討(継続) ・(仮称)水道中央管理センタ ー、 (仮称)水道足助管理セ ンターの整備 ・水質管理棟の整備と移転 ・水道サービス協会の体制見直 しの支援 101 戦略方針 4-5 協会公社等※の経営健全化 行政を補完し、新たな行政需要への対応と良質な市民サービスの提供という協会公社等の役割の もと、経営環境の変化を適切に踏まえながら、抜本的な見直しを行う。 4-5-1 安定的な財務体質の構築 経営の合理化、経営基盤の強化、組織体質の見直しなど一層の経営改革が実施されるよう、協会 公社等の給与構造の見直しや経営健全化に係る行動計画の策定を求め、協会公社等の経営健全化を 推進する。 所管部局 行動計画① 取組内容 期待される 成果 協会公社経営健全化計画の策定支援 行政改革推進課 ・協会公社の健全経営に向けて必要な計画策定の支援の実施 ・協会公社が自主的に自らの団体の経営計画の立案を行うことで、経営が安定して行 われており、必要な市民サービスの提供が継続的に実施されている。 28年度 ・経営状況の把握 年次計画 総務部 ・課題の洗出し支援 29年度 30年度 ・経営資源の将来推計と経 営課題の把握支援 ・経営計画の立案 ・課題解決に向けた対策の 検討 ※協会公社等…市役所から出資・補助金を受けるなどして市の補完的な業務を行う団体 所管部局 行動計画② 取組内容 期待される 成果 協会公社等における職員の給与構造の見直し 行政改革推進課 ・協会公社間での著しい給与体系の不均衡を解消 ・市の出資・出損する団体としてバランスの取れた給与体系の構築 ・協会公社で勤務する職員が、自分の仕事にやりがいと責任を持ち、意欲的に仕事に 取り組み、各団体の運営に貢献できている。 28年度 年次計画 総務部 ・特別任用職員※の仕組み、 処遇見直し 29年度 ・退職区分の見直し、整理 30年度 ・協会公社職員の給与制度 の適切な運用 ・有期労働契約の整理 ※特別任用職員…雇用期間に期限がある有期契約の職員であり、処遇等も正規職員とは一部異なっている。 102 資料1 策定経緯及び策定組織 (1) 策定経緯 平成27年 4月 策定方針・検討体制等について協議 平成27年 5月 検討組織の設置 平成27年 9月 戦略方針等、策定の方向性について協議 〔事務改善委員会〕 平成27年10月 策定の方向性について意見聴取 〔地域経営懇話会〕 平成27年11月 戦略方針、行動計画について協議 〔事務改善委員会〕 平成27年12月 戦略方針、行動計画について意見聴取 〔地域経営懇話会〕 平成28年 1月 パブリックコメントの実施(E モニター制度含む) 平成28年 2月 プランの最終案について協議 〔事務改善委員会〕 平成28年 プランの最終案について意見聴取 〔地域経営懇話会〕 3月 計画図書の公表 (2) 策定組織 ■豊田市事務改善委員会 設置根拠 豊田市事務改善委員会設置要綱 所掌事項 以下に掲げる事項を審議 (1)事務改善の推進に関する事項 (2)事務処理の迅速化、正確化及び効率化の推進に関する事項 (3)財政運営の効率化に関する事項 (4)市民サービスの向上に寄与する事務処理の推進に関する事項 (5)提案制度等による提案事項に関する事項 (6)その他市役所の改革に関し必要と認める事項 メンバー 副市長、各部局副部長等。現在は 22 人 ■豊田市地域経営懇話会 設置根拠 豊田市附属機関条例 所掌事項 行政改革の推進及び行政評価並びに重要施策に関する審議 委員定数 20 人以内。 現在は 18 人(学識経験者 3 人、公共的団体等の代表者 13 人、公募市民 2 人) 資料 1 資料2 地域経営システム概念図 (基本理念)まちづくり基本条例 市民と市役所が、共通の目的を実現するために、互いの立場を尊重し、 対等な関係に立って、共働によるまちづくりを推進 地域経営の必要性の高まり 地域経営システム 地域経営を進めるための一連の仕組み・取組 【ねらい】市役所の構造改革・意識改革 -挑戦する組織・職員への変革- ★印は新規の仕組み・取組 市役所の改革 多様な主体の取組の推進 未来を創造する戦略 ★戦略会議 ★シティプロモーション ・市政顧問会議 ★大学連携 ・行政評価制度 ・行政経営懇話会 豊田市役所品質の確立 ★事務改善委員会 ★仕事や工程の見直し ★CS・ES 向上の取組 ★見せる化の推進 ・市民からの要望等の公表 共働の推進 地域自治システムの推進 ・地域会議 ・諮問答申 ★地域との合意形成、連携 ・地域予算提案事業 ・わくわく事業 柔軟で足腰の強い組織 ★職制・職務権限見直し ★組織の見直し ・事業・事務の見直し ・目標管理・人事考課制度 ★健全財政の推進 【行動原則】 未来志向 共働の推進強化の仕組み ★地域まちづくりビジョンの策定支援 ★地域円卓会議 ★共働の意識の醸成 ★大学・企業連携 ・市民活動促進計画の推進 市民志向 成果志向 現場主義 具体な取組 地域経営戦略プラン 【めざすべき意識改革】 合意形成 迅速性 コスト意識 チャレンジ意識 チーム意識 安心して豊かに暮らせる自立した地域社会 資料 2 資料3 これまでの取組(平成 12 年度~) 【取組の変遷】 【取組内容】 行政経営システムの導入(平成 12 年度) 行政運営体(先例踏襲型・予算消化型)から、行政経営体(市民志向・成果重視・現場主義)の転換 を目指し、仕事の進め方や考え方をルール化 行政経営戦略プランの取組(平成 14 年度~) 【取組期間】 【行動計画】 平成 14~16 年度 191 自立した地域自治体の確立 ①トップマネジメント支援機能の強化 〔主な取組〕行政経営会議の検討・充実、市政顧問会議の設置 ②自立型事業部門と支援型事務部門の確立 〔主な取組〕職員定数の見直し、人事考課制度の対象拡大、社会人採用・自己アピール 採用の実施、電子文書管理システムの開発、危機管理対応連絡会議の設置 経営的視点での行政活動の推進 ①市民志向・成果重視への転換 〔主な取組〕パブリックコメント手続の制度化、証明窓口を市民課窓口に一本化、 公務手の委託化、幼稚園・保育園の民間移管、情報セキュリティポリシー策定 ②市民と行政のパートナーシップの推進 〔主な取組〕(仮称)まちづくり基本条例の検討、審議会等の設置及び運営に関す る指針に基づく見直し ③行政評価制度の確立及び定着 〔主な取組〕市民評価制度導入(美術館・コンサートホール等) 【経費削減】 3年間の取組により、約36億円の経費削減 資料 3 第2次行政経営戦略プランの取組(平成 17 年度~) 【取組期間】 【行動計画】 平成 17~21 年度 292 自立した地域自治体の確立 ①トップマネジメントを支援する機能の強化 〔主な取組〕行政経営会議の充実、市政顧問会議の定着 ②自立型事業部門と支援型事務部門の確立 〔主な取組〕部門の人事権強化、職務権限見直し、人事考課制度を全職員へ導入、 職員定数の適正化、経営管理システムに基づく人材育成の推進 ③危機管理への対応 〔主な取組〕不当要求行為への対応体制の整備、新型インフルエンザへの対応体 制の整備 経営的視点での行政活動の推進 ①市民志向・成果重視による行政活動の推進 〔主な取組〕パブリックコメントの充実、市民満足度向上活動の定着化、 ワンストップサービスの拡充、電子入札システムの導入、 指定管理者制度の導入、事務事業の見直し ②市民と行政のパートナーシップの推進 〔主な取組〕地域自治区の設置、わくわく事業・地域予算提案事業の創設、 まちづくり基本条例の制定 ③行政評価制度の確立と定着 〔主な取組〕行政評価制度の確立、第三者評価制度の導入(美術館、こども園) 【経費削減】 5年間の取組により、約152億円の経費削減と約200人の職員削減 まちづくり基本条例の制定(平成 17 年) 平成 12 年以降に取り組んできた「行政経営システム」と「行政経営戦略プラン」の取組を踏まえて、 自治の基本や市民参加の在り方についての考えや方向性を明らかにするために、平成 17 年に「豊田市 まちづくり基本条例」を制定 まちづくり基本条例戦略プランの取組(平成 22 年度~) 【取組期間】 【行動計画】 平成 22~24 年度 140 自治を行う主体(条例の章立て:第3章、条例:第12条~第13条) 市長等の責務、職員の責務 〔主な取組〕行政経営会議の充実、中期経営方針の策定、人事考課制度の見直し、 女性職員育成計画の策定 参画と共働(条例の章立て:第4章、条例:第14条~第18条) 市民の参画の推進、共働の推進、都市内分権の推進、地域自治区の設置 〔主な取組〕パブリックコメント制度の充実、わくわく事業による都市内分権の推 進、地域予算提案事業の活用・促進、地域会議の充実 市政経営の基本事項(条例の章立て:第5章、条例:第19条~第28条) 行政評価、財政運営、総合的な市政経営、行政手続、法令の遵守など 〔主な取組〕事業・事務の改善(トライ!1減プロジェクト)を実施、 経費削減行動(ゼロゼロ☆大作戦)の徹底、 補助金の最適化方針に沿った見直し、 PFI事業による東部給食センターの改築及び運営 【経費削減】 3年間の取組により、約56億円の経費削減 資料 4 第2次地域経営戦略プラン 豊田市 総務部 行政改革推進課 〒471・8501 愛知県豊田市西町 3-60 ◇電話 0565-34-6652(直通) ◇FAX 0565-34-6815 ◇E-mail: [email protected]