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沖縄総合事務局十大ニュース

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沖縄総合事務局十大ニュース
2015
沖縄総合事務局十大ニュース
「那覇港へのクルーズ船寄港の様子」
(画像提供:那覇港管理組合)
平成 27 年 12 月
内閣府 沖縄総合事務局
目
次
【総務部】
(1)キャンプ瑞慶覧アワセゴルフ場地区と西普天間住宅地区の
返還・跡地利用について ............................. 1
(2)平成 27 年台風第 21 号に係る災害対応状況について ..... 3
【財務部】
(3)国有財産行政を通じた地域連携 ....................... 4
【農林水産部】
(4)「平成 27 年度豊かなむらづくり全国表彰事業」において勝
連南風原集落が農林水産大臣賞を受賞・・・・・・・・・・・・・・・・・・6
(5)TPP 大筋合意内容に係る県内関係者への説明と意見交換の
実施について ....................................... 7
(6)離島地域における農業農村整備事業の推進 ............. 8
【経済産業部】
(7)海外展開支援の本格化 ............................... 9
【開発建設部】
(8)首里城公園
入園者5,000万人達成 ................ 11
(9)沖縄へのクルーズ船寄港回数が過去最多に ............. 12
【運輸部】
(10)沖縄(本島)のレンタカーのナンバープレートが「わ」
から「れ」へ ....................................... 13
【参考資料】沖縄総合事務局の主な動き
(1)キャンプ瑞慶覧アワセゴルフ場地区と西普天間住宅地区の返
還・跡地利用について(総務部)
北中城村のアワセゴルフ場地区は平成22年に全面返還され、平成25年6月
には地権者で組織する組合を設立し、土地区画整理事業が始まっています。今
年4月に区画道路(村道)の開通と中核施設となるイオンモール沖縄ライカム
が完成・オープンしたことから「街びらき」を宣言し、県内外から大きく注目
されました。また、当地区は土地の引渡しから2年で使用収益を開始しており、
スピーディーに事業を進めていることが高く評価されています。
イオンモール沖縄ライカムは、地元客や多くの観光客が訪れ、4 月 25 日の開
業から半年で 750 万人の来店を数えています。
今後は、中部徳洲会病院の開院が来春に予定されており、村立アリーナの建
設や公園・住宅街区等の整備を進め、平成31年度に土地区画整理事業の完了
を目指しています。
宜野湾市のキャンプ瑞慶覧西普天間住宅地区は、平成25年4月に公表され
た「沖縄における在日米軍施設・区域に関する統合計画」に基づき、今年3月
末に返還され、7月には宜野湾市により「国際医療拠点を核とした都市機能と
水・みどり・文化の調和した住環境がつながるまち」をコンセプトとした跡地
利用計画が策定されました。また、安倍内閣の「骨太方針 2015」には、琉球大
1
学医学部及び同大学附属病院の移設など、関係府省庁が連携し、国際医療拠点
構想の具体的な検討を進めていくことが明記され、駐留軍用地跡地利用のモデ
ルケースとなるよう、政府として積極的に推進しているところです。
今後も地権者との合意形成を図りながら、支障除去措置や環境アセス調査、
埋蔵文化財調査等を経て、土地区画整理事業を実施していく予定となっていま
す。
内閣府では、SACO最終報告等における返還跡地や、統合計画により返還
時期等が示された嘉手納飛行場より南の施設・区域の円滑な跡地利用の推進を
図るため、跡地利用特措法の改正や必要な予算の確保に取り組んでおり、沖縄
総合事務局としても、跡地利用の取組を実施する市町村に対して、跡地利用に
関する情報・状況の共有化や担当者のスキルアップ支援、専門的知識を有する
者の派遣など、柔軟で適切な支援を実施していくこととしています。
2
(2)平成 27 年台風第 21 号に係る災害対応状況について(総務部)
今年度、沖縄地方に接近した台風の中で 9 月下旬に宮古島地方、石垣島地方及
び与那国島地方を襲った台風 21 号は、与那国町祖納で最大瞬間風速 81.1m/s を
観測(国内観測史上歴代4位)する猛烈なものでした。
被災状況は、人的被害はなかったものの、住家被害は全壊 5 件、半壊 23 件、
一部損壊 244 件、公共土木施設約 3 億 7,500 万円、農林水産業被害約 1 億 8,333
万円、学校施設被害は約 4,400 万円に上りました(沖縄県発表)。
当局においては、9 月 29 日に沖縄総合事務局防災ヘリにより緊急災害対策派
遣隊(TEC-FORCE)隊員 3 名を派遣し、与那国島上空から被災状況調
査を実施し、その撮影画像を沖縄県を始め関係機関に提供しました。
さらに、9 月 30 日~10 月 1 日に派遣された松本内閣府政務官を団長とする「平
成 27 年度台風第 21 号に係る政府調査団(沖縄県)」の団員として開発建設部長
等職員 2 名が参加しました。
離岸堤の崩壊
民家屋根の崩壊
3
(3)国有財産行政を通じた地域連携(財務部)
財務部では、国有財産の総括機関として、国の各機関、県、市町村等の関係
機関と連携して、地域における国公有財産の最適利用を図る「エリアマネジメ
ント」に力を注いでいます。平成 27 年も、県や市町村から公的施設用地として
取得要望があった国有地の売却を行うなど、地域連携に積極的に取り組みまし
た。
○県道バイパス、県立病院敷地としての国有地の利用
1月 29 日、旧石垣空港跡地内の国有地(9,328 ㎡)を県道敷地として沖縄
県に無償貸付(約 6 千㎡)及び売却(約 3 千㎡)するため、また、6月 25 日
には、国有地(約 3 万㎡)を新県立八重山病院の新築・移転用地として沖縄
県病院事業局に売却するため、それぞれ契約書に調印し、石垣市で新たな街
づくりが始まりました。
平成 30 年3月開院予定の新県立八重山病院の完成イメージ
4
○津波時における一時避難施設としての国家公務員宿舎の利用
津波発生時に一時避難場所として国家公務員宿舎「石垣住宅(10 号棟、11
号棟及び 12 号棟)」を利用したいとの石垣市の要請を受け、6月 26 日、一時
避難施設としての使用に関する協定書を締結しました。沖縄県内の国家公務
員宿舎においては、初めての指定となります。
石垣住宅 11 号棟外観
○図書館・公民館など生涯学習拠点敷地としての国有地の利用
県立宮古病院跡地の国有地(約 2 万 3 千㎡)を、
「宮古島市未来創造センタ
ー(図書館・公民館等)」用地として宮古島市に売却するため、9月 28 日、
契約調印式を行いました。
平成 30 年3月開所予定の宮古島市未来創造センターの完成イメージ
5
(4)「平成 27 年度豊かなむらづくり全国表彰事業」において勝連
南風原集落が農林水産大臣賞を受賞(農林水産部)
農林水産祭の表彰事業の一部門として実施されている「平成 27 年度豊かなむ
らづくり全国表彰事業」において、うるま市の勝連南風原集落が「農林水産大
臣賞」を受賞し、11 月 13 日に沖縄総合事務局において伝達式を行いました。
ユネスコ世界遺産に登録された「勝連城跡」の北側に広がる当集落は、城下
き む た か
のむらとして長い歴史を持ち、琉球王朝時代の優れた指導者たちの 肝 高 の精神
(高い志と誇りを持ち自立心に富む)や、獅子舞や棒術などの伝統芸能・年中
行事が継承されています。
また、県内初のオクラ拠点産地でもあり、高齢化が進む中で「肝高の精神と
オクラで集落活性化」を掲げ、地域リーダーの育成や栽培技術の高度化、規格
外オクラの活用など、オクラを中心する農業振興に取り組んできました。これ
らの取組は地域の活性化に大きく貢献しており、こうした取組が総合的に評価
された結果、今回の受賞となりました。特に、沖縄県立中部農林高校の女子グ
ループが生産農家と連携して開発した「オクラ麺」は、メディアで数多く取り
上げられるとともに、
「日本学校農業クラブ全国大会」などでも高い評価を受け
ています。
まきじょう
伝達式では、牧門 勝連南風原区長から「区民一人ひとりの熱い思いが一つに
なった成果だと思う」と喜びの挨拶がありました。
農林水産大臣賞伝達式の様子
オクラ麺の取組はうるま市青少年特別賞を受賞
6
(5)TPP 大筋合意内容に係る県内関係者への説明と意見交換の実施
について(農林水産部)
TPP(環太平洋パートナーシップ)協定が平成 27 年 10 月5日に大筋合意され
たことを受け、10 月9日に農林水産省による全国説明会が実施されましたが、
県内においても、農林水産省と連携して 10 月~11 月にかけてその合意内容に係
る分野別の説明を実施してきました。(10 月 22 日:さとうきび(那覇市)、10
月 23 日:園芸関係品目(浦添市)、11 月 13 日:畜産関係品目(南風原町)、11
月 14 日:畜産関係品目(宮古島市、石垣市))
各説明会とも、農林水産省担当者から、TPP 大筋合意の内容について説明する
とともに、関係者の意見・要望を聞き、これを受け止めて、今後の対策検討に
活かしていくことを目的として、参加者との意見交換を行いました。
引き続き、TPP の影響による生産者の皆様の懸念と不安の払拭に努めるととも
に、将来にわたって意欲ある生産者の皆様が希望を持って経営に取り組めるよ
う、政府一体となって万全の対策を講じていくこととしております。
TPP大筋合意の内容やその後の主な動きについては、以下のホームページ
にまとめられています。
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/tpp/index.html(農林水産省HP)
県内説明会
(園芸関係品目(浦添市)
)の様子
県内説明会
(畜産関係品目(南風原町))の様子
7
(6)離島地域における農業農村整備事業の推進(農林水産部)
沖縄では、台風や干ばつなど厳しい気象条件の中で、生産性の高い農業を実
現するために必要な水源の確保のため、地下ダム等のかんがい排水施設の整備
を進めており、この結果、かつての水なし農業の島から、亜熱帯性気候を活か
した豊かな農産物の供給地へと姿を変えてきました。
現在は、
「伊江地区」、
「宮古伊良部地区」及び「石垣島地区」の3地区で国営
かんがい排水事業を実施しています。このうち、
「伊江地区」では水源の乏しい
伊江島の農業用水を確保するため、地下ダム等の工事を来年度完成に向けて
進めています。また、
「宮古伊良部地区」では伊良部島へ農業用水を安定的に
供給するため、今年1月に開通した伊良部大橋の用水路工事や仲原地下ダム、
ファームポンド等の工事を平成 30 年度完成に向けて進めています。さらに、新
たな国営かんがい排水事業として調査等を進めてきた「石垣島地区」において
は、今年2月に事業計画を確定し、4月には石垣島農業水利事業所を開設の上、
老朽化した施設の改修や石垣島北部新規受益地への送水に向けて、事業の一層
の推進と効果の早期発現を目指して取り組んでいます。
地下ダムの仕組み
石垣島農業水利事業所開所式の様子
8
(7)海外展開支援の本格化(経済産業部)
経済産業部では、昨年度に国際室を設置し、アジア市場に向けたビジネスを
展開する企業を支援する産学金官ネットワーク「沖縄国際ハブクラスター」を
形成し、クラスターマネージャー等のサポートの下、アジアビジネス戦略の検
討をはじめ、沖縄の持つ物流・商流機能を活用したアジア市場展開に向けた広
域連携の促進やビジネスマッチング、プロジェクト支援等を展開する活動を推
進しています。
2015 年の主な動きとしては、以下のとおりです。
7月に、企業等の海外展開ニーズに応じた施策マッチングや説明会・相談会
等の共同開催企画など、沖縄の海外展開関係支援機関が連携し、企業等支援に
総合力を発揮するため沖縄国際ハブクラスターと一体化した有機的かつ機動的
なネットワークを構築し、海外展開支援機関ネットワーク会議を開催しました。
10月に「第39回沖縄の産業まつり」内において「沖縄ものづくり海外展
開活動展」を開催し、県内のものづくり系企業による海外展開の活動状況を広
く紹介するとともに県内企業、海外展開支援機関によるパネル展示や海外展開
をテーマにトークセッションなどのステージイベントを行いました。
産業まつり パネル展
産業まつり ステージイベント
11月に「日本のおいしいもの展」を「第2回沖縄大交易会」併設事業とし
て開催しました。
「日本のおいしいもの展」は、全国の優れた商品を集め、日本
9
の各地域や企業と連携してパッケージ化しJAPANブランドとした価値を高
めたパッケージ商品や全国の優れた地域ブランド商品(地域団体商標登録商品
等)やふるさと名物約70品目のローカルブランドを集めた商品を展示して海
外・国内バイヤーとの商談を行いました。全国各地のローカルブランドはもと
より、初の取組であるパッケージ商品については、海外・国内バイヤーから好
感が得られ商品の内容照会や見積り依頼が行われるなど高い関心を集めました。
また、同日に第3回アジアビジネス戦略連携会議を開催し、全国各地域で海
外展開支援に取り組む行政機関や支援機関等が一堂に会して、沖縄国際物流ハ
ブの取組への理解を深めるとともに、沖縄との連携によるアジア市場へのアプ
ローチ方策等について検討を行いました。
日本のおいしいもの展 展示商品例
日本のおいしいもの展
海外展開支援に向け、アジアとの連携も強化しており、2015 フォトニクスフェ
スティバル in 台湾、ものづくりマッチング in 台湾・沖縄フォーラムにおいて、
沖縄・台湾産業ビジネス対話等を実施しました。MOU締結を支援する等、沖
縄企業と台湾企業との連携によるビジネス創出を目的とした経済交流も加速し
ています。沖縄国際物流ハブを活用した分野においては、アジアだけではなく、
米カリフォルニア州や、ニュージーランドとの連携も検討するため、調査事業
も行われました。
以上のように、2015 年は海外展開支援が本格化した年となり、今後も海外展
開支援分野において精力的な取り組みを続けてまいります。
10
(8)首里城公園 入園者5,000万人達成(開発建設部)
首里城公園は平成4年11月3日の開園以来23年目を迎え、これまでに県
内外から多くのお客様にご利用いただき、平成27年4月25日(土)に入園
者5,000万人を達成しました。
5,000万人目の来園者は、滋賀県から那覇市に住む家族を訪ねて初めて来
県された観光客の方で、5,000万人目の認定証と記念品を贈呈しました。
近年は年間200万人以上の方をお迎えしており、平成26年度は約250
万人の方が来園しております。今後も沖縄の歴史・文化の拠点として、首里城
公園の整備・運営・管理を進めてまいります。
11
(9)沖縄へのクルーズ船寄港回数が過去最多に(開発建設部)
2015 年は 221 回を予定、そのうち那覇港は 115 回、石垣港は 86 回とそれぞれ
過去最多の寄港回数となりました。
那覇港
300
石垣港
平良港
その他
全体の乗客数
250
221回
7
13
200
150
61回
100
21回
50
0
( 千人 )
250
4
0
3
14
2006
1
2
28
30
2007
162回
6
86
125回 126回 3
4
1
112回
1
100回 97回 102回
5
5
73
3
1
0
5
0
3
52
2
65
49
40
38
47
115
80
67
57
56
56
53
52
200
150
100
50
0
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015予定
沖縄へのクルーズ船の寄港回数と乗客数の推移
また、8 月 1 日にはアジアに寄港するクルーズ船で最大クラスとなる「クァン
タム・オブ・ザ・シーズ」(米国、16 万トン級、4180 人乗り)が那覇港へ初寄
港。乗客へアンケート調査を行った結果、乗客1人あたりの平均消費金額は約
13.8万円となり、大型クルーズ船の1寄港あたりの乗客の消費金額の直接
経済効果は、約6.35億円/回と推計されました。
クァンタム・オブ・ザ・シーズ那覇港初寄港(2015 年 8 月 1 日)
今後も、クルーズ船を受け入れるためのハード整備、ソフト対応について、
官民連携して取組を進めてまいります。
12
(10)沖縄(本島)のレンタカーのナンバープレートが「わ」から
「れ」へ(運輸部)
レンタカーのナンバープレートに使用されている平仮名文字が「わ」であるこ
とは広く知られていることだと思いますが、平成27年2月5日(木)に沖縄
総合事務局陸運事務所において「れ」の平仮名文字が表示されたナンバープレ
ートの交付が開始されました。
全国でも「れ」のナンバープレートの交付は、北海道(札幌ナンバー)に次
いで2例目となっています。
北海道、沖縄において、全国に先駆けて「れ」のナンバープレートの交付が
開始された背景には、観光地特有の事情があるものと考えられます。
沖縄におけるレンタカーの貸出し台数は、入域観光客の多い夏場にピーク期
となり、冬場にボトム期を迎えることから、レンタカー事業者はこのギャップ
に対応するため、レンタカーの新規・抹消登録等を頻繁に行うことで台数を調
整し、稼働率を一定に保っています。
これによりレンタカーのナンバープレート払出しが急速に進むこととなり、
「わ」を表示するナンバープレートの交付が終了することとなりました。
私ども沖縄総合事務局では、レンタカーのナンバープレートの平仮名文字が、
馴染みのある「わ」が「れ」に変わることにつきまして、トラブル防止等の観
点から、レンタカー利用者への周知を図る必要があると考え、プレスリリース
したところ予想以上の反響があり、新聞やテレビ、インターネットのニュース
にも取り上げていただきました。
今後とも、沖縄への入域観光客の増加に伴い、
「れ」のナンバープレートの普
及が急速に進むことが予想されます。
「れ」が表示された最初のナンバープレート
13
(参考)
沖縄総合事務局の主な動き
【1月21日(水)
】
○しまのゆんたく in 伊平屋
本年1月に、豊かな自然や琉球王朝時代の名所・旧跡
が数多く存在する「原風景の島」伊平屋島において、地
域住民等が一堂に会して「ゆんたく」し、地域の発意に
よる地域活性化の端緒とすることを目的に「しまのゆん
たく」を開催しました。
■しまのゆんたくの様子
【1月31日(土)
】
○伊良部架橋完成に伴う離島航路廃止及び路線バス再編
伊良部大橋が開通したことに伴い、船舶運航会社2社が長年住民の生活航路としての役
割を果たしてきた宮古~伊良部間の定期航路の運航が終了しました。
また、宮古島と伊良部島でそれぞれ運行していた路線バスの再編が行われ、伊良部島の
事業者が宮古島まで路線の延長し、宮古島市が設置した港の交通結節点で宮古島及び伊良
部島のバス会社3社の路線が繋がることとなりました。
■最後の運航を終えた旅客船「うぷゆう」
■これまでの感謝とともに、別れを惜しむ
【2月5日(木)
】
○沖縄(本島)のレンタカーのナンバープレートが「わ」から「れ」へ
レンタカーのナンバープレートに使用されていることだと思いますが、本年2月5日に
沖縄総合事務局陸運事務所において、「れ」の平仮名文字が表示されたナンバープレートが
交付されました。
全国でも「れ」のナンバープレートの交付は北海道に続き沖縄が2番目となります。
資1
【2月12日(木)
・13日(金)、9月10日(木)
・11日(金)
、12月10日(木)
・
11日(金)
】
○沖縄力発見ツアー2015
県外企業の代表者等の方々に沖縄のポテンシャル(沖縄力)や独自の特区・地域制度
等のビジネス環境を見ていただく視察ツアーを行っています。今年は、製薬・医療関連
企業(2 月 12 日~13 日)
、再生医療関連企業(9 月 10 日~11 日)、IT関連企業(12 月
10 日~11 日)を対象に、ワーキングディナーを実施するとともに、沖縄科学技術大学院
大学や沖縄IT津梁パーク等をご視察いただきました。
■沖縄IT津梁パークの視察
■沖縄科学技術大学院大学の視察
【3月3日(火)
】
○那覇空港自動車道の豊見城・名嘉地IC~豊見城IC間が4車線開通
那覇空港と沖縄自動車道を結ぶ一般国道 506 号那覇空港自動車道の一部を形成する、豊
見城東道路が全線4車線開通しました。これにより定時制、速達性を確保され那覇空港へ
のアクセス性が向上するとともに、周辺の都市開発が進展し、地域経済の好循環に貢献す
ることが期待されます。
■4車線開通した那覇空港自動車道
資2
【3月10日(火)
】
○地域密着型金融に関するシンポジウムを開催
地域金融機関による地域密着型支援の取組み
促進などを目的に、今回で 9 回目となる「地域
密着型金融に関するシンポジウム in おきなわ 」
を開催し、中小企業経営者、金融機関関係者な
ど約 150 名の方々が参加しました。
基調講演のほか、「沖縄経済・産業の成長に
向けて、今、金融機関に求められるもの」をテ
ーマに、産学官金の各方面の有識者らによるパ
ネルディスカッションが行われました。
■有識者によるディスカッション
【3月27日(金)
】
○みなとオアシスなはの認定
「みなとオアシスなは」
(那覇港)が平成 27 年 3 月
27 日に”みなとオアシス”として認定されました。4
月 5 日の「波の上ビーチ」海開きにおいて、
「みなと
オアシス」の登録証が内閣府沖縄総合事務局長より那
覇港管理組合へ授与されました。
■登録証授与式
【3月31日(火)
、4月4日(土)
】
○キャンプ瑞慶覧西普天間住宅地区の返還と返還式
宜野湾市に所在するキャンプ瑞慶覧西普天間住宅
地区が 3 月 31 日に返還され、4 月 4 日には当地区
において、日米両政府や地元関係者の出席のもと返
還式が開催されました。返還セレモニーとして米海
兵隊司令官、沖縄防衛局長から宜野湾市長及び地主
会会長へ「鍵の引渡し」が行われ、当地区が地元・
地権者へ返還されたことを祝いました。
(画像提供:宜野湾市)
資3
【4月1日(水)
】
○離島において、有効期間を失うことなく車検を受けられる期間が「1ヶ月前」から「2
ヶ月前」に拡大
離島の車検の負担軽減を図るため、国土交通
省では道路運送車両法施行規則等について所要
の改正を行い、平成27年4月1日以降に車検
を受ける場合、離島における自動車の使用者に
あっては、当該車検を受けられる期間を、自動
車検査証の有効期間が満了する日の「1ヶ月前」
から「2ヶ月前」に拡大しました。
■離島における自動車への検査風景
【4月8日(水)
】
○平成 26 年度国営沖縄記念公園の入園者が過去最高の 687 万人を記録!
平成 26 年度の国営沖縄記念公園(海洋博覧会地区・首里城地区)入園者数は、これまで
の最高だった 643 万人(平成 25 年度)を上回り、約 687 万人を記録しました。
【4月14日(火)
】
○沖縄国際物流セミナーの開催
沖縄国際物流戦略チームは沖縄の自立型経済の構築に寄与し、効率的・効果的な物流体
系の実現に向けた物流戦略を検討するために H19.3 月に設立され、これまで 8 年にわたり
検討を続けてきました。昨今の沖縄地区の国際物流を取り巻く環境は大きく変化していま
す。そこで、アジアに接近し、北米への航路も就航する沖縄の地理的優位性を十分生かす
ことができるような、沖縄における国際物流の将来の展望を考えるために、沖縄国際物流
戦略セミナーを開催しました。
資4
【4月21日(火)
】
○アワセゴルフ場地区の街びらき開通式
地権者組合が平成 25 年から施行している
土地区画整理事業により整備された区画道
路の供用を開始し、それによって当地区の
土地活用と地域発展の第一歩を踏み出すこと
を祝う「街びらき開通式」が行われました。
区画道路は北中城村へ移管し「イオンモール
アライバル通り」と命名され、4 月 25 日に
開業したイオンモール沖縄ライカムへのアプ
ローチ道路として機能しています。
■街びらき開通式テープカット
【4月21日(火)】
○「地域経済分析システム(RESAS(リーサス))」を提供開始
平成26年9月、内閣総理大臣を本部長とするまち・ひと・しごと創生本部が設置され、
同年12月に「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」及び「まち・ひと・しごと創生総
合戦略」が策定されました。これを踏まえ、各自治体では、地域の強み・弱みを踏まえた
政策目標・施策となる「地方版総合戦略」の策定に取り組んでいます。
その中、内閣官房(まち・ひと・しごと創生本部事務局)及び経済産業省では、自治体
の「地方版総合戦略」の策定に当たり、情報面・データ面から支援することを目的に、地
域経済に関する様々な官民のビッグデータ(産業、人口、観光、農業等)をわかりやすく
「見える化(可視化)」したシステムである「地域経済分析システム(RESAS:リーサス)」
を提供しました。
【4月25日(土)
】
○首里城公園入園者 5,000 万人達成!
首里城公園は平成 4 年 11 月 3 日の開園以来 23 年目を迎え、これまでに県内外から多く
のお客様にご利用いただき、平成 27 年 4 月 25 日に首里城公園の入園者が 5,000 万人を達
成しました。
資5
【4月27日(月)】
○「OKICA」路線バスでも運用開始
沖縄初のカード型IC乗車券「OKICA」
(「OKINAWA IC CARD」の略)が平成26年10
月20日から沖縄都市モノレール(ゆいレール)で先行導入されておりましたが、平成2
7年4月27日からは沖縄本島内を走る路線バス4社(那覇バス・琉球交通バス・沖縄バ
ス・東陽バス)でも使えるようになり、沖縄県内でも本格的に交通系ICカードが利用で
きる環境となりました。
■無記名 OKICA
■記名 OKICA
■学生用 OKICA
■小児用 OKICA
■障害者用 OKICA
■OKICA 定期券
【5月18日(月)~6月15日(月)】
○新たな「食料・農業・農村基本計画」の策定
農政の中長期ビジョンとなる新たな「食料・農業・
農村基本計画」が、3月 31 日に閣議決定されたこ
とを受け、本基本計画に関する沖縄ブロック及び地
域別(北部、中・南部、宮古、八重山)の説明会を
開催しました。今後は、本基本計画の下で各般の施
策を推進し、若者たちが希望を持てる「強い農業」
と「美しく活力ある農村」の実現に向け、全力で取
■沖縄ブロック説明会の様子
り組んでいきます。
資6
【5月22日(金)】
○石垣島農業水利事業所が開所
石垣島の国営かんがい排水事業を本年度から本格的に
実施するため、4月に石垣市に石垣島農業水利事業所を
開設し、5月 22 日に開所式を開催しました。今後は、
事業の計画的な実施と、早期の効果発現を目指してまい
ります。
■開所式の様子
【5月26日(火)
】
○賃金業に関する関係機関との連携
貸金業を利用する資金需要者等の利益の保護や投資者保護の観点から、関係機関と緊密
な連携を図ることを目的に、
「貸金業監督者会議」、
「貸金業関係幹事会」及び「無登録ファ
ンド等連絡会」の3つの会議を開催しました。
会議では、沖縄県、沖縄県警察本部及び沖縄県消費生活センターとの間において、最近
のヤミ金融の動向や事例、無登録ファンド業者に対する規制などについて情報共有を図る
とともに、今後の対応について意見交換を行いました。
資7
【5月28日(木)~29日(金)
】
○「ビジット・ジャパン大使の集い in 沖縄」
ビジット・ジャパン大使(※)
(以下、
「VJ 大使」という)の日頃の活動を通じて得られ
た知見等を地域の観光関係者にご披露いただき、訪日外国人の増加に向けた今後の取組の
参考とするため、沖縄県、沖縄観光コンベンションビューロー等とともに、5月28日~
29日の日程で VJ 大使によるリレー講演会、意見交換会、ファムトリップから構成される
「ビジット・ジャパン大使の集い in 沖縄 」を開催しました。
(※)○ビジット・ジャパン大使とは、外国人旅行者の受入体制に関する「仕組み」の
構築や外国人に対する日本の魅力の「発信」といった、他の関係者の「お手本」
となる優れた取組をされた方々に対し、国土交通大臣・観光立国担当大臣が任命
しているものです。
○ビジット・ジャパン大使は、現在、総勢 56 名です。
沖縄県では、東良和沖縄ツーリスト株式会社代表取締役会長が任命されていま
す。
■VJ 大使によるリレー講演会
■VJ 大使との意見交換会
■なんじぃと VJ 大使
資8
【5月~7月】
○人材確保(船員・自動車整備士・自動車運送事業運転者)のための学校訪問を実施
運輸業界においては、労働者の高齢化等による人材不足が課題となっていることから、
人材確保のための学校訪問を行い、高等学校の校長等に対し、船員、自動車整備士、自動
車運送事業の運転者の現状、業務の社会的重要性及び将来性等について説明しました。
この世代の引
退により人材
不足が深刻化
■トラック・バス運転者の年齢構成比の推移
資9
【6月~】
○地理的表示保護制度がスタート
地域産品の名称を知的財産として保護する「地理的表示保護制度」の
運用が、6月1日からスタートしました。登録された産品には、地理的
表示と併せて登録商標(GI マーク)を付すことで、他の産品との差別化
を図ることができるため、地域資源が豊富にある沖縄においても、地域
産品の更なるブランド化に向けて本制度の活用が期待されています。
GI マーク
【6月~】
○農地中間管理機構による農地集積の推進
平成 26 年度から開始された農地中間管理事業の取組を加速
化するため、県、沖縄県農業振興公社と連携し、更なる推進体
制の強化、成果の積み上げ等を目的とした県内各市町村へのキ
ャラバンを6月から実施しています。
今後は、市町村との意見交換で出された知見等を踏まえ、各
市町村において設置されている推進チームとも連携を密にしな
がら、担い手への農地集積に取り組んでまいります。
■キャラバンの様子
【7月6日(月)
】
○2015 年の沖縄に寄港するクルーズ船(上方修正)
2015 年の沖縄全体の寄港回数は 247 回を予定。
昨年の 162 回から約 52%増加見込みです。
2015 年 1 月~6 月の寄港実績は 96 回で昨年同期の 88 回から約 10%増加しました。
また、クルーズ船3隻(13 万トン級、7万トン級、5万トン級)が 7 月 28 日に那覇港へ
同時入港し、計 7,495 人が訪れました。7 月 28 日には、平良港に大型クルーズ船(5万ト
ン級)が 7 年ぶりに就航し、2015 年 6 月~10 月の寄港実績は 13 回となっています。
■3隻同時寄港したクルーズ船
資 10
(画像提供:那覇港管理組合)
【7月13日(月)
】
○国ダムの整備効果の発現に伴い「渇水指標」を見直し
沖縄渇水対策連絡協議会では、渇水の危険性を推し量る手法として H17 年度に国管理7
ダムの合計貯水量に着目して作成した「渇水指標」を用いてきました。その後、大保ダム
(H23)
、金武ダム(H26)の供用により水需給バランスが大きく改善されたことにより、今年
7月に新たな水需給バランスを踏まえた「渇水指標」を作成しました。
【7月14日(火)
】
○国道 331 号中山改良(南城市玉城字中山)開通
災害等による通行止めの解消や、線形不良箇所の解消が図られるなど、安全な交通機能
の確保及び観光周遊の利便性が向上し、地域経済の好循環に貢献することが期待されます。
■開通した国道 331 号中山改良
資 11
【7月28日(火)・7月20日(月)~8月20日(木)・11月15日(日)】
○小・中・高生を対象とした「海事教室」「体験学習」「就業体験」の実施
若年層の内航船員の確保推進を目的に、7月28日に進路選定段階の中学生を対象とし
た「体験学習」
、7月20日~8月20日の間に就職段階の水産系高校生を対象とした「就
業体験」
、11月15日に理解醸成段階の小学生を対象とした「海事教室」を実施しました。
■体験学習(操船シミュレーター)
■就業体験(操舵装置の説明を受ける生徒)
■海事教室(機関室見学)
【7月29日(水)
】
○防災訓練(風水害)の実施
毎年5~7月頃に風水害等(梅雨、台風等)を想定した災害時における初動対応等に
関する実働訓練を実施(初動体制の構築、初動対応訓練等)しています。平成 27 年度も沖
縄防災連絡会参加機関等の協力も得て、7月 29 日に実施しました。
資 12
【8月6日(木)】
○沖縄ガス株式会社の一般ガス供給約款の変更届出受理について
沖縄で唯一の都市ガス事業者である沖縄ガスは8月17日から各家庭等に供給するガスをこ
れまでのプロパンエアーから天然ガスに切り替えました。
天然ガスは、地球温暖化を引き起こす CO2(二酸化炭素)や、光化学スモッグの原因となる NOx
(窒素酸化物)の排出量が石油や石炭に比べて少なく、また酸性雨を引き起こす SOx(硫黄酸化
物)や煤塵の発生は全くない、環境負荷の低いエネルギーであるとされています。
なお、ガス料金については、経営効率化により0.09%の引き下げを実施しました。
【8月13日(木)
】
○夏休みバリアフリー教室 in 宮古島
高齢者、視覚障がい者等の疑似体験や介助体験等を通してバリアフリーについて理解を
深め、障がい者等をサポートする「心のバリアフリー」を目指して、平成 13 年度から「バ
リアフリー教室」を実施しております。今年は 8 月 13 日に宮古島市で開催しました。
市内の小学校から児童 27 名が参加し、宮古島市中央公民館での座学、カママ嶺公園での
車いす等を使用したノンステップバスの乗降や展望台・多目的トイレへの移動に関する体
験学習を行いました。
体験を通して高齢者や障がい者が感じる不便について考え、声かけやサポートの重要性、
ノンステップバスを含めた身の回りの施設や設備がどういう役目をしているかを学んでも
らいました。
■座学の様子
■車いす体験
資 13
【8月13日(木)】
○防災対策の普及・啓発
沖縄県民の防災意識の高揚及び防災知識の普及・啓発のための取組を推進するため、沖
縄総合事務局では、関係機関と協働・連携し、防災対策の普及・啓発に努めています。そ
の一貫として、平成 27 年8月に沖縄気象台等6機関との合同イベントとして「親と子のお
天気教室」を沖縄市で開催(小学生とその保護者 212 名が参加)しました。また、平成 28
年3月には東日本大震災の教訓も踏まえ、関係機関の協力の下、那覇市内商業施設におい
て防災啓発イベントを実施する予定です。
【9月】
○那覇空港、平成 26 年度旅客数が 1,753 万人と過去最高
本年9月発表の国土交通省「空港管理状況調書」によると、那覇空港の旅客数は平成
26年度1,753万人と過去最高を記録しました。
特に、国際線は前年度比1.6倍の163万人となっています。
【9月19日(土)】
○伊是名~運天航路に新造船が就航
伊是名~運天間を結ぶ航路に平成10年から17年間にわたり就航していた「ニューい
ぜな」
(総トン数654トン・旅客定員350名)に代わり、新造船「フェリーいぜな尚円」
(総トン数971トン・旅客定員350名(最大500名)
)が就航しました。
旧船より大型化され、横揺れを軽減するフィンスタビライザー装備により、波に強く安
定性に優れていること及びバリアフリー化されたことにより、快適かつ安心・安全な航海
が可能となっています。
■就航式典の模様
■就航した「フェリーいぜな尚円」
資 14
【9月27日(日)~29日(火)】
○台風第21号に対する災害対応
9月 下 旬 に 宮 古 島 地 方 、 石 垣 島 地 方 及 び 与 那 国 島 地 方 を 襲 っ た 台 風 第 2 1 号
は 、 与 那 国 町 に お い て 最 大 瞬 間 風 速 81.1m/s を 観 測 【 国 内 観 測 史 上 歴 代 4 位 】
す る 猛 烈 な も の で し た 。 沖 縄 県 は 、 300 戸 を 超 す 住 宅 に 被 害 が 出 た 与 那 国 町 に
対して、県内では9年ぶりとなる災害救助法の適用を決めました。
当 局 に お い て は 、 9 月 29 日 に 沖 縄 総 合 事 務 局 防 災 ヘ リ に よ り 緊 急 災 害 対 策
派 遣 隊 ( TEC-FORCE) 隊 員 3 名 を 派 遣 し 、 与 那 国 町 上 空 か ら 被 害 状 況 調 査 を 行
い、迅速な災害対応に努めました。
資 15
【10月1日(木)】
○タクシー運転者登録制度沖縄にも拡大
タクシー業務について、輸送の安全及び利用者利便の確保を図るため、平成27年10
月1日より、改正タクシー業務適正化特別措置法が施行され、現在、主な政令指定都市(1
3地域(※)
)で実施している、タクシー運転者登録制度が全国の全ての地域に拡大されま
した。
これにより、沖縄総合事務局長が認定する講習(法令、安全、接遇及び地理)を受講・
修了し、タクシー運転者登録を受けないと、法人タクシーに乗務することができなくなり
ます。
なお、タクシー運転者登録の事務は、国の登録を受けた全国の登録実施機関(沖縄県は
沖縄県タクシー運転者登録センター)で実施されます。
さらに、登録タクシー運転者が悪質な法令違反を行ったり重大事故を惹起したなどの場
合は、沖縄総合事務局長が登録の取消処分を行い、一定期間、全国どの地域においてもタ
クシーの乗務ができなくなります。
また、軽微な違反の場合は警告を行うとともに違反点数を付与し、一定の点数に達した
場合は沖縄総合事務局長から講習の受講命令が出されます。
タクシー業務適正化特別措置法(「タク特法」)(昭和45年法律第75号)の概要
タクシー業務適正化特別措置法の目的
タクシー業務について、輸送の安全及び利用者利便の確保を図るため、地域ごとにタクシー運転者の登録制度等を
実施(タクシー運転者登録を受けた者以外の乗務を禁止)
改正前
※H25年の臨時国会で議員立法により改正(平成27年10月1日施行)
改正後
全
登録制
◆ 原則として47都道府県(単位地域)
国
◆ 登録の要件:第二種運転免許の保有、輸送の安全及び利用者の利便の確保に関する講
習(法令・安全・接遇・地理)の修了 等
指定地域
◆13地域:札幌、仙台、さいたま、千葉、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、
広島、北九州、福岡
◆ 単位地域のうち、政令指定都市等の流し地域
◆ 登録の要件:第二種運転免許の保有、輸送の安全及び利用者の利便の確保に関する講
習(法令・安全・接遇・地理)の修了、輸送の安全及び利用者の利便の
確保に関する試験(法令・安全・接遇・地理)の合格 等
特定指定地域
◆ 3地域:東京・横浜・大阪
◆ 指定地域のうち、特に利用者の利便を確保する観点からタクシー事業の業務の適正化
を図る必要があると認められる地域
◆ 登録の要件:指定地域と同様
-
(登録なし)
登録制
(講習)
・法令
・安全
・接遇
・地理
(試験)
-
登録制
(試験)
-
登録制
(講習)
・法令
・安全
・接遇
・地理
(講習)
・法令
・安全
・接遇
・地理
(試験)
・地理
(講習)
・法令
・安全
・接遇
・地理
(試験)
・法令
・安全
・接遇
・地理
登録制
(講習)
・法令
・安全
・接遇
・地理
(試験)
・法令
・安全
・接遇
・地理
◆ 特定指定地域においては、適正化事業実施機関としてタクシーセンターを指定し、以下の措置を実施
道路運送法等に違反する行為の防止
及び是正を図るための指導業務
(街頭指導、巡回指導等)
タクシー運転者の業務の取扱いの
適正化を図るための研修業務
(新規講習、命令講習等)
タクシー乗場その他利用者のための
共同施設の設置・運営業務
タクシー事業の適正化を図るための
タクシー乗場の指定及び
乗車禁止の地区及び時間の指定
(※)指定地域:札幌、仙台、さいたま、千葉、東京、横浜、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、北九州、
福岡
資 16
【10月19日(月) 】
○「沖縄総合事務局バリアフリー化推進功労者表彰」制度創設、第 1 回表彰実施
平成 27 年 6 月、国土交通分野におけるバリアフリー化の推進に多大な貢献が認められた
個人又は団体を表彰し、優れた取り組みを広く普及させ奨励することを目的として「局長
表彰制度」を創設し、県内の優れた取り組みを表彰することとしました。
第 1 回沖縄総合事務局バリアフリー化推進功労者表彰式が 10 月 19 日に沖縄総合事務局
で開催され、沖縄都市モノレール株式会社、NPO法人沖縄県脊髄損傷者協会の2団体が
受賞しました。
沖縄都市モノレールはハード・ソフト面におけるモノレール事業のバリアフリー化の取
り組み、沖縄県脊髄損傷者協会は障がい者の社会参加推進の活動が高く評価されました。
■バリアフリー化推進功労者表彰式
【10月23日(金)~10月25日(日)】
○海外ものづくり海外活動展を開催
平成27年10月23日(金)~25日(日)に開催されました「第39回沖縄の産業まつ
り」内において、沖縄ものづくり海外展開活動展を開催いたしました。
本イベントでは、一般県民の皆様にも海外ビジネス交流の進展や、それに伴う環境の変
化等について理解を深めていただく機会とし、出展企業の技術力等に関心を持つ企業との
新たなビジネス創出、新規海外展開案件の発掘の機会とすることを目的として県内のもの
づくり系企業による海外展開の活動状況を広く紹介いたしました。
■産業まつりパネル展(2)
■産業まつりパネル展(1)
資 17
【10月26日(月)
】
○沖縄の薬用作物等に関する講演会を開催
ウコン、アロエ、ボタンボウフウ等の沖縄の多様な薬用作物
について一般の方々に知っていただくため、講演会を開催しま
した。講演会では、薬用作物の主産地である南城市から生産者
や行政関係者のほか、研究者、料理家等の方々を招き、多様な
視点からご講演をいただいた後、参加者からの質疑応答を含め
活発な意見交換を行いました。
■講演会の様子
【10月28日(水) 】
○ビジット・ジャパン地方連携事業「韓国市場誘客事業」
韓国における訪沖需要が高まっていることを踏まえ、今後も継続した韓国人観光客の送
客拡大の協力体制の強化を目的に、平成27年10月28日にセミナー及び商談会、レセ
プション in 韓国をソウルにて実施(レセプションでは、駐韓日本大使、沖縄県副知事、韓
国観光協会中央会長をはじめ総勢200名が参加)しました。
■沖縄観光セミナー
■商談会
■レセプションでの記念品交換
【10月28日(水)】
○第 6 回「ものづくり日本大賞」受賞者決定!~沖縄から特別賞及び優秀賞受賞~
「ものづくり日本大賞」は 製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や伝統的・文化
的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わってい
る各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材を顕彰するものです。
沖縄地域においても経済産業省関連では、特別賞 1 件(株式会社マリンコムズ琉球)
、優
秀賞 1 件(株式会社石垣の塩)の受賞がそれぞれ決定しました。
資 18
【10月~】
○東日本大震災被災自治体への職員派遣
沖縄総合事務局農林水産部では、東日本大震災の被災地における農地・農業用施設の災
害復旧・復興を支援するため、平成 23 年度より職員を派遣しています。今年度も 10 月か
ら3月にかけて6名の職員を福島県浪江町へ派遣し、一日も早い復興に向けて支援してま
いります。
【10月~11月】
○TPP大筋合意に関する県内関係者への説明と意見交換の実施
TPP(環太平洋パートナーシップ)協定が 10 月5日に大筋合意されたことを受け、全
国やブロック別の説明会に加え、県内においても、農林水産省と連携して、合意内容につ
いての分野別の説明を実施しました。
引き続き、TPPの影響による生産者の懸念と不安の払拭に努めるとともに、将来にわ
たって意欲ある生産者の皆様が希望を持って経営に取り組めるよう、政府一体となって万
全の対策を講じていくこととしています。
【11月6日(金)】
○TPP相談窓口を設置
経済産業省では、中堅・中小企業を始めとする我が国企業に環太平洋パートナーシップ
協定(TPP協定)を十分に活用いただけるよう、TPPを活用した市場開拓や海外展開
をめざす企業等の皆様からの御相談に対応するためのTPP相談窓口を設置しました。
全国の経済産業局等、日本貿易振興機構(JETRO)
、中小企業基盤整備機構、 合わ
せて 65 カ所に窓口を設置し、企業等の皆様からの御相談をお受けするとともに、適切な情
報提供を行っています。
内閣府沖縄総合事務局における相談窓口は、経済産業部商務通商課に設置しております。
資 19
【11月11日(水)~12日(木)】
○跡地関係市町村等先進地事例研修の実施
駐留軍用地跡地利用の推進に向け、跡地関係市町村の担当職員や地主会会員等を対象
に、まちづくりに関するスキルの向上の支援と、市町村職員と地主会会員との交流を深
め相互で情報共有ができるネットワーク作りの支援を目的として、県外におけるまちづ
くりの取組事例を現地(栃木県宇都宮市、東京都江戸川区)で学びました。
■道の駅うつのみや
ろまんちっく村
■篠崎駅西部地区連鎖型土地区画整理事業
【11月12日(木)
】
○「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」に「やんばる畑人(はるさー)プロジェクト」
が選定
内閣官房及び農林水産省は、地域活性化や所得向上に取り組
む優良事例を選定し、全国に発信する「ディスカバー農山漁村
(むら)の宝」において、全国 683 地区の応募の中から、27
地区を選定しました。沖縄からは、名護市の「やんばる畑人
(はるさー)プロジェクト」が選定(九州・沖縄地区1位)さ
れ、10 月 29 日に首相官邸にて選定証授与式及び交流会が、11
月 12 日に沖縄総合事務局において選定報告が行われました。
■選定報告の様子
資 20
【11月12日(木)
】
○沖縄防災連絡会の開催
沖縄総合事務局では、沖縄地域の振興や安全・安心な生活を支える道路、港湾等主要
インフラの形成、電力、石油・ガス等の供給、運輸・物流等に関する行政を総合的に担
う立場から、沖縄地域において大規模な地震・津波災害により、甚大な被害が発生した
場合の対応について検討するため、関係機関との協働の下、平成 24 年 11 月に沖縄防災
連絡会を発足しております。
本 連 絡 会 に お い て は 、被 災 者 の 救 助 等 の 災 害 対 応 活 動 の 展 開 に 必 要 不 可 欠 な
道路、港湾、空港等基幹的なライフラインの確保や物流体制の確保、大規模停電の復旧
など災害発生時の初動を適切に実施できるよう、より実行性の高い災害対応方策を追求
し本連絡会の成果(中間とりまとめ報告書)としてとりまとめております。
【11月13日(金)
】
○平成 27 年度豊かなむらづくり全国表彰事業において
勝連南風原集落が農林水産大臣賞を受賞
農村漁業を基盤とした豊かな地域社会づくりの優良事例を表彰する平成 27 年度「豊かな
むらづくり全国表彰事業」において、うるま市の勝連南風原集落が、農林水産大臣賞を受
賞し、11 月 13 日に沖縄総合事務局で伝達式を行いました。
【11月24日(火)
】
○災害時等における石油類燃料の供給に関する協定の締結
先の東日本大震災においては、津波被害や停電等により石油供給に多大な支障を生じ
たことから、国はその教訓を踏まえ、地域における中核施設(中核給油所、小口燃料配
送拠点)の整備など災害時における石油の安定供給体制の強化を図っています。
本協定の締結により、災害時に当局の管理する災害対策上重要な施設、道路及び港湾
等の啓開作業等にあたる車両や船舶、その他の緊急車両等への燃料が確保され、災害復
旧作業が迅速かつ円滑に実施できる体制が構築されるものと期待されます。
資 21
【11月26日(木)】
○第3回アジアビジネス戦略連携会議を開催
内閣府沖縄総合事務局では、アジアビジネスに取り組む企業をサポートする産学金官ネ
ットワーク「沖縄国際ハブクラスター」を形成し、沖縄の持つ物流・商流機能を活用した
アジア市場展開に向けた広域連携の促進やビジネスマッチング、プロジェクト支援に取り
組んでおります。
第3回アジアビジネス戦略連携会議では、全国各地域で海外展開支援に取り組む行政機
関や支援機関等が一堂に会し、沖縄国際物流ハブの取組への理解を深めるとともに、沖縄
との連携によるアジア市場へのアプローチ方策等について検討を行いたしました。
■アジアビジネス戦略連携会議の様子
■アジアビジネス戦略連携会議視察風景
【11月26日(木)~11月27日(金)】
○「日本のおいしいもの展」
(第2回沖縄大交易会併催事業)を開催
内閣府沖縄総合事務局では、株式会社沖縄県物産公社
と協働して、全国の地域特産商品を沖縄に集め、付加価
値を高めることにより、JAPANブランド化を図り、
「食」に関する海外市場展開を目指した取組を実施して
います。
「日本のおいしいもの展」では、全国の優れた商品を
集め、日本の各地域や企業と連携してパッケージ化し
JAPANブランドとした価値を高めたパッケージ商品
や地域ブランド商品(地域団体商標登録商品等)やふる
さと名物約70品目のローカルブランド商品を展示して
海外・国内バイヤーとの商談を行いました。
■日本のおいしいもの展
展示商品例
資 22
【11月27日(金)
】
○第 39 回沖縄位置境界明確化審議会の開催
去る大戦による破壊や登記簿等の滅失の
ため、土地の位置境界が不明確になった地
域を明確化するための作業を円滑かつ迅速
に推進することを目的に、有識者で構成す
る審議会を開催し、認証事案等の報告や意
見交換を行いました。
■沖縄位置境界明確化審議会の様子
【11月27日(金)
】
○沖縄地域6次産業化加工品表彰式を開催
農林水産業の6次産業化を推進するため、六次産業化・地
産地消法に基づく事業計画の認定を受けた県内 54 事業者に
よる開発商品の中から優秀な商品 21 点を選定し、その表彰
式を行いました。併せて、パネル展では、認定事業者の取組
の紹介や、事業者が開発した各種商品の展示、試食・試飲を
行いました。
【12月3日(木)】
■表彰式の様子
○防災訓練(地震・津波)の実施
沖縄総合事務局防災業務計画に基づき、毎年、地震・津波の災害時における初動対応
に重点を置き、初動体制の構築、初動対応訓練等を行うとともに、局内及び局外の関係
機関との間で的確な情報伝達等の連携を図ることを目的として、防災訓練(地震・津波)
を実施しています。平成 27 年度は沖縄防災連絡会参加機関の協力も得て、12 月 3 日に実
施しました。なお、平成 25 年度からは、より実践力を高めることに重点をおいたロ-ル
プレイング方式による訓練を実施しています。
■訓練の様子:演習部(プレイヤー)
■訓練の様子:対策本部会議
資 23
【12月15日(火)
】
○生命保険に関する犯罪防止のための3者協定の締結
保険利用者保護の観点から、生命保険協会沖縄県協会及び沖縄県警察本部との3者間
において、生命保険に関する「特殊詐欺を始めとする犯罪の起きにくい社会づくりに関
する協定」を締結しました。
この協定は、生命保険に係る特殊詐欺被害の未然防止などを目的とするもので、生命
保険協会沖縄県協会加盟会社による利用者への広報啓発活動や声かけ等の特殊詐欺の被
害防止活動に関して、警察と当局が協力を行うものです。
■
協定締結式の様子
資 24
2015 沖縄総合事務局十大ニュース
総務部 調査企画課
TEL:098-866-0047
FAX:098-860-1025
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