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英語科文化語学研修

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英語科文化語学研修
平成 28 年 1 月 26 日(火)から 29 日(金)まで 3 泊 4 日の日程で英語科 2 年生 40 名が、福島県にある『パス
ポートのいらない英国―ブリティシュヒルズ』を訪れました。
朝 8 時 20 分に新大阪から東海道新幹線で東京へ向けて出発。途中、世界遺産である富士山も大きくきれいに
見えました。その後東京へは予定通りに到着、東北新幹線への乗り換えもスムーズにいきました。そこから電車
に揺られること約 1 時間 20 分で新白河駅に到着しました。荷物をバスに
積み込んで 1 時間弱、周囲の景色は次第に雪景色へと変わっていきまし
た。ブリティッシュ・ヒルズに到着すると外国人の先生方に出迎えてい
ただき、
『英語生活』が始まりました。まずはアンバサダーズ・ホールと
いう階段式講義室でのパスポート・コントロール(入国審査)につづき、
オリエンテーションが行われました。壁には歴代駐日英国大使の写真が
飾られ生徒達も少し緊張した様子でしたが、手続きが進むにつれすぐに
雰囲気に慣れたようでした。オリエンテーションが終わるとマナーハウ
スという本館建物内の案内をしていただきました。マナーハウスにある
レセプション前にはゲストを出迎える重厚なソファと暖炉があり、中央
の階段を上がると British Hills の紋章(Coat of arms)が描かれたステ
ンドグラスに自然光が差し込みとてもきれいでした。2 階部分には『キン
グズルーム』
『クイーンズルーム』そして『ライブラリー』があり、そこ
には高価な家具や調度品が置かれていました。
施設案内を終え、いよいよレッスンの開始です。レッスンはイギリス
文化に関連したものが多く、学校の授業とは違った角度から英語を学ぶ
事が出来ました。今回初めてのプログラムである『Let’s Have a Debate!
(ディベート)』や東京オリンピック関連で日本の「おもてなし」文化を
意識した『Volunteer English』、自分の考えをうまく相手に伝える方法
を学ぶ『Express Opinions』などの英語授業のほか、体育館で野球に似
た『Cricket(クリケット)』に挑戦したり、ビリヤードに似た『Snooker
(スヌーカー)』を楽しんだりしました。
『Snow shoeing』や『Cross Country Skiing』では野外に出て雪のブリ
ティッシュ・ヒルズを存分にたのしみました。また、ヒルズ・オリジナ
ルの謎解きゲーム、『Sherlock Holmes Murder Mystery(シャーロックホ
ームズ殺人事件)』ではブリティッシュ・ヒルズのあちらこちらに隠され
た謎を解き、グループで力を合わせて殺人犯を見つけるために競い合い
ました。
レッスンのみならず滞在中の食事においても英国文化を感じることができました。
『リフェクトリ―(大食堂)』
は、英国寄宿舎の食堂をイメージした場所で、高い吹き抜け天井と大きな梁、両側の壁面にかけられた各都市や
州の紋章が描かれた楯が印象的な建物です。英国式
パブにおいては『フィッシュ&チップス』のランチ
プレートもいただきました。ランチ、ディナー時に
は外国人講師も同席していただき、大変話がはずん
だ様子の生徒もいました。
最終日には、再びマナーハウスのアンバサダーズ・
ホールにて修了式が行われ、東高校英語科生は高い
評価を受けました。その後、先生方から一人一人に
修了書を渡して頂き、記念撮影を行いました。そし
て、講師の先生方やスタッフの方々に雪の中をお見
送りしていただき、私達は大阪へむけてブリティッ
シュ・ヒルズを後にしました。
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