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吸収冷温水機

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吸収冷温水機
仕 様 書
技術管理分室すまいと環境館及び居住性能館の空調切替・点検業務について下記に示す。
1 点検機器と点検項目
1)点検機器
① 下記表に記載の機器及びその付属品
設置場所
住まいと環境館
地下1階機械室
居住性能館屋上
機械室
機器名
台
数
2重効用吸収冷温水機
1
2重効用吸収冷温水機
1
2重効用吸収冷温水機
1
冷却塔
1
冷温水ポンプ
3
冷却水ポンプ
3
2重効用吸収令温水機
1
冷却塔
1
冷温水ポンプ
1
冷却水ポンプ
1
品
番
CH-V20G
(62065228)
CH-V20G
(62065227)
WFC-10W
(61011016)
SBW-50ES
(BT3960693-2))
32×32FS2S
(PO5777161)
40×32FS2
(PO5777158-1,2)
65×50FS2G
(PO5777160-1,2,3)
CH-V15G
(41565115)
SBC-30ESS
(B387357)
製造者
設置年月日
矢崎総業㈱
平成8年 10 月
矢崎総業㈱
平成8年 10 月
矢崎総業㈱
平成8年 10 月
㈱荏原シンワ
平成9年1月
㈱荏原製作所
平成 18 年2月
㈱荏原製作所
平成 18 年2月
矢崎総業㈱
平成8年 10 月
㈱荏原シンワ
㈱荏原製作所
50×40FS4G
(TO470387M2)
㈱荏原製作所
平成4年
② 吸収冷温水機による空調システムに必要な機器
2)点検項目一覧
■吸収冷温水機
点検項目
1.設置状況
2.本体外観
点検及び保守内容
備考
1)固定金具、アンカーの確認
2)機器の水平確認
1)パネルの破損、変形確認
1)部品脱落、固定の確認
2)異常音、振動の有無確認
3)本体内部発錆、断熱材劣化等の確認
4)パラジュームセルの確認
3.本体関係
5)溶栓樹脂量の確認
6)センサー部のオイル確認
7)真空排気確認(排気量、排気ガス質点検)
8)真空バルブの点検(ステム、弁体)
9)溶液分析用の稀溶液採取(必要に応じ)
10)機内熱交換器の水漏れ確認
4.冷温水、
1)水漏れの確認(冷温水系、給水系)
廃熱投入のみ
冷却水関係
2)水漏れの確認(冷却水系)
3)冷温水循環水量の確認
4)冷却水循環水量の確認
5)エアー抜き弁の作動確認
6)圧力、温度計の確認
7)流量スイッチの動作確認
8)冷却水コイルのスケール汚れ診断(LTD)
9)冷却水チューブの清掃及び塗装作業
Mタイプのみ
1)部品脱落、欠品の確認
2)電源確認(相、電圧)
3)遠隔操作盤による運転確認
4)電磁接触器設定の確認(過電流継電器、設定確認)
5.電気関係
5)ブロック及び基板類の取り付け及び作動確認
6)センサー類の取り付け及び動作確認
7)運転、回数の確認
装備機のみ
8)感震スイッチの作動確認
装備機のみ
9)端子の緩み、コネクターの接続、損傷確認
10)本体絶縁抵抗の測定、確認
1)溶液循環ポンプの電流、絶縁抵抗値測定、確認
2)溶液循環ポンプの異音 振動の確認
6.補機関係
3)送風機の電流、絶縁抵抗値測定、確認
4)送風機の異音 振動の確認
5)制御弁の作動確認
1)冷温水出入口温度
2)冷却水出入口温度
7.各部温度
3)蒸発器温度
4)高温再生器温度
5)凝縮器温度
6)排ガス温度
■吸収冷温水機
点検項目
点検及び保守内容
備考
1)ガス漏れ点検
2)燃焼制御データの確認
Mのみ
3)燃焼制御動作の確認
4)ガス電磁弁、圧力調整ガバナの作動確認
5)ガス圧力点検、調整
6)エアーコントロール装置の動作、位置点検、調整
8.燃焼関係(ガス焚)
7)風圧点検、調整
8)フレーム電流、ウルトラビジョン電流値測定
装備機のみ
9)排ガス分析(酸素濃度 、一酸化炭素濃度)
10)燃焼状態確認 点火、火移り、振動、異音、消火
11)コネクター類の接続確認
12)風圧スイッチの動作確認
13)給気ダクトの接続状態確認
14)煙室の固定、排気筒の接続、排ガスの漏れ確認
■冷却塔
点検項目
1.設置状況
点検及び保守内容
備考
1)固定金具、アンカーの確認
1)水槽、ストレーナ、消音マットの汚れ清掃、点検
2)充填材、ルーバーの確認
3)ボールタップの動作確認
4)散水状況確認
2.冷却塔
水槽関係
5)水位確認スイッチの清掃、作動確認
装備機のみ
6)排水電磁弁の清掃、作動及び水抜き確認
装備機のみ
7)給水圧力スイッチの清掃、作動及び水抜き確認
装備機のみ
8)冷却水系水抜き清水循環
1)ファンの回転方向、異音、振動確認
2)ファンの 固定、羽根軸の状態確認(変形、クラック)
3)ファンブラケットの固定、状態確認(変形、クラッ
ク)
3.冷却塔
ファン関係
4)ファンベルトの調整
ベルトタイプのみ
5)ファンベアリング部の給油、確認
給油タイプのみ
6)ファンモーターの電流、絶縁抵抗値測定、確認
7)ファンモーターの異音 振動、発錆確認
8)冷却水温度センサーの取付状況、作動温度確認
4.水質管理
1)ブローダウン量の確認
装備機のみ
2)導電率測定による濃縮倍数診断
3)水処理パック剤の点検(使用する場合)
■循環ポンプ
点検項目
点検及び保守内容
備考
1)損傷及び漏洩の有無
2)運転状況の回転方向、異音 振動、発錆の確認
電動機
3)電源電圧、運転電流の点検
4)グランドパッキンの調整確認
使用機のみ
5)絶縁抵抗測定
3)吸収冷温水機よる空調システムが安全かつ良好な状態を維持できるように保守点検
を行うこと。
4)点検は、「国土交通省建築保全業務共通仕様書(平成 20 年3月)の小形吸収冷温水
機ユニット等の必要な項及びメーカーの点検マニュアル等により行うものとし、点
検前に点検内容について発注者の承認を得ること。
5)点検・暖房切替えは、発注者と協議の上取り決めた日に行うこと。
6)点検に要する消耗品(潤滑油・グリース・洗油・O リング・パッキン・ウェス等)
は請負者負担とし、その他交換部品については別途協議すること。
2 業務報告書
請負者は、保守点検が終了したときは報告書を1部作成し、発注者に提出すること。
3 工具の携行
業務の実施に当り、必要な測定器及び工具等を携行するものとする。
4 業務中の安全確保
請負者は、現場作業中における安全の確保を全て優先させ、常に現場作業中の安全
に留意し現場管理を行い、災害防止を図ること。また労働安全衛生法関連法令に基づ
く措置を常に講じなければならない。特に労働安全衛生規則、電気設備に関する技術
基準を定める省令等に基づいて適切な措置を講じておくこと。なお、現場作業中に事
故が発生した場合には、直ちに発注者に報告するとともに発注者が指示する様式で、
指示する期日までに事故報告書を提出しなければならない。
5 その他
1)仕様書に疑義を生じた事項については、担当職員と協議するものとする。
2)点検に必要な機器仕様書及び図面等は貸与する。シーズンイン点検 冷房・暖房時
各1回(冷房時5月頃・暖房時11月頃)
3)シーズンオン点検 冷房時1回(冷房時8月頃)
4)部品劣化の早期発見・対応の為に保守を行うものであるため、抽気作業を実施し純
正部品による整備工事の提案を行えること。
以 上
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