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14 トーチ仕様書(PDF 375KB)

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14 トーチ仕様書(PDF 375KB)
炬火トーチ
1
仕様書
デザイン
前回の福井国体で使用された炬火トーチ(
【参考】を参照)をイメージしたものとする。
2
ホルダーの素材
福井らしさを感じることができる伝統工芸等の産業技術や素材を活用すること。
3
燃焼システム別の仕様
炬火トーチの燃焼システムは「オイルタイプ」、
「白煙タイプ」の2種類とし、
「オイルタイプ」の
燃焼システムによるトーチについては、下記①の仕様とし、
「白煙タイプ」の燃焼システムによるト
ーチについては、下記②の仕様とする。
燃焼システム部分に福井らしさを感じることができる装飾を施すことは可能だが、その場合、燃
焼時の安全性を十分検証すること。
①オイルタイプトーチ
(基本要件)
・燃焼時間は 20 分間を確保すること。
・多様な参加者が使用するため、軽量化(ホルダー部分を含め 1000g程度)を図ること。
・長さは、②の白煙タイプトーチと同程度とすること。
・繰り返しの使用(5 回以上)に耐えられる強度を十分に保つこと。
・オイルが各部に漏出し燃え移らない構造とすること。
・使用者の安全および使いやすさを考慮した構造とすること。
(燃焼部構造について)
・燃料(灯油、ホワイトガソリン等)を灯芯(燃焼紐)で吸い上げ点火させ、最先端部分に
発炎させる構造とすること。
・燃料は注入口からスポイト等で燃焼タンクに注入封印する構造とすること。
・燃焼室には燃焼燃料導入口として綿ロープ束を使用し、燃料室内全体に取り込むこと。
・燃焼用の綿ロープは 5~6 本程度先端を上部に露出させたうえでバラバラにほどき、安定し
て燃焼する構造とすること。
・火口を大きくするなど、視認できる炎を大きくする構造とすること。
・綿ロープは引き出し可能な構造とし、傾けた際にオイルが漏出しないよう緩すぎずまた燃
料が綿ロープに染み渡るように堅すぎない束に仕上げること。
・燃焼後は、綿ロープは先端部を切り取って再度利用するため、繰り返しの使用(5 回以上)
に耐えられるように、十分な長さの綿ロープを燃料室内に取り込むこと。
(その他)
・トーチ使用後に残った燃料の漏出を防ぐため、ねじ込み式のキャップを燃焼部分に装着す
ること。
②白煙タイプトーチ
(基本要件)
・市販のトーチ(日本工機株式会社製聖火トーチ・5分物 長さ 55 ㎝ 太さ 3 ㎝)を購入し、
ホルダー部分に組み込むことができる構造とすること。
・多様な参加者が使用するため、軽量化(ホルダー部分を含め 1000g程度)を図ること。
・繰り返しの使用(5 回以上)に耐えられる強度を十分に保つこと。
・使用者の安全および使いやすさを考慮した構造とすること。
4
製作本数
製作本数は「オイルタイプトーチ」80本、「白煙タイプトーチ」20本の計100本とする。
(各製作本数は現段階の想定であり、平成29年度の委託業務において変更が生じる場合があ
る。
)
5
試作品の検査
炬火トーチ(オイルタイプ、白煙タイプ 各1本)について試作品を平成 29 年 8 月 31 日(木)
までに提出し、デザイン、色、強度、燃焼の程度等について委託者の検査を受けること。
6
完成品の梱包
輸送中の破損を防ぐため、1 本ずつクッション材等で梱包し、3 本 1 セットで段ボール等に収納す
ること。また、納品する際は、「オイルタイプ」「白煙タイプ」の違いが分かるように箱に表示する
こと。
7
完成品の検査
完成品の納入後、委託者がこの仕様書に記載する要件を満たしているか検査を行う。検査が完了
し、不良品がないことを受託者に通知した日を検収日とする。
8
経費
経費は 5,000,000 円程度(税込)を想定。
9
その他
・この仕様書について疑義が生じたとき、または定めのない事項の細部や業務内容については、そ
の都度委託者と協議すること。
・承認されたデザイン図および設計図、また3の基本要件を満たすことができない場合、委託者に
連絡を取り協議すること。
・業務の実施にあたっては、委託者と緊密な連絡をとり、その指示に従うこと。
・納入日については、委託者と十分打ち合わせを行うこと。
【参考】
前回国体で使用された炬火トーチ
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