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乳量 UP
乾物摂取量 アマファームは真菌の増殖と菌糸の成長を促し、粗飼料の分解を促します。こ れにより乾物摂取量の増加や、それに伴う乳量の増加が期待できます。 ルーメン内の真菌は菌糸を伸ばして粗飼料を砕き、ルーメン内微生物が取り付 く面積を増やして構造性炭水化物(NDF:セルロース/へミセルロース)の分解を 促します。 NDF消化速度UP NDF消化速度UP N D F 消 化 率 [ ] ルーメン微生物が増加し、発酵が促 進される為、NDF消化速度が増加し、 短時間で消化が進みます。 % [Hr] 12 コントロール アマファーム N 10 D F 8 消 化 6 率 4 % 2 [ アマファーム給与12時間後のNDF消化 率はコントロール区8.1%に対し、アマファー ム区で11.3%で(下図参照)消化率は28% 増加します。 ] 飼料摂取量の更なる増加が期待できます。 0 コントロール アマファーム 菌態タンパク質合成量UP 6月 7月 8月 [給与月] アマファームはルーメン内微生物のエサとして利用され、真菌の活性化に伴い、 特にセンイ分解菌の増殖を促進します。微生物態タンパク質の合成量が増加す る為、繁殖成績・乳成分のUPが期待できます。 CPM DAIRY計算数値の変更について アマファームを給与する場合はCPMを下記のように変更していただくことが可能です。 飼料計算をおこなう際にお役立て下さい。 1.Microbial efficiency(微生物効率) 「NFC Bacteria Max Yield」「FC Bacteria Max Yield」→「0.4」から「0.44」 2.炭水化物の消化 飼料メニュー中の乾草の炭水化物分画の消化率を2倍にする。 ※これらは下記手順にて変更できます。 1.CPMの飼料メニュー画面で乾草を選択。 2.画面上部の「FEED」(試験管のような絵)をクリック。 3.Carbohydrateタブを開き、「ChoB3」の「RATE」の「%/hr」の値を2倍にする。 乳量UP 乳量増加量 試験2 カリフォルニア W.Chalupa 綿実を油脂源として5kg給与している牛群 試験牛38頭(内初産10組) 453g/日給与 結果; 泌乳120日間 牛 群 試験1 の産乳成績 乳量 kg 乳脂量 kg FCM量 kg 対照区 4694 154 4526 メガラック 4963 164 4808 差 +269 +10 +282 /日 ペンシルバニア大 W.Chalupa 試験牛73頭 分娩2週後から450g/日給与 2.24 2.35 牛 群 全乳牛 2産以上牛 初産牛 乳量kg/日 乳脂率 % 対照 メガラック 対照 メガラック 36.5 39.3 3.1 3.2 38.1 40.5 3.0 3.2 30.5 31.9 3.4 3.4 有意差あり(p<0.05) FCM kg/日 対照 メガラック 33.7 37.2 34.8 38.1 29.8 31.8 有意差あり(p<0.10) 乳量、乳脂補正乳量は増加。 クロースアップ期から泌乳ピーク時に給与する事により、エネルギーギャップを 軽減し、乳量の増加が期待できます。 メガラックのエネルギー実測値について メガラックの正味エネルギー(NEL)=6.52Mcal/kg (Church&Dwight 測定値) この測定値を基に、可消化養分総量(TDN)は以下のように計算されます。 ※とうもろこしを参考に算出(TDN=85%、1.96Mcal/kg) メガラックの可消化養分総量(TDN)=6.52÷1.96×85=283% Church&Dwight社はメガラックのTDNを270-280%と仮定して自社資料に使用して います。メガラックはルーメンをバイパスし、発酵によるロス(ガスや熱)が無いことに加 え、可消化エネルギーからほぼ100%の正味エネルギーを生産します。 繁殖改善 排卵割合 発情周期 メガラック メガラック-R 分娩後30日までの 排卵数 17/63 28/57 排卵の割合 % 27 49 エコー実施時の 平均分娩後日数 24.9 カイ2乗-検定 10.31 (P< 0.005) 24.0 メガラック n=18 メガラック-R n=17 P-value 全体の [P] (ng/ml) 7.4 6.2 < 0.195 (NS) 周期の数 2.0 2.76 < 0.031 周期数の幅 0–3 1-5 周期数の 95 % C.I. 1.52 2.48 2.27 - 3.26 ※分娩後30日までの排卵割合 ※分娩後60日までの発情周期数 メガラック-Rに含まれる必須不飽和脂肪酸(リノール酸、リノレン酸)の働きによ り、繁殖成績の改善が期待できます。 リノール酸とリノレン酸の働き リノレン酸(オメガ-3) プロスタグランジンの生成を助ける (前駆体) 胚の生存を促進する(着床前の胚) オメガ-6の機能のバランスを取る リノール酸(オメガ-6) プロスタグランジンの生成を助ける (前駆体) 排卵を促進し、精子の授精能獲得を 促進する 卵管の収縮を助ける 胚の着床を維持する カビ毒吸着 モンモリロナイトは膨潤性に優れた粘土鉱物です。 ソリスに使用されているモンモリロナイトは、層間に 弱い負電荷を帯びたナトリウムイオンを保持している 為、高い陽イオン交換能力(85mEq)を持ちます。 カビ毒の中でも、特に強い負電荷を帯びたアフラト キシンに対して、少量でも優れた吸着能力を発揮し ます。 カビ毒吸着率 免疫機能UP 腸管機能維持(マンナンオリゴ糖) MOS 酵母細胞壁に含まれるβ-グルカンは、マクロファージの受容体に結合し、その働き を活性化させます。活性化されたマクロファージは、他の免疫細胞を活性化させます。 これにより、免疫機能のUP(免疫賦活作用)が期待できます。 免疫賦活作用(β-グルカン) 酵母細胞壁に含まれるβ-グルカンは、マクロファージの受容体に結合し、その働き を活性化させます。活性化されたマクロファージは、他の免疫細胞を活性化させます。 これにより、免疫機能のUP(免疫賦活作用)が期待できます。