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Bento® 3 ユーザーズガイド

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Bento® 3 ユーザーズガイド
Bento® 3
ユーザーズガイド
© 2007-2009 FileMaker, Inc. All rights reserved.
FileMaker, Inc.
5201 Patrick Henry Drive
Santa Clara, California 95054
FileMaker、ファイルメーカー、ファイルフォルダロゴ、Bento 及
び Bento ロゴは、FileMaker,Inc. の米国及びその他の国における商
標です。Mac 及び Mac ロゴは、Apple Inc. の米国及びその他の国
における財産です。その他のすべての商標は該当する所有者の
財産です。
FileMaker のドキュメンテーションは著作権により保護されてい
ます。FileMaker, Inc. からの書面による許可無しに、このドキュ
メンテーションを複製したり、頒布することはできません。こ
のドキュメンテーションは、正当にライセンスされた FileMaker
ソフトウェアのコピーがある場合そのコピーと共にのみ使用で
きます。
また、製品及びサンプルファイル等に登場する人物、企業、E
メールアドレス及び URL などのデータは全て架空のもので、実
在する人物、企業、E メールアドレス及び URL とは一切関係あり
ません。スタッフはこのソフトウェアに付属する
「Acknowledgements」ドキュメントに記載されます。他社の製
品及び URL に関する記述は、情報の提供を目的としたもので、
保証、推奨するものではありません。FileMaker, Inc. は、これら
の製品の性能に関する一切の責任を負いません。
詳細情報については www.filemaker.co.jp をご覧ください。
第 01 版
目次
はじめに
第1章
第2章
第3章
第4章
7
Bento へようこそ
7
16
17
17
すべてを 1 つに
概要
このドキュメントについて
詳細情報のリソース
21
Bento の概要
21
22
ホームダイアログ
Bento ウインドウ
35
ライブラリを使用する
36
37
38
39
39
39
42
42
43
ライブラリについて
Bento テンプレートを使用してライブラリを作成する
新規空白ライブラリを作成する
読み込みによりライブラリを作成する
ライブラリ用のアイコンを変更する
Bento データベースを共有する
ライブラリをグループ化する
ライブラリからレコードを削除する
ライブラリを削除する
45
アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリを使用する
45
47
50
54
アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリを表示する
アドレスブックライブラリ
iCal イベントおよび iCal タスクライブラリ
iPhoto ライブラリ
59
コレクションを使用する
59
60
61
コレクションについて
コレクションを作成する
コレクションからレコードを取り除く
3
第5章
第6章
第7章
4
61
61
62
63
63
コレクションを削除する
スマートコレクションについて
スマートコレクションを作成する
スマートコレクションを使用して作業する
スマートコレクションを変更する
65
フォーム形式を使用する
65
66
66
67
67
68
68
69
69
69
69
70
70
71
71
71
フォームについて
フォームと表を同時に表示する
フォーム形式でレコードを作成する
フォーム形式でレコードを編集する
フォーム形式でレコードを複製する
フォーム形式でレコードを削除する
フォームを作成する
フォームを削除する
フォームを複製する
フォームの名称を変更する
フィールドをフォームに追加する
フィールド間を移動する
フォームのフィールドとオブジェクトを移動する
フィールドとオブジェクトのサイズを変更する
フィールドをフォームから取り除く
フォームのレイアウトをカスタマイズする
77
表形式を使用する
77
78
79
79
80
81
81
82
85
表形式について
表形式でレコードを選択する
表形式でレコードを作成する
表形式でレコードを編集する
表形式でレコードを複製する
表形式でレコードを削除する
レコードをソートする
表形式のフィールドおよび列を使用して作業する
列データを集計する
87
グリッド形式を使用する
87
88
88
グリッド形式について
グリッドとフォームを同時に表示する
グリッド項目を表示する
目次
第8章
89
89
89
グリッド形式のオプションを設定する
グリッド項目の表示サイズを変更する
グリッド形式でライブラリフォルダを使用する
91
フィールドを使用する
91
94
102
102
105
108
109
112
フィールドについて
フィールドを作成する
関連レコードに移動する
フィールドパネルを使用する
リストフィールドで作業する
関連データフィールドで作業する
メディアフィールドを使用して作業する
暗号化フィールドを使用する
117
読み込み、書き出し、およびプリント
117
120
127
130
コンマ区切りファイルおよびタブ区切りファイルについて
情報を Bento に読み込む
情報を Bento から書き出す
情報をプリントする
135
情報をバックアップおよび復元する
136
137
137
138
138
139
Bento バックアップファイルについて
バックアップリマインダーを使用する
バックアップリマインダーを変更する
バックアップファイルを作成する
バックアップファイルから復元する
Bento で Time Machine を使用する
141
Bento を Bento for iPhone and iPod touch で使用する
141
Bento と Bento for iPhone の間で情報を同期する
付録 A
145
キーボードショートカット
付録 B
149
前のバージョンの Bento に復帰する
149
Bento 3 から Bento 1 または Bento 2 に復帰する
第9章
第 10 章
第 11 章
索引
153
目次
5
6
目次
Bento へようこそ
Bento“ では、複雑さを感じることなくデータベースを活
用して情報を整理できます。
Bento は、連絡先、タスク、あるいはユーザにとって重要なさまざまな情報を
管理する使いやすいデータベースです。Bento はデータベースであるため、
データリレーションシップを作成し、スプレッドシートよりも優れた方法で
データを表示できます。
Bento は、Mac OS X 用に設計されています。Bento ウインドウには、アドレス
ブック、iCal、Keynote、iTunes、または iPhoto などで使用されているような機
能があります。
すべてを 1 つに
Bento では、ユーザの重要な情報をひとつの場所にまとめるため、情報の整理
に役立ちます。連絡先の管理、イベントの調整、プロジェクトのトラッキング、
タスクの優先順位付けなどを行えるようになります。
たとえば、あなたは旅行クラブの主催者で、クラブのイベントを計画している
とします。アドレスブック内に旅行クラブメンバーの連絡先情報があり、iCal
のカレンダー内にいくつかのイベントがあります。また、旅行クラブの各メン
バーの一部の支出をトラッキングするため、スプレッドシートも使用していま
す。Bento を使用すると、すべての情報を一箇所で管理できるようになります。
7
アドレスブックのデータを使用する
Bento を開くと、使用を開始するための [ ホーム ] ダイアログが表示されます。
Bento の使用開始後は、Bento アドレスブックライブラリにアドレスブックアプ
リケーションの連絡先レコードが表示されます。
アドレスブック
アプリケーショ
ンの連絡先。
すべてのレコードを
表形式で表示します。
すべてのレコードを
グリッド形式で表示
します。
データを複数のフォーム形式
で表示します。Bento では、
[ 概要 ] および [ 詳細 ] フォーム
が用意されています。
Bento アドレス
ブックライブ
ラリの同じ連
絡先。
8
はじめに
iCal データを使用する
Bento iCal イベントライブラリには、iCal アプリケーションにあるイベントが表
示されます。
iCal アプリケーション
のイベント。
Bento の iCal イベ
ントライブラリの
同じイベント。
はじめに
9
iPhoto データを使用する
iPhoto ライブラリには、iPhoto アプリケーションの写真とビデオクリップが表
示されます。
iPhoto アプリケー
ションのアルバム。
Bento iPhoto ライブラ
リの同じアルバム。
10
はじめに
ライブラリのデータを管理する
Bento には、30 以上ものライブラリテンプレートが用意されているため、ライ
ブラリの作成が容易です。支出ライブラリを作成して支出に関する情報をト
ラックしたり、イベント計画ライブラリを作成して旅行クラブのイベントに関
する情報をトラックします。
Bento では、プロジェクトライブラリが用意されているため、旅行クラブのプ
ロジェクト管理をすぐに開始できます。
はじめに
11
ライブラリ
フィールド
ライブラリには、任意のフィールドを追加できます。Bento アドレスブック、
iCal、および iPhoto ライブラリであっても同様です。
その他のアプリケーションからデータを読み込む
支出のスプレッドシートを Bento にどのように追加しますか ? 他のアプリケー
ションからデータを読み込んでライブラリを作成したり、すでに作成したライ
ブラリにデータを読み込むことができます。
スプレッドシートをコンマ区切り (CSV)、タブ区切り (TAB)、Numbers、または
Excel ファイルとして保存し、Bento に読み込みます。Bento では、データを保
持するためのフィールドと、ファイルのデータの各行に対応するレコードが作
成されます。
12
はじめに
スプレッド
シートデータ
を Bento ライ
ブラリに読み
込みます。
コレクションを作成する
次の旅行クラブのイベントのために共に作業するチームがあるとします。すべ
てのチームメンバーは Bento アドレスブックライブラリにありますが、アドレ
スブックライブラリの全員ではなく、そのチームメンバーだけを示す小さなグ
ループを作りたいと考えています。その場合は、コレクションを作成します。
コレクションの作成は、アドレスブックのグループや iTunes のプレイリストの
作成と同じように簡単です。Bento アドレスブックライブラリを表形式で開き
ます。チームメンバーのレコードを選択し、[ 選択からコレクションを新規作
成 ] メニュー項目を選ぶか、選択したレコードをライブラリパネルまでドラッ
グします。
はじめに
13
選択したレコード
をライブラリパネ
ルまでドラッグし
ます。
コレクションに「チームメンバー」という名前を付けると、Bento によりチー
ムメンバーコレクションが作成されます。
14
はじめに
リレーションシップを作成する
Bento では、関連データフィールドを使用して、情報のライブラリを簡単に接
続できます。
たとえば、チームメンバー別に支出をトラッキングするとします。関連データ
フィールドを作成するには、「チームメンバー」を「支出」フォームまでドラッ
グします。
また、各チームメンバーの支出を表示する関連データフィールドを作成するこ
ともできます。「支出」を「チームメンバー」フォームまでドラッグします。
はじめに
15
概要
Bento では、アドレスブック、iCal、および iPhoto のデータを表示し、新規ライ
ブラリを作成してすべてのデータをまとめて管理できます。また、他のアプリ
ケーションからデータを読み込み、ライブラリとコレクション間に独自のデー
タリレーションシップを作成できます。
16
はじめに
このドキュメントについて
次の表は、このドキュメントで情報が記載されている場所を示します。
情報の内容
参照先
Bento の機能
第 1 章「Bento の概要」21 ページ
ライブラリを使用して情報を管理する
第 2 章「ライブラリを使用する」35 ページ
アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラ
リを使用して、アドレスブック、iCal、および
iPhoto アプリケーションからデータを表示する
第 3 章「アドレスブック、iCal、および iPhoto
ライブラリを使用する」45 ページ
ライブラリからレコードのサブセットを作成
する
第 4 章「コレクションを使用する」59 ページ
一度に 1 つずつデータを表示する、フォームを
作成する、フォームの外観を変更する、新規
フィールドをフォームに追加する
第 5 章「フォーム形式を使用する」65 ページ
表内のライブラリまたはコレクションのすべて
のレコードを表示する
第 6 章「表形式を使用する」77 ページ
グリッド形式でメディアフィールドとライブラ
リフォルダを使用する
第 7 章「グリッド形式を使用する」87 ページ
Bento で提供されるすべてのフィールドタイ
プ、およびフィールドパネルを使用する
第 8 章「フィールドを使用する」91 ページ
読み込み、書き出し、およびプリントにより
データを共有する
第 9 章「読み込み、書き出し、およびプリント」
117 ページ
Bento データのバックアップを作成する
第 10 章「情報をバックアップおよび復元する」
135 ページ
Bento と Bento for iPhone の間で情報を同期する
第 11 章「Bento を Bento for iPhone and iPod
touch で使用する」141 ページ
キーボードショートカットを使用する
付録 A「キーボードショートカット」145 ペー
ジ
前のバージョンの Bento に復帰する
付録 B「前のバージョンの Bento に復帰する」
149 ページ
詳細情報のリソース
Bento を最大限に活用するには、下記のリソースをご利用ください。
ユーザーズガイド
Bento ユーザーズガイドは、PDF ドキュメントで、Bento の使用に関する詳細情
報を提供します。
はじめに
17
ユーザーズガイドを開くには :
[ ヘルプ ] > [Bento ユーザーズガイド ] を選択します。
画面上のヘルプ
Bento 内からヘルプにアクセスするには、[ ヘルプ ] > [Bento ヘルプ ] を選択しま
す。目次内を参照して特定のトピックを検索するか、検索フィールドに質問を
入力できます。
チュートリアル
Bento で実行できる機能について画面上でのデモンストレーションを見るには、
チュートリアルを表示してください。
オンラインチュートリアルにアクセスするには :
[ ヘルプ ] > [ ビデオチュートリアル ] を選択し、画面に表示される指示に従いま
す。
Bento フォーラム
Bento フォーラムから、テクニカルサポートやヒントにアクセスしたり、問題
を報告したり、また、他のユーザと Bento の活用情報を共有してください。
Bento フォーラムにアクセスするには :
[ ヘルプ ] > [Bento フォーラム ] を選択します。
Bento テンプレート交換
Bento テンプレート交換では、作成したテンプレートを送信したり、他の Bento
ユーザが作成したテンプレートをダウンロードできます。
Bento テンプレート交換にアクセスするには :
[ ヘルプ ] > [Bento テンプレートを交換 ] を選択します。
Bento for iPhone and iPod touch
機能や要件に関する情報を入手するには、Bento for iPhone の Web サイトにアク
セスしてください。
18
はじめに
Bento for iPhone の Web サイトにアクセスするには :
[ ヘルプ ] > [Bento for iPhone and iPod touch] を選択します。
テクニカルサポート
Bento ユーザがご利用いただけるサポートオプションの詳細については、サー
ビスおよびサポート情報をご覧ください。
サービスおよびサポート情報を表示するには :
[ ヘルプ ] > [ サービスとサポート ] を選択します。
はじめに
19
20
はじめに
Bento の概要
1
この章では、Bento の機能の概要について説明します。
この章は、Bento の使用を開始するときに表示される内容の説明です。ホーム
ダイアログを紹介し、ライブラリパネル、フィールドパネル、および表形式、
フォーム形式、グリッド形式、または分割形式で情報を表示できるレコード領
域などの Bento ウインドウのさまざまなセクションについて説明します。
ホームダイアログ
Bento を初めて起動するときは、ホームダイアログを使用して Bento について学
習したり、最初のライブラリを作成します。
ビデオツアーで、Bento の使い
やすさをご体験ください。
Bento では、ライブラリを使用して情
報を保管します。Bento の使用を開始
する 1 つの方法としてライブラリの作
成があります。
ホームダイアログを完了したら、こ
のボタンをクリックして Bento の使
用を開始します。
ホームダイアログが不要になったら、[ 開始時にこのダイ
アログを表示 ] チェックボックスを選択解除します。
21
Bento ウインドウ
Bento ウインドウには、2 つのメインセクションが含まれています :
• ウインドウの左側には、ライブラリパネルおよびフィールドパネルが
含まれています。
• ウインドウの右側には、Bento のレコードが表示されます。レコード
データは、表形式、フォーム形式、グリッド形式、または分割形式で
表示できます。
ライブラリパネル
フィールドパネル
22
第 1 章 Bento の概要
レコード領域
デフォルトでは、Bento ウインドウの両方のセクションが表示されます。ライ
ブラリパネルとフィールドパネルを隠すには、[ 表示 ] > [ ライブラリとフィー
ルドパネルを隠す ] を選択します。
ライブラリパネル
ライブラリパネルには、Bento にあるライブラリおよびコレクションが表示さ
れます。
• ライブラリ は、内容別にデータを分類します。Bento ではデフォルトで
複数のライブラリが提供されています。アドレスブック、iCal タスク、
iCal イベント、および iPhoto ライブラリには、アドレスブック、iCal、
および iPhoto アプリケーションからのデータが表示されます。プロ
ジェクトに関するデータを保管するプロジェクトライブラリは、サン
プルデータを持つライブラリの例です。ライブラリを作成すると、そ
の他のカテゴリのデータを格納できます。フォルダ内でライブラリの
グループを整理できます。
ライブラリをライブラリパネルに追加するには、[ 新規ライブラリ ] ボタン
をクリックします。
35 ページの第 2 章「ライブラリを使用する」を参照してください。
アドレスブックライブラリ
iCal イベントライブラリ
iCal タスクライブラリ
iCal イベントのコ
レクション
iPhoto ライブラリ
プロジェクトライブラリ
新規コレクション
新規ライブラリ
第 1 章 Bento の概要
プロジェクトのレ
コードのコレク
ション
23
• コレクションは、ライブラリの一連のレコードです。コレクションは、
アドレスブックのグループや iTunes のプレイリストに似ています。コ
レクションには、親ライブラリのレコードが含まれます。ライブラリ
のレコードは、複数のコレクションに追加できます。たとえば、1 人の
人が、友人と同僚の両方に属する場合があります。「友人」および「同
僚」という名前のコレクションがある場合、その人の連絡先レコード
をアドレスブックライブラリの両方のコレクションに追加できます。
コレクションをライブラリパネルに追加するには、[ 新規コレクション ] ボ
タンをクリックします。59 ページの第 4 章「コレクションを使用する」を
参照してください。
ヒント ライブラリパネルのアイコンおよびテキストのサイズを変更するには、
[Bento] > [ 環境設定 ...] を選択します。[ ライブラリパネルテキスト ] で、[ 小 ] ま
たは [ 大 ] を選択します。
アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリ
Bento では、Mac OS X アプリケーションのアドレスブック、iCal、および iPhoto
で入力したデータを、アドレスブック、iCal イベント、iCal タスク、および
iPhoto ライブラリを使用して表示します。
アドレスブックライブラリ
アドレスブックライブラリは、Mac OS X アドレスブックアプリケーションから
の連絡先情報を表示するため、連絡先情報を再入力する必要がありません。ア
ドレスブックまたは Bento に新規連絡先を入力すると、情報は両方のアプリ
ケーションに表示されます。
47 ページの「アドレスブックライブラリ」を参照してください。
iCal イベントライブラリ
iCal イベントライブラリは、Mac OS X iCal アプリケーションのイベント情報を表
示します。これらのイベントを Bento で表示し、Bento に保管されているその他
のデータと共に使用できます。たとえば、プロジェクトライブラリで iCal イベ
ントへのリレーションシップを作成し、どの iCal イベントが特定のプロジェク
トに関連するかを表示できます。
iCal または Bento に新規イベントを入力すると、情報は両方のアプリケーション
に表示されます。
50 ページの「iCal イベントおよび iCal タスクライブラリ」を参照してください。
iCal タスクライブラリ
iCal タスクライブラリは、iCal の To Do 項目の情報を表示します。これらのタス
クを Bento ライブラリおよびコレクションで使用できます。たとえば、プロ
24
第 1 章 Bento の概要
ジェクトライブラリで iCal タスクへのリレーションシップを作成し、どの iCal
タスクが特定のプロジェクトに関連するかを表示できます。
iCal の To Do 項目または Bento のタスクレコードを入力すると、情報は両方のア
プリケーションに表示されます。
50 ページの「iCal イベントおよび iCal タスクライブラリ」を参照してください。
iPhoto ライブラリ
iPhoto ライブラリには、Mac OS X iPhoto アプリケーションのアルバムとスマー
トアルバムの写真とビデオクリップが表示されます。これらのアルバムとス
マートアルバムを Bento で表示し、Bento に保管されているその他のデータと共
に使用できます。たとえば、プロジェクトライブラリで iPhoto へのリレーショ
ンシップを作成し、特定のプロジェクトに関連する写真を表示できます。
コレクション
ライブラリのレコードのサブセットを使用する場合は、コレクションを作成し
ます。コレクションには 2 種類あります :
• コレクションは、ライブラリのレコードを新規コレクションに追加す
ると作成されます。コレクションの作成は、iTunes のプレイリストの作
成と同じように簡単です。ライブラリのレコードを選択し、[ 選択から
コレクションを新規作成 ] メニュー項目を使用するか、選択したレコー
ドをライブラリパネルまでドラッグします。
• スマートコレクションは、ユーザが設定した条件に基づいて作成され
ます。定義した条件に適合するレコードがスマートコレクションに表
示されます。スマートコレクションを作成するには、[ 詳細検索 ] を使
用します。
59 ページの第 4 章「コレクションを使用する」を参照してください。
ライブラリを作成する
Bento では、情報の新規ライブラリの作成を容易にする 30 以上のライブラリテ
ンプレートが用意されています。テンプレートは、ライブラリの各レコードに
使用する情報のフィールドを定義します。ニーズに応じて変更できます。保管
するデータのカテゴリに最も一致するライブラリテンプレートを選択します。
第 1 章 Bento の概要
25
37 ページの「Bento テンプレートを使用してライブラリを作成する」を参照し
てください。
レコード領域
Bento ウインドウの右側では、Bento に格納されている情報を表形式、フォーム
形式、グリッド形式、または分割形式のいずれかとして表示できます。
• 表形式では、スプレッドシートのような表としてライブラリまたはコ
レクションの情報が表示されます。表の各行が、ライブラリのレコー
ドです。
• フォーム形式では、カスタマイズ可能な配列と、美しいテーマを使用
して一度にレコードを 1 つずつ表示します。
• グリッド形式では、メディアフィールドと選択したライブラリ、また
はコレクションのフォームサムネールがグリッドレイアウトで表示さ
れます。
• 分割形式では、選択したレコードをフォーム形式と表形式、または
フォーム形式とグリッド形式で同時に表示できます。
26
第 1 章 Bento の概要
表形式では、各レコードを表の行として表示します。
フォーム形式は、単一レコードのフィールドを表示します。
表形式とフォーム形式を分割すると、レコードを表の行、
およびページのような形式で同時に表示できます。
グリッド形式では、選択したライブラリにメディア
フィールド、またはフォームのサムネールが表示され
ます。
表形式
ライブラリまたはコレクションのすべての情報をスプレッドシートのような表
として表示するには、表形式を使用します。
表形式では、次のようなさまざまな方法でレコードを使用できます :
• 表示する列 ( フィールド ) を選択する。
• 任意の順序で列を配置する。
• 特定の列を選択してレコードをソートする。
• 集計行を使用してデータを分析する。
77 ページの第 6 章「表形式を使用する」を参照してください。
第 1 章 Bento の概要
27
フォーム形式
一度に 1 レコードずつ情報を表示するには、フォーム形式を使用します。
フォーム形式では、各コレクションまたはライブラリに対して複数のフォーム
を作成し、それぞれに異なる名前を与えることができます。たとえば、アドレ
スブックライブラリでフォームを作成して誕生日を表示し、カードやギフトを
送ったかどうかをトラックします。
フォームは、次のようなさまざまな方法でカスタマイズできます :
• 表示するフィールドを選択する。
• フォームのフィールドを配置する。
• フィールドのサイズを変更する。
• テーマを使用してフォームの外観を変更する。
• ヘッダとロゴを追加する。
65 ページの第 5 章「フォーム形式を使用する」を参照してください。
グリッド形式
選択したライブラリ、またはコレクションで、メディアフィールドとフォーム
のサムネールを表示するには、グリッド形式を使用します。
グリッド形式では、メディアフィールドとフォームのサムネールをグリッド項
目と呼ばれる次のようなさまざまな方法で使用できます :
• グリッド項目のフィルタリング。
• グリッド項目のラベルの設定と変更。
• グリッド項目の表示サイズの変更。
87 ページの第 7 章「グリッド形式を使用する」を参照してください。
分割形式
選択したレコードをフォーム形式と表形式で同時に表示する、または、フォー
ム形式とグリッド形式で同時に表示するには、分割形式を使用します。
フォームテーマ
Bento では、フォームに適用可能な多数の美しいテーマが用意されています。
すべてのテーマには、コーディネートされた色、レイアウト、フォント、およ
びテキスト属性が含まれています。フォームのテーマは簡単にいつでも変更で
きます。
28
第 1 章 Bento の概要
71 ページの「フォームのレイアウトをカスタマイズする」を参照してくだ
さい。
ナビゲーションバー
ナビゲーションバーには、Bento での情報の表示に役立つ複数のコントロール
が含まれています。
• 表形式でレコードを表示するには、
をクリックします。
• グリッド形式でレコードを表示するには、
をクリックします。
• フォーム形式のボタンを 1 つ押すと、ページのような形式で一度に 1 つ
ずつレコードが表示されます。次の例では、[ 概要 ] および [ 詳細 ] とい
うフォーム形式ボタンが 2 つあります。フォーム形式は、必要な数だけ
持つことができます。
• 表形式またはフォーム形式から分割形式に切り替えるには、
リックします。
• グリッド形式から分割形式に切り替えるには、
第 1 章 Bento の概要
をク
をクリックします。
29
• ライブラリまたはコレクションのレコード内を移動するには、[ 前のレ
コード ] および [ 次のレコード ] ボタン ( 矢印ボタン ) をクリックしま
す。
最初のレコードに移動するには、Option を押しながら [ 前のレコード ] ボタ
ンをクリックします。最後のレコードに移動するには、Option を押しなが
ら [ 次のレコード ] ボタンをクリックします。
前のレコード
表形式
フォーム形式ボタン
グリッド形式
次のレコード
検索フィールド
新規フォーム
フォームを削除
分割形式を表示
または隠します。
検索フィールドと詳細検索
• [ 検索 ] フィールドを使用して、メディア、関連データ、ファイルリス
ト、メッセージリスト、および暗号化以外のすべてのフィールドタイ
プのテキストの単純検索を実行します。
メモ 暗号化フィールドは、ロック解除されていれば検索できます。
• [ 詳細検索 ] を使用して、特定のフィールドの検索値および条件を定義
することにより、一致したレコードのセットを探します。
検索フィールドを使用するには :
1
ライブラリまたはコレクションを選択します。
2
検索フィールドにテキスト文字列を入力します。
Bento では、選択したライブラリまたはコレクションの該当フィールドをすべ
て検索します。Bento では、ユーザに対し、検索文字列に一致したレコードの
数を表示し、現在の表示をアップデートして、表形式で選択したフィールドま
たはフォーム形式でフォームに追加されたフィールドのレコードと一致するレ
コードが表示されます。
30
第 1 章 Bento の概要
1. 「大」と入力すると、結果のレコード数が 14 に
なります。
2. 「大阪」と入力すると、結果のレコード数が 10
になります。
3. 「大阪市」と入力すると、結果のレコード数が 9
になります。
4. 「大阪市西区」と入力すると、結果のレコード
数が 1 になります。
第 1 章 Bento の概要
31
詳細検索を使用するには :
1
ライブラリまたはコレクションを選択します。
2
検索フィールドで、 をクリックして [ 詳細検索 ] を選択するか、コマ
ンド + F を押します。
3
検索する内容を指定します。必要に応じて、条件を追加または取り除
いてください。
4
[ 検索 ] をクリックします。
Bento により検索が実行され、一致するレコードが表示されます。
• 一致したレコードをスマートコレクションとして保存するには、[ 保存 ]
をクリックします。61 ページの「スマートコレクションについて」を
参照してください。
32
第 1 章 Bento の概要
• [ 詳細検索 ] を閉じるには、[ 詳細検索 ] の隣にある X 印をクリックする
か、コマンド + F を押します。[ 詳細検索 ] を閉じると、Bento によりす
べてのレコードが表示されます。
フィールドパネル
Bento ウインドウの左側のフィールドパネルには、選択したライブラリまたは
コレクションに定義されたフィールドが表示されます。
• 表形式では、フィールドパネルを使用して、どの列を表示するかを選
択します。
• フォーム形式では、フィールドパネルを使用して、
の付いたフィー
ルド名をフォームにドラッグして、現在のフォームにフィールドを追
加します。
• 分割形式では、現在のフォームに追加できる、または表形式に表示で
きるフィールドがフィールドパネルに示されます。
表形式内
チェックのついて
いないフィールド
を選択し、表形式
の例として表示し
ます。
チェックボックス
が選択されている
フィールドは、す
でに表形式の例と
して表示されてい
ます。
フォーム形式内
フィールドはすで
に現在のフォーム
にあります。
アドレスサブフィー
ルドは、フォームに
個別に追加すること
はできません。
ドラッグして
フィールドを現在
のフォームに追加
します。
102 ページの「フィールドパネルを使用する」を参照してください。
第 1 章 Bento の概要
33
34
第 1 章 Bento の概要
ライブラリを使用する
2
Bento では、情報の整理にライブラリを使用します。
Bento にあらかじめ用意されているライブラリを使用す
ることも、テンプレートを使用して独自のライブラリを
作成することもできます。ローカルネットワークで、
データベース全体、または選択したデータベースを最大
5 ユーザと共有できます。
Bento には、他の Mac OS X アプリケーションからのデータを表示する 4 つのラ
イブラリが含まれています :
• アドレスブックアプリケーションからの連絡先レコードを表示するア
ドレスブックライブラリ
• iCal アプリケーションからのイベントを表示する iCal イベントライブラリ
• iCal アプリケーションからの To Do 項目を表示する iCal タスクライブラリ
• iPhoto アプリケーションからの写真を表示する iPhoto ライブラリ
これらのライブラリに関する情報については、45 ページの第 3 章「アドレス
ブック、iCal、および iPhoto ライブラリを使用する」を参照してください。
また、次の方法で情報を保持するためのライブラリを作成することもできます :
• 新規ライブラリダイアログを使用する
• コンマ区切り (CSV)、タブ区切り (TAB)、Numbers、Excel、またはライブ
ラリテンプレートファイルから既存の情報を読み込む
この章では、情報を整理、管理、および共有するためにライブラリを使用する
方法を説明します。
35
ライブラリについて
Bento は、情報をライブラリに格納します。ライブラリはレコードで構成され
ており、レコード内のフィールドにより定義されています。
たとえば、アドレスブックライブラリには連絡先のレコードが含まれています。
連絡先レコードは、連絡先に関する情報を保存し、名前、アドレス、および電
話番号など、アドレスブックアプリケーションの更新に使用されるフィールド
で構成されます。
別の例として、デフォルトのプロジェクトライブラリレコードは、プロジェク
トステータス、開始日および終了日、チームメンバー情報など、プロジェクト
の管理に有用なフィールドで構成されています。
Bento では、ライブラリのレコードを表示する 2 通りの方法を提供しています :
• フォーム形式は、単一レコードのフィールドを表示します。各ページ
には、アドレスブックライブラリの単一の連絡先レコードなど、一度
に 1 レコードが表示されます。ライブラリに対し、1 つ以上のフォーム
形式を持つことができます。65 ページの第 5 章「フォーム形式を使用
する」を参照してください。
• 表形式は、アドレスブックライブラリの連絡先のリストなどのように、
表内のレコードを表示します。表内の各行は、ライブラリの単一レ
コードを表します。77 ページの第 6 章「表形式を使用する」を参照し
てください。
• グリッド形式では、メディアフィールドと選択したライブラリまたは
コレクションのフォームサムネールが一度に表示されます。87 ページ
の第 7 章「グリッド形式を使用する」を参照してください。
• 分割形式では、フォーム形式と表形式、またはグリッド形式でレコー
ドを 同時に表示できます。
この章の残りの部分では、ライブラリを作成、使用、および共有する方法につ
いて説明します :
• ライブラリテンプレートを使用すると、独自のライブラリを作成でき
ます。後述の 37 ページの「Bento テンプレートを使用してライブラリ
を作成する」のセクションを参照してください。
• 独自のデータを読み込んでライブラリを作成できます。120 ページの
「情報を Bento に読み込む」を参照してください。
• ローカルネットワークで、ライブラリを最大 5 人の Bento ユーザと共有
できます。39 ページの「Bento データベースを共有する」を参照してく
ださい。
36
第 2 章 ライブラリを使用する
Bento テンプレートを使用してライブラリを作成する
ライブラリを作成する前に、ライブラリでどのようなタイプの情報を管理する
かを考えてください。スケジュールや日付を管理するのですか ? 連絡先情報を
管理するのですか ? イベントプランナーでタスクと割り当てを共に提示する方
法を探しているのですか ? あるいは、在庫や機材リストなどの、具体物のリス
トを管理するのですか ?
Bento では、特定の種類の情報を管理するためのフィールドを作成するライブ
ラリテンプレートを提供しています。また、これらのテンプレートでは、事前
に定義したテーマをフォーム形式に適用します。
管理する情報のタイプに最も近いライブラリテンプレートを選択することで、
必要なライブラリをよりすばやく作成できます。保管するタイプの情報に合う
テンプレートが見つからない場合は、「空白」のテンプレートを使用して、独自
のテンプレートを作成できます。テンプレートからライブラリを作成したら、
フィールドを追加または取り除いたり、テーマを変更して、フォーム形式をカ
スタマイズできます。
ヒント Bento に含める他のアプリケーションからの情報がすでにある場合は、
120 ページの「情報を Bento に読み込む」を参照してください。
第 2 章 ライブラリを使用する
37
Bento テンプレートを使用してライブラリを作成するには :
1
[ ファイル ] > [ テンプレートからライブラリを新規作成 ...] を選択します。
2
[ 新規ライブラリ ] ダイアログの左の列でテンプレートカテゴリを選択
し、テンプレートを選択してください。
ニーズに合うテンプレートがない場合は、[ 空白 ] を選択してください。空
白のライブラリを使用して、自分自身ですべてのフィールドを作成できます。
3
ライブラリ名を入力し、[ 選択 ] をクリックします。
Bento によりライブラリが作成され、フォーム形式で開きます。
空白テンプレート以外のテンプレートを選択した場合は、新規ライブラリ用に
定義されたフィールドを見直してください。
• 新規ライブラリのフィールドおよびフォーム形式が満足のいくもので
あれば、レコードを追加したり情報を入力する準備ができました。67
ページの「フォーム形式でレコードを編集する」を参照してください。
• 追加フィールドが必要な場合は、フィールドを追加してライブラリを
カスタマイズできます。69 ページの「フィールドをフォームに追加す
る」を参照してください。
• 必要のない情報が定義されているフィールドがある場合は、これらの
フィールドを削除します。71 ページの「フィールドをフォームから取
り除く」を参照してください。
• フォーム形式のフィールドのレイアウトを変更する場合は、71 ページ
の「フォームのレイアウトをカスタマイズする」を参照してください。
• フォーム形式の外観を変更する場合は、異なるテーマを選択できます。
71 ページの「フォームのレイアウトをカスタマイズする」を参照して
ください。
新規空白ライブラリを作成する
空白のライブラリを作成し、スプレッドシートと同様にデータを追加すると、
迅速に使用を開始できます。
38
第 2 章 ライブラリを使用する
新規空白ライブラリを作成するには :
1
[ ファイル ] > [ 新規空白ライブラリ ] を選択します。
Bento では、デフォルト名を使用してライブラリが作成され、表形式で開き
ます。
2
ライブラリ名をダブルクリックして名称変更します。
3
ハイライトされているセルをクリックし、データの入力またはペース
トを開始します。
79 ページの「表形式でレコードを編集する」および 79 ページの「表形式で
データをコピーおよびペーストする」を参照してください。
読み込みによりライブラリを作成する
別のアプリケーションに Bento で使用したい情報がある場合は、情報を読み込
んで、ライブラリとそのライブラリのレコードを作成します。120 ページの
「情報を Bento に読み込む」を参照してください。
ライブラリ用のアイコンを変更する
各ライブラリには独自のアイコンがあります。ユーザは作成したライブラリの
アイコンを変更できます。
ライブラリアイコンを変更するには :
1
ライブラリパネルで、変更するライブラリを Control キーを押しながら
クリックします。
2
[ ライブラリアイコンを選択 ...] を選択します。
3
アイコンをクリックし、[OK] をクリックします。
Bento データベースを共有する
Bento データベースは、ローカルネットワーク ( 同じサブネット ) で最大 5 人の
Bento ユーザと共有できます。共有には、データベースを共有、または共有さ
れているデータベースを検索する各コンピュータ上に Bento 3 が必要です。
共有されているライブラリからデータを書き出すことはできますが、共有され
ているライブラリをテンプレートファイルに書き出すことはできません。詳細
については、127 ページの「情報を Bento から書き出す」を参照してください。
第 2 章 ライブラリを使用する
39
Bento を初めて起動するとき、ライブラリはすぐに共有できるように設定され
ています。その時点で、データベース全体を共有するか、選択したライブラリ
のみを共有するかを決定できます。
メモ iCal イベントライブラリを共有する場合、イベントは読み込み専用となり
他のユーザが変更することはできません。
データベースを他の Bento ユーザと共有するには :
1
[Bento] > [ 環境設定 ...] を選択します。
2
ウインドウの上部の [ 共有 ] をクリックします。
3
[Bento データベースを共有 ] を選択します。
4
[ データベース全体を共有 ] または [ 選択したライブラリを共有 ] を選択
して、共有するライブラリを選択します。
5
( オプション ) 共有されているデータベースに、別の名前を入力します。
この名前は、別のユーザのコンピュータに表示されます ( ネットワーク上で
共有されているデータベースを検索するように設定されている場合 )。
6
他のユーザが共有されているデータベースを変更できるようにするに
は、[ 他のユーザにデータへの変更を許可 ] を選択します。
共有されているデータベースへの変更が許可されていない場合、フィール
ド上にカーソルを移動すると
が表示されます。
共有されているデータベースを表示しているユーザは、フィールドを作成、
または削除したり、フォームレイアウトに変更を加えることはできません。
共有されている間にデータベースに特定の種類の変更を加えると ( フィール
ド、コレクション、またはフォルダの作成、フォルダの削除、フィールド
オプションまたはデータベース名の変更 )、ユーザに対してデータベースか
ら接続を解除し、最新バージョンを使用しているかを確認してから再接続
するようにメッセージが表示されます。
7
ユーザが共有されているデータベースを他のコンピュータで表示でき
るようにするには、コンピュータで Bento を開いたままにしてくださ
い。
重要 共有されているデータベースを編集しているユーザは、タブで移動した
り、現在編集中のフィールドの外側をクリックすると、変更を取り消すことが
できなくなります。
共有されているデータベースの接続を解除するには、共有されているデータ
ベースの隣にある
40
をクリックします。
第 2 章 ライブラリを使用する
データベースの共有をオフにする
ローカルネットワーク上の他のユーザにデータベースが表示されないようにす
るには、データベースの共有をオフにします。
データベースの共有をオフにするには :
1
[Bento] > [ 環境設定 ...] を選択します。
2
ウインドウの上部の [ 共有 ] をクリックします。
3
[Bento データベースを共有 ] の選択を解除します。
共有されているデータベースを検索する
コンピュータがローカルネットワーク上で別のコンピュータと接続されている
場合、共有されているデータベースを検索できます。
ローカルネットワーク上で共有されているデータベースを検索するには :
1
[Bento] > [ 環境設定 ...] を選択します。
2
ウインドウの上部の [ 共有 ] をクリックします。
3
[ 共有されている Bento データベースを検索 ] を選択します。
共有されているデータベースがライブラリパネルの [ 共有 ] セクションに表
示されます。
共有されているデータベースにパスワードを設定する
ユーザが共有されている項目を表示する前に、共有パスワードと呼ばれるパス
ワードの入力を要求することができますこのパスワードはデータベースパス
ワードとは異なります。データベースパスワードの詳細については、112 ペー
ジの「Bento データベースにパスワードを設定する」を参照してください。
共有パスワードを設定するには :
1
[Bento] > [ 環境設定 ...] を選択します。
2
ウインドウの上部の [ 共有 ] をクリックします。
3
[ 共有パスワードを要求 ] を選択して、パスワードを入力します。
パスワードで保護された共有データベースを開く
パスワードで保護された共有データベースは、ライブラリパネルに
れています。
第 2 章 ライブラリを使用する
で示さ
41
パスワードで保護された共有データベースを開くには :
1
パスワードで保護された共有データベースを選択します。
2
ダイアログで、共有されているデータベースのオーナーによって設定
されている共有パスワードを入力します
暗号化フィールドを使用する
まず、共有されているデータベースの共有パスワード ( 設定されている場合 ) を
入力してから、データベースパスワードを入力すると、ユーザは共有されてい
るデータベースの暗号化フィールドにアクセスできます。データベースパス
ワードの詳細については、112 ページの「Bento データベースにパスワードを設
定する」を参照してください。
ユーザは共有されている暗号化フィールドのデータをロック、またはロック解
除できます。詳細については、114 ページの「暗号化フィールドのデータを
ロックおよびロック解除する」を参照してください。
ライブラリをグループ化する
ライブラリのグループをフォルダで整理することができます。
ライブラリフォルダを作成するには :
1
[ ファイル ] > [ 新規ライブラリフォルダ ] を選択します。
名称未設定フォルダが現在選択されているライブラリまたはフォルダの上
のライブラリパネルに作成されます。
2
フォルダに新しい名前を入力し、Return キーを押します。
ライブラリフォルダにライブラリを追加するには :
ライブラリを選択して、希望するライブラリフォルダまでドラッグします。
ライブラリからレコードを削除する
ライブラリからレコードを削除するには :
1
ライブラリを選択します。
2
レコードを選択し、コマンドキーを押しながら Delete キーを押します。
メモ コマンドキーを押しながら Delete キーを押すと、レコードはライブラリと
コレクションの両方、またはレコードを表示していた関連データフィールドか
ら完全に削除されます。
42
第 2 章 ライブラリを使用する
ライブラリを削除する
ライブラリを削除するには :
ライブラリを選択して、Delete キーを押します。Delete キーを押すとライブラ
リとライブラリのすべてのレコードが削除されます。
このライブラリに基づく、他のライブラリの関連データフィールドも削除され
ます。
メモ アドレスブック、iCal イベント、iCal タスク、または iPhoto ライブラリは
削除できません。これらのライブラリを表示しない場合は、45 ページの「アド
レスブック、iCal、および iPhoto ライブラリを表示する」を参照してください。
第 2 章 ライブラリを使用する
43
44
第 2 章 ライブラリを使用する
アドレスブック、iCal、および
iPhoto ライブラリを使用する
3
Bento では、Mac OS X アドレスブック、iCal、および
iPhoto アプリケーションのデータを表示するライブラリ
が提供されています。これらのライブラリを使用する
と、連絡先、イベント、タスク、および写真をまとめて
管理し、Bento に他のライブラリの関連レコードとして
表示できます。
Bento には、他の Mac OS X アプリケーションからのデータを表示する 4 つのラ
イブラリが含まれています :
• アドレスブックアプリケーションの情報を表示するアドレスブックラ
イブラリ
• iCal アプリケーションからのイベントを表示する iCal イベントライブラ
リ
• iCal アプリケーションの To Do 項目を表示する iCal タスクライブラリ
• iPhoto アプリケーションの写真とビデオクリップを表示する iPhoto ラ
イブラリ
この章では、これらのライブラリを使用して、連絡先、イベント、タスク、お
よび写真に関する情報を整理する方法と、これらのライブラリから自分のライ
ブラリに情報を追加する方法について説明します。
アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリを表示
する
Bento はアドレスブックライブラリ、iCal イベントライブラリ、iCal タスクライ
ブラリ、および iPhoto ライブラリで開始します。アドレスブック、iCal、およ
び iPhoto アプリケーションを実行していなくても、Bento では、これらのアプ
リケーションのデータが表示されます。
45
アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリの表示はオプションです。
Bento の使用を初めて開始すると、これらのライブラリがデフォルトで表示さ
れます。
Bento でこれらのライブラリの表示をオフにすると、Bento にはレコードが表示
されなくなりますが、アドレスブック、iCal、および iPhoto アプリケーション
では表示されます。
アドレスブックアプリケーションのデータを表示する
Bento にアドレスブックデータを表示するには :
1
Bento で、[ ファイル ] > [ アドレスブック、iCal および iPhoto の設定 ...]
を選択します。
2
[Bento にアドレスブックデータを表示 ] を選択します。
Bento でアドレスブックデータの表示をオフにするには :
1
Bento で、[ ファイル ] > [ アドレスブック、iCal および iPhoto の設定 ...]
を選択します。
2
[Bento にアドレスブックデータを表示 ] を選択解除します。
[OK] をクリックすると、アドレスブックライブラリが Bento に表示されな
くなります。
アドレスブックライブラリに基づく関連データフィールドがある場合、こ
れらの関連データフィールドは、アドレスブックライブラリの表示をオフ
にすると、表示されなくなります。
iCal アプリケーションのデータを表示する
Bento で iCal データを表示するには :
1
Bento で、[ ファイル ] > [ アドレスブック、iCal および iPhoto の設定 ...]
を選択します。
2
[Bento に iCal データを表示 ] を選択します。
Bento で iCal データの表示をオフにするには :
1
Bento で、[ ファイル ] > [ アドレスブック、iCal および iPhoto の設定 ...]
を選択します。
2
[Bento に iCal データを表示 ] を選択解除します。
[OK] をクリックすると、iCal ライブラリが Bento に表示されなくなります。
46
第 3 章 アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリを使用する
iCal ライブラリに基づく関連データフィールドがある場合、これらの関連
データフィールドは、iCal ライブラリの表示をオフにすると表示されなくな
ります。
iPhoto アプリケーションのデータを表示する
Bento で iPhoto データを表示するには :
1
Bento で、[ ファイル ] > [ アドレスブック、iCal および iPhoto の設定 ...]
を選択します。
2
[Bento に iPhoto データを表示 ] を選択します。
Bento で iPhoto データの表示をオフにするには :
1
Bento で、[ ファイル ] > [ アドレスブック、iCal および iPhoto の設定 ...]
を選択します。
2
[Bento に iPhoto データを表示 ] を選択解除します。
[OK] をクリックすると、iPhoto ライブラリが Bento に表示されなくなりま
す。
iPhoto ライブラリに基づく関連データフィールドがある場合、これらの関
連データフィールドは、iPhoto ライブラリの表示をオフにすると、表示さ
れなくなります。
アドレスブックライブラリ
デフォルトでは、Bento に Mac OS X アドレスブックアプリケーションからの連
絡先情報とグループが表示されます。Bento のアドレスブックライブラリでレ
コードの変更を行うと、実際にはアドレスブックアプリケーションのレコード
が更新されます。
Bento アドレスブックライブラリを使用して、アドレスブックアプリケーショ
ンと同期する任意のアプリケーション、またはデバイスのデータを編集できま
す。
Bento アドレスブックライブラリを表示し、連絡先を Bento に追加して連絡先を
最新の状態に更新します。アドレスブックアプリケーションまたは Bento のど
ちらでも情報を編集できます。
• アドレスブックライブラリにレコードを追加すると、それがアドレス
ブックアプリケーションに追加されます。
• アドレスブックライブラリでレコードを削除すると、それがアドレス
ブックアプリケーションから削除されます。
第 3 章 アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリを使用する
47
• アドレスブックアプリケーションで作成する各グループについて、
Bento ではアドレスブックライブラリコレクションが作成されます。
• アドレスブックライブラリで作成する各コレクションについて、アド
レスブックアプリケーションではアドレスブックグループが作成され
ます。
アドレスブックライブラリの下にあるコレクションを削除すると、関連するア
ドレスブックグループも削除されます。同様に、アドレスブックアプリケー
ションのグループを削除すると、アドレスブックライブラリの下にある関連す
るコレクションも削除されます。
アドレスブックライブラ
リでは、アドレスブック
アプリケーションからの
連絡先情報を表示します。
Bento では、アドレ
スブックグループが
コレクションとして
表示されます。
Bento アドレスブックライブラリのレコードは、Bento の他のライブラリおよび
コレクションのレコードと同じように使用できます。異なるのは、アドレス
ブックライブラリでの変更により、アドレスブックアプリケーションの情報が
アップデートされる点のみです。
メモ Bento には、アドレスブックアプリケーションの スマートグループは表示
されません。逆に言うと、Bento アドレスブックライブラリのスマートコレク
ションは、アドレスブックアプリケーションには追加されません。
48
第 3 章 アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリを使用する
アドレスブックアプリケーションをアップデートする Bento アド
レスブックフィールド
次のアドレスブックライブラリのフィールドにより、アドレスブックアプリ
ケーションの情報が更新されます。
住所 : 自宅、勤務先、その他
IM アカウント : 自宅、勤務先、そ
の他
電話番号リスト
誕生日
IM アカウントリスト
姓の読み
会社名
会社
ミドルネームの読み
部署
肩書き
敬称(前)
住所リスト
メールアドレス : 自宅、勤務先、 姓
その他
旧姓
メールアドレスリスト
ミドルネーム
名
ニックネーム
ホームページ
名の読み
敬称(後)
URL
URL リスト
メモ
電話番号 : 勤務先、自宅、携帯電
話、主電話番号、自宅ファクス、
勤務先ファクス、ポケットベル、
その他
その他のフィールドを Bento でアドレスブックライブラリのレコードに追加す
ることができますが、追加のフィールドは、アドレスブックアプリケーション
には追加されません。フィールドの追加については、91 ページの第 8 章
「フィールドを使用する」を参照してください。
逆に、アドレスブックアプリケーションで定義したカスタムフィールドラベル
は、Bento のアドレスブックライブラリには表示されません。
アドレスブックアップデートのトラブルシューティング
このセクションでは、アドレスブックアプリケーションからのデータの表示に
ともなう一般的な問題のいくつかについて説明します。
• Bento にアドレスブックアプリケーションのスマートグループが表示さ
れないのはなぜですか ?
Bento には、アドレスブックのスマートグループが表示されません。これ
は、グループの作成に使用される条件が Bento では使用できないことによ
るものです。
第 3 章 アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリを使用する
49
• アドレスブックアプリケーションに私のアドレスブックライブラリの
スマートコレクションが表示されないのはなぜですか ?
Bento スマートコレクションの作成に使用される条件は、アドレスブックア
プリケーションには渡されません。これは、条件として Bento のみに表示さ
れるフィールド使用されている可能性があるからです。また、アドレスブッ
クアプリケーションで使用できないフィールドに関係することもあります。
アドレスブックに関するその他の考慮事項
• Bento バックアップファイルを作成する場合、アドレスブックアプリ
ケーションからのデータは Bento バックアップファイルには含まれませ
ん。アドレスブックからのデータをバックアップするには、アドレス
ブックアプリケーションを使用してください。
アドレスブックライブラリにフィールドを追加すると、これらの追加
フィールドからの情報は、Bento バックアップファイルに含まれます。
Bento バックアップファイルの作成については、135 ページの第 10 章「情報
をバックアップおよび復元する」を参照してください。
• アドレスブックライブラリでは、読み込みおよび書き出しを使用でき
ます。アドレスブックライブラリに読み込まれたレコードにより、ア
ドレスブックアプリケーションがアップデートされます。読み込みお
よび書き出しについては、117 ページの第 9 章「読み込み、書き出し、
およびプリント」を参照してください。
iCal イベントおよび iCal タスクライブラリ
iCal は、イベントやタスクのトラックを保持するのに便利なアプリケーション
です。
デフォルトでは、Bento は、iCal アプリケーションからカレンダー情報を取得
し、iCal で行った変更によりアップデートされた iCal イベントおよび iCal タスク
ライブラリにその情報を保持します。また、Bento で行った変更により、iCal ア
プリケーション情報がアップデートされます。
Bento では、使用しているコンピュータ上に保管された iCal カレンダー用に、
iCal アプリケーション内の各イベントおよびタスクのレコードが作成されます。
デフォルトでは、Bento で作成するすべてのイベントおよびタスクが iCal の
Bento カレンダーに追加され、他の iCal カレンダーに再割り当てできます。
50
第 3 章 アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリを使用する
iCal イベントライブラリ
は、iCal アプリケーショ
ンからイベントレコード
を表示します。
iCal イベントおよび iCal タスクライブラリのレコードは、Bento の他のライブラ
リおよびコレクションのレコードと同じように使用できます。異なるのは、iCal
イベントおよび iCal タスクライブラリでの変更により、iCal アプリケーション
の情報がアップデートされる点のみです。
メモ Bento には、iCal アプリケーションで 照会したカレンダーからの情報は表
示されません。
第 3 章 アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリを使用する
51
iCal アプリケーションをアップデートする Bento イベントフィール
ド
次の Bento iCal イベントライブラリのフィールドは、iCal アプリケーションを
アップデートします。
• 終日
• カレンダー
• 終了
• 場所
• メモ
• 開始
• タイトル
• URL
メモ iCal アプリケーションでは、「URL」フィールドはテキストフィールドで
す。この値を Bento で正しく表示するために、iCal イベントライブラリでは、
Bento URL フィールドではなく、同様にテキストフィールドを使用します。
他のフィールドを Bento のイベントレコードに追加できますが、追加フィール
ドによる iCal アプリケーションのアップデートは行われません。フィールドの
追加については、91 ページの第 8 章「フィールドを使用する」を参照してくだ
さい。
iCal アプリケーションをアップデートする Bento タスクフィールド
次の Bento iCal タスクライブラリのフィールドは、iCal アプリケーションをアッ
プデートします。
• カレンダー
• 完了日
• 期限
• メモ
• 優先順位
• タイトル
• URL
52
第 3 章 アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリを使用する
メモ iCal アプリケーションでは、「URL」フィールドはテキストフィールドで
す。この値を Bento で正しく表示するために、iCal タスクライブラリでは、
Bento URL フィールドではなく、同様にテキストフィールドを使用します。
他のフィールドを Bento のタスクレコードに追加できますが、追加フィールド
による iCal アプリケーションのアップデートは行われません。フィールドの追
加については、91 ページの第 8 章「フィールドを使用する」を参照してくださ
い。
iCal アップデートのトラブルシューティング
このセクションでは、iCal アプリケーションからのデータの表示に伴う一般的
な問題のいくつかについて説明します。
• iCal アプリケーションに iCal イベントや iCal タスクライブラリのコレク
ションが表示されないのはなぜですか ?
iCal アプリケーションでは、特定のカレンダーからのイベントまたはタスク
のサブセットを表示する方法がありません。
• 照会したカレンダーからのイベントまたはタスクが表示されないのは
なぜですか ?
照会したカレンダーは、外部サーバに保管されます。Bento は、ローカルカ
レンダーの情報のみを表示します。
• Bento でカレンダーを作成する方法は ?
iCal アプリケーションでカレンダーを作成した場合、それを Bento のカレン
ダー選択として使用できます。Bento でカレンダーを作成することはできま
せん。
iCal に関するその他の考慮事項
• Bento バックアップファイルを作成する場合、iCal アプリケーションか
らのデータは Bento バックアップファイルには含まれません。iCal から
のデータをバックアップするには、iCal アプリケーションを使用してく
ださい。
iCal ライブラリにフィールドを追加すると、これらの追加フィールドからの
情報は、Bento バックアップファイルに含まれます。Bento バックアップ
ファイルの作成については、135 ページの第 10 章「情報をバックアップお
よび復元する」を参照してください。
• iCal ライブラリでは、読み込みおよび書き出しを使用できます。iCal ラ
イブラリに読み込まれたレコードにより、iCal アプリケーションがアッ
プデートされます。読み込みおよび書き出しについては、117 ページの
第 9 章「読み込み、書き出し、およびプリント」を参照してください。
第 3 章 アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリを使用する
53
iPhoto ライブラリ
iPhoto は、写真やビデオの情報を得るのに便利なアプリケーションです。
デフォルトでは、Bento は、iPhoto アプリケーションから写真およびビデオク
リップ情報を取得し、iPhoto で行った変更によりアップデートされた iPhoto ラ
イブラリにその情報を保持します。ただし、レコード、コレクション、スマー
トコレクション、または、iPhoto ライブラリのコレクションおよびスマートコ
レクション内のレコードの追加、削除、または複製はできません。iPhoto アプ
リケーションに由来するフィールドの内容を編集することはできません。
フィールドを iPhoto ライブラリのレコードに追加して、編集または削除するこ
とはできますが、これらのフィールドは、iPhoto アプリケーションでは表示さ
れません。フィールドの追加については、91 ページの第 8 章「フィールドを使
用する」を参照してください。
Bento では、iPhoto アルバムがコレクションとして表示され、スマートアルバム
がスマートコレクションとして表示されます。Bento iPhoto ライブラリには、次
の iPhoto 項目に対応するデフォルトのコレクションが含まれています : 最近の
12 ケ月間、最後の読み込み、およびフラグ付き。
iPhoto アプリケーションの
アルバム。
iPhoto ライブラリには、
iPhoto アプリケーションの
写真とビデオクリップが表
示されます。
アルバムは、Bento
ではコレクションと
して表示されます。
54
第 3 章 アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリを使用する
Bento iPhoto フィールド
デフォルトの Bento iPhoto ライブラリフィールドのフィールド名、または内容
を変更することはできません。
他のフィールドは Bento の写真、またはビデオクリップレコードに追加できま
すが、追加フィールドによる iPhoto アプリケーションのアップデートは行われ
ません。フィールドの追加については、91 ページの第 8 章「フィールドを使用
する」を参照してください。
iPhoto アップデートのトラブルシューティング
このセクションでは、iPhoto アプリケーションからのデータの表示に伴う一般
的な問題のいくつかについて説明します。
• Bento iPhoto ライブラリに写真、ビデオクリップやコレクションが表示
されないのはなぜですか ?
iPhoto をコンピュータにインストールして起動していない場合、iPhoto を
起動するまで、Bento iPhoto ライブラリに写真、ビデオクリップやコレク
ションは表示されません。
iPhoto に関するその他の考慮事項
• Bento バックアップファイルを作成する場合、iPhoto アプリケーション
からのデータは Bento バックアップファイルには含まれません。iPhoto
からのデータをバックアップするには、Time Machine アプリケーショ
ンを使用してください。
• iPhoto ライブラリにフィールドを追加すると、これらの追加フィールド
からの情報は、Bento バックアップファイルに含まれます。これらの
フィールドは、iPhoto アプリケーションには追加されません。Bento
バックアップファイルの作成については、135 ページの第 10 章「情報
をバックアップおよび復元する」を参照してください。
第 3 章 アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリを使用する
55
iPhoto ライブラリで関連データを使用する
を別のライブラリのフォームにドラッグすると、iPhoto ライブラリに
基づいて迅速に関連データフィールドを作成できます。
プロジェクトライブラリで
自然のコレクションを
フォームにドラッグして、
関連データフィールド
を作成します。
iPhoto ライブラリに基づく関連データフィールドで、レコードを作成または削
除することはできません。
関連データフィールドにレコードを追加すると、それらのレコードはグリッド
レイアウト ( メディアフィールドのみを表示 ) または表 ( メディアフィールドを
サムネールとして表示 ) の関連データフィールド内に表示できます。
56
第 3 章 アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリを使用する
クリックしてレコード
をグリッド形式で表示
します。
クリックしてレコードを表形
式で表示します。
第 3 章 アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリを使用する
57
58
第 3 章 アドレスブック、iCal、および iPhoto ライブラリを使用する
コレクションを使用する
4
この章では、コレクションを使用して Bento のレコード
をさらに整理する方法について説明します。
Bento では、35 ページの第 2 章「ライブラリを使用する」で説明したとおり、
レコードがライブラリに保管されます。異なる方法でレコードを整理したり、
ライブラリのレコードのサブセットを用いて作業を行う場合に、コレクション
を作成できます。
コレクションについて
コレクションは、ライブラリの一連のレコードです。コレクションは、次のよ
うな目的で作成できます :
• 特定目的のレコードのセットを作成します。たとえば、特定のイベン
トに対して招待した人のコレクションを作成できます。
• レコードを異なる順序でソートします。たとえば、連絡先のコレク
ションを作成し、姓で連絡先レコードをソートすることができます。
• ライブラリのすべてのレコードではなく、コレクションのレコードか
らデータを書き出します。
Bento のコレクションは、iTunes のプレイリストに似ています。iTunes を使用し
たことがあれば、曲やビデオの好きな組み合わせでまとめたリストの作成にプ
レイリストを使用すると、いかに便利であるかをご存知でしょう。同じように、
Bento のコレクションは、ライブラリのレコードのグループ化において便利な
方法です。
コレクションには、単一のライブラリのレコードが含まれます。たとえば、ア
ドレスブックライブラリのレコードを、「ベンダー」などのアドレスブックコレ
クションに入れることができます。ベンダーコレクションには、他のライブラ
リのレコードを入れることはできません。
59
アドレスブックライブ
ラリのベンダーコレク
ション
ただし、ライブラリのレコードは、同じライブラリ内の任意のコレクションに
追加できます。たとえば、「DVD」ライブラリに「お気に入り」コレクションと
「クラシック映画」コレクションがある場合は、同じレコードをどちらのコレク
ションでも保持することができます。
コレクションには 2 種類あります :
• コレクション
• スマートコレクション
コレクションの作成では、[ 新規コレクション ] メニュー項目を使用するか、レ
コードを選択して [ 選択からコレクションを新規作成 ] メニュー項目を使用する
か、または選択したレコードを既存のコレクションまたはライブラリパネルま
でドラッグします。
スマートコレクションは、ユーザが設定した条件に基づいて作成されます。ス
マートコレクションは、ライブラリが変更されるたびにアップデートされます。
定義した条件と一致するレコードがスマートコレクションに表示されます。
コレクションを作成する
特定のレコードのリストを作成する場合は、コレクションを作成します。
コレクションを作成するには :
60
1
コレクションを作成するライブラリを選択します。
2
をクリックするか、または [ ファイル ] > [ 新規コレクション ] を選
択します。
3
コレクションの名前を入力し、Return キーを押します。
4
手順 1 で選択したライブラリをもう一度選択します。
5
ナビゲーションバーの [ 表 ] をクリックするか、または [ 表示 ] > [ 表形
式 ] を選択し、表形式でライブラリを表示します。
6
コレクションに追加するレコードを選択します。選択したレコードを
コレクションまでドラッグするか、または
をクリックし、[ コレク
ションに追加 ] を選んで、選択したレコードをコレクションに追加し
ます。
第 4 章 コレクションを使用する
複数のレコードを選択するには、コマンドキーまたは Shift キーを押したま
まクリックします。
ヒント 選択したレコードを含むコレクションをすばやく作成するには、レ
コードを選択し、[ ファイル ] > [ 選択からコレクションを新規作成 ] メ
ニュー項目を選択するか、レコードをライブラリパネルの空白の領域まで
ドラッグします。
コレクションからレコードを取り除く
コレクションからレコードを取り除くには :
1
コレクションを選択します。
2
レコードを選択し、コマンドキーを押しながら Delete キーを押します。
[ コレクションから取り除く ] をクリックした場合、レコードは、コレク
ションから取り除かれるだけで、関連するライブラリからは取り除かれま
せん。[ 削除 ] をクリックすると、レコードが、ライブラリおよびコレク
ションの両方から完全に取り除かれます。
コレクションを削除する
コレクションを削除するには :
コレクションを選択し、Delete キーを押します。レコードがコレクションから
取り除かれますが、ライブラリからは取り除かれません。
メモ 1 つまたは複数の関連データフィールドが基本にしているライブラリまた
はコレクションを削除すると、これらの関連データフィールドも削除されます。
スマートコレクションについて
定義した条件に一致するレコードを含むコレクションが必要な場合は、スマー
トコレクションを作成します。スマートコレクションでは、条件に一致するす
べてのレコードが表示されます。
たとえば、同じ町に住む人の連絡先のスマートコレクションを作成できます。
その町に住む人の新規連絡先レコードを追加すると、Bento により、その連絡
先レコードがスマートコレクションに自動的に追加されます。
第 4 章 コレクションを使用する
61
あるいは、同じ週に期限が設定されているイベントレコードのスマートコレク
ションを作成できます。条件に適合するレコードを追加または適合するように
編集すると、ライブラリパネルでスマートコレクションを次にクリックしたと
きに、スマートコレクションにそのレコードが表示されます。
スマートコレクションは、定義した条件に適合するレコードのセットであるた
め、コレクションとは次の事項が異なっています :
• スマートコレクションにレコードを手動で追加したり取り除くことは
できません。スマートコレクションから特定のレコードを取り除く場
合は、基準に適合しなくなるように、条件を編集するかまたはレコー
ドの値を編集します。
• アドレスブックライブラリでスマートコレクションを作成できますが、
スマートコレクションは、アドレスブックアプリケーションには表示
されません。
• iCal イベントおよび iCal タスクライブラリでスマートコレクションを作
成できますが、スマートコレクションは、iCal アプリケーションには表
示されません。
• スマートコレクションにレコードを取り込むことはできません。
スマートコレクションを作成する
レコードを追加するスマートコレクションを作成したり、定義した条件に従っ
てコレクションからレコードを取り除くことができます。
スマートコレクションを作成するには :
1
[ ファイル ] > [ 新規スマートコレクション ] を選択します。
2
スマートコレクションの名前を入力し、Return キーを押します。
ポップアップメニューおよび入力フィールドを使用して、スマートコレク
ションの条件を指定します。 をクリックし、追加条件を追加します。
たとえば、完了していない iCal タスクのみを表示するスマートコレクショ
ンを作成するには、条件として、[ すべて ]、[ 完了日 ]、および [ 空欄 ] を指
定します。
2. 条件を保存します。
1. 条件を選択します。
62
第 4 章 コレクションを使用する
3
[ 保存 ] をクリックします。
ヒント また、詳細検索の条件を指定した後で [ 保存 ] をクリックしても、ス
マートコレクションを作成できます。30 ページの「検索フィールドと詳細検
索」を参照してください。
スマートコレクションを使用して作業する
スマートコレクションの作成後は、その中でレコードを編集したり、複製を作
成できます。79 ページの「表形式でレコードを編集する」および 80 ページの
「表形式でレコードを複製する」を参照してください。
スマートコレクションを変更する
スマートコレクションを変更すると、定義した条件に基づいて、Bento により
コレクションがアップデートされます。
スマートコレクションを変更するには :
1
スマートコレクションを選択し、[ ファイル ] > [ スマートコレクション
の編集 ...] を選択します。
2
ポップアップメニューおよび入力フィールドを使用して、条件を変更、
追加、または取り除きます。
3
[ 検索 ] をクリックし、新規条件により必要なレコードが生成されるか
を確認します。
4
[ 保存 ] をクリックします。
メモ 条件に対して行った変更を破棄するには、ライブラリパネルのその他
の任意の項目をクリックします。
第 4 章 コレクションを使用する
63
64
第 4 章 コレクションを使用する
フォーム形式を使用する
5
Bento では、フォーム形式を使用して、ライブラリまた
コレクションから、一度に 1 レコードを表示します。
この章では、フォーム形式でレコードを作成して編集する方法、フォームを作
成して編集する方法、フォームのレイアウトをカスタマイズする方法について
説明します。
フォームについて
フォーム形式では、フォームを作成して使用することで、ライブラリまたはコ
レクションから一度に 1 レコードをページのような形式で表示することができ
ます。たとえば、アドレスブックライブラリの連絡先や、iCal タスクライブラ
リのタスクを表示することができます。
フィールドの異なる組織を使用して、同じ
レコードが、別のフォーム形式に表示され
ています。
1 つのフォーム形式に表示されているレ
コード
65
フォームでは、個別レコード用のフィールドが表示されます。複数のフォーム
またはページを作成および使用して、そのレコードに関する異なる情報を表示
できます。
指定されたライブラリまたはコレクションでは、すべてのフォームのすべての
フィールドを使用することができます。
一度に 1 つ以上のレコードをすばやくスキャンしたり、情報をスキャンして
ソートする場合は、かわりに表形式を使用します。77 ページの第 6 章「表形式
を使用する」を参照してください。
また、フォームでは、関連データフィールドの他のライブラリやコレクション
からレコードを表示できます。例えば、iCal イベントライブラリのフォームに、
イベントに参加する人々のリストを表示できます。98 ページの「関連データ
フィールドを作成する」を参照してください。
フォームと表を同時に表示する
選択したレコードをフォーム形式と表形式で同時に表示できます。レコードを
選択し、[ 表示 ] > [ 分割形式 ] を選択します。
フォーム形式でレコードを作成する
フォーム形式または表形式のいずれかで、レコードを作成できます。表形式の
手順については、79 ページの「表形式でレコードを作成する」を参照してくだ
さい。
ライブラリまたはコレクションのレコードを作成するには :
1
レコードを追加するライブラリまたはコレクションを選択します。
2
ナビゲーションバーのフォーム名をクリックするか、[ 表示 ] > [ フォー
ム ] > [ フォームの名前 ] を選択します。
3
[ レコード ] > [ 新規レコード ] を選択するか、コマンド+ N キーを押し
ます。
4
フィールドにデータを入力します。
5
Tab キーを押し、同じレコード内の次のフィールドに移動します。Shift
+ Tab キーを押し、同じレコード内の前のフィールドに移動します。
ヒント レコードを迅速に作成するには、Control キーを押しながら、フォーム
の空白の領域をクリックし、ポップアップメニューから [ 新規レコード ] を選択
します。
66
第 5 章 フォーム形式を使用する
フォーム形式でレコードを編集する
レコードを編集するには :
1
編集するレコードが含まれているライブラリまたはコレクションを選
択します。
2
必要なレコードに移動します。
Tab または Shift + Tab を押し、フィールド間を移動します。
3
ナビゲーションバーのフォーム名をクリックするか、[ 表示 ] > [ フォー
ム ] > [ フォームの名前 ] を選択します。
4
変更するフィールドをクリックし、データを修正して、フィールドの
外をクリックするか、Tab を押して変更を保存します。
現在の日付と時刻をフィールドに追加する
レコードを編集する際に、現在の日付と時刻を、日付、時刻、またはテキスト
フィールドに追加することができます。
現在の日付と時刻をフィールドに追加するには :
1
日付、時刻、またはテキストフィールドをクリックします。
2
[ 挿入 ] > [ 現在の日付と時刻 ] を選択します。
フィールドタイプ
表示されている内容
日付
日付。[ 時間を表示 ] オプションを設定すると、時刻も表示されます。
時刻
時刻
テキスト
日付と時刻
フォーム形式でレコードを複製する
同じまたは同様のデータを持つレコードを既存のレコードとしてすばやく追加
するには :
1
複製するレコードを選択します。
2
[ レコード ] > [ レコードの複製 ] を選択します。
第 5 章 フォーム形式を使用する
67
フォーム形式でレコードを削除する
ライブラリから選択したレコードを完全に削除するには :
1
ライブラリを選択します。
2
ナビゲーションバーのフォーム名をクリックするか、[ 表示 ] > [ フォー
ム ] > [ フォームの名前 ] を選択します。
3
レコードを選択します。
4
[ レコード ] > [ レコードを削除 ...] を選択するか、またはコマンドキーを
押しながら Delete キーを押します。
ダイアログで [ 削除 ] をクリックします。
選択したレコードをコレクションから取り除くには :
1
コレクションを選択します。
2
取り除きたいレコードを選択します。
3
[ レコード ] > [ レコードを取り除く ...] を選択します。
[ コレクションから取り除く ] をクリックすると、レコードは、コレクショ
ンから取り除かれるだけで、ライブラリからは取り除かれません。[ 削除 ]
をクリックすると、レコードは、ライブラリおよびコレクションの両方か
ら完全に取り除かれます。
メモ アドレスブックライブラリからレコードを削除すると、レコードはア
ドレスブックアプリケーションでも削除されます。iCal イベントまたは iCal
タスクライブラリからレコードを削除すると、レコードは iCal アプリケー
ションでも削除されます。
フォームを作成する
フォームを作成するには :
1
フォームを追加するライブラリまたはコレクションを選択します。
2
ナビゲーションバーの
をクリックするか、[ フォーム ] > [ 新規
フォーム ...] を選択します。
[ フォームの名前 ] ダイアログで、名前を入力し、[OK] をクリックします。
3
フィールドを空白のフォームに追加します。
69 ページの「フィールドをフォームに追加する」を参照してください。
4
レコードを作成します。
66 ページの「フォーム形式でレコードを作成する」を参照してください。
68
第 5 章 フォーム形式を使用する
フォームを削除する
フォームを削除するには :
1
フォームを削除するライブラリまたはコレクションを選択します。
2
ナビゲーションバーの
を削除 ] を選択します。
をクリックするか、[ フォーム ] > [ フォーム
フォームが 1 つしかない場合は削除できません。
フォームを複製する
フォームを複製するには :
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
[ フォーム ] > [ フォームの複製 ] を選択します。
フォームの名称を変更する
フォームの名称を変更するには :
1
ウインドウ上部のフォーム名をダブルクリックします。
2
[ フォームの名前 ] ダイアログで、新しい名前を入力し、[OK] をクリッ
クします。
フィールドをフォームに追加する
フィールドをフォームに追加するには :
1
ライブラリまたはコレクションを選択します。
2
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
3
フィールドを、フィールドパネルからフォーム上の希望する場所へド
ラッグします。
第 5 章 フォーム形式を使用する
69
フィールドを移動するには、70 ページの「フォームのフィールドとオブ
ジェクトを移動する」を参照してください。フィールドをサイズ変更する
には、71 ページの「フィールドとオブジェクトのサイズを変更する」を参
照してください。フィールドを作成するには、[ 挿入 ] > [ 新規フィールド ...]
を選択します。94 ページの「フィールドを作成する」を参照してください。
フィールド間を移動する
フォームのフィールド間を移動するには :
1
ライブラリまたはコレクションを選択します。
2
フォームを選択します。
3
フィールド内をクリックし、Tab を押して各列のフィールド間を移動し
ます。列区切り線を追加している場合は、各列内で移動します。Shift +
Tab を押すと、逆方向に移動します。
メモ Tab キーを使用してすべてのコントロールを移動できるようにするに
は、Mac OS X の [ キーボードとマウス ] 環境設定 ([ キーボードショートカッ
ト ] タブ ) で [ すべてのコントロール ] を必ず選択してください。
フォームのフィールドとオブジェクトを移動する
1 つのフィールドまたはオブジェクトを移動するには :
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
フィールドラベルまたはフィールドまたはオブジェクトの端の近くに
マウスを移動します。カーソルが手の形に変わったら、クリックして
フィールドまたはオブジェクトを選択し、新しい場所までドラッグし
ます 。
Bento では、フォーム上で、フィールドをオブジェクトの上、下、横、およ
び間にドラッグすることができます。
複数のフィールドまたはオブジェクトを移動するには :
70
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
コマンドキーまたは Shift キーを押したままクリックすると、複数の
フィールドまたはオブジェクトを選択できます。
第 5 章 フォーム形式を使用する
ヒント フィールドまたはオブジェクトを迅速に選択するには、フォームの空白
の部分をクリックし、マウスボタンを押しながらドラッグして複数項目を選択
します。
フィールドとオブジェクトのサイズを変更する
すべてのフィールドおよびオブジェクトのサイズを変更できます。
フィールドまたはオブジェクトのサイズを変更するには :
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
フィールドまたはオブジェクトを選択します。
3
カーソルをハンドルのいずれかまで移動します。カーソルが両方向の
矢印に変わったら、ドラッグしてサイズを変更します。
フィールドをフォームから取り除く
フィールドをフォームから取り除くには :
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
フィールドを選択して Delete キーを押すか、フィールドをドラッグし
てフォームから離します。
フォームにフィールドが表示されなくなっても、フィールドのデータは、
まだ Bento に残っています。
フォームのレイアウトをカスタマイズする
フォームの外観を、すばやく変更することができます。
テーマを変更する
フォームのテーマ ( 色のコーディネート、レイアウト、テキスト属性 ) をいつで
も変更することができます。たとえば、レコードをプリントするために、明る
い色のテーマを使用することができます。
フォームのテーマを変更するには :
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
[ フォーム ] > [ テーマセレクタ ...] を選択します。
第 5 章 フォーム形式を使用する
71
3
[ テーマセレクタ ] でテーマを選択し、[OK] をクリックします。
テーマの変更に伴い、波紋効果が表示されます。波紋効果を使用しない場
合は、[Bento] > [ 環境設定 ...] を選択し、ウインドウの上部で [ 一般 ] をク
リックしてから、[ アニメーションを表示 ] を選択解除します。
フォームに適用する前にテーマをプレビューする場合は、[ 試用する ] をク
リックします。
列幅を変更する
列の幅を変更することができます。列幅を拡大して、幅の広いフィールドに適
応するようにしたり、列間の空白の領域を拡大することができます。
列の幅を変更するには :
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
列区切り線の上にカーソルを置き、左右にドラッグします。
ラベルの位置とサイズを変更する
フォーム上で、フィールドのラベルの位置を変更することができます。
フィールドに隣接したラベルの位置を変更するには :
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
[ フォーム ] > [ ラベル ] を選択します。
3
[ 上 ] または [ 横 ] を選択します。
ラベルのテキストのサイズを変更するには :
1
[ フォーム ] > [ ラベル ] を選択します。
2
[ 小 ]、[ 中 ]、または [ 大 ] を選択します。
テキストのサイズを変更する
フィールドに表示されているテキストのサイズを変更することができます。
フィールドのテキストのサイズを変更するには :
72
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
フィールドを選択します。
3
[ フォーム ] > [ テキストサイズ ] を選択します。
第 5 章 フォーム形式を使用する
4
リストからサイズを選択します : [ 最小 ]、[ 小 ]、[ 中 ]、[ 大 ]、[ 最大 ]。
フィールドのシェーディングを変更する
フィールドの後に表示されているシェーディングのレベルを変更することがで
きます。
フィールドのシェーディングを変更するには :
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
フィールドを選択します。
3
[ フォーム ] > [ シェーディング ] を選択します。
4
シェーディングのレベルを選択します : [ なし ]、[ 明 ]、または [ 暗 ]。
フィールドの右端を整列する
列内で選択したフィールドの右端を整列することができます。
フィールドの右端を整列するには :
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
列内で、右端を整列するフィールドを選択します。
コマンドキーまたは Shift キーを押したままクリックすると、複数のフィー
ルドを選択できます。
ヒント 多数のフィールドの右端を迅速に整列するには、フォームの空白の
部分をクリックし、マウスボタンを押しながらドラッグして複数の項目を
選択します。
3
[ フォーム ] > [ 右揃え ] を選択します。
テキストボックスを追加する
フォーム上で見出しなどのテキストが必要な場合は、テキストボックスを追加
することができます。
テキストボックスを追加するには :
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
[ 挿入 ] > [ テキストボックス ] を選択します。
フォームの下部に、名称未設定ボックスが表示されます。
3
テキストボックスを希望の場所へドラッグし、テキストボックスをダ
ブルクリックして入力を開始します。
第 5 章 フォーム形式を使用する
73
イメージボックスを追加する
フォームのすべてのレコードにロゴやレターヘッドのようなイメージを表示す
るには、イメージボックスを追加します。
イメージボックスを追加するには :
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
[ 挿入 ] > [ イメージボックス ] を選択します。
イメージボックスがフォームに表示されます。
3
Finder から画像ファイルをイメージボックスにドラッグします。
4
画像の位置を変更したり、表示サイズを変更するには、イメージボッ
クスをクリックします。
詳細については、111 ページの「画像の位置調整をする」および 111 ページ
の「画像の表示サイズを変更する」を参照してください。
水平区切り線を追加する
水平区切り線は、フォームに追加することのできるオブジェクトです。区切り
線で項目を視覚的に上下に区切ることで、フォームを整理することができます。
水平区切り線の外観は、フォームに適用されたテーマによって定義されます。
水平区切り線の幅を変更することはできますが、高さを変更することはできま
せん。
水平区切り線を追加するには :
74
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
[ 挿入 ] > [ 水平区切り線 ] を選択します。
3
水平区切り線をフォーム上の希望の場所へドラッグします。
第 5 章 フォーム形式を使用する
列区切り線を追加する
列区切り線を使用してフォームの領域を分割できます。
列区切り線を追加するには :
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
[ 挿入 ] > [ 列区切り線 ] を選択します。
3
列区切り線をフォーム上の希望の場所へドラッグします。
スペーサを追加する
スペーサを使用し、フォーム上の項目間に空白の領域を作成することができま
す。たとえば、フィールドのグループを区切るために、スペーサを追加します。
フォームを編集する際に、スペーサの幅、高さ、およびシェーディングを変更
できます。
スペーサを追加するには :
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
[ 挿入 ] > [ スペーサ ] を選択します。
3
スペーサをフォーム上の希望の場所へドラッグします。
右端または下端をドラッグし、幅または高さを変更します。
4
( オプション ) [ フォーム ] > [ シェーディング ] を選択します。
5
( オプション ) シェーディングのレベルを選択します。
第 5 章 フォーム形式を使用する
75
76
第 5 章 フォーム形式を使用する
表形式を使用する
6
Bento では、表形式を使用して、行がレコードを表し、
列がフィールドを表すスプレッドシートのようなフォー
マットでテキストとメディアを表示します。
この章では、表形式でのレコードの作成および変更、レコードのソート、およ
び列内でデータを再配置、要約、および表示する方法について説明します。
表形式について
表形式では、列に フィールドを、行にレコードを表示することができます ( ス
プレッドシートに似た形式 )。
1 つのレコード
1 つのフィールド
表形式に移動するには、[ 表示 ] > [ 表形式 ] を選択します。
表形式は、データを使用した作業に柔軟性をもたらします。たとえば、次のよ
うなことができます :
• 一度に 1 つ以上のレコードを表示する
• どのフィールドを列として表示するかを選択する
• 列ヘッダポップアップメニューのソートコマンドを使用し、レコード
を昇順または降順でソートする
• 1 つ以上のレコードを複製する
• 複数のレコードを削除する
77
• スプレッドシートと同じように、1 つ以上のセルの値を入力、選択、コ
ピー、またはペーストする
• データを要約する
• 複数のレコードを選択してドラッグし、1 つのライブラリ内に新規コレ
クションを作成する
• メディアフィールドを作成、表示、編集する
表形式では、関連データフィールドや、アドレス、メールアドレス、ファイル
リスト、メッセージリスト、および簡易リストなどのタイプのリストフィール
ドは表示されません。108 ページの「関連データフィールドで作業する」および
105 ページの「リストフィールドで作業する」を参照してください。
表とフォームを同時に表示する
選択したレコードを表形式とフォーム形式で同時に表示できます。レコードを
選択し、[ 表示 ] > [ 分割形式 ] を選択します。
表形式のテキストサイズを設定する
表形式で表示するレコードのテキストのサイズを変更できます。
表形式で使用するテキストのサイズを変更するには :
1
[Bento] > [ 環境設定 ...] を選択します。
2
[ 表形式のテキスト ] で [ 小 ] または [ 大 ] を選択します。
表形式でレコードを選択する
表形式で 1 つのレコードを選択するには :
行番号をクリックします。
表形式で複数のレコードを選択するには :
行番号をクリックし、Shift キーを押しながら選択に含める最後の行をクリック
します。または、コマンドキーを押しながら、選択に含める個別の行をクリッ
クします。
78
第 6 章 表形式を使用する
表形式でレコードを作成する
表形式またはフォーム形式のレコードを作成できます。
ライブラリまたはコレクションのレコードを作成するには :
1
レコードを追加するライブラリまたはコレクションを選択します。
2
表形式で、[ レコード ] > [ 新規レコード ] を選択します。または、最後
の空の行をクリックし、入力を開始します。
ウインドウの下部のレコードカウントインジケータが増加します。
3
列にデータを入力します。
最後の列にデータを入力すると、Bento により、[ フィールド ] というデ
フォルト名を持つ新規フィールドが作成されます。
4
Tab キーを押し、同じレコード内の次のフィールドに移動します。Shift
+ Tab キーを押し、同じレコード内の前のフィールドに移動します。
既存のレコードを同じライブラリ内の別のコレクションに追加するには :
レコードを選択し、[ 編集 ] > [ 追加 ] を選択して、リストからコレクションを選
択します。選択したレコードがリストから選んだコレクションに追加されます。
表形式でレコードを編集する
レコードを編集するには :
1
編集するレコードが含まれているライブラリまたはコレクションを選
択します。
2
フィールド ( 表のセル ) をダブルクリックします。Tab キーを押し、同
じレコード内の次のフィールドに移動します。Shift + Tab キーを押し、
同じレコード内の前のフィールドに移動します。
コマンドキーと Return キーを同時に押し、テキストフィールドに改行を挿
入します。
表形式でデータをコピーおよびペーストする
同じまたはその他のライブラリの Bento レコード間、あるいは、Bento と
Numbers や Excel などのスプレッドシートアプリケーション間でデータをコピー
およびペーストできます。
第 6 章 表形式を使用する
79
データをコピーするには :
1
次のいずれかを行います :
• Bento で、行番号をクリックし、1 つ以上のデータ行を選択します。
隣接する行を選択するには、行を 1 つ選択し、Shift キーを押しなが
ら隣接する行を選択します。隣接しない行を選択するには、コマン
ドキーを押しながら行を選択します。
• 選択したデータブロックをスプレッドシートアプリケーションから
Bento へドラッグします。
メモ データをコピーする前に、スプレッドシートアプリケーションで、セ
ルの行を列に、または列を行に切り替える必要がある場合があります。
2
[ 編集 ] > [ コピー ] を選択します。
Bento では、選択したデータをクリップボードにコピーします。
データをペーストするには :
1
セルをクリックします。
2
[ 編集 ] > [ ペースト ] を選択します。
Bento では、必要に応じて、追加レコードおよび列を作成します。
メモ 既存のフィールドにペーストする場合、Bento では、可能な限り多数
の値をペーストします。ペーストするデータがフィールドタイプと一致し
ない場合、Bento によりそのデータを拒否するか、フィールドタイプをテキ
ストに変更する選択肢が与えられます。
新規列にデータをペーストするには :
1
データの最後の列の後の空の列のセルをクリックします。
2
[ 編集 ] > [ ペースト ] を選択します。
Bento では、必要に応じて、新規テキストフィールドと追加レコードを作成
します。
表形式でレコードを複製する
同じまたは同様のデータを持つレコードを既存のレコードとしてすばやく追加
するには :
1
80
ライブラリまたはコレクションを選択します。
第 6 章 表形式を使用する
2
1 つ以上のレコードを選択し、[ レコード ] > [ レコードの複製 ] を選択
します。
コレクションのレコードを複製する場合、レコードは、親ライブラリに作
成されてコレクション内に表示されます。
表形式でレコードを削除する
ライブラリから選択したレコードを完全に削除するには :
1
ライブラリを選択します。
2
レコードを選択し、[ レコード ] > [ 選択したレコードを削除 ...] を選択す
るか、またはコマンドキーを押しながら Delete キーを押します。
ダイアログで [ 削除 ] をクリックします。
コレクションから選択したレコードを完全に削除するには :
1
コレクションを選択します。
2
レコードを選択し、[ レコード ] > [ 選択したレコードを取り除く ...] を選
択するか、またはコマンドキーを押しながら Delete キーを押します。
ダイアログで [ 削除 ] をクリックすると、レコードが、ライブラリおよびコレ
クションの両方から完全に取り除かれます。[ コレクションから取り除く ] を
クリックすると、レコードは、コレクションから取り除かれるだけで、ライ
ブラリからは取り除かれません。
レコードをソートする
レコードをソートするには :
列ヘッダでポップアップメニューをクリックし、[ 昇順ソート ] または [ 降順
ソート ] を選択します。
2 つ以上のフィールドをソートする場合は、最初に最も重要でないフィールド
によりソートし、その後、より重要なフィールドによりソートします。たとえ
ば、姓または名でレコードをソートする場合は、最初に [ 名 ] フィールドでソー
トし、次に [ 姓 ] フィールドでソートします。
第 6 章 表形式を使用する
81
表形式のフィールドおよび列を使用して作業する
表形式のフィールドを作成する
表形式のフィールドを作成するには :
1
空白のライブラリについては、最初のフィールドがデフォルト名 [ 新規
フィールド ] を使用して自動的に作成されます。
2
列ヘッダをダブルクリックし、フィールドの新規 名を入力して Return
キーを押します。
3
フィールドにデータを入力します。
Bento では、デフォルトでテキストフィールドを作成します。フィールドを
別のタイプに変更できます。83 ページの「フィールドタイプを変更する」
を参照してください。
4
Tab キーを押して別のフィールドを作成し、ここに同じレコードを連続
して入力できます。
5
手順 2 ∼ 4 を繰り返し、フィールドを必要な数だけ作成します。
表形式のフィールドを追加する
列の前後にフィールドを追加するには :
1
列ヘッダの右端の
をクリックします。
2
[ 前にフィールドを追加 ] または [ 後にフィールドを追加 ] を選択します。
デフォルト名 [ フィールド ] を使用して現在の列の前または後ろに新規列が
追加されます。
3
フィールドの新規名を入力します。
表形式のメディアフィールドを使用して作業する
表形式では、他のフィールドタイプと同じ方法で、メディアフィールドを作成、
表示、および編集できます。
選択したメディアフィールド
を表示するには、スペース
バーを押します。
82
第 6 章 表形式を使用する
フィールドのオプションを変更する
フィールドオプションを変更するには :
1
列ヘッダの右端の
をクリックします。
2
[ フィールドの編集 ...] を選択します。
3
フィールド名またはオプションの設定を変更します。
フィールドを複製する
フィールドを複製するには :
1
列ヘッダの右端の
をクリックします。
2
[ フィールドの複製 ] を選択します。
フィールドタイプを変更する
一部のフィールドのタイプを別のタイプに変更できます。詳細については、104
ページの「既存のフィールドのタイプを変更する」を参照してください。
フィールドタイプを変更するには :
1
列ヘッダの右端の
をクリックします。
2
[ 変更先 ] を選択し、リストからフィールドタイプを選択します。
列を表示または隠す
列を隠すには :
1
列ヘッダの右端の
をクリックします。
2
[ フィールドを隠す ] を選択します。
フィールドパネルを使用して列を表示または隠すには :
フィールドパネルでフィールドのチェックボックスを選択し、表形式でフィー
ルドを表示します。チェックボックスを選択解除すると、表形式のフィールド
が非表示になります。複数のフィールドを一度に選択するには、1 つのフィー
ルドを選択し、Shift キーを押したまま別のフィールドをクリックすると、その
間にあるフィールドがすべて選択されます。すばやく選択解除するには、ス
ペースバーを押します。
表形式のフィールドを非表示にしても、フィールドおよびそのデータがライブ
ラリやコレクションから削除されるわけではありません。
第 6 章 表形式を使用する
83
チェックボッ
クスを選択し
てフィールド
を表示します。
ヒント より多くのデータを表示するには、ライブラリおよびフィールドパ
ネルを隠します。[ 表示 ] > [ ライブラリとフィールドパネルを隠す ] を選択
します。
表形式のフィールドを削除する
表形式のフィールドを削除するには :
1
列ヘッダの右端の
をクリックします。
2
[ フィールドを削除 ] を選択します。
3
ダイアログで [ 削除 ] をクリックします。
フィールドおよびそのデータがライブラリから完全に取り除かれます。
列を並べ替える
列を並べ替えるには :
列ヘッダを左右にドラッグし、新しい場所に配置します。
ヘッダをドラッグ
し、列を並べ替え
ます。
84
第 6 章 表形式を使用する
列のサイズを変更する
列のサイズを変更するには :
1
列ヘッダの端をドラッグして幅を調節します。
ヘッダの端をドラッ
グして列のサイズを
変更します。
フィールドを自動的に入力する
Bento では、1 つ以上の行の内容を使用して、選択したフィールドよりも下にあ
るレコードを自動的に追加または置き換えます。
フィールドに自動入力するには :
1
1 つ以上のレコードで 1 つ以上のフィールドを選択します。
2
フィルハンドルをドラッグし、フィールドの値をドラッグ指定先まで
下方向にコピーします。
フィルハンドル
列データを集計する
集計行を使用すると、列のデータに関する基本的な演算や結果の表示が簡単に
できます。集計行は、表形式の下部と、関連データフィールドの下部に配置さ
れています。
集計行を表示または隠すには、[ 表示 ] > [ 集計行を表示 ] または [ 集計行を隠す ]
を選択します。
フィールドタイプに応じて、次の集計関数が使用できます。
名前
目的
合計
選択したフィールドの値の合計を計算する
カウント
選択したフィールドでエントリを持つ項目数をレポートする
平均値
選択したフィールドの値の平均値をレポートする
最小値
選択したフィールドの値の最小値をレポートする
最大値
選択したフィールドの値の最大値をレポートする
第 6 章 表形式を使用する
85
任意のタイプのフィールドでカウント関数を使用できます。次のタイプの
フィールドで、合計、平均値、最小値、および最大値関数を使用できます : 数
字、通貨、継続時間、レート、自動カウンタ、および計算 ( 結果が数字、通貨、
または継続時間の場合 )。また、日付および時刻フィールドには、最小値および
最大値関数を使用できます。
列の集計を計算するには :
選択した列の集計行をクリックし、ポップアップメニューから関数を選択しま
す。関数名と結果が集計行に表示されます。
集計行で [ 合計 ] を選択し、
予算列にリストされている金
額の合計を計算します。
検索または詳細検索を実行する場合は、検出されたレコードに基づいて集計が
再計算されます。
86
第 6 章 表形式を使用する
グリッド形式を使用する
7
Bento では、使いやすいグリッドレイアウトで、メディ
アフィールド ( 写真、音楽、およびムービー ) とフォー
ムを使用できます。
この章では、グリッド形式でのライブラリのメディアフィールドとフォームサ
ムネールの使用、グリッド形式とフォーム形式でのレコードの同時表示、グ
リッド項目のフィルタリンク、グリッド項目のラべルの設定およひ変更、グ
リッド項目の表示サイズの変更、およひグリッド形式でライブラリフォルダを
使用する方法について説明します。
グリッド形式について
グリッド形式では、ライブラリまたはコレクションの各レコードのメディア
フィールドが、行のサムネールとして表示されます。各サムネールがグリッド
項目です。ライブラリまたはコレクションにメディアフィールドが含まれてい
ない場合、Bento ではフォームのサムネールが表示されます。
グリッド項目の上でカーソルを前後に移動させると、グリッド項目内のすべて
のメディアフィールドが順番にすばやく表示されます。
87
グリッド形式に表示されたメディ
アフィールド
グリッド形式に表示されたフォームサ
ムネール
グリッド形式に移動するには、[ 表示 ] > [ グリッド形式 ] を選択するか、
リックします。
をク
グリッドとフォームを同時に表示する
選択したレコードをフォーム形式とグリッド形式で同時に表示できます。
グリッド形式を使用している場合は、レコードを選択し、[ 表示 ] > [ 分割形式 ]
を選択するか、
をクリックします。
フォーム形式を使用している場合は、レコードを選択し、[ 表示 ] > [ 分割形式 ]
を選択するか、
をクリックします。
グリッド項目を表示する
グリッド項目を表示するには :
写真、音楽、ムービー、およびドキュメントを表示するには、
します。
サムネールを表示するには、
88
第 7 章 グリッド形式を使用する
をクリックします。
をクリック
グリッド形式のオプションを設定する
グリッド項目のラベルを設定するには :
1
2
をクリックします。
グリッド項目の下に表示されるラベルに使用するフィールドを選択し
ます。
フィールドは、1 行に 2 つまで指定できます。
メモ ラベルを表示しない場合は、[ タイトル ] ポップアップメニューをク
リックし、両方のフィールドのダッシュ記号を選択します。[ サブタイト
ル ] ポップアップメニューをクリックし、両方のフィールドのダッシュ記号
を選択します。
グリッド項目にデフォルトのメディアフィールドを設定するには :
1
2
をクリックします。
[ グリッド設定 ] ウインドウの画像をクリックして、メディアフィール
ドを選択します。
グリッド項目の表示サイズを変更する
グリッド項目の表示サイズを変更するには :
拡大 / 縮小スライダをドラッグします。
グリッド形式でライブラリフォルダを使用する
ライブラリフォルダを選択すると、フォルダに含まれるすべてのライブラリが
グリッド形式で、各ライブラリのレコード数およびフォーム数に関する情報と
ともに表示されます。
ライブラリの上でカーソルを前後に移動させると、ライブラリに含まれるすべ
てのフォームが順番にすばやく表示されます。
第 7 章 グリッド形式を使用する
89
ライブラリ
フォルダ
特定のフォームに移動するには :
1
希望するフォームが表示されるまで、カーソルをグリッド項目の上で
移動させます。
2
コントロールを押しながらクリックして、ポップアップメニューから
[ フォームに移動 ] を選択します。
グリッド項目にデフォルトのフォームが表示されるように設定するには :
90
1
希望するフォームが表示されるまで、カーソルをグリッド項目の上で
移動させます。
2
コントロールを押しながらクリックして、ポップアップメニューから
[ デフォルトのグリッドフォームの設定 ] を選択します。
第 7 章 グリッド形式を使用する
フィールドを使用する
8
Bento は、日常的に使用する情報などを格納するための
さまざまなフィールドタイプを提供します。
Bento では、名前、アドレス、日付、時間、価格、画像、ムービー、曲、およ
びファイルのリストなどをトラッキングするためのフィールドを、さまざまな
フィールドタイプから選択することが可能です。
この章では、フィールドタイプの目的、フィールドの作成と変更方法、フィー
ルドパネルの使用方法、および Bento が提供するさまざまなフィールドタイプ
の操作について説明します。
フィールドについて
各ライブラリ ( 空白のライブラリ以外 ) には、フィールドのセットが含まれてい
ます。各フィールドには、特定の種類のデータを格納できます。次のページの
レコードには、複数のフィールドがあります。たとえば、プロジェクト名
フィールドには、テキストが含まれます。
フィールドを作成すると、同じライブラリまたはコレクション内の複数の
フォームおよびテーブルで使用できます。データをライブラリまたはコレク
ション間でリンクする場合は、関連データフィールドを使用できます。
アドレス、メール、IM アカウント、電話番号、および URL フィールドでは、
メールメッセージの送信住所に対する道順の取得、または電話番号を大きな字
で表示するなどのタスクを実行できます。
91
フォーム形式
表形式
フィールド
テキストフィールド
日付フィールド
選択フィールド
通貨フィールド
関連データフィールド
電話番号を大きな字
で表示する
フィールドタイプ
Bento で作成できるフィールドのタイプを次に説明します :
92
フィールドタイプ
目的
テキスト
入力されたすべての値を格納します。*
数字
数値データをオプションの形式で格納します。**
選択
リストから項目を選択するための、ポップアップメニューを作成し
ます。
チェックボックス
オン / オフタイプの選択肢を提供します。
メディア
画像、ムービーおよびサウンドファイルを格納および使用します。
簡易リスト
テキストデータをリスト形式で格納します。
ファイルリスト
コンピュータ上の他のファイルまたはフォルダへのエイリアスのサ
ムネールを格納および表示します。
メッセージリスト
Mac OS X Mail アプリケーションからメール、メモ、および RSS 記事を
表示します。
関連データ
現在のレコードに関連する、他のライブラリまたはコレクションの 1
つ以上のレコードを格納します。
時刻
時刻 ( 時間、分、および秒、AM または PM) を選択および格納します。
日付
日付と時刻の値を選択および格納します。デフォルトでは日付が表
示されますが、時刻の値を表示することもできます。
第 8 章 フィールドを使用する
フィールドタイプ
目的
継続時間
週、日、時間、分、および秒で時間を格納します。
計算
指定した計算の結果を表示します。サポートされる演算子は、加算、
減算、乗算、除算、および連結 (2 つ以上の語または文を結合します )
です。
通貨
金額を格納し、選択した通貨形式で表示します。
自動カウンタ
各新規レコードに、より大きな番号を割り当てます。
レート
フィールド内で印をクリックすることにより、項目のレート値を設
定します。
暗号化
要注意または機密データを保護し、表示から隠します ( データは中黒
文字として表示されます )。暗号化データは、Bento データベースに
格納されます。
アドレス
単一のアドレスすべてのコンポーネントを格納します。
電話番号
市外局番を含む、電話番号を格納します。
メールアドレス
メールアドレスを格納します。
URL
Web サイト、FTP サイト、および AFP サイトのアドレスを格納しま
す。***
IM アカウント
IM アカウントとサービス名を格納します。
メモ :
* テキストフィールドの最大容量は、約 2 GB です。
** サポートされる最大の数字は 263 です。
*** URL フィールドは、日本語文字を含む URL 値をサポートしていま
せん。
データの読み込みが可能なフィールドタイプのリストについては、125 ページ
の「読み込みでサポートされるフィールドタイプ」を参照してください。
リストフィールド
アドレス、電話番号、メールアドレス、URL、および IM アカウントフィールド
を作成する際には、関連する Bento リストフィールドが によって作成され、1
件のレコードに複数のアドレス、電話番号などを表示することができます。こ
れらの単一のフィールドタイプにデータを入力すると、Bento により関連する
リストフィールドに同じデータが表示されます。
たとえば、「自宅電話」と名前をつけた電話番号フィールドに自宅電話を表示す
るフォームを作成したとします。会社の電話番号と携帯電話番号を 2 つの別の
電話番号フィールドに追加します。Bento によりリストフィールドが作成され、
3 つすべての電話番号がそのリストフィールドに表示されますが、会社の電話
番号と携帯電話番号は自分で作成した「自宅電話」フィールドには追加されま
せん。
第 8 章 フィールドを使用する
93
フォーム 1
単一の電話
番号フィー
ルド
フォーム 2
Bento によって作成された電話番号リス
トフィールド
フォーム 1 では、単一の電話番号フィー
ルドにデータを入力します。
フォーム 2 では、単一の電話番号フィー
ルドに入力したデータが、BentoBento に
よって電話番号リストフィールドに表示
されます。
標準フィールド ( たとえば上記の「自宅電話」など ) に格納された値は読み込
み、および書き出しが可能ですが、リストフィールドに格納された値を読み込
み、および書き出しすることはできません。フォーム形式のリストフィールド
に格納されている値を表示できますが、表形式では表示されません。
フィールドを作成する
次の手順に従い、フィールドのすべてのタイプを作成します。ただし、計算、
ファイルリスト、メッセージリスト、および関連データフィールドは作成でき
ません。これらのフィールドタイプの詳細については、95 ページの「計算
フィールドを作成する」、96 ページの「ファイルリストフィールドを作成す
る」、97 ページの「メッセージリストフィールドを作成する」、および、98 ペー
ジの「関連データフィールドを作成する」を参照してください。
フィールドを作成するには :
1
[ 挿入 ] > [ 新規フィールド ...] を選択するか、Control + N を押します。
2
フィールドタイプを選択します。
3
フィールドに名前を付けます。
名前は、ライブラリ内で他と異なっている必要があります。
94
4
必要に応じ、フィールドのオプションを設定します。
5
[ 作成して続行 ] をクリックするか、またはコマンドキーおよび Return
キーを同時に押します。
6
手順 2 から 5 を繰り返し、追加フィールドを作成します。
第 8 章 フィールドを使用する
7
[ 閉じる ] をクリックします。
フィールドが、フィールドパネルに追加されます。
8
フィールドパネルを使用してフィールドを追加または表示します。
目的
フィールドパネルで実行する操作
フィールドをフォーム形式または分割形式の
フォームに追加する
フィールドを表形式または分割形式の列として表
示する
をフォームにドラッグする
フィールドのチェックボックスを選択する
メモ 表形式では、関連データフィールドや、アドレス、メールアドレス、ファ
イルリスト、メッセージリスト、および簡易リストなどのタイプのリスト
フィールドは表示されません。
フィールドを作成した後は、データを入力できます。
計算フィールドを作成する
計算フィールドを作成するには :
1
[ 挿入 ] > [ 新規フィールド ...] を選択します。
2
[ 計算 ] を選択します。
3
[ 続行 ...] をクリックします。
4
フィールドに名前を付けます。
5
計算式を作成します。
追加する内容
行なう手順
フィールドに参照を追加
[ 使用可能なフィールド ] リストで、フィールド名をダブル
クリックします。
数学演算子またはテキスト演算子
演算子ボタンをクリックするか、または計算式に演算子を
入力します。
現在の日付
[Today] をクリックし、現在の日付を挿入します。
現在の時刻
[Now] をクリックし、現在の時刻を挿入します。
フォーマット済みの値
[ 値 ...] をクリックし、リストから値を選択します。フォー
マット済みの値を、希望する値に置き換えます。
6
適切なデータタイプを選択し、その他のオプションを設定します。
第 8 章 フィールドを使用する
95
演算子ボタン
計算式
現在のレコードの計
算フィールドに表示
される内容です。
7
[ 作成 ] をクリックします。
新規フィールドが、フィールドパネルに追加されます。
ヒント 計算の作成に不慣れな場合は、[ 例を表示 ] をクリックし、計算例を参
照して試してください。
ファイルリストフィールドを作成する
ファイルリストフィールドを使用し、コンピュータ内のファイル、またはフォ
ルダのエイリアスのリストを格納します。各エイリアスには、ハードドライブ
内の特定の場所にある特定のファイル、またはフォルダへのパスが含まれます。
ファイルリストフィールドに格納されているファイル、またはアプリケーショ
ンをすばやく開くことができます。たとえば、内定者の履歴書 PDF ファイルを、
レコードに格納することができます。PDF アイコンをダブルクリックすると、
システムのデフォルト値により、ドキュメントがプレビューまたは Adobe
Reader で開きます。
エイリアスによって参照されているファイルまたはフォルダを移動した場合、
またはそれらの名称を変更した場合は、エイリアスは途切れます。ファイルま
たはフォルダを開きたい場合は、それらを選択し直すか、リストからエイリア
スを取り除いてください。
96
第 8 章 フィールドを使用する
ファイルリストフィールドを作成し、ファイルを追加するには :
1
[ 挿入 ] > [ 新規フィールド ...] を選択します。
2
[ ファイルリスト ] を選択します。
3
フィールドに名前を付けます。
4
[ 作成 ] をクリックします。
新規フィールドが、フィールドパネルに追加されます。
5
フォーム形式で、フィールドをフォームにドラッグします。
69 ページの「フィールドをフォームに追加する」を参照してください。
ヒント フォーム形式にはファイルリストフィールドが表示されますが、表
形式には表示されません。[ 表示 ] > [ 分割形式 ] を選択すると、表形式での
作業中にフォーム形式でファイルリストフィールドも表示できます。
6
ファイルリストフィールドの表の左下隅にある
または [ 挿入 ] > [ ファイル ...] を選択します。
をクリックするか、
7
[ 開く ] ダイアログで、ファイルリストフィールドに加えたいファイル
を選び、[ 選択 ] をクリックします。
また、Finder からファイルリストフィールドに、ファイルをドラッグする
こともできます。
8
をクリックして [ 開く ] を選択するか、またはファイルリスト
フィールドのエイリアスをダブルクリックし、ファイルを開きます。
クイックルックでファイルリストフィールドに格納されたファイルをプレ
ビューできます。107 ページの「クイックルックでファイルをプレビューす
る」を参照してください。
メッセージリストフィールドを作成する
メッセージリストフィールドを使用して、特定のレコードに関連する Mac OS X
Mail メッセージ、メモ、および RSS 記事にエイリアスを格納します。たとえば、
プロジェクトまたはイベントにリンクされている通信のログを格納できます。
メモ メッセージリストフィールドにはメッセージへのエイリアスが格納されて
いるため、Mac OS X Mail からメッセージを削除すると、メッセージリスト
フィールドからエイリアスも削除されます。
第 8 章 フィールドを使用する
97
メッセージリストフィールドを作成するには :
1
[ 挿入 ] > [ 新規フィールド ...] を選択します。
2
[ メッセージリスト ] を選択します。
3
フィールドに名前を付けます。
4
[ 作成 ] をクリックします。
新規フィールドが、フィールドパネルに追加されます。
5
フォーム形式で、フィールドをフォームにドラッグします。
69 ページの「フィールドをフォームに追加する」を参照してください。
メモ フォーム形式にはメッセージリストフィールドが表示されますが、表
形式には表示されません。
6
Mac OS X Mail 項目 ( メッセージ、メモ、および RSS 記事 ) をフィールド
に追加します。
105 ページの「Mac OS X Mail 項目をメッセージリストフィールドに追加す
る」を参照してください。
関連データフィールドを作成する
関連データフィールドを使用し、表示されているレコードに関連するライブラ
リまたはコレクションからの 1 つ以上のレコードを表示します。
たとえば、祝日のパーティーの計画を管理するためにプロジェクトライブラリ
を使用し、フォーム上にベンダーのリストを表示させたい場合は、関連データ
フィールドを作成すると、さまざまな種類のパーティ機材の準備のために雇用
したベンダーを表示できます。これらのレコードは、アドレスブックライブラ
リの下にあるベンダーコレクションから取得されます。関連データフィールド
に新規レコードを追加すると、レコードはそこに表示されますが、ベンダーコ
レクションおよびアドレスブックアプリケーションに格納されます。
98
第 8 章 フィールドを使用する
1. ベンダーコレク
ションをプロジェ
クトフォームの上
にドラッグします。
2. Bento により、フォーム上に関
連データフィールドが作成され
ます。
3. 選択したベンダーを関連データフィールドに追加
します。
上記の図のようにライブラリまたはコレクションをフォームにドラッグするか、
下記の説明のようにメニューコマンドを使用することで、関連データフィール
ドを作成できます。
フォーム形式には関連データフィールドが表示されますが、表形式には表示さ
れません。
グリッドでフィールドを表示すると、メディアフィールドの内容は関連データ
フィールドにサムネールとして表示されます。
第 8 章 フィールドを使用する
99
関連データフィールドを作成するには :
1
関連レコードのリストを追加したいライブラリまたはコレクションを
選択します。
2
[ 挿入 ] > [ 新規フィールド ...] を選択します。
3
[ 関連データ ] を選択します。
4
フィールドに名前を付けます。
5
リストからデータソースを選択します。
データソースは、ライブラリ、コレクション、またはスマートコレクショ
ンです。ライブラリを選択する場合は、ライブラリのすべてのレコードを
関連データフィールドに追加できます。コレクションを選択する場合は、
そのコレクションからのレコードのみ、関連データフィールドに追加でき
ます。
6
[ 作成 ] をクリックします。
新規フィールドが、フィールドパネルの関連データセクションに追加され
ます。
7
希望するフォームに、フィールドをドラッグします。
メモセクションを表示または隠す
には、ここにドラッグします。
関連データ
フィールド
集計行を表示 / 隠します。
ソースライブラリまた
はコレクションの選択
したレコードに移動し
ます。
100
関連レコードを
グリッドで表示
します。
第 8 章 フィールドを使用する
フィールドパネルに表示されるフィー
ルドを切り替えます ( データソースま
たはライブラリ )。
8
をクリックして、手順 5 で指定したデータソースから、レコードを
表示します。
をクリックしてレコードを追加します。データソースがスマートコレク
ションの場合は、スマートコレクションにレコードを追加できないため、
は無効になります。
9
追加したいレコードを選択し、関連データフィールドにドラッグする
か [ リストに追加 ] をクリックします。
10 Esc を押し、ライブラリまたはコレクションウインドウを閉じます。
• 関連データフィールドからレコードを削除するには、
をクリッ
クします。こうすると、関連データフィールドのみからレコードが
削除されます。レコードは関連データフィールドの元になるデータ
ソース ( ライブラリまたはコレクション ) に残っています。
• 関連データフィールドの元になるライブラリまたはコレクションを
削除すると、関連データフィールドも削除されます。
• 関連データフィールドに表示されるレコードがデータソースで削除
されると、レコードはそのレコードが表示されるその他の関連デー
タフィールドからも削除されます。
アドレスブック、iCal、または iPhoto ライブラリをデータソースとして使用
する
アドレスブックライブラリ、またはアドレスブックコレクションからのレコー
ドを表示する関連データフィールドを作成できます。アドレスブックレコード
を関連データフィールドに追加してレコードの変更を行うと、アドレスブック
アプリケーションのデータが更新されます。
アドレスブックアプリケーションから連絡先レコードを削除すると、Bento で
そのレコードが表示される関連データフィールドから削除されます。
第 8 章 フィールドを使用する
101
iCal イベントおよび iCal タスクライブラリからのレコードを表示する Bento 関連
データフィールドを作成できます。関連データフィールドで、iCal イベントま
たは iCal タスクレコードを変更すると、iCal アプリケーションのデータが更新
されます。
iCal アプリケーションからイベントまたはタスクレコードを削除すると、その
イベントまたはタスクレコードは、Bento で表示される関連データフィールド
から削除されます。
Bento iPhoto ライブラリまたは iPhoto コレクションからレコードを表示する関
連データフィールドを作成できます。
iPhoto アプリケーションからレコードを削除すると、そのレコードは Bento で
表示される関連データフィールドから削除されます。
関連レコードに移動する
関連データフィールドに格納されている特定のレコードの詳細を表示し、異な
る関連データフィールドに格納されているレコード間で迅速に移動できます。
関連レコード間で移動するには :
1
レコードをクリックします。
2
をクリックしてライブラリまたはコレクションのレコードに移動し、
レコードの詳細を表示します。
移動先のレコードを編集できます。
3
異なる関連データフィールドのレコード間で移動するときに、ナビ
ゲーションバーの
をクリックすると、前に表示した関連レコードに
迅速に戻ることができます。
ただし、ライブラリパネルで項目を選択すると、Bento では、表示した関連
レコードのトラックを保持するのを停止し、 が消えます。
フィールドパネルを使用する
フィールドパネルには、選択したライブラリまたはコレクションで使用するこ
とのできるフィールドのリストがアルファベット順で表示されます。フィール
ドパネルを使用し、現在のフォームに追加するフィールド ( フォーム形式の場
合 )、または列として表示するフィールド ( 表形式の場合 ) を選択します。分割
形式では、現在のフォームに追加できる、または表形式に表示できるフィール
ドがフィールドパネルに示されます。
102
第 8 章 フィールドを使用する
表形式内
フォーム形式内
表形式にフィー
ルドが表示され
ていません。
表形式にフィー
ルドが表示され
ています。
表形式には表示
できないため、
リストフィール
ドにはチェック
ボックスがあり
ません。
フィールドは、ま
だ現在のフォーム
に追加されていま
せん。
アドレスサブ
フィールドは、
フォームに個別に
追加することはで
きません。
フィールドは、現
在のフォームに追
加されています。
フィールドパネルでは、次の操作を実行できます :
•
•
をクリックしてフィールドを作成します。
を使用してフィールドをフォームにドラッグします。
• フィールドのチェックボックスを選択し、表形式にフィールドを表示
します。
• フィールド名をダブルクリックし、名前と設定を編集します。いくつ
かのフィールドは ロック
されています。アドレスブック、iCal、ま
たは iPhoto で共有されているか、または Bento によってロックされてい
るため、これらの名前または設定を編集することはできません。
•
をクリックし、[ 複製 ] を選択してフィールドを複製します。
第 8 章 フィールドを使用する
103
•
をクリックし、フィールドとそのデータを削除します。フィールド
を削除すると、ライブラリ、およびコレクションと、そのフィールド
を使用する関連データフィールドから削除されます。アドレスブック、
iCal、または iPhoto、ロックされたフィールド、アドレスのサブフィー
ルド ( 国、市区町村、番地フィールドなど ) からデータを表示するため
に使用されているフィールドと、[ 作成日 ] フィールドおよび [ 修正日 ]
フィールドは削除することができません。
メモ 表形式のフィールドパネルでは、関連データフィールド、またはリス
トフィールドタイプ ( アドレス、メールアドレス、電話番号、IM アカウン
ト、URL、ファイルリスト、メッセージリスト、および簡易リスト ) は表形
式では表示されないため、それらの横にチェックボックスはありません。
既存のフィールドのタイプを変更する
一部のフィールドのタイプを別のタイプに変更できます。
変換先 :
変換元 :
テキスト
チェック
ボックス
数字
選択
•
•
•
•
•
テキスト
数字
•
選択
•
•
チェック
ボックス
•
•
時刻
•
•
日付
•
•
継続時間
•
•
通貨
•
•
•
レート
•
•
•
時刻
日付
•
•
•
•
•
継続時間
•
•
通貨
レート
電話
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
既存のフィールドのタイプを別のタイプに変更するには :
1
表形式の列名を選択します。
2
をクリックします。
3
104
[ 変更先 ] を選択し、リストからフィールドタイプを選択します。
第 8 章 フィールドを使用する
他のリ
スト
フィー
ルド
•
•
リストフィールドで作業する
リストフィールドの各タイプ ( アドレス、電話番号、メールアドレス、URL、お
よび IM アカウント ) には、ポップアップメニューが用意されています。これを
使用して、選択した電話番号を大きな字で表示する、選択した住所へまたは選
択した住所からの道順を取得する、選択した住所の地図を表示するなどのアク
ションを迅速に実行できます。
メールを送信する
フォーム形式と表形式で、家族や友人、同僚にメールをすばやく送信すること
ができます。
フォーム形式でメールを送信するには :
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
メールアドレスフィールドの横の
をクリックします。
アイコンが表示されている場合は、メールアドレスが無効です。
3
デフォルトのメールアプリケーションにより、メールアドレスフィー
ルドの名前宛ての空のメールメッセージが開いて表示されます。
4
メッセージを作成し、送信します。
表形式でメールを送信するには :
1
1 つ以上のメールアドレスフィールドを選択します。
複数のメールアドレスフィールドをすばやく選択するには、フィールドを
ブロックで選択できます。
2
[ 編集 ] > [ 選択したアドレスにメールを送る ] を選択するか、Shift + コ
マンド + M を押します。
3
デフォルトのメールアプリケーションにより、選択したメールアドレ
スフィールドの名前宛ての空のメールメッセージが開いて表示されま
す。
4
メッセージを作成し、送信します。
Mac OS X Mail 項目をメッセージリストフィールドに追加する
メッセージリストフィールドでは、特定のレコードに関連する Mac OS X Mail
メッセージ、メモ、および RSS 記事にエイリアスを格納できます。メッセージ
リストフィールドの作成に関する手順については、97 ページの「メッセージリ
ストフィールドを作成する」を参照してください。
第 8 章 フィールドを使用する
105
Mac OS X Mail メッセージ、メモ、または RSS 記事をメッセージリストフィール
ドに追加するには :
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
メッセージリストフィールドの表の左下隅にある
アイコンをクリッ
クし、Mac OS X Mail アプリケーションを開きます。
3
Mac OS X Mail で、メッセージ、メモ、および RSS 記事を含むフォルダを
選択します。
4
メッセージリストフィールドへ項目を 1 つまたは複数ドラッグします。
ヒント
をクリックして、フィールドパネルのメッセージリストフィー
ルド用のフィールドを表示します。
Mac OS X Mail の項目を開くには、次の「ファイルリストフィールドおよび
メッセージリストフィールドに格納されたファイルで作業する」を参照し
てください。
ファイルリストフィールドおよびメッセージリストフィールドに
格納されたファイルで作業する
レコードを参照する際に、ファイルリストフィールドに格納されているファイ
ルまたはアプリケーションと、メッセージリストフィールドに格納されている
Mac OS X Mail の メッセージ、メモ、および RSS 記事を迅速に開くことができま
す。
ファイルリストフィールドまたはメッセージリストフィールドに格納されてい
るファイルを開くには :
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
ファイルリストフィールドまたはメッセージリストフィールドの項目
を 1 つまたは複数選択します。隣接しない項目を選択するには、コマン
ドキーを押しながらクリックします。
3
をクリックして、[ 開く ] ( ファイルリストの場合 ) を選択するか、
をクリックする ( メッセージリストの場合 )、または開きたい項目を
ダブルクリックします。
4
106
各項目に関連付けられているアプリケーションが起動し、項目の内容
が表示されます。
第 8 章 フィールドを使用する
たとえば、PDF ファイルと QuickTime ムービーファイルをダブルクリックす
ると、Mac OS X Preview と QuickTime Player アプリケーションが起動し、
PDF ファイルと QuickTime ムービーファイルが表示されます。メールメッ
セージ、メモ、または RSS 記事をダブルクリックすると、Mac OS X アプリ
ケーションが起動し、Mac OS X Mail 項目が表示されます。
ファイルリストフィールドに格納されたファイルを表示するには :
1
項目を表に表示するには、
をクリックします。
グリッド形式に切り替えるには、
2
項目の表示サイズを変更するには、
をクリックします。
をクリックします。
クイックルックでファイルをプレビューする
クイックルックを使用すると、ファイルリストフィールドやメッセージリスト
フィールドの項目の内容を、項目を開くことなく迅速に表示できます。
ファイルをプレビューするには :
1
ナビゲーションバーのフォームを選択するか、[ 表示 ] > [ フォーム ] >
[ フォームの名前 ] を選択します。
2
ファイルリストフィールドまたはメッセージリストフィールドの項目
を 1 つまたは複数選択します。
3
をクリックしてクイックルックのファイル名を選択するか、ス
ペースバーを押します。
表示される内容は、ファイルのタイプによって異なります。画像の場合は、
小さいバージョンが表示されます。テキストドキュメントの場合は、テキ
ストを読んだり、スクロールしてさらに多くを表示できます。複数の項目
を選択すると、クイックルックウインドウの下部の矢印キーまたはボタン
を使用して、ウィンドウ間で移動できます。
簡易リストフィールドで作業する
簡易リストフィールドを使用すると、フォームにドラッグし、そのレコードに
関連するデータを入力して追加できます。簡易リストフィールドには、テキス
トのみを含めることができます。
簡易リストフィールドの列と行は、表形式と同じように操作できます。82 ペー
ジの「表形式のフィールドおよび列を使用して作業する」を参照してください。
表形式またはスプレッドシートファイルから簡易リストフィールドにデータを
コピーおよびペーストできます。
フィールドパネルを使用して、簡易リストフィールドの列を表示または隠すこ
とができます。83 ページの「列を表示または隠す」を参照してください。
第 8 章 フィールドを使用する
107
簡易リストフィールドの列が表
示されたフィールドパネル
クリックするとフィールド
パネルの表示が切り替わり
ます。
ライブラリのフィールドを
表示するフィールドパネル
関連データフィールドで作業する
関連データフィールドには、データソースに関連していてデータソースにリン
クされていないレコードに関する情報を格納できます。この情報はメモと呼ば
れる関連データフィールドの別のセクションに格納されます。
たとえば、材料ライブラリにリンクされた関連データフィールドのあるレシピ
ライブラリには、材料関連データフィールドのメモセクションのレシピに、各
材料の必要量などの情報を格納できます。メモセクションの別のフィールドに、
材料の準備方法や購入した店の名前などの詳細を追加することもできます。メ
モフィールドの情報は、材料ライブラリには格納されません。
メモフィールド
材料ライブラリから
の関連レコード
クリックしてレコード
をグリッド形式で表示
します。
108
第 8 章 フィールドを使用する
メモセクションを表示するには :
カーソルを関連データフィールドの右端に置きます。カーソルの形が
に変
わったら、左にドラッグします。最初のメモフィールドが作成された状態で、
メモセクションが表示されます。
メモセクションに追加フィールドを作成するには :
新規列の列ヘッダをダブルクリックし、フィールドに新しい名前を入力して
Return キーを押します。
ノートセクションのフィールドを削除するには :
列ヘッダでポップアップメニューをクリックし、[ 列を削除 ] を選択します。
関連データフィールドのレコードをソートするには :
列ヘッダでポップアップメニューをクリックし、[ 昇順ソート ] または [ 降順
ソート ] を選択します。
グリッド形式に関連データレコードを表示するには :
をクリックするとレコードがグリッドで表示されます。
グリッド項目のラベルを設定するには :
1
をクリックします。
フィールドは、2 つまで指定できます。
2
[ タイトル ] ポップアップメニューをクリックして、フィールドを選択
します。
ラベルを表示しない場合は、両方のフィールドのダッシュ記号を選択しま
す。
メディアフィールドを使用して作業する
JPEG、QuickTime、MP3 ファイルなど、多くのタイプのサウンド、画像、および
ムービーファイルを、メディアフィールドに追加することができます。
iTunes Store から購入したサウンドファイルを追加する場合、サウンドファイル
を購入するために使用したアカウントのアカウント名とパスワードの入力が必
要になる場合があります。
メモ iTunes Store から購入したムービーファイルは追加できません。
第 8 章 フィールドを使用する
109
写真を撮影する
コンピュータに iSight カメラがあれば、写真を撮影してフォームで使用できま
す。
写真を撮影するには :
1
空のメディアフィールドをクリックします。
メディアフィールドの作成方法については、94 ページの「フィールドを作
成する」を参照してください。
2
をクリックします。
3
ウインドウ内で、
をクリックして、画像が表示されるのを待ちます。
4
オプション :
5
[ 設定 ] をクリックして画像をメディアフィールドに保存し、ロードし
ます。
をクリックして写真に加える特殊効果を選択します。
ヒント 写真をバックアップするには、書き出しを行ってください。詳細につい
ては、112 ページの「画像を書き出す」を参照してください。
メディアファイルを追加する
サウンド、画像、およびムービーファイルをメディアフィールドに追加できま
す。画像ファイルには、Web や iPhoto などの他のアプリケーションからの画像
が含まれます。
メディアファイルを追加するには :
1
メディアフィールドをクリックします。
2
メディアファイルを Finder、iPhoto、または iTunes からメディアフィー
ルドへドラッグするか、
をクリックしてファイルを選択します。
iTunes ファイルを除き、メディアファイルを追加すると、Bento では、
bento.bentodb ファイルにそれをコピーします。iTunes ファイルをメディア
フィールドに追加すると、Bento により、エイリアスがファイルに作成され
ます。
メディアファイルを Bento にコピーしない場合は、メディアフィールドへ
のメディアファイルのドラッグ開始後、Option キーを押したままにします。
矢印 がサムネールに表示されます。Bento では、ハードドライブ内の特
定の場所にある特定のファイルへのパスが含まれているエイリアスを作成
します。メディアファイルへのエイリアスを使用する場合で、元のメディ
アファイルを移動または名称変更した場合、そのファイルへのエイリアス
は途切れます。
3
110
[ 開く ] ダイアログで、追加する画像を選択し、[ 開く ] をクリックします。
第 8 章 フィールドを使用する
ムービーまたはサウンドファイルを再生する
Bento でムービーまたはサウンドファイルを再生する方法は、QuickTime Player
でムービーまたはサウンドファイルを再生する方法と似ています。
ムービーまたはサウンドファイルを再生するには :
1
メディアフィールドをクリックします。
2
ムービーまたはサウンドファイルを開始するには、再生バーで
リックします。
をク
スライダを上下にドラッグして音量を調節します。
3
ムービーまたはサウンドファイルの再生をポーズするには、 をクリッ
クします。ムービーまたはサウンドファイルの再生を再開するには、
をクリックします。
画像の位置調整をする
画像は、メディアフィールド内の、どの方向にも移動することができます。
画像を位置調整するには :
1
メディアフィールドをクリックします。
2
フィールド内の画像をドラッグします。
表示の外へ画像をドラッグした場合は、[ フレームに合わせる ] を選択して
画像を表示する状態に戻します。
画像の表示サイズを変更する
メディアフィールド内で画像の表示サイズを変更できます。
画像の表示サイズを変更するには :
1
メディアフィールドをクリックします。
2
拡大 / 縮小スライダをドラッグし、画像を拡大または縮小します。
3
[ フレームに合わせる ] を選択して画像のサイズをフィールドのサイズ
と同じにします。
第 8 章 フィールドを使用する
111
画像を書き出す
画像ファイルを、別の名前で、または別の場所に書き出す ( 保存する ) ことがで
きます。元のファイル形式で保存されます。
画像を書き出すには :
1
2
メディアフィールドをクリックします。
をクリックします。
3
[ 別名で保存 ] ダイアログで、画像ファイルを保存したいフォルダを選
択します。
4
名前を入力し、[ 保存 ] をクリックします。
メディアファイルを削除する
レコードからメディアファイルを削除すると、そのファイルはライブラリと、
そのライブラリ内のすべてのコレクションから完全に削除されます。
メディアフィールドの内容を削除するには :
1
メディアフィールドをクリックします。
2
Delete キーを押すか、[ 編集 ] > [ 消去 ] を選択します。
暗号化フィールドを使用する
暗号化フィールドに要注意データを保存できます。暗号化フィールドにデータ
を入力すると、Bento データベースにセキュリティ保護されて格納され、Bento
内でのみ読み取りできます。ロックされたフィールドの暗号化データは中黒文
字として表示されます。
暗号化フィールドにデータを入力しようとしても、データベースパスワードを
設定するまでは続行できません。データベースパスワードの設定の詳細につい
ては、112 ページの「Bento データベースにパスワードを設定する」を参照して
ください。
暗号化フィールドは、ロック解除されていれば検索できます。検索の詳細につ
いては、30 ページの「検索フィールドと詳細検索」を参照してください。
Bento データベースにパスワードを設定する
パスワードを設定してデータベースを保護できます。データベースパスワード
は、すべての暗号化フィールドも保護します。共有されているデータベースに
アクセスするためのパスワードを設定するには、41 ページの「共有されている
データベースにパスワードを設定する」を参照してください。
112
第 8 章 フィールドを使用する
データベースパスワードを設定するには :
1
[Bento] > [ 環境設定 ...] を選択します。
2
ウインドウの上部の [ セキュリティ ] をクリックします。
3
[ データベースパスワードを使用 ] を選択します。
4
[ データベースパスワード ] でパスワードを入力します。
5
[ 確認 ] でパスワードをもう一度入力します。
6
( オプション ) [ パスワードヒント ] にパスワードを思い出すのに役立つ
単語またはフレーズを入力します。
7
パスワードは安全な場所に保管してください。パスワードを忘れた場
合、再び確認することはできません。
8
[ パスワード設定 ] をクリックします。
9
ロックをクリックして以降の変更を防止します。
データベースパスワードを消去するには :
1
[Bento] > [ 環境設定 ...] を選択します。
2
ウインドウの上部の [ セキュリティ ] をクリックします。
3
ロックをクリックして変更します。
4
[ データベースパスワードを使用 ] の選択を解除します。
Bento をロックする
Bento をロックして、Bento ウインドウを隠し、データを保護できます。
Bento をロックするには :
1
[Bento] > [ 環境設定 ...] を選択します。
2
ウインドウの上部の [ セキュリティ ] をクリックします。
3
ロックをクリックして変更します。
4
[Bento の起動時にデータベースパスワードを要求する ] を選択します。
5
[Bento] > [Bento をロック ] を選択します。
Bento ウインドウが表示されなくなります。
第 8 章 フィールドを使用する
113
Bento ウインドウを再び表示するには :
1
データベースパスワードを入力します。
2
[ 送信 ] をクリックします。
暗号化フィールドのデータをロックおよびロック解除する
暗号化フィールドをロックすると、データを表示する前にまずフィールドの
ロックを解除する必要があるため、データを安全に保管するのに役立ちます。
暗号化フィールドをロックすると、ロック解除するまで内容を変更できなくな
ります。
すべての暗号化フィールドのデータをロックするには :
フォーム形式では暗号化フィールドを選択し、フィールドの横の
をクリッ
クします。次に、[ 暗号化フィールドをロック ] を選択します。表形式では暗号
化フィールドを選択し、列ヘッダでポップアップメニューをクリックしてから、
[ 暗号化フィールドをロック ] を選択します。
すべての暗号化フィールドの隣に
が表示され、すべての暗号化フィールドの
内容が中黒文字に置き換えられます。
メモ 暗号化フィールドがロックされている場合は、コピーおよびペーストでき
ません。
すべての暗号化フィールドのデータをロック解除するには :
1
フォーム形式では、暗号化フィールドを選択して、 をクリックしま
す。次に、[ 暗号化フィールドのロックを解除 ] を選択します。表形式
では、暗号化フィールドを選択し、列ヘッダのポップアップメニュー
をクリックしてから、[ 暗号化フィールドのロックを解除 ] を選択しま
す。
2
データベースパスワードを入力してから、[ 送信 ] をクリックします。
すべての暗号化フィールドの隣に
が表示されます。
暗号化フィールドのデータを表示または隠す
暗号化フィールドのデータを表示するには :
フォーム形式では、暗号化フィールドを選択して、 をクリックします。表形
式では、列ヘッダのポップアップメニューをクリックしてから、[ 暗号化フィー
ルド内容を表示 ] を選択します。
暗号化したデータが中黒文字に置き換えられます。
114
第 8 章 フィールドを使用する
暗号化フィールドのデータを隠すには :
フォーム形式では、暗号化フィールドを選択して、 をクリックします。表形
式では、列ヘッダのポップアップメニューをクリックしてから、[ 暗号化フィー
ルド内容を隠す ] を選択します。
暗号化したデータが中黒文字に置き換えられます。
メモ 暗号化フィールドが隠されている場合は、コピーおよびペーストできま
せん。
第 8 章 フィールドを使用する
115
116
第 8 章 フィールドを使用する
読み込み、書き出し、およびプ
リント
9
この章では、他の人が情報を表示したり共有できるよう
に、情報を読み込みおよび書き出しできる各種方法につ
いて説明します。また、情報をプリントして他の人と共
有できます。
情報の読み込みは、Bento の使用を開始するうえで優れた方法です。Bento で
は、コンマ区切り (CSV) ファイル、タブ区切り (TAB) ファイル、Numbers、
Excel、Excel 2008、およびライブラリテンプレートなどのさまざまなファイル形
式で情報の読み込みをサポートしています。たとえば、スプレッドシートから
作成、他のデータベースから書き出し、または銀行や証券会社の Web サイトか
らダウンロードした CSV ファイルを読み込むことができます。
情報を共有する必要がある場合は、Bento 情報を CSV、TAB、Numbers、Excel
2008、またはライブラリテンプレートファイルとして書き出すことができます。
ライブラリ ( 共有されているライブラリを含む ) またはコレクションからレコー
ドを書き出すことができます。また、検索または詳細検索からのレコードのグ
ループを書き出すことができます。他の Bento ユーザに渡したいフォームを含
むライブラリを作成する場合、ライブラリをライブラリテンプレートファイル
として書き出すことができます。
Bento では、フォーム形式、表形式、分割形式と、検索および詳細検索から情
報をプリントできます。
コンマ区切りファイルおよびタブ区切りファイルについ
て
コンマ区切りファイル (CSV) またはタブ区切りファイル (TAB) は、データの表を
表すファイルです。各列 / フィールド値は、CSV ではコンマまたはセミコロン
で、TAB ではタブ文字で区切られています。データファイルの各行では、1 つの
レコードが表示されます。通常、CSV ファイルの最初のデータ行は、表の列名
を表します。
117
メモ 一部の地域では、CSV ファイル内でコンマではない別の区切り文字を用い
ることがあります。デフォルトの区切り文字は、使用する地域の設定で定義さ
れます。
他のアプリケーションから CSV および TAB ファイルを書き出す
Bento に情報を読み込むときに最適な結果を得るには、次のガイドラインに従
います :
• 他のアプリケーションからデータを CSV または TAB ファイルとして書き
出します。
• 使用する Excel ワークシートに複数の表が含まれている場合は、各表を
独自のワークシートに入れ、列名が最初の行にあることを確認してく
ださい。
• CSV または TAB ファイルに列名を伴う行が含まれているかどうかに注意
してください。Bento では、情報を新規ライブラリに読み込むときに、
その行の値をフィールド名として使用できます。Bento では、これらの
フィールド名は、フォーム形式ではラベルとして、表形式では列名と
して表示されます。
• CSV または TAB ファイルのフィールドの順序をメモしてください。ファ
イルに列名を含む行が含まれていない場合は、メモを参照して、ファ
イルの読み込み時に手動でフィールドに名前を付けることができます。
• ClarisWorks および AppleWorks では、[ 別名で保存 ] ダイアログで [ASCII
Text] オプションを選択すると、タブ区切りファイルが作成されます。
Bento に読み込む予定の AppleWorks 6 ファイルを保存するときに、ファ
イル名に TAB 拡張子を必ず追加してください。たとえば、「MyData」と
いう名前の AppleWorks ファイルがある場合は、Bento でタブ区切り
ファイルとして認識されるように、「MyData.tab」として保存します。
CSV ファイルを修正する
CSV ファイルの読み込みに問題が発生した場合は、テキストエディタでそれを
開き、次の操作を行います。
• 埋め込み型のコンマを持つフィールド値の周りに二重引用符を付ける。
例 : " 支援者 10,000 人 "
• 先行または後続の空白を伴うフィールド値の周りに二重引用符を付ける。
• 埋め込み型の改行を含むフィールド値の周りに二重引用符を付ける。
118
第 9 章 読み込み、書き出し、およびプリント
• 二重引用符を含むフィールド値の周りに二重引用符を付ける。埋め込
み型の二重引用符を 1 組の連続型の二重引用符に変更する。
例 : “彼女は “
“必ず行きます””とメールで言っていました。“
コンマ区切り (CSV) ファイルの例
第 9 章 読み込み、書き出し、およびプリント
119
情報を Bento に読み込む
情報を Bento に読み込むときは、ライブラリを作成するか、既存のライブラリ
またはコレクションに情報を読み込みます。
読み込みによりライブラリを作成する
ファイルを読み込むときにライブラリを作成できます。
ファイルを選択します。
選択したファイルの
ファイル形式により、
ここに表示されるオプ
ションが異なります。
新規ライブラリの名前
を入力します。
ポップアップメニューを
クリックし、フィールド
タイプを設定します。
フィールドを作成しない
場合は、[ 作成しない ]
を選択します。
矢印を使用して列名を
持つ行に移動し、[ レ
コードの値を列名として
使用 ] を選択します。
120
第 9 章 読み込み、書き出し、およびプリント
読み込みによりライブラリを作成するには :
1
[ ファイル ] > [ 読み込む ] > [ ファイル ...] を選択します。
2
[ 選択 ...] をクリックし、読み込むファイルを .csv、.tab、.tsv、
.numbers、.xls、.xlsx のいずれかのファイル形式から 1 つ選択します。
• .csv、.tab、または .tsv ファイルの場合は、[ 形式を選択 ] セクション
で、[ コンマ区切り ]、[ セミコロン区切り ]、または [ タブ区切り ]
を選択します。
• Numbers ファイルの場合は、ポップアップメニューを使用してシー
トを選択し、表を選択します。
• Excel ファイルの場合は、ポップアップメニューを使用してワーク
シートを選択します。
3
[ ターゲットの選択 ] で [ 新規ライブラリ ] を選択し、ライブラリの固有
の名前を入力します。
4
フィールド名として使用する値を持つ行がファイル内に含まれている
かどうかを指定します。
• ファイルに列名を持つ行が含まれている場合は、矢印ボタンをク
リックしてその行に移動し、[ レコードの値を列名として使用 ] を
選択します。
Bento では、新規フィールド名としてこの行の値が使用されます。
• ファイルに列名を持つ行が含まれていない場合は、[ レコードの値
を列名として使用 ] チェックボックスを選択解除します。
Bento では、各新規フィールドにデフォルトの名前が割り当てられま
す。デフォルトのフィールド名を変更するには、フィールド名をダブ
ルクリックし、固有の名前を入力します。
5
Bento では、デフォルトでフィールドタイプが [ テキスト ] に設定され
ます。フィールドタイプを変更するには、ポップアップメニューをク
リックし、新規フィールドタイプを選択します。
• 読み込みを行わない列がある場合は、ポップアップメニューをク
リックし、[ 作成しない ] を選択します。“
• 読み込みでサポートされるフィールドタイプに関する情報について
は、125 ページの「読み込みでサポートされるフィールドタイプ」
を参照してください。
6
[ 読み込む ] をクリックします。
読み込みが終了したら、Bento にレコードが表示されます。これは表形式、
フォーム形式、分割形式、またはグリッド形式で表示できます。
第 9 章 読み込み、書き出し、およびプリント
121
既存のライブラリに読み込む
既存のライブラリに情報を読み込む場合は、ファイルをライブラリに読み込み
ます。Bento により、ライブラリに新規レコードが作成されます。
また、ファイルをコレクションに読み込むこともできます。コレクションを読
み込みターゲットとして選択すると、Bento により、そのコレクションを含む
ライブラリに新規レコードが作成され、新規レコードがコレクションに追加さ
れます。
ファイルを選択します。
選択したファイルのファ
イル形式により、ここに
表示されるオプションが
異なります。
ポップアップメニュー
をクリックしてフィー
ルド名を選択して、[ 読
み込まない ] に設定され
ているフィールドを手
動でマップします。
矢印を使用して列名を持つ
行に移動し、[ レコードの
値を列名として使用 ] を選
択します。
122
第 9 章 読み込み、書き出し、およびプリント
情報を既存のライブラリまたはコレクションに読み込むには :
1
[ ファイル ] > [ 読み込む ] > [ ファイル ...] を選択します。
2
[ 選択 ...] をクリックし、読み込むファイルを .csv、.tab、.tsv、
.numbers、.xls、.xlsx のいずれかのファイル形式から 1 つ選択します。
• .csv、.tab、または .tsv ファイルの場合は、[ 形式を選択 ] セクション
で、[ コンマ区切り ]、[ セミコロン区切り ]、または [ タブ区切り ]
を選択します。
• Numbers ファイルの場合は、ポップアップメニューを使用してシー
トを選択し、表を選択します。
• Excel ファイルの場合は、ポップアップメニューを使用してワーク
シートを選択します。
3
[ ターゲットの選択 ] で、情報の追加先となるライブラリまたはコレク
ションを選択します。
例では、ターゲットライブラリとして「アドレスブック」ライブラリが表
示されています。
4
ファイル内に、列名として使用する値を持つ行が含まれているかどう
かを指定します。
• ファイルに列名を持つ行が含まれている場合は、矢印ボタンをク
リックしてその行に移動し、[ レコードの値を列名として使用 ] を
選択します。
Bento では、ファイルの列名を読み込み、それらと、選択したライブラ
リまたはコレクションですでに定義されているフィールド名との適合
を試行します。Bento では、名前が完全に一致した場合に、列名と
フィールド名がマップされます。一致しない名前については、Bento に
よりフィールド名が [ 読み込まない ] に設定されるため、ユーザが手動
でフィールドを列にマップさせる必要があります。また、Bento が一致
させたレコードも手動でマップできます。
• ファイルに列名を持つ行が含まれていない場合は、[ レコードの値
を列名として使用 ] チェックボックスを選択解除します。
列名がないと、Bento では、レコード値を列名にマップさせる方法があ
りません。その場合は、Bento により列名が [ 読み込まない ] に設定さ
れるため、ユーザが手動でフィールドを列にマップさせる必要があり
ます。
5
新規フィールド名がファイルの列名に一致する場合は、Bento により列
のレコード値が新規フィールドにマップされます。それ以外の場合は、
列の値を新規フィールドに手動でマップできます。
第 9 章 読み込み、書き出し、およびプリント
123
[ 読み込まない ] に設定されているレコード値の場合は、ポップアップメ
ニューをクリックし、列名またはレコード値を選択して隣接するフィール
ド名に手動でマップします。
6
マッピングできるフィールドがない場合は、フィールドを作成できま
す。フィールドを作成するには、[ フィールドを追加 ...] をクリックしま
す。Bento により [ フィールドを作成 ] ダイアログボックスが表示され、
フィールドをライブラリに追加できるようになります。
7
( オプション ) 矢印ボタンをクリックしてレコード内を移動し、レコー
ド値がどのようにフィールド名にマップされているかを確認してくだ
さい。
8
[ 読み込む ] をクリックします。
読み込みが終了したら、Bento にレコードが表示されます。これは表形式、
フォーム形式、分割形式、またはグリッド形式で表示できます。
ライブラリテンプレートを読み込む
ライブラリテンプレートファイルには、書き出されたライブラリのすべての
フォーム、コレクション、スマートコレクション、表形式設定、および関連ラ
イブラリ ( 該当する場合 ) が含まれていますが、レコードは含まれていません。
ライブラリテン
プレートファイ
ルを選択します。
124
第 9 章 読み込み、書き出し、およびプリント
ライブラリテンプレートを読み込むには :
1
[ ファイル ] > [ 読み込む ] > [ テンプレート ...] を選択します。
2
ライブラリテンプレートファイルを選択します。
3
[ 開く ] をクリックします。
4
Bento では、ライブラリテンプレートファイルに含まれているライブラ
リ、コレクション、およびスマートコレクションをライブラリパネル
に追加します。ライブラリテンプレートファイルに複数のライブラリ
が含まれている場合は、デフォルトライブラリ ( アドレスブック、iCal
イベント、iCal タスク、および iPhoto) を除き、それらのすべてがライ
ブラリパネルに追加されます。
その他の情報の読み込み方法
Bento では、情報の読み込み方法として、[ ファイル ] > [ 読み込む ] メニュー項
目に加え、次のような方法を使用できます :
• [ ファイル ] > [ テンプレートからライブラリを新規作成 ...] を選択して
[ 新規ライブラリ ] ダイアログを開きます。[ データの読み込み ...] をク
リックします。
• データファイル ( テキスト、Numbers、Excel 形式 ) を Bento のライブラ
リパネルまでドラッグします。
• データファイル ( テキスト、Numbers、Excel 形式 ) を Bento のライブラ
リパネルの特定のライブラリまたはコレクションまでドラッグします。
• ライブラリテンプレートファイルまたはデータファイル ( テキスト、
Numbers、Excel 形式 ) を Bento アプリケーションアイコンにドラッグし
ます。
読み込みでサポートされるフィールドタイプ
次のフィールドタイプへ読み込むことができます : テキスト、選択、チェック
ボックス、数字、レート、暗号化 ( ロック解除されている場合 )、通貨、時刻、
日付、継続時間、アドレス、電話番号、メールアドレス、URL、および IM アカ
ウント。
第 9 章 読み込み、書き出し、およびプリント
125
フィールドタイプ
読み込み可能なデータ
テキスト
任意のテキスト
選択
アドレス
電話番号
IM アカウント
暗号化 ( ロック解除され
ている場合 )
メールアドレス
任意のテキストを使用できますが、有効なメールアドレスには @ 文
字が含まれている必要があります。
URL
任意のテキストを使用できますが、URL フィールドでは日本語文字
を含む URL の値はサポートされていません。
チェックボックス
選択は「1」、選択解除は「0」
選択は「True」
、選択解除は「False」
選択は「はい」、選択解除は「いいえ」
数字
数値データ
通貨
レート
時刻
0 ∼ 10 までの数
HH、HH:MM,、または HH:MM:SS での数値データ。オプションで
「AM」または「PM」を使用できます :
•
HH は、時間 (「AM」または「PM」を使用しない場合は 0 ∼ 24
の間、「AM」または「PM」を使用する場合は 0 ∼ 12 の間 )
•
MM は分 (0 ∼ 59)
•
SS は秒 (0 ∼ 59)
例 : 12:59:59 PM
日付
DD、MM/DD、または YYYY/MM/DD 形式の数値データ :
•
DD は日付 ( その月に有効な範囲で 1 ∼ 31)
•
MM は月 (1 ∼ 12 の間 )
•
YYYY は年 (1 ∼ 9999 の間 )
また、日付フィールドは、時刻フィールドの説明のとおり、「時刻」
の値を含めることができます。
メモ : これらの形式は、現在のシステム日付設定によって異なります。
126
第 9 章 読み込み、書き出し、およびプリント
フィールドタイプ
読み込み可能なデータ
継続時間
週、日、時間、分、および秒の継続時間を示すテキスト。テキスト
には、次の略語を使用できます :
•
w ( 週数 )
•
d ( 日数 )
•
h ( 時間数 )
•
m ( 分数 )
•
s ( 秒数 )
例 : 次に示すのは有効な継続時間テキストです :
•
8 日、5 時間
•
8d、5h
•
8d5h
次のフィールドタイプへは読み込むことができません : ファイルリスト、メ
ディア、自動カウンタ、計算、関連データ、メッセージリスト、簡易リスト、
または暗号化 ( ロックされている場合 )。
アドレス、電話番号、メール、URL、または IM アカウントフィールドに読み込
むと、関連するアドレスリスト、電話番号リスト、メールアドレスリスト、
URL リスト、または IM アカウントリストフィールドにデータが自動的に追加さ
れます。
フィールドタイプに関する追加情報については、91 ページの第 8 章「フィール
ドを使用する」を参照してください。
メモ [ 読み込む ] ダイアログの「レコードのいくつかの値を読み込めません」
というメッセージは、値を読み込むフィールドのタイプに対し、1 つ以上のレ
コード値が無効であることを意味しています。たとえば、数字フィールドや日
付フィールドにアルファベットテキストを読み込むことはできません。フィー
ルドタイプを変更してデータを一致させるか、読み込みを進めることができま
す。読み込みを開始する場合、無効な値は読み込まれません。別のオプション
として、ファイルの内容を変更するか、データをテキストフィールドに読み込
みます。テキストフィールドでは、すべての値を受け入れます。
情報を Bento から書き出す
Bento では、ライブラリ、コレクション、スマートコレクション、または検索
や詳細検索の結果からコンマ区切り (CSV)、タブ区切り (TAB)、Numbers、また
は Excel 2008 ファイルへ情報を書き出すことができます。
第 9 章 読み込み、書き出し、およびプリント
127
Bento では、ライブラリをライブラリテンプレートファイルに書き出すことが
できます。これは、個別のライブラリまたは指定したライブラリの構造を別の
Bento ユーザに渡す良い方法です。ライブラリテンプレートファイルには、書
き出されたライブラリのすべてのフォーム、コレクション、スマートコレク
ション、表形式設定、および関連ライブラリ ( 該当する場合 ) が含まれています
が、レコードは含まれていません。ライブラリテンプレートファイルを別の
Bento ユーザに渡すか、または後で読み込むことができます。
ライブラリ、コレクション、またはスマートコレクションから書
き出す
ライブラリまたはコレクションからレコードを書き出す場合、表形式のすべて
のフィールドから値を書き出すか、または現在表形式で表示されているフィー
ルドのみを書き出すかを選択できます。
ライブラリ、コレクション、またはスマートコレクションから書き出すには :
1
書き出しを行う情報を含むライブラリ、コレクション、またはスマー
トコレクションを選択します。
2
[ ファイル ] > [ 書き出す ...] を選択します。
3
[Numbers]、[Excel]、[ テキスト ]、または [ テンプレート ] をクリックし
ます。
Excel 2008 よりも以前のバージョンの Excel との互換性のあるファイルを書
き出すには、テキストファイルとして書き出します。
• Numbers、Excel、またはテキストの場合は、[ すべてのレコード ]
または [ 現在のレコードのみ ] を選択します。
• テンプレートの場合は、対象となる関連ライブラリを選択します
( 該当する場合 )。
別のライブラリ内に
含まれる関連ライブ
ラリを含めることが
できます。
128
第 9 章 読み込み、書き出し、およびプリント
4
データの書き出し方法を選択します。
• Numbers、Excel、またはテキストの場合は、[ すべての表形式の
フィールド ] または [ 表形式表示されているフィールドのみ ] を選択
します。
• テキストの場合は、[ コンマ区切り (.csv)]、[ セミコロン区切り
(.csv)]、または [ タブ区切り (.tab)] を選択します。
5
[ 次へ ...] をクリックし、ファイル名およびファイルの場所を指定します。
Bento では、ライブラリ、コレクション、またはスマートコレクションから
表形式のフィールドデータを指定した名前のファイルに書き出します。
検索または詳細検索から書き出す
レコードのサブセットを書き出す場合は、検索または詳細検索を使用して、ラ
イブラリまたはコレクション内のレコードのセットの範囲を狭めてから書き出
します。
レコードのサブセットから書き出すには :
1
検索または詳細検索を使用して、レコードのサブセットを作成します。
30 ページの「検索フィールドと詳細検索」を参照してください。
• 検索の場合は、検索文字列を入力すると、条件に適合するレコード
のセットが表示されます。
• [ 詳細検索 ] の場合は、[ 検索 ] をクリックして条件に適合するレ
コードのセットを表示します。
2
128 ページの「ライブラリ、コレクション、またはスマートコレクショ
ンから書き出す」のステップ 2 ∼ 5 の手順に従います。
Bento では、レコードのサブセットからの表形式のフィールドデータを、指
定した名前のファイルに書き出します。
その他の情報の書き出し方法
Bento では、情報をファイルに書き出す方法として、[ ファイル ] > [ 書き出す ...]
メニュー項目に加え、次のような方法を使用できます :
• Bento のライブラリパネルからデスクトップまたは [Finder] ウインドウ
の任意のフォルダにライブラリまたはコレクションアイコンをドラッ
グします。Bento では、ライブラリまたはコレクションのすべてのレ
コードからのフィールドデータを、ライブラリまたはコレクション名
に一致する名前と [ 環境設定 ...] ダイアログの現在の [ 書き出す形式 ] 設
定に一致するファイル形式を持つファイルに書き出します。
第 9 章 読み込み、書き出し、およびプリント
129
Finder にドラッグし
て書き出すファイ
ルについては、
ファイル形式を選
択します。
特定のフィールドタイプの書き出しに関する考慮事項
次の情報は書き出すことができません :
• アドレスリストフィールド、電話番号リストフィールド、メールアド
レスリストフィールド、URL リストフィールド、IM アカウントリスト
フィールド、またはメッセージリストフィールドの内容。ただし、表
形式に表示されている個別のアドレス、電話番号、メール、URL、また
は IM アカウントフィールドのデータは書き出すことができます。
• ロックされている暗号化フィールドの内容。
• 関連データフィールドに表示されている情報。
• ファイルリストフィールドのファイルエイリアス。
• メディアフィールドに追加したムービーおよびサウンドファイル。画像
を書き出すには、112 ページの「画像を書き出す」を参照してください。
情報をプリントする
ライブラリ、コレクション、または検索および詳細検索の結果からの情報をプ
リントできます。
130
第 9 章 読み込み、書き出し、およびプリント
ライブラリおよびコレクションからプリントする
ライブラリまたはコレクションのレコードをプリントすると、選択した形式に
より、出力される外観が変わります。分割形式では、プリントするときのカー
ソルの場所により、出力される外観が変わります。
ライブラリまたはコレクションからレコードをプリントするには :
1
プリントする情報が含まれているライブラリまたはコレクションを選
択します。
2
プリントするフィールドを含むフォーム形式または表形式を選択します。
3
[ ファイル ] > [ プリント ...] を選択します。
4
出力される内容についてのオプションを指定します。
• [ 選択したレコードのみ ] を選択し、現在表示されているレコード
のみをプリント ( フォーム形式 ) するか、または選択したすべての
レコードをプリント ( 表形式 ) します。
• [ 表示した全レコード ] を選択すると、現在表示されているライブ
ラリまたはコレクションのすべてのレコードがプリントされます。
• [ 背景をプリントしない ] を選択すると、フォーム形式の背景や、
表形式の行の色などが付かない状態でプリントされます。このオプ
ションは、背景色なしの白黒でプリントされ、インクを節約できま
す。
• 表形式データをプリントする場合は、[ 幅に合わせる ] を選択し、
列および行を 1 ページに合うようにサイズ変更します。
• フォーム形式のデータをプリントする場合は、[ ページごとに 1 レ
コードを印刷 ] を選択し、1 ページあたり 1 つのレコードをプリン
トします。
• フォーム形式のデータをプリントする場合は、[ フォームのみ (
データなし )] を選択し、空白のフォームをプリントします。
• 追加オプションを選択すると、タイトルバナー、ページ番号、日
付、および時刻を含めることができます。
第 9 章 読み込み、書き出し、およびプリント
131
検索または詳細検索からプリントする
レコードのサブセットをプリントする場合は、検索または詳細検索を使用して、
ライブラリまたはコレクション内のレコードのセットの範囲を狭めてからプリ
ントします。
レコードのサブセットからプリントするには :
1
検索または詳細検索を使用して、レコードのサブセットを作成します。
30 ページの「検索フィールドと詳細検索」を参照してください。
• 検索の場合は、検索文字列を入力すると、条件に適合するレコード
のセットが表示されます。
• [ 詳細検索 ] の場合は、[ 検索 ] をクリックして条件に適合するレ
コードのセットを表示します。
2
[ ファイル ] > [ プリント ...] を選択します。
3
プリントするサブセットのレコードを指定します。
• [ 選択したレコードのみ ] を選択し、現在表示されているレコード
のみをプリント ( フォーム形式 ) するか、または選択したすべての
レコードをプリント ( 表形式 ) します。
• [ 表示した全レコード ] を選択すると、現在のサブセットのすべて
のレコードがプリントされます。
郵送ラベルを印刷する
Bento アドレスブックライブラリを使用する場合は、自分の連絡先レコードに
より、アドレスブックアプリケーションのデータが更新されます。
住所ラベルをプリントするには :
1
アドレスブックアプリケーションを開きます。
2
アドレスブックアプリケーションで、[ すべて ] または [ グループ ] 列の
グループを選択するか、プリントする特定の連絡先を選択します。
コマンドキーまたは Shift キーを押したままクリックすると、複数の連絡先
を選択できます。
3
[ ファイル ] > [ プリント ...] を選択します。
4
[ スタイル ] ポップアップメニューから [ 宛名ラベル ] を選択し、プリン
トオプションを設定します。
• [ レイアウト ] タブ : [ ページ ] ポップアップメニューからラベルのタ
イプを選択します。[ カスタムを定義 ...] を選択してページマージン
やラベルの間隔を設定し、1 ページに印刷するラベル数を指定します。
132
第 9 章 読み込み、書き出し、およびプリント
• [ ラベル ] タブ : [ 住所 ] ポップアップメニューから、使用する住所を
選択します。[ プリント順序 ] ポップアップメニューを使用して、
ラベルをプリントする順序を選択します。イメージ設定ボタンをク
リックし、ラベルに小さなグラフィックを追加します。フォント設
定ボタンをクリックし、フォントを変更します。
詳細については、アドレスブックヘルプを参照してください。
第 9 章 読み込み、書き出し、およびプリント
133
134
第 9 章 読み込み、書き出し、およびプリント
情報をバックアップおよび復元
する
10
この章では、Bento データのバックアップコピーの作成
方法について説明します。不注意な変更を行ってしまっ
た場合に元の情報を復元したり、ハードドライブ障害な
どの問題が発生してデータを復元する場合には、バック
アップコピーを使用します。
Bento バックアップファイルには、バックアップコマンド実行時の Bento のデー
タが含まれています。バックアップコマンドは、単にバックアップファイルの
名前と場所を指定するだけで、とても簡単に使用できます。また、データを復
元するバックアップファイルを選択すると、復元も簡単に実行できます。
定期的にデータをバックアップすることは、さまざまなリスクを回避する上で
優れた方法となるため、Bento では、データを定期的にバックアップするため
のオプションのリマインダーを提供しています。
メモ バックアップおよび復元機能は、Bento のすべてのデータに適用されます。
個別のライブラリやコレクションのデータを保存する場合は、127 ページの「情
報を Bento から書き出す」に記載されている書き出し機能を使用してください。
また、Bento データのバックアップおよび復元には、Time Machine と呼ばれる
Mac OS X アプリケーションテクノロジーを使用することもできます。
ヒント バックアップファイルのコピーを保存するには、外部ハードディスクや
CD など、別の場所に保存します。
135
Bento バックアップファイルについて
Bento バックアップファイルを作成する場合は、Bento にあるデータのコピーを
作成します。バックアップファイルには、バックアップコマンド実行時のライ
ブラリおよびコレクションのデータが含まれています。
重要 Bento バックアップファイルには、アドレスブック、iCal および iPhoto ア
プリケーションのデータは含まれていません。Bento データをバックするとき
に、アドレスブック、iCal および iPhoto データもバックアップしてください。
• アドレスブックアプリケーションのデータのバックアップを作成する
には、アドレスブックアプリケーションのアーカイブ機能を使用しま
す。
• iCal アプリケーションのデータのバックアップを作成するには、iCal ア
プリケーションのバックアップ機能を使用します。
• iPhoto アプリケーションのデータのバックアップを作成するには、Time
Machine 機能を使用します。
ただし、アドレスブックライブラリ、iCal イベントライブラリ、iCal タスクライ
ブラリ、または iPhoto ライブラリのレコードにフィールドを追加する場合は、
これらの追加フィールドのデータは Bento バックアップファイルに含まれます。
フィールドタイプはどのようにバックアップされるか
ファイルリストフィールド、メディアフィールド、または関連データフィール
ドをバックアップする場合は、次の項目を考慮してください。
対象
Bento でバックアップされる内容
ファイルリス
トフィールド
リストされているファイル名および場所。ただし、ファイルの内容はバック
アップされません。
メディア
フィールド
フィールドの内容 ( ほとんどのメディアフィールドの場合 )。これは、Bento で
は、メディアファイルのコピーが格納されるためです。
ただし、メディアファイルを bento.bentodb にコピーする代わりにメディア
ファイルに対するエイリアスを使用する場合、Bento では、メディアフィール
ドに追加されたファイルのファイル名および場所がバックアップされますが、
ファイルの内容はバックアップされません。これらのメディアファイルは、
Finder 上でバックアップする必要があります。
関連データ
フィールド
関連データフィールドに表示されるデータ。これらのフィールドにはライブラ
リとコレクションからのデータが表示されるためです。
ただし、Bento では、アドレスブック、iCal イベント、iCal タスク、および
iPhoto ライブラリのデータはバックアップされません。これらのライブラリを
参照する関連レコードリストを使用している場合は、データは、アドレスブッ
クおよび iCal アプリケーションで利用できる内容によります。
136
第 10 章 情報をバックアップおよび復元する
バックアップリマインダーを使用する
デフォルトでは、Bento により、バックアップファイルを作成するように週に 1
度リマインダーが提供されます。
バックアップリマインダーダイアログから Bento バックアップファイルを作成
するには :
1
[ バックアップ ...] をクリックします。
2
表示されるダイアログで、デフォルトの名前または場所を使用するか、
またはバックアップファイル用の名前と場所を入力します。
バックアップリマインダーを変更する
バックアップリマインダーのデフォルトの頻度を変更したり、バックアップリ
マインダーをオフにできます。
バックアップリマインダーをオンにする、またはリマインダーの頻度を変更す
るには :
1
[Bento] > [ 環境設定 ...] を選択します。
2
[ バックアップのリマインダーを表示 ] を選択し、データのバックアッ
プを促すリマインダーを表示する頻度を設定します。データバック
アップを促すリマインダーは、週ごとまたは 1 ヶ月ごとに表示させるこ
とができます。
バックアップリマインダーをオフにするには :
1
[Bento] > [ 環境設定 ...] を選択します。
2
[ バックアップのリマインダーを表示 ] を選択解除します。
第 10 章 情報をバックアップおよび復元する
137
バックアップファイルを作成する
Bento バックアップファイルを作成する場合は、Bento にあるデータのコピーを
作成します。データの読み込み、ライブラリの削除、またはフォームを大幅に
変更するなどの大規模な変更を行う前に、Bento データをバックアップするこ
とがさまざまなリスクを回避する上で優れた方法です。
バックアップファイルを作成するには :
1
[ ファイル ] > [Bento データをバックアップ ...] を選択します。
2
デフォルトの名前と場所を使用するか、またはバックアップファイル
用の名前と場所を入力します。
3
[ 保存 ] をクリックします。
4
( オプション ) Bento でアドレスブック、iCal および iPhoto アプリケー
ションのデータを表示する場合は、次に、これらのアプリケーション
でバックアップを行ってください。Bento バックアップファイルには、
これらのアプリケーションのデータは含まれません。
バックアップファイルから復元する
Bento バックアップファイルからデータを復元すると、Bento にあるデータが
Bento バックアップファイルの内容に置き換えられます。バックアップファイ
ル作成後に Bento で行った追加の作業は失われます。削除したレコードは復元
されます。
バックアップファイルからデータを復元するには :
138
1
( オプション ) Bento でアドレスブック、iCal および iPhoto アプリケー
ションのデータを表示する場合は、最初に、これらのアプリケーショ
ンのアーカイブ ( アドレスブック ) またはバックアップ (iCal)、または
Time Machine (iPhoto) ファイルからデータを復元してください。Bento
バックアップファイルには、これらのアプリケーションのデータは含
まれません。
2
[ ファイル ] > [Bento のバックアップから復元 ...] を選択し、バックアッ
プファイルの場所を確認します。
3
[ 開く ] をクリックします。
第 10 章 情報をバックアップおよび復元する
4
Bento に確認のダイアログが表示されたら、[ 続行 ...] をクリックします。
Bento により、Bento バックアップファイルの内容がロードされます。
Bento で Time Machine を使用する
Time Machine は、コンピュータのバックアップ (Bento データを含む ) を定期的
に実行する Mac OS X アプリケーションです。Time Machine を使用して特定の日
時に実行したバックアップから Bento データを復元できます。
データを Time Machine バックアップから復元すると、Bento にあるすべての
データがバックアップファイルの内容に置き換えられます。
Time Machine オプションを設定するには :
1
アップルメニューから、[ システム環境設定 ...] を選択し、[Time
Machine] をクリックします。
2
Time Machine 環境設定で、スイッチを [ 入 ] までスライドし、バック
アップディスクを選択します。
3
ユーザのライブラリフォルダが Time Machine によりバックアップされ
ていることを検証します。( デフォルトでは、Time Machine では、ハー
ドドライブ全体がバックアップされます。
Time Machine を使用して Bento データを復元するには :
1
Bento を終了します。
2
( オプション ) Bento でアドレスブックおよび iCal アプリケーションの
データを表示する場合は、最初に、これらのアプリケーションのバッ
クアップからデータを復元します。Bento バックアップファイルには、
これらのアプリケーションのデータは含まれません。
3
Finder ウインドウからユーザの Bento のライブラリフォルダを開きます :
ライブラリ /Application Support/Bento/
4
Dock またはアプリケーションフォルダから Time Machine を開きます。
5
画面の右側にある矢印またはタイムラインを使用して、Time Machine
により作成されたすべてのバックアップを参照します。
6
復元するデータの日付が見つかったら、ファイル bento.bentodb を選択
し、[ 復元 ] をクリックします。
7
確認ダイアログで [ 置き換え ] をクリックします。
第 10 章 情報をバックアップおよび復元する
139
復元された bento.bentodb ファイルがライブラリ /Application Support/
Bento/ にコピーされます。この場合、Bento にあるデータがすべて置き換え
られます。
8
140
Bento を開きます。Bento では、bento.bentodb ファイルの内容がロード
されます。
第 10 章 情報をバックアップおよび復元する
Bento を Bento for iPhone and
iPod touch で使用する
11
この章では、Bento を Bento for iPhone と同期する方法に
ついて説明します。
Bento for iPhone は、パーソナルデータベースアプリケーションで、iPhone また
は iPod touch にライブラリ、コレクション、レコードおよびフィールドを作成
できます。
必要条件 :
• Bento 3
• Bento for iPhone
Bento と Bento for iPhone の間で情報を同期する
同期すると、コンピュータとデバイスとの間で情報を共有できます。たとえば、
Bento for iPhone のライブラリに情報を追加すると、コンピュータの Bento にも
情報が追加されるように同期することができます。
Bento for iPhone を Bento に接続する
両方のアプリケーションを開いてコンピュータ間ネットワークなど同じ Wi-Fi
ネットワークに接続すると、Bento for iPhone と Bento を同期できます。ネット
ワークについての情報は、Mac OS X ヘルプを参照してください。
メモ iPhone でコンピュータ間ネットワークを使用している場合は、同期する前
に機内モードをオンにする必要があります。iPhone 設定で、機内モードをオン
にしてから、Wi-Fi をオンにして、コンピュータ間ネットワークを選択してくだ
さい。
141
両方のアプリケーションを同じ Wi-Fi ネットワークに接続するには :
1
デバイスのホーム画面で、[ 設定 ] をタップし、Wi-Fi ネットワークを選
択します。
2
Mac で、アップルメニューから、[ システム環境設定 ...] > [ ネットワーク ]
を選択します。
3
ネットワークパネルの左側で、[AirMac] をクリックします。
4
ネットワーク名は、Bento for iPhone の接続に選択したものと同じ Wi-Fi
ネットワークを選択します。
5
[AirMac を入にする ] を選択します。
6
[ 適用 ] をクリックして、ネットワークパネルを閉じます。
最初の同期
Bento for iPhone と Bento を同じ Wi-Fi ネットワークに接続すると、アプリケー
ションを同期できます。
同期する前に、Bento のデータをバックアップします。詳細については、135
ページの第 10 章「情報をバックアップおよび復元する」を参照してください。
最初に同期するには :
1
Bento for iPhone を起動して、
をタップします。
2
同期画面で、[Set up sync with computer] をタップします。
3
4 桁のパスコードが表示されます。
メモ デバイスが Wi-Fi ネットワークに接続されていない場合は、アラート
が表示されます。Wi-Fi ネットワークに接続するには、141 ページの「Bento
for iPhone を Bento に接続する」を参照してください。
4
Bento を起動し、[ ファイル ] > [ デバイスと同期の設定 ...] を選択します。
5
デバイスを選択して、[ 続行 ] をクリックします。
6
接続パネルで、パスコードを入力します。
7
成功パネルで [ 完了 ] をクリックします。
メモ iPhone でコンピュータ間ネットワークを使用して同期した場合は、機
内モードをオフにして通常のネットワーク設定を復元していることを確認
してください。
142
第 11 章 Bento を Bento for iPhone and iPod touch で使用する
同期する
最初に同期した後は、どちらのアプリケーションでもデータを追加、編集また
は削除してから、アプリケーションを同期できます。同期すると、変更は両方
のアプリケーションに表示されます。
両方のアプリケーションを開いて同じ Wi-Fi ネットワークに接続すると、Bento
for iPhone と Bento を同期できます。詳細については、141 ページの「Bento for
iPhone を Bento に接続する」を参照してください。
メモ iPhone でコンピュータ間ネットワークを使用している場合は、同期する前
に機内モードをオンにする必要があります。iPhone 設定で、機内モードをオン
にしてから、Wi-Fi をオンにして、コンピュータ間ネットワークを選択してくだ
さい。
アプリケーションを同期するには :
1
Bento for iPhone で
をタップします。
2
( オプション ) Bento では、ライブラリパネルのデバイスセクションで、
デバイスを選択してから、同期するライブラリを選択します。
メモ デフォルトでは、すべてのライブラリが同期されます。iCal イベント、
iCal タスク、および iPhoto ライブラリは、Bento for iPhone ではサポートさ
れていません。
3
Bento for iPhone を起動して、[Sync Now] をタップします。
メモ iPhone でコンピュータ間ネットワークを使用して同期した場合は、機
内モードをオフにして通常のネットワーク設定を復元していることを確認
してください。
同期のトラブルシューティング
このセクションでは、Bento と Bento for iPhone の間の情報の同期に伴ういくつ
かの一般的な問題について説明します。iPhone または iPod touch との同期の詳
細については、iPhone のユーザーズガイド、iPod touch のユーザーズガイド、
または Apple のサポート Web サイトを参照してください。
• 複数のデバイスを Bento と同期できますか ?
いいえ。Bento と同期できるデバイスは 1 台だけです。2 台目のデバイスと
Bento を同期すると、最初のデバイスの接続が解除されます。データ損失を
防止するには、複数のデバイスとの接続は避けてください。
• 複数の Bento デスクトップをデバイスと同期できますか ?
いいえ。Bento デスクトップと同期できるデバイスは 1 台だけです。2 つ目
の Bento デスクトップをデバイスと同期すると、最初のデスクトップの接
第 11 章 Bento を Bento for iPhone and iPod touch で使用する
143
続が解除されます。データ損失を防止するには、複数のデスクトップとの
接続は避けてください。
• すべてのファイルと同期できなかったのはなぜですか ?
10 メガバイトを超えるファイルや、デバイスで開いたり再生できないファ
イルは同期されません。
• 同期中に Bento for iPhone が中断されるとどうなりますか ?
同期中に Bento for iPhone が中断された場合 ( 電話がかかってきたり、電源
障害の場合など ) は、同期を再起動する必要があります。
• 同期する場合、1 つのアプリケーションのデータが別のアプリケーショ
ンのデータと不一致だとどうなりますか ?
データの不一致があると、Bento for iPhone によって、Bento のデータが上書
きされます。たとえば、John Smith の電話番号が両方のアプリケーション
に保存されているとします。Bento の電話番号を 555-1010 に、Bento for
iPhone の電話番号を 555-9090 に変更します。同期すると、デバイスの電話
番号で、コンピュータの電話番号が上書きされます。
• Bento for iPhone に iCal イベントや iCal タスクライブラリが表示されない
のはなぜですか ?
iCal イベントと iCal タスクライブラリは、Bento for iPhone ではサポートされ
ていません。
144
第 11 章 Bento を Bento for iPhone and iPod touch で使用する
キーボードショートカット
A
このセクションでは、キーボードショートカットのリ
ファレンスを提供します。
キーボードおよびマウスを使用すると、Bento でのさまざまなタスクを迅速に
完了できます。共通メニューコマンドのショートカットを探すには、メニュー
内で確認してください ( または、ここに記載されているメニューショートカッ
トを参照してください )。操作を完了するには、提示されている順序に従って
ショートカットキーを押します。
メモ 表形式およびフォーム形式のすべてのフィールドで Tab および Shift + Tab
操作を行うには、フルキーボードアクセスを [ すべてのコントロール ] に設定す
る必要があります。
フルキーボードアクセスを [ すべてのコントロール ] に設定するには :
1
[ システム環境設定 ] を開きます ( アップルメニューから [ システム環境
設定 ...] を選択 )。
2
[ キーボードとマウス ] 環境設定を開きます。
3
[ キーボードショートカット ] タブをクリックします。
4
フルキーボードアクセスの下で、[ すべてのコントロール ] を選択します。
操作
ショートカット
フォーム形式を使用して作業する
フォームツールを表示または隠
す
Option + コマンド + C
次のフィールドに移動
Tab
前のフィールドに移動
Shift + Tab
フォームの名称変更
フォーム名をダブルクリック
複数フィールドを選択
最初のフィールドの外側をクリックし、選択するその他の
フィールドまで選択領域をドラッグする。
145
操作
ショートカット
フィールド選択を拡張
フィールドが選択されたら、Shift キーまたはコマンドキーを
押しながらクリックして、選択したフィールドのセットで項
目を追加または削除する。
すべてのフィールドを選択
コマンド + A
すべてのフィールドを選択解除
Shift + コマンド + A
1 つのセルが選択されている場合
の表形式を使用した作業
値の編集
Option + Return
保存して次のセルに移動
Return
テキストフィールドに改行を追
加
コマンド + Return
上のセルに移動
上矢印
下のセルに移動
下矢印
次のフィールドに移動
Tab
前のフィールドに移動
Shift + Tab
1 つ以上のセルが選択されてい
る場合の表形式を使用した作業
選択を上に拡張
Shift + 上矢印
選択を下に拡張
Shift + 下矢印
レコードが選択されている場合
の表形式を使用した作業
レコードを選択
行番号をクリックします。レコード全体が選択されます。
複数レコードを選択
レコードを 1 つ選択し、次に、Shift を押しながら別のレコー
ドをクリックして、その間のすべてのレコードを選択。
レコード選択を拡張
レコードを選択した状態でコマンドキーを押しながらレコー
ドをクリックすると、選択されていない場合はレコードが選
択に追加されます。選択されている場合はレコードが選択から
取り除かれます。
上のレコードに移動
上矢印
下のレコードに移動
下矢印
レコードを使用した作業
146
レコードの追加
コマンド + N
レコードの複製
Shift + コマンド + D
付録 A
操作
ショートカット
レコード ( ライブラリ ) を削除す
る
コマンド + Delete
レコード ( コレクション ) を取り
除く
次のレコードに移動
コマンド + 右カッコ (])
前のレコードに移動
コマンド + 左カッコ ([)
最初のレコードに移動
Option + コマンド + 左カッコ ([)
最後のレコードに移動
Option + コマンド + 右カッコ (])
テキストおよびオブジェクトを
使用した作業
編集するフィールド内のすべて
のテキストを選択
コマンド + A
編集するフィールド内のすべて
のテキストを選択解除
Shift + コマンド + A
カット
コマンド + X
コピー
コマンド + C
ペースト
コマンド + V
複製
コマンド + D
Delete
Delete
スペルチェック
コマンド + セミコロン (;)
スペルウインドウを表示
コマンド + コロン (:)
特殊文字ウインドウを表示
Option + コマンド + T
一般
テンプレートからライブラリを
作成 ([ 新規ライブラリ ] ダイア
ログを開く )
コマンド + L
コレクションを作成
Shift + コマンド + N
スマートコレクションを作成
Option + コマンド + N
フィールドを追加
Control + N
詳細検索を表示または隠す
コマンド + F
選択した項目のクイックルック
コマンド + Y
表形式で、選択した 1 件以上の
メールアドレスにメールを送信
Shift + コマンド + M
検索フィールドを使用
Option + コマンド + F
表形式の表示
コマンド + 1
グリッド形式の表示
コマンド + 2
付録 A
147
操作
ショートカット
分割形式の表示 ( 表 / フォーム、 コマンド + 3
またはグリッド / フォーム )
148
フォーム形式の表示 ( 次の
フォームに移動するには、
ショートカットを繰り返す )
コマンド + 4
ライブラリおよびフィールドパ
ネルを表示または隠す
コマンド + 5
メインウインドウの次の領域に
移動
Control + Option + 右矢印
メインウインドウの前の領域に
移動
Control + Option + 左矢印
集計行を表示 / 隠す
コマンド + 6
ファイルの読み込み
Shift + コマンド + I
現在のライブラリまたはコレク
ションの書き出し
Shift + コマンド + E
現在の表示にある現在のライブ
ラリまたはコレクションをプリ
ント
コマンド + P
最後の操作の取り消し
コマンド + Z
最後に取り消した操作のやり直
し
Shift + コマンド + Z
ウインドウを開く
コマンド + 0 ( ゼロ )
ウインドウを閉じる
コマンド + W
ウインドウをしまう
コマンド + M
環境設定を表示
コマンド + コンマ (,)
Bento をロック
Shift + コマンド + L
Bento ヘルプを表示
コマンド + クエスチョンマーク (?)
Bento を隠す
コマンド + H
その他のウインドウを隠す
Option + コマンド + H
Bento を終了
コマンド + Q
付録 A
前のバージョンの Bento に復帰
する
B
このセクションでは、Bento 3 をインストールした Bento
1 および Bento 2 ユーザが前のバージョンに戻す場合の手
順について説明します。
Bento 3 から Bento 1 または Bento 2 に復帰する
Bento 1 をインストールしている場合、Bento 3 では Bento 1 データベースファイ
ルを使用して、新しいデータベースファイルを作成し古い Bento 1 データベース
は、bentoUpgradeBackup.bentodb に名称変更され、Bento 3 データベースに
bento.bentodb という名前が付けられます。
Bento 2 をインストールしている場合、Bento 3 では Bento 2 データベースファイ
ルを使用して、新しいデータベースファイルを作成し古い Bento 2 データベース
は、bentoUpgradeBackup.bentodb に名称変更され、Bento 3 データベースに
bento.bentodb という名前が付けられます。
Bento 3 で作成したデータを Bento の前のバージョンで使用する場合は、データ
ベースを復帰する前に、Bento 3 のレコードを CSV 形式で書き出します。詳細に
ついては、127 ページの「情報を Bento から書き出す」を参照してください。
149
Bento 3 から Bento 1 または Bento 2 に復帰するには :
1
[Bento] > [Bento を終了 ] を選択します。
2
Finder で [ 移動 ] > [ ホーム ] を選択します。
3 「ライブラリ」フォルダ、「Application Support」フォルダ、「Bento」
フォルダの順に開きます。
現在の Bento 3 データベースファイル (bento.bentodb) および Bento データ
ベースバックアップファイル (bentoUpgradeBackup.bentodb) が表示されます。
4
150
bento.bentodb (Bento 3) ファイルをゴミ箱にドラッグします。
付録 B
5
bentoUpgradeBackup.bentodb ファイルの名前を bento.bentodb に変更し
ます。
6
フォルダの表示はこのようになります (bentoUpgradeBackup.bentodb が
bento.bentodb によって置き換えられています )。
7
Bento 1 または Bento 2 アプリケーションを検索して起動します。
Bento 1 または Bento 2 アプリケーションを Bento 3 試用版で上書きした場合
は、Bento サポート Web サイトから別のコピーをダウンロードできます。
付録 B
151
8
データは、Bento 3 起動前と同じように Bento 1 または Bento 2 に表示さ
れます。
9
Bento 3 アプリケーションをゴミ箱にドラッグします。
または、再度使用する場合に備えて、アプリケーションの名前を変更しま
す ( そして別のフォルダに保存してください )。
152
付録 B
索引
A
J
AppleWorks から書き出す 118
JPEG 109
B
M
bento.bentodb 110, 139
Bento for iPhone、Bento と同期する 141
bentoUpgradeBackup.bentodb 149
Bento テンプレート交換 18
Bento の前のバージョンに復帰する 150
Bento フォーラム 18
Bento を Bento for iPhone と同期する 141, 143
Mac OS X Mail 項目 97
MP3 ファイル 109
C
QuickTime 109
ClarisWorks から書き出す 118
CSV ファイル 12
説明 117
T
I
iCal アプリケーション 9, 24
データを表示する 45
iCal イベントライブラリ 9
iCal アプリケーションでアップデートされ
たフィールド 52
説明 24, 35, 50, 54
iCal タスクライブラリ
iCal アプリケーションに表示されるフィー
ルド 52
説明 24, 35, 50, 54
iCal ライブラリ、隠す 46
IM アカウントフィールド 93
iPhone 141
iPhoto アプリケーション 10, 24
データを表示する 45
iPhoto ライブラリ 10
隠す 47
説明 35
iPod touch 141
iSight カメラ 110
iTunes
ファイルをメディアフィールドに追加す
る 110
プレイリスト 59
P
PDF ファイル 96
Q
TAB ファイル、説明 117
Time Machine 135, 139
TSV ファイル、説明 117
U
URL フィールド 93
W
Wi-Fi ネットワーク 141, 142
あ
アドレスフィールド 93
アドレスブックアプリケーション 8, 24
アドレスブックグループ 48
データを表示する 45
アドレスブックライブラリ 8
アドレスブックアプリケーションでアップ
デートされたフィールド 49
隠す 46
説明 24, 35, 47
い
イベント
iCal アプリケーション 45
表示する 50, 54
イメージボックス 74
153
お
す
オブジェクト
イメージボックス 74
サイズを変更する 71
テキストボックス 73
フォーム上で移動する 70
フォーム上で選択する 70
スプレッドシートから読み込む 118
スペーサ 75
スマートグループ 48
スマートコレクション 48
作成する 62
説明 25, 61
か
た
カウント関数 86
カレンダー
照会した 51
表示する 50, 54
タスク
iCal アプリケーション 45
表示する 50, 54
タブ区切りファイル、説明 117
き
ち
キーボードショートカット 145
チェックボックスフィールド 92
チュートリアル 18
く
クイックルック 107
クイックルックでファイルをプレビューす
る 107
グリッド形式、説明 28, 87
グリッド項目
デフォルトのフォームを設定する 90
デフォルトのメディアフィールドを設定す
る 89
ラベルを追加する 89
説明 87
表示サイズを変更する 89
表示する 88
グループ、アドレスブック
および Bento コレクション 48
コレクション 13
およびアドレスブックグループ 48
コレクションに読み込む 122
さまざまなコレクションでレコードを関連
付ける 98
フィールドの表示場所 33
ライブラリパネルに追加する 24
異なるデータを表示する 66
作成する 60
削除する 61
説明 25, 59
コレクションからレコードを取り除く 61
コンピュータ間ネットワーク 141, 142
コンマ区切りファイル 12
説明 117
データソース、関連レコードに指定する 100
データベース
共有されているデータベースを検索す
る 41
共有する 39
共有をオフにする 41
共有を解除する 40
読み込む 118
データベースの共有
オフにする 41
データベースパスワード 112
「共有パスワード」も参照
データベースを共有する 39
検索する 41
データを復元する 138
テーマ
フォーム用に変更する 71
説明 28
テーマセレクタ 72
テキストフィールド 92
テキストボックス 73
テキスト、サイズを変更する 72
テクニカルサポート 19
デバイスを組み合わせる 141
デバイス、同期する 141
テンプレート 11
ライブラリを作成する 37
空白のテンプレート 37
説明 25
テンプレート交換 18
さ
と
サウンドファイル 111
トラブルシューティング
Bento を Bento for iPhone と同期する 143
iCal アップデート 53, 55
こ
154
て
索引
iPhoto アップデート 55
アドレスブックアップデート 49
な
ナビゲーションバー 29
は
パスコード 142
パスワード
データベースおよび暗号化フィールド
用 112
共有されているデータベース用 41
バックアップから復元する 138
バックアップする
リマインダーをオフにする 137
説明 135
ふ
ファイルまたはフォルダへのエイリアス 97
ファイルリストフィールド 92
ファイルリストフィールドからファイルを
開く 106
作成する 96
ファイル、またはフォルダへのエイリアス 96,
110
フィールド
iCal から表示された 52
IM アカウント 93
URL 93
アドレス 93
アドレスブックから表示 49
サイズを変更する 71
シェーディングを追加する 73
チェックボックス 92
データを計算する 95
テキスト 92
ファイルリスト 92
フィールドからデータを削除する 104
フィールドパネルでロックされたフィール
ド 103
フォームから削除する 71
フォームに追加する 69
フォーム形式 91
フォーム上で整列する 73
メールアドレス 93
メッセージリスト 92, 97
メディア 92, 109
リストフィールド 93
レート 93
ロックする 114
暗号化 42, 93, 112
異なるフォーム形式 65
移動する 70
簡易リスト 92, 107
関連データ 92
索引
共有する 42
継続時間 93
計算 93
現在のライブラリ 33
作成する 94, 103
時刻 92
自動カウンタ 93
自動的に入力する 85
数字 92
説明 91
選択 92
選択する 70
通貨 93
電話番号 93
日付 92
表形式 77, 91
複製する 103
保護する 112
フィールドタイプ
書き出し 130
説明 92
選択する 95
読み込み 125
変更する 104
フィールドタイプを変更する 104
フィールドパネル 22
隠す 23, 84
使用して列を表示または隠す 83
説明 33, 102
フィールドパネルでロックされたフィール
ド 103
フィールドラベル 65
テキストのサイズを変更する 72
移動する 72
フィールドをマッピングする 124
フィールドを自動的に入力する 85
フィールド名 95
フィールドパネルで変更する 103
読み込み中に設定する 121
表形式で変更する 82
フォーム
オブジェクトを追加する 73, 74
カスタマイズ 70
グリッド形式のサムネール 87
テーマを変更する 71
フィールドを追加する 69
メディアファイルを追加する 110
作成する 68
削除する 69
複製する 69
名称を変更する 69
列区切り線を追加する 75
列幅を変更する 72
フォームのカスタマイズ 70
フォームの色、変更する 71
フォーム形式
155
説明 28, 36, 65
フォーム上のフィールドを整列する 73
フォーラム 18
フォルダ、ライブラリ 42, 89
フォントサイズ
表形式で変更する 72, 78
プリントする 130
選択したレコード 132
ほ
ホームダイアログ 21
ボタン 29
む
ムービー 111
め
メール
フォーム形式で送信する 105
表形式で送信する 105
メールアドレスフィールド 93
メールを送信する
フォーム形式で 105
表形式で 105
メッセージリストフィールド 92, 97
メディアファイル
削除する 112
追加する 110
メディアフィールド 92, 109
ら
ライブラリ 12
アイコンを変更する 39
グループ化する 42, 89
さまざまなライブラリのレコード 98
テンプレートを使用して作成する 37, 124
フィールドの表示場所 33
ライブラリパネルに追加する 23
異なるデータを表示する 66
既存のライブラリに読み込む 122
削除する 43
書き出す 127
説明 23, 35, 45
読み込みにより作成する 39, 120
ライブラリパネル
アイコンとテキストのサイズを変更す
る 24
隠す 23
説明 23
ライブラリフォルダ 42, 89
ライブラリをグループ化する 42, 89
ライブラリ用のアイコン 39
ラベル
フィールド 65, 72
郵送 132
156
索引
り
リストフィールド 93
リレーションシップ 15, 98
れ
レートフィールド 93
レコード
コレクションに追加する 60
ソートする 81
フィールドでデータを計算する 93
フォーム形式 65
メディアファイルを追加する 110
関連 98
削除する 42, 68, 81
取り除く 61
探す 30
追加する 66, 79, 122
表形式 77
表形式で選択する 78
表形式で編集する 67, 79
複製する 67, 80
レコードをコピーする 67, 80
レコードをソートする 81
レコードを探す 30
レコード領域 22
ろ
ロックする
Bento 113
フィールド 114
索引
157
Fly UP